JP6220810B2 - シートバックフレーム - Google Patents
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Description
略矩形枠状のフレーム本体と、
前記フレーム本体の側端部に設けられた板状のサイドフレームと、
前記サイドフレームに設けられたリクライニングユニットと、
前記リクライニングユニットの近傍に設けられ、前記フレーム本体と前記サイドフレームとの接続を補強する補強部材と、を備えたシートバックフレームであって、
前記フレーム本体は、少なくとも当該下端部が前記リクライニングユニットの傾倒軸よりも下方に位置するように設けられ、前記側端部と前記下端部とを接続する傾斜部を有し、
前記補強部材は、前記傾倒軸を含む高さ位置に設けられ、
前記サイドフレームは、前記側端部の下端よりも下方に延出する延出部を有し、
前記リクライニングユニットの一部は、前記延出部の前記フレーム本体と対向する側に設けられることを特徴としている。
前記補強部材は、前記フレーム本体の下端部を下側から抱持することを特徴としている。
前記補強部材は、前記フレーム本体の前記傾斜部及び前記下端部、並びに、前記サイドフレームの前記延出部のそれぞれと接続することを特徴としている。
前記補強部材は、前記リクライニングユニットの一部の背面側を覆うように設けられることを特徴としている。
前記補強部材は、前記下端部の下方に膨出する膨出部を有することを特徴としている。
前記膨出部は、その一端が前記下端部を下側から巻き込むように前方に延出することを特徴としている。
また、フレーム本体とサイドフレームとの接続を補強する補強部材を、傾倒軸を含む高さ位置に設けているので、フレーム本体の安定性の低下を防止することができるとともに、フレーム本体及びサイドフレームに変形が生じることを適切に抑制することができる。
また、リクライニングユニットの一部を延出部のフレーム本体と対向する側に設けるようにしているので、リクライニングユニットを設けたことによる出っ張りを抑えることができる。
なお、以下の説明での上下左右方向は、図1に示すシートバックフレーム100を背にした状態での上下左右方向とする。
フレーム本体1は、第4パイプ部14及び傾斜パイプ部15が他のパイプ部に比べて前方に張り出すように形成されている。また、フレーム本体1は、第4パイプ部14が後述するリクライニングユニット3の傾倒軸31よりも下方に位置するように配設されている。また、フレーム本体1は、第1パイプ部11と第4パイプ部14とに掛け渡される補強パイプ16を備えている。
ヒンジブラケット4は、その下端部に回動ピン(図示省略)を挿通可能な挿通孔(図示省略)が設けられており、当該回動ピンを介して、シートクッション本体(図示省略)と回動自在に係合するようになっている。
第1溶接部51の断面は略半円形状をなしている。その曲率は第4パイプ部14の曲率と略同等となっている。よって、第1溶接部51の内壁が第4パイプ部14の下側に当接、すなわち第1溶接部51によって第4パイプ部14の下側が抱持された状態で溶接されることにより、第1溶接部51が第4パイプ部14に固定されることとなる。
第2溶接部52は、傾斜パイプ部15に沿うように形成されており、傾斜パイプ部15の全長に亘って、傾斜パイプ部15の背面側に溶接されるようになっている。これにより、第2溶接部52が傾斜パイプ部15に固定されることとなる。
第3溶接部53の断面は略半円形状をなしている。その曲率は延出部21の外周壁の曲率と略同等となっている。よって、第3溶接部53の内壁が延出部21の外周壁に当接した状態で溶接されることにより、第3溶接部53が延出部21に固定されることとなる。
また、本実施形態によれば、フレーム本体1とサイドフレーム2との接続を補強する補強部材5を、傾倒軸31を含む高さ位置に設けているので、フレーム本体1の安定性の低下を防止することができるとともに、フレーム本体1及びサイドフレーム2に変形が生じることを適切に抑制することができる。
例えば、上記実施形態では、SUVの6対4分割型のセカンドシートのうち、6側のシートのシートバックフレームを一例として説明したが、4側のシートを構成するシートバックフレームや、フロントシートを構成するシートバックフレームであってもよい。
1 フレーム本体
11 第1パイプ部
12 第2パイプ部
13 第3パイプ部
14 第4パイプ部
15 傾斜パイプ部
16 補強パイプ
2 サイドフレーム
21 延出部
3 リクライニングユニット
31 傾倒軸
4 ヒンジブラケット
5 補強部材
51 第1溶接部
52 第2溶接部
53 第3溶接部
54 膨出部
55 孔
Claims (6)
- 略矩形枠状のフレーム本体と、
前記フレーム本体の側端部に設けられた板状のサイドフレームと、
前記サイドフレームに設けられたリクライニングユニットと、
前記リクライニングユニットの近傍に設けられ、前記フレーム本体と前記サイドフレームとの接続を補強する補強部材と、を備えたシートバックフレームであって、
前記フレーム本体は、少なくとも当該下端部が前記リクライニングユニットの傾倒軸よりも下方に位置するように設けられ、前記側端部と前記下端部とを接続する傾斜部を有し、
前記補強部材は、前記傾倒軸を含む高さ位置に設けられ、
前記サイドフレームは、前記側端部の下端よりも下方に延出する延出部を有し、
前記リクライニングユニットの一部は、前記延出部の前記フレーム本体と対向する側に設けられることを特徴とするシートバックフレーム。 - 前記補強部材は、前記フレーム本体の下端部を下側から抱持することを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。
- 前記補強部材は、前記フレーム本体の前記傾斜部及び前記下端部、並びに、前記サイドフレームの前記延出部のそれぞれと接続することを特徴とする請求項1又は2に記載のシートバックフレーム。
- 前記補強部材は、前記リクライニングユニットの一部の背面側を覆うように設けられることを特徴とする請求項3に記載のシートバックフレーム。
- 前記補強部材は、前記下端部の下方に膨出する膨出部を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のシートバックフレーム。
- 前記膨出部は、その一端が前記下端部を下側から巻き込むように前方に延出することを特徴とする請求項5に記載のシートバックフレーム。
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JP2015082447A JP6220810B2 (ja) | 2015-04-14 | 2015-04-14 | シートバックフレーム |
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JP2015082447A JP6220810B2 (ja) | 2015-04-14 | 2015-04-14 | シートバックフレーム |
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Family Applications (1)
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