JP7435401B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 令和2年3月4日に株式会社アイパックスが株式会社小塚屋に対し発明に係る「包装箱」のブランクシートを販売した。
本発明は、包装箱に関する。
従来から、包装箱ごと商品を店頭展示するための包装箱として、輸送用包装箱の一部を開封・破断するシェルフレディパッケージ(以下、「SRP」という)が知られている。このようなSRPの一例として、例えば、特許文献1に開示されるものが知られている。特許文献1の包装箱は、天面がテープ封緘された包装箱であって、天面と前面がそれぞれ切り離されて開封される構成となっていた。
特開2019-26359号公報
前記した従来の包装箱は、その構造上、天面(封緘テープ端部の剥離を含む)を切り離す工程と、前面を切り離す工程が別個に発生し、作業性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、天面がテープ封緘された包装箱の天面と前面とを開封することで使用されるSRPであって、開封作業性に優れる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、前後左右の側板を有する筒状の胴部と、前記胴部の上縁部に連設された頂板と、前記胴部の下縁部に連設された底板と、を備えた包装箱である。かかる包装箱においては、前記胴部には、箱上部を切り離すべく前記胴部の全周に渡って延在する破断予定線が形成されている。左右の前記側板は、前記破断予定線にて画定され、封緘テープの端部の剥離を補助する開封補助片をそれぞれ備え、前側の前記側板は、前記破断予定線に連設された引上げ開始部を備えており、前側の前記側板に形成された前記破断予定線は、当該側板を上下に分割する位置に配置されている。前側の前記側板における前記破断予定線の左右の前記側板側の端部と、左右の前記側板における前記破断予定線の前側の前記側板側の端部とは、ブランクシートの状態で縦罫線を挟んで直線状に連続するとともに、前側の前記側板から左右の前記側板の後方に向かうに連れて高くなるように傾斜していることを特徴とする。
本発明の包装箱によれば、開封補助片による封緘テープ端部の剥離後、引上げ開始部を引き上げることで、包装箱の前側の側板(前面)および頂板(天面)を一度に切り離すことができるため、開封作業性に優れるSRPとなる。また、前側の側板の上部および頂板を切り離した後、前面にはフロントパネルに相当する前側の側板の下部が残るため、店頭展示中に商品が前面からこぼれ落ち難い。さらに、前側の側板の下部によって商品の下部が覆われるので、包装箱を積み重ねて店頭展示する場合、下段から先に商品が取り出されるのを抑止することができ、ひいては、積み重ね時の重量バランス(スタッキング安定性)を維持することができる。また、前側の側板の破断から左右の側板への破断の移行がスムーズになる。
本発明の包装箱において、前側の前記側板に形成された前記破断予定線は、左右方向中央部が低くなったV字形状を呈し、当該側板を概ね等しい面積で上下に分割する位置に配置されているものが好ましい。
本発明の包装箱は、天面がテープ封緘された包装箱の天面と前面とを良好な開封作業性で開封することができる。
本発明の実施形態に係る包装箱の開封前を前方左上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の実施形態に係る包装箱の開封補助片を開いた状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱の開封途中の状態を前方左上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱の開封後の状態を前方左上から見た斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、本発明の包装箱の構成を限定するものではない。なお、各実施形態において、同一の部分には同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、前後左右の側板11~14を有する角筒状の胴部10と、胴部10の上縁部に連設された頂板20と、胴部10の下縁部に連設された底板30と、を備えている。本実施形態の包装箱1は、段ボールにて形成されている。包装箱1には、後記するように、前側の側板11から頂板20にかけて内容物の取出口をなす開封部50(図4参照)が形成される。
包装箱1は、図2に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図2に示すブランクシートSは外面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。以下の説明において、胴部10を構成する側板を区別する場合には、それぞれ前側板11、後側板12、左側板13、右側板14と称する。
