JPWO2018207814A1 - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

包装箱(10)は、第1側板(14)と、第1側板(14)に連設された外フラップ(22)と、第1側板(14)に連設された第2側板(15A,15B)と、第2側板(15A,15B)に連設された内フラップ(23)とを備える。第1側板(14)には、操作部(30)と第1破断線(35)とが設けられ、外フラップ(22)には第2破断線(40)が設けられ、第2側板(15A,15B)には第3破断線(45)が設けられている。外フラップ(22)には、第1側板(14)の第1辺(24)側から外フラップ(22)の先端に向けて延び、第2破断線(22)に沿った外フラップ(22)の破断時に、外フラップ(22)を折り曲げる外フラップ折曲線(60)が設けられている。

Description

本発明は、包装箱に関する。
特許文献1には、四角筒状の外周壁の端部を、一対の外フラップと一対の内フラップとで塞いだラップアラウンド形式の包装箱が開示されている。この包装箱の外周壁は、外フラップが連設された第1側板と、内フラップが連設された第2側板とを備える。一対の第2側板のうちの一方には、一対の内フラップのうちの一方から他方にかけて破断部が設けられている。一対の第1側板には、一対の外フラップのうちの一方から他方にかけて折曲線が設けられている。各外フラップには、外フラップの先端から第1側板の折曲線にかけて破断線が設けられている。
実用新案登録第2537295号公報
特許文献1の包装箱では、破断部によって第2側板を破断するとともに、破断線によって外フラップを破断し、折曲線に沿って第1側板を折り曲げることで、包装箱を左右両方に開くこと(観音開き)ができる。しかし、包装箱では、内部の物品を全て取り出す際に、外向きに開いた部分が閉じる向きに弾性的に戻るため、作業性が悪い。
本発明は、開封状態での物品の取出作業性を向上できる包装箱を提供することを課題とする。
本発明の第1態様は、第1側板と、前記第1側板の対向する一対の第1辺に連設され、前記第1側板に対して折り曲げられた外フラップと、前記第1側板の前記第1辺と交差する一対の第2辺に連設され、前記第1側板に対して前記外フラップと同じ向きに折り曲げられた第2側板と、前記第1側板の前記第2辺と交差する前記第2側板の第3辺に連設され、前記外フラップの内面に位置するように前記第2側板に対して折り曲げられた内フラップと、前記第1側板に設けられ、前記第1側板を破断操作するための操作部と、前記第1側板に設けられ、前記操作部から前記第1辺にかけて延びる第1破断線と、前記外フラップに設けられ、前記第1破断線と連続し、前記外フラップの先端に向けて延びる第2破断線と、一対の前記第2側板のうちの少なくとも一方に設けられ、前記一対の第3辺のうち、一方から他方にかけて延びる第3破断線と、前記外フラップに設けられ、前記第1側板の前記第1辺側から前記外フラップの先端に向けて延び、前記第2破断線に沿った前記外フラップの破断時に、前記外フラップを折り曲げる外フラップ折曲線とを備える、包装箱を提供する。
この包装箱によれば、第1破断線に沿って第1側板を破断し、第2破断線に沿って外フラップを破断し、第3破断線に沿って第2側板を破断する。これにより、第1側板を含む第3破断線よりも上側の第2側板を、第3破断線よりも下側の第2側板から分離できる。この開封状態では、包装箱の上側部分が取り除かれるため、包装箱内に収容した物品の取出作業性を向上できる。
また、第2破断線に沿って外フラップを破断する際には、外フラップ折曲線に沿って外フラップが折れ曲がるため、破断のための操作力を第2破断線に集中させることができる。よって、外フラップの破断作業性を向上できる。
前記内フラップには、前記外フラップ折曲線に沿って延びる辺を有する切り欠きが設けられている。内フラップの基端から先端までの寸法が長く、外フラップ折曲線の背面側が内フラップで覆われる場合、外フラップ折曲線に沿った外フラップの折り曲げが困難になる。しかし、この態様によれば、内フラップに切り欠きが設けられているため、外フラップ折曲線に沿う辺をガイドとし、外フラップ折曲線に沿った外フラップの折り曲げを促進できる。よって、外フラップの破断作業性を効果的に向上できる。
又は、前記内フラップには、前記外フラップ折曲線に沿って延び、前記内フラップを折り曲げる内フラップ折曲線が設けられている。この態様によれば、内フラップ折曲線に沿って内フラップが折れ曲がるため、外フラップ折曲線に沿った外フラップの折り曲げを促進できる。よって、外フラップの破断作業性を効果的に向上できる。
前記第2側板には、前記第3破断線から前記第1側板の前記第2辺に向けて延び、前記第3破断線に沿った前記第2側板の破断時に、前記第2側板を折り曲げる第2側板折曲線が設けられている。この態様によれば、第3破断線に沿って第2側板を破断する際に、第2側板折曲線に沿って第2側板が折れ曲がるため、破断のための操作力を第3破断線に集中させることができる。よって、第2側板の破断作業性を向上できる。
また、本発明の第2態様は、第1側板と、前記第1側板の対向する一対の第1辺に連設され、前記第1側板に対して折り曲げられた外フラップと、前記第1側板の前記第1辺と交差する一対の第2辺に連設され、前記第1側板に対して前記外フラップと同じ向きに折り曲げられた第2側板と、前記第1側板の前記第2辺と交差する前記第2側板の一対の第3辺に連設され、前記外フラップの内面に位置するように前記第2側板に対して折り曲げられた内フラップと、前記第1側板に設けられ、前記第1側板を破断操作するための操作部と、前記第1側板に設けられ、前記操作部から前記第1辺にかけて延びる第1破断線と、前記外フラップに設けられ、前記第1破断線と連続し、前記外フラップの先端に向けて延びる第2破断線と、一対の前記第2側板のうちの少なくとも一方に設けられ、前記第2側板の前記一対の第3辺のうち、一方から他方にかけて延びる第3破断線と、前記第2側板に設けられ、前記第3破断線から前記第1側板の前記第2辺に向けて延び、前記第3破断線に沿った前記第2側板の破断時に、前記第2側板を折り曲げる第2側板折曲線とを備える、包装箱を提供する。
前記内フラップには、前記内フラップの先端側から前記第3破断線に連続するように延びる第4破断線が設けられている。この場合、前記内フラップの先端には、前記内フラップを前記第4破断線に沿って破断操作するための切欠部が形成されていることが好ましい。この態様によれば、第4破断線に沿った内フラップの破断作業性を向上できる。
本発明の包装箱では、各破断線に沿って、第1側板、外フラップ、及び第2側板を破断することで、包装箱の上側部分が取り除かれるため、包装箱内の物品の取出作業性を向上できる。また、外フラップの破断時には、外フラップ折曲線に沿って外フラップが折れ曲がるため、第2破断線に沿った破断作業性を向上できる。
