JP2003502220A - 厚紙ケース及び引裂き壁体付きブランク - Google Patents

厚紙ケース及び引裂き壁体付きブランク

Info

Publication number
JP2003502220A
JP2003502220A JP2001503334A JP2001503334A JP2003502220A JP 2003502220 A JP2003502220 A JP 2003502220A JP 2001503334 A JP2001503334 A JP 2001503334A JP 2001503334 A JP2001503334 A JP 2001503334A JP 2003502220 A JP2003502220 A JP 2003502220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
case
line
blank
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001503334A
Other languages
English (en)
Inventor
バク,ジャン−イヴ
マシュー,ジェラール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otor SA
Original Assignee
Otor SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FR9907579A external-priority patent/FR2795051B1/fr
Priority claimed from FR9915704A external-priority patent/FR2802179B1/fr
Application filed by Otor SA filed Critical Otor SA
Publication of JP2003502220A publication Critical patent/JP2003502220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/54Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing
    • B65D5/5405Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing for opening containers formed by erecting a blank in tubular form
    • B65D5/542Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing for opening containers formed by erecting a blank in tubular form the lines of weakness being provided in the container body
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/18Perforating by slitting, i.e. forming cuts closed at their ends without removal of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/54Lines of weakness to facilitate opening of container or dividing it into separate parts by cutting or tearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
    • B31B50/14Cutting, e.g. perforating, punching, slitting or trimming
    • B31B50/142Cutting, e.g. perforating, punching, slitting or trimming using presses or dies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2301/00Details of blanks
    • B65D2301/10Blanks mutually positioned to minimise waste material upon cutting out the individual blank from a continuous or large sheet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ケース、ブランク、及び厚紙又は波形厚紙の包装ブランクに関する。このケースは、単一のフランクから形成され、かつ使用者が手で完全に引き破れるようになされた側部壁体(2)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一体型のブランクで形成されかつ引き裂き壁体を含む厚紙又は波形
厚紙製の包装ケースに関する。
【0002】 また、本発明は、この種の包装用ケースを得るためのブランクと、この種の引
き裂き壁体に接合せしめるための接合線を部分的に予備切込加工するための穿孔
刃と、に関する。
【0003】 硬質の製品(瓶、ブリキ製容器等)又はやや硬質の製品(バッグ等)用包装の
分野における出願は、排他的なものではなく極めて重要であり、清浄で魅力的な
方法により、特に大型百貨店の棚の上で、速やかに輸送用包装の外部に製品を容
易に陳列することができるようなものは重要であることが判明している。
【0004】 トレイを形成するケース下側部分からケース上側部分を速やかに分離すること
ができるとともに、前記トレイ内において迅速に包装の内容物を陳列することが
できる包装用ケースは、既に知られている(EP 0 637 548)。
【0005】 しかしながら、この種のケースは、異なる2つのブランクを互いに貼り合わす
ことによって作製されるものであり、包装内の全ての製品を棚の上に並べること
ができるようにすべく、包装内の全ての製品をすぐに移動させたり、簡単に移動
させたり、完全に移動させたりすることができない欠点がある。
【0006】 本発明は、一般的な慣習の必要条件を満たし、特に、店の棚の上において申し
分のない陳列ができるように、わずかな単純な動作により包装を完全に除去する
ことができる、従前から知られているものよりも更に良好なブランクとケースを
提供することを目的とする。
【0007】 更に、本発明は、高速(毎分20ケースより多く)な自動組立てを可能にし、
得られたケースは、極めて頑丈であって、パレット上で容易に積重ねることもで
きる。
【0008】 また、本発明は、従前のものよりも、完全に制御され、容易に、しかも100
%の信頼度で切断をすることを保証し、同時に、例えば弱い領域に衝撃が加えら
れたり、包装内部において製品が激しく移動したりすることにより、接合された
箇所を偶発的に引き裂くようないかなる危険をも防止して、引き裂き領域におけ
る強度を最適なものにすることができる。
【0009】 包装の1つの面全体の周囲にミシン目を設けている場合のように、特に負荷が
最も大きくなる面の縁部の中央部において、破損が始まる危険性が大きい場合に
、この改良が特に有益なものとなることが実証されている。
