JP6046988B2 - スイッチ駆動回路 - Google Patents

スイッチ駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JP6046988B2
JP6046988B2 JP2012253022A JP2012253022A JP6046988B2 JP 6046988 B2 JP6046988 B2 JP 6046988B2 JP 2012253022 A JP2012253022 A JP 2012253022A JP 2012253022 A JP2012253022 A JP 2012253022A JP 6046988 B2 JP6046988 B2 JP 6046988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
signal
dead time
slew rate
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012253022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014103485A (ja
Inventor
拓也 服部
拓也 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2012253022A priority Critical patent/JP6046988B2/ja
Priority to US14/080,219 priority patent/US9148078B2/en
Publication of JP2014103485A publication Critical patent/JP2014103485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6046988B2 publication Critical patent/JP6046988B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/08Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/38Means for preventing simultaneous conduction of switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/162Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/15Arrangements in which pulses are delivered at different times at several outputs, i.e. pulse distributors
    • H03K5/151Arrangements in which pulses are delivered at different times at several outputs, i.e. pulse distributors with two complementary outputs
    • H03K5/1515Arrangements in which pulses are delivered at different times at several outputs, i.e. pulse distributors with two complementary outputs non-overlapping
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K2005/00013Delay, i.e. output pulse is delayed after input pulse and pulse length of output pulse is dependent on pulse length of input pulse
    • H03K2005/00019Variable delay
    • H03K2005/00058Variable delay controlled by a digital setting
    • H03K2005/00071Variable delay controlled by a digital setting by adding capacitance as a load

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

本発明は、スイッチ駆動回路に関する。
従来より、異なる2電位間に直列接続された第1スイッチと第2スイッチを相補的にオン/オフさせるスイッチ駆動回路では、各スイッチのオン/オフ状態を切り替える際に、貫通電流の防止を目的として、双方のスイッチをいずれもオフとするデッドタイム(同時オン防止期間)が設けられている(例えば、特許文献1を参照)。
また、従来より、スイッチをオン/オフさせるゲート信号のスルーレートを調整することが可能な出力ドライバ回路も開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2010−178437号公報 特開2006−325256号公報
上記デッドタイムには、スイッチ(MOSFET[metal oxide semiconductor field effect transistor]やIGBT[insulated gate bipolar transistor]など)に寄生するボディダイオードに電流が流れるので、その順方向降下電圧に起因する電力損失が発生する。従って、効率向上(消費電力低減)を鑑みると、デッドタイムはできるだけ短い方が望ましい。しかしながら、デッドタイムを短く設定し過ぎると、第1スイッチと第2スイッチが同時オンしやすくなるので、貫通電流を生じる危険性が高まる。そのため、デッドタイムは、効率向上と安全性確保の双方を考慮しつつ、適切な長さに設定することが重要となる。
ところで、貫通電流を防止するために必要となる最小限のデッドタイムは、種々の回路条件(スルーレートや入力電圧など)によって変化する。しかしながら、従来のスイッチ駆動回路では、予め想定された一定の回路条件の下で、デッドタイムが固定的に設定されていた。そのため、回路条件が変わるとデッドタイムの過不足を生じるおそれがあった。
本発明は、本願の発明者により見出された上記の問題点に鑑み、デッドタイムを適切に設定することのできるスイッチ駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本明細書中に開示されているスイッチ駆動回路は、第1端が第1電圧の印加端に接続された第1スイッチと、第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記第1電圧よりも低い第2電圧の印加端に接続された第2スイッチと、を相補的にオン/オフさせるように、第1スイッチ信号と第2スイッチ信号を生成するスイッチ信号生成部と;前記第1スイッチ信号の入力を受けて前記第1スイッチをオン/オフさせるための第1ゲート信号を生成する第1ドライバ部と;前記第2スイッチ信号の入力を受けて前記第2スイッチをオン/オフさせるための第2ゲート信号を生成する第2ドライバ部と;前記第1スイッチがオフされてから前記第2スイッチがオンされるまでの第1デッドタイム、及び、前記第2スイッチがオフされてから前記第1スイッチがオンされるまでの第2デッドタイムを各々設定するデッドタイム設定部と;を有し、前記第1ドライバ部及び前記第2ドライバ部の少なくとも一方は、スルーレート設定信号に応じて各ゲート信号のスルーレートを変化させるスルーレート設定部を含み、前記デッドタイム設定部は、前記スルーレート設定信号と前記第1電圧の少なくとも一方に応じて、前記第1デッドタイム及び前記第2デッドタイムの少なくとも一方を可変制御する構成(第1の構成)とされている。
なお、第1の構成から成るスイッチ駆動回路において、前記デッドタイム設定部は、前記スルーレートが速いほど、ないしは、前記第1電圧が低いほど、前記第1デッドタイム及び前記第2デッドタイムを短縮する構成(第2の構成)にするとよい。
また、第2の構成から成るスイッチ駆動回路において、前記デッドタイム設定部は、前記第1ゲート信号に前記第1デッドタイム相当の遅延を与えて第1遅延ゲート信号を生成する第1遅延部と、前記第2ゲート信号に前記第2デッドタイム相当の遅延を与えて第2遅延ゲート信号を生成する第2遅延部と、を含み、前記スイッチ信号生成部は、基準スイッチ信号と前記第1遅延ゲート信号とを論理合成することにより、前記第1スイッチがオフされてから前記第1デッドタイムの経過後に前記第2スイッチがオンされるように前記第2スイッチ信号を生成する一方、前記基準スイッチ信号と前記第2遅延ゲート信号とを論理合成することにより、前記第2スイッチがオフされてから前記第2デッドタイムの経過後に前記第1スイッチがオンされるように前記第1スイッチ信号を生成する構成(第3の構成)にするとよい。
