JPH01131312A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH01131312A
JPH01131312A JP28592787A JP28592787A JPH01131312A JP H01131312 A JPH01131312 A JP H01131312A JP 28592787 A JP28592787 A JP 28592787A JP 28592787 A JP28592787 A JP 28592787A JP H01131312 A JPH01131312 A JP H01131312A
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JP
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pipe
insertion part
tube
adhesive
pressing
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Tsutomu Kanemoto
金本 強
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Morita Miyata Corp
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Miyata Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、管と、継手本体から突出されて管の端部に
挿入される挿入部との間に介在される接着剤により管を
接続する管継手に関する。
〔従来の技術〕  、 この種の管継手としては、従来、特開昭61−1817
85号に開示されるもの等がある。これは、継手本体と
、この継手本体から突出されて管の端部に挿入される挿
入部とを備え、前記挿入部には、先端の緩挿入部と、継
手本体側の圧挿入部とを形成することにより、緩挿入部
外周と管内周との間に接着剤を介在させ、且つ圧挿入部
と管内周との管は圧着させて、この圧着と前記接着剤に
よる接着とにより継手本体と管とを接続するものである
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような管継手にあっては、管と圧挿
入部とが管の端部において圧着し、その圧着部より管の
長手方向内側においては緩挿入部が形成される構造にな
っているため、緩挿入部に接着剤が介在していても、そ
の接着剤の硬化前に、相対的に挿入部に対し管に曲げモ
ーメントが作用して管の軸と挿入部の軸とにズレが生じ
たときには、前記緩挿入部の隙間が変形して、そこに介
在する接着剤が偏寄し、一部には漏洩も発生するおそれ
があるし、そのまま接着剤が硬化すると前記ズレのまま
に管と挿入部とが接着されるという問題点がある。
この発明は、このような従来技術の問題点に着目してな
されたものであって、接着剤の硬化前に、挿入部と管と
の間に相対的な曲げモーメントが作用しても管の軸と挿
入部の軸とにズレが生じることのない管継手とすること
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の管継手は、挿入部の挿入方向にわたって連続
する突条により圧挿入部を形成し、この圧挿入部を、挿
入部の周方向に複数形成して、圧挿入部と緩挿入部とを
周方向に交互に配置し、さらに挿入部における継手本体
に近い端部に、管の開口端内周に嵌合して前記接着材の
漏洩を防止する周状の漏洩防止部を形成した。
〔作用〕
挿入部の緩挿入部に接着剤を満たした状態にして、挿入
部を先端から管の内部に挿入する。このとき、圧挿入部
を形成する突条の上端面が管の内面に圧接された状態で
挿入部は管内に圧入される。
圧挿入部は管の周方向に複数形成されるため、前記圧入
時は挿入部の軸と管の軸とが一致した状態が終始維持さ
れて圧入が進行する。このため圧入時に緩挿入部の接着
剤に大きな力が加わることがなく、その体積変化は生じ
ない。
圧入の最終工程では、管の開口端内周が周状の漏洩防止
部に接し、この接触は管の周方向全体において行われる
から、圧入が終了した後、接着剤は管の開口端に漏洩す
ることがない。
また管への挿入部の挿入が終了して接着剤が未硬化の状
態にあっても、挿入部の軸方向に沿って連続する圧挿入
部が管の周方向に複数形成されてこれが管内面に圧接し
ているため、管に曲げモーメントが作用しても、挿入部
の軸と管の軸とが一致した状態に維持されている。この
ため、この時点においても接着剤に過大な力が作用する
ことがな(、挿入部と管とが接着剤の硬化によってその
まま強固に且つ曲がることなく接続される。
〔実施例〕
以下、この発明の管継手を自転車のフレームを構成する
管継手に適用した実施例を説明する。
この管継手は、継手本体1と、この継手本体1から突出
されて管2の端部に挿入される挿入部3とを備え、前記
挿入部3に、管2の内周に圧接する圧挿入部31と、管
2の内周との間に接着剤4介在用の隙間5が形成される
緩挿入部32とを形成している。
圧挿入部31は、挿入部3の挿入方向にわたって連続す
る突条により形成され、その高さは、挿入部3先端にお
ける面取り部を除いて全体において同一の高さ寸法とな
っている。この圧挿入部31を、挿入部3の周方向に複
数形成することによって、圧挿入部31と緩挿入部32
とを周方向に交互に配置している。この実施例では圧挿
入部31は周方向に等間隔に8つ形成されているが、3
つ以上であればその数は任意に選択できるものとする。
また、挿入部3における継手本体1に近い端部には、管
2の開口端内周に嵌合して前記接着材4の漏洩を防止す
る周状の漏洩防止部6が形成されている。
圧挿入部31の外接円の径は管2の内径と同−又は前者
をやや大きくして、圧挿入部31が管2に圧入される寸
法とし、また漏洩防止部6の外径と管2の内径とをほぼ
同一とする。漏洩防止部6の外径は、管2との間で接着
