JP5948264B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、コンバインの技術に関する。
従来、刈取穀稈を脱穀部へ搬送するフィードチェーンを有するコンバインが公知となっている(例えば、特許文献1参照)。また、前記コンバインにおいて、刈取穀稈を人為的に脱穀装置に供給して脱穀処理する手扱ぎ作業を行う際に、穀稈を上方から押さえつけて、フィードチェーンへ案内する穀稈ガイドを設けたものが公知となっている(例えば、特許文献2参照)。
前記穀稈ガイドは、フィードチェーンに対して接近又は離間が可能に構成されており、手扱ぎ作業の際には、穀稈ガイドを離間させた状態でフィードチェーンの上面に刈取穀稈を載置した後、穀稈ガイドをフィードチェーン側に回動して、フィードチェーンと穀稈ガイドとによって刈取穀稈を挟持する。
特開2012−143193号公報 特開平07−236341号公報
前記手扱ぎ作業の際に、穀稈ガイドを離間させた状態でフィードチェーンの上面に刈取穀稈を載置したとき、フィードチェーンの上面が傾斜していると、刈取穀稈が地面に落下することがあった。そのため、手扱ぎ作業の効率が低下していた。
本発明は、手扱ぎ時に穀稈が地面へ落下することを防止し、手扱ぎ作業の効率を向上させるコンバインを提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に係る発明は、穀稈を刈り取る刈取部と、穀稈を脱穀部へと搬送するフィードチェーンと、を備えるコンバインであって、穀稈を押さえて前記フィードチェーンへ案内する穀稈ガイドを備え、前記穀稈ガイドは、前記フィードチェーンに近接した状態と前記フィードチェーンから離間した状態との間で移動可能に構成され、前記フィードチェーンの前方に穀稈を受ける穀稈受け部材を設け、前記穀稈受け部材は、前端が刈取部の上部フレームに固定され、後部が機体後方のフィードチェーン側へ向かい、後方へ向かうに従って下方へと傾斜するように構成され、前記穀稈受け部材の後端部は、前記フィードチェーンの前端上方に位置し、側面視にて上方へ反るように形成されるものである。
請求項2に係る発明は、前記フィードチェーンの前方に補助搬送チェーンを設け、前記穀稈受け部材は、前記フィードチェーンの前方であって、前記補助搬送チェーンの機体外側に設けたものである。
請求項3に係る発明は、前記穀稈ガイドが前記フィードチェーンに近接した状態において、前記穀稈ガイドの前部を上方へ傾斜させたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、フィードチェーンの上面から落下しようとする穀稈を受けることができるため、手扱ぎ時に穀稈が地面へ落下することを防止し、手扱ぎ作業の効率を向上させることができる。
請求項2においては、穀稈受け部材が、補助搬送チェーンの外側であってフィードチェーンの前方に設けられたデッドスペースに収納されるため、機体幅が大きくなるのを防ぐことができる。
請求項3においては、前記穀稈ガイドが前記フィードチェーンに近接した状態において、穀稈受け部材と穀稈ガイドの前部とによって穀稈を挟持しつつフィードチェーン側へ導くことができる。
本実施形態に係るコンバインの側面図。 同じくコンバインの平面図。 同じくコンバインの動力伝達機構の構成を示す図。 同じく制御装置の構成を示すブロック図。 同じくフィードチェーン、穀稈ガイド及び穀稈受け部材を示す側面図。 同じく第一の状態におけるフィードチェーン、穀稈ガイド及び穀稈受け部材を示す側面図。 同じくフィードチェーン、穀稈ガイド及び穀稈受け板を示す平面図。 同じく第二の状態におけるフィードチェーン、穀稈ガイド及び穀稈受け部材を示す側面図。
まず、本発明の一実施形態に係るコンバイン100について簡単に説明する。
図1は、コンバイン100の左側面を示す図である。図2は、コンバイン100の上面を示す図である。なお、図中に示す矢印Xは、コンバイン100の前後方向を表す。ここでは、コンバイン100の前進方向を前側、コンバイン100の後進方向を後側と定義する。また、図中に示す矢印Yは、コンバイン100の左右方向を表す。ここでは、コンバイン100の前進方向に対して左方を左側、コンバイン100の前進方向に対して右方を右側と定義する。
