JP6168226B2 - コンバイン - Google Patents

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この発明は、コンバインに関する。
従来、下記特許文献1に示すように、手扱ぎ作業の安全性を高めるために、脱穀フィードチェンの搬送始端部の横側部に、この脱穀フィードチェンの搬送作用域よりも高い位置まで上昇移動する手扱ぎプレートを設け、脱穀フィードチェンの搬送始端部の上側には、刈取作業時に、脱穀フィードチェンの搬送始端部との間で穀稈を挟持する補助挟持杆を上下回動自在に設け、手扱ぎ作業時には、この補助挟持杆を上方へ回動操作して退避させると共に、手扱ぎプレートを上昇移動させる技術が知られている。
また、下記特許文献2に示すように、手扱ぎ作業の作業性の向上を図るために、脱穀装置に穀桿を搬送するフィードチェンを一定速度で駆動させる手扱ぎスイッチを設ける技術が知られている。
特開2007−14287号公報 特開2008−278785号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、手扱ぎ作業時に手扱ぎプレートが上昇移動して脱穀フィードチェンの搬送作用を阻害するため、この脱穀フィードチェンの搬送始端部に手刈りした穀稈を置いても、この穀稈を脱穀装置へ積極的に供給することができず、手扱ぎ作業の能率が低下する問題がある。
また、特許文献2記載の技術では、通常の刈取り作業から手扱ぎ作業への切換え時において、手扱ぎスイッチをわざわざ押し操作せねばならず、手扱ぎ作業の能率が低下する問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することにある。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、刈取装置(3)の後側に脱穀装置(4)が備えられ、該脱穀装置(4)の左右一側には刈取装置(3)側から搬送される穀稈を引き継いで脱穀装置(4)へ供給する脱穀フィードチェン(8)が備えられたコンバインにおいて、前記脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部には、該脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部の上側に対向する位置に配置されて脱穀フィードチェン(8)への手扱ぎ穀稈の供給を規制する規制状態と、脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部から上方へ退避して該脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部上方を開放し、脱穀フィードチェン(8)への手扱ぎ穀稈の供給を許容する規制解除状態とに切り替わる手扱ぎ規制部材(18)が備えられ、前記規制状態における脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部と手扱ぎ規制部材(18)との間には、刈取装置(3)側から脱穀フィードチェン(8)側へ引き継がれる穀稈の搬送通路となる上下方向の隙間が維持される構成とし、前記手扱ぎ規制部材(18)が上方へ退避して前記脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部上方が開放されたときに、該脱穀フィードチェン(8)の搬送速度が、車速に連動して変速される変速制御状態から、車速に拘らずに一定速度で駆動される手扱ぎモードに切り替わる構成としたことを特徴とするコンバインとする。
請求項2記載の発明は、前記手扱ぎ規制部材(18)の前端部を、前記刈取装置(3)側のサイドフレーム(20)に取り付けた搬送支持枠部(21)に架設される左右方向の横軸(22)によって上下回動自在に軸支し、該手扱ぎ規制部材(18)の後端部を、前記脱穀フィードチェン(8)の上側に対向して設けた挟持レール(9)の始端部に対して側面視で重合する位置に臨ませた請求項1に記載のコンバインとする。
