JP6041783B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、脱穀型式が自脱型や普通型、走行型式がクローラ型やホイル型等のコンバインにおいて、脱穀装置等への伝動構造に関する。
脱穀装置により回収された穀粒を貯留するグレンンタンク、及びグレンタンクに貯留された穀粒を排出する排出スクリュウが備えられたコンバインでは、例えば特許文献1に開示されているように、エンジンの動力が脱穀装置及び排出スクリュウに並列的に伝達されるように構成されたものがある。
特許文献1では、エンジンの出力軸の動力が伝動ベルト(脱穀伝動系に相当)を介して脱穀装置に伝達され、エンジンの出力軸の動力が伝動ベルト(作業伝動系に相当)を介して排出スクリュウに伝達される。
脱穀装置への伝動ベルト及び排出クラッチへの伝動ベルトにクラッチ機能が備えられており(脱穀クラッチ及び作業クラッチに相当)、電動モータにより脱穀装置への伝動ベルトのクラッチ、及び排出クラッチへの伝動ベルトのクラッチが伝動状態及び遮断状態に操作されるように構成されている。
これにより、運転者はスイッチ等を操作するだけで、電動モータにより楽に脱穀クラッチ及び作業クラッチを伝動状態及び遮断状態に操作することができる。
特開2012−90607号公報(図3及び図9参照)
コンバインではエンジン、脱穀装置及びグレンタンクの位置が決まっているので、エンジンの出力軸と脱穀装置及び排出スクリュウとに亘る伝動ベルトの位置も決まっている。
これにより、例えばフレームの配置の変更や他の装置の配置の変更等の設計変更を行う場合、前述のように、エンジンの出力軸と脱穀装置及び排出スクリュウとに亘る伝動ベルトの位置が決まっていると、この伝動ベルトが前述の設計変更の阻害要因になる可能性がある。さらに、コンバインにおいても、省資源及び環境保護の観点から、燃費向上の要望が高まっている。
本発明は、コンバインにおいて、運転者が楽に脱穀クラッチ及び作業クラッチを伝動状態及び遮断状態に操作できるように構成しながら、且つ、原動部の付近の設計変更に対応できるように構成しながら、燃費向上も図ることができるように構成することを目的としている。
(構成)
本発明は、コンバインにおいて次のように構成することにある。
脱穀装置と、前記脱穀装置とは別の作業装置とが備えられ、
原動部の動力が伝達される上手側伝動系が、前記脱穀装置に接続される脱穀伝動系と、前記作業装置に接続される作業伝動系とに分岐されて、前記原動部の動力が前記上手側伝動系、前記脱穀伝動系及び作業伝動系を介して前記脱穀装置及び作業装置に伝達されるように構成され、
上手側クラッチが前記上手側伝動系に備えられ、脱穀クラッチが前記脱穀伝動系に備えられて、作業クラッチが前記作業伝動系に備えられ、
前記上手側クラッチ、前記脱穀クラッチ及び作業クラッチを伝動状態及び遮断状態に操作する操作装置が備えられている。
(作用及び発明の効果)
本発明によると、特許文献1のように原動部の動力が脱穀伝動系及び作業伝動系を介して脱穀装置及び作業装置に直接に伝達されるのではなく、原動部の動力が上手側伝動系に伝達されており、上手側伝動系から脱穀伝動系及び作業伝動系に分岐するように構成されている。
この場合、上手側伝動系は原動部に比べて位置の変更等が比較的行い易いので、原動部の付近の設計変更を行う際に、脱穀伝動系及び作業伝動系の位置の変更等が困難であっても、原動部の付近の設計変更に適応するように上手側伝動系の位置等の変更を行うことによって、原動部の付近の設計変更を比較的容易に行うことができる。
前述のように、原動部の動力が上手側伝動系に伝達されて、上手側伝動系から脱穀伝動系及び作業伝動系を介して脱穀装置及び作業装置に伝達されるように構成すると、原動部から脱穀装置及び作業装置への伝動系が上手側伝動系の分だけ長くなるので、以下の点において燃費の面で不利になることがある。
例えば脱穀クラッチ及び作業クラッチを遮断状態に操作して、脱穀装置及び作業装置を停止させも、原動部の動力が上手側伝動系に伝達されているので(上手側伝動系の伝動軸が回転駆動されているので)、上手側伝動系の分だけ原動部の動力が余分に消費される。
これに対して本発明によると、脱穀クラッチ及び作業クラッチを遮断状態に操作して、脱穀装置及び作業装置を停止させる場合、上手側クラッチも遮断状態に操作することにより、上手側伝動系の多くの部分を停止させることができるので、原動部の動力が余分に消費される状態を小さくすることができて、燃費の向上を図ることができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
前記操作装置に、前記上手側クラッチ、前記脱穀クラッチ及び作業クラッチが遮断状態に操作される中立位置が備えられている。
(作用及び発明の効果)
本発明によると、操作装置を中立位置という1箇所に操作することにより、上手側クラッチ、脱穀クラッチ及び作業クラッチを遮断状態に操作することができるので、操作装置を中立位置に操作するという簡単な操作により、上手側クラッチ、脱穀クラッチ及び作業クラッチの遮断状態を得ることができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
前記操作装置が前記中立位置から作動すると、前記上手側クラッチが最初に伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている。
(作用及び発明の効果)
本発明によると、操作装置を中立位置から作動させた場合、上手側クラッチよりも先に脱穀クラッチ(作業クラッチ)が伝動状態に操作されることはない。
これにより、脱穀クラッチ(作業クラッチ)が伝動状態に操作されてから、上手側クラッチが伝動状態に操作されることにより、原動部の動力が脱穀装置(作業装置)に急激に伝達されてショックが生じるという状態を抑えることができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
前記上手側クラッチが伝動状態に操作されてから、前記操作装置がさらに作動すると、前記脱穀クラッチが伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている。
(作用及び発明の効果)
コンバインにおいて、脱穀装置は扱胴や選別部、1番及び2番スクリュウ、排塵ファン等のように、駆動される部分が多く、駆動される部分の総重量も大きいものとなっているので、脱穀装置への動力の伝達開始時にショックが発生し易い。
