JP6050432B1 - 段ボール箱 - Google Patents

段ボール箱 Download PDF

Info

Publication number
JP6050432B1
JP6050432B1 JP2015113283A JP2015113283A JP6050432B1 JP 6050432 B1 JP6050432 B1 JP 6050432B1 JP 2015113283 A JP2015113283 A JP 2015113283A JP 2015113283 A JP2015113283 A JP 2015113283A JP 6050432 B1 JP6050432 B1 JP 6050432B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruled line
perforation
normal
reverse
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015113283A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016222333A (ja
Inventor
石川 淳生
淳生 石川
勝彦 安本
勝彦 安本
池田 耕
耕 池田
孝士 梶塚
孝士 梶塚
諭 望月
諭 望月
古田 拓
拓 古田
西川 洋一
洋一 西川
大谷 昌義
昌義 大谷
山田 太志
太志 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2015113283A priority Critical patent/JP6050432B1/ja
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to KR1020177017109A priority patent/KR101958586B1/ko
Priority to AU2016269914A priority patent/AU2016269914B2/en
Priority to PCT/JP2016/064591 priority patent/WO2016194602A1/ja
Priority to MYPI2017702635A priority patent/MY182501A/en
Priority to EP16803037.7A priority patent/EP3305674B1/en
Priority to US15/524,860 priority patent/US10427828B2/en
Priority to CN201680003869.9A priority patent/CN107000890B/zh
Priority to SG11201703165PA priority patent/SG11201703165PA/en
Priority to NZ731152A priority patent/NZ731152A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6050432B1 publication Critical patent/JP6050432B1/ja
Publication of JP2016222333A publication Critical patent/JP2016222333A/ja
Priority to PH12017501011A priority patent/PH12017501011A1/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

【課題】フラップを円滑に切り離し可能であり、かつ、商品を箱詰めする際にフラップと周壁の間に割れが生じにくい段ボール箱を提供する。【解決手段】上フラップ11,12,13,14と周壁31の間に、裏ライナ2の側が凹んだ溝状の通常罫線15が形成されている。通常罫線15の上に上フラップ11,12,13,14の切り離し用のミシン目16が重ねて形成されている。通常罫線15に対して上フラップ11,12,13,14の側に間隔をおいた位置に、通常罫線15と平行に、表ライナ1の側が凹んだ溝状の逆罫線17が形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、段ボール箱、段ボールシートのミシン目形成方法、およびミシン目形成ユニットに関する。
一般に、段ボール箱は、表ライナと、裏ライナと、これら両ライナの間に設けられた中芯とを有する段ボールを、裏ライナが内側になるように折り曲げて組み立てられる。ここで、段ボール箱の開封作業を容易とするために、破断用のミシン目を周壁に設けた段ボール箱が知られており、そのような段ボール箱を形成する段ボールシートの製造に好適なコルゲートマシンとして、特許文献1に記載のものが提案されている。
特許文献1に記載のコルゲートマシンは、破断用のミシン目を裏ライナに形成するライナカット装置を、スリッタスコアラの上流側に配置したものである。ここで、スリッタスコアラは、段ボールシートに罫線を形成するスコアラと、段ボールシートを複数丁に分割するスリッタとを一体化したユニットである。スコアラで段ボールシートに形成される罫線は、通常、段ボール箱の周壁とフラップの間の罫線となる。この罫線は、フラップが周壁の内側に折れるように裏ライナの側が凹んだ溝状の罫線(通常罫線)である。
特許第4545346号公報
本願の発明者は、段ボール箱の開封性を向上させるために、フラップと周壁の間の通常罫線の上に、フラップの切り離し用のミシン目を重ねて形成することを検討した。このようにすれば、通常罫線に重ねて形成されたミシン目に沿って、容易にフラップを周壁から切り離すことが可能であり、簡単に段ボール箱を開封することが可能となる。
しかしながら、実際に、本願の発明者が、フラップと周壁の間の通常罫線の上にミシン目を重ねて形成した複数の段ボール箱を試作し、それらの段ボール箱の評価を行なったところ、商品を箱詰めする際に、ミシン目に沿ってフラップと周壁の間に割れが生じるおそれがあることが分かった。
すなわち、商品を箱詰めする際に、商品を段ボール箱に挿入しやすくするため、フラップを周壁の外側に折ることがある(いわゆる逆折り)。ここで、フラップと周壁の間の通常罫線は、裏ライナの側が凹んだ溝状とされているので、フラップを周壁の内側に折るときは、通常罫線に沿って無理なく正確に折ることが可能であるが、フラップを周壁の外側に折るときは、比較的大きい力を作用させなければフラップを折ることができず、このとき裏ライナの側に無理な張力が作用する。そして、フラップと周壁の間の通常罫線の上にミシン目が重ねて形成されている場合、フラップを通常罫線に沿って周壁の外側に折ったときに、裏ライナの側に作用する張力によって、ミシン目に沿ってフラップと周壁の間に割れが生じるおそれがあることが分かった。
この発明が解決しようとする課題は、フラップを円滑に切り離し可能であり、かつ、商品を箱詰めする際にフラップと周壁の間に割れが生じにくい段ボール箱を提供することである。
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成の段ボール箱を提供する。
表ライナと、裏ライナと、前記表ライナと前記裏ライナの間に設けられた中芯とを有する段ボールを前記裏ライナが内側になるように筒状に折り曲げて形成された周壁と、
前記周壁の一端に連設されたフラップとを有する段ボール箱において、
前記フラップと前記周壁の間に、前記フラップが前記周壁の内側に折れるように前記裏ライナの側が凹んだ溝状の通常罫線が形成され、
前記通常罫線の上に前記フラップの切り離し用のミシン目が重ねて形成され、
前記通常罫線に対して前記フラップの側に間隔をおいた位置に、前記通常罫線と平行に、前記フラップが前記周壁の外側に折れるように前記表ライナの側が凹んだ溝状の逆罫線が形成されていることを特徴とする段ボール箱。