請求項3に記載の発明は、前記刈取装置(3)を駆動する第1無段変速装置(50)と、前記脱穀フィードチェン(8)を駆動する第2無段変速装置(37)とが備えられ、前記手扱ぎ規制部材(18)が規制状態に切り替わっている場合に、前記第2無段変速装置(37)が第1無段変速装置(50)の出力回転速度に同調した速度に自動的に変速され、前記手扱ぎ規制部材(18)が規制解除状態に切り替わっている場合には、第2無段変速装置(37)の出力回転速度が第1無段変速装置(50)の出力回転速度に拘らずに一定の回転速度に維持される構成とした請求項2に記載のコンバインとする。
請求項1に記載の発明によれば、刈取脱穀作業時に、手扱ぎ規制部材18を脱穀フィードチェン8の搬送始端部の上側に対向する位置に配置することで、この脱穀フィードチェン8始端部への手扱ぎ穀稈の供給を規制でき、この状態において、脱穀フィードチェン8の搬送始端部と手扱ぎ規制部材18の間に、刈取装置3側から脱穀フィードチェン8側へ引き継がれる穀稈の搬送通路となる上下方向の隙間が維持されるので、刈取装置3側から脱穀フィードチェン8側への穀稈の引き継ぎを円滑に行わせることができ、刈取脱穀作業の能率が高まる。
そして、手扱ぎ作業時には、この手扱ぎ規制部材18を脱穀フィードチェン8の搬送始端部から上方へ退避させることで、この脱穀フィードチェン8の搬送始端部へ手扱ぎ穀稈を容易に供給でき、脱穀フィードチェン8の搬送作用によって、この穀稈を脱穀装置4へ積極的に供給して脱穀処理することができる。
また、手扱ぎ規制部材18が上方へ退避して脱穀フィードチェン8の搬送始端部上方が開放されたときに、この脱穀フィードチェン8の搬送速度が、車速に連動して変速される変速制御状態から、車速に拘らずに一定速度で駆動される手扱ぎモードに切り替わるので、手扱ぎ穀稈を脱穀フィードチェン8に容易に供給することができる。
請求項2に記載の発明によれば、上記請求項1に記載の発明の効果に加えて、手扱ぎ規制部材18の前端部を、刈取装置3側のサイドフレーム20に取り付けた搬送支持枠部21に架設される左右方向の横軸22によって上下回動自在に軸支し、この手扱ぎ規制部材の後端部を、脱穀フィードチェン8の上側に対向して設けた挟持レール9の始端部に対して側面視で重合する位置に臨ませて、手扱ぎ穀稈の供給を規制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記請求項2に記載の発明の効果に加えて、手扱ぎ規制部材18が規制状態に切り替わっている場合に、第2無段変速装置37が第1無段変速装置50の出力回転速度に同調した速度に自動的に変速されるので、刈取装置3側から脱穀フィードチェン8への穀稈の引継ぎが円滑化して穀稈の詰りの発生が少なくなり、収穫作業の能率が高まる。
また、手扱ぎ規制部材18が規制解除状態に切り替わっている場合には、第2無段変速装置37の出力回転速度が第1無段変速装置50の出力回転速度に拘らずに一定の回転速度に維持されるので、手扱ぎ穀稈を脱穀フィードチェン8に容易に供給することができる。
コンバインの側面図 コンバインの平面図 コンバインの要部の側面図 コンバインの要部の平面図 コンバイン要部の動力伝達機構を示す概略図 コンバインの要部の側面図 コンバインの要部の切断側面図 同上要部の拡大側面図 コンバインの要部の正面図 同上要部の正面図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
コンバインは、主として立毛穀稈を刈り取って搬送する走行クローラ(走行装置)2を具備した車体1前部の刈取部(刈取装置)3と、刈取部3から搬送供給される穀稈を脱穀処理する車体後部の脱穀装置(脱穀部)4とからなる。
走行クローラ2には、エンジンEへの駆動力を無段階に変速して走行クローラ2へ伝達する走行用無段変速装置(第1無段変速装置)50からの出力回転が走行ミッション51を介して伝達される。
