JP6343731B1 - 箱用シート、箱用シートの製造方法及びトムソン型 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に、本発明の第一実施形態に係る箱用シートを示す。なお、図1において、太い実線はシート材を切断した切断線を示し、細い実線はシート材の裏面側(組立て時に内側に配置される面)に筋押しして形成される罫線を示す。従って、図1において破線状に見える部分は、シート材が断続的に切断されている。
第1破断容易線14は、図3に示すように、当該箱用シートを組み立ててなる箱体において、その最下点から両端に向かって破断され、前第2側面パネル3に開口を形成する。つまり、第1破断容易線14は、当該箱用シートを組み立ててなる箱体に形成される開口の外縁を画定する。
第2破断容易線15,16は、前第2側面パネル3と前第2蓋フラップ10との境界を画定する罫線、及び第1側面パネル1,2と第1蓋フラップ6,7との境界を画定する罫線に重畳して形成される。
第3破断容易線17,18は、第1蓋フラップ6,7の前第2側面パネル3側の先端角部を例えば三角形状に切除して、当該箱用シートを組み立ててなる箱体において一対の第1蓋フラップ6,7及び一対の第2蓋フラップ10,11により形成される蓋体の中央前部に例えば二等辺三角形状の開口を形成することを可能にする。
当該箱用シートを組み立ててなる箱体は、第1破断容易線14と第2破断容易線15,16の前第2側面パネル3の上縁に重なる部分とを切断することにより、前第2側面パネル3の中央上部及び前第2蓋フラップ10全体を一体に切除して、前第2側面パネル3に開口を形成し、収容する物品を取り出すことができる展示台として使用できる。
図4に、本発明の第二実施形態に係る箱用シートを示す。図4の箱用シートは、図1の箱用シートと同様に、1枚のシート材から形成され、箱状に組み立てることができる。
図1の箱用シート及び図4の箱用シートは、それ自体が本発明の別の実施形態である箱用シートの製造方法によって製造することができる。
A式ケース用シート形成工程は、一般的な製造装置を用いた周知の方法により、所望のサイズのA式ケース用シートを形成する。
破断容易線形成工程では、図6のトムソン型を用いて、第1破断容易線14、一対の第2破断容易線15,16及び一対の第3破断容易線17,18並びに必要に応じて補助罫線19を形成することにより、A式ケース用シートを本発明に係る箱用シートにする。
当該トムソン型は、不図示のダイカッターに固定される板状(ロータリーダイカッターを用いる場合は円筒面状に湾曲したものとすることができる)の基材21と、この基材21の表面に切断刃部分が突出するよう埋設され、第1破断容易線14を形成する第1トムソン刃22と、一対の第2破断容易線15,16を形成する一対の第2トムソン刃23,24と、一対の第3破断容易線17,18を形成する一対の第3トムソン刃25,26と、必要に応じて補助罫線19を形成する罫線押型27とを備える。
当該トムソン型及び当該箱用シートの製造方法は、多様なサイズのものを安価に製造できる製造設備が広く普及している一般的なA式ケース用シートに、共通のトムソン型を用いて、第1破断容易線14、一対の第2破断容易線15,16及び一対の第3破断容易線17,18を形成することで、箱状に組み立てた状態で前第1側面パネルに開口を形成できる図1の箱用シート及び図4の箱用シート、並びにさらに異なる寸法の箱用シートを製造することができる。このように、当該トムソン型及び当該箱用シートの製造方法は、1つの当該トムソン型を共用できるので、寸法が異なる複数の箱用シートを比較的安価に製造することができる。
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
2 右第1側面パネル
3 前第2側面パネル
4 後第2側面パネル
5 継ぎしろ
6 左第1蓋フラップ
7 右第1蓋フラップ
8 左第1底フラップ
9 右第1底フラップ
10 前第2蓋フラップ
11 後第2蓋フラップ
12 前第2底フラップ
13 後第2底フラップ
14 第1破断容易線
15 左第2破断容易線
16 右第2破断容易線
17 左第3破断容易線
18 右第3破断容易線
19 補助罫線