また、第3の構成から成るスイッチ駆動回路において、前記第1遅延部及び前記第2遅延部の少なくとも一方は、前記スルーレート制御信号と前記第1電圧の少なくとも一方に応じて、各ゲート信号に与える遅延を可変制御する構成(第4の構成)にするとよい。
また、第4の構成から成るスイッチ駆動回路において、前記遅延の大きさは、キャパシタの両端間電圧が放電開始から所定の時定数を持って閾値を下回るまでの放電時間によって決定される構成(第5の構成)にするとよい。
また、第5の構成から成るスイッチ駆動回路において、前記キャパシタの容量値は、前記スルーレート設定信号によって可変制御される構成(第6の構成)にするとよい。
また、第5または第6の構成から成るスイッチ駆動回路において、前記キャパシタは、放電開始前にその両端間電圧が前記第1電圧となるまで充電される構成(第7の構成)にするとよい。
また、第1〜第7いずれかの構成から成るスイッチ駆動回路において、前記スルーレート設定部は、前記スルーレート設定信号に応じてプリドライバの出力抵抗値を可変制御する構成(第8の構成)にするとよい。
また、第1〜第7いずれかの構成から成るスイッチ駆動回路において、前記スルーレート設定部は、前記スルーレート設定信号に応じて複数候補中から駆動すべきプリドライバを決定する構成(第9の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されているスイッチ駆動装置は、第1スイッチと第2スイッチを含むスイッチ出力段と、前記スイッチ出力段を駆動する第1〜第9いずれかの構成から成るスイッチ駆動回路と、を有する構成(第10の構成)とされている。
また、本明細書中に開示されているスイッチングレギュレータは、第10の構成から成るスイッチ駆動装置を有し、スイッチ出力段を駆動して入力電圧から出力電圧を生成する構成(第11の構成)とされている。
また、本明細書中に開示されているモータドライバは、第10の構成から成るスイッチ駆動装置を有し、スイッチ出力段を駆動してモータに駆動電流を供給する構成(第12の構成)とされている。
また、本明細書中に開示されている電子機器は、第11の構成から成るスイッチングレギュレータ、若しくは、第12の構成から成るモータドライバを有する構成(第13の構成)とされている。
本発明によれば、デッドタイムを適切に設定することのできるスイッチ駆動回路を提供することが可能となる。
降圧型スイッチングレギュレータの一構成例を示すブロック図 デッドタイム付与動作の一例を示すタイミングチャート 遅延部241の一構成例を回路図 遅延ゲート信号G1dの第1生成例を示すタイミングチャート デッドタイムTd1の第1調整例を示すタイミングチャート 遅延ゲート信号G1dの第2生成例を示すタイミングチャート デッドタイムTd1の第2調整例を示すタイミングチャート キャパシタA6の一構成例を示す回路図 ドライバ部21及び22の第1構成例を示す回路図 ドライバ部21及び22の第2構成例を示す回路図 ドライバ部21のスルーレート調整例を示す波形図 ドライバ部22のスルーレート調整例を示す波形図 テレビの一構成例を示すブロック図 テレビの正面図 テレビの側面図 テレビの背面図 昇圧型スイッチングレギュレータの一構成例を示すブロック図 モータドライバの一構成例を示すブロック図
<降圧型スイッチングレギュレータ>
図1は、降圧型スイッチングレギュレータの一構成例を示すブロック図である。本構成例の降圧型スイッチングレギュレータaは、半導体装置1と、これに外付けされる種々のディスクリート部品(コイルL1、キャパシタC1、抵抗R1及びR2)と、を有する。
半導体装置1は、スイッチ出力段10とスイッチ駆動回路20を集積化したスイッチングレギュレータIC(スイッチ駆動装置に相当)であり、外部との電気的な接続を確立するために、少なくとも外部端子T1〜T5を有する。半導体装置1の外部において、外部端子(電源端子)T1は、入力電圧Viの印加端に接続されている。外部端子(スイッチ端子)T2は、コイルL1の第1端(スイッチ電圧Vswの印加端)に接続されている。コイルL1の第2端、キャパシタC1の第1端、及び、抵抗R1の第1端は、いずれも出力電圧Voの印加端に接続されている。キャパシタC1の第2端は、接地電圧GNDの印加端に接続されている。コイルL1とキャパシタC1は、外部端子T2に現れる矩形波状のスイッチ電圧Vswを整流及び平滑して出力電圧Voを生成する整流平滑部として機能する。抵抗R1の第2端、及び、抵抗R2の第1端は、いずれも、半導体装置1の外部端子(帰還端子)T4に接続されている。抵抗R2の第2端は、接地電圧GNDの印加端に接続されている。抵抗R1及びR2は、互いの接続ノードから帰還電圧Vfb(出力電圧Voの分圧電圧)を出力する帰還電圧生成部として機能する。外部端子(接地端子)T3は、接地電圧GNDの印加端に接続されている。外部端子(スルーレート設定端子)T5は、スルーレート設定信号Scの印加端に接続されている。
スイッチ出力段10は、スイッチ11(Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ)とスイッチ12(Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ)を含む。スイッチ11の第1端(ソース)は、外部端子T1(入力電圧Viの印加端)に接続されている。スイッチ11の第2端(ドレイン)とスイッチ12の第1端(ドレイン)は、いずれも外部端子T2に接続されている。スイッチ12の第2端(ソース)は、外部端子T3(接地電圧GNDの印加端)に接続されている。スイッチ11及び12の制御端(ゲート)は、それぞれ、ゲート信号G1及びG2の印加端に接続されている。スイッチ11は、ゲート信号G1がハイレベルであるときにオフとなり、ゲート信号G1がローレベルであるときにオンとなる。一方、スイッチ12は、ゲート信号G2がローレベルであるときにオフとなり、ゲート信号G2がハイレベルであるときにオンとなる。
スイッチ駆動回路20は、スイッチ出力段10を駆動する回路ブロックであり、ドライバ部21及び22と、スイッチ信号生成部23と、デッドタイム設定部24と、を含む。
ドライバ部21は、スイッチ信号S1の入力を受けてスイッチ11をオン/オフさせるためのゲート信号G1を生成する。一方、ドライバ部22は、スイッチ信号S2の入力を受けてスイッチ12をオン/オフさせるためのゲート信号G2を生成する。なお、ドライバ部21及び22は、スルーレート設定信号Scに応じてゲート信号G1及びG2のスルーレートを各々変化させるスルーレート設定部を含む。この点については後述する。
スイッチ信号生成部23は、スイッチ11及び12を相補的(排他的)にオン/オフさせるようにスイッチ信号S1及びS2を生成する回路ブロックであり、制御部231と、ORゲート232と、ANDゲート233とを含む。なお、本明細書中で用いられる「相補的(排他的)」という文言は、スイッチ11及び12のオン/オフが完全に逆転している場合のほか、貫通電流防止の観点から、スイッチ11及び12のオン/オフ遷移タイミングに所定の遅延が与えられている場合(デッドタイムが設けられている場合)も含む。
制御部231は、帰還電圧Vfbが所定の目標値と一致するように、基準スイッチ信号S0を生成する。基準スイッチ信号S0の生成手法については、公知の出力帰還制御(PWM[pulse width modulation]制御やPFM[pulse frequency modulation]制御)を適用すれば足りるため、詳細な説明は割愛する。
ORゲート232は、基準スイッチ信号S0と遅延ゲート信号G2dとの論理和演算を行うことにより、スイッチ信号S1を生成する。従って、スイッチ信号S1は、基準スイッチ信号S0と遅延ゲート信号G2dのうち、少なくとも一方がハイレベルであるときにハイレベルとなり、双方がローレベルであるときにローレベルとなる。
ANDゲート233は、基準スイッチ信号S0と遅延ゲート信号G1dとの論理積演算を行うことにより、スイッチ信号S2を生成する。従って、スイッチ信号S2は、基準スイッチ信号S0と遅延ゲート信号G2dのうち、少なくとも一方がローレベルであるときにローレベルとなり、双方がハイレベルであるときにハイレベルとなる。
デッドタイム設定部24は、スイッチ11がオフされてからスイッチ12がオンされるまでのデッドタイムTd1、及び、スイッチ12がオフされてからスイッチ11がオンされるまでのデッドタイムTd2を各々設定する回路ブロックであり、遅延部241及び242を含む。
遅延部241は、ゲート信号G1にデッドタイムTd1相当の遅延を与えて遅延ゲート信号G1dを生成する。一方、遅延部242は、ゲート信号G2にデッドタイムTd2相当の遅延を与えて遅延ゲート信号G2dを生成する。
