JP7221201B2 - 包装箱 - Google Patents

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    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
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Description

本発明は、包装箱に関する。
特許文献1には、底板、一対の側板、及び天板で構成された外周部と、一対の内フラップ、及び一対の外フラップで構成された蓋部とを備えるラップアラウンド形式の包装箱が開示されている。側板には、操作部と、この操作部から側板と内フラップとの間の折曲線にかけて延びる破断線とが設けられている。また、側板と内フラップとの間の折曲線上には、破断線から天板にかけて切込線が設けられている。
特許文献1の包装箱では、操作部を操作することで、破断線と切込線に沿って側板を破断する。その後、天板に連続した上側外フラップを操作することで、内フラップから上側外フラップを剥がす。これにより、天板側を展開状態で分離し、底板側をトレイ状とした開封状態とすることができる。
特開2012-91799号公報
特許文献1の包装箱では、側板を破断するための破断線と、側板と内フラップの間を破断するための切込線とが連続しているため、その連続部分(側板と内フラップの間の稜部)の強度が低下する。よって、搬送中に包装箱を落としたり他の物品が衝突したりすると、稜部が潰れ易い。また、包装箱を積み重ねた場合にも、稜部が潰れる可能性がある。
本発明は、開封用の破断部による剛性低下を抑えることが可能な包装箱を提供することを課題とする。
本発明の第1態様は、第1辺と、前記第1辺に交差する第2辺を有する第1側板と、前記第1辺と前記第2辺に交差する第3辺を有し、前記第1辺に連設され、前記第1側板に対して折り曲げられた第2側板と、前記第1側板に設けられ、前記第2辺に向けて操作される第1操作部と、前記第2側板に設けられ、前記第3辺に向けて操作される第2操作部と、前記第1側板に設けられ、前記第1操作部側から前記第1辺に向けて前記第2辺に沿って延び第1破断部と、前記第2側板に設けられ、前記第2操作部側から前記第1辺に向けて前記第3辺に沿って延び第2破断部と、前記第1側板の前記第1辺上に設けられた切込部とを備え、前記第1破断部の前記第1辺側の端と、前記第2破断部の前記第1辺側の端とは、前記第1側板の前記第1辺が延びる方向に間隔をあけて位置するとともに、定められた第1の間隔をあけて位置し、前記第1破断部の前記端と前記切込部は、前記第1の間隔よりも小さい第2の間隔をあけて位置し、前記第2破断部の前記端と前記切込部は、前記第1の間隔よりも小さい第3の間隔をあけて位置しており、前記切込部のうち前記第1側板の前記第2辺側に位置する一端は、前記第1破断部及び前記第2破断部よりも前記第2辺側に位置し、前記切込部のうち前記第1側板の前記第2辺と対向する対向辺側に位置する他端は、前記第1破断部の前記端と前記第2破断部の前記端のうち少なくとも前記第2辺側に位置する方よりも前記対向辺側に位置し、前記第1操作部の操作による前記第1破断部に沿った前記第1側板の破断、前記第2操作部の操作による前記第2破断部に沿った前記第2側板の破断、及びこれらの破断のいずれかに引き続く前記切込部を起点とする前記第1辺に沿った破断によって、開封可能である、包装箱を提供する。
この包装箱では、第1操作部を持って操作を行うことで、第1破断部に沿って第1側板を破断する。この第1側板の破断は、第1破断部の端が第2破断部の端よりも切込部の方に近いため、切込部に至ることで止まる。第1操作部の操作を続けると、切込部を起点として、第1側板と第2側板の間が第1辺(稜部)に沿って破断される。その後、第2操作部を持って操作を行うことで、第2破断部に沿って第2側板を破断する。これにより包装箱が開封される。
このように、この包装箱によれば、第1破断部、第2破断部、及び切込部の形成位置の設定により、意図した開封形態を実現できる。また、第1破断部と第2破断部とが不連続状態であり、切込部と第1破断部、並びに切込部と第2破断部も不連続状態である。よって、破断線と切込線が連続した従来の包装箱よりも、耐衝撃性を向上できる。つまり、切込部が形成された稜部の強度が過度に低下することはなく、包装箱の剛性低下を抑えることができる。その結果、搬送中に包装箱と落としたり他の物品が衝突したりしても、稜部が潰れることはない。また、包装箱を積み重ねた場合にも、稜部が潰れることはない。しかも、第1破断部の第1辺側の端と第2破断部の第1辺側の端とは第1辺が延びる方向に間隔をあけて位置し、第1破断部と第2破断部は、直線上ではなく段違いで形成されているため、第1破断部と第2破断部を設けることによる包装箱の剛性低下を最小限に抑えることができる。
前記第1側板は、対向して一対配置され、前記第2側板は、前記第1側板の両端に対向して一対配置されており、前記第1側板の前記第2辺と、前記第2側板の前記第3辺とにそれぞれ連設された第1連続板と、前記第1側板の前記第2辺と対向する辺と、前記第2側板の前記第3辺と対向する辺とにそれぞれ連設された第2連続板とを更に備え、前記第1破断部に沿った前記第1側板の破断、前記第2破断部に沿った前記第2側板破断、及び前記切込部を起点とする前記第1辺に沿っ破断によって、前記第1連続板側と前記第2連続板側とに分割される。この態様によれば、第2連続板側をトレイ状とし、第1連続板側を展開状態に解体するという、意図した開封を確実に行うことができる。この開封状態では、取り除いた第1連続板側が展開状態に解体されているため、廃棄する際の利便性を向上できる。
前記切込部の前記一端は、前記第1側板の前記第2辺に対して30mm以上の間隔をあけて位置している。また、前記切込部の前記他端は、前記第1側板の前記対向辺に対して30mm以上の間隔をあけて位置している。さらに、前記切込部の全長は2mm以上20mm以下である。これらの態様によれば、切込部を設けることによる包装箱の剛性低下を最小限に抑えることができる。