本発明によると、上手側クラッチが伝動状態に操作され、次に脱穀クラッチが伝動状態に操作されるので、原動部の動力が原動部に近い側から順番に伝達されて脱穀装置に到達するという状態を得ることができるのであり、原動部から脱穀装置に無理なく円滑に動力を伝達することができて、脱穀装置への動力の伝達開始時のショックを抑えることができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
前記操作装置が前記中立位置から一方に作動すると、前記上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作され、
前記操作装置が前記中立位置から他方に作動すると、前記上手側クラッチ及び作業クラッチが伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている。
(作用及び発明の効果)
コンバインにおいて、脱穀装置と、脱穀装置とは別の作業装置を備える場合、脱穀装置とは同時に作動しない作業装置を備えることがある。
本発明によると、操作装置を中立位置(脱穀装置と作業装置とが停止している状態)から一方に作動させると、作業装置が停止した状態で、上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作されて脱穀装置が作動し、操作装置を中立位置から他方に作動させると、脱穀装置が停止した状態で、上手側クラッチ及び作業クラッチが伝動状態に操作されて作業装置が作動するのであり、脱穀装置と作業装置とが同時に作動しない状態を無理なく得ることができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
前記脱穀装置により回収された穀粒を貯留するグレンタンクと、前記グレンタンクの底部に備えられて前記グレンタンクに貯留された穀粒を排出する排出スクリュウとが備えられて、
前記作業装置が前記排出スクリュウであり、前記作業クラッチが前記排出スクリュウに動力を伝達する排出クラッチであり、
前記操作装置が前記中立位置から他方に作動すると、前記上手側クラッチ及び排出クラッチが同時に伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている。
(作用及び発明の効果)
コンバインにおいて、脱穀装置と同時に作動させない作業装置として、グレンタンクに貯留された穀粒を排出する排出スクリュウがある(脱穀装置を作動させる刈取作業では、排出スクリュウを停止させて、脱穀装置により回収された穀粒をグレンタンクに貯留するのであり、グレンタンクが満杯になると、刈取作業を中断して脱穀装置を停止させ、排出スクリュウを作動させてグレンタンクの穀粒を排出する)。
本発明によると、作業装置を排出スクリュウとし、作業クラッチを排出スクリュウに動力を伝達する排出クラッチとしている。この場合、コンバインにおいて、排出スクリュウは比較的重量が小さいので、排出スクリュウへの動力の伝達開始時にショックは発生し難い。
これにより本発明によると、操作装置を中立位置から他方に作動させると、上手側クラッチ及び排出クラッチが同時に伝動状態に操作されて、排出スクリュウが作動するので、排出スクリュウへの動力の伝達開始時のショックの発生を避けながら、上手側クラッチが伝動状態に操作されてから次に脱穀クラッチが伝動状態に操作される状態に比べて、排出スクリュウを遅れることなく素早く作動させることができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
刈り取られた穀稈の穂先側を前記脱穀装置に入れながら穀稈を挟持して搬送するフィードチェーンと、前記フィードチェーンに動力を伝達するフィードチェーンクラッチとが備えられて、
前記上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作されてから、前記操作装置がさらに一方に作動すると、前記フィードチェーンクラッチが伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている。
(作用及び発明の効果)
自脱型のコンバインでは、刈り取られた穀稈の穂先側を脱穀装置に入れながら穀稈を挟持して搬送するフィードチェーンと、フィードチェーンに動力を伝達するフィードチェーンクラッチとが備えられている。
自脱型のコンバインでは、脱穀装置において回転駆動される扱胴により穀稈の穂先側が脱穀処理されながら、フィードチェーンにより穀稈が搬送されるので、扱胴が停止した状態において、フィードチェーンにより穀稈を搬送しながら穀稈の穂先側を脱穀装置に入れることは困難である。
本発明によると、上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作されて、脱穀装置が作動してから、フィードチェーンクラッチが伝動状態に操作されて、フィードチェーンが作動するので、脱穀装置が停止した状態において、フィードチェーンにより穀稈を搬送しながら穀稈の穂先側を脱穀装置に入れるような状態が生じることはなく、穀稈の穂先側を脱穀装置に無理に入れようとすることによる穀稈の乱れが生じない。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
刈取部に動力を伝達する刈取クラッチが備えられて、
前記上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作されてから、前記操作装置がさらに一方に作動すると、前記刈取クラッチが伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている。
(作用及び発明の効果)
コンバインでは、刈取部により刈り取られた穀稈が脱穀装置に搬送されて脱穀処理されるので、刈取部により刈り取られた穀稈が刈取部から脱穀装置に搬送される際、脱穀装置が作動状態であることが好ましい。
本発明によると、上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作されて、脱穀装置が作動してから、刈取クラッチが伝動状態に操作されて、刈取部が作動するので、刈取部により刈り取られた穀稈が刈取部から脱穀装置に搬送される際、脱穀装置は事前に作動状態となっているので、刈取部により刈り取られた穀稈が刈取部から脱穀装置に無理なく円滑に搬送されて脱穀処理される。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
前記操作装置に、電動モータと、前記電動モータにより操作されるカム機構と、前記カム機構及び各クラッチを接続する複数の連係機構とが備えられており、
