JP2022162209A - 包装箱およびブランク - Google Patents

包装箱およびブランク Download PDF

Info

Publication number
JP2022162209A
JP2022162209A JP2021066904A JP2021066904A JP2022162209A JP 2022162209 A JP2022162209 A JP 2022162209A JP 2021066904 A JP2021066904 A JP 2021066904A JP 2021066904 A JP2021066904 A JP 2021066904A JP 2022162209 A JP2022162209 A JP 2022162209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
pair
line
side plates
packaging box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021066904A
Other languages
English (en)
Inventor
章 橋本
Akira Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP2021066904A priority Critical patent/JP2022162209A/ja
Publication of JP2022162209A publication Critical patent/JP2022162209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】展示されるトレイ部の向きを自由に選択することができる包装箱を提供する。【解決手段】包装箱1は、受板11および第1端面板13が立設され、各々の第1側板17が受板11の側に折り曲げられ、立設された各々の底側板15が開封折線30以上の部分で分断線31を覆うと共に開封折線30以下の部分で第1側板17の外面に接着され、天面板21が底面板12に対向するように折り曲げられ、第2端面板22が垂設されて切取部の外面に接着されることで、トレイ部10と蓋部20とが接合されて被包装物Mを包装した包装形態になり、一対の第1側板17が分断線31を覆う一対の底側板15の一部を開封折線30に沿って外側に折り曲げながら外側に開かれることで分断線31に沿って切断され、第1端面板13が切断され、切取部が第2端面板22に接着された状態で受板11から分離されることで、蓋部20がトレイ部10から分離される。【選択図】図4

Description

本発明は、包装箱およびブランクに関する。
前受板、底面板、後面板、天面板および前面板が順次連設され、底面板、後面板、天面板および前面板の両側にそれぞれ底側板、後側板、天側板および前側板が連設された包装展示兼用箱が知られている(特許文献1)。前受板には切目線の内側に切取部が設けられ、後面板と天面板の境界には切目線が入れられている。前受板、底側板および後面板が底面板に対して起立し、連結片を前受板の内面に接着することで底側板が前受板に連結され、後側板が前方へ折り曲げられて底側板に接着されることで、トレイ部分が形成される。天面板と前面板とが順次折り曲げられ、天側板が下方に折り曲げられ、前側板が後方に折り曲げられて天側板に接着されることで、蓋部分が形成される。前面板が前受板の切取部の領域内で接着されることで、蓋部分がトレイ部分と連結される。展示に際しては、天面板を切目線で切断し、切取部を切目線で切断して前面板に貼り付いた状態で前受板から切り取ることで、蓋部分がトレイ部分から分離される。
特許第6452991号公報
店舗の展示場所の広さや包装された商品(被包装物)の向き等によっては、包装展示兼用箱を横向きに展示(底側板を正面に向けて展示)したい場合がある。しかしながら、上記した包装展示兼用箱では、展示する際のトレイ部分に前受板よりも上方に長く延びた後面板と後側板とが残されるため、底側板を正面に向けて展示することが不自然になり、結果的に前受板を正面に向けて展示することしできなかった。
本発明は、上記事情を考慮し、展示されるトレイ部の向きを自由に選択することができる包装箱およびブランクを提供する。
本発明は、第1方向に順次連設された受板、底面板、第1端面板、天面板および第2端面板によって被包装物を包み込む包装箱であって、前記受板に切取線を介して連設された切取部と、前記底面板の第1方向に直交する第2方向の両端に連設された一対の底側板と、前記第1端面板の第2方向の両端に連設された一対の第1側板と、一対の前記底側板の前記受板に近接する側端または前記受板の第2方向の両端に連設された一対の連結片と、前記第1端面板および一対の前記第1側板を第2方向に横断するように形成され、前記第1端面板を分断すると共に一対の前記第1側板を分断する分断線と、一対の前記底側板の前記第1端面板の側に形成された一対の開封折線と、を備え、前記受板、前記底面板、前記底側板、前記第1端面板の下部、前記第1側板の下部および前記連結片は、トレイ部の構成要素であり、前記第1端面板の上部、前記第1側板の上部、前記天面板および前記第2端面板は、蓋部の構成要素であり、前記受板および前記第1端面板が前記底面板に対して立設され、各々の前記第1側板が前記受板の側に折り曲げられ、前記底面