本発明の第2態様は、第1辺を有する内フラップと、前記内フラップの前記第1辺に交差する第2辺を有し、前記内フラップの外面に固着され、前記第2辺に向けて開封操作される第1外フラップと、前記内フラップの前記第1辺と前記第1外フラップの前記第2辺と交差する第3辺を有し、前記内フラップの前記第1辺に連設され、前記内フラップに対して折り曲げられた側板と、前記側板に設けられ、前記第3辺に向けて操作される操作部と、前記内フラップに設けられ、前記内フラップの前記第1辺と対向する先端側から前記第1辺に向けて前記第1外フラップの前記第2辺に沿って延び第1破断部と、前記側板に設けられ、前記操作部側から前記第1辺に向けて前記第3辺に沿って延び第2破断部と、前記内フラップの前記第1辺上に設けられた切込部とを備え、前記第1破断部の前記第1辺側の端と、前記第2破断部の前記第1辺側の端とは、前記内フラップの前記第1辺が延びる方向に間隔をあけて位置するとともに、定められた第1の間隔をあけて位置し、前記第1破断部の前記端と前記切込部は、前記第1の間隔よりも小さい第2の間隔をあけて位置し、前記第2破断部の前記端と前記切込部は、前記第1の間隔よりも小さい第3の間隔をあけて位置しており、前記切込部のうち前記第1外フラップの前記第2辺側に位置する一端は、前記第1破断部及び前記第2破断部よりも前記第2辺側に位置し、前記切込部のうち前記第1外フラップの前記第2辺と対向する対向辺側に位置する他端は、前記第1破断部の前記端と前記第2破断部の前記端のうち少なくとも前記第2辺側に位置する方よりも前記対向辺側に位置し、前記第1外フラップの操作による前記第1破断部に沿った前記内フラップの破断、前記操作部の操作による前記第2破断部に沿った前記側板の破断、及びこれらの破断のいずれかに引き続く前記切込部を起点とする前記第1辺に沿った破断によって、開封可能である、包装箱を提供する。
この包装箱では、第1外フラップを持って操作を行うことで、第1破断部に沿って内フラップを破断する。この内フラップの破断は、第1破断部の端が第2破断部の端よりも切込部の方に近いため、切込部に至ることで止まる。第1外フラップの操作を続けると、切込部を起点として、内フラップと側板の間が第1辺(稜部)に沿って破断される。その後、操作部を持って操作を行うことで、第2破断部に沿って側板を破断する。これにより、包装箱が開封される。そして、この第2態様の包装箱では、第1態様の包装箱と同様の効果を得ることができる。
対向配置された一対の前記内フラップと、前記内フラップにそれぞれ固着された前記第1外フラップと、前記内フラップの前記第1辺に沿って前記第1外フラップに並べて前記内フラップにそれぞれ固着された第2外フラップとを有し、間隔をあけて対向配置された一対の前記側板の両端に対向配置された一対の蓋部と、前記第1外フラップと前記側板にそれぞれ連設された第1連続板と、前記第2外フラップと前記側板にそれぞれ連設された第2連続板とを更に備え、前記第1破断部に沿った前記内フラップの破断、前記第2破断部に沿っ前記側板破断、及び前記切込部を起点とする前記第1辺に沿っ破断によって、前記第1連続板側と前記第2連続板側とに分割される。この態様によれば、第2連続板側をトレイ状とし、第1連続板側を展開状態に解体するという、意図した開封を確実に行うことができる。この開封状態では、取り除いた第1連続板側が展開状態に解体されているため、廃棄する際の利便性を向上できる。
本発明の包装箱では、第1破断部と第2破断部とが不連続状態であり、切込部と第1破断部、並びに切込部と第2破断部も不連続状態であるため、破断線と切込線が連続した従来の包装箱よりも、耐衝撃性を向上できる。よって、切込部が形成された稜部の過度の強度低下を防止できるため、包装箱の剛性低下を抑えることができ、切込部を形成した稜部が潰れることを確実に防止できる。しかも、第1破断部と第2破断部が直線上ではなく段違いで形成されているため、第1破断部と第2破断部を設けることによる包装箱の剛性低下を最小限に抑えることができる。
第1実施形態の包装箱の斜視図。 図1の包装箱のブランクを示す平面図。 図2の一部拡大図。 開封作業の一工程を示す斜視図。 開封作業の他の一工程を示す斜視図。 図1の包装箱の開封状態を示す斜視図。 第2実施形態の包装箱の斜視図。 図7の断面図。 図7の包装箱のブランクを示す平面図。 図9の一部拡大図。 開封作業の一工程を示す斜視図。 図7の包装箱の開封状態を示す斜視図。 包装箱の変形例のブランクの一部拡大図。 包装箱の他の変形例のブランクの一部拡大図。 包装箱の他の変形例のブランクの一部拡大図。 包装箱の他の変形例のブランクの一部拡大図。 包装箱の他の変形例のブランクの一部拡大図。 包装箱の他の変形例のブランクの一部拡大図。 包装箱の他の変形例のブランクの一部拡大図。 第1実施形態の包装箱の変形例を示す斜視図。 第2実施形態の包装箱の変形例を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1から図6は、本発明の第1実施形態に係る包装箱10を示す。図1に示すように、この包装箱10は、四角筒状の外周部12と、外周部12の下端開口を塞ぐ下蓋部(第2連続板)18と、外周部12の上端開口を塞ぐ上蓋部(第1連続板)24とを備える汎用ケースである。外周部12には、開封用の破断部35,42と切込部44が設けられている。本実施形態では、破断部35,42と切込部44を設けることで、包装箱10の意図した開封と、包装箱10の剛性低下の抑制の両立を図る。
(包装箱の概要)
包装箱10は、図2に示す一枚のブランクを所定部位で折り曲げて固着することで形成されている。ブランクは、周知の紙器打抜装置によって紙製の段ボールシートを打ち抜いて形成されている。段ボールシートは、表ライナと裏ライナの間に波状の中しんを配設した構成である。図2中の一点鎖線は、肉厚を圧縮するように裏ライナの方から罫を入れて形成した汎用罫線である。図2中の実線は、裏ライナから表ライナにかけて刃を入れて形成した切断線、及び打ち抜きによる形状線(辺)である。なお、後述する図9中の二点鎖線は、肉厚を圧縮するように表ライナの方から罫を入れて形成した逆罫線である。
以下の説明では、包装箱10の長手方向をX方向といい、包装箱10の短手方向をY方向といい、包装箱10の高さ方向をZ方向という。但し、包装箱10によっては、X方向とY方向が同一寸法で形成される場合もあり、このような態様も本発明に含まれる。
図1に示すように、包装箱10は、一対の端板(第1側板)13A,13Bと、一対の側板(第2側板)14A,14Bとを備える。端板13A,13Bは、YZ平面に沿って延びる概ね同一の四角形状であり、X方向に間隔をあけて側板14A,14Bの両端に対向配置されている。側板14A,14Bは、ZX平面に沿って延びる概ね同一の四角形状であり、Y方向に間隔をあけて端板13A,13Bの両端に対向配置されている。