なお、本構成例のデッドタイム設定部24は、スルーレート設定信号Scと入力電圧Viの双方に応じてデッドタイムTd1(遅延部241においてゲート信号G1に与えられる遅延の大きさ)を可変制御する構成とされている。この点については後述する。
<デッドタイム設定部>
まず、基本的なデッドタイム付与動作について、図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、デッドタイム付与動作の一例を示すタイミングチャートであり、上から順に、基準スイッチ信号S0、スイッチ信号S1(ゲート信号G1)、遅延ゲート信号G1d、スイッチ信号S2(ゲート信号G2)、遅延ゲート信号G2d、及び、スイッチ電圧Vswが描写されている。なお、図中のパルスエッジに付した番号(1)〜(10)は、論理レベルの変遷順序を示している。
時刻t11において、基準スイッチ信号S0がハイレベルに立ち上がると、スイッチ信号S1(ゲート信号G1)がハイレベルに立ち上がるので、スイッチ11がオフとなる。一方、時刻t11の時点では、遅延ゲート信号G1dがローレベルに維持されるので、スイッチ信号S2(ゲート信号G2)はハイレベルに立ち上がらず、スイッチ12はオフのままとなる。その結果、スイッチ11及び12は同時オフ状態となる。このとき、スイッチ12に寄生するボディダイオードには、外部端子T3から外部端子T2に向けて電流が流れるので、スイッチ電圧Vswは、接地電圧GNDよりもボディダイオードの順方向降下電圧Vfだけ低い負電圧(=GND−Vf)まで低下する。
時刻t11からデッドタイムTd1が経過し、時刻t12において、遅延ゲート信号G1dがハイレベルに立ち上がると、スイッチ信号S2(ゲート信号G2)がハイレベルに立ち上がるので、スイッチ12がオンとなる。その結果、スイッチ電圧Vswはほぼ接地電圧GNDまで上昇する。
その後、時刻t13には、遅延ゲート信号G2dがハイレベルに立ち上がる。ただし、この時点では、既にスイッチ信号S1がハイレベルに立ち上がっているので、スイッチ11のオン/オフ状態に変化は生じない。
一方、時刻t14において、基準スイッチ信号S0がローレベルに立ち下がると、スイッチ信号S2(ゲート信号G2)がローレベルに立ち下がるので、スイッチ12がオフとなる。一方、時刻t14の時点では、遅延ゲート信号G2dがハイレベルに維持されるので、スイッチ信号S1(ゲート信号G1)はローレベルに立ち下がらず、スイッチ11はオフのままとなる。その結果、スイッチ11及び12は同時オフ状態となる。このとき、スイッチ12に寄生するボディダイオードには、外部端子T3から外部端子T2に向けて電流が流れるので、スイッチ電圧Vswは、接地電圧GNDよりもボディダイオードの順方向降下電圧Vfだけ低い負電圧(=GND−Vf)まで低下する。
時刻t14からデッドタイムTd2が経過し、時刻t15において、遅延ゲート信号G2dがローレベルに立ち下がると、スイッチ信号S1(ゲート信号G1)がローレベルに立ち下がるので、スイッチ11がオンとなる。その結果、スイッチ電圧Vswはほぼ入力電圧Viまで上昇する。
その後、時刻t16には、遅延ゲート信号G1dがローレベルに立ち下がる。ただし、この時点では、既にスイッチ信号S2がローレベルに立ち下がっているので、スイッチ12のオン/オフ状態に変化は生じない。
このように、スイッチ信号生成部23は、基準スイッチ信号S0と遅延ゲート信号G1dとを論理合成することにより、スイッチ11がオフされてからデッドタイムTd1の経過後にスイッチ12がオンされるようにスイッチ信号S2を生成する一方、基準スイッチ信号S0と遅延ゲート信号G2dとを論理合成することにより、スイッチ12がオフされてからデッドタイムTd2の経過後にスイッチ11がオンされるようにスイッチ信号S1を生成する。このような構成とすることにより、スイッチ11及び12の同時オンを回避して、貫通電流の発生を防止することが可能となる。
次に、デッドタイムTd1の調整機能を備えた遅延部241の構成及び動作について、詳細に説明する。
図3は、遅延部241の一構成例を回路図である。本構成例の遅延部241は、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタA1と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタA2及びA3と、抵抗A4及びA5と、キャパシタA6と、インバータA7及びA8と、を含んでいる。
トランジスタA1のソースは、入力電圧Viの印加端に接続されている。トランジスタA1のドレインは、トランジスタA3のゲートに接続されている。トランジスタA1のゲートは、ゲート信号G1の印加端に接続されている。トランジスタA2のドレインは、抵抗A4を介してトランジスタA3のゲート(電圧V1の印加端)に接続されている。トランジスタA2のソースは、接地端に接続されている。トランジスタA2のゲートは、ゲート信号G1の印加端に接続されている。キャパシタA6の第1端は、トランジスタA3のゲートに接続されている。キャパシタA6の第2端は、接地端に接続されている。なお、キャパシタA6の容量値は、スルーレート設定信号Scによって可変制御される。より具体的に述べると、キャパシタA6の容量値は、ゲート信号G1及びG2のスルーレートが速いほど小さくなり、ゲート信号G1及びG2のスルーレートが遅いほど大きくなる。トランジスタA3のソースは、インバータA7の入力端と抵抗A5の第1端との接続ノード(電圧V2の印加端)に接続されている。抵抗A5の第2端は、入力電圧Viの印加端に接続されている。トランジスタA3のソースは、接地端に接続されている。インバータA7の出力端は、インバータA8の入力端に接続されている。インバータA8の出力端は、遅延ゲート信号G1dの印加端に接続されている。
図4は、遅延ゲート信号G1dの第1生成例を示すタイミングチャートであり、上から順に、ゲート信号G1、電圧V1及びV2、並びに、遅延ゲート信号G1dが描写されている。なお、図4では、スルーレート設定信号Scが一定値であり、入力電圧Viが変動値ViH/ViL(ただしViH>ViL)である場合を例に挙げて説明を行う。
時刻t21において、ゲート信号G1がハイレベルに立ち上がると、トランジスタA1がオフとなり、トランジスタA2がオンとなる。従って、キャパシタA6の両端間に蓄えられていた電圧V1は、抵抗A4の抵抗値RとキャパシタA6の容量値Cに応じた時定数τ(=R×C)で放電される。なお、時刻t21の時点では、電圧V1がトランジスタA3のオンスレッショルド電圧Vthを上回っているので、トランジスタA3はオンされたままとなる。従って、電圧V2はローレベルに維持された状態となり、延いては、遅延ゲート信号G1dもローレベルに維持された状態となる。
時刻t22において、電圧V1がトランジスタA3のオンスレッショルド電圧Vthを下回ると、トランジスタA3がオフとなるので、電圧V2がハイレベルに立ち上がり、延いては、遅延ゲート信号G1dもハイレベルに立ち上がる。
ここで、ゲート信号G1がハイレベルに立ち上がってから遅延ゲート信号G1dがハイレベルに立ち上がるまでの遅延時間(ゲート信号G1がハイレベルに立ち上がってからゲート信号G2がハイレベルに立ち上がるまでのデッドタイムTd1に相当)は、キャパシタA6の放電が開始されてから電圧V1がトランジスタA3のオンスレッショルド電圧Vthを下回るまでの放電時間によって決定される。この放電時間は、入力電圧Viが高いほど長くなり入力電圧Viが低いほど短くなる。例えば、Vi=ViHである場合には、Td1=Td1Hとなり(実線)、Vi=ViLである場合には、Td1=Td1L(<Td1H)となる(破線)。
時刻t23において、ゲート信号G1がローレベルに立ち下がると、トランジスタA1がオンとなり、トランジスタA2がオフとなる。トランジスタA1のドレインには、抵抗が接続されていないので、キャパシタA6は、電圧V1が入力電圧Viとなるまで速やかに充電される。その結果、トランジスタA3が遅滞なくオンとなるので、電圧V2がローレベルに立ち下がり、延いては、遅延ゲート信号G1dもローレベルに立ち下がる。
図5は、デッドタイムTd1の第1調整例を示すタイミングチャートであり、上から順に、ゲート信号G1及びG2、並びに、スイッチ電圧Vswが描写されている。なお、図5では、スルーレート設定信号Scが一定値であり、入力電圧Viが変動値ViH/ViL(ただしViH>ViL)である場合を例に挙げて説明を行う。
図5で示すように、スイッチ電圧Vswがハイレベルからローレベルに低下するまでの所要時間は、入力電圧Viが高いほど長くなり(実線)、入力電圧Viが低いほど短くなる(破線)。そこで、デッドタイム設定部24は、入力電圧Viが高いほどデッドタイムTd1を延長し(Td1=Td1H)、入力電圧Viが低いほどデッドタイムTd1を短縮する(Td1=Td1L)。このようなデッドタイムTd1の可変制御を行うことにより、入力電圧Viに応じてデッドタイムTd1を適切に設定することができるので、効率向上と安全性確保の双方を両立することが可能となる。
