JP2018133852A - 電源装置およびテレビジョン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽負荷時のスイッチングノイズを動的に軽減する電源装置およびテレビジョン装置を提供する。
【解決手段】電源装置は、直流電源2に接続されたインダクタ32と、インダクタ32を介して直流電源2からの電流が充電されるコンデンサ35と、コンデンサ35への充電電流をオン・オフ制御するためのスイッチング素子33とを備え、負荷5へ電力を供給している。負荷5の負荷電流IFの大きさが小さい場合は、スイッチング素子33のゲート抵抗値を大きくすることによって、ゲートパルス波形をなまらせ、スイッチングノイズの発生を防いでいる。また、スイッチング素子33の温度が低い場合に、スイッチング素子33のゲート抵抗値を大きくしてもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、電源装置およびテレビジョン装置に関し、詳しくは、ノイズの低減を図った電源装置およびテレビジョン装置に関する。
テレビジョン装置等の家電において、不要輻射であるEMI(Electro Magnetic Interference)を低減することが常に求められている。特に、電源回路のスイッチング回路は、電力的にも大きいことからEMIへの影響も大きい。例えば、DC−DCコンバータなどに使用されているFET等のスイッチング素子から、スイッチング時に高周波成分が発生し、EMIや雑音端子電圧が悪化することが知られている。
このため、従来から、EMI低減のためにフィルタ等が用いられていた。また、例えば、特許文献1には、液晶表示装置において、回路基板やシステム全体が完成した後でも、表示信号および転送クロックを出力制御する出力回路の出力電流能力あるいは出力電圧の立ち上がりまたは立ち下がり特性を、外部から可変可能なように構成することによって、設計的に変更することなく、容易に不要輻射防止のためのEMI対策を実施することができる集積回路が提案されている。
特開平11−174406号公報
EMI低減のためにフィルタを用いることは有効ではあるものの、フィルタの数や実装スペースが必要となるため、ある程度以上のEMIの低減は難しかった。また、特許文献1に開示された集積回路は、設計的な対策部品の追加や修正をすることなく、出力信号の立ち上がりまたは立ち下り特性を外部から設定可能にするものであり、動的にEMIを低減するものではない。
本発明は、これらの実情に鑑みてなされたものであり、軽負荷時のスイッチングノイズを動的に軽減する電源回路およびテレビジョン装置を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、電源に接続されたインダクタと、該インダクタを介して前記電源からの電流が充電されるコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン・オフするためのスイッチング素子と、該スイッチング素子のオン・オフを制御する制御回路とを備え、負荷へ電力を供給する電源装置であって、前記制御回路は、前記負荷の負荷電流の大きさまたは前記スイッチング素子の温度に応じて、前記スイッチング素子のゲート抵抗値を変更することを特徴とするものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御回路は、前記負荷電流の平均値が小さいほど、または、前記スイッチング素子の温度が低いほど、前記ゲート抵抗値を大きな値に変更することを特徴とするものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記負荷は所定の負荷モードに応じて前記負荷電流の大きさが変更される負荷であって、前記制御回路は、前記負荷モードに応じて前記スイッチング素子のゲート抵抗値を変更することを特徴とするものである。
第4の技術手段は、第1から第3のいずれか1の技術手段である電源装置を備えたテレビジョン装置である。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記制御回路による前記スイッチング素子のゲート抵抗値の変更は、起動時、または、映像のシーンチェンジ時に行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、電源装置およびこの電源装置を備えたテレビジョン装置において、軽負荷時のスイッチングノイズを動的に軽減することができる。