前記電動モータにより前記カム機構が操作されて、前記カム機構の動作が前記連係機構を介して各クラッチに伝達されて、各クラッチが伝動状態及び遮断状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている。
(作用及び発明の効果)
本発明によると、配置場所を必要とする電動モータとカム機構とを1箇所にまとめて配置することができるのであり、カム機構から各クラッチに連係機構(ワイヤや連係リンク等)を延出するように構成しているので、操作装置を無駄なく配置することができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
前記脱穀装置により回収された穀粒を貯留するグレンタンクと、前記グレンタンクの底部に備えられて前記グレンタンクに貯留された穀粒を排出する排出スクリュウとが備えられて、
機体の後部に前記脱穀装置及びグレンタンクが機体左右方向に並べて配置され、前記排出スクリュウが機体前後方向に配置されて、
前記電動モータ及びカム機構が平面視で前記脱穀装置と前記排出スクリュウとの間に配置されている。
(作用及び発明の効果)
コンバインでは一般に、機体の後部に脱穀装置及びグレンタンクが機体左右方向に並べて配置され、排出スクリュウが機体前後方向に配置されている。
本発明によると、脱穀装置とグレンタンク(排出スクリュウ)との間の空間を有効に利用して、電動モータ及びカム機構を平面視で脱穀装置と排出スクリュウとの間に配置しており、電動モータ及びカム機構を無理なく配置することができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
機体横外側に向って斜め下方に傾斜する傾斜面が前記グレンタンクの底部に備えられ、前記傾斜面の下端部に前記排出スクリュウが配置されて、
前記電動モータ及びカム機構が前記傾斜面の下方に配置されている。
(作用及び発明の効果)
本発明によると、電動モータ及びカム機構を平面視で脱穀装置と排出スクリュウとの間に配置する場合、グレンタンクの底部の傾斜面によって形成される空間を有効に利用しているので、電動モータ及びカム機構を無理なく配置することができる。
(構成)
本発明は、次のように構成する好適である。
複数の前記連係機構が、前記カム機構から同じ前方に延出され、前方の延出部分から各クラッチに分かれて延出されている。
(作用及び発明の効果)
電動モータ及びカム機構を平面視で脱穀装置と排出スクリュウとの間に配置する場合、本発明によると、複数の連係機構がカム機構から同じ前方に延出されるので、複数の連係機構をまとめて無理なく配置することができる。
コンバインの全体側面図である。 コンバインの全体平面図である。 脱穀装置及びグレンタンクの付近の縦断背面図である。 全体の伝動系を示す概略平面図である。 グレンタンクの前部の伝動ベルト及びテンションプーリーの付近の正面図である。 グレンタンクの前部の伝動ベルト及びテンションプーリーの付近の平面図である。 操作装置の平面図である。 操作装置の縦断正面図である。 操作装置の縦断側面図である。 操作装置と上手側クラッチ、脱穀クラッチ、フィードチェーンクラッチ、刈取クラッチ及び排出クラッチとの連係状態を示す図である。 操作装置が中立位置、第1位置及び第5位置に操作された状態での第1,2,3カム板の側面図である。 操作装置が第2位置、第3位置及び第4位置に操作された状態での第1,2,3カム板の側面図である。 操作装置の第1,2,3カム板の中立位置、第1〜第5位置の位相を示す側面図である。 操作装置の中立位置、第1〜第5位置と、上手側クラッチ、脱穀クラッチ、フィードチェーンクラッチ、刈取クラッチ及び排出クラッチとの関係を示す図である。
[1]
コンバインの全体構成及び上手側伝動系について説明する。
図1及び図2に示すように、右及び左のクローラ走行装置1により支持された機体の前部に刈取部2が昇降自在に支持されて、機体の後部に脱穀装置3と、脱穀装置3により回収された穀粒を貯留するグレンタンク4とが機体左右方向に並べて配置されて(脱穀装置3が左側で、グレンタンク4が右側)、自脱型のハイブリッド型式のコンバインが構成されている。
図1,2,4に示すように、機体の前部の右側に運転部5が備えられて、運転部5の下部にエンジン6(原動部に相当)が備えられており、エンジン6の出力軸6aが右側に出ている。エンジン6の出力軸6aの右側にラジエータ7が備えられて、エンジン6とラジエータ7との間にラジエータファン8が備えられている。
図4に示すように、エンジン6の後側の下側においてエンジン6とグレンタンク4との間に、伝動軸9(上手側伝動系に相当)が機体左右方向に配置されて、伝動軸9の右端部にプーリー9a(上手側伝動系に相当)が連結されており、エンジン6の出力軸6aに連結されたプーリー6bと伝動軸9のプーリー9aとに亘って、伝動ベルト10(上手側伝動系に相当)が巻き付けられている。
図4に示すように、伝動ベルト10に対して揺動操作自在なテンションプーリー11が備えられており、伝動ベルト10とテンションプーリー11とにより、テンション型式の上手側クラッチ12が構成されている(上手側クラッチが上手側伝動系に備えられた状態に相当)。
テンションプーリー11が伝動ベルト10を押圧してエンジン6の出力軸6aの動力が伝動軸9に伝達される伝動状態、及び、テンションプーリー11が伝動ベルト10から離れてエンジン6の出力軸6aの動力が遮断される遮断状態に、上手側クラッチ12が操作自在に構成されている。
[2]
次に、脱穀伝動系について説明する。
図4に示すように、伝動軸9の左端部にプーリー9b(上手側伝動系に相当)が連結されている。脱穀装置3の前部の下部に、唐箕(図示せず)の入力軸13(脱穀伝動系に相当)が機体左右方向に配置されて、入力軸13の右端部(脱穀装置3とグレンタンク4との間)にプーリー13a(脱穀伝動系に相当)が連結されており、伝動軸9のプーリー9bと入力軸13のプーリー13aとに亘って伝動ベルト14(脱穀伝動系に相当)が巻き付けられている。
図4に示すように、脱穀装置3の右側に扱胴15の入力軸16(脱穀伝動系に相当)が備えられており、入力軸13に連結されたプーリー13b(脱穀伝動系に相当)と、入力軸16に連結されたプーリー16a(脱穀伝動系に相当)とに亘って、伝動ベルト17(脱穀伝動系に相当)が巻き付けられている。
脱穀装置3の左側に、1番スクリュウ(図示せず)及び縦スクリュウ(図示せず)の入力軸18、2番スクリュウ(図示せず)の入力軸19、揺動選別部(図示せず)及び排塵ファン(図示せず)の入力軸20が備えられている。入力軸13の左端部に連結されたプーリー13c(脱穀伝動系に相当)と、入力軸18,19,20に連結されたプーリー18a,19a,20aとに亘って、伝動ベルト21(脱穀伝動系に相当)が巻き付けられている。