図2を参照すると、側板14A、端板13A、側板14B、及び端板13Bは、この順で左側から、汎用罫線からなる折曲線16を介して連設されている。図2において、左端に位置する側板14Aには、右端に位置する端板13Bに貼着するための貼着板15が、折曲線16を介して連設されている。折曲線16の形成部分は、端板13A,13Bの第1辺である。
図6に示すように、下蓋部(第2連続板)18は、一対の内フラップ19A,19Bと、一対の外フラップ21A,21Bとを備える。図2を併せて参照すると、内フラップ19A,19Bは、概ね同一の四角形状であり、汎用罫線からなる折曲線20を介して、端板13A,13Bの下辺(第2辺と対向する辺)に連設されている。外フラップ21A,21Bは、概ね同一の四角形状であり、汎用罫線からなる折曲線22を介して、側板14A,14Bの下辺(第3辺と対向する辺)に連設されている。
図1に示すように、上蓋部(第1連続板)24は、一対の内フラップ25A,25Bと、一対の外フラップ27A,27Bとを備える。図2を併せて参照すると、内フラップ25A,25Bは、概ね同一の四角形状であり、汎用罫線からなる折曲線26を介して、端板13A,13Bの上辺(第2辺)に連設されている。外フラップ27A,27Bは、概ね同一の四角形状であり、汎用罫線からなる折曲線28を介して、側板14A,14Bの上辺(第3辺)に連設されている。
包装箱10は、端板13Aに対して側板14Aが180度折り曲げられ、側板14Bに対して端板13Bが180度折り曲げられ、重なり合う貼着板15と端板13Bが、例えば酢酸ビニルエマルジョン系の接着剤によって固着された状態で、出荷される。
包装箱10を使用する際には、折曲線16に沿って端板13A、側板14A、端板13B、及び側板14Bを折り曲げ、外周部12を四角筒状とする。
次に、端板13A,13Bに対して内フラップ19A,19Bを側板14A,14Bと同じ向きに折り曲げた後、側板14A,14Bに対して外フラップ21A,21Bを端板13A,13Bと同じ向きに折り曲げる(図6参照)。そして、これらの重なり合った部分を接着剤で固着、又は外フラップ21A,21Bの先端を粘着テープで固着することで、外周部12の下端開口を閉塞する。この状態で包装箱10の内部に物品を収容する。
物品の収容後、端板13A,13Bに対して内フラップ25A,25Bを側板14A,14Bと同じ向きに折り曲げた後、側板14A,14Bに対して外フラップ27A,27Bを端板13A,13Bと同じ向きに折り曲げる。そして、下蓋部18と同様に、外周部12の上端開口を上蓋部24で閉塞する。
(開封用破断部の構造)
図1及び図6に示すように、包装箱10には、上蓋部24側と下蓋部18側に二分割するために、第1操作部30、第1破断部35、第2操作部37、及び第2破断部42が設けられている。また、包装箱10には、上蓋部24側と下蓋部18側の分割と同時に、上蓋部24側を展開状態に解体するために、切込部44が設けられている。第1操作部30と第1破断部35は端板13A,13Bにそれぞれ形成され、第2操作部37と第2破断部42は側板14A,14Bにそれぞれ形成されている。切込部44は、端板13A,13Bと側板14A,14Bの間の折曲線16上にそれぞれ形成されている。
図1及び図2に示すように、第1操作部30は、折曲線31、一対の第1破断線32,32、及び第2破断線33によって構成され、内フラップ25A,25Bが連設された折曲線(第2辺)26に向けて操作される。折曲線31は、汎用罫線からなり、折曲線26に沿ってY方向に延びている。第1破断線32は、2以上の切断線からなり、折曲線31の両端からY方向へ円弧状に延びている。第2破断線33は、2以上の切断線からなり、一対の第1破断線32,32のY方向の外端のうち、一方から他方へ円弧状に延びている。本実施形態では、端板13Aの第1操作部30は側板14Aの方へ偏った位置に設けられ、端板13Bの第1操作部30は側板14Bの方へ偏った位置に設けられている。
第1破断部35は、第1操作部30の操作により端板13A,13Bを破断するために設けられている。この第1破断部35は、所定間隔をあけて設けた複数の切断線からなり、第1操作部30のY方向両側にそれぞれ設けられている。第1破断部35は、第1操作部30から折曲線16に向けて、折曲線26に沿って延びている。また、第1破断部35は、端板13Bの内面に一体化された貼着板15にも形成されている。全体として第1破断部35は、直線状に形成されているが、円弧状に形成してもよいし、波状に形成してもよいし、その形状は必要に応じて変更が可能である。
第2操作部37は、折曲線38、一対の第1破断線39,39、及び第2破断線40によって構成され、外フラップ27A,27Bが連設された折曲線(第3辺)28に向けて操作される。折曲線38は、汎用罫線からなり、折曲線28に沿ってX方向に延びている。第1破断線39は、2以上の切断線からなり、折曲線38の両端からX方向へ円弧状に延びている。第2破断線40は、2以上の切断線からなり、一対の第1破断線39,39のX方向の外端のうち、一方から他方へ円弧状に延びている。第2操作部37は、側板14A,14BのX方向の中央に設けられている。また、第2操作部37は、第1操作部30よりも下蓋部18側(操作する向きの反対側)に配置されている。
第2破断部42は、第2操作部37の操作により側板14A,14Bを破断するために設けられている。この第2破断部42は、所定間隔をあけて設けた複数の切断線からなり、第2操作部37のX方向両側にそれぞれ設けられている。第2破断部42は、第2操作部37から折曲線16に向けて、折曲線28に沿って延びている。また、第2破断部42は、第1破断部35よりも下蓋部18側(操作する向きの反対側)に配置されている。つまり、第1破断部35と第2破断部42は、折曲線16が延びるZ方向に間隔をあけて設けられている。これにより、第1破断部35の折曲線16側の端35bと、第2破断部42の折曲線16側の端35bとは、折曲線16が延びるZ方向に間隔をあけて位置する。全体として第2破断部42は、直線状に形成されているが、円弧状に形成してもよいし、波状(図15参照)に形成してもよいし、その形状は必要に応じて変更が可能である。
切込部44は、折曲線16に沿って延びる切断線からなり、第1破断部35と第2破断部42の間に形成されている。図3を参照すると、上蓋部24側(操作する向きの前側)に位置する切込部44の端44aは、上蓋部24側に位置する第1破断部35よりも上方に位置している。つまり、切込部44の上部は、第1破断部35及び第2破断部42よりも、上蓋部24側へ突出している。下蓋部18側(操作する向きの反対側)に位置する切込部44の端44bは、Z方向において第1破断部35と第2破断部42の間に位置している。