本発明に係る電源装置の例を模式的に説明するための図である。 本発明に係る電源装置の一実施形態の構成を示す図である。 図2に示す電源装置の各部の電圧波形または電流波形を示す図である。 図2に示す電源装置の負荷に流れる電流を示す図である。 図2に示す電源装置のゲート抵抗値変更回路とゲート信号波形を説明するための図である。 本発明に係る電源装置の他の実施形態の構成を示す図である。 本発明に係る電源装置をテレビジョン装置に適用した際の一実施形態の構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の電源装置およびテレビジョン装置に係る好適な実施形態について説明する。以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
図1は、本発明に係る電源装置の例を模式的に説明するための図である。本発明の電源回路1は、図1(A)〜(C)に示すように、直流電源2からの入力電圧Vinと入力電流Iinを出力電圧Voutと出力電流Ioutに変換して負荷5に供給するDC−DCコンバータ3を有している。なお、電源としては、交流電源を用いるテレビジョン装置の場合は、交流電源から、EMI用フィルタ、全波整流回路、PFC(力率改善回路)、LLC(直列共振回路)、整流回路を経て直流電圧を得るものでもよく、また、電池であっても構わない。
図1(A)に示す例は、負荷電流の大きさに応じてDC−DCコンバータ3のスイッチング素子のゲート抵抗値を変更している。この例は本発明の第1の実施形態に相当する。また、図1(B)に示す例では、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子の温度に応じて、スイッチング素子のゲート抵抗値を変更している。この例は本発明の第2の実施形態に相当する。さらに、図1(C)に示す例では、負荷5を液晶テレビジョン装置のバックライトとし、映像信号のモードに応じて、スイッチング素子のゲート抵抗値を変更している。この例は本発明の第3の実施形態に相当する。これらの各例については、後で詳述する。
本発明に係る電源装置では、DC−DCコンバータ3にFET等の電子スイッチング素子が用いられている。そして、スイッチング時に高周波成分が発生し、EMIや雑音端子電圧が悪化することが知られている。この場合、平均の負荷電流が大きくても、直流電流に近い場合は、EMIは問題がないが、平均の負荷電流が小さくても、ピーク値の大きなパルス電流の場合は、EMIが悪化することがある。
一方、FET等の電子スイッチング素子のゲートパルス波形をなまらせることによって、スイッチング素子の立ち上がり時間と立ち下がり時間を遅くし、スイッチングによる高周波ノイズの発生を抑えることができる。しかしながら、ゲートパルス波形をなまらせた場合、スイッチング素子の温度が上昇するという問題がある。
平均の負荷電流が低い場合は、FET等のスイッチング素子の温度や半田面の温度は、基準値に対して比較的マージンがある。そこで、本発明では、負荷電流が小さな軽負荷の場合に、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子であるFETを駆動するゲートラインの抵抗値を大きくすることによってゲートパルス波形をなまらせて、すなわち、立ち上がりと立ち下がりの波形傾きを変えて、FETのスイッチングノイズを抑えている。
また、負荷電流が大きな高負荷の場合は、スイッチング素子の温度が上昇し、部品の信頼性や半田の信頼性に影響を及ぼしてしまう。このため、通常の波形がなまっていないゲートパルスがスイッチング素子に印加されるようにしている。
さらに、本発明では、スイッチング素子の温度に着目し、負荷が軽負荷の場合は、スイッチング素子は許容動作温度範囲を超えることがないため、スイッチング素子の温度を検出し、所定の温度を下回る場合にゲートラインの抵抗値を大きくし、スイッチングノイズの発生を抑えている。
(第1の実施形態)
図2は、本発明に係る電源装置の一実施形態の構成を示す図であり、図1(A)の模式図に対応している。
本実施形態では、電源として直流電源2を用い、負荷5として、液晶テレビジョン装置や液晶表示装置のバックライトに使用されるLED(発光ダイオード)51を対象にした場合について説明するが、電源としては電池でもよく、また、負荷5としては、バックライトのLEDに限らず種々の負荷を対象とすることができる。本実施形態の電源装置1は、DC−DCコンバータ3、および、ゲート制御回路4、負荷電流検出回路6を備えている。ゲート制御回路4の破線で囲んだ構成をIC(集積回路)で構成することも可能である。
DC−DCコンバータ3は、直流電源2から入力電圧Vinが印加され入力電流Iinが供給される。直流電源2の一方の出力端は接地されている。DC−DCコンバータ3は、直流電源2の出力端に並列接続されたコンデンサ31と、コンデンサ31の一方の直流ラインに接続されたインダクタ32と、インダクタ32の後段に設けたスイッチング素子33と、スイッチング素子33の後段に設けた逆流防止用のダイオード34と、平滑用コンデンサ35とを備えている。平滑用コンデンサ35の両端が電源装置の出力端子に相当し、その後段には負荷5が接続される。