【0010】 この目的ために、ケースが、単一のブランクから形成されること、及びユーザ
が手で完全に切り離すことができるように設計された1つの側部壁体からなるこ
とを特徴とする、厚紙又は波形厚紙状の材料から作られるケースを本発明は特に
提供する。
【0011】 これを実施するために、接合線は、引き裂きパネルによって形成される壁体と
、他の隣接パネル(底部、蓋部、及び隣接側部壁体)と、の間に設けられ、十分
に予備切込加工されている。
【0012】 パネルは、1枚又は複数枚のブランクのフラップによって形成された2つのパ
ネルの間で予備切込加工された接合線は、2つのパネルを互いに接続するわずか
な接続点や接続部分からなる接合線を意味するものと理解することができ、この
2つのパネルは、接合線に沿って引き裂くことにより他方を容易に引き離すこと
ができ、接合線に対して直角に引っ張ると、連結箇所は次々と漸次切り離される
ことに結びつくものである。
【0013】 従って、予備切込加工された接合線は、接合線の方向に、及び/又は、切り離
し動作が未だ始まっていない限りにおいて、適切な抵抗力を示すように設計され
ている。
【0014】 好都合なことに、堅固な箇所が、接合線の各側で、及び/又は、接合線の中央
部で裂け始めることを防止することを可能とする。
【0015】 尚、以下において、予備切込加工された脆弱部は、少数の箇所でのみ保持され
たり、又はブランクの残りの部分に取り付けられる部分でのみ保持される脆弱部
で、従って、ブランクの平面に対して直角に引っ張ること(数ニュートン、例え
ば5から10Nの引張力)によって、ブランクから容易に分離できる脆弱部を意
味するものと理解される。
【0016】 従って、予備切込加工された部分、及び/又は、予備切込加工された線は、壁
体の平面内において力が実質的に及ぼされる限りにおいて、垂直方向に適切な抵
抗力を示すように設計されている。この抵抗力は、特に、たとえ包装の上側部分
を把持した場合であっても、製品を搬送することができるのに十分なものである
【0017】 従来より、この切り込み線は、「ミシン目入れ打ち抜き部」として知られてい
る切断刃物を用いて、点線状に厚紙にミシン目を入れることによって作られてい
る。従って、この点線は、「切断部」と称されるミシン目を入れた線と、「連結
箇所」と称されるミシン目を入れていない線と、が規則的に交互に配置されるこ
とにより画定される。
【0018】 2つの連結箇所を離隔する距離、即ち、切断部の長さをD1とし、一方、2つ
のミシン目切断線を離隔する距離、即ち、連結箇所の長さをD2とする。
【0019】 従って、ミシン目の外形は、一般に、点によって分離され、D1とD2とに対
応する2つの形状が連続したものとして示される。D1とD2との値は、常に一
定であり、1本かつ同一の切断線上に所在する。
【0020】 例えば、8.3ミシン目線は、長さ8mmの切断箇所と長さ3mmの連結箇所とが
交互に配置されて構成される。
【0021】 この例においては、点線によって生ずる経路は折り曲げ線としても作用しなけ
ればならないので、ミシン目入れ打ち抜き部は条溝をつける機能も備え、すなわ
ち、ミシン目の間で、連結箇所は、深めのミシン目入れ打ち抜き部によって押し
込まれて、関連する線の近くでその後の折り曲げを容易にする。
【0022】 単純な切断刃や打ち抜き部や条溝部と同様に、ミシン目入れ刃は、一般に鋼製
であり、切断する厚紙に刃が押圧される際に、横方向の変形に対して剛性を持た
せるための木製の型に、刃の高さ部分の全体にわたって駆動される。
【0023】 ミシン目入れ打ち抜き部の選択に関する問題点は、作業者にとって容易、迅速
、かつ清浄な引き裂き作業が可能となるようなものを選択すると同時に、他の何
等かの理由により連結箇所が偶発的に破壊されることを防止できるものを選定す
ることにある。
【0024】 従って、紙の重量の特性と波形厚紙の厚さの特性との関数として、当該技術分
野における当業者は、D1とD2との値を変化させて、最も妥協できる点を見い
出す必要がある。
【0025】 D2の値が大きくなるに従って、引き裂くために必要となるエネルギーは大き
くなる。
【0026】 同様に、D1の値が小さくなるに従って、画定された距離内に所在する引き裂
き箇所の数が多くなり、引き裂くために必要となるエネルギーも大きくなる。
【0027】 しかしながら、D2の値が或る値を越えると、裂け目は意図した経路に従わず
、切断部の外観を著しく損なう程に経路から外れる危険性が生ずる。
【0028】 図1のグラフは、例えば所与のタイプの厚紙に関してミリメートルで表した連
結点の長さの関数として連結箇所に関する引き裂く力の変化を描写したものであ
る。
【0029】 従来技術による引き裂き領域は、引き裂きの容易さと抵抗力との間で満足な妥
協点に常に至らしめるものとは限らなかった。
【0030】 従って、有利な一つの実施形態において、本発明は1本かつ同じ長さのミシン
目線にわたって変えることができる接合線を形成することを提供し、これは、引
き裂き領域に加えられる引き裂きモーメントが、加えられる力と連結箇所が所在
する壁体との角度に応じて変化するという事実、および、連結箇所へ伝達される
エネルギーが加えられる動作の速度に依存するという事実を利用するものである
【0031】 抵抗力が変化し得るこれらの領域は、1本で同じ線に沿った距離D1およびD
2を変えることによって得ることができる。
【0032】 従って、長い長さD1と短い長さD2とを有する点線の一の端部から始めて、
切断を容易に開始でき、かつ点線の中央部に向かって高速に達成できるようにし
、次いで、中央に近づくに従って、D1が徐々に減少していく一方、D2が徐々
に増えていき、引き裂き抵抗力が徐々に大きくなるようにし、次いで、最終的に
はD1は再び増えていく一方、点線の他の端部に接近するに従ってD2が減少し
ていく。
【0033】 従って、本発明は、長さD2の連結箇所に隣接して互いに離隔した長さD1の
切断部分を呈するミシン目を形成する部分的に予備切込加工された接合線を有す
る引き裂き壁体を含む厚紙又は波形厚紙から作製された包装用ケースであって、
D1及びD2の少なくとも一方の長さが、前記ミシン目に沿って変化することを
特徴とする包装用ケースを提供する。
【0034】 本発明は、接合線によってケースの底部壁体と上部壁体と隣接側部壁体とに接
続された第1垂直壁体を含む厚紙又は波形厚紙状の材料の単一のブランクから形
成される包装ケースであって、前記接合線は予備切込加工され、第1壁体に対向
する垂直壁体は、引張りにより容易に取り外し可能な少なくとも1つの予備切込
加工された脆弱部、及び/又は、引張りにより手で容易に引き剥がし可能な1つ
以上の接着箇所、を介して、底部壁体に固定されていることを特徴とする包装ケ
ースを提供することをも目的とする。
【0035】 「引張りにより容易に取り外し可能」なる表現は、手で分離することによって
取り外すことができることであると理解されるべきもので、これは、壁体に対し
て直角に力を及ぼすことによって達成することができる。
【0036】 既に述べたように、部分的に予備切込加工された1つ又は複数の箇所、及び/
又は、接着箇所は、垂直方向に、即ち、壁体をなす平面に力が本質的に及ぼされ
ている限り、良好な抵抗力を示すように配置される。
【0037】 一方、壁体に及ぼされる引き剥がし力が壁体に対してほとんど直角であれば、
厚紙を剥がすことなく、これらの壁体を手で容易に、例えば5から10ニュート
ン程度の力で壁体を引き剥がすことができ、有利なことに、例えば、硬質の箇所
を通過した後には使用者側は数ニュートンだけ付加的な力を加えればよかったり
