JP2019199158A - ウォークインユニット - Google Patents

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JP2019199158A JP2018094363A JP2018094363A JP2019199158A JP 2019199158 A JP2019199158 A JP 2019199158A JP 2018094363 A JP2018094363 A JP 2018094363A JP 2018094363 A JP2018094363 A JP 2018094363A JP 2019199158 A JP2019199158 A JP 2019199158A
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貴裕 川原
Takahiro Kawahara
貴裕 川原
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【課題】組立の容易なウォークインユニットを提供する。【解決手段】少なくともシートバックフレーム3Aの回動に応じてヒンジピン51(第一軸部)回りに回動するケーブルブラケット20と、ヒンジピン51(第二軸部)回りに回動し、シートの前後方向の移動をロック可能なロック機構6のロック状態を解除するコントロールプレート30と、ヒンジピン51(第三軸部)回りに回動し、シートバックフレーム3Aがシートクッションフレーム2Aに対して最大限前方に倒れた全倒位置と着座位置との間のウォークイン位置に保つストッパブラケット40と、シートバックフレーム3Aに取り付け可能で、ヒンジピン51が固定されたベースフレーム10と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ウォークインユニットに関する。
特許文献1にウォークインシートが知られている。例えば、前列シートと後列シートと中列シートという三つの列のシートを有する車両には、後列シートへの乗降を容易にするために中列シートとしてウォークインシートが設置されることがある。
このウォークインシートのシートバックは、シートクッションに対して回動可能である。シートバックはシートクッションに対して、乗員が着座する着座位置と、スライドレールのロック機構をアンロックして前方への移動が可能となるウォークイン位置と、シートクッションの座面に重なるまで前傾した全倒位置とを切り替えることができる。
このようなシートバックの回動を可能とするために、特許文献1に記載のウォークインシートは、フレームを貫通する複数の回転軸部により支持されている。
特開2016−55854号公報
ところで、特許文献1に記載のウォークインシートは、複数の部品を直接フレームに取り付ける必要があり、組み立て性に改善の余地があった。
本発明は、組立の容易なウォークインユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のウォークインユニットは、
シートバックフレームとシートクッションフレームを有する車両用シートに取り付け可能で、前記車両用シートのウォークイン動作を実現するウォークインユニットであって、
少なくとも前記シートバックフレームの回動に応じて第一軸部回りに回動する第一部と、
第二軸部回りに回動し、前記シートクッションフレームの前後方向の移動をロック可能なロック機構のロック状態を解除する第二部と、
第三軸部回りに回動し、前記シートバックフレームが前記シートクッションフレームに対して最大限前方に倒れた全倒位置と着座位置との間のウォークイン位置に前記シートバックフレームを保つ第三部と、
前記シートバックフレームまたは前記シートクッションフレームに取り付け可能で、前記第一軸部と前記第二軸部と前記第三軸部が固定されたベースフレームと、を有する。
本発明によれば、組立の容易なウォークインユニットが提供される。
本発明の実施形態に係るウォークインユニットが組み込まれた車両用シートの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るウォークインユニットの分解斜視図である。 図4に示すウォークインユニットのA−A断面図である。 着座位置における車両用シートを示す図である。 車両用シートの動作を説明する図である。 車両用シートの動作を説明する図である。 車両用シートの動作を説明する図である。