刈取部3は、車体1の走行フレーム1aから上方に突設した刈取懸架台5に対して上下に昇降可能で前後方向に沿わせて設けた刈取支持フレーム6に装備している。刈取部3からの刈取搬送穀稈は、前記脱穀部4の扱胴7の扱室一側に沿わせて設けた脱穀フィードチェン8と、この上側に対向する位置に弾発付勢用のスプリン9aを介して支持した断面コ字形状の挟持レール9との間に受け継がせるように構成している。
また、前記刈取部3は、立毛する穀稈を左右に分草する分草体10,10…、分草後の穀稈を引き起す6条分の穀稈引起し装置11…、引起し後の穀稈を刈り取るバリカン式の刈刃装置12、刈取後の穀稈を掻込搬送する掻込搬送装置、掻込搬送後の穀稈を引き継いで揚上搬送し後方の脱穀部4に搬送供給する刈取穀稈搬送装置13等からなる。
刈取穀稈搬送装置13の終端側には、後方の脱穀部4側に搬送供給する株元側供給チェン14と穂先側ラグ付き供給チェン15が上下に配して設けられ、前記脱穀部4の脱穀フィードチェン8に適正姿勢で穀稈を受け継ぎさせるように配置構成している。
自走しながらの刈取脱穀作業状態では、穀稈の手扱ぎ供給が行えないように脱穀フィードチェン8の始端部上方を覆う手扱ぎ牽制部材(手扱ぎ規制部材)18が設けられ、手刈りした穀稈を人為的に扱室内へ供給する手扱ぎ作業時には、前記手扱ぎ牽制部材を上方に押し開けて起立させることで、脱穀フィードチェンの始端部上方を開放すると同時に、手扱ぎモードスイッチ19をオンして脱穀フィードチェン8が車速連動の変速制御状態から一定速度で回転する手扱ぎモードに切り替えるようになっている。尚、手扱ぎ牽制部材18は、左右方向の断面形状をコ字形状またはL字形状に形成する。
前記手扱ぎ牽制部材18は、脱穀フィードチェン8の始端部上面より上方に所定空間(穀稈の搬送通路)を開けて対応位置してあり、フィードチェン8の上方を覆う手扱ぎ牽制姿勢(規制状態)Aと、手扱ぎ供給が可能な起立開放姿勢(規制解除状態)Bとに切替可能に構成している。そして、該部材18の前端部は、刈取サイドフレーム(刈取装置側のサイドフレーム)20に取り付けた搬送装置の搬送支持枠部21に架設された左右横方向の横軸22によって回動固定自在に軸支されていて、この後端側が横軸22を回動支点として上下に揺動開閉するようになっている。上述した手扱ぎモードスイッチ19は、横軸22回りの手扱ぎ牽制部材18の回動角度を検出するか、手扱ぎ牽制部材18が手扱ぎ牽制姿勢Aとなった場合にこの手扱ぎ牽制部材18と接触することにより、手扱ぎモードが有効となるように構成されている。
また、手扱ぎ牽制部材18の後端部は、脱穀フィードチェン8の上側に対設する挟持レール9の始端部に対して側面視で重合する状態に臨ませてあり、そして、該手扱ぎ牽制部材18の後端部には挟持レール9の上下動に支障なきよう切欠き部18aを設けた構成になっている。
また、前記手扱ぎ牽制部材18の起立開放姿勢B状態では、上端側が前位で下端側が後位となる前傾姿勢の状態(その後端部を横軸22よりも前側に偏倚させた姿勢)を維持するように構成している。
脱穀フィードチェン8の始端部上面には、挟持レール9による挟持力よりも弱い弾性押圧力を有する引継ぎガイド杆23が対設されており、前記手扱ぎ牽制部材18の回動支点である横軸22と同一軸心上に軸架されている。
この引継ぎガイド杆23の基部にはステー23aが設けられており、手扱ぎ牽制姿勢Aの手扱ぎ牽制部材18は、この手扱ぎ牽制部材18の基部側に設けられたピン18bがステー23aの上縁に接触することにより、脱穀フィードチェン8と上下に離間した状態で保持される。
刈取穀稈搬送装置13から脱穀フィードチェン8へ引継がれる穀稈は、引継ぎガイド杆23の下側を通過して搬送されるが、引継ぎ穀稈が増大した場合、引継ぎガイド杆23が上方へ押し上げられるとともに、手扱ぎ牽制部材18が上昇するため、手扱ぎ牽制部材18と穀稈の接触を防止することができる。
手扱ぎ作業を行う場合には、扱室内への供給漏斗24上に臨むゴム板からなる供給受け板25上に手刈り穀稈の穂先側を載せ、株元側は引継ぎガイド杆23上及びフィードチェンの始端部上に受け継がせて手扱ぎ供給する。