(開封用破断部の詳細)
図1及び図2に示すように、第1破断部35の第1操作部30側の端35aは、第1操作部30の第1破断線32と第2破断線33の交点に位置されている。第2破断部42の第2操作部37側の端42aは、第2操作部37の第1破断線39と第2破断線40の交点に位置されている。但し、これらの端35a,42aは、操作部30,37の操作によって、破断部35,42に沿った外周部12の破断を実現できる範囲で、間隔をあけて配置してもよい。
図3に示すように、第1破断部35の折曲線16側の端35bと、第2破断部42の折曲線16側の端42bとは、定められた第1の間隔Aをあけて位置されている。この第1の間隔Aは、ブランクの状態での第1破断部35の端35bと第2破断部42の端42bとの直線距離(沿面距離)に基づいて設定されている。
第1破断部35の端35bと切込部44は、定められた第2の間隔Bをあけて位置されている。また、第2破断部42の端42bと切込部44は、定められた第3の間隔Cをあけて位置されている。第2の間隔Bと第3の間隔Cとは、端35b,42bから切込部44までの最短の沿面距離に基づいて設定されている。つまり、本実施形態の第2の間隔Bは、第1破断部35の端35bから切込部44に直交する、第1破断部35の延長線の寸法に相当する。また、第3の間隔Cは、第2破断部42の端42bから切込部44の端44bまでの距離に相当する。
第2の間隔Bは、第1の間隔Aよりも小さく設定され(A>B)、第3の間隔Cは、第1の間隔Aよりも小さく設定されている(A>C)。これにより、第1破断部35に沿った端板13A,13Bの破断が、近くに位置する切込部44で停止し、引き続いて第2破断部42に沿って側板14A,14Bが破断されることを防止している。また、第2破断部42に沿った側板14A,14Bの破断が、近くに位置する切込部44で停止し、引き続いて第1破断部35に沿って端板13A,13Bが破断されることを防止している。
第2の間隔Bと第3の間隔Cとは、次のように設定されている。第2の間隔Bと第3の間隔Cとを過剰に小さく設定すると、端板13A,13Bと側板14A,14Bの間の稜部の強度が低下するため、好ましくない。また、第2の間隔Bと第3の間隔Cとを過剰に大きく設定すると、破断部35,42に沿った外周部12の破断が、端35b,42bから切込部44以外の意図しない部分に進むため、好ましくはない。そこで、稜部の強度低下を抑えつつ、外周部12の破断を切込部44で止めるために、第2の間隔Bと第3の間隔Cとは、0.5mm以上20mm以下に設定されている。
また、切込部44の全長L1は、次のように設定されている。切込部44の全長L1を過剰に短く設定すると、前述と同様に、破断部35,42に沿った外周部12の破断が、端35b,42bから切込部44以外の意図しない部分に進むため、好ましくはない。また、切込部44の全長L1を過剰に長く設定すると、包装箱10のZ方向の圧縮強度が低下するため、好ましくはない。そこで、圧縮強度の低下を抑えつつ、外周部12の破断を切込部44で止めるために、切込部44の全長L1は、2mm以上20mm以下に設定されている。なお、本実施形態の折曲線16の全長L2(包装箱10の全高)は146mmである。
図1及び図2に示すように、上蓋部24側に位置する切込部44の端44aは、折曲線26に対して定められた間隔D1をあけて位置している。また、下蓋部18側に位置する切込部44の端44bは、折曲線20に対して定められた間隔D2をあけて位置している。これらの間隔D1,D2は、次のように設定されている。間隔D1,D2を過剰に小さくすると、端板13A,13Bのいずれかと、側板14A,14Bのいずれかと、下蓋部18及び上蓋部24のいずれかとが交わる角部の強度が低下するため、好ましくない。そこで、包装箱10の角部の強度低下を抑えるために、間隔D1,D2は、30mm以上に設定されている。
このように、第1破断部35と第2破断部42は不連続状態で形成され、切込部44と第1破断部35、並びに切込部44と第2破断部42も不連続状態で形成されている。よって、破断線と切込線が連続した従来の包装箱よりも、耐衝撃性を向上できる。詳しくは、包装箱10を開封するための第1破断部35、第2破断部42、及び切込部44を設けることにより、端板13A,13Bと側板14A,14Bの間の稜部の強度が過度に低下することを防止できる。また、包装箱10の剛性低下を最小限に抑えることができる。その結果、搬送中に包装箱10と落としたり他の物品が衝突したりしても、稜部が潰れることはない。また、包装箱10を積み重ねた場合にも、稜部が潰れることはない。
また、第1破断部35と第2破断部42は、段違いになるように、折曲線16が延びるZ方向に間隔をあけて設けられている。よって、外周部12全体に第1破断部35と第2破断部42を設けることによる包装箱10の剛性低下を抑えることができる。しかも、切込部44の端44aは折曲線26に対して定められた間隔D1で形成され、切込部44の端44bは折曲線20に対して定められた間隔D2で形成されている。よって、切込部44を設けることによる包装箱の剛性(圧縮強度)の低下を最小限に抑えることができる。
(開封用の補助折曲線)
図1及び図2に示すように、端板13A,13Bには、第1破断部35に沿った破断を促進するための補助折曲線46,47が1組設けられている。また、側板14A,14Bには、第2破断部42に沿った破断を促進するための補助折曲線48,49が2組設けられている。具体的には、側板14A,14Bには、第2操作部37を中心として、端板13A側に1組の補助折曲線48,49が設けられ、端板13B側に残りの1組の補助折曲線48,49が設けられている。
端板13A,13Bの第1補助折曲線46は、汎用罫線からなり、第1操作部30の折曲線31側から、第1操作部30から離れた方の側板14A,14Bに向けて、上蓋部24側へ傾斜している。第1補助折曲線46の第1操作部30側の端は、折曲線31に対して間隔をあけて位置している。第1補助折曲線46の上蓋部24側の端は、折曲線26に対して間隔をあけて位置している。
端板13A,13Bの第2補助折曲線47は、平行に延びる2本の汎用罫線からなり、第1操作部30から離れた方の切込部44側から、第1補助折曲線46の延長線と折曲線26が交差する部分に向けて傾斜している。第2補助折曲線47の切込部44側の端は、切込部44に対して間隔をあけて位置している。第2補助折曲線47の上蓋部24側の端は、折曲線26に対して間隔をあけて位置している。