胴部10は、図1に示すように、包装箱1の側面を構成する部位であり、前後一対の側板11,12と、左右一対の側板13,14と、を有している。前側板11,後側板12及び左側板13,右側板14は、それぞれ四角形の平板である。
前側板11の右縁部には、縦罫線を介して右側板14が連設されている。一方、前側板11の左縁部には、縦罫線を介して左側板13が連設されている。また、左側板13の後縁部には、縦罫線を介して後側板12が連設されている。後側板12の右縁部には、帯状の接合片15が連設されている。接合片15は、右側板14の内面にホットメルト等の接着手段によって接合されている。
ブランクシートS(図2参照)を各罫線で折り曲げると、前側板11,後側板12、左側板13,右側板14によって、四角形の角筒状の胴部10が形成される。
頂板20は、胴部10の上側開口部を閉塞する部位であり、包装箱1の天面を構成している。頂板20は、前後一対の上側外フラップ21,21と、左右一対の上側内フラップ22,22とを備えている。
前側の上側外フラップ21は、四角形の平板であり、横罫線を介して前側板11の上縁部から後方に向けて延びている。前側の上側外フラップ21によって、胴部10の上側開口部の前側の一部が塞がれている。後側の上側外フラップ21は、四角形の平板であり、横罫線を介して後側板12の上縁部から前方に向けて延びている。後側の上側外フラップ21によって、胴部10の上側開口部の後側の一部が塞がれている。前後の上側外フラップ21,21を胴部10から折り曲げた状態で、封緘テープ2が貼り付けられている。
左側の上側内フラップ22は、四角形の平板であり、横罫線を介して左側板13の上縁部から右方に向けて延びている。左側の上側内フラップ22によって、胴部10の上側開口部の左側の一部が塞がれている。右側の上側内フラップ22は、四角形の平板であり、横罫線を介して右側板14の上縁部から左方に向けて延びている。右側の上側内フラップ22によって、胴部10の上側開口部の右側の一部が塞がれている
左右一対の上側内フラップ22,22の外面(上面)には、前後一対の上側外フラップ21,21が重ねられている。上側外フラップ21,21と左右一対の上側内フラップ22,22とは、ホットメルト等の接着手段によって接合されている。
底板30は、胴部10の下側開口部を閉塞する部位であり、包装箱1の底面を構成している。底板30は、前後一対の下側外フラップ31,31と、左右一対の下側内フラップ32,32とを備えている。
下側外フラップ31は、上側外フラップ21と同等の形状である。下側内フラップ32は、上側内フラップ22と同等の形状である。左右一対の下側内フラップ32,32の外面(下面)には、前後一対の下側外フラップ31,31が重ねられ、ホットメルト等の接着手段によって接合されている。
左側板13には、手掛け孔18が形成されている。手掛け孔18は、包装箱1を持ち上げる際に手を挿入する部分であり、左側板13の一部を内側に押し開くことで形成される。
手掛け孔18の上側には、開封補助片51が形成されている。開封補助片51は、封緘テープ2の端部の剥離を補助する部位であり、外側に引き起こされる部分である。開封補助片51の基端縁(上端縁)は、左側板13と上側内フラップ22との間に罫線に沿っている。開封補助片51の先端縁(下端縁)は、手掛け孔18の開口縁部の上端部にて構成されている。開封補助片51の側辺には、破断線52が形成されており、開封補助片51の先端部を外側斜め上方に引っ張ることで、開封補助片51が引き起こされる。破断線52は、開封補助片51の先端側に向かうにつれて両側辺の破断線52,52の離間距離が小さくなるように傾斜している。
右側板14は、左側板13の対称形状である。右側板14にも、手掛け孔18と開封補助片51とが設けられている。
胴部10には、破断予定線Lが形成されている。破断予定線Lは、包装箱1の上部を切り離すために形成されており、胴部10の全周に渡って延在している。具体的には、破断予定線Lは、前側板11に形成された前方破断予定線L1と、後側板12に形成された後方破断予定線L2と、左側板13に形成された左方破断予定線L3と、右側板14に形成された右方破断予定線L4とを備えている。破断予定線Lは、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、破断予定線Lの切れ込みの間隔や形状は本実施形態に限定されるものではない。
後方破断予定線L2は、後側板12の上端縁に配置され、後側板12と上側外フラップ21との間の罫線に沿って、直線状に形成されている。
左方破断予定線L3は、後方破断予定線L2の左端に連続しており、開封補助片51の破断線52,52を含んでいる。左方破断予定線L3は、後方から前方にかけて、後部上端線53と、開封補助片51の後方の破断線52と、手掛け孔の破断線54と、開封補助片51の前方の破断線52と、中間部上端線55と、前部傾斜線56とが連設されて構成されている。