図4に示すように、刈取部2により刈り取られた穀稈の穂先側を脱穀装置3に入れながら穀稈を挟持して搬送するフィードチェーン22が、脱穀装置3の左側が備えられて、フィードチェーン22の入力軸23と入力軸20とに亘ってギヤ式の伝動機構24が備えられており、伝動機構24に咬合型式のフィードチェーンクラッチ25が備えられている。
脱穀装置3の後側に排ワラカッター26が備えられており、排ワラカッター26の入力軸27に連結されたプーリー27aと、入力軸20に連結されたプーリー20bとに亘って、伝動ベルト28が巻き付けられている。
図4に示すように、伝動ベルト14に対して揺動操作自在なテンションプーリー29が備えられており、伝動ベルト14とテンションプーリー29とにより、テンション型式の脱穀クラッチ30が構成されている(脱穀クラッチが脱穀伝動系に備えられた状態に相当)。
テンションプーリー29が伝動ベルト14を押圧して伝動軸9の動力が入力軸13に伝達される伝動状態、及び、テンションプーリー29が伝動ベルト10から離れて伝動軸9の動力が遮断される遮断状態に、脱穀クラッチ30が操作自在に構成されている。
[3]
次に、作業伝動系について説明する。
図3に示すように、グレンタンク4の左側面から機体横外側である右側の斜め下方に傾斜する傾斜面4aが、グレンタンク4の底部に備えられており、グレンタンク4の傾斜面4aの下端部に、排出スクリュウ31(作業装置に相当)が機体前後方向に配置されて、排出スクリュウ31がグレンタンク4の底部に備えられている。
図1及び図2に示すように、穀粒を排出する為のアンローダ32がグレンタンク4の後部に備えられており、排出スクリュウ31の動力がアンローダ32に伝達されるように、排出スクリュウ31の後部とアンローダ32の下部とがベベルギヤ機構(図示せず)により接続されている。アンローダ32の上下方向の縦軸芯P1周りに、グレンタンク4が右外側の開放位置に移動自在に構成されており、図2に示す状態はグレンタンク4を作業位置に位置させている状態である。
図4に示すように、脱穀装置3とグレンタンク4との間にベベルギヤ機構34(作業伝動系に相当)が備えられており、伝動軸9の左端部に連結されたプーリー9c(上手側伝動系に相当)と、ベベルギヤ機構34のプーリー34a(作業伝動系に相当)とに亘って伝動ベルト35(作業伝動系に相当)が巻き付けられている。
図4に示すように、排出スクリュウ31の入力軸33がグレンタンク4の前部に備えられて、入力軸33に連結されたプーリー33aと、ベベルギヤ機構34のプーリー34b(作業伝動系に相当)とに亘って、伝動ベルト36(作業伝動系に相当)が巻き付けられており、伝動ベルト36に対してテンションプーリー37が備えられている。
図4に示すように、伝動ベルト35に対して揺動操作自在なテンションプーリー38が備えられており、伝動ベルト35とテンションプーリー39とにより、テンション型式の排出クラッチ39(作業クラッチに相当)が構成されている(排出クラッチ(作業クラッチ)が作業伝動系に備えられた状態に相当)。
テンションプーリー28が伝動ベルト35を押圧して伝動軸9の動力がベベルギヤ機構34から排出スクリュウ31に伝達される伝動状態、及び、テンションプーリー38が伝動ベルト35から離れて伝動軸9の動力が遮断される遮断状態に、排出クラッチ39が操作自在に構成されている。
以上のように(前項[1][2]及び本項[3]参照)、エンジン6の動力が伝動ベルト10(上手側クラッチ12)及び伝動軸9に伝達されている。
伝動軸9から脱穀装置3に分岐した動力が、伝動ベルト14(脱穀クラッチ30)、入力軸13及び伝動ベルト17,21を介して脱穀装置3に伝達されるのであり、伝動機構24及びフィードチェーンクラッチ25を介してフィードチェーン22に伝達され、伝動ベルト28を介して排ワラカッター26に伝達される。
伝動軸9からグレンタンク4(排出スクリュウ31)に分岐した動力が、伝動ベルト35(排出クラッチ39)、ベベルギヤ機構34及び伝動ベルト36を介して排出スクリュウ31に伝達される。
[4]
次に、テンションプーリー37の支持構造について説明する。
図5(a)及び図6に示すように、機体に連結されたフレーム72の機体前後方向の横軸芯P2周りに、テンションアーム73の中間部が天秤状に揺動自在に支持されている。テンションアーム73の左側部(脱穀装置3側)にテンションプーリー37が支持されており、フレーム72のブラケット72aと、テンションアーム73の右側部(グレンタンク4の右壁部4b側)とに亘って、バネ74が接続されている。
これにより、バネ74の付勢力によってテンションアーム37が図5(a)の紙面時計方向に付勢されて、テンションプーリー37が伝動ベルト36に押圧されている。
図5(a)に示すように、テンションアーム73の右端部に、操作アーム75が機体前後方向の横軸芯P3周りに揺動自在に支持されている。グレンタンク4を図2に示す作業位置に位置させている状態では、図5(a)に示すように操作アーム75を上下向きの格納姿勢に操作しておき、操作アーム75がグレンタンク4の右壁部4bから右外側に出ないようにしておく。
グレンタンク4を開放位置に移動させる場合、図5(b)及び図6に示すように、操作アーム75を横向きの作業姿勢に操作するのであり、作業姿勢において操作アーム75はグレンタンク4の右壁部4bから右外側に出る。この場合、操作アーム75の折り曲げ部75aがテンションアーム73の右端部の下辺部に接触する。
これにより、図5(b)に示すように、作業姿勢の操作アーム75をバネ74に抗して下方に操作することにより、テンションアーム73を図5(b)の紙面反時計方向に揺動させることができるのであり、テンションプーリー37を伝動ベルト36から上方に離して、伝動ベルト36を取り外すことができる。
以上のように伝動ベルト36を取り外すことによって、グレンタンク4を開放位置に移動させることができる。
[5]
次に、クローラ走行装置1への伝動系及び刈取部2への伝動系について説明する。
図4に示すように、エンジン6の左側に発電機40が備えられており、エンジン6により発電機40が駆動される。機体の前部の機体左右方向中央部にミッションケース41が備えられており、運転部5の下側に電動モータ42(原動部に相当)が備えられている。
図4に示すように、発電機40の電力が電力変換部(インバータ)43を介して電動モータ42に供給されて、電動モータ42の動力がミッションケース41に伝達される。ミッションケース41に伝達された動力が、ミッションケース41の内部の変速装置(図示せず)及び操向装置(図示せず)を介してクローラ走行装置1に伝達される。