インダクタ32は、直流電源2とコンデンサ31から供給された電圧にしたがって流れる電流をエネルギーとして蓄え、起電力を発生させるためのインダクタンス要素である。スイッチング素子33は、例えばNチャンネルの電界効果トランジスタ(FET)で構成され、ゲートにハイレベルの信号が供給されてオンし、ゲートにローレベルの信号が供給されてオフする。スイッチング素子33のゲートへは、ゲート制御回路4からのゲート信号が供給される。スイッチング素子33のスイッチング周波数は、通常、数十kHz〜数MHzが一般的に用いられるため、スイッチング素子33からのノイズを少なくすることがEMI対策として重要になる。
ゲート制御回路4は、本実施形態では、DC−DCコンバータ3の出力電圧に応じて、スイッチング素子33へ供給するゲート信号のデューティ比を変更し、DC−DCコンバータ3の出力電圧が所定の値となるように制御している。すなわち、電源装置は、出力電圧によるフィードバック制御系を構成している。DC−DCコンバータ3の出力電圧の所定の値は、例えば、負荷となるLEDが十分点灯する電圧に設定される。ゲート制御回路4は、抵抗41、42、誤差増幅器43、基準電圧発生回路44、パルス幅変調(PWM)回路45、ゲート抵抗値変更回路46、閾値電圧発生回路47、比較器48を備えている。
DC−DCコンバータ3の出力電圧Voutは、抵抗41、42によって分圧され、分圧された電圧が誤差増幅器43の反転入力端子に接続される。誤差増幅器43の非反転入力端子には基準電圧発生回路44からの基準電圧Vrが入力される。基準電圧Vrと分圧された電圧との差電圧が誤差増幅器43の出力信号として出力される。誤差増幅器43の出力信号はパルス幅変調回路45に入力され、パルス幅変調回路45は、誤差増幅器43の出力信号の大きさに応じて、所定のパルス周波数(数十kHz〜数MHz)を有するパルスのデューティ比を変更したパルス信号を出力する。パルス幅変調回路45からのパルス信号は、ゲート抵抗値変更回路46を介してDC−DCコンバータ3のスイッチング素子33のゲートに加えられる。
パルス幅変調回路45からのパルス信号は、スイッチング素子33のゲート信号となるため、スイッチング素子33は、パルス幅変調回路45からのパルス信号のデューティ比に応じたオン時間でオンする。本実施形態では、DC−DCコンバータ3の入力電圧Vinに対する出力電圧Voutの比は、パルス幅変調回路45からのパルス信号のデューティ比をD(0≦D<1)とした場合、Vout/Vin=1/(1−D)となる。したがって、パルス幅変調回路45からのパルス信号のデューティ比が大きいほど、DC−DCコンバータ3の出力電圧Voutが大きくなる。このため、出力電圧Voutが小さい場合は、パルス幅変調回路45からのパルス信号のデューティ比が大きくなるように作用する。
一方、比較器48の反転入力端子には、抵抗61の電圧が入力され、比較器48の非反転入力端子には閾値電圧発生回路47からの閾値電圧Vthが入力される。抵抗61は一方が負荷5に直列接続され他方が接地されているため、DC−DCコンバータ3の出力電流Ioutに等しい負荷5の負荷電流IFは、抵抗61での電圧値VIFとして検知される。なお、負荷電流が直流ではなくパルス電流などの交流分を含む電流の場合は、比較器48の前段に、図示しない平均値回路やローパスフィルタを設けることで、比較器48の非反転入力端子に、負荷5を流れる負荷電流の平均値に応じた電圧が入力されるようにする。抵抗61は負荷電流検出回路6を構成している。
比較器48では、閾値電圧Vthと抵抗61との電圧VIFが比較され、比較信号として、ハイレベルまたはローレベルの2値信号が出力される。比較器48からの2値出力信号はゲート抵抗値変更回路46に入力され、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値を変更するために用いられる。ゲートラインの抵抗値の変更については、後で詳述する。
次に、DC−DCコンバータ3の各部の動作について図3を参照して説明する。図3は、図2に示す電源装置の各部の電圧波形または電流波形を示す図であり、DC−DCコンバータ3の入力電圧Vin、入力電流Iin、スイッチング素子33のゲート信号Q、スイッチング素子33を流れる電流IQ、ダイオード34を流れる電流ID、インダクタ32を流れる電流IL、コンデンサ31を流れる電流IC1、平滑用コンデンサ35を流れる電流IC2、DC−DCコンバータ3の出力電圧Vout、および、出力電流Ioutの各波形を示している。