次に、エンジンEより脱穀部4へ動力を伝達する動力伝達機構について説明すると、図5に示す如く、エンジンEの出力軸30からプーリとベルトを介して脱穀カウンタ軸31に連動する。更に、該脱穀カウンタ軸31からプーリとベルトを介して扱胴7への扱胴入力軸32に連動すると共に、カウンタプーリ33とHST入力プーリ34及びHST入力ベルト36を介して油圧式無段変速装置(第2無段変速装置、HST)37へのHST入力軸35に連動している。また、前記脱穀カウンタ軸31からはプーリとベルトを介して処理胴38、唐箕39や揺動選別棚等の選別装置55へ動力伝達すべく連動構成している。
また、エンジンEの出力軸30と走行用無段変速装置50を連動し、走行用無段変速装置50からの動力が、走行ミッション51へ伝達される。
走行ミッション51の内部には、左右の走行クローラ2への伝動を接続及び遮断する左右のサイドクラッチ(図示省略)が設けられており、左右のサイドクラッチの両方を遮断することにより、走行クローラ2を停止させ、左右のサイドクラッチの一方のみを遮断することにより、機体を旋回させる。
また、刈取部3には、走行用無段変速装置50から出力された回転が走行ミッション51における前記サイドクラッチよりも上手側から伝達される。これにより、刈取部3は、機体の走行速度に同調した速度で駆動される。
また、走行ミッション51から刈取部3用の駆動力を出力する出力軸52と、刈取部3の上部伝動軸53の間には、刈取クラッチ54が設けられている。
HST37からは減速ギヤケース40内の減速ギヤ機構41、減速出力軸42及びフィードチェン駆動スプロケット43を介して脱穀フィードチェン8を回転駆動するように連動構成している。なお、脱穀フィードチェン8は、前方に架設する上下方向の揺動開閉支点軸26(図10参照)によって軸支されたフレーム8aにチェンレール8bを一体化し、このチェンレール8bの前端部に軸支した遊動輪8cと、このチェンレール8bの後端部に軸支した遊動輪8dと、HST37によって駆動される駆動輪8eと、前記遊動輪8cと駆動輪8eの間に配置した緊張輪8fとに亘って巻き掛ける。これにより、脱穀フィードチェン8は、揺動開閉支点軸26を支点として左右方向に揺動開閉し、脱穀フィードチェン8が機体外側方へ回動すると、移動側のフィードチェン駆動スプロケット43と、機体に固定側の減速出力軸42の軸端に備えるカップリングギアとの係合が解除される。
前記HST37は、脱穀部4の扱胴7室前方部で、刈取部を懸架する刈取懸架台5位置よりは後方の空間内に設置してあり、左右の刈取懸架台5,5を連結する連結部材44と、脱穀部の前側に左右横方向に架設された脱穀カウンタ軸31の軸受部材45とを結ぶ支持フレーム46に減速ギヤケース40を介して装着支持している。また、HST37は、脱穀フィードチェン8の右側(扱胴側)近くに配置すると共に、該フィードチェンの始端部よりも後方位置に設定している。
また、前記HST37は、脱穀フィードチェン8のみ単独で変速制御する構成であるが、これはHSTトラニオンアームを変速モータにより作動させることで、脱穀フィードチェンを任意に増減速制御することができる。また、車速に連動してHSTを駆動し脱穀フィードチェン8を変速制御することができる。
上記の構成により、手扱ぎ牽制部材18が手扱ぎ牽制姿勢Aである状態では、手扱ぎモードがOFFとなり、HST37は、走行用無段変速装置50の出力回転速度に同調して変速され、刈取部3の刈取穀稈搬送装置13から穀稈を円滑に引継いで搬送する。
また、手扱ぎ牽制部材18が起立開放姿勢Bである状態では、手扱ぎモードがONとなり、機体の走行速度及び刈取部3の駆動速度と無関係な一定の駆動速度で脱穀フィードチェン8が駆動されるように、HST37の変速位置が固定される。
なお、図面は省略しているが、コンバインの緊急停止用スイッチボタンは、手扱ぎ牽制部材より後方、且つ上方に配置しておくとよい。また、手扱ぎ作業者が手扱ぎモードスイッチのON状態が目視確認できる位置にスイッチを配置することもできる。
また、刈取穀稈搬送装置の終端部と脱穀フィードチェン始端部との間の引継ぎ部に詰まりセンサを設けておくと、穀稈詰まりを早く察知して対処することができる。