このようにすると、フラップと周壁の間に通常罫線とミシン目が重ねて形成されているので、その通常罫線およびミシン目に沿ってフラップを円滑に切り離すことができる。また、通常罫線に対してフラップの側に間隔をおいた位置に形成された逆罫線は、表ライナの側が凹んだ溝状とされているので、フラップを周壁の外側に折ったときに(いわゆる逆折り)、フラップはミシン目が形成された通常罫線で折れずに、ミシン目の無い逆罫線に沿って折れることとなる。そのため、商品を箱詰めする際に、フラップと周壁の間のミシン目に沿って割れが生じるのを防止することができる。
前記逆罫線の深さは、前記通常罫線の深さと同じかそれよりも深くすると好ましい。
このようにすると、フラップを周壁の外側に折ったときに、フラップが通常罫線に沿って折れるのを防止し、より確実に逆罫線に沿って折れるようにすることができる。
前記逆罫線は、前記通常罫線の中心と前記逆罫線の中心との間隔が5mm以上20mm以下となるように配置すると好ましい。
このようにすると、通常罫線の中心と逆罫線の中心との間隔が5mm以上あるので、フラップを周壁の外側に折ったときに、通常罫線と逆罫線が同時に折れるのを防止することができる。また、通常罫線の中心と逆罫線の中心との間隔が20mm以下なので、フラップを周壁の外側に折ったときに、フラップが逆罫線で折れずに通常罫線に沿って折れるのを効果的に防止することができる。
またこの発明では、上記段ボール箱の製造に好適な段ボールシートのミシン目形成方法として、以下の構成のミシン目形成方法を提供する。
表ライナと、裏ライナと、前記表ライナと前記裏ライナの間に設けられた中芯とを有する段ボールシートに、前記裏ライナの側が凹んだ溝状の通常罫線と、前記表ライナの側が凹んだ溝状の逆罫線とを、前記通常罫線と前記逆罫線とが互いに間隔をおいて平行に延びるように形成する罫線形成工程と、
前記通常罫線と同じ方向に延びるミシン目を前記通常罫線の上に重ねて形成するミシン目形成工程とを有し、
そのミシン目形成工程は、前記通常罫線が形成された後に前記ミシン目を形成する段ボールシートのミシン目形成方法。
このようにすると、通常罫線を形成した後に、その通常罫線の上にミシン目を形成するので、通常罫線を形成するときの押圧力により裏ライナがミシン目に沿って破断するのを防止することができる。すなわち、もしミシン目を形成した後に、そのミシン目の上に通常罫線を形成した場合、通常罫線を形成するときの押圧力により、裏ライナがミシン目に沿って破断してしまうおそれがあるのに対し、通常罫線を形成した後に、その通常罫線の上にミシン目を形成すると、ミシン目を形成する前にあらかじめ段ボールが通常罫線で潰れた状態となっているので、裏ライナを破断させずに通常罫線とミシン目を重ねて形成することが可能である。
前記ミシン目形成工程は、前記逆罫線が形成された後に前記ミシン目を形成するようにすると好ましい。
このようにすると、逆罫線を形成した後にミシン目を形成するので、逆罫線を形成するときに表ライナに作用する張力により、表ライナがミシン目に沿って破断するのを防止することができる。すなわち、もしミシン目を形成した後に逆罫線を形成した場合、逆罫線を形成するときに表ライナに作用する張力により、表ライナがミシン目に沿って破断してしまうおそれがあるのに対し、逆罫線を形成した後にミシン目を形成すると、表ライナを破断させずに逆罫線とミシン目を形成することが可能である。
またこの発明では、上記段ボール箱を形成する段ボールシートの製造に好適なミシン目形成ユニットとして、以下の構成のミシン目形成ユニットを提供する。
表ライナと、裏ライナと、前記表ライナと前記裏ライナの間に設けられた中芯とを有する段ボールシートに、前記裏ライナの側が凹んだ溝状の通常罫線を形成する通常罫線リングと、前記表ライナの側が凹んだ溝状の逆罫線を形成する逆罫線リングとで、前記通常罫線と前記逆罫線とを互いに間隔をおいて平行に延びるように形成する罫線形成装置と、
前記通常罫線と同じ方向に延びるミシン目を前記通常罫線の上に重ねて形成するミシン目形成装置とを有し、
そのミシン目形成装置は、前記通常罫線が形成された後に前記ミシン目を形成するように、前記通常罫線リングよりも下流側に丸形のミシン目形成ナイフを有する段ボールシートのミシン目形成ユニット。
このようにすると、通常罫線リングで通常罫線を形成した後に、通常罫線リングの下流側に配置されたミシン目形成ナイフでミシン目を形成するので、通常罫線を形成するときの押圧力により、裏ライナがミシン目に沿って破断するのを防止することができる。すなわち、もしミシン目形成ナイフを通常罫線リングの上流側に配置した場合、ミシン目形成ナイフでミシン目を形成した後に、そのミシン目の上に通常罫線リングで通常罫線を形成することとなるため、通常罫線を形成するときの押圧力により、裏ライナがミシン目に沿って破断してしまうおそれがあるのに対し、ミシン目形成ナイフを通常罫線リングの下流側に配置すると、裏ライナを破断させずに通常罫線とミシン目を重ねて形成することが可能である。
前記ミシン目形成ナイフは、前記逆罫線が形成された後に前記ミシン目を形成するように、前記逆罫線リングよりも下流側に配置すると好ましい。
このようにすると、逆罫線リングで逆罫線を形成した後に、逆罫線リングの下流側に配置されたミシン目形成ナイフでミシン目を形成するので、逆罫線を形成するときに表ライナに作用する張力により、表ライナがミシン目に沿って破断するのを防止することができる。すなわち、もしミシン目形成ナイフを逆罫線リングの上流側に配置した場合、ミシン目形成ナイフでミシン目を形成した後に、逆罫線リングで逆罫線を形成することとなるため、逆罫線を形成するときに表ライナに作用する張力により、表ライナがミシン目に沿って破断してしまうおそれがあるのに対し、ミシン目形成ナイフを逆罫線リングの下流側に配置すると、表ライナを破断させずに逆罫線とミシン目を形成することが可能である。
上記ミシン形成ユニットは、例えば、段ボールシートを製造するコルゲートマシンの途中に設けたものや、コルゲートマシンで製造された枚葉の段ボールシートを断裁する断裁機の一部として設けたものを採用することができる。
ここで、段ボールシートを製造するコルゲートマシンの途中に設けたミシン形成ユニットとしては、例えば、以下の構成のものを採用することができる。
前記罫線形成装置は、コルゲートマシンの途中で帯状に連続する段ボールシートに前記通常罫線を形成するスコアラであり、そのスコアラが前記通常罫線リングおよび前記逆罫線リングを有し、
前記ミシン目形成装置は、前記スコアラに取り付けられている。
また、コルゲートマシンで製造された枚葉の段ボールシートを断裁する断裁機の一部として設けたものとしては、例えば、以下の構成のものを採用することができる。
前記罫線形成装置は、枚葉の段ボールシートを所定の幅寸法に断裁する断裁機であり、その断裁機が前記通常罫線リングおよび前記逆罫線リングを有し、
前記ミシン目形成装置は、前記断裁機に取り付けられている。
この発明の段ボール箱は、フラップと周壁の間に通常罫線とミシン目が重ねて形成されているので、その通常罫線およびミシン目に沿ってフラップを円滑に切り離すことができる。また、通常罫線に対してフラップの側に間隔をおいた位置に、表ライナの側が凹んだ溝状の逆罫線が形成されているので、フラップを周壁の外側に折ったときに、フラップはミシン目が形成された通常罫線で折れずに、ミシン目の無い逆罫線に沿って折れることとなる。そのため、商品を箱詰めする際に、フラップと周壁の間のミシン目に沿って割れが生じるのを防止することができる。