スイッチング素子33のゲート信号Qによって、スイッチング素子33は時刻t1でオン、時刻t2でオフ、時刻t3でオン、時刻t4でオフ、時刻t5でオン、時刻t6でオフする。まず、図3の時刻t1においてスイッチング素子33がオンした場合、直流電源2、インダクタ32、スイッチング素子33、および直流電源2のパスが生じる。このため、直流電源2の電圧がインダクタ32、スイッチング素子33に印加され、インダクタンス素子としてのインダクタ32の電流ILが増加する。同様に、スイッチング素子33に電流IQが流れる。スイッチング素子33がオンしている期間(ton)は、電流ILと電流IQとは同じ大きさである。インダクタ32には電流ILの増加とともに、インダクタ32に蓄えられるエネルギーは増加する。
時刻t2において、スイッチング素子33がオフすると、直流電源2、インダクタ32、ダイオード34、および、負荷5と平滑用コンデンサ35との並列回路、直流電源2のパスが生じる。そして、インダクタ32に蓄積されていたエネルギーに直流電源2からの電力がダイオード34を介して平滑用コンデンサ35と負荷5とに供給される。ダイオード34を流れる電流IDには、平滑用コンデンサ35に流れる電流IC2と負荷電流を足した電流が流れる。このため、ダイオード34を流れる電流IDに流れる電流から負荷電流IFを差し引いた電流が平滑用コンデンサ35に流れ込むが、時間とともに平滑用コンデンサ35に充電されて減少していく。また、DC−DCコンバータ3の出力電圧Voutは入力電圧Vinよりも高くなる。
次に、時刻t3でスイッチング素子33がオフすると、時刻t1の時と同様に、直流電源2、インダクタ32、スイッチング素子33、および直流電源2のパスが生じ、同様の電流が流れる。なお、スイッチング素子33がオフしている期間中は平滑用コンデンサ35から負荷5に対して負荷電流を供給する。このように、スイッチング素子33がオンの状態の時もオフの状態の時も、負荷5には電力が供給される。コンデンサ31に流れる電流IC1および平滑用コンデンサ35に流れる電流IC2は、スイッチング素子33のオン・オフに応じた交流成分を持つことになる。
本実施形態において、先述したように負荷5は、液晶テレビジョン装置や液晶表示装置のバックライトに使用されるLED(発光ダイオード)51を対象にしているが、バックライトの明るさは、調光信号生成回路9からのスイッチング信号によって調整される。より具体的には、LED51を流れる電流は、電界効果トランジスタ(FET)などのスイッチング素子52によって、視覚上問題のない周波数でスイッチングされる。そして、スイッチング信号のオンデューティによって明るさが調整される。なお、スイッチング素子52のスイッチング周波数は高くとも数百Hzであり、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子33のスイッチング周波数よりかなり低い周波数が用いられる。
図4は、図2に示す電源装置の負荷に流れる電流を示す図であり、図4(A)は、バックライトを明るく点灯させる場合であり、スイッチング素子52のイッチング信号のオンデューティを100%としている。この場合、負荷電流IFはほぼ直流電流となり、平均負荷電流IFAVEも大きくなる。また、図4(B)は、バックライトを明るく点灯させる必要がない場合を示しており、スイッチング素子52のイッチング信号のオンデューティを例えば50%としている。この場合、負荷電流IFはほぼパルス状の電流となり、平均負荷電流IFAVEはオンデューティ100%の時よりも小さくなる。しかしながら、図4(A)に示す平均電流IFAVEの大きな場合よりも、図4(B)に示す平均電流IFAVEが小さな場合の方が、パルス電流が流れるためEMIが悪くなる場合がある。さらに、LED駆動のデューティに応じてDC−DCコンバータ3の出力電圧を高める制御を行う場合は、デューティが小さく平均電流が小さい場合でも最大電流値が大きくなってEMIが悪くなる場合がある。
そして、負荷電流IFが大きな場合、すなわち高負荷の場合、ゲート制御回路4は、DC−DCコンバータ3の出力電圧VoutをLED51の点灯に必要な電圧値に維持しようとするために、スイッチング素子33のデューティ比Dが大きくなるように作用する。これによって、スイッチング素子33を流れる電流IQは大きくなり、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子33の温度が上昇する。