図6は、遅延ゲート信号G1dの第2生成例を示すタイミングチャートであり、上から順に、ゲート信号G1、電圧V1及びV2、並びに、遅延ゲート信号G1dが描写されている。なお、図6では、スルーレート設定信号Sc(延いては、キャパシタA6の容量値C)が可変値であり、入力電圧Viが固定値である場合を例に挙げて説明を行う。
時刻t31において、ゲート信号G1がハイレベルに立ち上がると、トランジスタA1がオフとなり、トランジスタA2がオンとなる。従って、キャパシタA6の両端間に蓄えられていた電圧V1は、抵抗A4の抵抗値RとキャパシタA6の容量値Cに応じた時定数τ(=R×C)で放電される。なお、時刻t31の時点では、電圧V1がトランジスタA3のオンスレッショルド電圧Vthを上回っているので、トランジスタA3はオンされたままとなる。従って、電圧V2はローレベルに維持された状態となり、延いては、遅延ゲート信号G1dもローレベルに維持された状態となる。
時刻t32において、電圧V1がトランジスタA3のオンスレッショルド電圧Vthを下回ると、トランジスタA3がオフとなるので、電圧V2がハイレベルに立ち上がり、延いては、遅延ゲート信号G1dもハイレベルに立ち上がる。
ここで、ゲート信号G1がハイレベルに立ち上がってから遅延ゲート信号G1dがハイレベルに立ち上がるまでの遅延時間(ゲート信号G1がハイレベルに立ち上がってからゲート信号G2がハイレベルに立ち上がるまでのデッドタイムTd1に相当)は、キャパシタA6の放電が開始されてから電圧V1がトランジスタA3のオンスレッショルド電圧Vthを下回るまでの放電時間によって決定される。この放電時間は、キャパシタA6の容量値Cが大きいほど長くなり、キャパシタA6の容量値Cが小さいほど短くなる。
例えば、スルーレート設定信号Scを用いてゲート信号G1及びG2のスルーレートが遅い値に設定されている場合には、それに合わせてキャパシタA6の容量値Cが大きい値に設定されることにより、Td1=Td1Sとなる(実線)。一方、スルーレート設定信号Scを用いてゲート信号G1及びG2のスルーレートが速い値に設定されている場合には、それに合わせてキャパシタA6の容量値Cが小さい値に設定されることにより、Td1=Td1F(<Td1S)となる(破線)。
時刻t33において、ゲート信号G1がローレベルに立ち下がると、トランジスタA1がオンとなり、トランジスタA2がオフとなる。トランジスタA1のドレインには、抵抗が接続されていないので、キャパシタA6は、電圧V1が入力電圧Viとなるまで速やかに充電される。その結果、トランジスタA3が遅滞なくオンとなるので、電圧V2がローレベルに立ち下がり、延いては、遅延ゲート信号G1dもローレベルに立ち下がる。
図7は、デッドタイムTd1の第2調整例を示すタイミングチャートであり、上から順に、ゲート信号G1及びG2、並びに、スイッチ電圧Vswが描写されている。なお、図7では、スルーレート設定信号Sc(延いては、キャパシタA6の容量値C)が可変値であり、入力電圧Viが固定値である場合を例に挙げて説明を行う。
図7で示すように、スイッチ電圧Vswがハイレベルからローレベルに低下するまでの所要時間は、スルーレートが遅いほど長くなり(実線)、スルーレートが速いほど短くなる(破線)。そこで、デッドタイム設定部24は、スルーレートが遅いほどデッドタイムTd1を延長し(Td1=Td1S)、スルーレートが速いほどデッドタイムTd1を短縮する(Td1=Td1F)。このようなデッドタイムTd1の可変制御を行うことにより、スルーレートに応じてデッドタイムTd1を適切に設定することができるので、効率向上と安全性確保の双方を両立することが可能となる。
図8はキャパシタA6の一構成例を示す回路図である。本構成例のキャパシタA6は、キャパシタA61〜A63と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタA64及びA65と、を含む。なお、以下の説明では、キャパシタA61及びA62の容量値をいずれも1pFとし、キャパシタA63の容量値を2pFとするが、各々の容量値はこれに限定されるものではない。また、キャパシタの並列数についても任意に増減が可能である。
キャパシタA61〜A63の第1端は、いずれも電圧V1の印加端に接続されている。キャパシタA61の第2端は、接地端に接続されている。キャパシタA62の第2端は、トランジスタA64のドレインに接続されている。トランジスタA64のソースは、接地端に接続されている。トランジスタA64のゲートは、スルーレート設定信号Sc1の印加端に接続されている。キャパシタA63の第2端は、トランジスタA65のドレインに接続されている。トランジスタA65のソースは、接地端に接続されている。トランジスタA65のゲートは、スルーレート設定信号Sc2の印加端に接続されている。
上記構成から成るキャパシタA6において、スルーレート設定信号Sc1及びSc2がいずれもローレベルである場合、キャパシタA6の容量値Cは、キャパシタA61の容量値(1pF)となる。また、スルーレート設定信号Sc1がハイレベルであり、スルーレート設定信号Sc2がローレベルである場合、キャパシタA6の容量値Cは、キャパシタA61及びA62の合成容量値(2pF=1pF+1pF)となる。また、スルーレート設定信号Sc1がローレベルであり、スルーレート設定信号Sc2がハイレベルである場合、キャパシタA6の容量値Cは、キャパシタA61及びA63の合成容量値(3pF=1pF+2pF)となる。また、スルーレート設定信号Sc1及びSc2がいずれもハイレベルである場合、キャパシタA6の容量値Cは、キャパシタA61〜A63の合成容量値(4pF=1pF+1pF+2pF)となる。
このように、本構成例のキャパシタA6であれば、スルーレート設定信号Sc1及びSc2に応じて容量値Cを任意に可変制御することが可能となる。
なお、上記では、ゲート信号G1がハイレベルに立ち上がってからゲート信号G2がハイレベルに立ち上がるまでのデッドタイムTd1のみを可変制御する構成を例に挙げて説明を行ったが、デッドタイム設定部24の構成はこれに限定されるものではなく、必要に応じて、ゲート信号G2がローレベルに立ち下がってからゲート信号G1がローレベルに立ち下がるまでのデッドタイムTd2を可変制御する構成としても構わない。
遅延部242にデッドタイムTd2の可変制御機能を付与しない場合には、遅延部242として、インバータやバッファ、或いは、Dフリップフロップなどを用いて成る一般的な遅延回路を用いることができる。一方、遅延部242にデッドタイムTd2の可変制御機能を付与する場合には、遅延部242として、遅延部241(図3)と同様の構成から成る遅延回路を用いることができる。
また、上記では、スルーレート設定信号Scと入力電圧Viの双方に応じて、デッドタイムTd1を可変制御する構成を例に挙げて説明を行ったが、デッドタイム設定部24の構成はこれに限定されるものではなく、スルーレート設定信号Scと入力電圧Viの一方のみに応じて、デッドタイムTd1を可変制御する構成としても構わない。例えば、スルーレート設定信号Scのみに応じてデッドタイムTd1を可変制御する場合には、図3の回路構成において、トランジスタA1のソースに一定の基準電圧(入力電圧Viに依存しないバンドギャップ電圧など)を印加すればよい。一方、入力電圧Viのみに応じてデッドタイムTdを可変制御する場合には、図3の回路構成において、キャパシタA6の容量値を固定的に設定すればよい。
<ドライバ部>
図9は、ドライバ部21及び22の第1構成例を示す回路図である。第1構成例のドライバ部21は、プリドライバ211とスルーレート設定部212を含み、ドライバ部22は、プリドライバ221とスルーレート設定部222を含む。
プリドライバ211は、スイッチ信号S1の入力を受けてゲート信号G1を生成する。スルーレート設定部212は、抵抗R11及びR12(抵抗値はR11<R12)と、スイッチSW11及びSW12を含み、スルーレート設定信号Scに応じてプリドライバ211の出力抵抗値を可変制御する。抵抗R11及びR12は、プリドライバ211の出力端に直列接続されている。スイッチSW11及びSW12は、それぞれ、抵抗R11及びR12に並列接続されており、ロジック部25によってオン/オフ制御される。
プリドライバ221は、スイッチ信号S2の入力を受けてゲート信号G2を生成する。スルーレート設定部222は、抵抗R21及びR22(抵抗値はR21<R22)と、スイッチSW21及びSW22を含み、スルーレート設定信号Scに応じてプリドライバ221の出力抵抗値を可変制御する。抵抗R21及びR22は、プリドライバ221の出力端に直列接続されている。スイッチSW21及びSW22は、それぞれ、抵抗R21及びR22に並列接続されており、ロジック部25によってオン/オフ制御される。