本発明の第1実施形態に係る包装箱を示す斜視図。 図1の包装箱の断面図。 図1の包装箱のブランクを示す平面図。 包装箱を構成する段ボールシートを示す断面図。 段ボールシートに形成した汎用罫線を示す断面図。 段ボールシートに形成した切断線を示す断面図。 段ボールシートに形成した逆罫線を示す断面図。 包装箱の開封作業の一工程を示す斜視図。 包装箱の開封状態を示す斜視図。 包装箱の他の開封状態を示す斜視図。 包装箱の他の開封状態を示す斜視図。 第2実施形態に係る包装箱を示す斜視図。 図9の包装箱の断面図。 図9の包装箱のブランクを示す平面図。 第3実施形態に係る包装箱を示す斜視図。 図12の包装箱の断面図。 図12の包装箱のブランクを示す平面図。 第4実施形態に係る包装箱を示す斜視図。 図15の包装箱の断面図。 図15の包装箱のブランクを示す平面図。 第5実施形態に係る包装箱を示す上方斜視図。 第5実施形態に係る包装箱を示す下方斜視図。 図18の包装箱の断面図。 図18の包装箱のブランクを示す平面図。 変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱のブランクを示す平面図。 他の変形例の包装箱の断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1から図8は、本発明の第1実施形態に係る包装箱10を示す。図1及び図2に示すように、包装箱10は、四角筒状の外周壁12と、外周壁12の両端の開口を塞ぐ蓋壁20,20とを備えるラップアラウンドケースである。本発明では、外周壁12に破断線35,45を設けるとともに、蓋壁20に破断線40,50を設け、物品の取出作業性が良好な状態に開封可能とする。
(包装箱の概要)
包装箱10は、図3に示す一枚のブランク10’の所定部位を折り曲げて糊付けすることで形成されている。ブランク10’は、周知の紙器打抜装置によって紙製の段ボールシート1を打ち抜いて形成されている。図4Aに示すように、段ボールシート1は、表ライナ2と裏ライナ3の間に波状の中しん4を配設した構成である。図3中の一点鎖線は、図4Bに示すように、肉厚を圧縮するように裏ライナ3の方から罫を入れて形成した汎用罫線である。図3中の実線は、図4Cに示すように、裏ライナ3から表ライナ2にかけて刃を入れて形成した切断線、及び打ち抜きによる形状線(縁)である。なお、図4Dは、肉厚を圧縮するように表ライナ2の方から罫を入れて形成した逆罫線を示す。この逆罫線は後述する図33に示す変形例の包装箱のブランク10’に用いられており、図33に二点鎖線で記載されている。
図1及び図2に示すように、外周壁12は、底板13、天板(第1側板)14、及び一対の側板(第2側板)15A,15Bを備える。そのうち、底板13と天板14は、X(幅)方向の寸法がY(奥行き)方向の寸法よりも短い長方形状であり、互いに対向して平行に配置されている。側板15A,15Bは、Y方向の寸法がZ(高さ)方向の寸法よりも長い長方形状であり、互いに対向して平行に配置されている。底板13及び天板14と側板15A,15Bとは、Y方向の寸法が同一であり、互いに直交方向に延びるように折り曲げられている。底板13及び天板14のX方向の寸法は、側板15A,15BのZ方向の寸法よりも長い。
図3を参照すると、側板15B、底板13、側板15A、及び天板14は、この順で左側から右側に向けて、折曲線17を介して連設されている。左端に位置する側板15Bには、折曲線17を介して貼着板16が連設されている。貼着板16は、図3において右端に位置する天板14の内面(裏ライナ3側)に、熱溶融樹脂等の接着剤を用いて貼着(ホットメルト)されている。折曲線17は、汎用罫線からなり、図1及び図2の組立状態ではY方向に延びている。
引き続いて図1及び図2を参照すると、蓋壁20,20は、Z方向の寸法がX方向の寸法よりも短い長方形状であり、互いに対向して平行に配置されている。蓋壁20のX方向の寸法は、底板13及び天板14のX方向の寸法と同一であり、蓋壁20のZ方向の寸法は、側板15A,15BのZ方向の寸法と同一である。蓋壁20は、底板13の端に連設された外フラップ21と、天板14の端に連設された外フラップ22と、側板15A,15Bの端に連設された内フラップ23,23とで構成されている。
外フラップ21,22は、底板13及び天板14に対して、X方向に延びる汎用罫線からなる折曲線24を介して連設されている。外フラップ21は、底板13に対して側板15A,15Bと同じ上向きに折り曲げられ、外フラップ22は、天板14に対して側板15A,15Bと同じ下向きに折り曲げられている。外フラップ21,22は、X方向の寸法がZ方向の寸法よりも長い長方形状である。折曲線(基端)24から先端までの外フラップ21,22の突出寸法(Z方向の寸法)は、互いの先端が突き合う長さ(側板15A,15BのZ方向の寸法の半分)に設定されている。
内フラップ23は、側板15A,15Bに対して、Z方向に延びる汎用罫線からなる折曲線25を介して連設されている。内フラップ23,23は、外フラップ21,22の内面(裏ライナ3側)に位置するように、側板15A,15Bに対して折り曲げられている。全ての内フラップ23は、X方向の寸法がZ方向の寸法よりも短い長方形状である。折曲線25から先端までの内フラップ23の突出寸法は、図3に示すブランク10’の状態で、内フラップ23の先端と外フラップ21,22の先端とが直線上に位置する長さに設定されている。
外フラップ22が連続し、折曲線24,24が形成されている天板14の端は、天板(第1側板)14の対向する一対の第1辺である。側板15A,15Bが連続し、折曲線17,17が形成されている天板14の端は、天板(第1側板)14の一対の第2辺である。内フラップ23,23が連続し、折曲線25,25が形成されている側板15A,15Bの端は、側板(第2側板)15A,15Bの一対の第3辺である。折曲線(第2辺)17は、折曲線(第1辺)24に対して直交する方向に延びており、折曲線(第3辺)25は、折曲線(第1辺)24及び折曲線(第2辺)17に対して直交する方向に延びている。
例えば包装箱10は、次のように封緘される。まず、図3のブランク10’の状態で、底板13の上面(裏ライナ3側)に収容する物品を配置する。ついで、底板13に対して側板15A,15Bを折り曲げる。その後、側板15Bに対して貼着板16を折り曲げるとともに、側板15Aに対して天板14を折り曲げ、貼着板16と天板14とをホットメルトによって貼着する。
次に、側板15A,15Bに対して内フラップ23,23を折り曲げる。ついで、底板13に対して外フラップ21を折り曲げるとともに、天板14に対して外フラップ22を折り曲げる。そして、内フラップ23,23と外フラップ21,22の重なり合った部分を、ホットメルトによって貼着する。これにより、蓋壁20が形成され、外周壁12の両端の開口が封緘される。図1及び図3には、外フラップ22と内フラップ23を貼着するホットメルト(貼着部)70が破線で示されている。