一方、負荷電流IFが小さな場合、すなわち低負荷の場合、ゲート制御回路4は、DC−DCコンバータ3の出力電圧VoutをLED51の点灯に必要な電圧値に維持しようとするが、負荷電流IFが小さいため、スイッチング素子33のデューティ比Dを大きくする必要はなく、小さな値を維持しようとする。これによって、スイッチング素子33を流れる電流IQは小さくなり、スイッチング素子33の温度は大きく上昇することはない。この場合、FET等のスイッチング素子33の温度や半田面の温度は、基準値に対して比較的マージンがある。したがって、本実施形態では、負荷電流IFが小さな軽負荷の場合に、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子33を駆動するゲートラインの抵抗値を大きくすることによってゲートパルス波形をなまらせ、スイッチング素子の立ち上がり時間と立ち下がり時間を遅くし、スイッチングによる高周波ノイズの発生を抑えている。
図5は、図2に示す電源装置のゲート抵抗値変更回路とゲート信号波形を説明するための図であり、図2とともに説明する。図2において、比較器48では、閾値電圧Vthと抵抗61の電圧VIFが比較され、比較器48からの2値出力信号はゲート抵抗値変更回路46に入力される。ゲート抵抗値変更回路46は、スイッチング素子33のゲートGに接続された抵抗R1、R2と、これらの抵抗R1、R2を切換えるスイッチSWから構成されている。抵抗R2の抵抗値は抵抗R1の抵抗値よりも大きく、例えば、抵抗R1は0Ω、抵抗R2は200Ωとなっている。
そして、抵抗61の電圧VIFが閾値電圧Vthより大きい場合、すなわち負荷電流IFが所定値よりも大きい場合は、比較器48はローレベルの信号を出力し、ゲート抵抗値変更回路46は、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値が小さい抵抗R1の値となるようにスイッチSWを切換える。これにより、スイッチング素子33のゲートには、立ち上がりと立ち下がりが傾斜していない良好なパルス波形のゲート信号が印加され、スイッチング素子の温度上昇が抑えられる。
また、抵抗61の電圧VIFが閾値電圧Vthより小さい場合、すなわち負荷電流IFが所定値よりも小さい場合は、比較器48はハイの信号を出力し、ゲート抵抗値変更回路46は、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値が大きい3のゲートラインの抵抗とスイッチング素子33のゲートソース間の容量によるRC回路の時定数が大きくなるため、ゲート信号の波形は、図5に示すように、立ち上がりと立ち下がりが傾斜した、いわゆるなまった形状となる。これによって、スイッチング素子33の温度は上昇するものの、発生ノイズは抑制することができる。
閾値電圧Vthの大きさ、負荷電流IF検出のための抵抗61の抵抗値、抵抗R2の抵抗値は、スイッチング素子33が許容温度範囲内に収まるように設定される。なお、本実施形態では、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値として2つの値を切換えるようにしているが、3つ以上の抵抗値を切換えるようにしてもよく、さらに、負荷電流IFの大きさに応じてゲートラインの抵抗値を連続的に変更するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図6は、本発明に係る電源装置の他の実施形態の構成を示す図であり、図1(B)の模式図に対応している。
本実施形態では、電源として直流電源2を用い、負荷5として、第1の実施形態と同様に、液晶テレビジョン装置や液晶表示装置のバックライトに使用されるLED(発光ダイオード)51を対象にした場合について説明するが、電源としては電池でもよく、また、負荷5としては、バックライトのLEDに限らず種々の負荷を対象とすることができる。本実施形態の電源装置1は、DC−DCコンバータ3、および、ゲート制御回路4、素子温度検出回路7を備えている。第1の実施形態と同じく、ゲート制御回路4の破線で囲んだ構成をIC(集積回路)で構成することも可能である。
本実施形態は、DC−DCコンバータ3、ゲート制御回路4の基本的な構成は図2に示した第1の実施形態と同じであり、第1の実施形態では、負荷電流IFの大きさ応じてDC−DCコンバータ3のスイッチング素子33のゲート抵抗値を変更しているのに対して、本実施形態では、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子33の温度に応じてスイッチング素子33のゲート抵抗値を変更している。以下、第1の実施形態と同じ構成についてはその説明を省略し、異なる構成について説明する。
第1の実施形態では、負荷5の負荷電流IFを検出するために、負荷電流検出回路6を設けていたが、本実施形態では、負荷電流検出回路6に代えて、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子33の温度を検出するための素子温度検出回路7を設けている。素子温度検出回路7は、例えば、スイッチング素子33の近傍にサーミスタ71を設け、定電圧をサーミスタ71と抵抗72によって分圧し、この分圧した電圧VTを比較器48の反転入力端子に加えている。