後部上端線53は、左側板13と上側内フラップ22との間の罫線に沿って直線状に形成されている。後部上端線53の後端は、後方破断予定線L2の左端に連続し、後部上端線53の前端は、一対の破断線52,52のうち、後側の破断線52に連続している。
破断線52は、開封補助片51の側辺を形成するための線であり、左側板13と上側内フラップ22との間の罫線位置から、手掛け孔18の周縁部と交差する位置まで延在している。後側の破断線52は、後部上端線53の前端から下側斜め前方に傾斜しており、破断線54に連続している。
破断線54は、手掛け孔18の周縁部を形成するための破断線の上側の一部であり、上方に凸となる山形に形成されている。破断線54の後端は、後方の破断線52の前方下端に連続し、破断線54の前端は、前方の破断線52の後方下端に連続している。
一対の破断線52,52のうち、前側の破断線52は、破断線54の前端から上側斜め前方に傾斜している。破断線52の前端部は、左側板13と上側内フラップ22との間の罫線に当接している。
中間部上端線55は、左側板13と上側内フラップ22との間の罫線に沿って直線状に形成されている。中間部上端線55の後端は、破断線52の上部前端に連続し、中間部上端線55の前端は、左側板13の前端から所定長さ後方に下がった位置にある。
前部傾斜線56は、中間部上端線55の前端に連続しており、その部分から下側斜め前方に傾斜している。前部傾斜線56は、後方の急傾斜部と、前方の緩傾斜部とを備えており、途中に角度変化部が形成されている。前部傾斜線56の前端は、左側板13と前側板11との間の縦罫線に当接している。前部傾斜線56の前端の高さは、縦罫線の中間部より若干上方になっている。
右方破断予定線L4は、左方破断予定線L3と同様の構成であり、後方破断予定線L2の右端から前方破断予定線L1の右端まで延在している。右方破断予定線L4は、左方破断予定線L3と同様に、後方から前方にかけて、後部上端線53と、開封補助片51の後方の破断線52と、手掛け孔の破断線54と、開封補助片51の前方の破断線52と、中間部上端線55と、前部傾斜線56とが連設されて構成されている。
前方破断予定線L1は、前側板11の左端と右端との間に掛け渡されている。前方破断予定線L1の左端は、左方破断予定線L3の前端に連続し、前方破断予定線L1の右端は、右方破断予定線L4の前端に連続している。前方破断予定線L1は、左右方向中央部が低くなったV字形成を呈している。前方破断予定線L1は、中間部が高さ方向中間部よりも若干下方に位置しており、前方破断予定線L1が前側板11を上下に概ね等しい面積で分割する位置に配置されている。前側板11の前方破断予定線L1の中央部には、引上げ開始部60が連設されている。
引上げ開始部60は、破断予定線Lを破断させる際に、最初に押し込む板状部分である。引上げ開始部60の上縁部には横罫線が形成され、引上げ開始部60の左右両側部には、上方に延在する破断線61,61が形成されている。引上げ開始部60を押すと、前方破断予定線L1の中央部と左右両側の破断線61,61が破断して、引上げ開始部60は上端の横罫線を介して内側に折れ曲がる。前方破断予定線L1の左側端部は、ブランクシートの状態で、左側板13の左方破断予定線L3の前側端部(前部傾斜線56の前端部)と、直線状に連続するように形成されている。同様に、前方破断予定線L1の右側端部は、ブランクシートの状態で、右側板14の右方破断予定線L4の前側端部(前部傾斜線56の前端部)と、直線状に連続するように形成されている。
次に、図3乃至図5を参照しながら、前記構成の包装箱1の上部を切り離す工程を説明する。包装箱1の上部を切り離すに際しては、まず、封緘テープ2の端部を胴部10から離反させる準備工程を行う。準備工程では、図3に示すように、運搬時に押し込まれていた左右の手掛け孔18,18の上部を作業者が外側に引っ張り、左右の開封補助片51,51を外側に引き上げる。これによって、封緘テープ2の端部が左側板13と右側板14から分離される。さらに、左方破断予定線L3と右方破断予定線L4において、後部上端線53に交差する破断線52と、中間部上端線55と交差する破断線52を先に破断するので、後の本破断工程において、頂板20を左側板13および右側板14から分離し易くなる。
次に、包装箱1の上部を切り離す本破断工程を行う。本破断工程では、図4に示すように、作業者が前側板11の引上げ開始部60を押す。すると、前方破断予定線L1の中央部と左右両側の破断線61,61が破断して、引上げ開始部60が、上端の横罫線を介して内側に折れ曲がる。折れ曲がった引上げ開始部60と、前側板11の上側部11aの引上げ開始部60の上側部分を摘まんで、前方に引きながら上方に押し上げる。すると、前方破断予定線L1が破断して、前側板11が上側部11aと下側部11bとに分離される。さらに、上側部11aを持ち上げると、破断予定線Lの破断が、左方破断予定線L3と右方破断予定線L4へと移行する。このとき、前方破断予定線L1の左右両端部は、ブランクシートの状態で、前部傾斜線56の前端部と直線状に連続しているので、前面の破断は、縦罫線に移行することなく、左右側面へとスムーズに移行できる。さらに、左方破断予定線L3と右方破断予定線L4の破断が進み、中間部上端線55と後部上端線53とが破断される。ここで、破断線52,52と破断線54とは既に破断されているので、中間部上端線55と後部上端線53とは直線状にスムーズに破断される。