(包装箱の開封構造)
包装箱10は、図6に示す第1開封状態、図7に示す第2開封状態、及び図8に示す第3開封状態のいずれかに、選択的に開封できるように構成されている。これらの状態に開封するために、図1及び図2に示すように、包装箱10には、開封操作用の操作部30、第1破断線35、第2破断線40、第3破断線45、及び第4破断線50が設けられている。
図1及び図3に示すように、操作部30は、天板14の中央に形成されている。この操作部30は、折曲線31、一対の第1破断部32、及び第2破断部33を備える。折曲線31は、汎用罫線からなり、折曲線17と平行に位置ようにY方向へ延びている。第1破断部32は、折曲線31の両端に設けられている。個々の第1破断部32は、ミシン目状をなすように所定間隔をあけて設けた複数の切断線からなり、折曲線31の端から外フラップ22に向けてY方向にそれぞれ延びている。第2破断部33は、ミシン目状をなすように所定間隔をあけて設けた複数の切断線によって構成されている。第2破断部33は、折曲線31と第1破断部32に沿って延びるように、一対の第1破断部32,32のうちの一方の外端から他方の外端にかけて円弧状に形成されている。
第1破断線35は、天板14の操作部30の両側に設けられている。個々の第1破断線35は、操作部30のY方向の端から、天板14と外フラップ22の間の折曲線24にかけてY方向へ延びている。第1破断線35は、Y字形状に形成された複数の切断線からなり、これらの切断線をY方向へ所定間隔をあけて設けたものである。切断線は、二又に分岐した方が操作部30側に位置する姿勢で設けられている。
第2破断線40は、外フラップ22に設けられている。この第2破断線40は、第1破断線35と連続するように、折曲線24から外フラップ22の先端に向けて延びている。また、第2破断線40は、側板15Aの方へ湾曲又は傾斜するように形成されている。第2破断線40の曲率又は傾斜角は、ホットメルト70における外フラップ22の先端側を通る大きさに設定されている。第2破断線40は、直線状の第1切断線と、Y字形状の第2切断線とで構成されている。第2切断線は、二又に分岐した方が天板14側に位置する姿勢で設けられている。
第1破断線35の端と第2破断線40の端とは、折曲線24上の同一点に位置する形態としてもよいし、所定間隔をあけて位置する形態としてもよい。つまり、第1破断線35と連続するように設ける第2破断線40とは、第1破断線35に沿った天板14の破断に引き続いて、第2破断線40に沿って外フラップ22を破断することが可能な形態を意味し、第1破断線35と第2破断線40は、厳密に連続していてもよいし、実質的に連続していてもよい。
第3破断線45は、側板15A,15Bにそれぞれ設けられている。この第3破断線45は、側板15A,15Bの両端の折曲線25,25のうち、一方から他方にかけてY方向に延びている。第3破断線45は、第1破断部46、及び第2破断部47によって構成されている。
第1破断部46は、Y方向の外側から内側に向けて下向きに傾斜する2本の切断線によって構成されている。第1破断部46のY方向の外側端は、折曲線25のZ方向の中央に位置されている。
第2破断部47は、Y方向に所定間隔をあけて形成した複数の直線状の切断線によって構成されている。第2破断部47のY方向の端は、一対の第1破断部46,46のY方向の内側端と間隔をあけて配置されている。本実施形態の第2破断部47は、Y方向の全長が異なる2種の直線状の切断線によって構成されている。
図2に示すように、第4破断線50は、4枚の内フラップ23にそれぞれ設けられている。第4破断線50は、第3破断線45に連続するように、内フラップ23の先端から折曲線25にかけてX方向に延びている。第3破断線45の端と第4破断線50の端とは、折曲線25上の同一点に位置する形態としてもよいし、所定間隔をあけて位置する形態としてもよい。つまり、第3破断線45と連続するように設ける第4破断線50とは、第4破断線50に沿った内フラップ23の破断に引き続いて、第3破断線45に沿って側板15A,15Bを破断することが可能な形態を意味し、第3破断線45と第4破断線50は、厳密に連続していてもよいし、実質的に連続していてもよい。本実施形態の第4破断線50は、第1破断部51、及び第2破断部52によって構成されており、全体として概ねV字形状に形成されている。
第1破断部51は、内フラップ23のX方向の内側(先端)から外側(基端)に向けて下向きに傾斜する第1切断線と第2切断線とで構成されている。第1切断線は、直線状であり、内フラップ23の先端のZ方向の中央からX方向に延びている。第2切断線は、下向きに湾曲した曲線状であり、所定間隔をあけて3本設けられている。
第2破断部52は、第1破断部51のX方向の外端から、第2破断部47と折曲線25の交点に向けて、上向きに傾斜する第1切断線と第2切断線とで構成されている。第1切断線は、直線状であり、第1破断部51のX方向の外端からX方向に延びている。第2切断線は、下向きに湾曲した曲線状であり、第1破断部51と折曲線25の間に設けられている。
包装箱10を開封する場合、まず、図1に示す折曲線31、第1破断部32、及び第2破断部33で囲まれた操作部30の内部を外方から押す。これにより、第1破断部32と第2破断部33に沿って天板14を破断し、操作部30を開口させる。
ついで、図5に示すように、操作部30の開口部分から包装箱10内に手を差し込み、外フラップ22の第2破断線40が延びる方、つまり天板14の側板15A側を把持して引き上げる。これにより、第1破断線35に沿って天板14を破断する。
天板14の破断が完了した後、操作部30を把持した開封操作を続けて行うことで、第2破断線40に沿って一対の外フラップ22,22を破断する。また、外フラップ22,22に貼着された内フラップ23,23を、第4破断線50,50に沿って破断する。さらに、第3破断線45の第1破断部46に沿って側板15Aを破断し、第2破断部47に沿って側板15Aを谷折りする。
次に、図6に示すように、天板14の側板15B側を把持して引き上げる。これにより、側板15Bに連続する内フラップ23,23を、第4破断線50,50に沿って破断する。また、第3破断線45の第1破断部46に沿って側板15Bを破断し、第2破断部47に沿って側板15Bを谷折りする。
これにより、包装箱10を左右両側に開いた第1開封状態とすることができる。この第1開封状態では、第3破断線45の第2破断部47をヒンジとして天板14側を開閉できる。よって、包装箱10内の物品の一部だけを取り出し、残りの物品を包装箱10から取り出さない場合に、再封緘することができるため、好適である。