、例えば、後ろに押しやるために使用者の親指を用いることができたり、及び/
又は硬質の箇所を通過するために梃子の作用を用いたりすることができる。
【0038】 更に、このケースの第1側部壁体が、使用者によって手で引き裂かれなかった
場合には、ケースはその剛性を維持し、このことは、引き裂きが始まるような危
険性が促されても切り離されたり隙間が開いたりし得ないことを意味し、さらに
有利なことに、前述した硬質の箇所によってもこの危険性を低くすることができ
る。
【0039】 有利なことに、本発明は、また、長さD2の凹部に隣接して互いに離隔した長
さD1の切断部分を有するミシン目入れ打ち抜き部を含む厚紙又は波形厚紙状の
材料に対する切断刃であって、D1とD2との少なくとも一方の長さが、前記ミ
シン目入れ打ち抜き部に沿って変化することを特徴とする切断刃をも提供する。
【0040】 有利なことには、ミシン目入れ打ち抜き部は、長い方の長さである第1長さD
1の切断部を備えた第1領域と、続いてD1より短い長さD1′の第2領域と、
を有する。
【0041】 さらに有利なことに、切断刃は、上述したタイプの予備切込加工線を形成する
ことができるように設計されている。
【0042】 幾つかの有利な実施形態においては、手段として1つ及び/又は他の下に述べ
る条件をも備えていなければならない: −第1壁体に隣接する側部壁体は、引張りにより容易に取り外し可能な少なく
とも1つの例えば本質的に矩形の予備切込加工された脆弱部、及び/又は、引張
りにより手で容易に引き剥がし可能な1つ以上の接着箇所、を介して、底部壁体
に固定され; −ケースの壁体はブランクの板状部及び/又はフラップによって形成され、予
備切込加工された脆弱部は、対応する板状部及び/又はフラップの縁部に対して
開いた線に沿って切込加工されている。
【0043】 また、本発明は、上述した如きケースを作製することのできるブランクをも提
供する。
【0044】 また、本発明は、少なくとも4個の矩形板状部を含むタイプの包装ケースを製
造するための厚紙又は波形厚紙状の材料から作製され、 前記矩形板状部は、第1接合線によってケースの底部を形成するための第2板
状部に接続され、かつ第2、第3及び第4接合線の各々によって、1つ以上のフ
ラップと少なくとも第3板状部とによって形成される隣接パネルに接続されたケ
ースの第1側部壁体を形成するための第1板状部と、第1壁体に対向するケース
の第2側部壁体を形成するための矩形第4板状部と、を含むブランクであって、 第2板状部は2つの側部フラップと1つの端部フラップとを含み、第1、第2
、第3及び第4接合線は予備切込加工されており、第4板状部又は第2板状部の
端部フラップは少なくとも1つの予備切込加工された脆弱部を有することを特徴
とする。
【0045】 幾つかの有利な実施形態において、手段としては、1つ及び/又は他の下に述
べる条件を備えていなければならない: −第2及び第3接合線は、ケースの側部壁体を少なくとも部分的に形成するた
めの隣接フラップに第1板状部を接続する折り曲げ線であり、かつ、第4接合線
は、ケースの上部を形成するための第3板状部に第1板状部を接続する線であり
; −第2及び第3接合線は、ケースの側部壁体を形成するための2つの隣接板状
部に第1板状部を接続する折り曲げ線であり、第4接合線は、ケースの上部を少
なくとも部分的に形成するための上部フラップに第1板状部を接続する線であり
; −第2板状部の側部フラップの各々は、例えば略矩形の予備切込加工された脆
弱部を備え; −第2板状部の2つの側部フラップの予備切込加工された脆弱部は、前記フラ
ップの外側に向けて完全に開放された一つの側に開いた線に沿って切断されるも
のであり; −第2板状部の2つの側部フラップの予備切込加工された脆弱部は、第1板状
部と同じ側に位置し; −第2板状部の側部フラップの各々は、予備切込加工された少なくとも1つの
付加脆弱部を含み; −第4接合線は、第1板状部と隣接パネルとの間の折り曲げ線をまたぐ蓋状の
形をしており; −第4板状部と、予備切込加工された第4接合線と、の予備切込加工された脆
弱部の各々の少なくとも一方は、例えば使用者が引き裂くことができるようにブ
ランクに抉り部を含む把持手段に連結している。
【0046】 本発明は、制限されることのない具体例を通じて、幾つかの実施形態に関する
記載を読むことによってより理解されるはずである。本明細書は、添付した図面
を参照している。
【0047】 本明細書の残りの部分においては、同じ要素を表示するためには同一の符号を
用いるものとする。
【0048】 図1は、例えば、厚さ3mmで両面が波形の厚紙製のブランク1を示す。このブ
ランクは、4枚の連続した矩形板状部2、3、4及び5が折り曲げ線によって互
いに接続されて形成されたものである。
【0049】 より詳細には、この連続体は、板状部の間の折り曲げ線に一致する第1接合線
6によってケースの底部を形成するための第2板状部3に接続され、かつ、折り
曲げ線をも形成する第2接合線7と第3接合線8とによって2つの矩形又は略矩
形の隣接フラップ10及び11に接続されたケースの側部壁体を形成するための
第1板部分2を含む。
【0050】 第1板状部2には、蓋状の形をしている線で構成される第4接合線9によって
第3矩形板状部4も接続される。この線9は、折り曲げ線6に平行でありかつこ
の線と反対側に位置する折り曲げ線12をまたぎ、ケースの反対側の縁部を形成
する。
【0051】 残りの部分は、第1壁体2と反対側でケースの壁体を形成するための第4矩形
板状部を含む。
【0052】 第1、第2、第3及び第4接合線(6,7,8,9)の各々は、本発明によっ
て予備切込加工されたものである。
【0053】 接合線9は、折り曲げ線をまたいで第3板状部4上に位置づけられる部分を含
む、台形の中央部分15の側部の各々に一方が位置する2つの矩形又は台形板状
部13及び14を画定することができ、ケースの上面を形成するための前記第3
板状部に設けられる孔部又は開口部16内で終端する。
【0054】 従って、折り曲げ線15はΩ型の形状又は蓋状の形状となる。
【0055】 開口部は、例えば矩形及び/又は三角形であり、使用者が1本または複数の指
を入れることができ、第1板状部2によって形成された第1壁体を引き裂くこと
ができる。
【0056】 板状部3、4及び5の各々は、第1板状部2の2つのフラップ10及び12の
両側部でありこれらの連続した部分において、矩形又は概略矩形のフラップ17
、18;19、20及び21、22を有し、このケースが一旦作製されたときに
は、これらの各々は第1板状部のフラップとともに協動することができ、ケース
の側部壁体に対向し合う孔を形成する。
【0057】 第2板状部3は、第1板状部と対向する面に3個の矩形又は略矩形のフラップ
の組23を含み、即ち、折り曲げ線25を介して第2板状部へ接続される中央フ
ラップ24と、折り曲げ線25に連続して又は略連続して位置づけられる折り曲
げ線27によって第2板状部3の2つの側部フラップ17及び18の各々に接続
される2つの小さい端部フラップ26と、を含む。
【0058】 これら2つの側部フラップ17及び18の各々は、それ自体の一部分として、
第1板状部2と同じ側に、一方はフラップの外側に向かい、他方は第1板状部に
向かって完全に開いた辺30、31に、開口線に沿って予備切込されて予備切込
加工された脆弱部28、29を含む。
【0059】 第4板状部5は、その一部分に、第3板状部4に対向する側に位置付けられた
外側縁32上に、例えば矩形又は台形であって、第2板状部3の中央フラップ2
4と協働し得る予備切込加工された脆弱部33を含む。