図4に示すように、ミッションケース41の左側に出力軸44が備えられており、ミッションケース41に伝達された動力が分岐して、前述の変速装置及び操向装置と出力軸44とに伝達される。刈取部2の入力軸45が刈取部2の基部の右側に備えられており、出力軸44に連結されたプーリー44aと、入力軸45に連結されたプーリー45aとに亘って伝動ベルト46が巻き付けられている。
図4に示すように、伝動ベルト46に対して揺動操作自在なテンションプーリー47が備えられており、伝動ベルト46とテンションプーリー47とにより、テンション型式の刈取クラッチ48が構成されている。
テンションプーリー47が伝動ベルト46を押圧して出力軸44の動力が刈取部2に伝達される伝動状態、及び、テンションプーリー47が伝動ベルト46から離れて出力軸44の動力が遮断される遮断状態に、刈取クラッチ48が操作自在に構成されている。
[6]
次に、上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30、フィードチェーンクラッチ25、排出クラッチ39及び刈取クラッチ48を操作する操作装置49の構造について説明する。
図1,2,3に示すように、ベベルギヤ機構34の後方において、平面視で脱穀装置3の右壁部3aと排出スクリュウ31との間に、操作装置49(後述する電動モータ50及び第1,2,3カム板51,52,53(カム機構に相当))が配置されており、グレンタンク4の傾斜面4aの下方に、操作装置49(後述する電動モータ50及び第1,2,3カム板51,52,53)が配置されている。
図7,8,9,10に示すように、右及び左の側板54に操作軸55が回転自在に支持されており、第1カム板51、第2カム板52及び第3カム板53がキー76により操作軸55に連結されて、第1,2,3カム板51,52,53及び操作軸55が一体で回転するように構成されている。操作軸55の位置を検出する位置センサー56が、操作軸55の端部に接続されて右の側板54に連結されており、位置センサー56の検出値が制御装置57に入力されている。
図7,9,10に示すように、左の側板54に電動モータ50及び減速機構58が連結されており、第1カム板51の外周部に形成されたギヤ部に減速機構58のピニオンギヤ58aが咬合している。制御装置57により電動モータ50が操作されるのであり、電動モータ50の動力により減速機構58のピニオンギャ48aが回転駆動され、第1,2,3カム板51,52,53及び操作軸55が回転駆動される。
図7,9,10に示すように、右及び左の側板54に支持軸59が連結されており、上手側クラッチアーム62、脱穀クラッチアーム60及び刈取クラッチアーム68が、支持軸59に各々独立に揺動自在に支持されている。上手側クラッチアーム62が第1カム板51に対向し、脱穀クラッチアーム60が第2カム板52に対向し、刈取クラッチアーム68が第3カム板53に対向している。
図7,9,10に示すように、右及び左の側板54に支持軸61が連結されており、フィードチェーンクラッチアーム65及び排出クラッチアーム69が、支持軸61に各々独立に揺動自在に支持されている。フィードチェーンクラッチアーム65が第2カム板52に対向し、排出クラッチアーム69が第3カム板53に対向している。
図7,9,10に示すように、右及び左の側板54の前部に、ワイヤ受け63が連結されている。3本のワイヤ64(連係機構に相当)において、ワイヤ64のインナーの一端部が上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30及び刈取クラッチ48に接続されている。ワイヤ64のアウターの他端部がワイヤ受け63に接続され、ワイヤ64のインナーの他端部が融通用のバネ66を介して上手側クラッチアーム62、脱穀クラッチアーム60及び刈取クラッチアーム68に接続されている。
図7,9,10に示すように、右及び左の側板54の前部に、ワイヤ受け67が連結されて前方に延出されている。2本のワイヤ64(連係機構に相当)において、ワイヤ64のインナーの一端部がフィードチェーンクラッチ25及び排出クラッチ39に接続されている。ワイヤ64のアウターの他端部がワイヤ受け67に接続され、ワイヤ64のインナーの他端部がフィードチェーンクラッチアーム65及び排出クラッチアーム69に接続されている。
以上のように、電動モータ50、第1,2,3カム板51,52,53及び5本のワイヤ64により、操作装置49が構成されている。
図2,7,9に示すように、操作装置49において、5本のワイヤ64が第1,2,3カム板51,52,53から同じ前方に延出され、前方の延出部分から上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30、フィードチェーンクラッチ25、排出クラッチ39及び刈取クラッチ48に分かれて延出されている。
[7]
次に、クラッチレバー70を中立位置N1に操作した場合の操作装置49の作動について説明する。
図10に示すように、クラッチレバー70及び排出スイッチ71が運転部5に備えられており、クラッチレバー70及び排出スイッチ71の操作位置が制御装置57に入力されている。
図4及び図10に示す上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30、排出クラッチ39及び刈取クラッチ48は、テンション型式であることにより遮断状態になろうとする(遮断状態に付勢された状態)。フィードチェーンクラッチ25は咬合型式であり、内装されたバネ(図示せず)により伝動状態に付勢されている。
図10に示す状態は、クラッチレバー70が中立位置N1に操作され、排出スイッチ71が切り操作されている状態である。この状態において、制御装置57及び伝動モータ50により、第1,2,3カム板51,52,53が図10,11,13,14に示す中立位置Nに操作されている。
図10,11,13,14に示すように、操作装置49(第1,2,3カム板51,52,53)が中立位置Nに位置している状態において、上手側クラッチアーム62、脱穀クラッチアーム60、刈取クラッチアーム68及び排出クラッチアーム69に、第1,2,3カム板51,52,53が接触せず、ワイヤ64が上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30、刈取クラッチ48及び排出クラッチ39に戻されており、上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30、刈取クラッチ48及び排出クラッチ39は遮断状態となっている(操作装置49に、上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30及び排出クラッチ39が遮断状態に操作される中立位置Nが備えられている状態に相当)。