板に対して立設された各々の前記底側板が前記開封折線以上の部分で前記分断線を覆うと共に前記開封折線以下の部分で前記第1側板の外面に接着され、各々の前記連結片が折り曲げられて前記受板または前記底側板に接着され、前記天面板が前記底面板に対向するように折り曲げられ、前記第2端面板が前記天面板に対して垂設されて前記切取部の外面に接着されることで、前記トレイ部と前記蓋部とが接合されて前記被包装物を包装した包装形態になり、一対の前記第1側板が前記分断線を覆う一対の前記底側板の一部を前記開封折線に沿って外側に折り曲げながら外側に開かれることで前記分断線に沿って切断され、前記第1端面板が前記分断線に沿って切断され、前記切取部が前記切取線に沿って切断されて前記第2端面板に接着された状態で前記受板から分離されることで、前記蓋部が前記トレイ部から分離された展示形態になる。
この場合、各々の前記開封折線は、前記第1側板の前記分断線に沿った切断方向の上流側から下流側に向かって下方に傾斜するように形成されてもよい。
この場合、前記天面板の第2方向の両端に連設され、前記蓋部の構成要素である一対の天側板と、前記第2端面板の第2方向の両端に連設され、前記蓋部の構成要素である一対の第2側板と、を更に備え、前記包装形態において、各々の前記第2側板が前記第1側板の側に折り曲げられて前記底側板の外面に接着または非接着で重ねられ、各々の前記天側板が前記天面板に対して垂設されて前記第1側板の外面に非接着で重ねられ、且つ前記第2側板の外面に接着されてもよい。
この場合、各々の前記天側板の非接着側となる側端は、前記第1側板の前記分断線に沿った切断方向の上流側から下流側に向かって上方に傾斜するように形成されてもよい。
この場合、前記天面板は、前記第2端面板の側よりも前記第1端面板の側の方が第2方向に幅狭く形成されてもよい。
本発明に係るブランクは、上記したいずれかの包装箱を形成する。
本発明によれば、展示されるトレイ部の向きを自由に選択することができる。
本発明の一実施形態に係る包装箱を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱のブランクを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱の組立手順を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱の開封手順を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱の開封手順を説明する正面図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱のトレイ部を示す斜視図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示すFr、Rr、L、R、U、Dは、前、後、左、右、上、下を示している。前後方向、左右方向および上下方向は互いに直交している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、方向や位置を示す用語は、包装箱を組み立てた状態での方向や位置を基準にしている。
[包装箱]
図1および図2を参照して、本実施形態に係る包装箱1について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク1Aを示す平面図である。
図1に示すように、包装箱1は、被包装物Mを包装した包装形態において、略直方体状に形成され、上下方向に複数段積層可能な圧縮強度を備えている。被包装物Mは、例えば略立方体状に形成されている。包装箱1には、平面から見て格子状に配列された6個の被包装物Mが2段積みにされて(合計12個)包装されている(後述する図3参照)。なお、被包装物Mの形状は立方体状に限らず、包装箱1に収容可能な形状(大きさ)であればよい。また、被包装物Mの配列や積み方は、上記に限らず、被包装物Mは1段に並べられてもよいし、3段以上に積まれてもよい(図示せず)。さらに、被包装物Mは複数である必要はなく、1つ以上であればよい。
包装箱1は、図2に示すブランク1Aを組み立てることで形成されている。ブランク1Aは、1枚の紙製の段ボールシートを抜型等で打ち抜いて形成されている。段ボールシートは、例えば、波状の中しん9Aに表ライナ9Bと裏ライナ9C(図3参照)とを貼り合せた両面段ボールシートである。なお、図2は、表ライナ9B側を示している。本明細書では、段ボールシートの中しん9Aと平行な方向を「段方向」と呼び、段方向に直交する方向を「流れ方向」と呼ぶこととする。図面に示す「X」は「段方向」を示し、「Y」は「流れ方向」を示している。
[ブランク]
図2に示すように、ブランク1Aは、受板11と、底面板12と、第1端面板13と、天面板21と、第2端面板22と、切取部14と、一対の底側板15と、一対の連結片16と、一対の第1側板17と、一対の天側板23と、一対の第2側板24と、を備えている。なお、一対の底側板15、一対の連結片16、一対の第1側板17、一対の天側板23および一対の第2側板24は、図2において左右対称に形成されているため、以下の説明では、特に明記した場合を除いて、一方に着目して説明する。
<受板、底面板、第1端面板、天面板、第2端面板>