この発明の実施形態の段ボール箱のブランクを表ライナの側から見た図 図1に示すブランクの上フラップと側板の間の通常罫線およびミシン目の近傍の拡大図 図2のIII−III線に沿った拡大断面図 図3に示す上フラップを裏ライナの側に折り曲げた状態を示す拡大断面図 図2のV−V線に沿った拡大断面図 図3に示す上フラップを表ライナの側に折り曲げた状態を示す拡大断面図 図3に示す逆罫線を設けなかった場合に、上フラップを表ライナの側に折り曲げた状態を示す拡大断面図 図1に示すブランクを組み立てて、上フラップを折る前の状態の段ボール箱を示す斜視図 図8に示す上フラップを周壁の外側に折り、段ボール箱に商品を挿入した状態を示す斜視図 図9に示す上フラップを周壁の内側に折る過程を示す斜視図 図10に示す上フラップで周壁の上端開口を閉じ、段ボール箱を封緘した状態を示す斜視図 図11に示す段ボール箱を開封した状態を示す斜視図 図1に示すブランクを形成する段ボールシートの製造に好適なコルゲートマシンのスリッタスコアラおよびミシン目形成装置の部分を示す断面図 図13に示すミシン目形成装置のミシン目形成ナイフの近傍の拡大断面図 図13に示す逆罫線リング、通常罫線リング、スリッタナイフ、ミシン目形成ナイフの配置の一例を模式的に示す平面図 図13に示す逆罫線リングを通常罫線リングまたは罫線リングと同軸上に配置した例を示す断面図 図16に示す逆罫線リング、通常罫線リング、スリッタナイフ、ミシン目形成ナイフの配置の一例を模式的に示す平面図 図17に示す逆罫線リングと通常罫線リングを一体化した特殊罫線リングを用いた例を模式的に示す平面図 図18に示す特殊罫線リングの形状を模式的に示す部分拡大断面図 枚葉の段ボールシート用のミシン目形成ユニットを示す断面図
図1に、この発明の実施形態の段ボール箱のブランクを示す。ブランクは、表ライナ1と、裏ライナ2と、表ライナ1と裏ライナ2の間に設けられた中芯3とを有する段ボールで形成されている。このブランクは、罫線4を介して順に連設された方形の側板5,6,7,8を有する。罫線4は、段ボールの段目に平行な方向に延びている。端に位置する側板5の側縁には、罫線9を介して継ぎ代10が連設されている。側板5,6,7,8は、段ボール箱30を組み立てた際に周壁31(図8参照)を構成する部分である。
各側板5,6,7,8の上縁には、それぞれ上フラップ11,12,13,14が連設されている。側板5,6,7,8と上フラップ11,12,13,14の間には、上フラップ11,12,13,14を箱の内側に折るための通常罫線15が形成されている。通常罫線15は、段ボールの段目に直角な方向に延びている。また、側板5,6,7,8と上フラップ11,12,13,14の間には、通常罫線15の上に重ねてフラップ切り離し用のミシン目16が形成されている。
各上フラップ11,12,13,14の付け根側(すなわち通常罫線15に近い側)の端部には、上フラップ11,12,13,14を外側に折るための逆罫線17が形成されている。逆罫線17は、通常罫線15に対して上フラップ11,12,13,14の側に間隔をおいて平行に配置されている。逆罫線17は、段ボールの段目に直角な方向に延びている。隣り合う上フラップ11,12,13,14の間には段目に平行な切り込み溝18が設けられ、この切り込み溝18を介して上フラップ11,12,13,14同士が切り離された状態となっている。
側板6,8には、開封補助用の破断線19が形成されている。破断線19は、その中央部分がミシン目16よりも下方に位置し、両端部分がミシン目16に接続するように形成されている。図では、破断線19の中央部分は、連続的に切り離された切断線で構成され、破断線19の両端部分は、間欠的に切り離されたミシン線で構成されている。側板6,8には、ミシン目16と破断線19とで囲まれる領域の外側に手掛け用の穴20が形成されている。
各側板5,6,7,8の下縁には、それぞれ下フラップ21,22,23,24が連設されている。側板5,6,7,8と下フラップ21,22,23,24の間には、下フラップ21,22,23,24を内側に折るための罫線25が形成されている。罫線25は、段ボールの段目に直角な方向に延びている。隣り合う下フラップ21,22,23,24の間には段目に平行な切り込み溝26が設けられ、この切り込み溝26を介して下フラップ21,22,23,24同士が切り離された状態となっている。
図2、図3に示すように、通常罫線15は、裏ライナ2の側が凹んだ溝状に形成され、図4に示すように、通常罫線15に沿って上フラップ11,12,13,14を裏ライナ2の側に折ることができるようになっている。図3に示すように、ミシン目16は、通常罫線15の溝底に相当する位置に形成されている。一方、逆罫線17は、表ライナ1の側が凹んだ溝状に形成され、図6に示すように、逆罫線17に沿って上フラップ11,12,13,14を表ライナ1の側に折ることができるようになっている。
図3に示すように、逆罫線17の深さAは、通常罫線15の深さAと同じかそれよりも深く設定されている。また、逆罫線17は、通常罫線15の中心と逆罫線17の中心との間隔Bが5mm以上20mm以下となるように配置されている。ここで、通常罫線15の中心は、裏ライナ2の表面から最も凹んだ位置であり、逆罫線17の中心は、表ライナ1の表面から最も凹んだ位置である。
図2に示すように、ミシン目16は、所定の間隔をおいて直線状に並ぶ多数の切り込み27からなる。各切り込み27は、通常罫線15と平行な直線状に形成され、これら各切り込み27が、通常罫線15と平行な一直線上に並ぶように配置されている。各切り込み27は互いに同じ長さを有する。
図5に示すように、各切り込み27は、表ライナ1、中芯3、裏ライナ2を貫通して形成されている。ここで、表ライナ1の各切り込み27aは、裏ライナ2の各切り込み27bと表裏で一致する位置に形成され、表ライナ1の各切り込み27aの長さは、裏ライナ2の各切り込み27bの長さよりも短い。その結果、表ライナ1の隣り合う切り込み27aの間のつなぎ部分の長さが、裏ライナ2の隣り合う切り込み27bの間のつなぎ部分の長さよりも長くなっている。また、表ライナ1の各切り込み27aの幅(すなわちミシン目16の延びる方向に直交する方向の幅寸法)は、裏ライナ2の各切り込み27bの幅よりも狭い。
表ライナ1の隣り合う切り込み27aの間隔(すなわち表ライナ1の隣り合う切り込み27aの間のつなぎ部分の長さ)は、2mm以上4mm以下(好ましくは2.5mm以上、3.5mm以下)とされている。2mm以上(好ましくは2.5mm以上)とすると、上フラップ11,12,13,14(図1参照)を、表ライナ1が外側になるようにミシン目16に沿って直角に折り曲げたときに、表ライナ1に作用する張力によって表ライナ1がミシン目16に沿って破断してしまう事態を防止することができる。一方、4mm以下(好ましくは3.5mm以下)とすると、図12に示すように、上フラップ11,12,13,14をミシン目16に沿って切り離したときの破断面がきれいなものとなる。
図5に示すように、裏ライナ2の各切り込み27bの長さLと、裏ライナ2の隣り合う切り込み27bの間のつなぎ部分の長さLとの比は、2:1〜4:1の範囲に設定されている。ここで、裏ライナ2の隣り合う切り込み27bの間のつなぎ部分の長さLは、2mm以上4mm以下(好ましくは2.5mm以上、3.5mm以下)とすることができる。
図1に示すブランクは、例えば、以下のようにして組み立てることができる。
図8に示すように、側板5,6,7,8を罫線4に沿って裏ライナ2が内側になるように筒状に折り曲げ、一端の側板5に連設された継ぎ代10を他端の側板8の内面に接着し、それらの側板5,6,7,8で周壁31を形成する。次に、段ボール箱30の幅面に相当する側板6,8の下端に連設された下フラップ22,24を、罫線25に沿って周壁31の内側に折り曲げ、続いて段ボール箱30の長さ面に相当する側板5,7の下端に連設された下フラップ21,23を罫線25に沿って周壁31の内側に折り曲げ、それらの下フラップ21,22,23,24で周壁31の下端開口を閉じる底32を形成する。図では、逆罫線17と通常罫線15の間隔(図3の間隔B)を誇張して実際よりも大きく示している。
