JP2000301613A - 曲がり部を有する既設管の更生工法 - Google Patents
曲がり部を有する既設管の更生工法Info
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Abstract
い、管渠の老朽化更生工法を提供する。 【解決手段】 人孔を通る大きさに分割された曲線部分
更生用部材を、既設管の所定の位置でH型ジョイナー等
で組立て、組み立てた更生用部材を溶接等で接合して得
た曲線部分の更生管と、両端縁部に接合機構を持つ長尺
帯状体を螺旋状に巻き回して製管した直線部分の更生管
とを、インコア継ぎ手で接合し、更生管とする。既設管
と更生管との隙間にモルタル等を充填して、既設管、モ
ルタル層、更生管を3層複合化し、更生する工法。
Description
大口径の下水道管、排水管などの更生工法に関するもの
である。
更生工法として、特開平4−194475号公報に記載
されているように、既設管内に帯状部材を螺旋状に巻回
し相互に隣接する帯状部材の端縁部同士を接合されて螺
旋管を形成しこの螺旋管により老朽化した既設管内面を
ライニングする工法がある。
用いられる材料自体が持つ弾力性や、接合部分の嵌合遊
びを利用して曲がり部に沿わせて更生しているため、小
さな半径で曲がっている(以降、曲率半径が小さいとい
う)曲がり部では、接続部分の嵌合が外れたり、材料の
伸び量を越える伸びがかかって材料が破損したりして、
更生が出来ないと言う問題点がある。
入可能な大きさの樹脂板に曲げ加工を施し、更生を行う
既設管内の曲がり部で、樹脂板を溶接接続して曲がり部
更生管とし、これを更生した直線部分と接続する工法が
採られてきた。
半径は、曲がり部分の曲率半径が小さくなればなるほ
ど、既設管の内径より、より小さくしなければならず、
更生管の内径が曲がり部で急に小さくなる欠点がある。
のように、屈曲変形部を収納し得る隙間を有して下水管
の内面にストリップを螺旋状に巻回し、隙間にジョイナ
ーの屈曲変形部を挿入しながら突条を係合溝に嵌め合わ
せる様にしたものが提案されている。
たせているが、伸縮代が幅狭のジョイナーの伸縮幅分し
かないので、既設管の曲率半径が小さい部分をライニン
グした場合、端縁部同士の接合が出来ない場合や、接合
後の接合部が破損する危険があるという問題点がある。
な従来の問題点を解消し、曲率半径の小さい曲がり部を
有する既設管を更生する場合であっても、端縁部同士の
接合ができ、接合後の接合部が破損する恐れのない、曲
がり部を有する既設管の更生工法を提供することを目的
としてなされたものである。
直線部分にて帯状部材を螺旋状に巻回して螺旋管を製管
する工程と、筒状体を輪切りにした形状の複数の筒状曲
がり部更生用部材(以後、筒状部材という。)を既設管
内の曲がり部分にて組み合わせて、曲がり部更生管を製
管する工程と、該曲がり部更生管の両端部に前記螺旋管
を接続する工程とからなることを特徴とする、曲がり部
を有する既設管の更生工法である。
(以後、縦分割と言う。)されているものを用いること
を特徴とする、曲がり部を有する既設管の更生工法であ
る。
分の更生には、その両側縁部に接合部が設けられた長尺
帯状部材を用い、老朽した既設管内にて螺旋状に巻回し
て製管加工して更生する工法が適用される。
部の更生には、筒状体を輪切りにした形状の筒状部材を
既設管内の曲がり部分にて組み立てて製管加工して更生
する工法が適用される。
に限らず楕円状、多角形状などであっても良いが、既設
管の輪切り方向の断面形状にできる限り内接する形状と
する事が望ましい。
更生を要する曲がり部の所定の場所に配置し易くするた
め縦分割され、縦分割筒状曲がり部更生用部材(以後、
縦分割部材という。)とされているものが用いられる。
径と、曲がり部の曲率半径と、曲げ角度と、搬入孔の直
径とから判断し、最小の分割数になるよう分割されるこ
とが望ましい。
配置されて溶接接合、または接着剤による接合、または
H型ジョイナーを用いる方法にて接合されて、筒状部材
に再構成される。再構成された筒状部材は、前述のよう
に組み合わされて曲がり部更生管となる
樹脂/繊維複合材料、金属類、セメント等無機材料など
何でもよく、特に限定されるものではないが、弾力性、
伸縮性に富み、吸水性の低いものが望ましい。
成樹脂製パイプ、合成樹脂/繊維複合材料製パイプなど
を必要長さに輪切りにすれば良い。
であれば、予め既設管の内径に合わせてプレス等で曲げ
加工する方法が挙げられる。材質が合成樹脂の場合、熱
可塑性合成樹脂または熱可塑性合成樹脂/繊維複合材料
であればその樹脂のガラス転移点温度以上に加熱して曲
げ加工を行い、熱硬化性合成樹脂、または熱硬化性合成
樹脂/繊維複合材料の場合は、既設管の曲がり部に合わ
せて製作された金型等に沿わせた後、樹脂を硬化させ
る。
よいが、鋳物、鋼等曲げ加工が不能又は困難な材質の場
合は、予め既設管の曲がり部に合わせて製造する。 セメ
ント等無機材質の場合は、既設管内で直接硬化して賦形
することもできる。
または接着剤による接合、またはインコア継ぎ手を用い
て接合され、更生管となる。 (作用)
は、縦分割され小片となっているから、曲率半径の小さ
な既設管の曲がり部にも簡単に搬入、配置でき、この部
分の既設管の曲がり状態に合わせて適切に配置されたあ
