JP2017218175A - 天面開封段ボール箱 - Google Patents

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Futoshi Yamada
太志 山田
孝士 梶塚
Takashi Kajizuka
孝士 梶塚
秀俊 殿岡
Hidetoshi Tonooka
秀俊 殿岡
山原 栄司
Eiji Yamahara
栄司 山原
池田 耕
Ko Ikeda
耕 池田
古田 拓
Hiroshi Furuta
拓 古田
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Abstract

【課題】材料が厚く硬い段ボールであっても、包装時の折り曲げに伴い段ボールが割れることがなく、確実かつ容易に開封できる天面開封段ボール箱を提供する。
【解決手段】周壁1を形成する端面板11及び側面板12の上端にそれぞれ内フラップ14及び外フラップ15が連設され、内フラップ14及び外フラップ15が内側へ折り曲げられて、天壁2が形成された包装状態とされる段ボール箱において、端面板11と内フラップ14に跨って手掛部18が設けられ、手掛部18は、端面板11側の端切片18aと内フラップ14側の天切片18bとが連なって、全周が切目線に囲まれたものとされ、外フラップ15には、その基部の側面板12との境界の罫線より天面側に離れた位置に破断線20が入れられ、側端から破断線20に至る切欠部22が設けられたものとする。
【選択図】図4