図6に示す第1開封状態から第3破断線45の第2破断部47に沿って側板15A,15Bを破断することで、図7に示すように、天板14側を切り離し、包装箱10を第2開封状態とすることができる。この第2開封状態では、天板14を含む第3破断線45よりも上側の側板15A,15Bの一部が、底板13を含む第3破断線45よりも下側の側板15A,15Bの残りから分離される。つまり、上側部分を取り除くことで、包装箱10をトレー状にすることができるため、包装箱10内に収容した物品の取出作業性を向上できる。
図8に示すように、天板14の一部を含む側板15B側は取り除くことなく、天板14の一部を含む側板15A側だけを取り除くことで、包装箱10を第3開封状態とすることもできる。この第3開封状態では、側板15B側の天板14の一部が残っているため、その上に他の包装箱10を積み重ねることができる。よって、店頭等で陳列販売する際に好適である。
(包装箱の開封補助構造)
破断線40,45に沿って包装箱10を破断するには、大きな操作力が必要である。そこで、図1に示すように、包装箱10には、破断線40,45に沿った破断作業性を向上するために、外フラップ折曲線60、及び側板折曲線(第2側板折曲線)65が設けられている。
外フラップ折曲線60は、外フラップ22に設けられている。この外フラップ折曲線60は、第2破断線40に沿った外フラップ22の破断時に、外フラップ22を折り曲げることで、開封操作力を第2破断線40に集中させるものである。外フラップ折曲線60は、汎用罫線からなり、折曲線24から外フラップ22の先端に向けて傾斜して延びている。
詳しくは、外フラップ折曲線60は、折曲線24と折曲線25の交点から、第2破断線40の先端に向けて延びている。外フラップ折曲線60の傾斜角は、ホットメルト70に交差することなく、ホットメルト70と折曲線24の間を通る大きさに設定されている。折曲線24側に位置する外フラップ折曲線60の一端と、折曲線24と折曲線25の交点とは、定められた間隔をあけて位置している。外フラップ22の先端側に位置する外フラップ折曲線60の他端と、第2破断線40の先端とは、定められた間隔をあけて位置している。
前述のように、天板14の破断後、引き続いて第2破断線40に沿って外フラップ22を破断する場合、開封操作の向きは、外フラップ22が延びる方向と同じZX平面上に沿う。つまり、外フラップ折曲線60が設けられてない場合、外フラップ22を第2破断線40に沿って引き裂くことになるため、破断作業が困難である。
これに対して、本実施形態では、第2破断線40に沿った外フラップ22の破断時には、外フラップ22が外フラップ折曲線60に沿って山折れする。よって、外フラップ22には、第2破断線40に沿ってせん断力が作用するため、第2破断線40に沿った外フラップ22の破断作業性を向上できる。
また、外フラップ折曲線60は、第4破断線50に沿った内フラップ23の破断を促進する機能も兼ね備えている。詳しくは、外フラップ折曲線60に沿って外フラップ22が折れ曲がることで、ホットメルト70を介して内フラップ23に操作力が伝わり、内フラップ23がZ方向上向きに引っ張られる。これにより、第4破断線50には引っ張り力が作用するため、第4破断線50に沿った内フラップ23の破断作業性を向上できる。
側板折曲線65は、側板15A,15Bの両側にそれぞれ設けられている。この側板折曲線65は、第3破断線45に沿った側板15A,15Bの破断時に、側板15A,15Bを折り曲げることで、開封操作力を第3破断線45に集中させるものである。側板折曲線65は、汎用罫線からなり、第3破断線45から天板14と側板15A,15Bの境界の折曲線17に向けて傾斜して延びている。
詳しくは、一対の側板折曲線65は、第3破断線45の第1破断部46のY方向中央から折曲線17に向けて、次第に近づく向きに傾斜している。第1破断部46側に位置する側板折曲線65の一端は、第1破断部46に対して定められた間隔をあけて位置している。折曲線17側に位置する側板折曲線65の他端は、折曲線17に対して定められた間隔をあけて位置している。
前述のように、内フラップ23の破断後、引き続いて第3破断線45に沿って側板15A,15Bを破断する場合、開封操作は、側板15A,15Bの上側部分を第3破断線45を支点として回転させる向きになる。つまり、側板折曲線65が設けられていない場合、側板15A,15Bの表ライナ2には開封操作による力が殆ど作用しないため、破断作業が困難である。
これに対して、本実施形態では、第3破断線45に沿った側板15A,15Bの破断時には、側板15A,15Bが側板折曲線65に沿って山折れする。よって、側板15A,15Bの表ライナ2にはX方向外向きのせん断力が作用するため、第3破断線45に沿った側板15A,15Bの破断作業性を向上できる。
このように、本実施形態の包装箱10では、第2破断線40に沿って外フラップ22を破断する際には、外フラップ折曲線60に沿って外フラップ22が折れ曲がることで、破断のための操作力を第2破断線40に集中させることができる。この際、ホットメルト70を介して外フラップ22の操作力を内フラップ23に伝え、破断のための操作力を第4破断線50にも集中させることができる。さらに、第3破断線45に沿って側板15A,15Bを破断する際には、側板折曲線65に沿って側板15A,15Bが折れ曲がることで、破断のための操作力を第3破断線45に集中させることができる。よって、包装箱10の開封作業性を向上できる。
(第2実施形態)
図9から図11は第2実施形態の包装箱10を示す。この包装箱10は、第1実施形態の包装箱10よりも、Z方向の全高を高くしたものである。また、蓋壁20は、外フラップ21,22の先端同士が間隔をあけて位置し、内フラップ23,23の先端同士が間隔をあけて位置する、ショートフラップによって構成されている。
図9及び図11に示すように、操作部30と一対の第1破断線35,35を含む、天板14全体の破断構造は、概ね凸形状に形成されている。個々の第1破断線35は、折曲線24側の端が操作部30よりも側板15A側に位置するように、全体として概ねS字形状に湾曲した形状である。第1破断線35は、側板15Aの方へ向かうように湾曲した第1破断部36と、第1破断部36から折曲線24に向かうように湾曲した第2破断部37とを備える。
第2破断線40は、第1破断線35と連続するように、折曲線24から外フラップ22の先端にかけて形成されている。
第3破断線45は、側板15A,15BのY方向の一端から他端にかけて、円弧状の凹凸を繰り返す波状に形成されている。また、第3破断線45は、底板13に連続した外フラップ21の上端に位置するように形成されている。
図10及び図11に示すように、第4破断線50は、全体としてX方向に直線的に延びるように形成されている。また、第4破断線50は、第3破断線45と同様に、外フラップ21の上端に位置するように形成されている。