コンバイン100は、主に走行部1と、刈取部2と、脱穀部3と、選別部4と、貯留部5と、排藁処理部6と、動力部7と、操縦部8と、で構成されている。
走行部1は、機体フレーム10の下方に設けられている。走行部1は、主にトランスミッション11(図3参照)と、左右一対の走行装置(以降「クローラ式走行装置」とする)12・12と、で構成されている。トランスミッション11は、エンジン71の動力(以降「回転動力」とする)をクローラ式走行装置12・12へ伝達する。クローラ式走行装置12・12は、コンバイン100を前後方向に走行させる。また、クローラ式走行装置12・12は、コンバイン100を左右方向に旋回させる。
刈取部2は、走行部1の前方に設けられている。刈取部2は、主にデバイダ21と、引起装置22と、切断装置23と、搬送装置24と、で構成されている。デバイダ21は、圃場の穀稈を引起装置22へ案内する。引起装置22は、デバイダ21によって案内された穀稈を引き起こす。切断装置23は、引起装置22によって引き起こされた穀稈を切断する。搬送装置24は、切断装置23によって切断された穀稈を脱穀部3へ搬送する。
脱穀部3は、刈取部2の後方に設けられている。脱穀部3は、主に、フィードチェーン31と、扱胴32と、補助搬送チェーン33と、で構成されている。フィードチェーン31は、搬送装置24から穀稈を受け継いで排藁処理部6へ搬送する。扱胴32は、フィードチェーン31によって搬送されている穀稈を脱穀する。補助搬送チェーン33は、刈取部2の後方であってとフィードチェーン31の前方に設けられており、刈取部2とフィードチェーン31との間で穀稈の搬送を補助するための装置である。補助搬送チェーン33は、図1に示すように、前補助搬送チェーン33aと後補助搬送チェーン33bと、を有している。前補助搬送チェーン33aおよび後補助搬送チェーン33bは、刈取部2の動力伝達機構から動力が伝達される。
選別部4は、脱穀部3の下方に設けられている。選別部4は、主に揺動選別装置41と、風選別装置42と、穀粒搬送装置43(図3参照)と、藁屑排出装置44(図3参照)と、で構成されている。揺動選別装置41は、脱穀部3から落下した脱穀物を穀粒と藁屑などに選別する。風選別装置42は、揺動選別装置41によって選別された脱穀物を更に穀粒と藁屑などに選別する。穀粒搬送装置43は、揺動選別装置41及び風選別装置42によって選別された穀粒を貯留部5へ搬送する。藁屑排出装置44は、揺動選別装置41及び風選別装置42によって選別された藁屑などを排出する。
貯留部5は、脱穀部3の右側方に設けられている。貯留部5は、主にグレンタンク51と、排出装置52と、で構成されている。グレンタンク51は、選別部4から搬送されてきた穀粒を貯留する。排出装置52は、グレンタンク51に貯留されている穀粒を任意の場所に排出できる。
排藁処理部6は、脱穀部3の後方に設けられている。排藁処理部6は、主に排藁搬送装置61(図3参照)と、排藁切断装置62(図3参照)と、で構成されている。排藁搬送装置61は、フィードチェーン31から穀稈を受け継いで排藁切断装置62へ搬送する。排藁切断装置62は、排藁搬送装置61によって搬送された穀稈を切断して排出する。
動力部7は、選別部4の右側方に設けられている。動力部7は、主にエンジン71と、カウンタケース72(図3参照)と、で構成されている。エンジン71は、回転動力を発生させる。カウンタケース72は、エンジン71の回転動力を刈取部2や脱穀部3、選別部4へ伝達する。
操縦部8は、動力部7の上方に設けられている。操縦部8は、主に運転席81と、複数の操作具82と、で構成されている。運転席81は、オペレータが座る座席である。操作具82は、オペレータの操作に応じてコンバイン100を稼動させる。
このような構成により、オペレータは、運転席81に着座した状態でコンバイン100を操縦できる。コンバイン100は、刈り取った穀稈から穀粒を選別して貯留部5に貯えることができる。なお、コンバイン100は、左側部に穀稈ガイド9を備えている。穀稈ガイド9は、穀稈を押えてフィードチェーン31へ案内するものである。詳細な構造については後述する。