剤4の漏洩を防止するために設定されるのであるから、
漏洩防止部6の外周と管2の端部開口内周とが接触して
いればよい。このため、漏洩防止部6の幅6a(挿入部
3の軸方向の長さ)は小さいものでよいし、管2開口端
部の面取り部2aよりも僅かに漏洩防止部6の幅6aが
大であれば足りる。
なお、圧挿入部31は横断面が台形をなしてその上面ば
幅狭に形成されていて、挿入時の管2との摩擦抵抗を小
さ(することにより、挿入作業の円滑性を確保している
。また、圧挿入部31の前記形状により、圧挿入部31
の外接円の径が管2の内径よりやや大きい場合には、圧
挿入部31の上面及び管2の内面のうち少なくともいず
れかが少し削られるか変形するため、挿入部3の管2内
への挿入が前記の通り円滑であるに対して挿入後の両者
2,31間の固定力は大である。このとき、挿入部3と
管2との材質2強度の相違によって圧挿入部31の上面
が管2内面に食い込むと、挿入部3と管2との結合力は
、相対回転方向は勿論、挿入方向にも高くなる。
この管継手に管2を接合するには、まず、挿入部3にお
ける緩挿入部32に接着剤4を満たした後に、この挿入
部3を先端から管2の端部に挿入する。このとき圧挿入
部31の面取り部から順次管2内に挿入され、圧挿入部
31の外面の管2内面に対する摩擦を伴いながら、挿入
部3が管2内に圧入される。
圧挿入部31は、挿入部3の長平方向にわたって連続す
る突条により形成され且つ長平方向に同一の高さをもっ
ているため、挿入部3の前記圧入時には、挿入部3の軸
と管2の軸とは強制的に一致した状態に維持される。従
って継手本体1又は管2に曲げモーメントが作用しても
、両者2,3間に位置や姿勢のズレが発生することがな
い。このため、各隙間5内の接着剤4に体積変化は発生
しないから、各隙間5における接着剤4量は必要量が確
保されているから、後の接着力は充分に確保される。
この圧入の最終工程では、管2の開口端部内面が漏洩防
止部6における幅6a方向の一部に接する。この接触は
漏洩防止部6の全周において行われるから、圧入が終了
した後、接着剤4が継手本体1と管2端部との間から漏
洩することはない。
かくして、管2への挿入部3の圧入が終了した状態では
、挿入部3のほぼ全長にわたる圧挿入部31において挿
入部3が管2へ圧入された状態になっているから、接着
剤4が未硬化であっても管2の軸線と挿入部3の軸線と
が一致した状態で仮固定されていて、継手本体1又は管
2に曲げモーメントが作用しても、両者2.3間に位置
や姿勢のズレが発生することがない。従って、圧入終了
後にあっても、各隙間5内の接着剤4に体積変化は発生
しないから、各隙間5における接着剤4量は以前と同様
に必要量が確保されているから、硬化後の接着力は充分
に確保される 挿入部3と管2の前記仮固定の状態で接着剤4を硬化さ
せる。接着剤4が熱硬化性の場合には、この継手によっ
てアセンブリされた部品をオーブンに導入して加熱硬化
させる。このとき、挿入部3と管2との仮固定は、前記
の通りに充分な固定力を有しているから、各部品を固定
するための治具は必要がないし、また治具を必要として
も、その治具の規模は小さいもので足りる。このため、
オーブンの容積効率が高いし、治具を加熱するための熱
エネルギの省力化となる。
第4図は、この実施例の管継手を使用して自転車のフレ
ームを構成した場合の例である。即ち、管継手としてヘ
ッドラグA1シートラグB、ハンガーラグCを用い、上
バイブ21、下バイブ22、縦パイプ23を図示のよう
に連結している。
なお、以上の実施例は、この発明を自転車のフレームを
構成する管継手に適用したが、他の管継手に適用するこ
とができるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、圧挿入部を形
成する突条が、挿入部の軸方向(挿入方向)に連続して
おり、各圧挿入部の上端面が管の内面に圧接された状態
で挿入部は管内に圧入されるから、挿入部と管との間に
相対的な曲げモーメントが作用しても管の軸と挿入部の
軸とにズレが生じることがなく、圧入時及びその終了後
まで挿入部の軸と管の軸とが一致した状態に終始維持さ
れる。このため圧入時及び圧入終了後にわたって緩挿入
部の接着剤に大きな力が加わることがなく、その体積変
化は生じない。従って、接着剤の硬化によって圧挿入部
と管とがそのまま強固に且つ曲がることなく接続される
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は第
1図の右側面図、第3図は接続状態を示す拡大断面図、
第4図はこの発明を自転車のフレームに適用した例の説
明図である。 1・・・継手本体、2・・・管、3・・・挿入部、31
・・・圧挿入部、32・・・緩挿入部、4・・・接着剤
、5・・・隙間、6・・・漏洩防止部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)継手本体と、この継手本体から突出されて管の端
    部に挿入される挿入部とを備え、前記挿入部に、管の内
    周に圧接する圧挿入部と、管の内周との間に接着剤介在
    用の隙間が形成される緩挿入部とを形成してなり、前記
    圧挿入部における圧接と緩挿入部における接着とにより
    管を継手本体に結合する管継手において、挿入部の挿入
    方向にわたって連続する突条により前記圧挿入部を形成
    し、この圧挿入部を、挿入部の周方向に複数形成して、
    圧挿入部と緩挿入部とを周方向交互に配置するとともに
    、挿入部における継手本体に近い端部に、管の開口端内
    周に嵌合して前記接着材の漏洩を防止する周状の漏洩防
    止部を形成したことを特徴とする管継手。
JP28592787A 1987-11-12 1987-11-12 管継手 Granted JPH01131312A (ja)

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