JP2020001820A - 包装箱 - Google Patents
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Description
図1ないし図3を参照して、包装箱1の構成について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク5を示す平面図である。図3はブランク5の一部を拡大して示す平面図である。
図2に示すように、ブランク5は、一対の端壁10と、一対の側壁11と、継代片12と、一対の上内フラップ13(第1フラップ)と、一対の上外フラップ14(第1フラップ)と、一対の下内フラップ15(第2フラップ)と、一対の下外フラップ16(第2フラップ)と、を含んでいる。
一対の端壁10と一対の側壁11とは、第1折曲線L1を介して交互に連設されている。端壁10は、側壁11よりも流れ方向に幅広い略長方形状に形成されている。継代片12は、流れ方向一方に位置する側壁11の流れ方向端部に第1折曲線L1を介して連設されている。
一対の上内フラップ13は、一対の端壁10の段方向一端部(周壁1Wの上端部)に第2折曲線L2を介して連設されている。上内フラップ13は、端壁10の流れ方向の寸法と略同一幅を有する略長方形状に形成されている。上内フラップ13の段方向の寸法(延出寸法)は、端壁10の流れ方向の寸法の略半分に設定されている。一対の上外フラップ14は、一対の側壁11の段方向一端部(上端部)に第2折曲線L2を介して連設されている。上外フラップ14は、側壁11の流れ方向の寸法と略同一幅を有する略長方形状に形成されている。上外フラップ14の段方向の寸法(延出寸法)は、上内フラップ13の延出寸法と略同一である。
一対の下内フラップ15は、一対の端壁10の段方向他端部(周壁1Wの下端部)に第3折曲線L3を介して連設されている。一対の下外フラップ16は、一対の側壁11の段方向他端部(下端部)に第3折曲線L3を介して連設されている。下内フラップ15は上内フラップ13と略同一形状に形成され、下外フラップ16は上外フラップ14と略同一形状に形成されている。
図2に示すように、ブランク5には、封緘した包装箱1を容易に開封するための一対の開封構造17が形成されている。一対の開封構造17は、それぞれ、上外フラップ14から側壁11に亘って形成されている。なお、一対の開封構造17は同一構造であるため、以下、1つの開封構造17について説明する。
一対の切断線20は、側壁11の流れ方向両側の第1折曲線L1から内側に離れた位置に形成されている。切断線20は、複数の略S字状に湾曲した切目20Aを所定間隔で並べたジッパーである。切断線20は、上外フラップ14側から下外フラップ16側に向かって側壁11を切断(分断)する機能を有している。なお、切断線20の各切目20Aは、略L字状に形成されてもよい。
図3に示すように、開封線30は、上外フラップ14において一対の切断線20を結ぶように形成されている。開封線30は、その両端部を第1折曲線L1に接した一対の第1傾斜線21の先端部に接続(交差)し、上外フラップ14の先端に向かって凸形状に形成されている。開封線30は、複雑に湾曲した形状を成している。開封線30は、流れ方向の中央領域に所定間隔で並べられた複数の略直線状の第1切目30Aと、第1切目30Aの流れ方向両端から両外側にて所定間隔で並べられた複数の略L字状の第2切目30Bと、を含むジッパーである。開封線30は、流れ方向中央部から両外側に向かって上外フラップ14を切断する機能を有している。なお、開封線30は、全て第1切目30Aで形成されてもよいし、全て第2切目30Bで形成されてもよい。また、開封線30の各第2切目30Bは、略S字状に形成されてもよい。
ここで、包装箱1の製造法について簡単に説明する。包装箱1の材料となる段ボールシートは、コルゲータ(図示せず)と呼ばれる装置を用いて段ボール原紙の貼合工程を実行することによって製造される。コルゲータは、中しん9Aを流れ方向に進行させながら、その中しん9Aの両側にライナ9B,9Cを貼り付ける。また、コルゲータは、段ボールシートを流れ方向に進行させながら第2折曲線L2および第3折曲線L3を形成し、流れ方向に連続する段ボールシートを所定長さに裁断する。
次に、図1を参照して、包装箱1を組み立てる工程(組立作業)等について説明する。
なお、包装箱1は、作業者によって手作業で組み立てられてもよいし、製函機によって自動または半自動で組み立てられてもよい。ここでは、一例として、作業者が包装箱1を組み立てる場合について説明する。
次に、図4ないし図6を参照して、包装箱1の開封作業について説明する。図4は包装箱1を開封した状態を示す斜視図である。図5は包装箱1を開封した状態を示す正面図である。図6は包装箱1の側壁11を全開した状態を示す斜視図である。
次に、図7および図8を参照して、包装箱1の廃棄作業について説明する。図7は一対の側壁11を全開した状態を示す斜視図である。図8は包装箱1を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
次に、図10および図11を参照して、第2実施形態に係る包装箱2について説明する。図10は包装箱2のブランク6を示す平面図である。図11は包装箱2を開封した状態を示す斜視図である。なお、以下の説明では、第1実施形態に係る包装箱1と同一または対応する構成には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