次に、コンバイン100の動力伝達機構について説明する。
図3は、コンバイン100の動力伝達機構の構成を示す図である。なお、以下では、動力伝達機構の主要な部分と本発明に関する部分のみを説明しており、その他の部分については省略している。また、以下の説明では、無段変速装置111を経由してカウンタケース72に入力されるエンジン71の回転動力を指定する場合、「無段変速装置111の回転動力」とする。
コンバイン100の動力伝達機構は、主にトランスミッション11と、カウンタケース72と、その他の各部へエンジン71の回転動力を伝達する回転軸やベルト等で構成されている。
上述したように、トランスミッション11は、エンジン71の回転動力をクローラ式走行装置12・12へ伝達する。トランスミッション11には、ベルトb1を介してエンジン71の回転動力が入力される。トランスミッション11は、変速装置として油圧−機械式の無段変速装置(HMT)111を備えている。無段変速装置111は、エンジン71の回転動力を油圧に変換した後に再び回転動力に変換してクローラ式走行装置12・12を駆動させる。このような構成により、トランスミッション11は、クローラ式走行装置12・12の駆動状態を変更でき、コンバイン100を任意の方向に走行させることができる。
カウンタケース72は、エンジン71の回転動力を刈取部2や脱穀部3、選別部4へ伝達する。カウンタケース72には、ベルトb2・b3を介してエンジン71の回転動力が入力される。更に、カウンタケース72には、ベルトb4・b5を介して無段変速装置111の回転動力が入力される。カウンタケース72は、遊星歯車機構を用いることによってエンジン71と無段変速装置111の回転動力を合成し、フィードチェーン31を駆動する。また、カウンタケース72は、無段変速装置111の回転動力を刈取部2へ伝達する。これにより、カウンタケース72は、フィードチェーン31による搬送速度と刈取部2による刈取速度をコンバイン100の走行速度に同調させることができる。
本コンバイン100においては、エンジン71の回転動力をフィードチェーン31に伝達又は遮断できるクラッチ機構73が設けられている。詳細に説明すると、エンジン71と無段変速装置111の回転動力を合成して得られた動力をフィードチェーン31に伝達又は遮断できるクラッチ機構73が設けられている。図4に示すように、クラッチ機構73は、該クラッチ機構73に制御信号を送信できる制御装置Cと接続されている。制御装置Cは、該制御装置Cに後述する入力信号を送信できるスイッチSw1と接続されている。スイッチSw1は、制御装置Cに対してクラッチ機構73の作動状態を指示できる。そして、制御装置Cは、クラッチ機構73の作動状態を変更できる。なお、制御装置Cは、クローラ式走行装置12・12の駆動状態を把握することも可能である。制御装置Cは、クローラ式走行装置12・12が停止している場合のみ、スイッチSw1の操作を有効とする。
次に、本発明の一実施形態に係る穀稈ガイド9について図5から図7を用いて説明する。
図5は、穀稈ガイド9を示す側面図である。なお、図5中の矢印Rは、穀稈ガイド9の回動方向を示している。
上述したように、穀稈ガイド9は、穀稈を押えてフィードチェーン31へ案内するものである。穀稈ガイド9は、主に案内部91と、制限部92と、で構成されている。また、穀稈ガイド9は、アーム部93やスプリング94、操作レバー95などの部材から構成されている。
案内部91は、棒材を折り曲げて形成されている。案内部91は、回動軸91sを介してフレームに取り付けられている。このため、案内部91は、回動軸91sを中心として回動自在となっている(図5の矢印R参照)。なお、アーム部93は、回動軸93sを介して案内部91に取り付けられている。アーム部93は、図5に示すように、スプリング94を備えているので案内部91を下方に付勢する(図5の矢印S参照)。このため、案内部91は、最適な荷重を穀稈に加え、該穀稈をフィードチェーン31に押し付けることができる。