サーミスタ71は、スイッチング素子33の温度上昇とともにその抵抗値が減少するため、サーミスタ71と抵抗72の分圧抵抗回路によって定電圧を分圧することによって得られた電圧VTは、スイッチング素子33の温度上昇とともにその値が大きくなる。そして、負荷5の負荷電流IFが大きくなってスイッチング素子33の温度が高くなると、素子温度検出回路7からの電圧VTは大きくなる。電圧VTが閾値電圧Vthよりも大きい場合、すなわち、スイッチング素子33の温度が所定値よりも高い場合は、比較器48はローレベルの信号を出力し、ゲート抵抗値変更回路46は、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値が小さい抵抗R1の値となるようにスイッチSWを切換える。これにより、スイッチング素子33のゲートには、立ち上がりと立ち下がりが傾斜していない良好なパルス波形のゲート信号が印加され、スイッチング素子33の温度上昇が抑えられる。
また、素子温度検出回路7からの電圧VTが閾値電圧Vthより小さい場合、すなわちスイッチング素子33の温度が所定値よりも低い場合は、比較器48はハイレベルの信号を出力し、ゲート抵抗値変更回路46は、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値が大きい抵抗R2の値となるようにスイッチSWを切換える。これにより、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗とスイッチング素子33のゲートソース間の容量によるRC回路の時定数が大きくなるため、ゲート信号の波形は、図5に示すように、立ち上がりと立ち下がりが傾斜した、いわゆるなまった形状となる。これによって、スイッチング素子33の温度は上昇するものの、発生ノイズは抑制することができる。
閾値電圧Vthの大きさ、サーミスタ71の特性と抵抗値、抵抗72の抵抗値、抵抗R2の抵抗値、スイッチング素子33が許容温度範囲となるように設定される。なお、本実施形態では、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値として2つの値を切換えるようにしているが、第1の実施形態と同様に、3つ以上の抵抗値を切換えるようにしてもよく、さらに、スイッチング素子33の温度に応じてゲートラインの抵抗値を連続的に変更するようにしてもよい。
(第3の実施形態)
図7は、本発明に係る電源装置をテレビジョン装置の適用した際の一実施形態の構成を示す図であり、図1(C)の模式図に対応している。
本実施形態では、電源として直流電源2を用い、負荷5として、第1の実施形態と同様に、液晶テレビジョン装置のバックライトに使用されるLED(発光ダイオード)51を対象にしている。本実施形態のテレビジョン装置は、DC−DCコンバータ3、ゲート制御回路4、および、調光信号生成回路9を備えている。第1、第2の実施形態と同じく、ゲート制御回路4の破線で囲んだ構成をIC(集積回路)で構成することも可能である。
本実施形態は、DC−DCコンバータ3、ゲート制御回路4の基本的な構成は図2に示した第1の実施形態と同じであり、第1の実施形態では、負荷電流IFの大きさ応じてDC−DCコンバータ3のスイッチング素子33のゲート抵抗値を変更しているのに対して、本実施形態では、テレビジョン装置において、映画モードなどの特定の映像モードでは、バックライトの消費電流が小さいことに注目し、映像信号のモードに応じて、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子33のゲート抵抗値を変更している。以下、第1の実施形態と同じ構成についてはその説明を省略し、異なる構成について説明する。
本実施形態では、ゲート制御回路4は、映像信号モード入力端子から入力されたモード信号を受けるモード解析部49を有しており、第1の実施形態が備えていた閾値電圧発生回路47、および、比較器48を備えていない。また、調光信号生成回路9にも映像信号モード入力端子から入力されたモード信号が入力される。
調光信号生成回路9は、映像信号モード入力端子から入力されたモード信号に応じて、LED51を流れる電流を調整する。例えば、モード信号が映画モードである場合は、オンデューティ比の小さなスイッチング信号をスイッチング素子52に入力することによって、LED51を流れる電流を小さく抑え、図示しない液晶画面に暗い映像を表示する。また、モード信号がダイナミックモードでは、オンデューティ比の大きなスイッチング信号をスイッチング素子52に入力することによって、LED51を流れる電流を大きくし、コントラストの大きな映像を表示する。このように、バックライトは、所定の映像モードなどの負荷モードに応じて負荷電流の大きさが変更される。