次に、商品を箱詰めする。このとき、図8に示すように、各上フラップ11,12,13,14が周壁31の上方に真っ直ぐ延びたままの状態で商品を段ボール箱30に挿入することも可能であるが、特に手作業で商品を挿入する場合、図8に示す状態では、各上フラップ11,12,13,14が邪魔となって商品を挿入しにくい。
そこで、商品を段ボール箱30に挿入しやすくするために、図9に示すように、上フラップ11,12,13,14を周壁31の外側に折る(いわゆる逆折り)。ここで、図3に示すように、通常罫線15は、裏ライナ2の側が凹んだ溝状とされているので、通常罫線15に沿って上フラップ11,12,13,14を裏ライナ2の側に折るときは、比較的小さい力で折ることが可能であるが、逆に、通常罫線15に沿って上フラップ11,12,13,14を表ライナ1の側に折るには、比較的大きい力を要するという特性を有する。一方、逆罫線17は、表ライナ1の側が凹んだ溝状とされているので、逆罫線17に沿って上フラップ11,12,13,14を表ライナ1の側に折るときは、比較的小さい力で折ることが可能であるが、逆に、逆罫線17に沿って上フラップ11,12,13,14を裏ライナ2の側に折るには、比較的大きい力を要するという特性を有する。
そのため、図6、図9に示すように、上フラップ11,12,13,14を周壁31の外側に折ったとき、上フラップ11,12,13,14は通常罫線15で折れずに、逆罫線17に沿って折れることとなる。ここで、もし逆罫線17がなければ、上フラップ11,12,13,14を周壁31の外側に折ったときに、図7に示すように、上フラップ11,12,13,14は通常罫線15で折れることとなり、裏ライナ2の側に作用する張力によって、ミシン目16に沿って上フラップ11,12,13,14と周壁31の間に割れが生じるおそれがある。これに対し、この実施形態の段ボール箱30は、通常罫線15に対して上フラップ11,12,13,14の側に間隔をおいた位置に逆罫線17を形成することで、上フラップ11,12,13,14を通常罫線15に沿って周壁31の外側に折ったときに、上フラップ11,12,13,14が通常罫線15で折れるのを防止し、ミシン目16の割れを防止している。なお図9では、上フラップ11,12,13,14をすべて折った例を示したが、上フラップ11,12,13,14のうちいずれか1枚のみ(例えば、箱詰めの作業者から見て手前側にあるもの)を折るようにしてもよい。
その後、図10、図11に示すように、上フラップ12,14を通常罫線15に沿って周壁31の内側に折り曲げ、上フラップ11,13を通常罫線15に沿って周壁31の内側に折り曲げる。ここで、上フラップ11,12,13,14を周壁31の内側に折ったとき(正折り)、上フラップ11,12,13,14は、上述の通常罫線15および逆罫線17の特性により、逆罫線17に沿って折れるのではなく、通常罫線15に沿って折れることとなる(図4参照)。続いて、上フラップ11,13の先端同士を粘着テープ34でつなぎ合わせることで、蓋33を形成する。上フラップ11,13と上フラップ12,14の上下に重なり合う部分をホットメルト等の接着剤または段ボール用のステープラーで固定することで蓋33を形成してもよい。
ところで、図11に示すように、上フラップ11,12,13,14を周壁31の内側に折った状態において、逆罫線17は、上下に延びる周壁31ではなく、蓋33の部分に位置する。そのため、逆罫線17を設けることによる段ボール箱30の圧縮強さ(特に、段ボール箱30に上下の圧縮荷重を負荷したときの耐久強度)の低下は、ほとんど生じない。
このようにして組み立てられた段ボール箱30は、例えば、以下のようにして開封することができる。
図11に示す側板6,8に形成された開封補助用の破断線19を破断して指を入れ、上フラップ12,14を上方に引き上げる。これにより、図12に示すように、上フラップ12,14が、通常罫線15およびミシン目16に沿って側板6,8から切り離される。また、上フラップ12,14とともに上フラップ11,13も上方に引き上げられるので、上フラップ11,13も、通常罫線15およびミシン目16に沿って側板5,7から切り離される。このようにして、段ボール箱30は、上フラップ11,12,13,14からなる蓋33を、カッター等の刃物を用いずに周壁31から円滑に切り離して開封することができる。また、図12に示すように、上フラップ11,12,13,14を周壁31から切り離して段ボール箱30を開封すると、段ボール箱30に収容された商品35が上フラップ11,12,13,14に遮られることなく露出した状態となるので、商品35を段ボール箱30に収容した状態のまま店頭で展示することができる。
上述の段ボール箱30は、通常罫線15とミシン目16が重ねて形成されているので、通常罫線15およびミシン目16に沿って上フラップ11,12,13,14を円滑に切り離すことができる。そのため、段ボール箱30の開封作業性に優れる。
また、この段ボール箱30は、上フラップ11,12,13,14を周壁31の外側に折ったときに、上フラップ11,12,13,14はミシン目16が形成された通常罫線15で折れずに、ミシン目16の無い逆罫線17に沿って折れることとなる。そのため、商品35を箱詰めする際に、上フラップ11,12,13,14と周壁31の間のミシン目16に沿って割れが生じるのを防止することができる。
また、この段ボール箱30は、逆罫線17の深さA(図3参照)が、通常罫線15の深さAと同じかそれよりも深く設定されているので、上フラップ11,12,13,14を周壁31の外側に折ったときに、上フラップ11,12,13,14が通常罫線15に沿って折れるのを防止し、より確実に逆罫線17に沿って折れるようにすることが可能となっている。
また、この段ボール箱30は、通常罫線15の中心と逆罫線17の中心との間隔B(図3参照)が5mm以上あるので、上フラップ11,12,13,14を周壁31の外側に折ったときに、通常罫線15と逆罫線17が同時に折れるのを防止することが可能となっている。また、通常罫線15の中心と逆罫線17の中心との間隔Bが20mm以下なので、上フラップ11,12,13,14を周壁31の外側に折ったときに、上フラップ11,12,13,14が逆罫線17で折れずに通常罫線15に沿って折れるのを効果的に防止することが可能となっている。
また、この段ボール箱30は、表ライナ1の隣り合う切り込み27aの間のつなぎ部分の長さが、裏ライナ2の隣り合う切り込み27bの間のつなぎ部分の長さよりも長くなるように、ミシン目16が形成されているので、段ボール箱30の組み立てに際して上フラップ11,12,13,14を周壁31の内側に折り曲げたときに、表ライナ1の割れが生じにくい。
逆罫線17の深さA(図3参照)を、通常罫線15の深さAと同じかそれよりも深く設定することにより、上フラップ11を周壁31の外側に折ったときに、上フラップ11が通常罫線15に沿って折れるのを防止できることを確認するため、A>Aの段ボール箱のサンプル、A=Aの段ボール箱のサンプル、A<Aの段ボール箱のサンプルを材質毎にそれぞれ5箱ずつ準備し、その各サンプルの上フラップ11を周壁31の外側に折り曲げたときに、上フラップ11が通常罫線15と逆罫線17のいずれの罫線に沿って折れるかを調査する試験を行なった。その試験結果を以下の表に示す。
Figure 0006050432
上記表の「○」「△」「×」の意味は、以下のとおりである。
「○」:5個中、すべてのサンプルの上フラップが逆罫線のみで折れた。
「△」:5個中、3〜4個のサンプルの上フラップは逆罫線のみで折れたが、残りのサンプルは通常罫線のみで折れるか、逆罫線と通常罫線の両方で折れた。
「×」:5個中、0〜2個のサンプルの上フラップは逆罫線のみで折れたが、残りのサンプルは通常罫線のみで折れるか、逆罫線と通常罫線の両方で折れた。
上記の試験結果により、逆罫線17の深さAを通常罫線15の深さAと同じに設定するか、好ましくは逆罫線17の深さAを通常罫線15の深さAよりも深く設定することにより、上フラップ11を周壁31の外側に折ったときに、上フラップ11が通常罫線15に沿って折れるのを防止できることが分かる。
