JP7338139B2 - スイッチング制御回路、電源回路 - Google Patents
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Description
<<<スイッチング電源回路10の概要>>>
図1は、本発明の一実施形態であるスイッチング電源回路10の構成を示す図である。スイッチング電源回路10は、商用電源の交流電圧Vacから所望の出力電圧Voutを生成するフライバック方式の電源回路であり、全波整流回路20、コンデンサ21~23、制御回路24、パワートランジスタ25、抵抗26、トランス27、ダイオード28,29、電圧検出回路30、及びフォトカプラ31を含んで構成される。
図2は、制御回路24の構成の一例を示す図である。制御回路24は、帰還電圧生成回路50、コンパレータ51、発振回路52、SRフリップフロップ53、電圧生成回路54、クランプ回路55、及び駆動回路56を含んで構成される。なお、制御回路24には、パワートランジスタ25や抵抗26等の夫々の部品に接続される端子(不図示)が設けられているが、ここでは省略されている。
ここで、制御回路24の動作の概要について説明する。まず、発振回路52からのクロック信号Sclkが“H”レベルになると、(Vin,Vinb)=(“H”,“L”)となるため、パワートランジスタ25がオンする。これにより、抵抗26の電圧Vrが上昇し、電圧Vrが帰還電圧Vfbより高くなると、SRフリップフロップ53がリセットされる。この結果、(Vin,Vinb)=(“L”,“H”)となり、パワートランジスタ25がオフする。なお、制御回路24がパワートランジスタ25をオン、またはオフする際の詳細な動作については後述する。
図3は、電圧生成回路54及びクランプ回路55の一例を示す図である。電圧生成回路54は、入力されるタイミング信号S1の論理レベルに基づいて、電圧Vxを生成する回路であり、NMOSトランジスタ70,71、及びPMOSトランジスタ72を含む。なお、タイミング信号S1,S2は、駆動回路56で生成される信号である。
図3,4を参照しつつ、電圧生成回路54及びクランプ回路55の動作について説明する。なお、時刻t0より前では、タイミング信号S1は“H”レベルであるため、電圧生成回路54のNMOSトランジスタ70はオンし、PMOSトランジスタ72はオフしている。このため電圧Vxは、ゼロボルト(“L”レベル)である。また、この際、タイミング信号S2は“L”レベルであるため、クランプ回路55のNMOS91,92はオフしている。したがって、このタイミングでは、クランプ回路55は動作しておらず、電圧Vxがクランプされることはない。
図5は、駆動回路56の一例を示す図である。駆動回路56は、タイミング信号S1,S2を生成するとともに、電圧Vin,Vinb,Vxに基づいて、パワートランジスタ25を駆動する回路である。駆動回路56は、貫通電流防止回路100、NMOS駆動回路101、PMOS駆動回路102、NMOSトランジスタ103、及びPMOSトランジスタ104を含んで構成される。なお、本実施形態で、電源電圧Vccは、駆動回路の56を動作させる電圧である。
==立上り波形==
図6は、パワートランジスタ25がオンする際の駆動回路56の主要なノードの波形を示す図である。
図7は、パワートランジスタ25がオフする際の駆動回路56の主要なノードの波形を示す図である。
<<制御回路300>>
図8は、制御回路300の一例を示す図である。制御回路300は、パワートランジスタ25のスイッチングを制御する回路であり、帰還電圧生成回路50、コンパレータ51、発振回路52、SRフリップフロップ53、電圧生成回路54、クランプ回路55、駆動回路56、及びタイマ回路310を含んで構成される。図8の制御回路300と、図2の制御回路24とでは、同じ符号の付されたブロックは同じである。
図9は、制御回路301の一例を示す図である。制御回路301は、パワートランジスタ25のスイッチングを制御する回路であり、帰還電圧生成回路50、コンパレータ51,320、発振回路52、SRフリップフロップ53、電圧生成回路54、クランプ回路55、及び駆動回路56を含んで構成される。なお、図9の制御回路301と、図2の制御回路24とでは、同じ符号の付されたブロックは同じである。
以上、本実施形態のスイッチング電源回路10について説明した。スイッチング電源回路10の制御回路24は、電圧Vdrが電圧レベルV1となるまでは、電圧Vdrのレベルを“速度A1”で上昇させ、電圧Vdrが電圧レベルV1となると、電圧Vdrを上昇させる速度を“速度A2”まで低下させる。また、スイッチング電源回路10では、パワートランジスタ25のゲート電極(制御電極)に、いわゆるゲート抵抗が設けられていない。このため、制御回路24は、パワートランジスタ25のスイッチング損失を低減しつつ、電圧Vdrに発生するリンギングを抑制することができる。
20 全波整流回路
21~23 コンデンサ
24,300,301 制御回路
25 パワートランジスタ
26 抵抗
27 トランス
28,29,D1~D3 ダイオード
30 電圧検出回路
31 フォトカプラ
50 帰還電圧生成回路
51,320 コンパレータ
52 発振回路
53 SRフリップフロップ
54 電圧生成回路
55 クランプ回路
56 駆動回路
70,71,90~92,103,200,201,240 NMOSトランジスタ
72,81~84,104,202~205,241 PMOSトランジスタ
80 バイアス電流源
100 貫通電流防止回路
101 NMOS駆動回路
102 PMOS駆動回路