受板11、底面板12、第1端面板13、天面板21および第2端面板22は、第1折曲線L1介して段方向(第1方向)に順次連設されている。底面板12と天面板21とは、概ね同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。詳細には、天面板21は、第2端面板22の側よりも第1端面板13の側の方が流れ方向(第2方向)に幅狭く形成されている。換言すれば、天面板21は、第2端面板22の側から第1端面板13の側に向かって徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。天面板21の第1端面板13の側と第2端面板22の側との差分(D)は、段ボールシートの厚さ程度となっている。第1端面板13と第2端面板22とは、概ね同じ大きさで、底面板12等よりも段方向に短い略長方形状に形成されている。受板11は、第1端面板13よりも段方向に短い(半分以下)略長方形状に形成されている。
<切取部>
切取部14は、受板11に切取線18を介して連設されている。詳細には、切取部14は、受板11の段方向の先端側に形成された略U字状の切取線18の範囲内に設けられている。切取線18は、複数の略L字状の切目を並べて形成されたジッパーであって、切取部14を流れ方向の両外側から中央に向かって切断する機能を有している。切取部14が切取線18に沿って切断され受板11から除去されると、受板11には略台形状(略U字状)の窪みが形成される。
<底側板>
一対の底側板15は、第2折曲線L2を介して底面板12の流れ方向(第1方向に直交する第2方向)の両端に連設されている。底側板15は全体的に長方形状の外形を成し、その流れ方向の先端側には窪み部15Aが凹設されている。底側板15の流れ方向の寸法(延出寸法)は、受板11の段方向の寸法(延出寸法)と同程度とされている。なお、窪み部15Aを省略し、底側板15が略四角形状に形成されてもよい(図示せず)。
(開封折線)
一対の底側板15の第1端面板13の側には、一対の開封折線30が形成されている。開封折線30は、底側板15の流れ方向の先端側(上側)で、窪み部15Aと第1端面板13(第1側板17)に近接する側端との間に直線状に形成されている。開封折線30は、窪み部15Aから第1端面板13(第1側板17)に向かって底側板15の根本側に傾斜している。開封折線30は、包装箱1を組み立てた状態で、第2端面板22の側から第1端面板13の側に向かって下り勾配となる。
<連結片>
一対の連結片16は、第3折曲線L3を介して一対の底側板15の受板11に近接する側端に連設されている。連結片16は、略四角形の1つの角部を切り欠いた多角形状(略L字状)に形成されている。詳細は後述するが、一対の連結片16は、受板11の内面に接着する際に切取部14に干渉しないように切り欠かれている。なお、連結片16が切取部14に干渉しない範囲で受板11に接着されるのであれば、連結片16を切り欠く必要はない。
<第1側板>
一対の第1側板17は、第2折曲線L2を介して第1端面板13の流れ方向の両端に連設されている。第1側板17は略長方形状に形成され、その流れ方向の寸法(延出寸法)は底側板15の延出寸法と略同等とされている。
(分断線)
第1端面板13および一対の第1側板17には、流れ方向に横断するように分断線31が形成されている。分断線31は、第1端面板13を分断すると共に一対の第1側板17を分断するために設けられている。分断線31は、一対の第1側板17に形成された一対の側面切断線31Aと、一対の側面切断線31Aに連続して第1端面板13の流れ方向の両側に形成された一対の端面切断線31Bと、一対の端面切断線31Bの間を結ぶように形成された把手切断線31Cと、を有している。
側面切断線31Aは、包装箱1を組み立てた状態で第1端面板13の側が一段下がるように屈曲している。側面切断線31Aは、屈曲部分を除いて流れ方向と略平行に形成されている。なお、第1側板17の流れ方向の先端部には、側面切断線31Aに沿った切断開始位置となる切断開始部31Nが切り欠かれている。各々の端面切断線31Bは、包装箱1を組み立てた状態で上方に膨らむように湾曲している。側面切断線31Aおよび端面切断線31Bは、間隔をあけて複数の略L字状の切目を並べたジッパーである。側面切断線31Aは第1側板17を流れ方向の先端から基端に向かって切断する機能を有し、端面切断線31Bは第1端面板13を流れ方向の中央側から端部に向かって切断する機能を有している。
把手切断線31Cは、包装箱1を組み立てた状態で下方に膨らむようなバスタブ状に形成されている。第1端面板13には、一対の端面切断線31Bと把手切断線31Cとの変曲点を結ぶように流れ方向に沿って把手折線L4が形成されている。把手切断線31Cと把手折線L4とで囲まれた領域内には、把手片32が形成されている。また、第1端面板13には、包装箱1を組み立てた状態で把手切断線31Cから下方に向かって互いに接近するように湾曲した一対の押込切断線31Dが形成されている。一対の押込切断線31Dの先端の間には、押込折線L5が形成されている。把手切断線31Cと一対の押込切断線31Dと押込折線L5とで囲まれた領域内には、押込片33が形成されている。把手切断線31Cおよび押込切断線31Dは、間隔をあけて複数の切目を並べたミシン目である。
<天側板>