内フラップ23の先端には、X方向外向きに窪む切欠部53が設けられている。この切欠部53は、第4破断線50に沿った内フラップ23の破断操作を開始するための操作部である。
外フラップ折曲線60は、第1実施形態と同様に、ホットメルト(図示せず)と折曲線24の間を通るように、折曲線24と折曲線25の交点から定められた傾斜角で、外フラップ22に形成されている。
側板折曲線65は、第1実施形態と同様に、側板15A,15Bの両側にそれぞれ設けられている。個々の側板15A,15Bに形成された一対の側板折曲線65は、第3破断線45から折曲線17に向けて、次第に近づく向きに傾斜している。
この包装箱10では、第1実施形態と同様に、封緘と開封が行われる。そして、包装箱10を開封する際には、外フラップ折曲線60に沿って外フラップ22が折れ曲がることで、破断のための操作力を第2破断線40に集中できるため、外フラップ22を破断する作業性を向上できる。また、内フラップ23には切欠部53が設けられているため、第4破断線50に沿った内フラップ23の破断操作性を向上できる。さらに、側板折曲線65に沿って側板15A,15Bが折れ曲がることで、破断のための操作力を第3破断線45に集中できるため、側板15A,15Bを破断する作業性を向上できる。
(第3実施形態)
図12から図14は第3実施形態の包装箱10を示す。この包装箱10は、第2実施形態の包装箱10よりも、Z方向の全高を更に高くしたものである。また、蓋壁20は、内フラップ23,23の先端同士が突き合う長さ(底板13と天板14のX方向の寸法の半分)に設定され、外フラップ21,22の先端同士が間隔をあけて位置する寸法に設定されている。また、貼着板16は、天板14の内面(裏ライナ3)に貼着されている。
図12及び図14に示すように、操作部30と一対の第1破断線35,35を含む天板14全体の破断構造は、Y方向に延びる折曲線17に対して傾斜する直線状に形成されている。折曲線24,24上に位置する第1破断線35の両端のうち、一方は側板15Aの方に偏って位置し、他方は側板15Bの方に偏って位置している。また、第1破断線35を構成する切断線は、破断方向に沿って延びる第1切断部と、第1切断部に対して傾斜して延びる第2切断部とを備える、片ジッパーによって構成されている。第2切断部は、操作部30の方に配置されている。
操作部30は、第1破断線35,35の傾斜方向に沿って2個設けられている。これらの操作部30は、折曲線31と、概ね半円形状の破断部33とで構成されている。折曲線31,31は、第1破断線35に対して直線上に位置するように形成されている。第2破断部33は、一端が折曲線31の一端に位置し、他端が折曲線31の他端に位置している。一方の操作部30の破断部33は、側板15A側に突出し、他方の操作部30の破断部33は、側板15B側に突出している。
第2破断線40は、折曲線24から外フラップ22の先端中央にかけて形成されている。第2破断線40の天板14側の端と、第1破断線35の外フラップ22側の端とは、折曲線24上の同一点に位置している。つまり、第1破断線35と第2破断線40は連続している。一方の外フラップ22に形成された第2破断線40は、一方の側板15Aに向けて傾斜され、他方の外フラップ22に形成された第2破断線40は、他方の側板15Bに向けて傾斜されている。
第3破断線45は、全体として概ねV字形状に形成されている。つまり、第3破断線45は、折曲線25からY方向に沿って下向きに傾斜する破断部48a,48bを備える。破断部48a,48bの上端は、外フラップ21の上端よりも若干高い位置に配置されている。
図13及び図14に示すように、第4破断線50は、この第4破断線50に引き続いて第3破断線45に連続するように、内フラップ23の先端から折曲線25にかけて上向きに傾斜している。内フラップ23の先端には、第2実施形態と同様に切欠部53が設けられている。
外フラップ折曲線60は、外フラップ22において第2破断線40が傾斜した方に設けられている。つまり、側板15Aに向けて第2破断線40が傾斜されている外フラップ22には、側板15Aの方に外フラップ折曲線60が形成されている。側板15Bに向けて第2破断線40が傾斜されている外フラップ22には、側板15Bの方に外フラップ折曲線60が形成されている。
側板折曲線65は、第1実施形態と同様に、側板15A,15Bの両側にそれぞれ設けられている。一対の側板折曲線65は、天板14に向けて次第に近づく向きに傾斜されている。
この包装箱10では、第2実施形態と同様に、封緘と開封が行われる。そして、包装箱10を開封する際には、外フラップ折曲線60に沿って外フラップ22が折れ曲がることで、破断のための操作力を第2破断線40に集中できるため、外フラップ22を破断する作業性を向上できる。また、内フラップ23には切欠部53が設けられているため、第4破断線50に沿った内フラップ23の破断操作性を向上できる。さらに、側板折曲線65に沿って側板15A,15Bが折れ曲がることで、破断のための操作力を第3破断線45に集中できるため、側板15A,15Bを破断する作業性を向上できる。
(第4実施形態)
図15から図17は第4実施形態の包装箱10を示す。この包装箱10は、底板13と側板15A,15Bの間と、天板14と側板15A,15B(貼着板16)の間に、面取り部27を備えている。また、天板14と一対の外フラップ22,22の間にも、面取り部27が設けられている。面取り部27内には、折曲線17と折曲線24は設けられていない。但し、破断線35,40と補助折曲線55,60の形成(設計)は、面取り部27を折曲線17と折曲線24の一部とみなして行われる。
天板14に形成する第1破断線35、外フラップ22に形成する第2破断線40、側板15A,15Bに形成する第3破断線45、及び内フラップ23に形成する第4破断線50は、第1実施形態と同様である。
外フラップ折曲線60は、第1実施形態と同様に、外フラップ22に設けられている。側板折曲線65は、側板15A,15Bの両側に設けられており、折曲線17(面取り部27)に対して直交するように、第3破断線45から折曲線17に向けて設けられている。
このようにした第4実施形態の包装箱10は、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
(第5実施形態)
図18から図21は第5実施形態の包装箱10を示す。この包装箱10は、第3実施形態と同様に、第1実施形態の包装箱10よりもZ方向の全高を高くし、内フラップ23,23の先端同士が突き合い、外フラップ21,22の先端同士が間隔をあけて位置する寸法に設定されている。また、外フラップ21,22の先端と内フラップ23,23の先端とは、ブランク10’の状態で不揃いになる寸法に設定されている。