【0060】 この予備切込加工された部分33は、前記第4板状部5内の凹部分34によっ
て板状部5に向かって連続し、ブランクが組み立てられて包装を形成したときに
は、壁体を把持するために、容易に引き裂くことができる。
【0061】 図2及び3は、本発明による第2板状部3のフラップに関する他の実施形態を
描写したものである。
【0062】 従って、図2は、端部フラップ26を備えた2つの側部フラップ17′及び1
8′の各々を有する第2板状部3を示す。2つのフラップ17′及び18′の各
々は、ブランクの長手方向の軸39に関して対となる対称的な2つの矩形又は本
質的に矩形であって部分的に予備切込加工された部分35及び36、並びに37
及び38を有する。
【0063】 部分35及び37は、第1板状部2に対して向けられたフラップの端部に位置
し、3辺が拘束されていない。
【0064】 部分36及び38は、フラップの他方の端部と同じ側に位置し、2辺が拘束さ
れておらず、板状部3に向かってフラップ17′、18′を折り返す部分39、
40を形成することが可能である。
【0065】 図3は、本発明による第2板状部3のフラップ17″、18″の他の実施形態
を示す。
【0066】 フラップの各々は、図1に関して記述した部分28及び29と同じタイプであ
って、予備切込加工された2つの部分28′及び29′と、フラップの外側の縁
部に一致する側においてのみ拘束されない予備切込加工された他の2つの部分4
1及び42と、を有する。
【0067】 この実施形態においては、フラップ17″及び18″は、小さな端部フラップ
を有しない。
【0068】 しかしながら、板状部3の中央フラップ43は、本発明によりケースを形成す
るための折りたたむことができる2つの小さな端部フラップ又はタブ44を備え
る。
【0069】 次に、上述のブランク1を用いて得られるケースを形成する第1実施形態の概
略図45を示す図4を参照しながら、これについてより詳細に述べる。
【0070】 中央フラップ24を用いて第4板状部5の予備切込加工された部分33に予め
接合された状態のブランク1から出発し、ステップ46において、ブランクは広
げられ、次に四角形化される(ステップ47)。
【0071】 ステップ49に示すように、荷物48は横方向から包装内へ導入され、次に、
ケースの側部壁体を形成するための側部フラップは折り曲げられ、この側部フラ
ップ、特に部分的に予備切込加工された部分28、29には、例えば熱溶融接着
剤が予め塗布されており、ステップ50において形成課程の終了時に示す如きケ
ースが形成される。
【0072】 次に、ケースが搬送され、その後に、例えばスーパーマーケットに搬入される
【0073】 次いで、第1板状部2によって形成された壁体は、使用者によって手動で引き
裂れる(ステップ51)。この作業は予備切込加工された接合線により容易にな
すことができ、その後、包装は棚(図示せず)上に置かれる。
【0074】 底部を形成する下側部分52は、矢印53の方向に外側に向かって引っ張られ
ることにより、予備切込加工された部分28、29において分離される(ステッ
プ54)。
【0075】 次に、ショベル形の底部52は、使用者がそれを引っ張り、ケースの上面又は
上側部分55及び荷物48を後方に押し戻すことにより下から引き出される。
【0076】 最後に、棚上の荷物48から完全に覆いを取り去るようにしてケースの上側部
分55が除去される。
【0077】 図1に関して記述した如く、同じ幅の厚紙から連続的に容易に製造することが
できるブランク1、1′、1″の収集体56を図5に示す。
【0078】 予備切込加工された接合線6、7、8、9、又は予備切込加工された部分28
、29、33の接続線は、ミシン目入れ切断刃を用いて点線状に厚紙にミシン目
を入れることにより作られる。
【0079】 従って、点線は、ミシン目を入れた線と、連結箇所と称されるミシン目を入れ
ていない線と、が交互に配置されることによって画定される。
【0080】 2つの連結箇所を離隔する距離、即ちD1と称される切断部の長さと、2つの
ミシン目切断線を離隔する距離、即ち、D2と称される連結箇所の長さと、を用
いて、ミシン目の外形は、D1とD2とに対応する2つの形状によって画定され
る。
【0081】 用紙の特性及び単位重量と波形厚紙の厚さとに応じて、引き裂き易くすると同
時に、包装を充分に丈夫にする最良の妥協点を見出すまで、D1及びD2の値を
変えることが可能である。
【0082】 有利なことに、上述したように弱い箇所や強い箇所を作るべく、同じ切り込み
線に沿ってD1とD2を変動させることができる。
【0083】 同じ幅の厚紙から連続的に製造すべく、周囲に互いに向かい合う方向に寄り添
わせたブランク57、57′の他の実施形態を図6に示す。
【0084】 この場合において、第1板部分58は、2つのフラップ59及び60を含み、
これらのフラップは、ブランクの長手方向の軸61に関して対称的であり、フラ
ップの各々は、矩形の第1部分と、第3板状部62と同じ側に位置づけられかつ
ブランクの外側に対して向けられた第1部分よりも更に高い台形や略三角形の第
2部分と、から構成される。
【0085】 包装の底部を形成するための第2板状部のフラップ63、64は、前記第2板
状部の周囲に位置付けられた小さい矩形フラップである。2つの側部フラップ6
3は短いタブ65により伸張され、中央の端部フラップ64は、例えば側部フラ
ップ63と同じ幅である。
【0086】 第3板状部62及び第4板状部66の各々は、各側部に矩形又は略矩形の大き
い2つのフラップ67、68を有し、この大きい2つのフラップ67、68は、
互いに接合されたときに、第1及び第2板部分のフラップと共に当該ケースの他
の2つの側壁部分を形成するためのものである。
【0087】 図7は、本発明によるブランク1から包装を形成する他の方法を示すものであ
る。
【0088】 この場合には、図4に関して述べたごとく、ブランク1は予め接合されてはお
らず、平坦な状態で搬入される(ステップ70)。
【0089】 荷物71は、側部からブランク上に、空気駆動(実施形態には図示せず)され
るか、又は搬送されるかし(ステップ72)、ステップ73に示す如く、巻きつ
けることによりブランクは包装の周囲に折り曲げられ、荷物は包装又は第3板状
部4の面上に載置される。
【0090】 次に、図7におけるステップ74に示す如く、包装が完了すると、フラップ1
0と11;21と22、次いで17,18,19,20が、接着剤が塗布されて
折り返され、包装の底部を形成し得る第2板状部3が、荷物の上に折り曲げられ
て、75に示す如く、その中央端部フラップ24が第4板状部25の予備切込加
工された部分33に接合される。
【0091】 図8は、本発明によるブランク80の他の実施形態を示すもので、このブラン
ク80は、予備切込加工された第1、第2、第3及び第4接合線82、83、8
4、85によって第2板状部86、第3板状部87、第5板状部88の各々に接
続される第1板状部81を有し、第2板状部86は、例えば図1に関して述べた
第2板状部と同様のものであり、ケースの底部を形成するためのものである。
【0092】 第3及び第5板状部87、88の一部は、折り曲げ線に一致する予備切込加工
された第2及び第3接合線によって接続されている第1板状部81の各々の側部
に位置づけられ、第4接合線85の一部分は、図1に示したブランクの部分13
、14、15と同様の部分と、凹部16に同様の凹部と、を形成して、矩形フラ
ップ90に接続する折り曲げ線89にまたがる。
【0093】 第4板状部91は、第5板状部88の端部に設けられるとともに、本発明によ