Description

この発明は、開封に際し、破断線の破断に伴い天面を開口させる天面開封段ボール箱に関するものである。
下記特許文献1には、図6に示すように、周壁51の各面を形成する端面板61及び側面板62の上端にそれぞれ内フラップ63及び外フラップ64が連設され、内フラップ63と外フラップ64とを内側へ折り曲げて重ね合わせ、外フラップ64の先端同士を突き合わせて、テープ等で固定することにより、天壁52が形成された包装状態とする段ボール箱において、天面を開口させて開封するものが記載されている。
この段ボール箱では、端面板61の上部に、切目線と内フラップ63との境界の罫線で区画された手掛部65が設けられている。
そして、手掛部65から内フラップ63と端面板61の境界に沿って内フラップ63の両側端へ至る破断線71と、外フラップ64と側面板62の境界全長に沿う破断線72とが入れられている。破断線71,72は、段ボールを裏面側から押圧した押罫線に断続する鉤状の切目を刻設したジッパー型のものとされている。
また、天壁52の四隅部分において、内フラップ63及び外フラップ64には、破断線71,72に対して斜めに延びる山折補助罫線73が重なり合うように入れられ、山折補助罫線73は、段ボールの裏面側から押圧した押罫線とミシン目状の切目とが断続するリード罫とされている。
この段ボール箱を開封する際には、手掛部65を押し込み、手掛部65に手を掛けて天壁52を上方へ引っ張ることにより、破断線71,72を破断させ、天壁52を手掛部65と共に除去する。この際、天壁52は、内フラップ63及び外フラップ64の山折補助罫線73に沿って手掛部65側が持ち上げられるように撓み、これに伴い、破断線71,72が連続的に破断する。
登録実用新案第3200716号公報
しかしながら、上記のような段ボール箱では、材料の段ボールが厚く硬い場合、封緘に際し、内フラップ63及び外フラップ64を内側へ折り曲げると、破断線71,72に沿って段ボールが割れ、包装強度が損なわれる恐れがある。
また、開封に際し、天壁52を上方へ引っ張ったとき、段ボールが端面板61と内フラップ63の境界の破断線71から逸れて破れ、側面板62と外フラップ64の境界の破断線72へ破断が達しなくなり、開封が困難になる恐れがある。
そこで、この発明は、材料が厚く硬い段ボールであっても、包装時の折り曲げに伴い段ボールが割れることがなく、確実かつ容易に開封できる天面開封段ボール箱を提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、周壁を形成する端面板及び側面板の上端に、それぞれ内フラップ及び外フラップが連設され、端面板に手掛部が設けられ、外フラップに両側端間に及ぶ破断線が入れられ、
内フラップ及び外フラップが内側へ折り曲げられて、内フラップに外フラップが重ね合わされ、天壁が形成された包装状態とされ、
手掛部に手を掛け、天壁を上方へ引っ張って破断線を破断させることにより、外フラップを切り取って天面を開口させる天面開封段ボール箱において、
前記外フラップの破断線は、その基部の側面板との境界の罫線より天面側に離れた位置に入れられているものとしたのである。
また、前記手掛部は、端面板と内フラップに跨り、端面板側の端切片と内フラップ側の天切片とが連なって、全周が切目線に囲まれたものとしたのである。
さらに、前記外フラップには、その側端から基部の破断線に至る切欠部が設けられているものとしたのである。
この発明に係る天面開封段ボール箱では、包装時に内フラップ及び外フラップを内側へ折り曲げて封緘する際、これらを破断線に沿って折り曲げるのではなく、通常どおり端面板及び側面板との境界の罫線に沿って折り曲げるため、材料が厚く硬い段ボールであっても、破断線の切目が原因となって段ボールが割れることがない。
また、開封に際し、手掛部の端切片を押し込み、天壁を引き上げて反対側へ捲るように引っ張ると、手掛部の端切片と天切片とが重なり合った状態で、手掛部の全体が端面板及び内フラップから分離するので、内フラップを天壁の引張方向と交差する方向へ破断させて切り取る必要がなく、軽い力で確実に開封することができる。
さらに、外フラップの側端から破断線に至る切欠部が設けられていることにより、開封の初期段階において、天壁の引張力が外フラップの破断線の始端部に対し破断の進行方向へ効率よく作用するので、引張方向をあまり意識しなくても、外フラップを破断線に沿って容易に切断し始めることができ、開封時の作業性が向上する。
この発明の実施形態に係る天面開封段ボール箱のブランクを示す図 同上の包装状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の天面開口状態を示す斜視図 特許文献1記載の天面開封段ボール箱の開封過程を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1にブランクで示す段ボール箱は、いわゆるA式(JIS Z 1507の02形式)と呼ばれる溝切形である。ブランクの材料である段ボールは、Aフルート等の厚いものとされ、表ライナと裏ライナの間に波状の中芯が挟まれた構造であり、これらの原紙は引裂強度の大きい上質のものとされている。段ボールの中芯の段頂が延びる方向である段目は、ブランクの縦方向に向けられている。
このブランクでは、周壁1を形成する各一対の端面板11及び側面板12が横方向に交互に連設され、一方の側面板12の外側端には継代片13が連設されている。各一対の端面板11及び側面板12の上端には、天壁2を形成する内フラップ14及び外フラップ15がそれぞれ連設され、各一対の端面板11及び側面板12の下端には、底壁3を形成する内フラップ16及び外フラップ17がそれぞれ連設されている。
一対の端面板11と内フラップ14の境界の罫線を挟んだ中間部には、端面板11と内フラップ14に跨って手掛部18が設けられている。手掛部18は、端面板11側の端切片18aと内フラップ14側の天切片18bとが連なって、全周がミシン目の切目線に囲まれたものとされている。
端切片18aの下端に臨む部分には、下部の折目線をヒンジとする舌片状の押込部19が切目線を入れて設けられている。
一対の外フラップ15の基部には、側面板12との境界の罫線から少し離れて、この境界の罫線と平行に両側端間に及ぶ破断線20が入れられている。また、一対の内フラップ14の基部にも、端面板11との境界の罫線から少し離れて、この境界の罫線と平行に両側端間に及ぶ破断線21が入れられている。破断線20,21は、切目が断続した直線のミシン目から成るものとされている。
また、一対の外フラップ15の両側端には、破断線20に至る切欠部22が設けられている。切欠部22は、開口側の幅が側面板12との境界から離れた方向へ広がった三角状とされ、破断線20へかけて幅が狭くなっている。
上記のようなブランクは、使用に先立って、端面板11と側面板12の境界の罫線に沿って折り重ね、継代片13を反対側の端面板11の側端部に貼り付けることにより、偏平な折畳状態としておく。
そして、物品を包装する際には、図2に示すように、各一対の端面板11及び側面板12から四角筒状の周壁1を形成し、下方の内フラップ16及び外フラップ17を順次内側へ折り曲げて重ね合わせ、外フラップ17の先端同士を突き合わせて、テープT等で固定することにより底壁3を形成する。
その後、箱内に物品を挿入し、上方の内フラップ14及び外フラップ15を順次内側へ折り曲げて重ね合わせ、外フラップ15の先端同士を突き合わせて、テープT等で固定することにより天壁2を形成すると、封緘された包装状態となる。
この封緘に際して、内フラップ14及び外フラップ15は、破断線20,21に沿って折り曲げるのではなく、通常どおり端面板11及び側面板12との境界の罫線に沿って折り曲げるため、材料が厚く硬い段ボールであっても、破断線20,21の切目が原因となって段ボールが割れることがない。
上記のように封緘した段ボール箱を開封する際には、まず、図3に示すように、一方の端面側の押込部19を押し込み、手掛部18の端切片18aを押し込んで、手掛部18に手を掛け、天壁2を引き上げつつ反対側へ引っ張る。
これに伴い、手掛部18の端切片18aと天切片18bとが重なり合った状態で、手掛部18の全体が一方の端面板11及び内フラップ14から分離すると共に、外フラップ15の一側端の切欠部22から破断線20が破断し始める。
次に、図4に示すように、破断線20が長さ方向の半分程度破断した状態で、上記と同様に、他方の端面側の手掛部18に手を掛け、天壁2を引き上げて反対側へ引っ張ると、外フラップ15の他側端の切欠部22から破断線20が破断し始め、破断線20が全長に亘り破断して、外フラップ15が切り取られる。
これにより、図5に示すように、天面の中間部が開口した開封状態となるので、残存した内フラップ14を開き、天面を全面的に開口させて、物品を箱内から取り出す。
上記のような段ボール箱では、開封過程において、破断線20を破断する際、手掛部18の端切片18aと天切片18bとが重なり合い、手掛部18の全体が端面板11及び内フラップ14から分離するので、内フラップ14を天壁2の引張方向と交差する方向へ破断させて切り取る必要がなく、軽い力で確実に開封することができる。
また、外フラップ15の側端から破断線20に至る切欠部22が設けられていることにより、開封の初期段階において、天壁2の引張力が破断線20の始端部に対し破断の進行方向へ効率よく作用するので、引張方向をあまり意識しなくても、外フラップ15を破断線20に沿って容易に切断し始めることができ、開封時の作業性が向上する。
なお、上記実施形態では、段ボール製造装置であるコルゲートマシンのスリッタスコアラにおいて、ミシン目形成装置の回転する円盤状のナイフにより破断線20,21が連続的に入れられたものを例示しているが、別途抜型で加工する場合には、機能上不要な内フラップ14の破断線21は省略すればよい。
また、破断線20が直線のミシン目であるものを例示しているが、別途抜型で加工する場合には、破断線20は鉤状の切目が断続するジッパー型のものとしてもよい。
また、テープTで封緘するものを例示しているが、ホットメルト等の接着剤により封緘するようにしてもよい。その場合、手掛部18の天切片18bと外フラップ15とが貼り合わされていればよい。
そのほか、周壁1の両端面をなす一対の端面板11から内フラップ14にかけて手掛部18が設けられたものを例示しているが、周壁1のいずれか一方の端面をなす端面板11から内フラップ14にかけてのみ手掛部18を設けるようにしてもよい。
1 周壁
2 天壁
3 底壁
11 端面板
12 側面板
13 継代片
14 内フラップ
15 外フラップ
16 内フラップ
17 外フラップ
18 手掛部
18a 端切片
18b 天切片
19 押込部
20,21 破断線
22 切欠部
T テープ