以下、本発明に係るウォークインユニットの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るウォークインユニットが組み込まれた車両用シートの一例を示す側面図である。車両用シートは、車両の後ろの乗員の乗り降りがしやすいように構成されたシートであり、例えば、三列シート(前列シート、中列シート、後列シート)を有する車両の中列シートに用いられる。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用シート1は、着座者の臀部を支持するシートクッション2と、着座者の背部を支持するシートバック3と、を備えている。シートバック3は、シートクッション2に対して最大限前方に倒れた全倒位置P1と、乗員が着座可能な着座位置P2と、全倒位置P1と着座位置P2の間のウォークイン位置P3とに位置するように回動可能である。
また、車両用シート1は、図示せぬレールスライド機構を介して車両のフロアFに前後方向に移動可能に支持されている。このレールスライド機構には、ロック機構6が設けられている。ロック機構6は、車両用シート1のフロアFに対する前後方向の移動をロック可能である。シートバック3をウォークイン位置P3に回動させると、ロック機構6のロック状態が解除され、車両用シート1は前後方向へ移動可能となる。なお、ロック機構6は公知の装置を用いることができるため、詳細な説明は省略する。
シートクッション2は、シートクッションフレーム2Aを備えている。また、シートバック3は、シートバックフレーム3Aを備えている。シートバックフレーム3Aは、シートクッションフレーム2Aに対して全倒位置P1と、着座位置P2と、ウォークイン位置P3とに位置するように回動可能である。
シートバックフレーム3Aにはリクライニング機構4が設けられている。リクライニング機構4は、シートクッションフレーム2Aに対するシートバックフレーム3Aの回転角度を所定の角度範囲で維持する。リクライニング機構は、公知の装置を用いることができるため、詳細な説明は省略する。
シートクッションフレーム2Aには、ウォークインユニット5が取り付けられている。ウォークインユニット5は、シートバック3をウォークイン位置に倒した状態に維持しつつ、車両用シート1をフロアFに対して前後方向に移動可能にするように構成されたユニットである。
ウォークインユニット5は、第一ケーブル7を介して乗員が操作可能なウォークインレバー(図示省略)に接続されている。乗員がウォークインレバーを操作して第一ケーブル7を引っ張ると、ウォークインユニット5が動作する。ウォークインユニット5の動作については後述する。
また、ウォークインユニット5には、第二ケーブル8を介してロック機構6に接続されている。ウォークインユニット5が動作して第二ケーブル8を引っ張ると、ロック機構6によるレールスライド機構のロック状態を解除する。
図2は、ウォークインユニット5の分解斜視図である。図2に示すように、ウォークインユニット5は、ベースフレーム10と、ケーブルブラケット20(第一部の一例)と、コントロールプレート30(第二部の一例)と、ストッパブラケット40(第三部の一例)と、ヒンジピン51と、ストッパピン52を有している。
ベースフレーム10は、第一取付孔11と、第二取付孔12と、第三取付孔13と、規制部14を有している。ベースフレーム10は、第二取付孔12および第三取付孔13を介して、シートクッションフレーム2Aに形成されている取付孔101,102にウェルドボルト16,17によって取り付けられている(図4参照)。ベースフレーム10は、ウェルドボルト16,17により、シートクッションフレーム2Aに対して回動不能に取り付けられている。また、第一取付孔11にはヒンジピン51が挿通されている。
ケーブルブラケット20は、取付孔21と、突起部22を有している。ケーブルブラケット20は、ヒンジピン51(第一軸部の一例)により、ベースフレーム10に回動可能に取り付けられている。ヒンジピン51は、ケーブルブラケット20の取付孔21とベースフレーム10の第一取付孔11とに挿通されている。ケーブルブラケット20は、ベースフレーム10に対してヒンジピン51回りに回動可能である。
コントロールプレート30は、取付孔31と、嵌合孔32と、突起部33と、第一腕部34と、第二腕部35と、を有している。コントロールプレート30も、ヒンジピン51(第二軸部の一例)により、ベースフレーム10に回動可能に取り付けられている。ヒンジピン51は、コントロールプレート30の取付孔31に挿通されている。コントロールプレート30は、ベースフレーム10に対してケーブルブラケット20と共にヒンジピン51の回りに回動可能である。
コントロールプレート30の嵌合孔32にケーブルブラケット20の突起部22が嵌合されている。これにより、コントロールプレート30はベースフレーム10に対してケーブルブラケット20とともに回動する。