る部分33と同様の予備切込加工された部分92を有し、この部分は第2板状部
の端部フラップ93に接合されることとなる。
【0094】 更に、第4板状部は、第3板状部87に接合するための端部タブ94を有し(
又は、反対に、タブは第3板状部上に位置し、第4板状部に接合されることとし
てもよい)、第3、第4及び第5板状部の各々は、第1板状部のフラップと同じ
幅の略矩形のフラップ95、96、97を有し、ケースの上面を形成する。フラ
ップ95及び97は、第1板状部81に関して対称であり、例えば、第1板状部
のフラップ90と同じ側に位置づけられた角部であって部分15を補完する形状
の角部において、切り欠き部分を有する。
【0095】 図9は、図8に関して述べたタイプのブランク80から本発明によってケース
98を形成する手順を示すものである。
【0096】 先ず最初に、ブランクが平坦な状態で搬送され、次いで、環状に予め成形され
、タブ94は第3板部分87に接合され、ケースの底部86を立ててから接合さ
れる。次に、ケースは傾けられて開かれ(ステップ99)、次いで、荷物100
が入れられて、フラップ90、96、そして、95、97の順にケースの上面を
形成するように閉じられる。
【0097】 図10は、外形10に関して連結箇所における引き裂き力の変化を表す曲線1
01を示す。型式がPC 2T30C090 T140の波形厚紙であり全重量
が410g/mm2の厚紙に関して、D1=切断部の長さ10mmとし、x軸はD2
=連結点の長さ(mm)で、y軸は破壊力(N)である。
【0098】 D2=3mmに対する力は9.3Nであり、D2=4mmに対する力は12.6N
であること等が示される。
【0099】 これらの値、及び他の同様の曲線から得られた値から、当該技術分野における
当業者は必要条件を満たすための引き裂く力を計測することができる。
【0100】 図11は、本発明の一つの実施形態による、第1領域105及び第2領域10
6を含み、予備切込加工された線104を部分的に備えた、例えば厚さ3mmの両
面波形厚紙製のパネル103を示す。
【0101】 領域105は、第1長さD1の切断部分107と、第1長さD2の連結箇所1
08と、を有する。第2領域106は、D1より短い長さ、例えばD1の半分の
長さの第2長さD1′の切断部分109と、連結箇所108と同じ長さD2の連
結箇所110と、を有する。
【0102】 また、図11は、部分的に予備切込加工された104を切断するように設計さ
れた形状のミシン目入れ打ち抜き部112を有し、かつ、容易に変更できるよう
に取り外し自在の剛性の支持体113に固定される直線状の切断刃111をも示
す。
【0103】 図12は、本発明による切断刃114の他の実施形態の拡大側面図である。
【0104】 この刃は、4つの領域、即ち、引き裂き易くする第1領域115と、裂きにく
くする第2領域116と、いくらかのはずみをつけなければ引き裂き難くする第
3及び第4領域117及び117′と、を含む、引き裂きが進行し難くする直線
状のミシン目入れ打ち抜き部を有する。
【0105】 第1領域115は、例えば長さ15mmの切断部分118と、長さ5mmの連結点
を形成するための矩形の凹部119と、を備える。
【0106】 第2領域116は、10mmの切断部分118′と、同様の凹部119と、を備
える。
【0107】 第3領域117は、第3の長さ6mmの切断部分118″と、これまで通り5mm
の凹部119と、を備え、最後に、第4領域117′は、6mmの切断部分118
″と、16mmの凹部119′と、を備える。
【0108】 言うまでもなく上述したことから明らかな如く、本発明は、より詳細に記載さ
れた実施形態のみに限定されるものではない。これだけでなく、特に、切り込み
が設けられた部分が、第2板状部の代わりに第1板状部のフラップに、ある程度
属するようなあらゆる代替案は、本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態によるブランクの平面図である。
【図2】 図1に示すブランクの第2板状部のフラップの他の実施形態の平面図である。
【図3】 図1に示すブランクの第2板状部のフラップの他の実施形態の平面図である。
【図4】 予め接合された図1のブランクを用いて包装ケースを形成し、次いで広げる手
順を示す概略図である。
【図5】 図1に従ってブランクを形成するために連続的に切断された厚紙の幅を示す平
面図である。
【図6】 本発明によるブランクの他の実施形態の平面図である。
【図7】 ブランクを荷物に巻装することによって図1のブランクから包装ケースを形成
する手順を示す概略図である。
【図8】 本発明によるブランクの他の実施形態の平面図である。
【図9】 図8に関して述べられたタイプのブランクからケースを形成する手順を示す概
略図である。
【図10】 特定のタイプの厚紙に関する連結点に加わる引き裂き力の変化を示す曲線の図
である。
【図11】 本発明の一つの実施形態による切断刃と、切断後の包装の壁体と、を示す図で
ある。
【図12】 本発明の他の実施形態における連続的な外形を持つ切断刃を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年8月30日(2001.8.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記予備切込加工された接合線は、折り曲げ線によって少な くとも部分的に 形成されることを特徴とする請求項記載のケース。
【請求項】 前記ケースの壁体は、ブランクの板状部及び/又はフラップ
によって形成され、前記予備切込加工された脆弱部は、対応する板状部及び/又
はフラップの縁部に対して開いた線に沿って切込加工されていることを特徴とす
る請求項1から2のいずれか1項に記載のケース。
【請求項】 前記第1壁体に対向る壁体は、引張りにより容易に取り外
し可能な少なくとも1つの予備切込加工された脆弱部(33,92)、及び/又
は、引張りにより手で容易に引き剥がし可能な1つ以上の接着箇所、を介して、
底部壁体(3,86)又は底部壁体に接続するフラップ(24,64,93)
固定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のケース。
【請求項前記単一のブランクは、少なくとも4個の矩形板状部を含即ち、第1接合線(6,82)によってケースの底部壁体を形成するための第
2板状部(3,86)に接続され、かつ、第2、第3及び第4接合線(7,8,
9;83,84,85)の各々によって、1つ以上のフラップ(10、11;9
0)と少なくとも1つの矩形の第3板状部(4;62;87;88)とを形成す
る隣接パネルに接続されてケースの第1壁体を形成するための第1板状部(2,
58,81)と、ケースの第1壁体に対向する壁体を形成するための矩形の第4
板状部(5;66;91)と、を含み、かつ、 前記第2板状部(3)は、2つの側部フラップ(17,18;17′,18′ ;17″,18″;63) と1つの端部フラップ(24;43;64;93)と
を含み、 前記第4板状部(5;66;91)又は前記第2板状部の端部フラップ(24 ;43;64;93) は、予備切込加工された脆弱部(33;92)を含むこと
を特徴とする請求項記載のケース。
【請求項】 前記第2及び第3接合線(7,8)は、ケースの隣接側部壁
体を少なくとも部分的に形成するための隣接フラップ(17,18)に第1板部
分(2)を接続する折り曲げ線であり、かつ、 前記第4接合線(15)は、ケースの上部壁体を形成するための第3板状部(
4;62)に第1板状部(2)を接続する線であることを特徴とする請求項
載のケース。