また、通常罫線15の中心と逆罫線17の中心との間隔Bを5mm以上20mm以下に設定することにより、上フラップ11を周壁31の外側に折ったときに逆罫線がより効果的に機能することを確認するため、間隔Bの大きさを異ならせた段ボール箱のサンプルをそれぞれ5箱ずつ準備し、その各サンプルの上フラップ11を周壁31の外側に折り曲げたときに、上フラップ11が通常罫線15と逆罫線17のいずれの罫線に沿って折れるかを調査する試験を行なった。その試験結果を以下の表に示す。
Figure 0006050432
上記表の「○」「△」「×」の意味は、以下のとおりである。
「○」:5個中、すべてのサンプルの上フラップが逆罫線のみで折れた。
「△」:5個中、3〜4個のサンプルの上フラップは逆罫線のみで折れたが、残りのサンプルは通常罫線のみで折れるか、逆罫線と通常罫線の両方で折れた。
「×」:5個中、0〜2個のサンプルの上フラップは逆罫線のみで折れたが、残りのサンプルは通常罫線のみで折れるか、逆罫線と通常罫線の両方で折れた。
上記の試験結果により、通常罫線15の中心と逆罫線17の中心との間隔Bを5mm以上20mm以下(より好ましくは5mm以上10mm以下)に設定したときに、上フラップ11を周壁31の外側に折ったときに逆罫線がより効果的に機能することが分かる。
次に、上記実施形態の段ボール箱30を形成する段ボールシートの製造に好適なコルゲートマシンを説明する。コルゲートマシンは、上流側から下流側に向かって順に、シングルフェーサ(図示せず)、ダブルフェーサ(図示せず)、スリッタスコアラ40(図13参照)、ミシン目形成装置41(図13参照)、カットオフ(図示せず)を有する。シングルフェーサは、中芯3を波形に成形し、その中芯3に裏ライナ2を接着して片面段ボールを作る装置である。ダブルフェーサは、シングルフェーサから送り出された片面段ボールに表ライナ1を接着して両面段ボール(以下「段ボールシート」という)を作る装置である。カットオフは、搬送方向に連続する帯状の段ボールシートを搬送方向と直交する方向に切断して枚葉にする装置である。コルゲートマシンにおいて、段ボールシートは、表ライナ1が下側、裏ライナ2が上側となる向きで搬送される。
図13に示すように、スリッタスコアラ40は、スコアラ42とスリッタ43を有する。
スコアラ42は、段ボールシート44の上側に配置された上側の第1回転軸45および第2回転軸46と、段ボールシート44の下側に配置された下側の第1回転軸47および第2回転軸48と、上側の第1回転軸45に固定された上側の罫線リング49と、下側の第1回転軸47に固定された下側の罫線リング50と、上側の第2回転軸46に固定された上側の通常罫線リング51と、下側の第2回転軸48に固定された下側の通常罫線リング52とを有する。上側の第1回転軸45と下側の第1回転軸47は、上下に対向して配置されている。また、上側の第2回転軸46と下側の第2回転軸48も、上下に対向して配置されている。上側の第2回転軸46および下側の第2回転軸48は、上側の第1回転軸45および下側の第1回転軸47の下流側に隣接して配置されている。
上側の罫線リング49の外周には、全周にわたって円周方向に連続する凸部53が設けられている。下側の罫線リング50の外周には、全周にわたって円周方向に連続する凹部54が設けられている。同様に、上側の通常罫線リング51の外周には、全周にわたって円周方向に連続する凸部55が設けられている。また、下側の通常罫線リング52の外周には、全周にわたって円周方向に連続する凹部56が設けられている。
スコアラ42は、上側の罫線リング49の外周の凸部53と、下側の罫線リング50の外周の凹部54との間で段ボールシート44を挟み込むことで、搬送方向に延びる罫線15を段ボールシート44に形成する。同様に、スコアラ42は、上側の通常罫線リング51の外周の凸部55と、下側の通常罫線リング52の外周の凹部56との間で段ボールシート44を挟み込むことで、搬送方向(すなわち段目に直角な方向)に延びる通常罫線15を段ボールシート44に形成する。
また、スコアラ42は、逆罫線形成部57を有する。逆罫線形成部57は、段ボールシート44の上側に配置された上側の回転軸58と、段ボールシート44の下側に配置された下側の回転軸59と、上側の回転軸58に固定された上側の逆罫線リング60と、下側の回転軸59に固定された下側の逆罫線リング61とを有する。上側の回転軸58と下側の回転軸59は、上下に対向して配置されている。上側の逆罫線リング60の外周には、全周にわたって円周方向に連続する凹部62が設けられ、下側の逆罫線リング61の外周には、全周にわたって円周方向に連続する凸部63が設けられている。逆罫線形成部57は、上側の逆罫線リング60の外周の凹部62と、下側の逆罫線リング61の凸部63との間で段ボールシート44を挟み込むことで、搬送方向(すなわち段目に直角な方向)に延びる逆罫線17を段ボールシート44に形成する。
また、逆罫線形成部57は、上側の逆罫線リング60の昇降駆動装置64を有する。段ボールシート44に逆罫線17を形成しないときは、昇降駆動装置64が上側の逆罫線リング60を上昇させ、段ボールシート44に逆罫線17を形成するときは、昇降駆動装置64が上側の逆罫線リング60を下降させる。
スリッタ43は、段ボールシート44の上下に配置された回転軸65,66と、上側の回転軸65に固定されたナイフ受け67と、下側の回転軸66に固定されたスリッタナイフ68とを有する。スリッタナイフ68の外周には全周にわたって円周方向に連続する切れ刃が形成されている。スリッタナイフ68は、下側(すなわち表ライナ1の側)から段ボールシート44に切り込み、段ボールシート44を搬送方向(すなわち段目に直角な方向)に沿って切断する回転刃である。
スリッタスコアラ40は、上側の各回転軸45,46と下側の各回転軸47,48とを支持するフレーム70と、床面Fに固定されたベース部材71と、フレーム70とベース部材71の間に設けられたリニヤガイド72とを有する。リニヤガイド72は、段ボールシート44の搬送方向に対して直交する水平方向に移動可能にフレーム70を支持している。また、スリッタスコアラ40を通過する段ボールシート44の位置が搬送方向に直交する方向に変化したときに、その段ボールシート44の位置の変化に追従してフレーム70を移動させるフレーム移動装置73がフレーム70に取り付けられている。
逆罫線形成部57は、上側の回転軸58と下側の回転軸59とを支持する補助フレーム74と、床面Fに固定されたベース部材75と、補助フレーム74とベース部材75の間に設けられたリニヤガイド76とを有する。リニヤガイド76は、段ボールシート44の搬送方向に対して直交する水平方向に移動可能に補助フレーム74を支持している。補助フレーム74には、スリッタスコアラ40のフレーム70に連結される連結ブラケット77が設けられている。この連結ブラケット77を介してフレーム70と補助フレーム74を互いに連結することにより、フレーム移動装置73がスリッタスコアラ40のフレーム70を移動させたときに、そのフレーム70と一体に補助フレーム74も移動するようになっている。
ミシン目形成装置41は、スコアラ42の下流側に配置されている。このミシン目形成装置41は、段ボールシート44の上下に配置された回転軸80,81と、上側の回転軸80に固定された丸形のミシン目形成ナイフ82と、下側の回転軸81に固定されたナイフ受け83とを有する。ミシン目形成ナイフ82は、上側(すなわち裏ライナ2の側)から段ボールシート44に切り込み、段ボールシート44にミシン目16(図14参照)を形成する回転刃である。ミシン目形成ナイフ82と通常罫線リング51,52は、通常罫線リング51,52で形成された通常罫線15の上に重ねてミシン目16が形成されるように、段ボールシート44の搬送方向に延びる同一直線上にそれぞれ配置されている。