コントロールプレート30の第一腕部34には、第一ケーブル7(図1参照)の一端が接続される。コントロールプレート30の第二腕部35には、第二ケーブル8(図1参照)の一端が接続される。例えば乗員が第一ケーブル7を引くと、コントロールプレート30がヒンジピン51回りに回動する。すると、コントロールプレート30に接続された第二ケーブル8が引かれ、ロック機構6のロック状態を解除することができる。
ストッパブラケット40は、取付孔41と、嵌合孔42と、突起部43と、円弧状のビード44を有している。ストッパブラケット40も、ヒンジピン51(第三軸部の一例)により、ベースフレーム10に回動可能に取り付けられている。ヒンジピン51はストッパブラケット40の取付孔41に挿通されている。ストッパブラケット40は、ベースフレーム10に対してヒンジピン51回りに回動可能である。
ストッパブラケット40の嵌合孔42には、ストッパピン52が嵌合されている。ストッパピン52は、シートクッションフレーム2Aに形成されている円弧状の長孔103を貫通している。
ストッパブラケット40は、シートクッションフレーム2Aに対してヒンジピン51回りに回動可能である。このストッパブラケット40のシートクッションフレーム2Aに対する回動は、ストッパピン52と長孔103と後述する規制部14により拘束されている。ストッパピン52は、ストッパブラケット40の嵌合孔42に固定されている。長孔103はシートクッションフレーム2Aに円弧状に形成されている。ストッパピン52が長孔103を移動可能な範囲で、ストッパブラケット40はシートクッションフレーム2Aに対してヒンジピン51回りに回動可能である。
ストッパブラケット40は、ベースフレーム10に対してヒンジピン51回りに回動可能である。このストッパブラケット40のベースフレーム10に対する回動は、ストッパピン52と規制部14により規制されている。規制部14はベースフレーム10の外周縁に設けられている。ストッパピン52が規制部14に当接すると、規制部14はそれ以上のストッパブラケット40の図2における時計方向の回動を阻止する。
ストッパブラケット40は、ケーブルブラケット20およびコントロールプレート30に対してヒンジピン51回りに回動可能である。このストッパブラケット40のケーブルブラケット20およびコントロールプレート30に対する回動は、コントロールプレート30の突起部33によりなされる。コントロールプレート30が反時計方向に回動して突起部33がストッパブラケット40に当接すると、ストッパブラケット40はコントロールプレート30とともに反時計方向に回動する。なお詳しくは後述するが、図4に示した状態および図5に示した状態においては突起部33がストッパブラケット40に当接しておらず、図6に示した状態において突起部33がストッパブラケット40に当接し、図7に示した状態においてストッパブラケット40はコントロールプレート30とともに反時計方向に回動する。
ヒンジピン51には、トーションスプリング53が取り付けられている。トーションスプリング53は、一端がベースフレーム10に、他端がコントロールプレート30に取り付けられており、ケーブルブラケット20、コントロールプレート30、およびストッパブラケット40に、これらを着座位置P2(図4に示した状態)に復帰させようとする力を作用させている。
図3は図4ウォークインユニットのA−A断面図である。図3に示すように、ケーブルブラケット20、コントロールプレート30、およびストッパブラケット40は、共通のヒンジピン51によってベースフレーム10に支持されている。図3の左方から右方に向かって、ヒンジピン51の軸線方向に、ベースフレーム10、ケーブルブラケット20、コントロールプレート30、ストッパブラケット40がこの順に並んでいる。ストッパピン52も、このヒンジピン51の軸線方向に沿って設けられている。ストッパピン52はストッパブラケット40の嵌合孔42とシートクッションフレーム2Aの長孔103に挿通されている。
次に、図4〜図7を参照して、車両用シート1の動作を説明する。なお、図4〜図7においては部品の重なっている領域においても透視的に部品を描いている。
図4は、着座位置P2における車両用シート1を示す図である。図4において、シートクッション2(シートクッションフレーム2A)に対してシートバック3(シートバックフレーム3A)が着座位置P2に位置し、ロック機構6がロックされて車両用シート1はフロアに対して前後方向に移動不能である。
この状態ではトーションスプリング53(図2参照)の付勢力により、ケーブルブラケット20、コントロールプレート30、およびストッパブラケット40がヒンジピン51回りに時計方向に付勢されている。
この状態において、ストッパピン52は、ベースフレーム10の規制部14に当接している。つまり、ストッパピン52によって、ケーブルブラケット20、コントロールプレート30、およびストッパブラケット40のベースフレーム10に対する時計方向の回動が阻止されている。