フィードチェーンクラッチアーム65のローラー65aが第2カム板52に乗り上げており、ワイヤ64がフィードチェーンクラッチアーム65に引き操作されて、フィードチェーンクラッチ25が遮断状態に操作されている。
[8]
次に、クラッチレバー70を第1操作位置B1に操作した場合の操作装置49の作動について説明する。
図10に示すように、クラッチレバー70を中立位置N1から第1操作位置B1に操作すると、制御装置57及び電動モータ50により、第1,2,3カム板51,52,53が中立位置Nから紙面時計方向に回転操作されて、先ず図11,13,14に示す第1位置A1に操作される。
図11に示すように、第1,2,3カム板51,52,53が第1位置A1に操作されると、第1カム板51が上手側クラッチアーム62のローラー62aに接触し、第1カム板51に上手側クラッチアーム62のローラー62aが乗り上げて、上手側クラッチアーム62が紙面反時計方向に揺動操作される。
これにより、図10,11,13,14に示すように、ワイヤ64が上手側クラッチアーム62に引き操作されて、上手側クラッチ12が伝動状態に操作される(脱穀クラッチ30、フィードチェーンクラッチ25、刈取クラッチ48及び排出クラッチ39は遮断状態に維持されている)(操作装置49が中立位置Nから作動すると、上手側クラッチ12が最初に伝動状態に操作される状態に相当)。
次に制御装置57及び電動モータ50により、第1,2,3カム板51,52,53が第1位置A1からさらに紙面時計方向に回転操作されて、図12,13,14に示す第2位置A2に操作される。
第1,2,3カム板51,52,53が第2位置A2に操作されると、第2カム板52が脱穀クラッチアーム60のローラー60aに接触し、第2カム板52に脱穀クラッチアーム60のローラー60aが乗り上げて、脱穀クラッチアーム60が図12の紙面反時計方向に揺動操作される。
これにより、図10,12,13,14に示すように、ワイヤ64が脱穀クラッチアーム60に引き操作されて、脱穀クラッチ30が伝動状態に操作される(上手側クラッチ12は伝動状態に維持され、フィードチェーンクラッチ25、刈取クラッチ48及び排出クラッチ39は遮断状態に維持されている)(上手側クラッチ12が伝動状態に操作されてから、操作装置49がさらに作動すると、脱穀クラッチ30が伝動状態に操作される状態に相当)(操作装置49が中立位置Nから一方に作動すると、上手側クラッチ12及び脱穀クラッチ30が伝動状態に操作される状態に相当)。
[9]
次に、クラッチレバー70を第2操作位置B2に操作した場合の操作装置49の作動について説明する。
図10に示すように、クラッチレバー70を第1操作位置B1から第2操作位置B2に操作すると、制御装置57及び電動モータ50により、第1,2,3カム板51,52,53が第2位置A2から紙面時計方向に回転操作されて、先ず図12,13,14に示す第3位置A3に操作される。
図12に示すように、第1,2,3カム板51,52,53が第3位置A3に操作されると、第2カム板52がフィードチェーンクラッチアーム65のローラー65aから離れて、フィードチェーンクラッチアーム65が紙面反時計方向に揺動操作される。
これにより、図10,12,13,14に示すように、ワイヤ64がフィードチェーンクラッチ25に戻されて、フィードチェーンクラッチ25が伝動状態に操作される(上手側クラッチ12及び脱穀クラッチ30は伝動状態に維持され、刈取クラッチ48及び排出クラッチ39は遮断状態に維持されている)(上手側クラッチ12及び脱穀クラッチ30が伝動状態に操作されてから、操作装置49がさらに一方に作動すると、フィードチェーンクラッチ25が伝動状態に操作される状態に相当)。
次に制御装置57及び電動モータ50により、第1,2,3カム板51,52,53が第3位置A3からさらに紙面時計方向に回転操作されて、図12,13,14に示す第4位置A4に操作される。
第1,2,3カム板51,52,53が第4位置A4に操作されると、第3カム板53が刈取クラッチアーム68のローラー68aに接触し、第3カム板53に刈取クラッチアーム68のローラー68aが乗り上げて、刈取クラッチアーム68が図12の紙面反時計方向に揺動操作される。
これにより、図10,12,13,14に示すように、ワイヤ64が刈取クラッチアーム68に引き操作されて、刈取クラッチ48が伝動状態に操作される(上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30及びフィードチェーンクラッチ25は伝動状態に維持され、排出クラッチ39は遮断状態に維持されている)(上手側クラッチ12及び脱穀クラッチ30が伝動状態に操作されてから、操作装置49がさらに一方に作動すると、刈取クラッチ48が伝動状態に操作される状態に相当)。
[10]
次に、排出スイッチ71を入り操作した場合の操作装置49の作動について説明する。
図10に示すように、排出スイッチ71を切り操作した状態において、クラッチレバー70を中立位置N1から第1及び第2操作位置B1,B2に操作するのであり、同様にクラッチレバー70を中立位置N1に操作した状態において、排出スイッチ71を入り操作する。
図10に示すように、クラッチレバー70を中立位置N1に操作した状態において、排出スイッチ71を入り操作すると、制御装置57及び電動モータ50により、第1,2,3カム板51,52,53が中立位置Nから紙面反時計方向に回転操作されて、図11,13,14に示す第5位置A5に操作される。
図11に示すように、第1,2,3カム板51,52,53が第5位置A5に操作されると、第1カム板51が上手側クラッチアーム62のローラー62aに接触し、第1カム板51に上手側クラッチアーム62のローラー62aが乗り上げて、上手側クラッチアーム62が紙面反時計方向に揺動操作される。
これにより、図10,11,13,14に示すように、ワイヤ64が上手側クラッチアーム62に引き操作されて、上手側クラッチ12が伝動状態に操作される(脱穀クラッチ30、フィードチェーンクラッチ25及び刈取クラッチ48は遮断状態に維持されている)(操作装置49が中立位置Nから作動すると、上手側クラッチ12が最初に伝動状態に操作される状態に相当)。
前述のように上手側クラッチ12が伝動状態に操作されるのと同時に、第3カム板53が排出クラッチアーム69のローラー69aに接触し、第3カム板53に排出クラッチアーム69のローラー69aが乗り上げて、排出クラッチアーム69が図11の紙面時計方向に揺動操作される。