また、ミシン目形成装置41は、回転軸80,81を支持するフレーム84と、床面Fに固定されたベース部材85と、フレーム84とベース部材85の間に設けられたリニヤガイド86とを有する。リニヤガイド86は、段ボールシート44の搬送方向に対して直交する水平方向に移動可能にフレーム84を支持している。フレーム84には、スリッタスコアラ40のフレーム70に連結される連結ブラケット87が設けられている。この連結ブラケット87を介してフレーム84とフレーム70を互いに連結することにより、フレーム移動装置73がスリッタスコアラ40のフレーム70を移動させたときに、そのフレーム70と一体にミシン目形成装置41のフレーム84も移動するようになっている。
また、ミシン目形成装置41は、ミシン目形成ナイフ82の昇降駆動装置88を有する。段ボールシート44にミシン目16を形成しないときは、昇降駆動装置88がミシン目形成ナイフ82を上昇させ、段ボールシート44にミシン目16を形成するときは、昇降駆動装置88がミシン目形成ナイフ82を下降させる。
図14に示すように、ミシン目形成ナイフ82の外周には、半径方向外方に突出する複数の刃部89が円周方向に間隔をおいて形成されている。各刃部89は、半径方向内側から外側に向かって円周方向の幅寸法が次第に小さくなる形状とされている。そのため、ミシン目形成ナイフ82で段ボールシート44にミシン目16を形成したときに、図5に示すように、表ライナ1の隣り合う切り込み27aの間のつなぎ部分の長さが、裏ライナ2の隣り合う切り込み27bの間のつなぎ部分の長さよりも長くなる。各刃部89の径方向外縁は、回転軸80の中心と同じ位置に中心をもつ円弧状とされている。
上述のコルゲートマシンで段ボールシート44を製造すると、図15に示すように、通常罫線リング51,52で通常罫線15を形成した後に、通常罫線リング51,52の下流側に配置されたミシン目形成ナイフ82でミシン目16を形成するので、通常罫線15を形成するときの押圧力により、裏ライナ2がミシン目16に沿って破断するのを防止することができる。すなわち、もしミシン目形成ナイフ82を通常罫線リング51,52の上流側に配置した場合、ミシン目形成ナイフ82でミシン目16を形成した後に、そのミシン目16の上に通常罫線リング51,52で通常罫線15を形成することとなるため、通常罫線15を形成するときの押圧力により、裏ライナ2がミシン目16に沿って破断してしまうおそれがあるのに対し、上述のコルゲートマシンのようにミシン目形成ナイフ82を通常罫線リング51,52の下流側に配置すると、裏ライナ2を破断させずに通常罫線15とミシン目16を重ねて形成することが可能である。
また、上述のコルゲートマシンで段ボールシート44を製造すると、逆罫線リング60,61で逆罫線17を形成した後に、逆罫線リング60,61の下流側に配置されたミシン目形成ナイフ82でミシン目16を形成するので、逆罫線17を形成するときに表ライナ1に作用する張力により、表ライナ1がミシン目16に沿って破断するのを防止することができる。すなわち、もしミシン目形成ナイフ82を逆罫線リング60,61の上流側に配置した場合、ミシン目形成ナイフ82でミシン目16を形成した後に、逆罫線リング60,61で逆罫線17を形成することとなるため、逆罫線17を形成するときに表ライナ1に作用する張力により、表ライナ1がミシン目16に沿って破断してしまうおそれがあるのに対し、上述のコルゲートマシンのようにミシン目形成ナイフ82を逆罫線リング60,61の下流側に配置すると、表ライナ1を破断させずに逆罫線17とミシン目16を形成することが可能である。
上記実施形態のように、逆罫線形成部57の補助フレーム74を、スリッタスコアラ40のフレーム70とは別個に形成すると、既設のスリッタスコアラ40を改造することで逆罫線形成部57を導入することが可能となるが、新品のスリッタスコアラをコルゲートマシンに導入する場合等においては、逆罫線形成部57の補助フレーム74とスリッタスコアラ40のフレーム70とを単一の部材に共通化することも可能である。
また、上記実施形態では、逆罫線形成部57を、スリッタスコアラ40の上流側に配置した例を挙げて説明したが、逆罫線形成部57を、スリッタスコアラ40の下流側かつミシン目形成装置41の上流側に配置することも可能である。
上記実施形態では、上側の逆罫線リング60および下側の逆罫線リング61を、罫線リング49,50および通常罫線リング51,52が固定された上下の回転軸45,46,47,48とは別個の回転軸58,59に固定したが、図16および図17に示すように、上側の逆罫線リング60および下側の逆罫線リング61を、罫線リング49,50および通常罫線リング51,52が固定された上下の回転軸45,46,47,48に固定することも可能である。
また、図18および図19に示すように、上側の逆罫線リング60と上側の通常罫線リング51とを一体化した上側の特殊罫線リング90と、下側の逆罫線リング61と下側の通常罫線リング52とを一体化した下側の特殊罫線リング91とで通常罫線15および逆罫線17を形成することも可能である。上側の特殊罫線リング90には、上側の逆罫線リング60の凹部62と上側の通常罫線リング51の凸部55に相当する凹部62および凸部55が軸方向に隣接して設けられ、下側の特殊罫線リング91には、下側の逆罫線リング61の凸部63と下側の通常罫線リング52の凹部56に相当する凸部63および凹部56が軸方向に隣接して設けられている。
上記実施形態では、ミシン目形成装置41をスリッタスコアラ40の下流側に配置した例を挙げて説明したが、ミシン目形成装置41は、スコアラ42の下流側であれば他の位置に設けてもよく、例えば、スリッタスコアラ40のフレーム70内に組み込んでもよい。また、スリッタ43の上側の回転軸65と同軸上にミシン目形成ナイフ82を装着してミシン目形成装置41を構成することも可能である。
また、上記実施形態では、通常罫線15および逆罫線17を形成する罫線形成工程と、その罫線形成工程の後、通常罫線15の上にミシン目16を重ねて形成するミシン目形成工程とをいずれもコルゲートマシンで行なったが、これら両方の工程、あるいは後者の工程のみをコルゲートマシンよりも後の工程(例えば、断裁機を用いて枚葉の段ボールシート44を複数丁に分断するとともに罫線を形成する工程や、プリンタスロッタを用いて枚葉の段ボールシート44に罫線を形成するとともに印刷を施す工程)で行なうようにしてもよい。
このようにしても、通常罫線15を形成するときの押圧力によるライナ割れを防止することができる。すなわち、もしミシン目16を形成した後に、そのミシン目16の上に通常罫線15を形成した場合、通常罫線15を形成するときの押圧力により、裏ライナ2が割れるおそれがあるのに対し、通常罫線15を形成した後に、その通常罫線15の上にミシン目16を形成すると、ミシン目16を形成する前にあらかじめ段ボールが通常罫線15で潰れた状態となっているので、裏ライナ2が割れるのを防止することができる。
上記実施形態では、段ボールシート44に通常罫線15および逆罫線17を形成する罫線形成装置と、その罫線形成装置の下流側で通常罫線15の上にミシン目16を形成するミシン目形成装置41とを有するミシン目形成ユニットとして、コルゲートマシンの途中で帯状に連続する段ボールシート44に通常罫線15および逆罫線17を形成するスコアラ42と、コルゲートマシンのスコアラ42よりも下流側に配置したミシン目形成装置41とからなるものを挙げて説明したが、この発明の実施形態のミシン目形成ユニットとして、図20に示すように、コルゲートマシンで製造された枚葉の段ボールシート44を1枚ずつ加工するものを採用することも可能である。
図20に、枚葉の段ボールシート用のミシン目形成ユニットを示す。このミシン目形成ユニットは、例えば、枚葉の段ボールシート44を所定の幅寸法に断裁する断裁機を改造したものである。以下、図13に示すミシン目形成ユニットに対応する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