と、その配置のまま接合される。
筒状部材により更生された曲がり部更生管は、分割せず
に搬入された筒状部材により更生されたものに比べ、既
設管との隙間をより小さくすることができるので、更生
管の曲がり部が狭くなることが少ない。また、この部分
に無理な応力をかけずに更生管となるため、どの方向か
らの内・外応力に対しても、接合部分が破損する恐れが
少ない。
材を螺旋状に巻回して製管された直線部分の螺旋管と
は、従来から行われている、溶接接合、または接着剤に
よる接合、またはインコア継ぎ手を用いて接合できるの
で、施工性も従来工法と変わらず、確実な施工ができ
る。
面を参照して説明する。図1は、本発明の曲がり部を有
する既設管の更生工法における、曲がり部に製管された
曲がり部更生管と、直線部分に製管された螺旋管とが接
合された状態の説明図である。
硬質塩化ビニル樹脂の押し出し成型により製造された、
両端縁部に嵌合接合の為の雄型部と雌型部とによる接合
機構を持つ長尺帯状部材を螺旋状に巻回し、互いに接す
る端縁部の雄型部と雌型部間とを嵌合接合するようにし
て製管する。
パイプを輪切りにした形状のもので、隣接する互いの側
端面同士が溶接接合され曲がり部更生管となる。筒状部
材同士の接合には、他に、接着剤による接合、またはH
型ジョイナーによる接合などが適用される。
ぎ手4で接合されている。接合には、他に、溶接接合、
または接着剤による接合などが適用される。
の曲がり状態および搬入孔の大きさに合わせ搬入、移
送、配置が可能な長さに切断され、図2に示すように、
筒状部材21、22、23間の相対する輪切り面25同
士は、互いの輪切り面が隙間なく接するよう切断されて
おり、縦分割部材を組み合わせて筒状部材を再構成する
場合も、再構成された筒状部材の元の切断面が再現され
るようになっている。
する面が隙間なく接することになるため、溶接接合、ま
たは接着剤による接合、またはH型ジョイナー、または
インコア継ぎ手を用いて接合する事が可能である。
分割部材211、212、213の例に示すように縦分
割され、人孔から搬入して既設管の更生を要する曲がり
部分に移送され、配置できる大きさとされている。分割
の個数、分割角度は必要な最小限の数にとどめるべきで
ある。筒状部材22、23の場合も、図示していないが
同様である。
の側端縁24同士を、既設管内の曲がり部分にて、図4
の縦分割部材211、212、213の接合例に示すよ
うに、H型ジョイナー3を用いて接合し、筒状体21に
組み立てる。なお、接合は、溶接接合や、接着剤による
接合でも良い。他の筒状体22、23の場合も図示して
いないが同様である。
ー8を用いてもよい。π型ジョイナー8は、ジョイナー
両端に設けた部材接合用凹状差し込み部分をつなぐ中央
の部分の断面形状がπ型をした塩化ビニル製部材であ
り、該ジョイナーの両端に接合された部材が若干の角度
をもって曲がっていても、該ジョイナー中央部分が曲が
りに追随してジョイナー表裏のいずれの面側に対しても
柔軟に曲がるようになっている。
21、22を接合した場合の部分的な説明図であり、図
6はπ型ジョイナー8を用いて縦分割部材211、21
2を接合した場合の部分的な説明図である。いずれの場
合も凹状差し込み部分には水膨張性接合剤やシーラー等
の接合剤31を充填して接合部分の端部を差し込む工法
が採られる。
に、例えば筒状部材を既設管7の曲がり部分の円周方向
に接続する時等に生じる筒状部材同士の突き合わせ部分
の角度を持った曲がり部分に容易に追随できるので、小
さな曲率半径の曲がり部において少数の筒状部材で曲線
部分更生管を製管する場合などでも、接合後の部材同士
の抜けがなく組立作業も容易に行うことができる。な
お、π型ジョイナー8は、更生管内面が平滑になるよう
に用いるのが好ましい。
従来と同じ、インコア継ぎ手4、または溶接接合、また
は接着剤の接合剤31による接合が適用され、インコア
継ぎ手4の場合は接合剤31が併用される。
は、セメント6などを充填し、更生管、セメント層、既
設管の3層が一体とする。
00mmのヒューム管を用い、曲がり部分を45度に設
定した模擬管を設置した。
部に接合機構を持つ、塩化ビニル製長尺帯状体、エスロ
ンリブロック#79S(積水化学工業(株)製)を螺旋
状に巻回し、互いに隣接する長尺帯状体の両端部を嵌合
接続して製管し、直線部分更生管とした。
m小さい外径の塩化ビニル樹脂製パイプを輪切りにした
形状の筒状部材を3個準備した。これら3個の筒状部材
の切断長さ及び切断面の角度は、既設管の更生を要する
曲がり部に沿って3個を連続して並べた時に合計45度
の角度をなすように決め、互いに接する隣接した筒状部
材の輪切り面は互いに隙間なく接するように切断した。
0度づつ縦3分割し、縦分割部材とした。縦分割部材
は、直径60cmの1号人孔から搬入が可能であり、 既
設管内の更生を要する曲がり部への移送および配置が容
易に出来る大きさであった。
ジョイナーに、水膨張性一液型接合剤エスロンハイシー
ルNo.2(積水化学工業(株)製)を充填して差し込
み接合し、3個の筒状部材を再構成した。
れた3個の筒状部材同士は溶接接合で接合し、曲がり部
更生管とした。
ニル製インコア継ぎ手に、水膨張性一液型接合剤エスロ
ンハイシールNo.2(積水化学工業(株)製)を充填
して、差込接合し、すべての更生用部材を連結して更生
