JP6187880B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することにある。
請求項1に係る発明は、 穀稈の脱穀選別処理を行なう脱穀装置(3)と、該脱穀装置(3)に刈り取られた穀稈を揚上搬送するフィーダハウス(4D)を有する刈取前処理装置(4)を備えたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(4)にエンジン(E)の回転を伝動する正転駆動装置(A)と刈取前処理装置(4)にエンジン(E)の回転を逆転回転に変更して伝動する逆転駆動装置(B)からなる切換手段(24)を設け、該切換手段(24)を脱穀装置(3)の前部の右側に形成された切欠空間(30)に配置し、前記逆転駆動装置(B)を正転駆動装置(A)の右側に配置しているので、前記逆転駆動装置(B)を、前記脱穀装置(3)にエンジン(E)の回転を伝動するギヤボックス(15)に軸着されたカウンタ軸(14)に装着された第1プーリ(14A)と、前記脱穀装置(3)の右壁に設けられた入力側支軸(21)に装着された入力側プーリ(21A)と入力側ギヤ(21B)と、該入力側支軸(21)の下側に設けられた出力側支軸(22)に装着された出力側プーリ(22A)と出力側ギヤ(22B)と、前記フィーダハウス(4D)の後部に設けられた回転軸(25)に装着された第2プーリ(25A)で形成し、前記第1プーリ(14A)と入力側プーリ(21A)に巻回された第1ベルト(16)の下側に配置された第1テンションクラッチ(16A)によって、該第1ベルト(16)を緊張状態と弛緩状態に切換え、前記出力側プーリ(22A)と第2プーリ(25A)に巻回された第2ベルト(17)の下側に配置された第2テンションクラッチ(17A)によって、該第2ベルト(17)を緊張状態と弛緩状態に切換え、前記第1テンションクラッチ(16A)と第2テンションクラッチ(17A)を連結アーム(50)で連結し、前記正転駆動装置(A)を、前記カウンタ軸(14)に第1プーリ(14A)の左側に隣接して装着された第3プーリ(14B)と、前記回転軸(25)に第2プーリ(25A)の左側に隣接して装着された第4プーリ(25B)で形成し、前記第3プーリ(14B)と第4プーリ(25B)に巻回された第3ベルト(18)の前側に配置された第3テンションクラッチ(18A)によって、該第3ベルト(18)を緊張状態と弛緩状態に切換え、前記第3テンションクラッチ(18A)は、前記第1テンションクラッチ(16A)と連動して切換えられる構成し、前記第1テンションクラッチ(16A)の基部を入力側支軸(21)に支持し、前記第2テンションクラッチ(17A)の基部を出力側支軸(22)に支持し、前記第3テンションクラッチ(18A)の基部を脱穀装置(3)の前壁に支持したことを特徴とするコンバインである。
正転駆動装置(A)を、カウンタ軸(14)に第1プーリ(14A)の左側に隣接して装着された第3プーリ(14B)と、前記回転軸(25)に第2プーリ(25A)の左側に隣接して装着された第4プーリ(25B)で形成し、第3プーリ(14B)と第4プーリ(25B)に巻回された第3ベルト(18)の前側に配置された第3テンションクラッチ(18A)によって、第3ベルト(16)を緊張状態と弛緩状態に切換え、第3テンションクラッチ(18A)は、前記第1テンションクラッチ(16A)と連動して切換えられる構成としているので、正転駆動装置(A)の左右方向の幅を小さく形成することができ、また、正転駆動装置(A)と逆転駆動装置(B)の切換えを容易に行うことができる。
図1〜3に示すように、汎用コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行するための左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の上側に脱穀・選別を行なう脱穀装置3が設けられ、脱穀装置3の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置4が設けられている。脱穀装置3で脱穀・選別された穀粒は脱穀装置3の右側に設けられたグレンタンク5に貯留され、貯留された穀粒はグレンタンク5の後側に設けられた排出筒7によって外部へ排出される。また、グレンタンク5の前側には操縦者が搭乗する操縦部6が設けられている。
刈取前処理装置4は、倒伏した穀稈、大豆やそば等の丈の低い穀稈、油菜や菜の花等の丈の高い穀稈を掻き込む掻込み装置4Aと、掻込み装置4Aによって掻き込まれた穀稈の株元を切断する刈刃装置4Bと、掻込み装置4Aによって掻き込まれた穀稈を寄せ集めるオーガ装置4Cと、脱穀装置3にオーガ装置4Cよって寄せ集められた穀稈を揚上搬送するフィーダハウス4Dを備えている。また、オーガ装置4Cの上側で絡み合った穀稈を切断するために略上下方向に延在する刈刃装置(図示省略)をオーガ装置4Cの側壁に設けることもできる。
次に、刈取前処理装置4の駆動方向である正転・逆転方向を切り替える切換手段24の構成を理解し易くするために本実施形態の伝動機構について説明する。図10に示すように、エンジンEの駆動力である回転は、脱穀装置3、刈取前処理装置4に伝動される第1経路L1と、走行装置2に伝動される第2経路L2と、グレンタンク5に伝動される第3経路L3に分岐して伝動される。
エンジンEの回転は、エンジンEのクランク軸10に装着されたプーリ10Bと、ベルト11と、プーリ12Aを介して脱穀装置3の前側に横架されたカウンタ軸12に伝動される。なお、ベルト11には、脱穀装置3等へのエンジンEの回転の伝動の接続と接続を解除するテンションクラッチ11Aが設けられている。