図18及び図21に示すように、操作部30を含む第1破断線35は、側板15Bの方へ偏った位置に形成されている。第2破断線40は、折曲線24から外フラップ22の先端にかけて設けられている。第3破断線45は、第1実施形態と比較して、第1破断部46のY方向の全長を長くし、第2破断部47のY方向の全長を短くしたものである。図20及び図21に示すように、第4破断線50は、第2実施形態と同様に、X方向に直線状に延びるように構成されている。
図18及び図21に示すように、外フラップ折曲線60は、第1実施形態と同様に、側板15A側に位置するように外フラップ22に設けられている。側板折曲線65は、側板15A,15Bの両側に第1実施形態と同様に設けられている。
図20及び図21に示すように、側板15Aに連続した内フラップ23の上部には、切り欠き72が設けられている。切り欠き72は、内フラップ23の先端から折曲線25に向けて外フラップ折曲線60に沿って上向きに傾斜した第1辺72aと、第1辺72aの上端から内フラップ23の上端に向けて延びる第2辺72bとを備える。
内フラップ23の基端(折曲線25)から先端までの寸法が長く、外フラップ折曲線60の背面側が内フラップ60で覆われる場合、外フラップ折曲線60に沿った外フラップ22の折り曲げが困難になることがある。しかし、切り欠き72を内フラップ23に設けることで、外フラップ折曲線60に沿う第1辺72aをガイドとし、外フラップ折曲線60に沿った外フラップ22の折り曲げを促進できる。よって、外フラップ22の破断作業性を効果的に向上できる。
図19及び図21に示すように、底板13には、折曲線76、第1破断部77、及び第2破断部78によって構成された一対の操作部75,75が、X方向に間隔をあけて形成されている。また、底板13には、底板13のX方向の端に位置する折曲線17から、操作部75のY方向の端にかけて延びる破断線80が設けられている。この破断線80は、直線状の切断線を所定間隔をあけて形成したものである。
以上の第1実施形態から第5実施形態に示すように、包装箱10は、天板14に第1破断線35を設け、外フラップ22に第2破断線40を設け、側板15A,15Bに第3破断線45,45を設け、内フラップ23に第4破断線50を設けることで、必要に応じた状態に開封できるため、物品の取出作業性を向上できる。
また、外フラップ22に外フラップ折曲線60を設けるとともに、側板15A,15Bに側板折曲線65,65を設けることで、破断線40,45に沿った包装箱10の破断作業性を向上できる。
また、包装箱10のX方向の幅、Y方向の奥行き、及びZ方向の高さは、必要に応じて変更が可能である。また、蓋壁20を構成する外フラップ21,22と内フラップ23,23の突出寸法も、必要に応じて変更が可能である。いずれのように構成しても、第1破断線35、第2破断線40、第3破断線45、第4破断線50、外フラップ折曲線60、及び側板折曲線65を設けることで、物品の取出作業性が良好な状態に、包装箱10を開封できる。
(包装箱の変形例)
図22から図33は、包装箱のブランク10’の変形例を示す。これらのブランク10’のように、第1破断線35、第2破断線40、第3破断線45、第4破断線50、外フラップ折曲線60、及び側板折曲線65の構成は、必要に応じて変更することができる。また、天板14には、第1破断線35に沿った天板14の破断を促進するための天板折曲部55を必要に応じて設けてもよい。
(第1破断線の変形例)
天板14に形成する第1破断線35の代表的な形態としては、図3の第1実施形態が挙げられる。この第1実施形態の第1破断線35は、折曲線17に対して平行な直線状に形成されている。この第1破断線35と同様の構成は、図17の第4実施形態、図21の第5実施形態、図22から図29及び図33の変形例に用いられている。
図27の変形例では、ブランク10’の状態で底板13と天板14の位置が、第1実施形態と異なっている。図28の変形例では、操作部30を2個設けている点で、第1実施形態と異なっている。図29の変形例では、一対の外フラップ22,22のうちの一方に操作部30を近づけた点で、第1実施形態と異なっている。
また、第1破断線35は、図30及び図31の変形例に示すように、直線以外の形状としてもよい。図30及び図31の変形例では、操作部30を含む一対の第1破断線35,35全体が、円弧状に形成されている。
また、図11の第2実施形態の第1破断線35は、操作部30を含む一部分が他の部分よりも突出した位置にあることに特徴を有する。この第2実施形態の第1破断線35と同様の構成は、図32の変形例に用いられている。
また、図14の第3実施形態の第1破断線35は、操作部30を含む全体を折曲線17に対して傾斜させたことに特徴を有する。
これらのように、第1破断線35は、直線状、円弧状、V字状、一部のみが突出する形状のいずれの形態としてもよい。また、折曲線17に対する角度も必要に応じて変更が可能である。
(第2破断線の変形例)
外フラップ22に形成する第2破断線40の代表的な形態としては、図11の第2実施形態が挙げられる。この第2破断線40は、折曲線24から外フラップ22の先端にかけて延び、側板15Aの方へ傾斜(湾曲)している。この第2破断線40と同様の構成は、図21から図24、図27、図28、及び図30から図32の変形例に用いられている。
図3の第1実施形態では、第2破断線40の先端を、外フラップ22の先端に対して定められた間隔をあけて位置させた点で、第2実施形態の第2破断線40と異なっている。この第1実施形態の第2破断線40と同様の構成は、図17の第4実施形態、図25及び図33の変形例に用いられている。
図14の第3実施形態では、第2破断線40が傾斜する向きを、一対の外フラップ22,22のうちの一方と他方で異ならせている。図26の変形例では、第2破断線40を、側板15A,15Bの両方へ延びるように2本設けている。図29の変形例では、第2破断線40を傾斜させることなく、折曲線24に対して直交する方向に延びる直線状としている。
このように、第2破断線40は、1本のみとしてもよいし、2本設けてもよい。また、第2破断線40の傾斜角度や湾曲率は、必要に応じて変更してもよい。
(外フラップ折曲線の変形例)
外フラップ22に形成する外フラップ折曲線60の代表的な形態としては、図3の第1実施形態が挙げられる。この外フラップ折曲線60は、折曲線24から外フラップ22の先端に向けて傾斜している。この外フラップ折曲線60と同様の構成は、図11、図14、図17、及び図21に示す第2実施形態から第5実施形態、図22、図24、図25、図27から図29、図32、及び図33に示す変形例に用いられている。
図23、図26及び図30の変形例では、外フラップ折曲線60を、外フラップ22の両側に一対設けている。