制限部92は、棒材を折り曲げて形成されている。制限部92は、回動軸92sを介して、回動部材92aに取り付けられており、回動部材92aが回動軸92bを介してフレームに取り付けられている。このため、制限部92は、回動軸92s、回動部材92a、回動軸92bが連動して移動することにより回動自在となっている(矢印R参照)。なお、制限部92は、その先端部が回動軸92tを介して操作レバー95に取り付けられている。操作レバー95は、回動軸95sを介して案内部91に取り付けられている。このため、操作レバー95は、回動する方向によって制限部92を回動可能又は回動不能に切り替えることができる。なお、制限部92は、操作レバー95に取り付けられ、該操作レバー95は、案内部91に取り付けられているので、案内部91と一体となって回動する。
このような構成により、穀稈ガイド9は、フィードチェーン31に対して近接又は離間可能に構成されている。つまり、穀稈ガイド9は、フィードチェーン31に対して近接した状態と離間した状態との間で移動可能に構成されている。なお、ここでは、穀稈ガイド9がフィードチェーン31に近接した状態を第一状態S1、穀稈ガイド9がフィードチェーン31から離間した状態を第二状態S2と定義する。
スイッチSw1は、穀稈ガイド9の後方に配置されている。また、図5に示すように、制限部92の回動に伴って連動する回動板92pが設けられているので、回動板92pによってスイッチSw1が「入」状態又は「切」状態に切り替えられる。具体的に説明すると、スイッチSw1は、穀稈ガイド9が第一状態S1にあるときに「入」状態となり、穀稈ガイド9が第二状態S2にあるときに「切」状態になるのである。
次に、本発明の実施形態に係る穀稈受け部材96について図5から図8を用いて説明する。
穀稈ガイド9の前方であって、フィードチェーン31の前方には、穀稈を受けるための穀稈受け部材96が設けられている。穀稈受け部材96は、手扱き作業時において、フィードチェーン31の搬送面上に載置した穀稈が、前側方に落下しないように受け止めるための部材であり、板状の部材で構成されている。
穀稈受け部材96は、帯状の板材が側面視において、前部と後部がそれぞれ「へ」字状に折り曲げて形成され、穀稈受け部材96の前端を刈取部2の上部フレーム97に固定した状態において、フィードチェーン31側(機体後方)へ向かうに従って下方へと傾斜し、その後端部は上方へ反るように形成されている。つまり、側面視において穀稈受け部材96の前端は前補助搬送チェーン33aの上方に位置し、穀稈受け部材96の後端はフィードチェーン31の前端上方に位置する構成としている。
また、穀稈受け部材96は、図7に示すように、平面視において、前補助搬送チェーン33aと後補助搬送チェーン33bの機体外側に設けられている。前記搬送装置24とフィードチェーン31前端との間の穀稈の搬送を補助する前補助搬送チェーン33aと後補助搬送チェーン33bは、フィードチェーン31よりも機体内側に配置されていることから、フィードチェーン31の前部と後補助搬送チェーン33bと上部フレーム97後端との間には、機体外側に開放される空間ができてしまい、手扱き作業時には穀稈の株元側を上方から挟持する部材が存在しないため、その空間に穀稈の株元側が載置されると、落下するおそれがあった。そこで、穀稈受け部材96を設けることにより、その空間を埋めることができ、株元を下方より支持することができる。また、穀稈が、上部フレーム97の後部に取り付けられた部材に引っ掛かることも防止できる。
また、穀稈受け部材96の下方へ傾斜する部分の傾斜角度は、第一状態S1において、穀稈ガイド9の案内部91の上方へ傾斜する部分の傾斜角度よりも緩やかになるように形成している。このように構成することにより、第一状態S1において、穀稈受け部材96と穀稈ガイド9との間の幅D(図5参照)が、前方は広く後方へ向かうにつれて狭くなるように形成されるため、穀稈受け部材96上に落下した穀稈を容易にフィードチェーン31側へ導くことができる。