またこの状態において、ケーブルブラケット20はストッパブラケット40の突起部43に当接している。つまり、突起部43によって、ケーブルブラケット20およびコントロールプレート30のストッパブラケット40に対する時計方向の回動が阻止されている。
なお、図4の状態において、コントロールプレート30の突起部33はまだストッパブラケット40に当接していない。
図5は、図4の状態から、例えば、乗員がウォークインレバーを操作した状態を示す。図5に示すように、ウォークインレバーに接続された第一ケーブル7が引かれると、第一ケーブル7に接続されているコントロールプレート30が反時計方向へ回動する。また、コントロールプレート30と一体的にケーブルブラケット20も反時計方向へ回動する。こうして、ケーブルブラケット20の先端部23が、シートバックフレーム3Aに設けられた第一フック111の旋回範囲の中に入り込む。なお、シートバックフレーム3Aは回動中心Y回りに旋回する。
また乗員がウォークインレバーを操作すると、ウォークインレバーから延びる図示せぬ伝達手段を介してリクライニング機構4が作動され、リクライニング機構4のロックが解除される。そして、リクライニング機構4のロックが解除されると、シートバックフレーム3Aがシートクッションフレーム2Aに対して回動可能な状態となる。するとシートバックフレーム3Aに取り付けられた図示せぬバネにより、シートバックフレーム3Aをシートクッションフレーム2Aに対して前方(矢印C方向)へ傾動させる。
なお、図5の状態において、コントロールプレート30の突起部33はまだストッパブラケット40に当接しておらず、ストッパブラケット40は図4に示した状態から動いていない。
図6は、図5の状態からさらにシートバックフレーム3Aが時計方向へ回動した状態を示す。図6に示すように、シートバックフレーム3Aが時計方向に回動し始めると、シートバックフレーム3Aの第一フック111がケーブルブラケット20の先端部23に当接する。さらにシートバックフレーム3Aが回動すると、第一フック111がケーブルブラケット20をヒンジピン51回りに反時計方向へ押す。ケーブルブラケット20が反時計方向に回動すると、コントロールプレート30も一体的に反時計方向へ回動する。つまり、この段階ではトーションスプリング53の付勢力や乗員のウォークインレバーの操作力ではなく、シートバックフレーム3Aに取り付けられたバネの付勢力により、シートバックフレーム3Aが回動する。
また、図6の状態において、コントロールプレート30の反時計方向の回動に伴い、コントロールプレート30に接続された第二ケーブル8が引っ張られる。これにより、ロック機構6のロック状態が解除される。
なお、シートバックフレーム3Aの回動により、ケーブルブラケット20とコントロールプレート30とが回動するが、図6に示した状態では、ストッパブラケット40はまだ動いていない。図6に示した状態において、コントロールプレート30の突起部33はストッパブラケット40に当接する直前または当接直後の状態である。図6に示したストッパブラケット40は図4に示した状態から動いていない。
図7は、図6の状態からさらにシートバックフレーム3Aが時計方向へ回動した状態を示す。図7において、シートバックフレーム3Aはウォークイン位置P3に位置している。
シートバックフレーム3Aが時計方向へさらに回動していくと、ストッパブラケット40の外周縁に当接していたコントロールプレート30の突起部33がストッパブラケット40を押し上げる。するとストッパブラケット40に固定されたストッパピン52が上方へ移動して、シートバックフレーム3Aに設けられた第二フック112の旋回範囲の中に入り込む。なお第二フック112も第一フック111と同様に回転軸線Y回りに旋回する。
シートバックフレーム3Aが時計方向へさらに回動していくと、第二フック112がストッパピン52に当接する。このときストッパピン52がシートバックフレーム3Aの長孔103の内部を移動している間は、ストッパブラケット40はシートバックフレーム3Aに対して相対回転する。しかし、ストッパピン52が長孔103の反時計方向の端部に当接すると、ストッパブラケット40はシートバックフレーム3Aに対して反時計方向に回転不能となり、シートバックフレーム3Aもそれ以上の時計方向の回転が不能になる。つまり、シートバックフレーム3Aがウォークイン位置P3でロックされる。
このような機構により、シートバック3がウォークイン位置P3でロックされる。シートバック3がウォークイン位置P3でロックされた状態においては、ロック機構6のロック状態が解除されているため、車両用シート1はウォークイン位置P3を保ったままフロアFに対して前後方向に移動可能である。