このように、外フラップ折曲線60は、1本のみとしてもよいし、第2破断線40の両側に2本設けてもよい。また、外フラップ折曲線60の傾斜角度は、必要に応じて変更してもよい。また、図31の変形例のように、外フラップ折曲線60を設けずに、側板折曲線65だけを設ける構成としてもよい。
(第3破断線の変形例)
側板15A,15Bに形成する第3破断線45の代表的な形態としては、図3の第1実施形態が挙げられる。この第3破断線45は、側板15A,15Bの両側の折曲線25,25から内側下向きに傾斜する第1破断部46と、折曲線17に対して平行な第2破断部47とで構成されている。この第3破断線45と同様の構成は、図17の第4実施形態、図21の第5実施形態、図22、図24から図33の変形例に用いられている。
図11の第2実施形態では、第3破断線45は、円弧状の凹凸を繰り返す波状に形成されている。この第2実施形態の第3破断線45と同様の構成は、図23の変形例に用いられている。また、図14の第3実施形態では、第3破断線45は、全体としてV字形状に形成されている。
このように、第3破断線45の形状は、必要に応じて変更してもよい。また、第3破断線45の第2破断部47には、天板14側又は底板13側に突出する部分を設けてもよい。さらに、第3破断線45は、一対の側板15A,15Bのうちの一方だけに設けてもよい。
(側板折曲線の変形例)
側板15A,15Bに形成する側板折曲線65の代表的な形態としては、図3の第1実施形態が挙げられる。この側板折曲線65は、側板15A,15Bに対して一対設けられ、これらが第3破断線45の方から天板14側の折曲線17に向けて次第に近づくように傾斜している。この側板折曲線65と同様の構成は、図11の第2実施形態、図14の第3実施形態、図21の第5実施形態、図22、図24、図26、図28、図29、図31から図33の変形例に用いられている。
但し、側板折曲線65は、側板15A,15Bの一側だけに設けてもよい。また、側板折曲線65は、図17の第4実施形態、図25及び図27の変形例に示すように、折曲線17に対して直交する方向に延びるように設けてもよく、その傾斜角度は必要に応じて変更が可能である。また、図23及び図30の変形例のように、側板折曲線65を設けない構成としてもよい。
(第4破断線の変形例)
内フラップ23に形成する折曲線31の代表的な形態としては、図3の第1実施形態が挙げられる。この第4破断線50は、内フラップ23の先端から第3破断線45に連続するように、V字状に形成されている。この第3破断線45と同様の構成は、図17の第4実施形態、図22、図24、図26、図27、図29、図30、及び図33の変形例に用いられている。
図11の第2実施形態では、第4破断線50は、直線状に形成されている。この第2実施形態の第4破断線50と同様の構成は、図14の第3実施形態、図21の第5実施形態、図23、図25、図28、図31、及び図32の変形例に用いられている。また、図11の第2実施形態、図14の第3実施形態、図21の第5実施形態、図22から図24、図26、図28、図29、図31、及び図32の変形例では、内フラップ23の先端に切欠部53を設けている。
このように、第4破断線50の形状や傾斜角度は、必要に応じて変更してもよい。また、切欠部53によって、第4破断線50に沿って内フラップ23を簡単に破断できるようにしてもよい。
(天板折曲線の追加)
天板14にも、第1破断線35に沿った天板14の破断を促進する天板折曲線55を設けてもよい。この天板折曲線55の一例を図28に示す。天板折曲線55は、第1破断線35に沿った天板14の破断時に、天板14を折り曲げることで、開封操作力を第1破断線35に集中させるものである。天板折曲線55は、第1破断線35を挟んで両側に設けられている。個々の天板折曲線55は、第1破断線35から側板15A,15Bに向けて延びる一対の第1折曲部55a,55aを備える。一対の第1折曲部55aは、汎用罫線からなり、操作部30から側壁15A,15Bに向けて、次第に離れる向きに傾斜している。
操作部30側に位置する第1折曲部55aの一端は、操作部30と定められた間隔をあけて位置している。一対の第1折曲部55aの一端には、汎用罫線からなる折曲線55cが架設されている。折曲線17側に位置する第1折曲部55aの他端は、折曲線17と定められた間隔をあけて位置している。
操作部30に手を通して側板15A側の天板14を把持し、天板14を引き上げると、第1折曲部55aと折曲線55cが山折れする。これにより、天板折曲線55を支点として、操作力を第1破断線35に作用させることができるため、第1破断線35に沿った天板14の破断作業を省力化できる。よって、天板14の破断作業性を向上できる。
また、天板折曲線55は、図33に示す変形例のようにしてもよい。この変形例の天板折曲線55は、第1破断線35を挟んで両側に設けられている。個々の天板折曲線55は、逆罫線からなる一対の第2折曲部55bを備える。一対の第2折曲部55bは、第1破断線35の両端から側板15A,15Bに向けて、次第に近づく向きに傾斜されている。第1破断線35側に位置する第2折曲部55bの一端は、第1破断線35と折曲線24の交点と定められた間隔をあけて位置している。折曲線17側に位置する第2折曲部55bの他端は、折曲線17と定められた間隔をあけて位置している。
図28に示す第1折曲部55a及び図33に示す第2折曲部55bの両方を天板14に設けてもよい。また、第1折曲部55aは、操作部30から外側へ傾斜する構成に限らず、折曲線25に沿って平行に設けてもよい。また、第2折曲部55bの傾斜角度も、必要に応じて変更が可能である。また、天板折曲線55は、第1破断線35において、一対の側板15A,15Bのうちの一方だけに設けてもよい。
(切り欠きの変形例)
内フラップ23に形成する切り欠き72の代表的な形態としては、図21の第5実施形態が挙げられる。切り欠き72は、外フラップ折曲線60に沿って延びる第1辺72aと、第1辺72aの上端から内フラップ23の上端に向けて延びる第2辺72bとを備える。この切り欠き72と同様の構成は、図22、図28、図30、及び図32の変形例に用いられている。この切り欠き72は、第1辺72aのみによって構成してもよい。
(内フラップ折曲線の追加)
切り欠き72の代わりに、内フラップ23には、外フラップ折曲線60に沿って延び、内フラップ23を折り曲げる内フラップ折曲線85を設けてもよい。この内フラップ折曲線85の一例を図23と図24の変形例に示す。
内フラップ折曲線85は、第2破断線40に沿った外フラップ22の破断促進と、第3折曲線45に沿った内フラップ23の破断促進のために設けられている。内フラップ折曲線85は、汎用罫線からなり、折曲線17,25の交点から内フラップ23の先端にかけて設けられている。内フラップ折曲線85の傾斜角度は、組立状態で外側に位置する外フラップ折曲線60の傾斜角度と同一である。