その後、図5に示すように、後方破断予定線L2を破断して、包装箱1の上部を下部から切り離すと、開封口50が形成される。このように、包装箱1の上部が下部から切り離されることで、上面の全体および前面の一部が開口した陳列態様となる。これによって、収納物が展示され、店頭販売を行うことができる。店舗内では、収納物が展示された状態の包装箱1を複数積み上げて、商品が販売される。
なお、本実施形態の包装箱1に内容物を収容して搬送または保管するときは、一般的な段ボール箱と同様に、頂板20が上側となるように包装箱1を配置する。
以上、説明したように、本実施形態の包装箱1によれば、開封補助片51による封緘テープ2の端部の剥離後、引上げ開始部60を押し込んで引き上げることで、包装箱1の前側板11の上側部11aと、左側板13および右側板14の一部(前部傾斜線56で区画された部分)と、頂板20とを一度に切り離すことができる。つまり、少ない作業工程でスムーズに包装箱1の上部を切り離すことができ、開封作業性に優れるSRPとなる。
本実施形態の包装箱1においては、前側板11は、前方破断予定線L1によって上側部11aと下側部11bとに分割され、下側部11bは残置される。開封部50が形成された後、前面には下側部11bが残り、フロントパネルに相当するため、店頭で展示中に商品が前面からこぼれ落ち難い。また、包装箱1を積み重ねて店頭販売する場合、前側板11の下側部11bによって商品の下部が覆われるので、下段の包装箱1から先に商品が取り出されることを抑止することができる。下段の包装箱1からの商品の取り出しを抑止できれば、積み重ね時の重量バランスが崩れることを防ぐことができるので、スタッキング安定性が向上する。
また、前側板11の前方破断予定線L1の左右の端部と、左方破断予定線L3および右方破断予定線L4の前端部とは、ブランクシートの状態で縦罫線を挟んでそれぞれ直線状に連続しているので、前方破断予定線L1の破断から左方破断予定線L3および右方破断予定線L4への破断の移行がスムーズになる。したがって、より一層開封作業性が向上する。
さらに、左側板13および右側板14の前方上部が切り離されているので、側方からも収納物を目視することができる。よって、販売時に購買者の購買動機を刺激することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。例えば、前記実施形態では、前方破断予定線L1の左右端部と左方破断予定線L3または右方破断予定線L4の前端部とが、ブランクシートの状態で、直線状であるがこれに限定されるものではない。前方破断予定線L1の左右端部と、左方破断予定線L3または右方破断予定線L4の前端部との傾斜角度が大きく変わらなければ、多少屈曲してもよい。
また、前記実施形態では、前部傾斜線56は、途中に角度変化部が形成されているが、これに限定されるものではない。前部傾斜線56は、例えば曲線状に形成してもよいし、直線状に形成してもよい。
1 包装箱
2 封緘テープ
10 胴部
11 前側板
12 後側板
13 左側板
14 右側板
20 頂板
30 底板
50 開封部
51 開封補助片
60 切上げ開始部
L 破断予定線
L1 前方破断予定線
L2 後方破断予定線
L3 左方破断予定線
L4 右方破断予定線
S ブランクシート

Claims (2)

  1. 前後左右の側板を有する筒状の胴部と、
    前記胴部の上縁部に連設された頂板と、
    前記胴部の下縁部に連設された底板と、を備えた包装箱において、
    前記胴部には、箱上部を切り離すべく前記胴部の全周に渡って延在する破断予定線が形成され、
    左右の前記側板は、前記破断予定線にて画定され封緘テープの端部の剥離を補助する開封補助片をそれぞれ備え、
    前側の前記側板は、前記破断予定線に連設された引上げ開始部を備えており、
    前側の前記側板に形成された前記破断予定線は、当該側板を上下に分割する位置に配置され、
    前側の前記側板における前記破断予定線の左右の前記側板側の端部と、左右の前記側板における前記破断予定線の前側の前記側板側の端部とは、ブランクシートの状態で縦罫線を挟んで直線状に連続するとともに、前側の前記側板から左右の前記側板の後方に向かうに連れて高くなるように傾斜している
    ことを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱であって、
    前側の前記側板に形成された前記破断予定線は、左右方向中央部が低くなったV字形状を呈し、当該側板を概ね等しい面積で上下に分割する位置に配置されていることを特徴とする包装箱。
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