一対の天側板23は、第2折曲線L2を介して天面板21の流れ方向の両端に連設されている。天側板23は、全体的に長方形状の外形を成し、その流れ方向の寸法(延出寸法)は第1側板17の延出寸法よりも短くされている。天側板23の第1側板17に近接する側端23Sは、第1側板17に接近するに従って天側板23の根本側に傾いた直線状に形成されている。天側板23の側端23Sは、包装箱1を組み立てた状態で、第2端面板22の側から第1端面板13の側に向かって上り勾配となる。
<第2側板>
一対の第2側板24は、第2折曲線L2を介して第2端面板22の流れ方向の両端に連設されている。第2側板24は略長方形状に形成され、その流れ方向の寸法(延出寸法)は第1側板17の延出寸法と略同等とされている。
なお、第1~第3折曲線L1~L3、把手折線L4および押込折線L5は、段ボールシートを裏ライナ9C側から厚み方向に潰した汎用罫線である。開封折線30は、汎用罫線上に切目を形成したリード罫である。これらは、汎用罫線やリード罫に限らず、例えばミシン目等、段ボールシートを折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい。
[包装箱の組立]
次に、図1ないし図4を参照して、包装箱1の組立手順の一例について説明する。図3は包装箱1の組立手順を説明する斜視図である。図4は包装箱1を示す正面図である。なお、包装箱1は、作業者によって手作業で組み立てられてもよいし、製函機(図示せず)によって全自動または半自動で組み立てられてもよい。ここでは、一例として、手作業で包装箱1を組み立てる場合について説明する。
包装箱1は、1つのブランク1Aからトレイ部10と蓋部20とを形成し、トレイ部10と蓋部20とを接合することで完成する。上記したブランク1A(図2参照)において、受板11、底面板12、底側板15、第1端面板13の下部、第1側板17の下部および連結片16は、トレイ部10の構成要素であり、第1端面板13の上部、第1側板17の上部、天面板21、第2端面板22、天側板23および第2側板24は、蓋部20の構成要素である。
また、ブランク1Aには、包装箱1の組み立て時に接着する位置が設定されている。具体的に説明すると、図1ないし図3に示すように、トレイ部10を組み立てる際の接着位置は、底側板15の右部(開封折線30よりも下方)と第1側板17の分断線31よりも下方とに設定された第1接着部G1と、受板11と連結片16とに設定された第2接着部G2と、である。蓋部20を組み立てる際の接着位置は、天側板23の左部と第2側板24の上部とに設定された第4接着部G4である。また、トレイ部10と蓋部20とを接合(接着)する位置は、切取部14と第2端面板22の下側とに設定された第3接着部G3である。なお、第1~第4接着部G1~G4に付着させる接着剤は、例えば、ホットメルト接着剤や水性エマルジョン系接着剤等を用いてもよいし、両面テープを用いてもよい。
図3に示すように、作業者は、第1端面板13を第1折曲線L1に沿って上方に折り曲げて底面板12に対して立設させ、一対の第1側板17を第2折曲線L2に沿って左方(受板11の側)に折り曲げる。続いて、作業者は、一対の底側板15を第2折曲線L2に沿って上方に折り曲げて底面板12に対して立設させる。各々の底側板15は、開封折線30以上の部分で分断線31(側面切断線31A)を覆うと共に開封折線30以下の部分で第1接着部G1を介して第1側板17の外面(表ライナ9B)に接着される。各々の第1側板17に形成された側面切断線31Aは、底側板15の上端と開封折線30との間の範囲に位置している。詳細には、開封折線30の傾斜上部は側面切断線31Aの切断開始部31Nと略一致し、開封折線30の傾斜下部は側面切断線31Aよりも下方に位置している(図4も参照)。なお、本明細書では、底側板15の開封折線30よりも上側の部分、つまり分断線31を覆う底側板15の一部を「覆設部15B」と呼ぶこととする。
次に、作業者は、一対の連結片16を第3折曲線L3に沿って内向きに折り曲げ、受板11を第1折曲線L1に沿って上方に折り曲げて底面板12に対して立設させる。受板11は、第2接着部G2を介して各々の連結片16の外面(表ライナ9B)に接着される。
以上によって、トレイ部10が形成される。なお、被包装物Mは、トレイ部10に収容されてもよいし、トレイ部10の形成途中または組み立て前にブランク1Aの底面板12上または第1端面板13上に配置されてもよい。
次に、作業者は、天面板21を第1折曲線L1に沿って左方に折り曲げ、第2端面板22を第1折曲線L1に沿って下方に折り曲げる(図4参照)。天面板21は、被包装物Mを挟んで底面板12に対向する。第2端面板22は、天面板21に対して垂設され、第3接着部G3を介して切取部14の外面に接着される(図4参照)。
続いて、図1および図4に示すように、作業者は、一対の第2側板24を第2折曲線L2に沿って右方(第1端面板13の側)に折り曲げた後、各々の天側板23を第2折曲線L2に沿って下方に折り曲げる。各々の第2側板24は、底側板15の外面に非接着で重なる。各々の天側板23は、天面板21に対して垂設されて第1側板17の外面に非接着で重ねられ、且つ第4接着部G4を介して第2側板24の外面に接着される。天側板23の側端23Sは傾斜しているため、第1側板17の左側半分程度が天側板23に覆われ、第1側板17の右側半分程度が露出している。