【請求項】 前記第2及び第3接合線(83,84)は、ケースの隣接壁
体を形成するための2つの隣接板状部(87,88)に第1板状部(81)を接
続する折り曲げ線であり、かつ、 前記第4接合線(85)は、ケースの上部壁体を少なくとも部分的に形成する
ための上部フラップ(90)に第1板状部を接続する線であることを特徴とする
請求項記載のケース。
【請求項】 前記予備切込加工された脆弱部(28′,29′;35,3
7)は、前記第1板状部(2)と同じ側に位置し、かつ、 前記第2板状部(3)の前記側部フラップ(17′,18′;17″,18″
)の各々は、少なくとも1つの予備切込加工された付加脆弱部(36,38;4
1,42)を含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載のケー
ス。
【請求項】 前記第4接合線(15,85)は、ケースの第1壁体と上部
壁体との間の折り曲げ線(12)をまたぐ蓋状の形をしていることを特徴とする
請求項からのいずれか1項に記載のケース。
【請求項1】 前記第1壁体及び対向する壁体は、使用者が引き裂くこと
ができるブランクの抉り部に連結されていることを特徴とする請求項から
いずれか1項に記載のケース。
【請求項1】 少なくとも1つの予備切込加工された前記接合線は、長さ
D2の連結箇所に隣接して互いに離隔した長さD1の切断部分を示すミシン目を
形成し、D1及びD2の少なくとも一方の長さが、前記ミシン目に沿って変化す
ることを特徴とする請求項1から1のいずれか1項に記載のケース。
【請求項1】 前記ミシン目は、直線形状であることを特徴とする請求項
記載のケース。
【請求項1】 前記ミシン目は、曲線形状であるか、又は少なくとも1つ
の角部を有することを特徴とする請求項1に記載のケース。
【請求項1】 前記ミシン目は、長い方の長さを示す第1長さD1の切断
部分を備える第1領域を有して、切断を容易に開始できかつ高速に引き裂くこと
ができるようになり、続いてD1よりも短い長さD1′の第2領域においては、
引き裂きに対してより大きい抵抗が得られるようにしたことを特徴とする請求項
から1のいずれか1項に記載のケース。
【請求項1】 前記ミシン目は、短い方の長さを示す第1長さD2の引き
裂き部分を備える第1領域を有して、切断を容易に開始できかつ高速に引き裂く
ことができるようになり、続いてD2よりも長い長さD2′の第2領域において
は、引き裂きに対してより大きい抵抗が得られるようにしたことを特徴とする請
求項1から1のいずれか1項に記載のケース。
【請求項1】 前記ミシン目は、D1′よりも長い長さD1″の切断部分
、及び/又は、D2′よりも短い長さD2″の引き裂き部分を有する第3領域を
含み、引き裂きに対する抵抗を再び減少させるようにしたことを特徴とする請求
項1から1のいずれか1項に記載のケース。
【請求項1】 少なくとも4個の矩形板状部を含むケースを製造するため
の厚紙又は波形厚紙状の材料から作製され、 前記矩形板状部は、ケースの第1側部壁体を形成するための第1板部分(2, 58,81)を少なくとも部分的に形成するパネルであって、 第1接合線(6,
82)によってケースの底部を形成するための第2板状部(3,86)に接続さ
れ、かつ、第2、第3及び第4接合線(7,8,9;83,84,85)の各々
によって、1つ以上のフラップ(10,11;90)と、少なくとも第3板状部
(4;62;87,88)と、によって形成される隣接パネルに接続されたパネ ルと、 第1壁体に対向するケースの第2側部壁体を形成するための矩形第4板状
部(5;66;91)と、を有するブランク(1,1′,1″;57,57′;
80)であって、 前記第2板状部(3,86)は、2つの側部フラップ(17,18;17′,
18′;17″,18″;63)と、1つの端部フラップ(24,43;64;
93)とを含み、かつ、 前記第1、第2、第3及び第4接合線は予備切込加工されており、 前記第2板状部(3,86)部フラップ(17,18;63)、各々、 備切込加工された脆弱部(28,29;28′,29′;35,37)備え ことを特徴とするブランク。
【請求項18】 前記第2及び第3接合線(7,8)は、ケースの側部壁体
を少なくとも部分的に形成するための隣接フラップ(17,18)に第1板状部
(2)を接続する折り曲げ線であり、かつ、前記第4接合線(15)は、ケース
の上部を形成するための第3板状部(4;62)に第1板部分(2)を接続する
線であることを特徴とする請求項1記載のブランク(1,1′,1″;57)
【請求項19】 前記第2及び第3接合線(83,84)は、ケースの壁体
を形成するための2つの隣接板状部(87,88)に第1板状部(81)を接続
する折り曲げ線であり、かつ、前記第4接合線(85)は、ケースの上部を少な
くとも部分的に形成するための上部フラップ(90)に第1板部分(81)を接
続する線であることを特徴とする請求項1記載のブランク(80)。
【請求項2前記第4板状部(5;66;91)、又は前記第2板状部
部フラップの各々は、少なくとも1つの予備切込加工された脆弱部(33; 92)含むことを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載のブラ
ンク。
【請求項2】 前記第2板状部の2つの側部フラップの予備切込加工され
た脆弱部(28,29:28′,29′;35,37)は、前記フラップの外側
に向けて完全に開放された一つの側に開いた線に沿って切断されることを特徴と
する、請求項2に記載のブランク。
【請求項2】 前記予備切込加工された脆弱部(28′,29′;35,
37)は、第1板状部(2)と同じ側に位置し、かつ、前記第2板状部(3)の
前記側部フラップ(17′,18′;17″,18″)の各々は、予備切込加工
された少なくとも1つの付加脆弱部(36,38;41,42)を含むことを特
徴とする請求項2及び2のいずれか1項に記載のブランク。
【請求項2】 前記第4接合線(15,18)は、第1板状部と隣接パネ
ルとの間の折り曲げ線をまたぐ蓋状の形をしていることを特徴とする請求項1 から2のいずれか1項に記載のブランク。
【請求項2】 前記第4板状部(5,91)の予備切込加工された脆弱部
(33,92)と、予備切込加工された第4接合線(15,85)との各々は、
使用者が引き裂くことができように把持を可能にするブランクの抉り部(16,
34)に連結していることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の
ブランク。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】 しかしながら、この種のケースは、異なる2つのブランクを互いに貼り合わす
ことによって作製されるものであり、包装内の全ての製品を棚の上に並べること
ができるようにすべく、包装内の全ての製品をすぐに移動させたり、簡単に移動
させたり、完全に移動させたりすることができない欠点がある。 蓋体を手で引き裂くことにより得られる上部の開口と、補強された取っ手とを
有するブランクから形成された箱もよく知られたものである(US−A−3,5
53,549)。このような剛性のある箱では、箱に収容されている製品を棚に
並べるべく容易に取り出すことができない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 BA03 BC02 BC04 CE04 CE07 CE12 CE27 CF05 DA17 DA25 EA06 3E075 AA07 BA02 BB08 CA01 DB17 DB19 DD01 DD49 GA02