ゲート制御回路4のモード解析部49は、映像信号モード入力端子から入力されたモード信号を解析し、モード信号に応じて、ゲート抵抗値変更回路46へ抵抗変更信号を出力する。例えば、モード信号が映画モードである場合は、ゲート抵抗値変更回路46がスイッチング素子33のゲートラインの抵抗値が大きいR2の値となるように抵抗変更信号を出力する。これによって、負荷電流IFが小さい場合は、ゲート信号の波形は、図5に示すように、立ち上がりと立ち下がりが傾斜した、いわゆるなまった形状となる。これによって、スイッチング素子33の温度は上昇するものの、発生ノイズは抑制することができる。
また、ゲート制御回路4のモード解析部49は、モード信号がダイナミックモードである場合は、ゲート抵抗値変更回路46がスイッチング素子33のゲートラインの抵抗値が小さい抵抗R1の値となるように抵抗変更信号を出力する。これにより、負荷電流IFが大きい場合は、スイッチング素子33のゲートには、立ち上がりと立ち下がりが傾斜していない良好なパルス波形のゲート信号が印加され、スイッチング素子33の温度上昇が抑えられる。
以上、本実施形態では、映像信号のモードとして、映画モード、ダイナミックモードを例に説明したが、例えば、映像信号のモードはこれに限る必要はない。例えば、映像信号の平均輝度レベルに応じて、所定の値以下の映像信号を表示する場合は、暗モードのモード信号を受信することによって、バックライトの負荷電流IFを小さくするとともに、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値が大きい抵抗R2の値となるように制御してもよい。また、明るさセンサーを有するテレビでは、周囲の明るさに応じて暗い映像を表示するモードでは、バックライトの負荷電流IFを小さくするとともに、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値が大きい抵抗R2の値となるように制御することができる。
また、テレビジョン装置の場合は、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値を変更することによってDC−DCコンバータ3の出力電圧の変動があった際の視覚上の影響を避けるために、シーンチェンジなどの映像切り替えのタイミングで抵抗値を変更することが望ましい。
1…電源装置、2…直流電源、3…DC−DCコンバータ、4…ゲート制御回路、5…負荷、6…負荷電流検出回路、7…素子温度検出回路、9…調光信号生成回路、31…コンデンサ、32…インダクタ、33…スイッチング素子、34…ダイオード、35…平滑用コンデンサ、41,42…抵抗、43…誤差増幅器、44…基準電圧発生回路、45…パルス幅変調回路、46…ゲート抵抗値変更回路、47…閾値電圧発生回路、48…比較器、49…モード解析部、51…LED、52…スイッチング素子、61…抵抗、71…サーミスタ、72…抵抗。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、電源に接続されたインダクタと、該インダクタを介して前記電源からの電流が充電されるコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン・オフするためのスイッチング素子と、該スイッチング素子へ供給するゲート信号のオン・オフのデューティ比を制御する制御回路とを備え、負荷へ電力を供給する電源装置であって、前記制御回路は、前記負荷の負荷電流の大きさに応じて、前記スイッチング素子のゲート抵抗値を変更することを特徴とするものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御回路は、前記負荷電流の平均値が小さいほど、前記ゲート抵抗値を大きな値に変更することを特徴とするものである。
本発明に係る電源装置の例を模式的に説明するための図である。 本発明に係る電源装置の一実施形態の構成を示す図である。 図2に示す電源装置の各部の電圧波形または電流波形を示す図である。 図2に示す電源装置の負荷に流れる電流を示す図である。 図2に示す電源装置のゲート抵抗値変更回路とゲート信号波形を説明するための図である。 本発明に係る電源装置の参考例の構成を示す図である。 本発明に係る電源装置をテレビジョン装置に適用した際の一実施形態の構成を示す図である。