側板14A,14Bの個々の第1補助折曲線48は、汎用罫線からなり、第2操作部37の折曲線38側から、端板13A,13B(両側)に向けて、上蓋部24側へ傾斜している。第1補助折曲線48の第2操作部37側の端は、折曲線38に対して間隔をあけて位置している。第1補助折曲線48の上蓋部24側の端は、折曲線28に対して間隔をあけて位置している。
側板14A,14Bの個々の第2補助折曲線49は、平行に延びる2本の汎用罫線からなり、切込部44側から、第1補助折曲線48の延長線と折曲線28が交差する部分に向けて傾斜している。第2補助折曲線49の切込部44側の端は、切込部44に対して間隔をあけて位置している。第2補助折曲線49の上蓋部24側の端は、折曲線28に対して間隔をあけて位置している。
(包装箱の開封作業)
包装箱10を開封する場合、例えば、先に上蓋部24側に位置する第1破断部35に沿って端板13A,13Bを破断する。詳しくは、折曲線31、第1破断線32、及び第2破断線33で囲まれた内部を手で押し、図4に示すように、第1操作部30を開口させる。
ついで、第1操作部30から包装箱10内に手を差し込み、矢印αで示すように、端板13A,13Bの上蓋部24側をX方向外向きかつZ方向上向きに引っ張る。これにより、第1破断部35に沿って端板13A,13Bの破断が始まるとともに、第1補助折曲線46と第2補助折曲線47に沿って端板13A,13Bが折れ曲がる。この補助折曲線46,47の折れ曲がりにより、第1破断部35に沿った端板13A,13Bの破断が促進される。そして、この破断は、第1破断部35の端35bから切込部44に至ることで止まる。
この際、切込部44の上側の端44a(切込部44の一部)は、上側の第1破断部35よりも、更に上方(折曲線26側)へ突出している。よって、第1破断部35に沿った端板13A,13Bの破断を、切込部44によって確実に止めることができる。つまり、端板13A,13Bの破断は、第1操作部30を操作する向きに進む傾向があるが、この場合でも、破断を止めることができる。
その後、図5に示すように、第1操作部30を把持した操作を更に続けることで、切込部44を起点として、操作方向と延在方向が同じ折曲線16に沿って、端板13A,13Bと側板14A,14Bの間(稜部)が破断される。
次に、折曲線38、第1破断線39、及び第2破断線40で囲まれた内部を手で押し、第2操作部37を開口させる。ついで、第2操作部37から包装箱10内に手を差し込み、矢印βで示すように、側板14A,14Bの上蓋部24側をY方向外向きかつZ方向上向きに引っ張る。これにより、第2破断部42に沿って側板14A,14Bの破断が開始されるとともに、第1補助折曲線48と第2補助折曲線49に沿って側板14A,14Bが折れ曲がる。この補助折曲線48,49の折れ曲がりにより、第2破断部42に沿った側板14A,14Bの破断が促進される。そして、この破断は、第2破断部42の端42bから切込部44に至ることで止まる。
これにより包装箱10は、図6に示すように、下蓋部18側をトレイ状とし、上蓋部24側を展開状態のシート状とした、開封状態になる。なお、包装箱10の開封作業は、側板14A,14Bの破断後、端板13A,13Bの破断を行ってもよい。
このように、本実施形態の包装箱10では、第1破断部35、第2破断部42、及び切込部44の形成により、意図した開封形態を実現できる。また、この開封状態では、下蓋部18側がトレイ状であるため、収容された物品の取出作業性を向上できる。しかも、上蓋部24側は展開状態に解体されているため、嵩張ることはなく、廃棄する際の利便性を向上できる。
また、端板13A,13Bの破断作業は、第1操作部30の操作によって行うことができ、側板14A,14Bの破断作業は第2操作部37の操作によって行うことができる。しかも、端板13A,13Bには補助折曲線46,47が設けられ、側板14A,14Bには補助折曲線48,49が設けられている。よって、外周部12の破断作業性を向上できるため、包装箱10の開封作業性も向上できる。
(第2実施形態)
図7から図12は第2実施形態の包装箱50を示す。図7に示すように、この包装箱50は、四角筒状の外周部52と、外周部52の両端の開口を塞ぐ蓋部60,60とを備えるラップアラウンドケースである。外周部52は、底板(第2連続板)53、天板(第1連続板)54、及び一対の側板55A,55Bで構成されている。個々の蓋部60は、一対の内フラップ61,61、及び一対の外フラップ63A,63Bで構成されている。包装箱50には、第1破断部35が内フラップ61にそれぞれ形成され、第2破断部42が側板55A,55Bにそれぞれ形成され、切込部44が内フラップ61と側板55A,55Bの間の折曲線62にそれぞれ形成されている。
(包装箱の概要)
図7及び図8に示すように、底板53と天板54は、XY平面に沿って延びる概ね同一の長方形状であり、Z方向に間隔をあけて対向配置され、側板55A,55Bと蓋部60,60の端に連設されている。側板55A,55Bは、ZX平面に沿って延びる概ね同一の長方形状であり、Y方向に間隔をあけて蓋部60,60の両端に対向配置されている。
図9を参照すると、天板54、側板55A、底板53、及び側板55Bは、この順で上側から下側に向けて、汎用罫線からなる折曲線57を介して連設されている。図9において、上端に位置する天板54には、下端に位置する側板55Bに貼着するための貼着板56が、折曲線57を介して連設されている。
引き続いて図7及び図8を参照すると、蓋部60,60は、YZ平面に沿って延びる概ね同一の長方形状であり、X方向に間隔をあけて側板55A,55Bの両端に対向配置されている。この蓋部60は、側板55A,55Bの端に連設された内フラップ61,61と、天板54の端に連設された外フラップ(第1外フラップ)63Aと、底板53の端に連設された外フラップ(第2外フラップ)63Bとで構成されている。外フラップ63A,63Bは、内フラップ61の外面側にZ方向に並べて配置されている。
図9を併せて参照すると、内フラップ61,61は、汎用罫線からなる折曲線(第1辺)62を介して、側板55A,55Bの端に連設されている。外フラップ63Aは、汎用罫線からなる折曲線64(第2辺)を介して、天板54の端に連設されている。外フラップ63Bは、汎用罫線からなる折曲線65を介して、底板53の端に連設されている。なお、天板54側に位置する折曲線57の形成部分は、側板55A,55Bの第3辺である。