なお、第1および第2実施形態に係る包装箱1,2では、第1傾斜線21と第2折曲線L2,L20との交点P1と、第2傾斜線22と第3折曲線L3との交点P2とは、第1折曲線Lまでの距離が略等しくなるように設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、第1傾斜線21と第2折曲線L2との交点P1は、第2傾斜線22と第3折曲線L3との交点P2よりも第1折曲線L1に近づく方向にずれていてもよい(第2変形例)。この場合、角度αと角度βとは異なる角度(α<β)になる。なお、図12では第1実施形態に係るブランク5を示したが、第2実施形態に係るブランク6において、第1傾斜線21と第2折曲線L20との交点P1が、交点P2よりも第1折曲線L1側にずれていてもよい(図示せず)。
また、第1および第2実施形態(第1変形例を含む。)に係る包装箱1,2では、各々の側壁11に一対の切断線20が形成されていたが、本発明はこれに限定されない。図13に示すように、第2変形例に係る包装箱3(周壁3W)では、各々の側壁11に1つの切断線20が形成されている。この場合、ユーザは、側壁11を切断線20で切断し、袖壁11Aを2本の折曲線L2,L20,L3に沿って切断する。以上によって、側壁11の一部(袖壁11A)が開かれて開口部3Aを構成し、ユーザは包装箱1,2に収容された物品を開口部3Aから1つずつ取り出すことができる。また、物品を必要な分だけ取り出した後、開いた袖壁11Aを再び閉じることで、簡易的に再封緘することもできる。
また、第1および第2実施形態(第1および第2変形例を含む。)に係る包装箱1〜3では、切断線20が略L字状(略V字状)に屈曲していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図14に示すように、切断線20は、略U字状に形成されてもよい。つまり、第1傾斜線21と第2傾斜線22との接続部分が湾曲していてもよい。
1W,2W,3W 周壁
10 端壁(壁体)
11 側壁(壁体)
13 上内フラップ(第1フラップ)
14 上外フラップ(第1フラップ)
15 下内フラップ(第2フラップ)
16 下外フラップ(第2フラップ)
20 切断線
21 第1傾斜線
22 第2傾斜線
30 開封線
L1 第1折曲線
L2,L20 第2折曲線
L3 第3折曲線
P1,P2 交点
V 頂点部
Claims (7)
- 第1折曲線(L1)を介して連設された複数の壁体(10,11)によって筒状に形成される周壁(1W,2W.3W)と、
前記周壁の一端部に第2折曲線(L2,L20)を介して連設され、前記周壁の一端面を閉じる第1フラップ(13,14)と、
前記周壁の他端部に第3折曲線(L3)を介して連設され、前記周壁の他端面を閉じる第2フラップ(15,16)と、
前記複数の壁体のうち少なくとも1つの前記壁体にて前記第1折曲線から離れた位置に形成され、且つ前記第2折曲線と前記第3折曲線との間で前記第1折曲線から離れる方向に向かって凸形状に形成され、前記第2折曲線と成す角度(α)と前記第3折曲線と成す角度(β)とが鋭角とされている切断線(20)と、を備え、
前記壁体は、前記切断線で切断された後に前記第2折曲線および前記第3折曲線に沿って前記第1折曲線に向かって切断されることを特徴とする包装箱。 - 前記切断線は、
凸形状の頂点部(V)から前記第1フラップに向かって斜めに延びた第1傾斜線(21)と、
前記頂点部から前記第2フラップに向かって斜めに延びた第2傾斜線(22)と、を含み、
前記第2折曲線は、前記第1傾斜線と交差する範囲に形成され、
前記第3折曲線は、前記第2傾斜線と交差する範囲に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。 - 前記切断線は、
凸形状の頂点部(V)から前記第1フラップに向かって斜めに延びた第1傾斜線(21)と、
前記頂点部から前記第2フラップに向かって斜めに延びた第2傾斜線(22)と、を含み、
前記壁体における前記切断線の形成位置を固定とし、且つ前記第1傾斜線と交差する範囲内で前記第2折曲線の形成位置を変更した状態と前記第2傾斜線と交差する範囲内で前記第3折曲線の形成位置を変更した状態との少なくとも何れかの状態とすることで、前記周壁の一端面から他端面までの距離が変更されることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。 - 前記第1傾斜線と前記第2折曲線との交点(P1)は、前記第2傾斜線と前記第3折曲線との交点(P2)よりも前記第1折曲線に近づく方向または離れる方向にずれていることを特徴とする請求項2または3に記載の包装箱。
- 前記壁体には、両側の前記第1折曲線から内側に離れた位置に一対の前記切断線が対称に形成され、
前記第1フラップと前記第2フラップのうち少なくとも一方には、前記一対の切断線を結ぶように開封線(30)が形成され、前記第1フラップと前記第2フラップのうち少なくとも一方が前記開封線に沿って切断されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装箱。 - 前記壁体には、両側の前記第1折曲線から内側に離れた位置に一対の前記切断線が対称に形成され、
前記第2折曲線(L20)と前記第3折曲線のうち少なくとも一方は、複数の切目を所定間隔で並べて形成されたミシン線であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の包装箱。 - 2組の前記一対の切断線が、前記周壁の対向する一対の壁体に形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の包装箱。
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