管を完成した。
ルを注入し、ヒューム管、モルタル層、更生管の3層が
一体となった複合管を作成した。
を行ったところ、内水圧10kgf/cm2でも漏水は
確認されなかった。
線部分更生管、水膨張性一液型接合剤に実施例1と同じ
ものを用い、H型ジョイナーの代わりに図5に示す形状
の塩化ビニル製π型ジョイナーを用い、実施例1と同じ
手順で更生管を製管した。
試験を行ったところ、内水圧3.5kgf/cm2でも
漏水は確認されなかった。
既設管の更生工法によれば、曲がり部において従来の工
法によっては実現できない強度と接合の確実さが得ら
れ、かつ曲がり部における更生管の内径を従来の工法よ
りも大きくでき、しかも従来工法に比して施工が困難で
ない曲がり部を有する被更生管の更生方法となるのであ
る。
部分に製管された螺旋管とが接合された状態の説明図
分割部材211、212、213の分割の説明図
2、213間の接合の説明図
接合の説明図
2間の接合の説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 曲がり部を有する既設管内の、直線部分
にて帯状部材を螺旋状に巻回して螺旋管を製管する工程
と、筒状体を輪切りにした形状の複数の筒状曲がり部更
生用部材を既設管内の曲がり部分にて組み合わせて曲が
り部更生管を製管する工程と、該曲がり部更生管の両端
部に前記螺旋管を接続する工程とからなることを特徴と
する、曲がり部を有する既設管の更生工法。 - 【請求項2】 筒状曲がり部更生用部材が軸方向に平行
に分割されているものを用いることを特徴とする、請求
項1に記載の曲がり部を有する既設管の更生工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050366A JP2000301613A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-26 | 曲がり部を有する既設管の更生工法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-38711 | 1999-02-17 | ||
| JP3871199 | 1999-02-17 | ||
| JP11050366A JP2000301613A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-26 | 曲がり部を有する既設管の更生工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301613A true JP2000301613A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=26377993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11050366A Pending JP2000301613A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-26 | 曲がり部を有する既設管の更生工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301613A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008050750A1 (en) * | 2006-10-25 | 2008-05-02 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Reconditioning method for existing pipe |
| JP2008183874A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Sekisui Chem Co Ltd | ケーブル布設済管路ライニング方法 |
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| KR20160046664A (ko) * | 2014-10-21 | 2016-04-29 | 주식회사 강물 | 폴리에틸렌관 삽입 갱생 공법 및 그 공법에 사용되는 충전제 |
| JP2020062790A (ja) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 株式会社大阪防水建設社 | ライニング体、帯体の製造方法 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11050366A patent/JP2000301613A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2008050750A1 (en) * | 2006-10-25 | 2008-05-02 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Reconditioning method for existing pipe |
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