20 破断開始部
21 基材
22 第1トムソン刃
23,24 第2トムソン刃
25,26 第3トムソン刃
27 罫線押型
Claims (5)
- 1枚のシート材から形成され、
左右方向に交互に連設されて四角筒状に連結される一対の第1側面パネル及び一対の第2側面パネルと、
上記一対の第1側面パネルの上縁から延出する一対の第1蓋フラップ及び下縁から延出する一対の第1底フラップと、
上記一対の第2側面パネルの上縁から延出する一対の第2蓋フラップ及び下縁から延出する一対の第2底フラップと
を備え、
箱状に組み立て可能な箱用シートであって、
上記一対の第1側面パネルに挟まれる上記第2側面パネルの上縁を両端とし、上記一対の第1側面パネルに挟まれる第2側面パネルの左右方向中央部に最下点を有する下方に凸状に形成される第1破断容易線と、
上記第1破断容易線の両端からそれぞれ左右方向外側に延び、少なくとも外側の端部が上記第1側面パネルの上縁に重なるよう形成される一対の第2破断容易線と、
上記第1破断容易線の両端の上方をそれぞれ起点として左右方向外側且つ上方に傾斜して延び、上記第1蓋フラップの上縁に達するよう形成される一対の第3破断容易線と
を有することを特徴とする箱用シート。 - 上記第2破断容易線の長さが上記第1破断容易線の両端間の距離の20%以上80%以下である請求項1に記載の箱用シート。
- 上記第1破断容易線の端部と上記第3破断容易線の起点との距離が上記第1破断容易線の両端間の距離の5%以上30%以下であり、
上記第3破断容易線の左右方向に対する平均傾斜角度が15°以上60°以下である請求項1又は請求項2に記載の箱用シート。 - 側面に開口を形成可能な箱体を形成できる箱用シートの製造方法であって、
1枚のシート材から形成され、
左右方向に交互に連設されて四角筒状に連結される一対の第1側面パネル及び一対の第2側面パネルと、
上記一対の第1側面パネルの上縁から延出する一対の第1蓋フラップ及び下縁から延出する一対の第1底フラップと、
上記一対の第2側面パネルの上縁から延出する一対の第2蓋フラップ及び下縁から延出する一対の第2底フラップと
を有するA式ケース用シートを形成する工程と、
上記A式ケース用シートに、トムソン型を用いて、
上記一対の第1側面パネルに挟まれる上記第2側面パネルの上縁を両端とし、上記一対の第1側面パネルに挟まれる第2側面パネルの左右方向中央部に最下点を有する下方に凸状に形成される第1破断容易線と、
上記第1破断容易線の両端からそれぞれ左右方向外側に延び、少なくとも外側の端部が上記第1側面パネルの上縁に重なるよう形成される一対の第2破断容易線と、
上記第1破断容易線の両端の上方をそれぞれ起点として左右方向外側且つ上方に傾斜して延び、上記第1蓋フラップの上縁に達するよう形成される一対の第3破断容易線と
を形成する工程と
を備えることを特徴とする箱用シートの製造方法。 - 1枚のシート材から形成され、
左右方向に交互に連設されて四角筒状に連結される一対の第1側面パネル及び一対の第2側面パネルと、
上記一対の第1側面パネルの上縁から延出する一対の第1蓋フラップ及び下縁から延出する一対の第1底フラップと、
上記一対の第2側面パネルの上縁から延出する一対の第2蓋フラップ及び下縁から延出する一対の第2底フラップと
を有し、
箱状に組み立て可能なA式ケース用シートを加工することにより、側面に開口を形成可能な箱体を形成可能な箱用シートを製造するためのトムソン型であって、
上記一対の第1側面パネルに挟まれる上記第2側面パネルの上縁を両端とし、上記一対の第1側面パネルに挟まれる第2側面パネルの左右方向中央部に最下点を有する下方に凸状に形成される第1破断容易線を形成する第1トムソン刃と、
上記第1破断容易線の両端からそれぞれ左右方向外側に延び、少なくとも外側の端部が上記第1側面パネルの上縁に重なる一対の第2破断容易線を形成する一対の第2トムソン刃と、
上記第1破断容易線の両端の上方をそれぞれ起点として左右方向外側且つ上方に傾斜して延び、上記第1蓋フラップの上縁に達する一対の第3破断容易線を形成する一対の第3トムソン刃と
を備えることを特徴とするトムソン型。
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