以上によって、蓋部20が形成され、且つ第3接着部G3を介してトレイ部10に接合されて被包装物Mを包装した包装形態になる(図1および図4参照)。この状態で、被包装物Mは、受板11、底面板12、第1端面板13、天面板21および第2端面板22によって包み込まれている。また、第1側板17と第2側板24との先端同士は離間しており、底側板15と天側板23との先端同士も離間している。つまり、4つの側板15,17,23,24で囲まれた領域には、被包装物Mが露出する開口が形成されている。
なお、上記した包装箱1の組立手順は一例であり、当該組立手順は矛盾のない範囲で変更されてもよい。
[包装箱の開封]
次に、図5ないし図7を参照して、包装箱1の開封手順の一例について説明する。図5は包装箱1の開封手順を説明する斜視図である。図6は包装箱1の開封手順を説明する正面図である。図7はトレイ部10を示す斜視図である。
図5に示すように、作業者は、一対の第1側板17を把持して両外側に開き、一対の第1側板17を分断線31(側面切断線31A)に沿って切断(分断)する。分断線31を含む第1側板17の下部は底側板15に覆われているため、一対の第1側板17は一対の底側板15の覆設部15Bを開封折線30に沿って外側に折り曲げながら外側に開かれることで側面切断線31Aに沿って切断される。開封折線30は側面切断線31Aに沿った切断方向の上流側から下流側に向かって下り勾配とされているため、覆設部15Bは、分断された第1側板17に押されて切断方向の上流側から下流側に向かって順に折り曲げられる。また、第1側板17の上部は天側板23に覆われているため、一対の第1側板17は、自身が撓むと共に一対の天側板23を両外側に膨出させながら開かれる。
分断された第1側板17の開放が進行すると、第1側板17の切断縁は開封折線30で折れ曲がった覆設部15Bを乗り越え、覆設部15Bから離れる。すると、覆設部15Bは、開封折線30周りに作用する反発力(復元力)によって概ね折れ曲がる前の状態に戻る。また、天側板23の側端23Sを傾斜させたことで、天側板23に引っ掛かる第1側板17の上部の範囲(面積)が小さくなるため、第1側板17の上部は円滑に天側板23の内側から外側に引き抜かれる。
続いて、作業者は、第1端面板13の押込片33を押し込んで押込切断線31Dに沿って切断しながら押込折線L5で折り曲げ(図示せず)、押込片33を押し込んだ手で把手片32を把持して引き上げる(図6参照)。すると、第1端面板13は、把手切断線31Cおよび一対の端面切断線31B(分断線31)に沿って切断されながら引き上げられる(図6参照)。作業者が天面板21を斜め上左方に引っ張ると、蓋部20が第2端面板22の下端を支点として回動し、切取部14が切取線18に沿って切断されて第2端面板22に接着された状態で受板11から分離される(図6参照)。
以上によって、包装箱1が開封され、蓋部20がトレイ部10から分離された展示形態になる(図7参照)。トレイ部10は、被包装物Mを収容した状態で店頭等に展示(陳列)される。なお、図7では、トレイ部10は、一方の底側板15を正面とされているが、これに限らず。他方の底側板15、受板11または第1端面板13を正面とすることもできる。
以上説明した本実施形態に係る包装箱1では、分断線31が、第1端面板13および一対の第1側板17を横方向に横断するように形成され、第1端面板13を切断すると共に一対の第1側板17を切断する構成とした。また、基本的に第2端面板22が切取部14の外面に接着されるだけで、蓋部20がトレイ部10に接続されていた。この構成によれば、分断線31で第1端面板13等を分断し、切取線18で第2端面板22に貼り付いた切取部14を分離するだけで、トレイ部10から蓋部20を簡単に分離することができる。つまり、包装箱1を容易かつ迅速に開封することができる。また、第1端面板13と第1側板17との下部をトレイ部10に残すことができ、第1端面板13と第1側板17との上部をトレイ部10から除去することができる。これにより、第1端面板13と第1側板17とが受板11よりも上方に長く延びた状態で残されることが防止されるため、受板11に限らず、一対の底側板15のいずれか一方または第1端面板13を正面に向けて展示することができる。つまり、展示されるトレイ部10の向きを自由に選択することができる。その結果、例えば、被包装物Mに装着されたラベル(図示せず)の向きに合わせてトレイ部10の正面を決めることができる。
ところで、包装形態とされた包装箱1は、複数段積み重ねた状態で運搬されたり保管されたりするため、下方に配置された包装箱1には上方に配置された包装箱1から圧縮荷重を受ける。したがって、包装箱1自体に圧縮荷重に耐え得る圧縮強度が必要になる。例えば、変形し易い被包装物Mを包装する場合、包装箱1の圧縮強度を確保することが重要になる。本実施形態に係る包装箱1では、第1・第2端面板13,22や第1・第2側板17,24が主に圧縮荷重に対抗する部位となるため、第1側板17等に分断線31を形成すると、第1側板17等は分断線31を起点に座屈し易くなり、包装箱1の耐圧性能が低下する。これに対し、本実施形態に係る包装箱1では、包装形態とした際、底側板15(覆設部15B)が分断線31を覆った状態で第1側板17の外面に接着されていた。この構成によれば、第1側板17(分断線31)が被包装物Mと底側板15との間に挟持されるため、分断線31を起点とした第1側板17の座屈を抑制することができる。これにより、包装箱1の開封し易さを担保しながら必要な耐圧性能を確保することができる。