ロジック部25は、スルーレート設定信号Sc1及びSc2の入力を受けて、スイッチSW11及びSW12と、スイッチSW21及びSW22のオン/オフ制御を行う。
例えば、スルーレート設定信号Sc1及びSc2がいずれもローレベルである場合、ロジック部25は、スイッチSW11及びSW12と、スイッチSW21及びSW22をいずれもオンとする。その結果、抵抗R11及びR12と、抵抗R21及びR22がいずれもショートされた状態となるので、プリドライバ211及び221の出力抵抗値は、いずれもほぼ0Ωとなり、ゲート信号G1及びG2のスルーレートは、それぞれ最大値に設定された状態となる。
また、スルーレート設定信号Sc1がハイレベルであり、スルーレート設定信号Sc2がローレベルである場合、ロジック部25は、スイッチSW11及びSW21をオフとして、スイッチSW12及びSW22をオンとする。その結果、抵抗R12及びR22がショートされた状態となるので、プリドライバ211及び221の出力抵抗値は、それぞれ抵抗R11及びR21の抵抗値となり、ゲート信号G1及びG2のスルーレートは、それぞれ1段階ずつ引き下げられた状態となる。
また、スルーレート設定信号Sc1がローレベルであり、スルーレート設定信号Sc2がハイレベルである場合、ロジック部25は、スイッチSW11及びSW21をオンとして、スイッチSW12及びSW22をオフとする。その結果、抵抗R11及びR21がショートされた状態となるので、プリドライバ211及び221の出力抵抗値は、それぞれ抵抗R12及びR22の抵抗値となり、ゲート信号G1及びG2のスルーレートは、それぞれ2段階ずつ引き下げられた状態となる。
また、スルーレート設定信号Sc1及びSc2がいずれもハイレベルである場合、ロジック部25は、スイッチSW11及びSW12と、スイッチSW21及びSW22をいずれもオフとする。その結果、プリドライバ211及び221の出力抵抗値は、それぞれ、抵抗R11及び R12の合成抵抗値(=R11+R12)、並びに、抵抗R21及びR22の合成抵抗値(=R21+R22)となり、ゲート信号G1及びG2のスルーレートは、それぞれ最小値に設定された状態となる。
図10は、ドライバ部21及び22の第2構成例を示す回路図である。第2構成例のドライバ部21は、インバータ213及び214とスルーレート設定部215を含み、ドライバ部22は、インバータ223及び224とスルーレート設定部225を含む。
インバータ213は、スイッチ信号S1を論理反転させて上側スイッチ信号S1aを生成する。インバータ214は、上側スイッチ信号S1aを論理反転させて下側スイッチ信号S1bを生成する。
スルーレート設定部215は、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタP11〜P18と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN11〜N18とを含む。トランジスタP11〜P14のソースは、いずれも入力電圧Viの印加端に接続されている。トランジスタP11〜P14のゲートは、いずれも上側スイッチ信号S1aの印加端に接続されている。トランジスタP11〜P14のドレインは、それぞれトランジスタP15〜P18のソースに接続されている。トランジスタP15〜P18のドレインは、いずれもゲート信号G1の印加端に接続されている。トランジスタP15〜P18は、それぞれロジック部25からのゲート信号に応じてオン/オフ制御される。トランジスタN11〜N14のソースは、いずれも接地端に接続されている。トランジスタN11〜N14のゲートは、いずれも下側スイッチ信号S1bの印加端に接続されている。トランジスタN11〜N14のドレインは、それぞれトランジスタN15〜N18のソースに接続されている。トランジスタN15〜N18のドレインは、いずれもゲート信号G1の印加端に接続されている。トランジスタN15〜N18は、それぞれロジック部25からのゲート信号に応じてオン/オフ制御される。
トランジスタP11及びN11は、第1プリドライバ(電流供給能力:×1)を形成しており、トランジスタP15及びN15のオン/オフ制御に応じてその駆動可否が切り替えられる。トランジスタP12及びN12は、第2プリドライバ(電流供給能力:×2)を形成しており、トランジスタP16及びN16のオン/オフ制御に応じてその駆動可否が切り替えられる。トランジスタP13及びN13は、第3プリドライバ(電流供給能力:×5)を形成しており、トランジスタP17及びN17のオン/オフ制御に応じてその駆動可否が切り替えられる。トランジスタP14及びN14は、第4プリドライバ(電流供給能力:×10)を形成しており、トランジスタP18及びN18のオン/オフ制御に応じてその駆動可否が切り替えられる。すなわち、スルーレート設定部215は、ロジック部25の指示(延いてはスルーレート設定信号Sc)に応じて複数候補中から駆動すべきプリドライバを決定する構成とされている。
インバータ223は、スイッチ信号S2を論理反転させて上側スイッチ信号S2aを生成する。インバータ224は、上側スイッチ信号S2aを論理反転させて下側スイッチ信号S2bを生成する。
スルーレート設定部225は、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタP21〜P28と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN21〜N28とを含む。トランジスタP21〜P24のソースは、いずれも入力電圧Viの印加端に接続されている。トランジスタP21〜P24のゲートは、いずれも上側スイッチ信号S2aの印加端に接続されている。トランジスタP21〜P24のドレインは、それぞれトランジスタP25〜P28のソースに接続されている。トランジスタP25〜P28のドレインは、いずれもゲート信号G2の印加端に接続されている。トランジスタP25〜P28は、それぞれロジック部25からのゲート信号に応じてオン/オフ制御される。トランジスタN21〜N24のソースは、いずれも接地端に接続されている。トランジスタN21〜N24のゲートは、いずれも下側スイッチ信号S2bの印加端に接続されている。トランジスタN21〜N24のドレインは、それぞれトランジスタN25〜N28のソースに接続されている。トランジスタN25〜N28のドレインは、いずれもゲート信号G2の印加端に接続されている。トランジスタN25〜N28は、それぞれロジック部25からのゲート信号に応じてオン/オフ制御される。
トランジスタP21及びN21は、第1プリドライバ(電流供給能力:×1)を形成しており、トランジスタP25及びN25のオン/オフ制御に応じてその駆動可否が切り替えられる。トランジスタP22及びN22は、第2プリドライバ(電流供給能力:×2)を形成しており、トランジスタP26及びN26のオン/オフ制御に応じてその駆動可否が切り替えられる。トランジスタP23及びN23は、第3プリドライバ(電流供給能力:×5)を形成しており、トランジスタP27及びN27のオン/オフ制御に応じてその駆動可否が切り替えられる。トランジスタP24及びN24は、第4プリドライバ(電流供給能力:×10)を形成しており、トランジスタP28及びN28のオン/オフ制御に応じてその駆動可否が切り替えられる。すなわち、スルーレート設定部225は、ロジック部25の指示(延いてはスルーレート設定信号Sc)に応じて複数候補中から駆動すべきプリドライバを決定する構成とされている。
ロジック部25は、スルーレート設定信号Sc1及びSc2の入力を受けて、プリドライバの選択制御(トランジスタP15〜P18及びトランジスタN15〜N18のオン/オフ制御、並びに、トランジスタP25〜P28及びトランジスタN25〜N28のオン/オフ制御)を行う。
例えば、スルーレート設定信号Sc1及びSc2がいずれもローレベルである場合、ロジック部25は、トランジスタP18及びN18とトランジスタP28及びN28をいずれもオンとし、その余をいずれもオフとする。その結果、スルーレート設定部215及び225では、最も電流供給能力の大きい第4プリドライバが選択された状態となるので、ゲート信号G1及びG2のスルーレートは、それぞれ最大値に設定された状態となる。
また、スルーレート設定信号Sc1がハイレベルであり、スルーレート設定信号Sc2がローレベルである場合、ロジック部25は、トランジスタP17及びN17とトランジスタP27及びN27をいずれもオンとし、その余をいずれもオフとする。その結果、スルーレート設定部215及び225では、2番目に電流供給能力の大きい第3プリドライバが選択された状態となるので、ゲート信号G1及びG2のスルーレートは、それぞれ1段階ずつ引き下げられた状態となる。