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚紙又は波形厚紙状の材料から作製されるケースであって、 単一のブランクから形成され、かつ、使用者が手で十分に引き裂くことができ
    るようになされた側部壁体を含むことを特徴とするケース。
  2. 【請求項2】 前記引き裂くことができるようになされた側部壁体は、予備
    切込加工された接合線によって隣接パネルに接続されたパネルにより形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のケース。
  3. 【請求項3】 前記予備切込加工された接合線は、折り曲げ線によって形成
    されることを特徴とする請求項2記載のケース。
  4. 【請求項4】 前記ケースが、予備切込加工された接合線(6,7,8,9
    ;82,83,84,85)によってケースの底部壁体と上部壁体と隣接側部壁
    体とに接続された第1垂直壁体(2,58,81)を含み、かつ、 前記第1壁体に対向する垂直壁体は、引張りにより容易に取り外し可能な少な
    くとも1つの予備切込加工された脆弱部(33,92)、及び/又は、引張りに
    より手で容易に引き剥がし可能な1つ以上の接着箇所、を介して、底部壁体に固
    定されていることを特徴とする請求項2記載の包装ケース。
  5. 【請求項5】 前記第1壁体(2,58,81)に隣接する側部壁体は、引
    張りにより容易に取り外し可能な実質的に矩形の少なくとも1つの予備切込加工
    された脆弱部(28,29;28′,29′;35,37;41,42)、及び
    /又は、引張りにより手で容易に引き剥がし可能な1つ以上の接着箇所、を介し
    て、底部壁体に固定されていることを特徴とする請求項4記載のケース。
  6. 【請求項6】 前記ケースの壁体は、ブランクの板状部及び/又はフラップ
    によって形成され、前記予備切込加工された脆弱部は、対応する板状部及び/又
    はフラップの縁部に対して開いた線に沿って切込加工されていることを特徴とす
    る請求項5記載のケース。
  7. 【請求項7】 前記ケースが、少なくとも4個の矩形板状部を含む単一のブ
    ランクから形成され、 前記矩形板状部は、第1接合線(6,82)によってケースの底部を形成する
    ための第2板状部(3,86)に接続され、かつ、第2、第3及び第4接合線(
    7,8,9;83,84,85)の各々によって、1つ以上のフラップ(10、
    11;90)と少なくとも1つの残りの矩形の第3板状部(4;62;87;8
    8)とを形成する隣接パネルに接続されてケースの第1側部壁体を形成するため
    の第1板状部(2,58,81)と、ケースの第2側部壁体を形成するための矩
    形の第4板状部(5;66;91)と、を含み、 前記第2板状部は、2つの側部フラップと1つの端部フラップ(24;43;
    64;93)とを含み、 前記第4板状部(5;66;91)又は前記第2板状部の端部フラップは、予
    備切込加工された脆弱部(33;92)を含むことを特徴とする請求項1から6
    のいずれか1項に記載のケース。
  8. 【請求項8】 前記第2及び第3接合線(7,8)は、ケースの隣接側部壁
    体を少なくとも部分的に形成するための隣接フラップ(17,18)に第1板部
    分(2)を接続する折り曲げ線であり、かつ、 前記第4接合線(15)は、ケースの上部壁体を形成するための第3板状部(
    4;62)に第1板状部(2)を接続する線であることを特徴とする請求項7記
    載のケース。
  9. 【請求項9】 前記第2及び第3接合線(83,84)は、ケースの隣接壁
    体を形成するための2つの隣接板状部(87,88)に第1板状部(81)を接
    続する折り曲げ線であり、かつ、 前記第4接合線(85)は、ケースの上部壁体を少なくとも部分的に形成する
    ための上部フラップ(90)に第1板状部を接続する線であることを特徴とする
    請求項7記載のケース。
  10. 【請求項10】 前記予備切込加工された脆弱部(28′,29′;35,
    37)は、前記第1板状部(2)と同じ側に位置し、かつ、 前記第2板状部(3)の前記側部フラップ(17′,18′;17″,18″
    )の各々は、少なくとも1つの予備切込加工された付加脆弱部(36,38;4
    1,42)を含むことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載のケー
    ス。
  11. 【請求項11】 前記第4接合線(15,85)は、ケースの第1壁体と上
    部壁体との間の折り曲げ線(12)をまたぐ蓋状の形をしていることを特徴とす
    る請求項4から10のいずれか1項に記載のケース。
  12. 【請求項12】 前記第1壁体及び対向する壁体は、使用者が引き裂くこと
    ができるブランクの抉り部に連結されていることを特徴とする請求項4から11
    のいずれか1項に記載のケース。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの予備切込加工された前記接合線は、長さ
    D2の連結箇所に隣接して互いに離隔した長さD1の切断部分を示すミシン目を
    形成し、D1及びD2の少なくとも一方の長さが、前記ミシン目に沿って変化す
    ることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のケース。
  14. 【請求項14】 前記ミシン目は、直線形状であることを特徴とする請求項
    13記載のケース。
  15. 【請求項15】 前記ミシン目は、曲線形状であるか、又は少なくとも1つ
    の角部を有することを特徴とする請求項13に記載のケース。
  16. 【請求項16】 前記ミシン目は、長い方の長さを示す第1長さD1の切断
    部分を備える第1領域を有して、切断を容易に開始できかつ高速に引き裂くこと
    ができるようになり、続いてD1よりも短い長さD1′の第2領域においては、
    引き裂きに対してより大きい抵抗が得られるようにしたことを特徴とする請求項
    1から15のいずれか1項に記載のケース。
  17. 【請求項17】 前記ミシン目は、短い方の長さを示す第1長さD2の引き
    裂き部分を備える第1領域を有して、切断を容易に開始できかつ高速に引き裂く
    ことができるようになり、続いてD2よりも長い長さD2′の第2領域において
    は、引き裂きに対してより大きい抵抗が得られるようにしたことを特徴とする請
    求項1から16のいずれか1項に記載のケース。
  18. 【請求項18】 前記ミシン目は、D1′よりも長い長さD1″の切断部分
    、及び/又は、D2′よりも短い長さD2″の引き裂き部分を有する第3領域を
    含み、引き裂きに対する抵抗を再び減少させるようにしたことを特徴とする請求
    項1から17のいずれか1項に記載のケース。
  19. 【請求項19】 少なくとも4個の矩形板状部を含むケースを製造するため
    の厚紙又は波形厚紙状の材料から作製されるブランク(1,1′,1″;57,
    57′;80)であって、 前記矩形板状部は、第1接合線(6,82)によってケースの底部を形成する
    ための第2板状部(3,86)に接続され、かつ、第2、第3及び第4接合線(
    7,8,9;83,84,85)の各々によって、1つ以上のフラップ(10,
    11;90)と、少なくとも前記矩形板状部の第3板状部(4;62;87,8
    8)と、によって形成される隣接パネルに接続されたケースの第1側部壁体を形
    成するための第1板部分(2,58,81)と、第1壁体に対向するケースの第
    2側部壁体を形成するための矩形第4板状部(5;66;91)と、を有し、 前記第2板状部(3,86)は、2つの側部フラップ(17,18;17′,
    18′;17″,18″;63)と、1つの端部フラップ(24,43;43;
    64;93)とを含み、かつ、 前記第1、第2、第3及び第4接合線は予備切込加工されており、 前記第4板部分(5;66;91)又は第2板状部の端部フラップは、少なく
    とも1つの予備切込加工された脆弱部(33;92)を含むことを特徴とするブ
    ランク。
  20. 【請求項20】 前記第2及び第3接合線(7,8)は、ケースの側部壁体
    を少なくとも部分的に形成するための隣接フラップ(17,18)に第1板状部
    (2)を接続する折り曲げ線であり、かつ、前記第4接合線(15)は、ケース
    の上部を形成するための第3板状部(4;62)に第1板部分(2)を接続する
    線であることを特徴とする請求項19記載のブランク(1,1′,1″;57)
  21. 【請求項21】 前記第2及び第3接合線(83,84)は、ケースの壁体
    を形成するための2つの隣接板状部(87,88)に第1板状部(81)を接続
    する折り曲げ線であり、かつ、前記第4接合線(85)は、ケースの上部を少な
    くとも部分的に形成するための上部フラップ(90)に第1板部分(81)を接
    続する線であることを特徴とする請求項19記載のブランク(80)。
  22. 【請求項22】 前記第2板状部(3,86)の側部フラップ(17,18
    ;63)の各々は、略矩形の予備切込加工された脆弱部(28,29;28′,
    29′;35,37)を備えることを特徴とする請求項19から21のいずれか
    1項に記載のブランク。
  23. 【請求項23】 前記第2板状部の2つの側部フラップの予備切込加工され
    た脆弱部(28,29:28′,29′;35,37)は、前記フラップの外側
    に向けて完全に開放された一つの側に開いた線に沿って切断されることを特徴と
    する、請求項22に記載のブランク。
  24. 【請求項24】 前記予備切込加工された脆弱部(28′,29′;35,
    37)は、第1板状部(2)と同じ側に位置し、かつ、前記第2板状部(3)の
    前記側部フラップ(17′,18′;17″,18″)の各々は、予備切込加工
    された少なくとも1つの付加脆弱部(36,38;41,42)を含むことを特
    徴とする請求項22及び23のいずれか1項に記載のブランク。
  25. 【請求項25】 前記第4接合線(15,18)は、第1板状部と隣接パネ
    ルとの間の折り曲げ線をまたぐ蓋状の形をしていることを特徴とする請求項19
    から24のいずれか1項に記載のブランク。
  26. 【請求項26】 前記第4板状部(5,91)の予備切込加工された脆弱部
    (33,92)と、予備切込加工された第4接合線(15,85)との各々は、
    使用者が引き裂くことができように把持を可能にするブランクの抉り部(16,
    34)に連結していることを特徴とする請求項19から25のいずれかに記載の
    ブランク。
  27. 【請求項27】 厚紙又は波形厚紙状の材料に対する切断刃であって、 長さD2の凹部に隣接して互いに離隔した長さD1の切断部分を有する打ち抜
    き部を含み、D1とD2との少なくとも一方の長さは、前記打ち抜き部に沿って
    変化することを特徴とする切断刃。
  28. 【請求項28】 前記打ち抜き部が、長い方の長さである第1長さD1の切
    断部を備えた第1領域と、続いてD1よりも短い長さD1′の第2領域と、を有
    することを特徴とする請求項27に記載の切断刃。
  29. 【請求項29】 前記切断刃は、請求項1から8のいずれか1項に記載され
    ているようなケースに対して、部分的に予備切込加工線を形成することができる
    ようになされていることを特徴とする請求項27及び28のいずれか1項に記載
    の切断刃。
JP2001503334A 1999-06-15 2000-05-29 厚紙ケース及び引裂き壁体付きブランク Pending JP2003502220A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9907579A FR2795051B1 (fr) 1999-06-15 1999-06-15 Caisse, flan en carton avec zone arrachable, et lame perforante pour predecoupe d'une telle zone
FR99/07579 1999-06-15
FR99/15704 1999-12-13
FR9915704A FR2802179B1 (fr) 1999-12-13 1999-12-13 Flan et caisse d'emballage a paroi arrachable
PCT/FR2000/001468 WO2000076856A2 (fr) 1999-06-15 2000-05-29 Caisse et flan en carton avec paroi arrachable