包装箱50は、例えば次のように封緘される。まず、図9のブランクの状態で、底板53の上面(裏ライナ側)に収容する物品を配置する。ついで、底板53に対して側板55A,55Bを折り曲げる。その後、側板55Aに対して天板54を折り曲げるとともに、天板54に対して貼着板56を折り曲げる。そして、側板55Bの外面と貼着板56の内面とを、熱溶融樹脂等の接着剤を用いて貼着(ホットメルト)する。但し、側板55Bの内面に貼着板56を貼着してもよい。
次に、側板55A,55Bに対して内フラップ61,61を折り曲げる。ついで、天板54に対して外フラップ63Aを折り曲げるとともに、底板53に対して外フラップ63Bを折り曲げる。そして、内フラップ61,61と外フラップ63A,63Bの重なり合った部分を、ホットメルトによって貼着する。これにより、蓋部60が形成され、外周部52の両端の開口が封緘される。
(開封用破断部の構造)
図7から図9に示すように、内フラップ61には、外フラップ63Aの操作により内フラップ61を破断するための第1破断部35が設けられている。本実施形態の内フラップ61には、先端から側板55A,55Bに向けて、Y方向に切り欠いた切欠部67が形成されている。第1破断部35は、この切欠部67(先端側)から折曲線62に向けて、外フラップ63Aの折曲線64に沿って延びている。また、第1破断部35を形成するZ方向の高さ位置は、外フラップ63Bの全高よりも天板54側に偏っている。図8に最も明瞭に示すように、第2実施形態の第1破断部35には、第1破断部35を構成する複数の切断線のうちの1本に、下向きに傾斜したガイド部が形成されている。
側板55A,55Bには、第1実施形態と同様の操作部37と、操作部37の操作により側板55A,55Bを破断するため第2破断部42とが設けられている。第2破断部42は、操作部37のX方向の外端から内フラップ61側の折曲線62に向けて、側板55A,55Bの天板54側の折曲線57に沿ってX方向に延びている。
第2実施形態では、開封状態での底板53側の開口面積を大きくするために、操作部37は、側板55A,55BのZ方向の中央よりも下側に形成されている。第2破断部42は、操作部37側の端42aが操作部37の端(交点)に位置し、折曲線62側の端42bが側板55A,55BのZ方向の概ね中央に位置されている。詳しくは、第2破断部42は、操作部37からX方向外側に延びる第1破断線42Aと、第1破断線42Aの端から側板55A,55BのZ方向中央に向けて外向きに傾斜する第2破断線42Bと、第2破断線42Bの端から折曲線62に向けて延びる第3破断線42Cとを備える。
切込部44は、内フラップ61と側板55A,55Bの間の折曲線62上に設けられている。
図10に示すように、第1破断部35の端35b、第2破断部42の端42b、及び切込部44の形成位置の関係は、第1実施形態と同様に、第2の間隔Bが第1の間隔Aよりも小さく設定され(A>B)、第3の間隔Cが第1の間隔Aよりも小さく設定されている(A>C)。また、切込部44の端44a,44bと、折曲線64,65の位置の関係(間隔D1,D2)も、第1実施形態と同様に設けられている。
よって、第2実施形態の包装箱50では、第1実施形態と同様に、内フラップ61と側板55A,55Bの間の稜部の強度が過度に低下することを防止できる。また、包装箱50の剛性低下を最小限に抑えることができる。その結果、搬送中に包装箱50と落としたり他の物品が衝突したりしても、稜部が潰れることはない。また、包装箱50を積み重ねた場合にも、稜部が潰れることはない。
側板55A,55Bと、側板55Bに一体化された貼着板56には、開封用の補助折曲線48,49が設けられている。そのうち、第2補助折曲線49は、1本の逆罫線によって構成されている点で、第1実施形態と相違する。なお、外フラップ63Aには、開封用の補助折曲線は形成していない。
(包装箱の開封作業)
図7に示すように、包装箱50を開封する場合、例えば、先に外フラップ63A,63Bの間に手を差し込み、矢印αで示すように、天板54側の外フラップ63AをX方向外向きかつZ方向上向きに引っ張る。これにより、第1破断部35に沿って内フラップ61が破断される。そして、この破断は、第1破断部35の端35bから切込部44に至ることで止まる。
その後、図11に示すように、外フラップ63Aを把持した操作を更に続けることで、切込部44を起点として、操作方向と延在方向が同じ折曲線62に沿って、内フラップ61と側板55A,55Bの間(稜部)が破断される。
次に、操作部37を開口させ、その開口部分か包装箱50内に手を差し込み、矢印βで示すように、側板55A,55Bの天板54側をY方向外向きかつZ方向上向きに引っ張る。これにより、第2破断部42に沿って側板55A,55Bの破断が開始される。また、第1補助折曲線48に沿って側板55A,55Bが山折れし、第2補助折曲線49に沿って側板55A,55Bが谷折れする。この補助折曲線48,49の折れ曲がりにより、第2破断部42に沿った側板55A,55Bの破断が促進される。そして、この破断は、第2破断部42の端42bから切込部44に至ることで止まる。
これにより包装箱50は、図12に示すように、底板53側をトレイ状とし、天板54側を展開状態のシート状とした、開封状態になる。なお、包装箱50の開封作業は、側板55A,55Bの破断後、内フラップ61の破断を行ってもよい。
このように、第2実施形態の包装箱50では、第1実施形態と同様に、意図した開封状態に作業性よく開封できる。また、天板54側は展開状態に解体されているため、嵩張ることはなく、廃棄する際の利便性を向上できる。また、第2実施形態の包装箱50は、第1実施形態に示す第1操作部30を設ける必要がない分、包装箱50の剛性低下を効果的に抑えることができる。
(切込部の変形例)
図13Aから図13Gは、折曲線16,62上に形成する切込部44の変形例を示す。切込部44は、図13Aと図13Bのように形成位置を変更してもよいし、図13Cから図13Eのように一部又は全体を傾斜させてもよいし、図13Fと図13Gのように複数の切断線によって構成してもよい。
図13Aの変形例では、切込部44の下側の端44bは、第1破断部35と第2破断部42のいずれよりも、折曲線26,64側(操作する向き)に位置するように設定されている。図13Bの変形例では、切込部44の下側の端44bは、第1破断部35と第2破断部42のいずれよりも、折曲線20,65側(操作する向きと逆側)に位置するように設定されている。