Claims (3)

  1. 周壁(1)を形成する端面板(11)及び側面板(12)の上端に、それぞれ内フラップ(14)及び外フラップ(15)が連設され、端面板(11)に手掛部(18)が設けられ、外フラップ(15)に両側端間に及ぶ破断線(20)が入れられ、
    内フラップ(14)及び外フラップ(15)が内側へ折り曲げられて、内フラップ(14)に外フラップ(15)が重ね合わされ、天壁(2)が形成された包装状態とされ、
    手掛部(18)に手を掛け、天壁(2)を上方へ引っ張って破断線(20)を破断させることにより、外フラップ(15)を切り取って天面を開口させる天面開封段ボール箱において、
    前記外フラップ(15)の破断線(20)は、その基部の側面板(12)との境界の罫線より天面側に離れた位置に入れられていることを特徴とする天面開封段ボール箱。
  2. 前記手掛部(18)は、端面板(11)と内フラップ(14)に跨り、端面板(11)側の端切片(18a)と内フラップ(14)側の天切片(18b)とが連なって、全周が切目線に囲まれたものとされていることを特徴とする請求項1に記載の天面開封段ボール箱。
  3. 前記外フラップ(15)には、その側端から基部の破断線(20)に至る切欠部(22)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の天面開封段ボール箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7435401B2 (ja) 2020-10-15 2024-02-21 王子ホールディングス株式会社 包装箱

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