また、穀稈受け部材96の後端は、フィードチェーン31の前端搬送面の傾斜と同じ角度となるように上方へ反って形成されている。このように構成することにより、穀稈受け部材96に穀稈が載せられて穀稈受け部材96の後部が下方に撓んでもフィードチェーン31の搬送面に滑り落ちやすくなり、穀稈受け部材96の後部とフィードチェーン31前部との間から落下することもない。
図7に示すように、フィードチェーン31の搬送面上に穀稈があり、穀稈ガイド9が第二状態S2であった場合(図7の点線で示す穀稈)、穀稈を挟持することができず、図7の二点鎖線で示すように前方に移動することがあるが、このような場合であっても、前方から穀稈受け部材96が支持することにより、穀稈の落下を防止することができる。
以上のように、穀稈を刈り取る刈取部2と、穀稈を脱穀部3へと搬送するフィードチェーン31と、を備えるコンバインであって、穀稈を押さえてフィードチェーン31へ案内するための穀稈ガイド9を備え、前記穀稈ガイド9は、フィードチェーン31に近接した状態S1とフィードチェーン31から離間した状態S2との間で移動可能に構成され、フィードチェーン31の前方に穀稈を受けるための穀稈受け部材96を設け、穀稈受け部材96は、フィードチェーン31側が下方に傾斜するように配置したものである。
このように構成することにより、フィードチェーン31の上面から落下しようとする穀稈を受けることができるため、手扱ぎ時に穀稈が地面へ落下することを防止し、手扱ぎ作業の効率を向上させることができる。
また、フィードチェーン31の前方に補助搬送チェーン33を設け、穀稈受け部材96は、フィードチェーン31の前方であって、補助搬送チェーン33の機体外側に設けたものである。このように構成することにより、穀稈受け部材96が、補助搬送チェーン33の外側であってフィードチェーン31の前方に設けられたデッドスペースに収納されるため、機体幅が大きくなるのを防ぐことができる。
また、穀稈ガイド9がフィードチェーン31に近接した状態S1において、穀稈ガイド9の前部を上方へ傾斜させたものである。このように構成することにより、穀稈ガイド9がフィードチェーン31に近接した状態S1において、穀稈受け部材96と穀稈ガイド9の前部とによって穀稈を挟持しつつフィードチェーン31側へ導くことができる。
100 コンバイン
1 走行部
2 刈取部
3 脱穀部
4 選別部
5 貯留部
6 排藁処理部
7 動力部
8 操縦部
10 機体フレーム
31 フィードチェーン
33 補助搬送チェーン
71 エンジン
73 クラッチ機構
9 穀稈ガイド
91 案内部
92 制限部
95 操作レバー
96 穀稈受け部材
S1 第一状態
S2 第二状態
Sw1 スイッチ

Claims (3)

  1. 穀稈を刈り取る刈取部と、穀稈を脱穀部へと搬送するフィードチェーンと、を備えるコンバインであって、
    穀稈を押さえて前記フィードチェーンへ案内する穀稈ガイドを備え、
    前記穀稈ガイドは、前記フィードチェーンに近接した状態と前記フィードチェーンから離間した状態との間で移動可能に構成され、
    前記フィードチェーンの前方に、穀稈を受ける穀稈受け部材を設け、
    前記穀稈受け部材は、前端が刈取部の上部フレームに固定され、後部が機体後方のフィードチェーン側へ向かい、後方へ向かうに従って下方へと傾斜するように構成され、
    前記穀稈受け部材の後端部は、前記フィードチェーンの前端上方に位置し、側面視にて上方へ反るように形成される
    ことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記フィードチェーンの前方に補助搬送チェーンを設け、前記穀稈受け部材は、前記フィードチェーンの前方であって、前記補助搬送チェーンの機体外側に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記穀稈ガイドが前記フィードチェーンに近接した状態において、前記穀稈ガイドの前部を上方へ傾斜させたことを特徴とする請求項2に記載のコンバイン。
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