エンジンEの回転は、プーリ10Bの左側に隣接して装着されたプーリ10Cと、ベルト26等を介して走行装置2に伝動される。
エンジンEの回転は、エンジンEの右側に延在するクランク軸10の右端部に装着されたプーリ10Aと、ベルト27と、プーリ28Aを介して機体フレーム1に設けられたギヤボックス29に左端部が軸装されたカウンタ軸28に伝動される。なお、ベルト27には、グレンタンク5等へのエンジンEの回転の伝動の接続と接続を解除するテンションクラッチ27Aが設けられている。
次に、正転駆動装置Aと逆転駆動装置Bからなる切換手段24について説明する。図4に示すように、切換手段24は、脱穀装置3の前部の右側部に形成された切欠空間30内に設けられている。これにより、切換手段24を構成する正転駆動装置Aと逆転駆動装置Bを、脱穀装置3と操縦部6の間に配置することができ、機体の左右方向の幅を抑制することができる。
次に、第1実施形態の切換手段24について説明する。図5に示すように、脱穀装置3の前壁の前側下部には、フィーダハウス4Dの後部を支持する回転軸25が横架され、回転軸25の右端部には、プーリ25Aが装着され、プーリ25Aの左側にはプーリ25Bが装着されている。
次に、第2実施形態の切換手段24について説明する。なお、第1実施形態の切換手段24と同一部品には同一符号を付して説明を省略する。
次に、セカンドモア装置について説明する。図12〜14に示すように、刈取前処理装置4の下側には、刈刃装置4Bで切断された穀稈等の切株(残稈)の背丈の長さを短くするために、セカンドモア装置90が設けられている。
4 刈取前処理装置
4D フィーダハウス
14 カウンタ軸
14A プーリ(第1プーリ)
14B プーリ(第3プーリ)
15 ギヤボックス
16 ベルト(第1ベルト)
16A テンションクラッチ(第1テンションクラッチ)
17 ベルト(第2ベルト)
17A テンションクラッチ(第2テンションクラッチ)
17B テンションアーム
18 ベルト(第3ベルト)
18A テンションクラッチ(第3テンションクラッチ)
21 入力側支軸
21A 入力側プーリ
21B 入力側ギヤ
22 出力側支軸
22A 出力側プーリ
22B 出力側ギヤ
24 切換手段
25 回転軸
25A プーリ(第2プーリ)
25B プーリ(第4プーリ)
30 切欠空間
50 連結アーム
A 正転駆動装置
B 逆転駆動装置
E エンジン
Claims (3)
- 穀稈の脱穀選別処理を行なう脱穀装置(3)と、該脱穀装置(3)に刈り取られた穀稈を揚上搬送するフィーダハウス(4D)を有する刈取前処理装置(4)を備えたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(4)にエンジン(E)の回転を伝動する正転駆動装置(A)と刈取前処理装置(4)にエンジン(E)の回転を逆転回転に変更して伝動する逆転駆動装置(B)からなる切換手段(24)を設け、該切換手段(24)を脱穀装置(3)の前部の右側に形成された切欠空間(30)に配置し、前記逆転駆動装置(B)を正転駆動装置(A)の右側に配置し、
前記逆転駆動装置(B)を、前記脱穀装置(3)にエンジン(E)の回転を伝動するギヤボックス(15)に軸着されたカウンタ軸(14)に装着された第1プーリ(14A)と、前記脱穀装置(3)の右壁に設けられた入力側支軸(21)に装着された入力側プーリ(21A)と入力側ギヤ(21B)と、該入力側支軸(21)の下側に設けられた出力側支軸(22)に装着された出力側プーリ(22A)と出力側ギヤ(22B)と、前記フィーダハウス(4D)の後部に設けられた回転軸(25)に装着された第2プーリ(25A)で形成し、前記第1プーリ(14A)と入力側プーリ(21A)に巻回された第1ベルト(16)の下側に配置された第1テンションクラッチ(16A)によって、該第1ベルト(16)を緊張状態と弛緩状態に切換え、
前記出力側プーリ(22A)と第2プーリ(25A)に巻回された第2ベルト(17)の下側に配置された第2テンションクラッチ(17A)によって、該第2ベルト(17)を緊張状態と弛緩状態に切換え、前記第1テンションクラッチ(16A)と第2テンションクラッチ(17A)を連結アーム(50)で連結し、
前記正転駆動装置(A)を、前記カウンタ軸(14)に第1プーリ(14A)の左側に隣接して装着された第3プーリ(14B)と、前記回転軸(25)に第2プーリ(25A)の左側に隣接して装着された第4プーリ(25B)で形成し、前記第3プーリ(14B)と第4プーリ(25B)に巻回された第3ベルト(18)の前側に配置された第3テンションクラッチ(18A)によって、該第3ベルト(18)を緊張状態と弛緩状態に切換え、前記第3テンションクラッチ(18A)は、前記第1テンションクラッチ(16A)と連動して切換えられる構成し、
前記第1テンションクラッチ(16A)の基部を入力側支軸(21)に支持し、前記第2テンションクラッチ(17A)の基部を出力側支軸(22)に支持し、前記第3テンションクラッチ(18A)の基部を脱穀装置(3)の前壁に支持したことを特徴とするコンバイン。 - 前記出力側ギヤ(22B)の歯数を、入力側ギヤ(21B)の歯数よりも2〜3倍多く形成した請求項1記載のコンバイン。
- 前記入力側プーリ(21A)を入力側ギヤ(21B)の右側に配置し、前記出力側プーリ(22A)を出力側ギヤ(22B)の右側に配置した請求項1又は2記載のコンバイン。
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