これにより図10,11,13,14に示すように、ワイヤ64が排出クラッチアーム69に引き操作されて、排出クラッチ39が伝動状態に操作される(脱穀クラッチ30、フィードチェーンクラッチ25及び刈取クラッチ48は遮断状態に維持されている)(操作装置49が中立位置Nから作動すると、上手側クラッチ12が最初に伝動状態に操作される状態に相当)(操作装置49が中立位置Nから他方に作動すると、上手側クラッチ12及び排出クラッチ39が伝動状態に操作される状態に相当)(操作装置49が中立位置Nから他方に作動すると、上手側クラッチ12及び排出クラッチ39が同時に伝動状態に操作される状態に相当)。
[発明の実施の第1別形態]
図4に示す伝動ベルト10及びテンションプーリー11を廃止し、エンジン6の出力軸6aと伝動軸9とに亘って伝動軸(図示せず)を接続し、この伝動軸に摩擦多板型式のクラッチ(図示せず)を上手側クラッチ12として備えてもよい。
図4に示す伝動ベルト14及びテンションプーリー29を廃止し、伝動軸9と入力軸13とに亘って伝動軸(図示せず)を接続し、この伝動軸に摩擦多板型式のクラッチ(図示せず)を脱穀クラッチ30として備えてもよい。
図4に示す伝動ベルト35及びテンションプーリー38による排出クラッチ39を廃止して、伝動ベルト36及びテンションプーリー37により排出クラッチ39を構成してもよい。ベベルギヤ機構34の内部に咬合式のクラッチ(図示せず)を備え、この咬合式のクラッチを排出クラッチ39としてもよい。
図7,9,10に示すワイヤ64に代えて、連係ロッドや連係リンクを連係機構として使用してもよい。
[発明の実施の第2別形態]
図4に示す排出スクリュウ31及び排出クラッチ39を廃止し、グレンタンク4をダンプ操作(横倒し操作)して、グレンタンク4の上部の開口部から穀粒を排出するように構成してもよい。
この場合、グレンタンク4をダンプ操作する油圧シリンダ(図示せず)及び油圧シリンダに作動油を供給する油圧ポンプ(図示せず)を、排出スクリュウ31に代えて作業装置とし、油圧ポンプに動力を伝達する油圧ポンプクラッチ(図示せず)を、排出クラッチ39に代えて作業クラッチとすればよい。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための形態]の[10]において、排出スイッチ71を入り操作すると、上手側クラッチ12及び排出クラッチ39が同時に伝動状態に操作されるのではなく、上手側クラッチ12及び脱穀クラッチ30と同様に、排出スイッチ71を入り操作すると、上手側クラッチ12が最初に伝動状態に操作され、次に排出クラッチ39が伝動状態に操作されるように構成してもよい。
[発明の実施の第4別形態]
図10に示すクラッチレバー70を第1操作位置B1に操作すると、上手側クラッチ12が伝動状態に操作されてから、次に脱穀クラッチ30及びフィードチェーンクラッチ25が同時に伝動状態に操作され、クラッチレバー70を第2操作位置B2に操作すると、刈取クラッチ48が伝動状態に操作されるように構成してもよい。
図10に示すクラッチレバー70を第1操作位置B1に操作すると、上手側クラッチ12が伝動状態に操作されて、次に脱穀クラッチ30が伝動状態に操作され、クラッチレバー70を第2操作位置B2に操作すると、フィードチェーンクラッチ25及び刈取クラッチ48が同時に伝動状態に操作されるように構成してもよい。
[発明の実施の第5別形態]
図10に示す排出スイッチ71を廃止してもよい。
前述のように排出スイッチ71を廃止した場合、クラッチレバー70を中立位置N1から一方に第1及び第2操作位置B1,B2に操作できるように構成するのに加えて、クラッチレバー70を中立位置N1から他方(第1及び第2操作位置B1,B2の反対側)の第3操作位置(図示せず)に操作できるように構成し、クラッチレバー70を第3操作位置に操作すると、第1,2,3カム板51,52,53が中立位置Nから第5位置A5に操作されるように構成すればよい。
[発明の実施の第6別形態]
図7,9,10に示すワイヤ64に代えて、ロッドやリンク部材を連係機構として、第1,2,3カム部材51,52,53と、上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30、フィードチェーンクラッチ25、排出クラッチ39及び刈取クラッチ48とに亘って接続してもよい。
図2及び図3において、脱穀装置3の右壁部3aとグレンタンク4の左壁部4cとの間隔が比較的広い場合、グレンタンク4の傾斜面4aの下方に操作装置49(電動モータ50及び第1,2,3カム板51,52,53)を配置するのではなく、平面視で脱穀装置3の右壁部3aとグレンタンク4の左壁部4cとの間に、操作装置49(電動モータ50及び第1,2,3カム板51,52,53)が位置するように構成してもよい。
[発明の実施の第7別形態]
図7,8,9,10に示す電動モータ50、第1,2,3カム部材51,52,53、ワイヤ64を廃止して、上手側クラッチ12、脱穀クラッチ30、フィードチェーンクラッチ25、排出クラッチ39及び刈取クラッチ48の各々に、伝動状態及遮断状態に操作する電動モータ(図示せず)を備えて操作装置49を構成してもよい。
[発明の実施の第8別形態]
図4に示すエンジン6の動力を伝動軸9に伝達するのではなく、エンジン6により発電機40を駆動し、発電機40の電力により作動する電動モータ42の動力を伝動軸9及びミッションケース41に伝達するように構成してもよい。このように構成した場合、電動モータ42と伝動軸9との間に上手側クラッチ12を備えればよい。
[発明の実施の第9別形態]
グレンタンク4を廃止して袋詰め装置(図示せず)を備えてもよく、このように構成すると排出スクリュウ31及び排出クラッチ39が不要になる。
この場合、洗車用のウォーターポンプ(図示せず)を装備して、ウォーターポンプを排出スクリュウ31に代えて作業装置とし、ウォーターポンプに動力を伝達するウォーターポンプクラッチ(図示せず)を排出クラッチ39に代えて作業クラッチとしてもよい。
[発明の実施の第10別形態]
機体の後部の右側に脱穀装置3を備え、グレンタンク4を機体の後部の左側に備えて、脱穀装置3とグレンタンクとが機体左右方向に並べて配置されるように構成してもよい。
[発明の実施の第11別形態]
本発明を、フィードチェーン22を備えない普通型のコンバインに適用してもよい。
この構成によると、フィードチェーンクラッチ25が不要になるので、フィードチェーンクラッチ25に対応するフィードチェーンクラッチアーム65及びワイヤ64が不要になって、操作装置49が操作するクラッチの数が少なくなる。