また、切込部44の上側の端44aは、上側の第1破断部35よりも折曲線20,65側(操作する向きと逆側)に位置し、切込部44の下側の端44bは、下側の第2破断部42よりも折曲線26,64側(操作する向き)に位置するように、設定してもよい。つまり、切込部44は、Z方向における第1破断部35と第2破断部42の間に設けてもよい。
図13Cの変形例では、切込部44は、折曲線16,62に沿って延びる鉛直部44Aと、鉛直部44Aの上端から折曲線16,62に対して傾斜して延びる傾斜部44Bとを備える。図13Dの変形例では、切込部44は、折曲線16,62に沿って延びる鉛直部44Aと、鉛直部44Aの下端から折曲線16,62に対して傾斜して延びる傾斜部44Bとを備える。これらの傾斜部44Bは、2番目に破断することを基本として設定した第2破断部42側へ突出している。
図13Eの変形例では、切込部44は、1本の切断線からなり、全体として折曲線16,62に対して傾斜されている。この例では、切込部44の上側の端44aが、下側に位置する第2破断線42側に位置し、切込部44の下側の端44bが、上側に位置する第1破断線35側に位置するように、傾斜されている。これにより、第1破断線35に沿った破断に続いて第2破断線42に沿って破断すること、又は第2破断線42に沿った破断に続いて第1破断線35に沿って破断することを防止している。つまり、破断部35,42に沿った破断を切込部44で確実に止めることができる。但し、切込部44は、図13Eとは逆向き(折曲線16,62に対して線対称)に傾斜させてもよい。
図13Fの変形例では、切込部44は、折曲線16,62に対して傾斜された複数(図示では3本)の切断線からなる切断線群によって構成されている。個々の切断線は、折曲線16,62に沿って、定められた間隔をあけて設けられている。この場合、最も折曲線26,64側(操作する向き)に位置する切断線の端44aから、最も折曲線20,65側(操作する向きと逆側)に位置する切断線の端44bまでの間隔(全長L1に相当)は、5mm以上150mm以下に設定することが好ましい。また、切込部44を構成する個々の切断線の傾斜方向は、図13Eと同様に、逆向きとしてもよい。
図13Gの変形例では、切込部44は、傾斜した切断線の一端が折曲線16,62上に位置するように設けられている。この例では、切込部44の上側の端44aは第1破断線35の端35bよりも下側に位置され、切込部44の下側の端44bは第2破断線42の端42bよりも上側に位置されている。また、切込部44は、第2破断部42側の端が折曲線16,62上に位置されているが、第1破断部35側の端が折曲線16,62上に位置されてもよい。また、切込部44を構成する切断線の傾斜方向は、逆向きでもよい。
また、図13Cから図13Gに示すように、切込部44は、一部が折曲線16,62(第1辺)上に位置していればよい。つまり、第1辺上に設けられた切込部とは、全体が第1辺上に位置する構成は勿論、一部だけが第1辺上に位置する構成が含まれる。
なお、本発明の包装箱10,50は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、第1実施形態の包装箱10では、一対の端板13A,13Bのうちの一方だけに第1破断部35を設け、一対の側板14A,14Bのうちの一方だけに第2破断部42を設けてもよい。また、第2実施形態の包装箱50でも、一対の蓋部60,60のうちの一方の内フラップ61だけに第1破断部35を設け、一対の側板55A,55Bのうちの一方だけに第2破断部42を設けてもよい。つまり、包装箱の破断構造は、上下に二分割する構成に限られず、必要に応じて変更が可能である。
図14に示すように、第1実施形態の包装箱10では、外周部12は、端板13A,13Bと側板14A,14Bの間に面取り板70を備えていてもよい。この場合、切込部44は、図示のように端板13A,13Bと面取り板70の間の折曲線16上に設けてもよいし、側板14A,14Bと面取り板70の間の折曲線16上に設けてもよい。また、図15に示すように、第2実施形態の包装箱50でも、内フラップ61,61と側板55A,55Bの間に面取り板71を設けてもよい。
つまり、第1実施形態の包装箱10では、端板(第1側板)13A,13Bと側板(第2側板)14A,14Bとが、面取り板70を介して連設されていてもよい。第2実施形態の包装箱50では、内フラップ61と側板55A,55Bとが、面取り板71を介して連設されていてもよい。このように、包装箱の平面視、側面視、並びに端面視の形状(角数)は、必要に応じて変更が可能である。
第1破断部35と第2破断部42とは、Z方向の同じ位置に形成してもよいし、第1破断部35よりも第2破断部42の方を折曲線26,64側に配置してもよい。
壁板の破断を促進するために、各実施形態では第1補助折曲線46,48と第2補助折曲線47,49を設けたが、図15に示すように、第2補助折曲線49(47)は設けることなく、第1補助折曲線48(46)のみを設けてもよい。
また、包装箱10,50の素材は、紙製の段ボールシートに限らず、樹脂製の段ボールシートであってもよい。また、包装箱10,50の素材は、段ボールシートに限られず、単一の厚紙や樹脂シートであってもよい。
10…包装箱
12…外周部
13A,13B…端板(第1側板)
14A,14B…側板(第2側板)
15…貼着板
16…折曲線(第1辺)
18…下蓋部(第2連続板)
19A,19B…内フラップ
20…折曲線(第2辺と対向する辺)
21A,21B…外フラップ
22…折曲線(第3辺と対向する辺)
24…上蓋部(第1連続板)
25A,25B…内フラップ
26…折曲線(第2辺)
27A,27B…外フラップ
28…折曲線(第3辺)
30…第1操作部
31…折曲線
32…第1破断線
33…第2破断線
35…第1破断部
35a…第1操作部側の端
35b…第1辺側の端
37…第2操作部
38…折曲線
39…第1破断線
40…第2破断線
42…第2破断部
42a…第2操作部側の端
42b…第1辺側の端
42A…第1破断線
42B…第2破断線
42C…第3破断線
44…切込部
44a…上蓋部側の端
44b…下蓋部側の端
46…第1補助折曲線
47…第2補助折曲線
48…第1補助折曲線
49…第2補助折曲線
50…包装箱
52…外周部
53…底板(第2連続板)
54…天板(第1連続板)
55A,55B…側板
56…貼着板
57…折曲線(第3辺)
60…蓋部
61…内フラップ