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003502220A true JP2003502220A (ja) 2003-01-21

Family

ID=26234990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001503334A Pending JP2003502220A (ja) 1999-06-15 2000-05-29 厚紙ケース及び引裂き壁体付きブランク

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1093433B1 (ja)
JP (1) JP2003502220A (ja)
AT (1) ATE228086T1 (ja)
AU (1) AU763170B2 (ja)
CA (1) CA2374569A1 (ja)
DE (1) DE60000814T2 (ja)
ES (1) ES2184717T3 (ja)
NZ (1) NZ516586A (ja)
PT (1) PT1093433E (ja)
WO (1) WO2000076856A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064756A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 The Pack Corp 段ボール製梱包具

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2796620B1 (fr) * 1999-07-22 2002-03-01 Kaysersberg Packaging Sa Emballage en materiau semi-rigide tel que carton pour lineaire de grandes surfaces
DE29922780U1 (de) * 1999-12-22 2000-03-16 Stone Europa Carton Ag Verpackung aus faltbarem Material zum Verpacken von zu einer Versand- und Entnahmeeinheit zusammengefaßtem Einzelgut
US8017681B2 (en) 2006-03-30 2011-09-13 Maxwell Products, Inc. Systems and methods for providing a thermoplastic product that includes packaging therefor
US20120043288A1 (en) * 2009-05-12 2012-02-23 Meadwestvaco Corporation Carton and blank therefor
GB201205243D0 (en) 2012-03-26 2012-05-09 Kraft Foods R & D Inc Packaging and method of opening
GB2511560B (en) 2013-03-07 2018-11-14 Mondelez Uk R&D Ltd Improved Packaging and Method of Forming Packaging
GB2511559B (en) 2013-03-07 2018-11-14 Mondelez Uk R&D Ltd Improved Packaging and Method of Forming Packaging
US9926102B2 (en) 2014-06-05 2018-03-27 Maxwell Properties, Llc Systems and methods for providing a packaged thermoplastic material
US10358296B2 (en) 2015-09-18 2019-07-23 Maxwell Properties, Llc Systems and methods for delivering asphalt concrete
SE542077C2 (en) * 2018-01-24 2020-02-18 Stora Enso Oyj Package having a tear away portion and blank therefor
WO2020008102A1 (en) * 2018-07-02 2020-01-09 Upm Raflatac Oy Tamper evident package
DE202020005461U1 (de) * 2019-04-09 2021-04-22 Frosta Aktiengesellschaft Kartonverpackung mit einer Perforation, insbesondere für eine, insbesondere wiederverschließbare, Tiefkühlverpackung
DE102020112098A1 (de) 2020-05-05 2021-11-11 Syntegon Packaging Technology Gmbh Zuschnitt für eine Verpackung, die von einer Transportkonfiguration in eine Ausstellungskonfiguration umwandelbar ist, Verfahren zur Herstellung der Verpackung aus dem Zuschnitt sowie die Verpackung selbst

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583431U (ja) * 1981-06-30 1983-01-10 株式会社井上段ボ−ル 包装箱
JPS613222U (ja) * 1984-06-14 1986-01-10 株式会社 ト−モク 包装箱
JPH0667317U (ja) * 1993-02-26 1994-09-22 雪印乳業株式会社 易開封性カートン
JPH09207933A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Oji Paper Co Ltd 易開梱段ボールケース

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3533549A (en) * 1968-05-06 1970-10-13 Domtar Ltd Side carry carton
US5429577A (en) * 1992-04-03 1995-07-04 Container Graphics Corporation Multi-purpose rotary slit-scorer and products formed thereby
ES2106206T3 (es) * 1993-02-12 1997-11-01 Nestle Sa Envase con cierre reutilizable de carton plegado para productos secos.
GB2307466B (en) * 1995-11-23 1999-08-04 Bell Packaging Plc Plastics packaging with tear-off strip and method of manufacturing such packaging
DE29622954U1 (de) * 1996-12-10 1997-09-25 Drescher Geschäftsdrucke GmbH, 71277 Rutesheim Endlospapier für die Fertigung von Papiererzeugnissen
FR2778635B1 (fr) * 1998-05-14 2000-08-04 Smurfit Socar Sa Emballage en carton transformable en presentoir

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583431U (ja) * 1981-06-30 1983-01-10 株式会社井上段ボ−ル 包装箱
JPS613222U (ja) * 1984-06-14 1986-01-10 株式会社 ト−モク 包装箱
JPH0667317U (ja) * 1993-02-26 1994-09-22 雪印乳業株式会社 易開封性カートン
JPH09207933A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Oji Paper Co Ltd 易開梱段ボールケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064756A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 The Pack Corp 段ボール製梱包具

Also Published As

Publication number Publication date
DE60000814D1 (de) 2003-01-02
WO2000076856A3 (fr) 2001-05-25
CA2374569A1 (fr) 2000-12-21
AU5227600A (en) 2001-01-02
ATE228086T1 (de) 2002-12-15
NZ516586A (en) 2003-02-28
EP1093433B1 (fr) 2002-11-20
EP1093433A1 (fr) 2001-04-25
AU763170B2 (en) 2003-07-17
DE60000814T2 (de) 2003-08-28
PT1093433E (pt) 2003-04-30
WO2000076856A2 (fr) 2000-12-21
ES2184717T3 (es) 2003-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2014560B1 (en) Blank for a shipping and display container, container made from said blank, and related assembly method
US5505372A (en) Carton blank and carton
JP2003502220A (ja) 厚紙ケース及び引裂き壁体付きブランク
US5651497A (en) Break-away packing case
JP2003506279A (ja) 容易に開口可能な陳列用コンテナ
CA2719046A1 (en) Set of cardboard blanks, box and method for making a box with such blanks
JP2013513531A (ja) 改善された開放システム付きの段ボール箱
US6986436B2 (en) Storage container with removable sleeve
US20040060974A1 (en) Container with tamper-evidence, reclosure features
US9126718B2 (en) Box for packaging
JP2016210428A (ja) 包装箱及びブランクシート
EP1060998A2 (en) Tear-open folded box
JP2006027648A (ja) 積層紙類の包装容器とその製造方法
EP0380458A1 (en) Wrap-around-box for containers
JP7404188B2 (ja) 包装箱
EP1422151A1 (en) Carton opening feature
JP7435401B2 (ja) 包装箱
JP4383209B2 (ja) カートン
JP2005536405A (ja) カートン及びカートンブランク
JP7218248B2 (ja) 包装箱
JP2020045148A (ja) 包装箱
ZA200200227B (en) Case and cardboard blank with tearaway wall.
JP2005104549A (ja) 紙製収納箱
JP3225485U (ja) 包装体の開封用罫線構造
EP3357834B1 (en) Box

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608