また、スルーレート設定信号Sc1がローレベルであり、スルーレート設定信号Sc2がハイレベルである場合、ロジック部25は、トランジスタP16及びN16とトランジスタP26及びN26をいずれもオンとし、その余をいずれもオフとする。その結果、スルーレート設定部215及び225では、3番目に電流供給能力の大きい第2プリドライバが選択された状態となるので、ゲート信号G1及びG2のスルーレートは、それぞれ2段階ずつ引き下げられた状態となる。
また、スルーレート設定信号Sc1及びSc2がいずれもハイレベルである場合、ロジック部25は、トランジスタP15及びN15とトランジスタP25及びN25をいずれもオンとし、その余をいずれもオフとする。その結果、スルーレート設定部215及び225では、最も電流供給能力の小さい第1プリドライバが選択された状態となるので、ゲート信号G1及びG2のスルーレートは、それぞれ最小値に設定された状態となる。
なお、上記では、電流供給能力の異なる複数のプリドライバを択一的に駆動する構成を例示して説明を行ったが、スルーレート設定部215及び225の構成はこれに限定されるものではなく、例えば、複数用意されたプリドライバの駆動段数を切り替える構成としてもよい。この場合、各プリドライバの電流供給能力は互いに一致していても構わない。
第1構成例(図9)や第2構成例(図10)で示したように、ドライバ部21及び22にスルーレート調整機能を付与した構成であれば、効率向上とノイズ抑制とのトレードオフを鑑み、ユーザが任意にかつ容易にスルーレートを調整することができるので、ノイズ対策用の外付け部品(スナバ回路やチップビーズなど)を削減したり、或いは、回路の設計期間を短縮したりすることが可能となる。
なお、第1構成例(図9)や第2構成例(図10)では、ゲート信号G1及びG2双方のスルーレートを可変制御する構成を例示して説明を行ったが、スルーレート設定部215及び225の構成はこれに限定されるものではなく、ゲート信号G1及びG2のいずれか一方のスルーレートのみを可変制御する構成としても構わない。
例えば、ドライバ部21にゲート信号G1のスルーレート調整機能を付与すれば、スイッチ11のオン/オフ遷移に伴うスイッチ電圧Vswの変化度合い(傾き)を調整することができるようになる。スイッチ11のオン/オフ状態が切り替えられると、スイッチ電圧Vswは、図11で示したように、デッドタイム時の負電圧レベル(GND−Vf)とハイレベル(Vi)との間で大きく変動するため、その変化度合いを調整することは、効率向上とノイズ抑制との最適化を図る上で、非常に重要であると言える。
一方、ドライバ部22にゲート信号G2のスルーレート調整機能を付与した場合には、スイッチ12のオン/オフ遷移に伴うスイッチ電圧Vswの変化度合い(傾き)を調整することができるようになる。しかしながら、スイッチ12のオン/オフ切替に際して、スイッチ電圧Vswは、図12で示したように、デッドタイム時の負電圧レベル(GND−Vf)とローレベル(GND)との間で僅かに変動するだけであり、その変化度合いを調整することは、効率向上とノイズ抑制との最適化を図る上で、必ずしも重要ではない。そのため、回路規模の縮小を優先する場合には、ドライバ部21にのみスルーレート調整機能を付与しても構わない。
<テレビへの適用>
図13は、テレビの一構成例を示すブロック図である。また、図14A〜図14Cは、それぞれ、テレビの正面図、側面図、及び、背面図である。本構成例のテレビXは、チューナ部X1と、デコーダ部X2と、表示部X3と、スピーカ部X4と、操作部X5と、インタフェイス部X6と、制御部X7と、電源部X8と、を有する。
チューナ部X1は、テレビXに外部接続されるアンテナX0で受信された受信信号から所望チャンネルの放送信号を選局する。
デコーダ部X2は、チューナX1で選局された放送信号から映像信号と音声信号を生成する。また、デコーダ部X2は、インタフェイス部X6からの外部入力信号に基づいて、映像信号と音声信号を生成する機能も備えている。
表示部X3は、デコーダ部X2で生成された映像信号を映像として出力する。表示部X3としては、液晶表示パネルなどを好適に用いることができる。
スピーカ部X4は、デコーダ部X2で生成された音声信号を音声として出力する。
操作部X5は、ユーザ操作を受け付けるヒューマンインタフェイスの一つである。操作部X5としては、ボタン、スイッチ、リモートコントローラなどを用いることができる。
インタフェイス部X6は、外部デバイス(光ディスクプレーヤやハードディスクドライブなど)から外部入力信号を受け付けるフロントエンドである。
制御部X7は、上記各部X1〜X6の動作を統括的に制御する。制御部X7としては、CPU[central processing unit]などを用いることができる。
電源部X8は、上記各部X1〜X7に電力供給を行う。電源部X8としては、先述の降圧型スイッチングレギュレータaを好適に用いることができる。
<その他の変形例>
なお、上記の実施形態では、降圧型スイッチングレギュレータa(図1)に本発明を適用した構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、本発明は、同期整流方式のスイッチングレギュレータ全般(例えば、スイッチ出力段を駆動することにより入力電圧Viを昇圧して出力電圧Voを生成する昇圧型スイッチングレギュレータb(図15))に適用することが可能であり、さらには、スイッチ出力段を駆動してモータに駆動電流を供給するモータドライバc(図16)などにも適用することが可能である。また、本発明が適用されるアプリケーションについても、テレビ(図13及び図14A〜図14C)のほか、種々の電子機器を適用対象とすることができる。
このように、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、異なる2電位間に直列接続された第1スイッチと第2スイッチを相補的にオン/オフさせるスイッチ駆動回路全般に広く利用することが可能である。
1 半導体装置(スイッチ駆動装置)
10 スイッチ出力段
11 第1スイッチ(Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ)
12 第2スイッチ(Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ)
20 スイッチ駆動回路
21、22 ドライバ部
211、221 プリドライバ
212、222 スルーレート設定部
213、214、223、224 インバータ
215、225 スルーレート設定部
23 スイッチ信号生成部
231 制御部
232 ORゲート
233 ANDゲート
24 デッドタイム設定部
241、242 遅延部
25 ロジック部
A1 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
A2、A3 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
A4、A5 抵抗
A6 キャパシタ
A61〜A63 キャパシタ
A64、A65 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
A7、A8 インバータ
P11〜P18、P21〜P28 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
N11〜N18、N21〜N28 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
R11、R12、R21、R22 抵抗
SW11、SW12、SW21、SW22 スイッチ
a 降圧型スイッチングレギュレータ
b 昇圧型スイッチングレギュレータ
c モータドライバ
X テレビ
X0 アンテナ
X1 チューナ部
X2 デコーダ部
X3 表示部
X4 スピーカ部
X5 操作部
X6 インタフェイス部
X7 制御部
X8 電源部

Claims (14)

  1. 第1端が第1電圧の印加端に接続された第1スイッチと、第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記第1電圧よりも低い第2電圧の印加端に接続された第2スイッチと、を相補的にオン/オフさせるように、第1スイッチ信号と第2スイッチ信号を生成するスイッチ信号生成部と;
    前記第1スイッチ信号の入力を受けて前記第1スイッチをオン/オフさせるための第1ゲート信号を生成する第1ドライバ部と;
    前記第2スイッチ信号の入力を受けて前記第2スイッチをオン/オフさせるための第2ゲート信号を生成する第2ドライバ部と;
    前記第1スイッチがオフされてから前記第2スイッチがオンされるまでの第1デッドタイム、及び、前記第2スイッチがオフされてから前記第1スイッチがオンされるまでの第2デッドタイムを各々設定するデッドタイム設定部と;
    を有し、
    前記第1ドライバ部及び前記第2ドライバ部の少なくとも一方は、スルーレート設定信号に応じて各ゲート信号のスルーレートを変化させるスルーレート設定部を含み、