さらに、本実施形態に係る包装箱1では、包装形態とした際、第1側板17に形成された分断線31(側面切断線31A)が、底側板15の上端と開封折線30との間の範囲(覆設部15B)に覆われていた。この構成によれば、第1側板17が分断線31で分断されながら外側に開かれると、底側板15の覆設部15Bが第1側板17に押されて開封折線30に沿って外側に折れ曲がるため、第1側板17の分断が阻害されることがない。これにより、分断線31が底側板15に覆われていても、円滑に第1側板17を分断することができる。また、第1側板17の分断後、覆設部15Bは開封折線30周りの復元力によって概ね元に戻るため、分断線31での断面を覆設部15Bで覆うことができる。これにより、外観に分断線31での断面が表れないため、トレイ部10の美粧性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る包装箱1では、開封折線30が第1側板17の分断線31に沿った切断方向の上流側から下流側に向かって下方に傾斜するように形成されていた。この構成によれば、第1側板17の分断(切断)の進行に伴って、覆設部15Bを切断方向の上流側から下流側に向けて徐々に折り曲げることができる。これにより、覆設部15B全体を一度に開封折線30に沿って折り曲げる場合に比べて、覆設部15Bの折り曲げにかかる力を小さくすることができるため、第1側板17を分断線31で切断しながら円滑に開くことができる。
また、本実施形態に係る包装箱1では、天側板23が第2側板24に接着されることで、天面板21に対して第2端面板22が屈曲した状態に保持されていた。この構成によれば、蓋部20をトレイ部10から分離する際に分断された第1端面板13を持ち上げると、天面板21と第2端面板22とが一体となって第2端面板22の下端を支点に回動するため、切取部14を梃子の原理によって小さな力で切り取ることができる。これにより、蓋部20の分離作業を容易且つ円滑に行うことができる。
また、本実施形態に係る包装箱1によれば、天側板23の非接着側となる側端23Sが第1側板17の切断方向の上流側から下流側に向かって上方に傾斜しているため、第1側板17を分断しながら外側に開く際に、天側板23の内側から外側に離脱し易くすることができる。これにより、第1側板17が天側板23に覆われていても、円滑に第1側板17を分断しながら開くことができる。
ところで、第2側板24は底側板15の外面に重なり、天側板23は第2側板24の外面に接着されるため、仮に、天面板21の前後方向(流れ方向)の寸法が左右方向(段方向)に亘って同じ寸法(幅)であった場合、天側板23と第1側板17との間に大きな隙間ができることになる。それに対し、本実施形態に係る包装箱1によれば、天面板21の前後方向(流れ方向)の寸法が、第2端面板22の側よりも第1端面板13の側で短い(狭い)ため、天側板23を第1側板17の外面に接触(または近接)させることができる。これにより、天側板23の浮きを抑えることができ、包装箱1の外観を良好なものとすることができる。
なお、本実施形態に係る包装箱1では、第1端面板13に、把手切断線31C(把手折線L4、把手片32)や一対の押込切断線31D(押込折線L5、押込片33)が形成されていたが、これらは省略されてもよい(図示せず)。この場合、一対の側面切断線31Aを結ぶように1つの端面切断線31Bが形成されてもよい(図示せず)。また、側面切断線31Aは、クランク状に屈曲していたが、これに限らず、直線的に傾斜してもよいし、水平方向(流れ方向)と平行に形成されてもよい(図示せず)。さらに、端面切断線31Bは、湾曲していたが、これに限らず、屈曲していてもよいし、水平方向(流れ方向)と平行に形成されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1では、切取線18、側面切断線31Aおよび端面切断線31Bがジッパーであり、把手切断線31Cおよび押込切断線31Dがミシン目であったが、本発明はこれに限定されない。これらは、ジッパーやミシン目に限らず、段ボールシートを厚み方向に半分程度切断した半切線等、段ボールシートを切断するための線であれば如何なるものでもよい。
また、本実施形態に係る包装箱1では、開封折線30が第1端面板13に向かって下り勾配に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。開封折線30は、水平方向(段方向)と平行に形成されてもよいし、第1端面板13に向かって上り勾配に形成されてもよい(図示せず)。また、包装箱1を組み立てた状態で、開封折線30(傾斜上部を除く。)が側面切断線31A(分断線31)よりも下方に位置していたが、これに限らず、開封折線30は側面切断線31Aと略同じ高さに形成されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1では、切取部14が受板11の先端側に埋め込まれるように設けられていたが、本発明はこれに限定されない。切取部14および受板11を長方形状に形成し、切取部14が受板11の先端に一直線状の切取線18を介して連設されてもよい(図示せず)。この場合、連結片16は切り欠きのない四角形状に形成されてもよい。他にも、切取線18が受板11の中央領域に閉じた環状に形成され、切取部14が環状の切取線18の内側領域に設けられてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1では、天側板23の延出寸法が第1側板17の延出寸法よりも短くされていたが、これに限らず、第1側板17の延出寸法と同等とされてもよい(図示せず)。