本発明は、グレンタンクを備えた自脱型のコンバインばかりではなく、フィードチェーンを備えない普通型のコンバインや、グレンタンクに代えて袋詰め装置を備えた自脱型及び普通型のコンバイン、クローラ走行装置に代えて右及び左の前輪、右及び左の後輪を備えたホイル型式の自脱型及び普通型のコンバインにも適用できる。
さらに図4に示す発電機40及び電動モータ42を廃止し、伝動軸9とミッションケース41の入力軸(図示せず)とに亘って伝動ベルト(図示せず)や伝動軸(図示せず)を接続して、エンジン6の動力を直接にミッションケース41に伝達するように構成したハイブリッド型式ではない自脱型及び普通型のコンバインにも適用できる。
2 刈取部
3 脱穀装置
4 グレンタンク
4a 傾斜面
6,42 原動部
9,9a,9b,9c 上手側伝動系
10 上手側伝動系
12 上手側クラッチ
13,13a,13b,13c 脱穀伝動系
14,17,21 脱穀伝動系
16,16a 脱穀伝動系
22 フィードチェーン
25 フィードチェーンクラッチ
30 脱穀クラッチ
31 作業装置、排出スクリュウ
34,34a,34b 作業伝動系
35,36 作業伝動系
39 作業クラッチ、排出クラッチ
48 刈取クラッチ
49 操作装置
50 電動モータ
51,52,53 カム機構
64 連係機構
N 中立位置

Claims (12)

  1. 脱穀装置と、前記脱穀装置とは別の作業装置とが備えられ、
    原動部の動力が伝達される上手側伝動系が、前記脱穀装置に接続される脱穀伝動系と、前記作業装置に接続される作業伝動系とに分岐されて、前記原動部の動力が前記上手側伝動系、前記脱穀伝動系及び作業伝動系を介して前記脱穀装置及び作業装置に伝達されるように構成され、
    上手側クラッチが前記上手側伝動系に備えられ、脱穀クラッチが前記脱穀伝動系に備えられて、作業クラッチが前記作業伝動系に備えられ、
    前記上手側クラッチ、前記脱穀クラッチ及び作業クラッチを伝動状態及び遮断状態に操作する操作装置が備えられているコンバイン。
  2. 前記操作装置に、前記上手側クラッチ、前記脱穀クラッチ及び作業クラッチが遮断状態に操作される中立位置が備えられている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記操作装置が前記中立位置から作動すると、前記上手側クラッチが最初に伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記上手側クラッチが伝動状態に操作されてから、前記操作装置がさらに作動すると、前記脱穀クラッチが伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記操作装置が前記中立位置から一方に作動すると、前記上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作され、
    前記操作装置が前記中立位置から他方に作動すると、前記上手側クラッチ及び作業クラッチが伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている請求項2,3,4のうちのいずれか一つに記載のコンバイン。
  6. 前記脱穀装置により回収された穀粒を貯留するグレンタンクと、前記グレンタンクの底部に備えられて前記グレンタンクに貯留された穀粒を排出する排出スクリュウとが備えられて、
    前記作業装置が前記排出スクリュウであり、前記作業クラッチが前記排出スクリュウに動力を伝達する排出クラッチであり、
    前記操作装置が前記中立位置から他方に作動すると、前記上手側クラッチ及び排出クラッチが同時に伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている請求項5に記載のコンバイン。
  7. 刈り取られた穀稈の穂先側を前記脱穀装置に入れながら穀稈を挟持して搬送するフィードチェーンと、前記フィードチェーンに動力を伝達するフィードチェーンクラッチとが備えられて、
    前記上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作されてから、前記操作装置がさらに一方に作動すると、前記フィードチェーンクラッチが伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている請求項5又は6に記載のコンバイン。
  8. 刈取部に動力を伝達する刈取クラッチが備えられて、
    前記上手側クラッチ及び脱穀クラッチが伝動状態に操作されてから、前記操作装置がさらに一方に作動すると、前記刈取クラッチが伝動状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている請求項5,6,7のうちのいずれか一つに記載のコンバイン。
  9. 前記操作装置に、電動モータと、前記電動モータにより操作されるカム機構と、前記カム機構及び各クラッチを接続する複数の連係機構とが備えられており、
    前記電動モータにより前記カム機構が操作されて、前記カム機構の動作が前記連係機構を介して各クラッチに伝達されて、各クラッチが伝動状態及び遮断状態に操作されるように、前記操作装置が構成されている請求項1〜8のうちのいずれか一つに記載のコンバイン。
  10. 前記脱穀装置により回収された穀粒を貯留するグレンタンクと、前記グレンタンクの底部に備えられて前記グレンタンクに貯留された穀粒を排出する排出スクリュウとが備えられて、
    機体の後部に前記脱穀装置及びグレンタンクが機体左右方向に並べて配置され、前記排出スクリュウが機体前後方向に配置されて、
    前記電動モータ及びカム機構が平面視で前記脱穀装置と前記排出スクリュウとの間に配置されている請求項9に記載のコンバイン。
  11. 機体横外側に向って斜め下方に傾斜する傾斜面が前記グレンタンクの底部に備えられ、前記傾斜面の下端部に前記排出スクリュウが配置されて、
    前記電動モータ及びカム機構が前記傾斜面の下方に配置されている請求項10に記載のコンバイン。
  12. 複数の前記連係機構が、前記カム機構から同じ前方に延出され、前方の延出部分から各クラッチに分かれて延出されている請求項10又は11に記載のコンバイン。
JP2013215701A 2013-10-16 2013-10-16 コンバイン Active JP6041783B2 (ja)

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