第1破断線35に沿った天板14の破断後、第2破断線40に沿って外フラップ22を破断するとともに、第4破断線50に沿って内フラップ23を破断する際、外フラップ折曲線60に沿って外フラップ22が折れ曲がるとともに、内フラップ折曲線85に沿って内フラップ23が折れ曲がる。そのため、外フラップ折曲線60に沿った外フラップ22の折り曲げを促進できる。よって、外フラップ22の破断作業性を効果的に向上できるうえ、内フラップ23の折れ曲がりによって内フラップ23の破断作業性を効果的に向上できる。
以上のように、第1破断線35、第2破断線40、第3破断線45、第4破断線50の形状は、必要に応じて変更が可能である。また、各破断線35〜50を構成する切断線の形状も必要に応じて変更が可能である。また、天板折曲線55、外フラップ折曲線60、側板折曲線65、及び切り欠き72又は内フラップ折曲線85の形状や傾斜角度は、必要に応じて変更が可能である。
そして、包装箱10は、各図に示す形態以外にも、第1破断線35、第2破断線40、第3破断線45、第4破断線50、天板折曲線55外フラップ折曲線60、側板折曲線65、及び切り欠き72又は内フラップ折曲線85を、必要に応じて組み合わせて構成することができる。
図34に示すように、内フラップ23には、第4破断線50の代わりに、横J字形状の切断線82を設けてもよい。このようにすれば、包装箱10に対して上方から荷重が加わることで、上側の外フラップ22の先端部分が、下側の外フラップ21の先端部分にオーバーラップした際に、切断線82によって内フラップ23の切断縁がオーバーラップすることができる。よって、包装箱10を積み重ねた際に、上側の包装箱10の荷重で下側の包装箱10が座屈することを防止できる。
包装箱は、ラップアラウンドケースに限られず、外周壁の上下に開口端を有し、この開口端をフラップで塞ぐようにした汎用包装箱であってもよい。また、包装箱10の素材は、紙製の段ボールシートに限らず、樹脂製の段ボールシートであってもよい。また、包装箱10の素材は、段ボールシートに限られず、単一の厚紙や樹脂シートであってもよい。
1…段ボールシート
2…表ライナ
3…裏ライナ
4…中しん
10…包装箱
10’…ブランク
12…外周壁
13…底板
14…天板(第1側板)
15A,15B…側板(第2側板)
16…貼着板
17…折曲線
20…蓋壁
21…外フラップ
22…外フラップ
23…内フラップ
24…折曲線
25…折曲線
27…面取り部
30…操作部
31…折曲線
32…第1破断部
33…第2破断部
35…第1破断線
36…第1破断部
37…第2破断部
40…第2破断線
45…第3破断線
46…第1破断部
47…第2破断部
48a,48b…破断部
50…第4破断線
51…第1破断部
52…第2破断部
53…切欠部
55…天板折曲線
55a…第1折曲部
55b…第2折曲部
55c…折曲線
60…外フラップ折曲線
65…側板折曲線(第2側板折曲線)
70…ホットメルト
72…切り欠き
72a…第1辺
72b…第2辺
75…操作部
76…折曲線
77…第1破断部
78…第2破断部
80…破断線
82…切断線
85…内フラップ折曲線

Claims (7)

  1. 第1側板と、
    前記第1側板の対向する一対の第1辺に連設され、前記第1側板に対して折り曲げられた外フラップと、
    前記第1側板の前記第1辺と交差する一対の第2辺に連設され、前記第1側板に対して前記外フラップと同じ向きに折り曲げられた第2側板と、
    前記第1側板の前記第2辺と交差する前記第2側板の一対の第3辺に連設され、前記外フラップの内面に位置するように前記第2側板に対して折り曲げられた内フラップと、
    前記第1側板に設けられ、前記第1側板を破断操作するための操作部と、
    前記第1側板に設けられ、前記操作部から前記第1辺にかけて延びる第1破断線と、
    前記外フラップに設けられ、前記第1破断線と連続し、前記外フラップの先端に向けて延びる第2破断線と、
    一対の前記第2側板のうちの少なくとも一方に設けられ、前記一対の第3辺のうち、一方から他方にかけて延びる第3破断線と、
    前記外フラップに設けられ、前記第1側板の前記第1辺側から前記外フラップの先端に向けて延び、前記第2破断線に沿った前記外フラップの破断時に、前記外フラップを折り曲げる外フラップ折曲線と
    を備える、包装箱。
  2. 前記内フラップには、前記外フラップ折曲線に沿って延びる辺を有する切り欠きが設けられている、請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記内フラップには、前記外フラップ折曲線に沿って延び、前記内フラップを折り曲げる内フラップ折曲線が設けられている、請求項1に記載の包装箱。
  4. 前記第2側板には、前記第3破断線から前記第1側板の前記第2辺に向けて延び、前記第3破断線に沿った前記第2側板の破断時に、前記第2側板を折り曲げる第2側板折曲線が設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の包装箱。
  5. 第1側板と、
    前記第1側板の対向する一対の第1辺に連設され、前記第1側板に対して折り曲げられた外フラップと、
    前記第1側板の前記第1辺と交差する一対の第2辺に連設され、前記第1側板に対して前記外フラップと同じ向きに折り曲げられた第2側板と、
    前記第1側板の前記第2辺と交差する前記第2側板の一対の第3辺に連設され、前記外フラップの内面に位置するように前記第2側板に対して折り曲げられた内フラップと、
    前記第1側板に設けられ、前記第1側板を破断操作するための操作部と、
    前記第1側板に設けられ、前記操作部から前記第1辺にかけて延びる第1破断線と、
    前記外フラップに設けられ、前記第1破断線と連続し、前記外フラップの先端に向けて延びる第2破断線と、
    一対の前記第2側板のうちの少なくとも一方に設けられ、前記第2側板の前記一対の第3辺のうち、一方から他方にかけて延びる第3破断線と、
    前記第2側板に設けられ、前記第3破断線から前記第1側板の前記第2辺に向けて延び、前記第3破断線に沿った前記第2側板の破断時に、前記第2側板を折り曲げる第2側板折曲線と
    を備える、包装箱。
  6. 前記内フラップには、前記内フラップの先端側から前記第3破断線に連続するように延びる第4破断線が設けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の包装箱。
  7. 前記内フラップの先端には、前記内フラップを前記第4破断線に沿って破断操作するための切欠部が形成されている、請求項6に記載の包装箱。
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