また、天側板23の側端23Sは、直線状に傾斜していたが、これに限らず、膨出するように湾曲しながら傾斜してもよいし、窪むように湾曲しながら傾斜してもよい(図示せず)。さらに、天側板23の側端23Sは、斜めに形成されずに、略垂直に形成されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1では、一対の天側板23が天面板21に連設されていたが、一対の天側板23は省略されてもよい(図示せず)。この場合、一対の底側板15が天面板21に達するように延設されてもよい(図示せず)。また、一対の第2側板24が第2端面板22に連設されていたが、一対の第2側板24は省略されてもよい(図示せず)。この場合、一対の第1側板17が第2端面板22に達するように延設されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1では、第2端面板22が天面板21から底面板12まで架け渡されるような長さであったが、これに限らず、天面板21から切取部14まで架け渡されるような長さであってもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1では、連結片16が、底側板15に連設されていたが、これに限らず、受板11の流れ方向(第2方向)の両端に連設されてもよい(図示せず)。この場合、各々の連結片16は、折り曲げられて底側板15の内面または外面に接着される。また、連結片16は、受板11の内面に接着されていたが、これに限らず、受板11の外面に接着されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1では、第2側板24が底側板15の外面に非接着とされていたが、底側板15の外面に接着されてもよい(図示せず)。この場合、第2側板24は、第1~第4接着部G1~G4での接着力よりも弱い接着力で底側板15に接着されてもよい。接着力を弱くする方法としては、例えば、接着剤の量を少なくしたり、接着剤の塗布面積を小さくしたりすることが考えられる。他にも、底側板15と第2側板24の少なくとも一方の接着面に接着し難くなる加工(ニスの塗布や樹脂シートの貼付等)を施して接着剤の接着力を弱めてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1は、略直方体状に形成されていたが、これに限らず、直方体の角稜線部に隅切面を設けてもよい(図示せず)。つまり、包装箱1は、平面または側面から見て六角形や八角形等の多角形を形成してもよい。
また、本実施形態に係る包装箱1は、紙製の両面段ボールシートで形成されていたが、これに限らず、片面段ボールシートや複両面段ボールシート、または厚紙、若しくは樹脂製の板(シート)等で形成されていてもよい。また、包装箱1の各部の寸法(幅、奥行き、高さ)や形状、段ボールシートの厚みや中しん9Aが延びる方向等は自由に変更してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る包装箱およびブランクにおける一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明は技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよく、特許請求の範囲は技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様を含んでいる。
1 包装箱
1A ブランク
10 トレイ部
11 受板
12 底面板
13 第1端面板
14 切取部
15 底側板
16 連結片
17 第1側板
18 切取線
20 蓋部
21 天面板
22 第2端面板
23 天側板
23S 側端
24 第2側板
30 開封折線
31 分断線
M 被包装物

Claims (6)

  1. 第1方向に順次連設された受板(11)、底面板(12)、第1端面板(13)、天面板(21)および第2端面板(22)によって被包装物(M)を包み込む包装箱(1)であって、
    前記受板に切取線(18)を介して連設された切取部(14)と、
    前記底面板の第1方向に直交する第2方向の両端に連設された一対の底側板(15)と、
    前記第1端面板の第2方向の両端に連設された一対の第1側板(17)と、
    一対の前記底側板の前記受板に近接する側端または前記受板の第2方向の両端に連設された一対の連結片(16)と、
    前記第1端面板および一対の前記第1側板を第2方向に横断するように形成され、前記第1端面板を分断すると共に一対の前記第1側板を分断する分断線(31)と、
    一対の前記底側板の前記第1端面板の側に形成された一対の開封折線(30)と、を備え、
    前記受板、前記底面板、前記底側板、前記第1端面板の下部、前記第1側板の下部および前記連結片は、トレイ部(10)の構成要素であり、
    前記第1端面板の上部、前記第1側板の上部、前記天面板および前記第2端面板は、蓋部(20)の構成要素であり、