図1(A)に示す例は、負荷電流の大きさに応じてDC−DCコンバータ3のスイッチング素子のゲート抵抗値を変更している。この例は本発明の第1の実施形態に相当する。また、図1(B)に示す例では、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子の温度に応じて、スイッチング素子のゲート抵抗値を変更している。この例は本発明の参考例に相当する。さらに、図1(C)に示す例では、負荷5を液晶テレビジョン装置のバックライトとし、映像信号のモードに応じて、スイッチング素子のゲート抵抗値を変更している。この例は本発明の第の実施形態に相当する。これらの各例については、後で詳述する。
参考例
図6は、本発明に係る電源装置の参考例の構成を示す図であり、図1(B)の模式図に対応している。
参考例では、電源として直流電源2を用い、負荷5として、第1の実施形態と同様に、液晶テレビジョン装置や液晶表示装置のバックライトに使用されるLED(発光ダイオード)51を対象にした場合について説明するが、電源としては電池でもよく、また、負荷5としては、バックライトのLEDに限らず種々の負荷を対象とすることができる。本実施形態の電源装置1は、DC−DCコンバータ3、および、ゲート制御回路4、素子温度検出回路7を備えている。第1の実施形態と同じく、ゲート制御回路4の破線で囲んだ構成をIC(集積回路)で構成することも可能である。
参考例は、DC−DCコンバータ3、ゲート制御回路4の基本的な構成は図2に示した第1の実施形態と同じであり、第1の実施形態では、負荷電流IFの大きさ応じてDC−DCコンバータ3のスイッチング素子33のゲート抵抗値を変更しているのに対して、本参考例では、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子33の温度に応じてスイッチング素子33のゲート抵抗値を変更している。以下、第1の実施形態と同じ構成についてはその説明を省略し、異なる構成について説明する。
第1の実施形態では、負荷5の負荷電流IFを検出するために、負荷電流検出回路6を設けていたが、本参考例では、負荷電流検出回路6に代えて、DC−DCコンバータ3のスイッチング素子33の温度を検出するための素子温度検出回路7を設けている。素子温度検出回路7は、例えば、スイッチング素子33の近傍にサーミスタ71を設け、定電圧をサーミスタ71と抵抗72によって分圧し、この分圧した電圧VTを比較器48の反転入力端子に加えている。
閾値電圧Vthの大きさ、サーミスタ71の特性と抵抗値、抵抗72の抵抗値、抵抗R2の抵抗値、スイッチング素子33が許容温度範囲となるように設定される。なお、本参考例では、スイッチング素子33のゲートラインの抵抗値として2つの値を切換えるようにしているが、第1の実施形態と同様に、3つ以上の抵抗値を切換えるようにしてもよく、さらに、スイッチング素子33の温度に応じてゲートラインの抵抗値を連続的に変更するようにしてもよい。
(第の実施形態)
図7は、本発明に係る電源装置をテレビジョン装置の適用した際の一実施形態の構成を示す図であり、図1(C)の模式図に対応している。
本実施形態では、電源として直流電源2を用い、負荷5として、第1の実施形態と同様に、液晶テレビジョン装置のバックライトに使用されるLED(発光ダイオード)51を対象にしている。本実施形態のテレビジョン装置は、DC−DCコンバータ3、ゲート制御回路4、および、調光信号生成回路9を備えている。第1の実施形態と同じく、ゲート制御回路4の破線で囲んだ構成をIC(集積回路)で構成することも可能である

Claims (5)

  1. 電源に接続されたインダクタと、該インダクタを介して前記電源からの電流が充電されるコンデンサと、該コンデンサへの充電電流をオン・オフするためのスイッチング素子と、該スイッチング素子のオン・オフを制御する制御回路とを備え、負荷へ電力を供給する電源装置であって、
    前記制御回路は、前記負荷の負荷電流の大きさまたは前記スイッチング素子の温度に応じて、前記スイッチング素子のゲート抵抗値を変更することを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御回路は、前記負荷電流の平均値が小さいほど、または、前記スイッチング素子の温度が低いほど、前記ゲート抵抗値を大きな値に変更することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記負荷は所定の負荷モードに応じて前記負荷電流の大きさが変更される負荷であって、前記制御回路は、前記負荷モードに応じて前記スイッチング素子のゲート抵抗値を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1に記載の電源装置を備えたテレビジョン装置。
  5. 前記制御回路による前記スイッチング素子のゲート抵抗値の変更は、映像のシーンチェンジ時に行うことを特徴とする請求項4に記載のテレビジョン装置。
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