脱穀フィードチェン始端部の外側にチェンプレートの先端軌跡に沿う形状のピアノ線を設けておくと、適度にチェンの作用を抑制することができ、低速、少量刈り時における搬送穀稈の姿勢が株元先行になるのを防止することができる。
また、脱穀フィードチェンの株元側チェンプレートの山を穂先側チェンプレートの山よりも高くしておくと、穂先側が低くなることで、刈脱引継ぎ時にフィードチェンが作用し過ぎて穀稈株元先行になるのを防止できる。
排ワラ搬送チェンにおいてもチェンプレート山の高さを上記と同様構成にしておくことで、穂先側が低くなり、穂先チェンのラグが作用した時に稈の姿勢修正がしやすくなる。
3 刈取部(刈取装置)
4 脱穀装置
8 脱穀フィードチェン
9 挟持レール
18 手扱ぎ牽制部材(手扱ぎ規制部材)
20 刈取サイドフレーム(刈取装置側のサイドフレーム)
21 搬送支持枠部
22 横軸
23 引継ぎガイド杆
37 HST(第2無段変速装置)
50 走行用無段変速装置(第1無段変速装置)

Claims (3)

  1. 刈取装置(3)の後側に脱穀装置(4)が備えられ、該脱穀装置(4)の左右一側には刈取装置(3)側から搬送される穀稈を引き継いで脱穀装置(4)へ供給する脱穀フィードチェン(8)が備えられたコンバインにおいて、前記脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部には、該脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部の上側に対向する位置に配置されて脱穀フィードチェン(8)への手扱ぎ穀稈の供給を規制する規制状態と、脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部から上方へ退避して該脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部上方を開放し、脱穀フィードチェン(8)への手扱ぎ穀稈の供給を許容する規制解除状態とに切り替わる手扱ぎ規制部材(18)が備えられ、前記規制状態における脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部と手扱ぎ規制部材(18)との間には、刈取装置(3)側から脱穀フィードチェン(8)側へ引き継がれる穀稈の搬送通路となる上下方向の隙間が維持される構成とし、前記手扱ぎ規制部材(18)が上方へ退避して前記脱穀フィードチェン(8)の搬送始端部上方が開放されたときに、該脱穀フィードチェン(8)の搬送速度が、車速に連動して変速される変速制御状態から、車速に拘らずに一定速度で駆動される手扱ぎモードに切り替わる構成としたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記手扱ぎ規制部材(18)の前端部を、前記刈取装置(3)側のサイドフレーム(20)に取り付けた搬送支持枠部(21)に架設される左右方向の横軸(22)によって上下回動自在に軸支し、該手扱ぎ規制部材(18)の後端部を、前記脱穀フィードチェン(8)の上側に対向して設けた挟持レール(9)の始端部に対して側面視で重合する位置に臨ませた請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記刈取装置(3)を駆動する第1無段変速装置(50)と、前記脱穀フィードチェン(8)を駆動する第2無段変速装置(37)とが備えられ、前記手扱ぎ規制部材(18)が規制状態に切り替わっている場合に、前記第2無段変速装置(37)が第1無段変速装置(50)の出力回転速度に同調した速度に自動的に変速され、前記手扱ぎ規制部材(18)が規制解除状態に切り替わっている場合には、第2無段変速装置(37)の出力回転速度が第1無段変速装置(50)の出力回転速度に拘らずに一定の回転速度に維持される構成とした請求項2に記載のコンバイン。
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