ところで、上述した実施形態とは異なり特許文献1に記載のウォークインシートにおいては、ウォークイン動作を実現するための一つ以上の部品がシートクッションフレームに直接取り付けられている。つまり、シートの製造時にウォークイン動作を実現するための部品をフレームに取り付ける必要があり、シートの製造に際して複雑な取り付け作業が必要であった。
これに対して、本実施形態に係る車両用シート1によれば、本実施形態に係るウォークインユニット5を予め個別のユニットとして組み上げておき、その組み上げられたユニットをシートクッションフレーム2Aに取り付けることで、ウォークイン機能を備えたシートを製造することができる。このため、シートの製造に際して複雑な取り付け作業が生じない。
また、ウォークインユニット5は、シートクッションフレーム2Aやシートバックフレーム3Aとは独立したユニットとして組み立てることができる。このため、シートクッションフレーム2Aやシートバックフレーム3Aに対してウォークインユニット5を後付けすることが可能である。
本実施形態に係るウォークインユニット5は、ベースフレーム10に対して、ケーブルブラケット20、コントロールプレート30、およびストッパブラケット40が共通のヒンジピン51で支持される。このため、ウォークインユニット5を容易に組み立てることができる。また、孔を複数設ける必要がなくなるため、ベースフレーム10の強度が向上する。
また、図3に示すように、ヒンジピン51の軸線方向Xにおいて、ベースフレーム10、ケーブルブラケット20、コントロールプレート30、ストッパブラケット40がこの順に配置されている。各部材が互いに干渉しない構成とするには、この配列順であることが好ましい。また、コントロールプレート30によって回動させられるケーブルブラケット20とストッパブラケット40がコントロールプレート30と近接しているため、各ブラケットを回動させる際の歪みが起きにくい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、上記実施形態では、ウォークインユニット5がシートクッションフレーム2Aに取り付けられている例を示したが、ウォークインユニット5がシートバックフレーム3Aに取り付けられるように構成してもよい。
1 車両用シート、2 シートクッション、2A シートクッションフレーム、3 シートバック、3A シートバックフレーム、4 リクライニング機構、5 ウォークインユニット、6 ロック機構、7 第一ケーブル、8 第二ケーブル、10 ベースフレーム、14 規制部、20 ケーブルブラケット、22 突起部、23 先端部、30 コントロールプレート、32 嵌合孔、33 突起部、40 ストッパブラケット、42 嵌合孔、43 突起部、44 ビード、51 ヒンジピン、52 ストッパピン、53 トーションスプリング、103 長孔、111 第一フック、112 第二フック

Claims (3)

  1. シートバックフレームとシートクッションフレームを有する車両用シートに取り付け可能で、前記車両用シートのウォークイン動作を実現するウォークインユニットであって、
    少なくとも前記シートバックフレームの回動に応じて第一軸部回りに回動する第一部と、
    第二軸部回りに回動し、前記シートクッションフレームの前後方向の移動をロック可能なロック機構のロック状態を解除する第二部と、
    第三軸部回りに回動し、前記シートバックフレームが前記シートクッションフレームに対して最大限前方に倒れた全倒位置と着座位置との間のウォークイン位置に前記シートバックフレームを保つ第三部と、
    前記シートバックフレームまたは前記シートクッションフレームに取り付け可能で、前記第一軸部と前記第二軸部と前記第三軸部が固定されたベースフレームと、を有する、ウォークインユニット。
  2. 前記第一軸部、前記第二軸部、前記第三軸部は共通である、請求項1に記載のウォークインユニット。
  3. 前記第一軸部の回転軸線方向について、前記ベースフレーム、前記第一部、前記第二部、前記第三部がこの順に並んでいる、請求項1に記載のウォークインユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102287978B1 (ko) * 2020-05-08 2021-08-09 현대트랜시스 주식회사 차량 시트의 암레스트
KR102287977B1 (ko) * 2020-05-08 2021-08-10 현대트랜시스 주식회사 차량 시트의 암레스트

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KR102287978B1 (ko) * 2020-05-08 2021-08-09 현대트랜시스 주식회사 차량 시트의 암레스트
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