62…折曲線(第1辺)
63A…外フラップ(第1外フラップ)
63B…外フラップ(第2外フラップ)
64…折曲線(第2辺)
65…折曲線
67…切欠部
70…面取り板
71…面取り板

Claims (8)

  1. 第1辺と、前記第1辺に交差する第2辺を有する第1側板と、
    前記第1辺と前記第2辺に交差する第3辺を有し、前記第1辺に連設され、前記第1側板に対して折り曲げられた第2側板と、
    前記第1側板に設けられ、前記第2辺に向けて操作される第1操作部と、
    前記第2側板に設けられ、前記第3辺に向けて操作される第2操作部と、
    前記第1側板に設けられ、前記第1操作部側から前記第1辺に向けて前記第2辺に沿って延びる第1破断部と、
    前記第2側板に設けられ、前記第2操作部側から前記第1辺に向けて前記第3辺に沿って延びる第2破断部と、
    前記第1側板の前記第1辺上に設けられた切込部と
    を備え、
    前記第1破断部の前記第1辺側の端と、前記第2破断部の前記第1辺側の端とは、前記第1側板の前記第1辺が延びる方向に間隔をあけて位置するとともに、定められた第1の間隔をあけて位置し、
    前記第1破断部の前記端と前記切込部は、前記第1の間隔よりも小さい第2の間隔をあけて位置し、
    前記第2破断部の前記端と前記切込部は、前記第1の間隔よりも小さい第3の間隔をあけて位置しており、
    前記切込部のうち前記第1側板の前記第2辺側に位置する一端は、前記第1破断部及び前記第2破断部よりも前記第2辺側に位置し、
    前記切込部のうち前記第1側板の前記第2辺と対向する対向辺側に位置する他端は、前記第1破断部の前記端と前記第2破断部の前記端のうち少なくとも前記第2辺側に位置する方よりも前記対向辺側に位置し、
    前記第1操作部の操作による前記第1破断部に沿った前記第1側板の破断、前記第2操作部の操作による前記第2破断部に沿った前記第2側板の破断、及びこれらの破断のいずれかに引き続く前記切込部を起点とする前記第1辺に沿った破断によって、開封可能である、包装箱。
  2. 前記切込部の前記他端は、前記第1破断部の前記端と前記第2破断部の前記端のうち少なくとも前記対向辺側に位置する方よりも前記第2辺側に位置する、請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記第1側板は、対向して一対配置され、
    前記第2側板は、前記第1側板の両端に対向して一対配置されており、
    前記第1側板の前記第2辺と、前記第2側板の前記第3辺とにそれぞれ連設された第1連続板と、
    前記第1側板の前記第2辺と対向する辺と、前記第2側板の前記第3辺と対向する辺とにそれぞれ連設された第2連続板と
    を更に備え、
    前記第1破断部に沿った前記第1側板の破断、前記第2破断部に沿った前記第2側板の破断、及び前記切込部を起点とする前記第1辺に沿った破断によって、前記第1連続板側と前記第2連続板側とに分割される、請求項1又は2に記載の包装箱。
  4. 前記切込部の前記一端は、前記第1側板の前記第2辺に対して30mm以上の間隔をあけて位置している、請求項1から3のいずれか1項に記載の包装箱。
  5. 前記切込部の前記他端は、前記第1側板の前記対向辺に対して30mm以上の間隔をあけて位置している、請求項1から4のいずれか1項に記載の包装箱。
  6. 前記切込部の全長は2mm以上20mm以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載の包装箱。
  7. 第1辺を有する内フラップと、
    前記内フラップの前記第1辺に交差する第2辺を有し、前記内フラップの外面に固着され、前記第2辺に向けて開封操作される第1外フラップと、
    前記内フラップの前記第1辺と前記第1外フラップの前記第2辺と交差する第3辺を有し、前記内フラップの前記第1辺に連設され、前記内フラップに対して折り曲げられた側板と、
    前記側板に設けられ、前記第3辺に向けて操作される操作部と、
    前記内フラップに設けられ、前記内フラップの前記第1辺と対向する先端側から前記第1辺に向けて前記第1外フラップの前記第2辺に沿って延びる第1破断部と、
    前記側板に設けられ、前記操作部側から前記第1辺に向けて前記第3辺に沿って延びる第2破断部と、
    前記内フラップの前記第1辺上に設けられた切込部と
    を備え、
    前記第1破断部の前記第1辺側の端と、前記第2破断部の前記第1辺側の端とは、前記内フラップの前記第1辺が延びる方向に間隔をあけて位置するとともに、定められた第1の間隔をあけて位置し、
    前記第1破断部の前記端と前記切込部は、前記第1の間隔よりも小さい第2の間隔をあけて位置し、
    前記第2破断部の前記端と前記切込部は、前記第1の間隔よりも小さい第3の間隔をあけて位置しており、
    前記切込部のうち前記第1外フラップの前記第2辺側に位置する一端は、前記第1破断部及び前記第2破断部よりも前記第2辺側に位置し、
    前記切込部のうち前記第1外フラップの前記第2辺と対向する対向辺側に位置する他端は、前記第1破断部の前記端と前記第2破断部の前記端のうち少なくとも前記第2辺側に位置する方よりも前記対向辺側に位置し、
    前記第1外フラップの操作による前記第1破断部に沿った前記内フラップの破断、前記操作部の操作による前記第2破断部に沿った前記側板の破断、及びこれらの破断のいずれかに引き続く前記切込部を起点とする前記第1辺に沿った破断によって、開封可能である、包装箱。
  8. 対向配置された一対の前記内フラップと、前記内フラップにそれぞれ固着された前記第1外フラップと、前記内フラップの前記第1辺に沿って前記第1外フラップに並べて前記内フラップにそれぞれ固着された第2外フラップとを有し、間隔をあけて対向配置された一対の前記側板の両端に対向配置された一対の蓋部と、
    前記第1外フラップと前記側板にそれぞれ連設された第1連続板と、
    前記第2外フラップと前記側板にそれぞれ連設された第2連続板と
    を更に備え、
    前記第1破断部に沿った前記内フラップの破断、前記第2破断部に沿った前記側板の破断、及び前記切込部を起点とする前記第1辺に沿った破断によって、前記第1連続板側と前記第2連続板側とに分割される、請求項7に記載の包装箱。
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