    前記デッドタイム設定部は、前記第1ゲート信号に遅延を与えて前記第1デッドタイムを設定するための第1遅延ゲート信号を生成する第1遅延部と、前記第2ゲート信号に遅延を与えて前記第2デッドタイムを設定するための第2遅延ゲート信号を生成する第2遅延部と、を含み、前記スルーレート設定信号と前記第1電圧の少なくとも一方に応じて、前記第1デッドタイム及び前記第2デッドタイムの少なくとも一方を可変制御することを特徴とするスイッチ駆動回路。
  2. 前記デッドタイム設定部は、前記スルーレートが速いほど、ないしは、前記第1電圧が低いほど、前記第1デッドタイム及び前記第2デッドタイムを短縮することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ駆動回路。
  3. 前記スイッチ信号生成部は、基準スイッチ信号と前記第1遅延ゲート信号とを論理合成することにより、前記第1スイッチがオフされてから前記第1デッドタイムの経過後に前記第2スイッチがオンされるように前記第2スイッチ信号を生成する一方、前記基準スイッチ信号と前記第2遅延ゲート信号とを論理合成することにより、前記第2スイッチがオフされてから前記第2デッドタイムの経過後に前記第1スイッチがオンされるように前記第1スイッチ信号を生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチ駆動回路。
  4. 前記第1遅延部及び前記第2遅延部の少なくとも一方は、前記スルーレート制御信号と前記第1電圧の少なくとも一方に応じて、各ゲート信号に与える遅延を可変制御することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のスイッチ駆動回路。
  5. 前記遅延の大きさは、キャパシタの両端間電圧が放電開始から所定の時定数を持って閾値を下回るまでの放電時間によって決定されることを特徴とする請求項4に記載のスイッチ駆動回路。
  6. 前記キャパシタの容量値は、前記スルーレート設定信号によって可変制御されることを特徴とする請求項5に記載のスイッチ駆動回路。
  7. 前記キャパシタは、放電開始前にその両端間電圧が前記第1電圧となるまで充電されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載に記載のスイッチ駆動回路。
  8. 前記スルーレート設定部は、前記スルーレート設定信号に応じてプリドライバの出力抵抗値を可変制御することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のスイッチ駆動回路。
  9. 前記スルーレート設定部は、前記スルーレート設定信号に応じて複数候補中から駆動すべきプリドライバを決定することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のスイッチ駆動回路。
  10. 第1端が第1電圧の印加端に接続された第1スイッチと、第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記第1電圧よりも低い第2電圧の印加端に接続された第2スイッチと、を相補的にオン/オフさせるように、第1スイッチ信号と第2スイッチ信号を生成するスイッチ信号生成部と;
    前記第1スイッチ信号の入力を受けて前記第1スイッチをオン/オフさせるための第1ゲート信号を生成する第1ドライバ部と;
    前記第2スイッチ信号の入力を受けて前記第2スイッチをオン/オフさせるための第2ゲート信号を生成する第2ドライバ部と;
    前記第1スイッチがオフされてから前記第2スイッチがオンされるまでの第1デッドタイム、及び、前記第2スイッチがオフされてから前記第1スイッチがオンされるまでの第2デッドタイムを各々設定するデッドタイム設定部と;
    を有し、
    前記第1ドライバ部及び前記第2ドライバ部の少なくとも一方は、スルーレート設定信号に応じて各ゲート信号のスルーレートを変化させるスルーレート設定部を含み、
    前記デッドタイム設定部は、前記第1ゲート信号に遅延を与えて前記第1デッドタイムを設定するための第1遅延ゲート信号を生成する第1遅延部と、前記第2ゲート信号に遅延を与えて前記第2デッドタイムを設定するための第2遅延ゲート信号を生成する第2遅延部と、を含み、前記スルーレート設定信号に応じて、前記第1デッドタイム及び前記第2デッドタイムの少なくとも一方を可変制御することを特徴とするスイッチ駆動回路。
  11. 第1スイッチと第2スイッチを含むスイッチ出力段と、
    前記スイッチ出力段を駆動する請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載のスイッチ駆動回路と、
    を有することを特徴とするスイッチ駆動装置。
  12. 請求項11に記載のスイッチ駆動装置を有し、スイッチ出力段を駆動して入力電圧から出力電圧を生成することを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  13. 請求項11に記載のスイッチ駆動装置を有し、スイッチ出力段を駆動してモータに駆動電流を供給することを特徴とするモータドライバ。
  14. 請求項12に記載のスイッチングレギュレータ、または、請求項13に記載のモータドライバを有することを特徴とする電子機器。
JP2012253022A 2012-11-19 2012-11-19 スイッチ駆動回路 Expired - Fee Related JP6046988B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012253022A JP6046988B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 スイッチ駆動回路
US14/080,219 US9148078B2 (en) 2012-11-19 2013-11-14 Switch driving circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012253022A JP6046988B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 スイッチ駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014103485A JP2014103485A (ja) 2014-06-05
JP6046988B2 true JP6046988B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=50727317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012253022A Expired - Fee Related JP6046988B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 スイッチ駆動回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9148078B2 (ja)
JP (1) JP6046988B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9130552B2 (en) * 2013-11-05 2015-09-08 Texas Instruments Incorporated Cross-conduction detector for switching regulator
TWI514770B (zh) * 2014-03-10 2015-12-21 Realtek Semiconductor Corp 直流電壓產生電路及其脈衝產生電路
KR102280573B1 (ko) * 2014-06-09 2021-07-22 삼성전자주식회사 적응적 데드 타임 제어 기능을 갖는 구동 회로, 전압 컨버터 및 데드 타임 제어 방법
KR101733778B1 (ko) 2014-08-22 2017-05-11 한국전기연구원 스위칭 신호의 제어 장치 및 방법
JP6403524B2 (ja) * 2014-09-29 2018-10-10 キヤノン株式会社 電源装置および制御方法
JP6475594B2 (ja) * 2015-08-26 2019-02-27 株式会社日立製作所 パワー半導体素子の駆動回路、電力変換ユニットおよび電力変換装置
JP2017135956A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 アイシン精機株式会社 スイッチング素子の駆動装置