上側の逆罫線リング60および下側の逆罫線リング61の上流側には、枚葉の段ボールシート44を支持する給紙テーブル92が設けられている。また、ミシン目形成ナイフ82およびナイフ受け83の下流側には、排紙テーブル93が設けられている。
このミシン目形成ユニットの使用例を説明する。給紙テーブル92で支持された枚葉の段ボールシート44を、上側の逆罫線リング60と下側の逆罫線リング61の間に送り込むと、まず、段ボールシート44に逆罫線17(図1参照)が形成され、次に、上側の通常罫線リング51と下側の通常罫線リング52の間で段ボールシート44に通常罫線15が形成され、その後、ミシン目形成ナイフ82によって通常罫線15の上にミシン目16が重ねて形成される。ここで、図示しないスリッタナイフを上下の通常罫線リング51,52と軸方向に並ぶように回転軸46,48に取り付け、そのスリッタナイフで段ボールシート44を所定の幅寸法に裁断するようにしてもよい。
上記実施形態では、上フラップ11と周壁31の間の部分の通常罫線15、上フラップ12と周壁31の間の部分の通常罫線15、上フラップ13と周壁31の間の部分の通常罫線15、上フラップ14と周壁31の間の部分の通常罫線15のすべての位置にミシン目16を形成したが、これらいずれかの部分にのみミシン目16を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、通常罫線15の延びる方向と平行な切り込み27からなるミシン目16を例に挙げて説明したが、通常罫線15の延びる方向に対して傾斜した方向の多数の切り込み27を通常罫線15の幅の中に間隔をおいて並べて配置したミシン目16を採用することも可能である。要するに、ミシン目16を構成する各切り込み27が通常罫線15の幅内に収まればよい。
また、上記実施形態では、各上フラップ11,12,13,14の長さがいずれも同じ形状の段ボール箱(いわゆるA式の段ボール箱)を例に挙げて説明したが、この発明は、他の形式の段ボール箱(例えば、周壁の上端開口を1枚で閉塞する大きさの上フラップを有し、その上フラップの先端に連設した差込片を周壁の内側に差し込んで蓋をなすいわゆるB式の段ボール箱)にも適用することができる。
また、上記実施形態では、方形の周壁31を有する段ボール箱を例に挙げて説明したが、この発明は、八角形の周壁を有する段ボール箱(いわゆるコーナーカットの段ボール箱)など、方形以外の周壁を有する段ボール箱に適用してもよい。またこの発明は、周壁の上端に上フラップを有するが、周壁の下端には下フラップが無い段ボール箱(いわゆる半A式の段ボール箱)に適用してもよく、例えば、トレイの上に半A式の段ボール箱をカバーとして被せる2ピースの形態にも使用することができる。
1 表ライナ
2 裏ライナ
3 中芯
11,12,13,14 上フラップ
15 通常罫線
16 ミシン目
17 逆罫線
30 段ボール箱
31 周壁
41 ミシン目形成装置
42 スコアラ
51,52 通常罫線リング
60,61 逆罫線リング
82 ミシン目形成ナイフ
90,91 特殊罫線リング
通常罫線の深さ
逆罫線の深さ
B 通常罫線の中心と逆罫線の中心との間隔

Claims (2)

  1. 表ライナ(1)と、裏ライナ(2)と、前記表ライナ(1)と前記裏ライナ(2)の間に設けられた中芯(3)とを有する段ボールを前記裏ライナ(2)が内側になるように筒状に折り曲げて形成された周壁(31)と、
    前記周壁(31)の一端に連設されたフラップ(11,12,13,14)とを有する段ボール箱において、
    前記フラップ(11,12,13,14)と前記周壁(31)の間に、前記フラップ(11,12,13,14)が前記周壁(31)の内側に折れるように前記裏ライナ(2)の側が凹んだ溝状の通常罫線(15)が形成され、
    前記通常罫線(15)の上に前記フラップ(11,12,13,14)の切り離し用のミシン目(16)が重ねて形成され、
    前記通常罫線(15)に対して前記フラップ(11,12,13,14)の側に間隔をおいた位置に、前記通常罫線(15)と平行に、前記フラップ(11,12,13,14)が前記周壁(31)の外側に折れるように前記表ライナ(1)の側が凹んだ溝状の逆罫線(17)が形成され
    前記逆罫線(17)は、前記通常罫線(15)の中心と前記逆罫線(17)の中心との間隔(B)が5mm以上20mm以下となるように配置されていことを特徴とする段ボール箱。
  2. 前記逆罫線(17)の深さ(A)は、前記通常罫線(15)の深さ(A)と同じかそれよりも深い請求項1に記載の段ボール箱。
JP2015113283A 2015-06-03 2015-06-03 段ボール箱 Active JP6050432B1 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015113283A JP6050432B1 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 段ボール箱
SG11201703165PA SG11201703165PA (en) 2015-06-03 2016-05-17 Corrugated paperboard box, perforation forming method for perforating corrugated paperboard sheet, and perforation forming device and perforation forming unit for perforating corrugated paperboard sheet
PCT/JP2016/064591 WO2016194602A1 (ja) 2015-06-03 2016-05-17 段ボール箱、段ボールシートのミシン目形成方法、および段ボールシートのミシン目形成装置、並びにミシン目形成ユニット
MYPI2017702635A MY182501A (en) 2015-06-03 2016-05-17 Corrugated paperboard box, perforation forming method for perforating corrugated paperboard sheet, and perforation forming device and perforation forming unit for perforating corrugated paperboard sheet
EP16803037.7A EP3305674B1 (en) 2015-06-03 2016-05-17 Cardboard box, cardboard sheet perforation forming method, cardboard sheet perforation forming device, and perforation forming unit
US15/524,860 US10427828B2 (en) 2015-06-03 2016-05-17 Corrugated paperboard box, perforation forming method for perforating corrugated paperboard sheet, and perforation forming device and perforation forming unit for perforating corrugated paperboard sheet
KR1020177017109A KR101958586B1 (ko) 2015-06-03 2016-05-17 골판지 상자, 골판지 시트의 절취선 형성 방법, 및 골판지 시트의 절취선 형성 장치, 및 절취선 형성 유닛
AU2016269914A AU2016269914B2 (en) 2015-06-03 2016-05-17 Cardboard box, cardboard sheet perforation forming method, cardboard sheet perforation forming device, and perforation forming unit
NZ731152A NZ731152A (en) 2015-06-03 2016-05-17 Cardboard box, cardboard sheet perforation forming method, cardboard sheet perforation forming device, and perforation forming unit
CN201680003869.9A CN107000890B (zh) 2015-06-03 2016-05-17 瓦楞纸箱、瓦楞纸板的孔状接线形成方法、孔状接线形成装置、以及孔状接线形成单元
PH12017501011A PH12017501011A1 (en) 2015-06-03 2017-06-01 Corrugated paperboard box, perforation forming method for perforating corrugated paperboard sheet, and perforation forming device and perforation forming unit for perforating corrugated paperboard sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015113283A JP6050432B1 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 段ボール箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6050432B1 true JP6050432B1 (ja) 2016-12-21
JP2016222333A JP2016222333A (ja) 2016-12-28

Family

ID=57572479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015113283A Active JP6050432B1 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 段ボール箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6050432B1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6581534B2 (ja) * 2016-03-25 2019-09-25 レンゴー株式会社 天面開封段ボール箱
JP6524141B2 (ja) * 2017-05-12 2019-06-05 レンゴー株式会社 包装箱
JP7421031B2 (ja) * 2019-01-31 2024-01-24 小林製薬株式会社 医薬品包装体
JP2020131530A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 三菱重工機械システム株式会社 罫入れ装置,スリッタスコアラ及び段ボールシート加工方法
JP7242424B2 (ja) * 2019-05-21 2023-03-20 レンゴー株式会社 包装容器
JP7404832B2 (ja) 2019-12-03 2023-12-26 Toppanホールディングス株式会社 バックインボックス用外箱、およびそれを使用したバックインボックス

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547930U (ja) * 1977-06-15 1979-01-19
JPS58104739A (ja) * 1981-12-18 1983-06-22 三菱重工業株式会社 スリッタスコアラ
JPS60123317U (ja) * 1984-01-31 1985-08-20 尹 泳達 包装用の紙製ボツクス
JPH0311626U (ja) * 1989-06-14 1991-02-05
JPH0742707Y2 (ja) * 1991-03-27 1995-10-04 レンゴー株式会社 コルゲートマシン
JP3036775U (ja) * 1996-10-14 1997-05-02 有限会社綜合紙器 ミシン目打ち段ボールシート
JP2003026153A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Rengo Co Ltd 溝切り形段ボール箱の製造
JP2014151582A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Tomoku Co Ltd 段ボールの折曲用罫線、罫入具及び段ボール箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016222333A (ja) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6050432B1 (ja) 段ボール箱
JP6076529B2 (ja) 段ボール箱、段ボールシートの罫線形成方法、および段ボールシートの罫線形成装置
WO2016194602A1 (ja) 段ボール箱、段ボールシートのミシン目形成方法、および段ボールシートのミシン目形成装置、並びにミシン目形成ユニット
JP2016094247A (ja) 段ボール箱、段ボールシートのミシン目形成方法、およびミシン目形成ユニット
JP6050468B1 (ja) 段ボール箱、段ボールシートのミシン目形成方法、および段ボールシートのミシン目形成装置
JP7128722B2 (ja) 胴部分割用ミシン目入り段ボール箱、および段ボール分割用のミシン目形成方法
JP2009067449A (ja) 包装箱
JP6050530B1 (ja) 段ボール箱、段ボールシートのミシン目形成方法、および段ボールシートのミシン目形成装置
JP6581534B2 (ja) 天面開封段ボール箱
WO2016027761A1 (ja) 段ボール箱、段ボールシートのミシン目形成方法、およびミシン目形成ユニット
WO2016208363A1 (ja) 段ボール箱、段ボールシートの罫線形成方法、および段ボールシートの罫線形成装置
JP6167255B1 (ja) 箱用シート
JP7224900B2 (ja) 包装箱
JP2017218175A (ja) 天面開封段ボール箱
JP3238109U (ja) 仕切部材およびブランク
JP4166140B2 (ja) ハンガーボックス
JP7409183B2 (ja) 包装箱の製造方法
JP2019026359A (ja) 包装箱
JP7221201B2 (ja) 包装箱
JP6343731B1 (ja) 箱用シート、箱用シートの製造方法及びトムソン型
JP7214480B2 (ja) 包装箱および包装箱の折り畳み方法
JP2019001474A (ja) 包装箱、及び包装箱のブランク
JP2008162659A (ja) 包装箱
US20240101302A1 (en) Skip slot box blanks, boxes and methods of forming the same
JP2024019891A (ja) 包装箱

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20161007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6050432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250