210,220~223,230,231 インバータ
310 タイマ回路
Claims (6)
- 制御信号がパワートランジスタをオンさせるための一方の論理レベルになると、所定ノードの電圧を上昇させる電圧生成回路と、
前記制御信号が前記一方の論理レベルになると、前記パワートランジスタの制御電極の電圧を上昇させ、前記制御信号が前記パワートランジスタをオフさせるための他方の論理レベルになると、前記制御電極の電圧を低下させる駆動回路と、
前記制御電極の電圧レベルが上昇して所定レベルとなると、前記所定ノードの電圧をクランプするクランプ回路と、
を備え、
前記駆動回路は、
前記制御電極に電流を供給するソーストランジスタと、
前記制御電極から電流を吸い込むシンクトランジスタと、
前記制御信号が前記一方の論理レベルになると、前記所定ノードの電圧レベルの上昇に応じて大きくなる電流値の第1電流を前記ソーストランジスタが前記制御電極に供給するよう、前記ソーストランジスタを駆動するソーストランジスタ駆動回路と、
前記制御信号が前記他方の論理レベルになると、前記シンクトランジスタが前記制御電極から第2電流を吸い込むよう、前記シンクトランジスタを駆動するシンクトランジスタ駆動回路と、
を含み、
前記クランプ回路は、
前記所定ノードの電圧が、前記制御電極の電圧が前記所定レベルとなる際の第1電圧レベルより低い第2電圧レベルとなるよう、前記所定ノードの電圧をクランプし、
前記所定レベルは、前記パワートランジスタの閾値電圧より高く、前記駆動回路の電源電圧より低いこと、
を特徴とするスイッチング制御回路。 - 請求項1に記載のスイッチング制御回路であって、
前記駆動回路は、
前記制御信号が前記一方の論理レベルになり、前記シンクトランジスタがオフすると、前記ソーストランジスタ駆動回路に前記ソーストランジスタを駆動させ、前記制御信号が前記他方の論理レベルになり、前記ソーストランジスタがオフすると、前記シンクトランジスタ駆動回路に前記シンクトランジスタを駆動させる論理回路を更に含むこと、
を特徴とするスイッチング制御回路。 - 請求項1または請求項2に記載のスイッチング制御回路であって、
前記クランプ回路は、
ダイオードと、
前記ダイオードにバイアス電流を供給するバイアス電流回路と、
前記制御電極の電圧レベルが上昇して前記所定レベルとなると、前記ダイオードと前記所定ノードとを接続するスイッチと、
を含むことを特徴とするスイッチング制御回路。 - 請求項1~3の何れか一項に記載のスイッチング制御回路であって、
前記制御信号が前記一方の論理レベルとなる毎に、前記制御電極の電圧レベルが前記所定レベルとなるまでの所定期間を計測する計測回路を含み、
前記クランプ回路は、
前記計測回路が前記所定期間を計測すると、前記所定ノードの電圧をクランプすること、
を特徴とするスイッチング制御回路。 - 請求項1~4の何れか一項に記載のスイッチング制御回路であって、
前記制御電極の電圧と、前記所定レベルの電圧とを比較する比較回路を含み、
前記クランプ回路は、
前記比較回路が前記制御電極の電圧が前記所定レベルより大きいことを示す比較結果を出力すると、前記所定ノードの電圧をクランプすること、
を特徴とするスイッチング制御回路。 - パワートランジスタと、
制御信号が一方の論理レベルとなると前記パワートランジスタをオンし、他方の論理レベルとなると前記パワートランジスタをオフするスイッチング制御回路と、
を備え、
前記スイッチング制御回路は、
前記制御信号が前記一方の論理レベルになると、所定ノードの電圧を上昇させる電圧生成回路と、
前記制御信号が前記一方の論理レベルになると、前記パワートランジスタの制御電極の電圧を上昇させ、前記制御信号が前記他方の論理レベルになると、前記制御電極の電圧を低下させる駆動回路と、
前記制御電極の電圧レベルが上昇して所定レベルとなると、前記所定ノードの電圧をクランプするクランプ回路と、
を備え、
前記駆動回路は、
前記制御電極に電流を供給するソーストランジスタと、
前記制御電極から電流を吸い込むシンクトランジスタと、
前記制御信号が前記一方の論理レベルになると、前記所定ノードの電圧レベルの上昇に応じて大きくなる電流値の第1電流を前記ソーストランジスタが前記制御電極に供給するよう、前記ソーストランジスタを駆動するソーストランジスタ駆動回路と、
前記制御信号が前記他方の論理レベルになると、前記シンクトランジスタが前記制御電極から第2電流を吸い込むよう、前記シンクトランジスタを駆動するシンクトランジスタ駆動回路と、
を含み、
前記クランプ回路は、
前記所定ノードの電圧が、前記制御電極の電圧が前記所定レベルとなる際の第1電圧レベルより低い第2電圧レベルとなるよう、前記所定ノードの電圧をクランプし、
前記所定レベルは、前記パワートランジスタの閾値電圧より高く、前記駆動回路の電源電圧より低い、
ことを特徴とする電源回路。
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WO2012169041A1 (ja) | 2011-06-09 | 2012-12-13 | 三菱電機株式会社 | ゲート駆動回路 |
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JP2018093653A (ja) | 2016-12-06 | 2018-06-14 | ローム株式会社 | 絶縁型のdc/dcコンバータ、一次側コントローラ、電源アダプタおよび電子機器 |
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