JP6862957B2 (ja) * 2016-07-11 2021-04-21 株式会社リコー I/oセルおよびi/oセルの出力切替方法
JP2018133852A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 シャープ株式会社 電源装置およびテレビジョン装置
US10516333B2 (en) 2018-03-09 2019-12-24 Microchip Technology Incorporated Slew control for high-side switch
CN110268630B (zh) * 2017-04-10 2023-09-05 微芯片技术股份有限公司 用于高边开关的回转控制
CN107204762B (zh) * 2017-05-04 2020-12-22 河北新华北集成电路有限公司 一种高压nmos驱动器死区时间控制电路
KR101926630B1 (ko) 2017-10-20 2018-12-11 주식회사 동운아나텍 데드 타임 최적화 제어장치 및 그 방법
US10756725B2 (en) * 2018-06-21 2020-08-25 Texas Instruments Incorporated Load switch having a controlled slew rate
FR3087063B1 (fr) 2018-10-09 2021-05-28 St Microelectronics Rousset Circuit de generation de signaux non-chevauchants
FR3087062B1 (fr) 2018-10-09 2021-05-07 St Microelectronics Rousset Commande d'etage de puissance d'une alimentation a decoupage
US11831249B2 (en) * 2019-11-06 2023-11-28 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Power conversion apparatus
CN111251288B (zh) * 2020-04-01 2022-08-02 重庆邮电大学 一种基于时变干扰补偿的柔性机器人串级控制系统及方法
WO2023188823A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 ローム株式会社 ゲート駆動装置、電力変換装置
WO2023243003A1 (ja) * 2022-06-15 2023-12-21 三菱電機株式会社 電力変換装置、モータ駆動装置及び冷凍サイクル適用機器
US20240072643A1 (en) * 2022-08-29 2024-02-29 Dialog Semiconductor (Uk) Limited Driver for switched mode power supply

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10136647A (ja) * 1996-11-01 1998-05-22 Toshiba Corp 電源回路
US6294954B1 (en) * 1999-09-23 2001-09-25 Audiologic, Incorporated Adaptive dead time control for switching circuits
JP2006325256A (ja) 1999-11-16 2006-11-30 Ricoh Co Ltd 出力ドライバ回路
US7330055B2 (en) * 2004-10-26 2008-02-12 Qortek, Inc. Circuit with high power density applicability
JP2007068295A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Toshiba Corp 半導体装置
CN101755380B (zh) * 2007-04-25 2014-05-28 先进模拟科技公司 具有续流mosfet的降压开关稳压器
JP2010178437A (ja) 2009-01-27 2010-08-12 Rohm Co Ltd ドライバ回路およびそれを用いた電子機器
JP2010220196A (ja) * 2009-02-20 2010-09-30 Rohm Co Ltd スイッチング出力回路およびスイッチング電源
JP5492534B2 (ja) * 2009-12-03 2014-05-14 日立オートモティブシステムズ株式会社 シートベルト巻き取り用モータの制御装置
JP5799899B2 (ja) * 2012-06-27 2015-10-28 株式会社デンソー 電力変換装置
US8710873B2 (en) * 2012-06-30 2014-04-29 Infineon Technologies Austria Ag System and method for a driver circuit with a referenced control signal

Also Published As

Publication number Publication date
US9148078B2 (en) 2015-09-29
JP2014103485A (ja) 2014-06-05
US20140139160A1 (en) 2014-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6046988B2 (ja) スイッチ駆動回路
KR101900722B1 (ko) 파워 모스 트랜지스터의 게이트 구동회로
US8692577B2 (en) Driver circuit
JP6306073B2 (ja) 比較回路、電源制御ic、スイッチング電源装置
US10110125B2 (en) System and method of driving a switch circuit
US20160026197A1 (en) Power supply circuit
JP2023134535A (ja) 差動入力回路、エラーアンプ、スイッチング電源
US11476846B2 (en) Drive control circuit
US10666137B2 (en) Method and circuitry for sensing and controlling a current
US11277066B2 (en) Control circuit for facilitating inrush current reduction for a voltage regulator and a voltage regulation apparatus with inrush current reduction
JP2016100909A (ja) スイッチング電源装置
JP6234131B2 (ja) パワーモジュール
US10536145B2 (en) High-speed MOSFET and IGBT gate driver
JP2014150675A (ja) スイッチング電源装置
US20150155862A1 (en) Switching device driving apparatus
US20130187626A1 (en) Soft Switch Driving Circuit
JP7327980B2 (ja) 電圧監視装置
US20140132326A1 (en) Pulse noise suppression circuit and pulse noise suppression method thereof
JP6543133B2 (ja) 電力供給装置及びその制御方法
JP5176871B2 (ja) ドライバ回路およびdc−dcコンバータ
CN116964937A (zh) 开关稳压器的电磁干扰缓解
JP5870712B2 (ja) Fetを有する電気回路、スイッチングレギュレータ、および電気機器
JP2018137991A (ja) 過電流保護回路
JP7338139B2 (ja) スイッチング制御回路、電源回路
US20110279158A1 (en) Slew rate control circuit and method thereof and slew rate control device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160831

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6046988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees