JP2003026153A - 溝切り形段ボール箱の製造 - Google Patents

溝切り形段ボール箱の製造

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JP2003026153A
JP2003026153A JP2001213206A JP2001213206A JP2003026153A JP 2003026153 A JP2003026153 A JP 2003026153A JP 2001213206 A JP2001213206 A JP 2001213206A JP 2001213206 A JP2001213206 A JP 2001213206A JP 2003026153 A JP2003026153 A JP 2003026153A
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JP
Japan
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blank
box
lines
corrugated board
ruled lines
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JP2001213206A
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English (en)
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Tatsuo Sasazaki
達夫 笹崎
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Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォルダーグルアでの製函時における接合精
度を高める。 【解決手段】 段目が縦向きの溝切り形段ボール箱のブ
ランクにおいて、縦方向の罫線を2条のミシン罫4a,
4b,6a,6bとし、製函時の折曲基準面に対して内
側となるミシン罫4a,6aのピッチを、外側となるミ
シン罫4b,6bのピッチよりも細かくし、その曲げ強
さを低下させる。製函時に段ボールシートがミシン罫4
a,6a及びミシン罫4b,6bに沿って順次正確に折
れ曲がるので、継代片8を正確な位置に接合できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溝切り形段ボー
ル箱の製函時における罫線の折曲精度を向上させる技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溝切り形段ボール箱のブランクは、図5
に示すように、段目を縦向きにして、横方向に罫線1,
2を、縦方向に罫線3,4,5,6を入れ、罫線4,
5,6の延長線上に溝7を切り、端部を切断して継代片
8を形成して製造される。
【0003】これにより、罫線4,5,6を境として側
壁9,10,11,12をなす部分が形成され、その上
下に罫線1,2を境としてフラップ13,14,15,
16をなす部分が形成される。
【0004】そして、このブランクは、フォルダーグル
アにより、図6に示すように、側壁10,11を基準面
として、罫線4,6沿いに側壁9,12を内側へ折り曲
げ、継代片8を側壁12の内面に貼着して扁平な箱体と
し、その状態で出荷される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなブランクでは、罫線4,6の部分のどの段に沿っ
て段ボールシートが折れ曲がるかわからないため、材料
としてA段やAB段などの厚手の段ボールシートを用い
た場合、フラップ13,16の隙間δに大きなばらつき
が生じ、包装機械での包装時にトラブルが生じることが
ある。
【0006】そこで、この発明は、段ボールブランクの
罫線を改善して、フォルダーグルアでの製函時における
接合精度を高めることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、段目に沿う縦方向の罫線を2条のミシ
ン罫とし、製函時の折曲基準面に対して内側となるミシ
ン罫の曲げ強さを、外側となるミシン罫の曲げ強さより
も低下させたのである。
【0008】このように2条のミシン罫を入れると、段
ボールシートが折曲基準面から内側となるミシン罫及び
外側となるミシン罫に沿って順次正確に折れ曲がり、精
度の高い接合が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、ここでは、上記従来
例に対応する部分に同一の符号を使用し、その説明を省
略する。
【0010】この発明に係る段ボール箱のブランクで
は、図1に示すように、段目に沿う縦方向の罫線のう
ち、側壁9,10の境界をなす罫線と、側壁11,12
の境界をなす罫線とを2条のミシン罫4a,4b及び6
a,6bとする。
【0011】そして、側壁10,11に対して内側とな
るミシン罫4a,6aのピッチは、外側となるミシン罫
4b,6bのピッチよりも細かくなるように設定する。
【0012】ここで、図2にミシン罫4a,4bについ
て示すように、内側のミシン罫のピッチAを外側のミシ
ン罫のピッチBの2倍程度とし、Aが2mm〜10m
m、Bが4mm〜20mm程度になるようにするとよ
い。
【0013】また、ミシン罫の端の切目を溝7の基端か
ら距離Cだけ離し、この距離Cは、5mm〜50mm程
度となるようにするとよい。
【0014】なお、これらのミシン罫4a,4b及び6
a,6bは、切目と押し罫を組み合わせたリード罫とし
てもよい。
【0015】このようなブランクをフォルダーグルアで
扁平箱体に製函するには、図3に示すように、側壁1
0,11を基準面として、側壁9,12を内側へ折り曲
げる。
【0016】このとき、段ボールシートは、ピッチが細
かく、曲げ強さが低下した内側のミシン罫4a,6aか
ら折れはじめ、次いでピッチの粗い外側のミシン罫4
b,6bに沿って正確に折れ曲がる。
【0017】このため、このブランクでは、継代片8を
所定の位置からずれすることなく側壁12の内面に貼り
付けることができ、品質に優れた扁平箱体を製造でき
る。
【0018】また、この扁平箱体を組み立てて物品を箱
詰めする際、上方のフラップを一旦外側に折り返して
も、ミシン罫4a,4b及び6a,6bの端の切目が溝
7の基端から離れているので、溝7の基端から稜線が破
断することもない。
【0019】なお、このブランクは、打抜のほか、図4
に示すように、段ボールシートSを送りつつ、第1クリ
ーザ21で押し罫を、第2クリーザ22のミシン刃24
でミシン罫を入れ、スロッタ23のナイフ25で溝を切
って製造することもできる。
【0020】この場合、ミシン罫の切目の端から溝の基
端までの距離が確保されるように、第2クリーザ22と
スロッタ23とを連動制御し、ミシン刃24とナイフ2
5の位相を調整するとよく、機械部分を大きく変更する
必要はない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る段ボール
箱のブランクでは、製函時の折曲基準面に対して内側と
なるミシン罫の曲げ強さを、外側となるミシン罫の曲げ
強さよりも低下させ、段ボールシートが正確な位置で折
れ曲がるようにしたので、精度よく接合でき、包装機械
でのトラブルを防止できる。
【0022】また、ミシン罫の端の切目を溝の基端から
離すと、稜線の破れを防止でき、このブランクは、ミシ
ン罫を入れるクリーザと、溝を切るスロッタとを連動制
御することにより、容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る段ボール箱のブランクを示す図
【図2】同上のミシン罫部分の拡大図
【図3】同上の製函過程を示す斜視図
【図4】同上のブランクの製造装置を示す概略図
【図5】従来の段ボール箱のブランクを示す図
【図6】同上の製函状態を示す図
【符号の説明】
1〜6 罫線 4a,4b,6a,6b ミシン罫 7 溝 8 継代片 9〜12 側壁 13〜16 フラップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段目が縦向きの溝切り形段ボール箱のブ
    ランクにおいて、縦方向の罫線を2条のミシン罫とし、
    製函時の折曲基準面に対して内側となるミシン罫の曲げ
    強さを、外側となるミシン罫の曲げ強さよりも低下させ
    たことを特徴とする段ボール箱のブランク。
  2. 【請求項2】 前記ミシン罫の端の切目を溝の基端から
    離したことを特徴とする請求項1に記載の段ボール箱の
    ブランク。
  3. 【請求項3】 前記ミシン罫を入れるクリーザと、溝を
    切るスロッタとを連動制御して、ミシン罫の端の切目を
    溝の基端から離すことを特徴とする請求項2に記載の段
    ボール箱のブランクの製造装置。
JP2001213206A 2001-07-13 2001-07-13 溝切り形段ボール箱の製造 Pending JP2003026153A (ja)

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