    前記受板および前記第1端面板が前記底面板に対して立設され、各々の前記第1側板が前記受板の側に折り曲げられ、前記底面板に対して立設された各々の前記底側板が前記開封折線以上の部分で前記分断線を覆うと共に前記開封折線以下の部分で前記第1側板の外面に接着され、各々の前記連結片が折り曲げられて前記受板または前記底側板に接着され、前記天面板が前記底面板に対向するように折り曲げられ、前記第2端面板が前記天面板に対して垂設されて前記切取部の外面に接着されることで、前記トレイ部と前記蓋部とが接合されて前記被包装物を包装した包装形態になり、
    一対の前記第1側板が前記分断線を覆う一対の前記底側板の一部を前記開封折線に沿って外側に折り曲げながら外側に開かれることで前記分断線に沿って切断され、前記第1端面板が前記分断線に沿って切断され、前記切取部が前記切取線に沿って切断されて前記第2端面板に接着された状態で前記受板から分離されることで、前記蓋部が前記トレイ部から分離された展示形態になることを特徴とする包装箱。
  2. 各々の前記開封折線は、前記第1側板の前記分断線に沿った切断方向の上流側から下流側に向かって下方に傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記天面板の第2方向の両端に連設され、前記蓋部の構成要素である一対の天側板(23)と、
    前記第2端面板の第2方向の両端に連設され、前記蓋部の構成要素である一対の第2側板(24)と、を更に備え、
    前記包装形態において、各々の前記第2側板が前記第1側板の側に折り曲げられて前記底側板の外面に接着または非接着で重ねられ、各々の前記天側板が前記天面板に対して垂設されて前記第1側板の外面に非接着で重ねられ、且つ前記第2側板の外面に接着されることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
  4. 各々の前記天側板の非接着側となる側端(23S)は、前記第1側板の前記分断線に沿った切断方向の上流側から下流側に向かって上方に傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
  5. 前記天面板は、前記第2端面板の側よりも前記第1端面板の側の方が第2方向に幅狭く形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の包装箱。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の包装箱を形成することを特徴とするブランク。
JP2021066904A 2021-04-12 2021-04-12 包装箱およびブランク Pending JP2022162209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021066904A JP2022162209A (ja) 2021-04-12 2021-04-12 包装箱およびブランク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021066904A JP2022162209A (ja) 2021-04-12 2021-04-12 包装箱およびブランク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022162209A true JP2022162209A (ja) 2022-10-24

Family

ID=83720922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021066904A Pending JP2022162209A (ja) 2021-04-12 2021-04-12 包装箱およびブランク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022162209A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5458089B2 (ja) 包装用の箱及びそれを作り出すためのブランクのセット
US8459538B2 (en) Corrugated box with an improved opening system
JP2006111342A (ja) 易開封性紙ケース
JP6099509B2 (ja) 易開封段ボール箱及びその抜型
JP7175716B2 (ja) 包装箱
JP7046749B2 (ja) 包装箱
JP5451499B2 (ja) 引裂帯付き段ボール箱
JP2018193114A (ja) 包装箱
JP7404188B2 (ja) 包装箱
JP2022162209A (ja) 包装箱およびブランク
JP5935623B2 (ja) 展示機能付き包装箱
JP7154909B2 (ja) 包装箱
JP6524141B2 (ja) 包装箱
JP2020001820A (ja) 包装箱
JP3615523B2 (ja) 包装箱
JP2020104936A (ja) 包装箱
JP7409989B2 (ja) 包装箱
JP7397753B2 (ja) 包装箱
JP6980489B2 (ja) 包装箱
JP7175790B2 (ja) 包装箱
JP7217923B2 (ja) 製函前ボックス及び包装箱
JP7442936B2 (ja) 包装箱
JP2011098763A (ja) 包装箱
JP4233391B2 (ja) 包装箱
JP3210387U (ja) 箱用シート