JP2022097216A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】運転座席の下方に設けられたエンジンと、エンジンから脱穀装置への動力伝達の入り切りが可能な脱穀クラッチと、が備えられたコンバインにおいて、脱穀クラッチレバーと脱穀クラッチとを連係させる脱穀連係機構、あるいは脱穀装置に対する動力伝達系のメンテナンス作業を容易に行えることを可能にする。【解決手段】運転座席7の横側方にサイドパネル40が設けられている。サイドパネル40に脱穀クラッチレバー42が設けられている。脱穀クラッチ32は、エンジン9の出力軸9aよりも前側に設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、コンバインに関する。
コンバインには、走行機体の前部に設けられ、圃場の作物を刈り取る刈取部と、刈取部によって刈り取られた作物を脱穀処理する脱穀装置と、運転座席、及び、運転座席の横側方に設けられたサイドパネルを有する運転部と、運転座席の下方に設けられたエンジンと、が備えられたものがある。この種のコンバインとしては、たとえば特許文献1に示されるものがある。
特開2017-108692号公報
上記したコンバインでは、一般に、エンジンから脱穀装置への動力伝達の入り切りが可能な脱穀クラッチと、サイドパネルに設けられ、脱穀クラッチの操作が可能な脱穀クラッチレバーと、脱穀クラッチレバーと脱穀クラッチとを連係させる脱穀連係機構と、が備えられるが、脱穀連係機構、あるいは脱穀装置に対する動力伝達系のメンテナンス作業を行い易いコンバインを要望されている。
本発明は、脱穀連係機構あるいは脱穀装置に対する動力伝達系のメンテナンス作業を容易に行えるようにし易いコンバインを提供する。
本発明によるコンバインは、
走行機体の前部に設けられ、圃場の作物を刈り取る刈取部と、前記刈取部によって刈り取られた作物を脱穀処理する脱穀装置と、運転座席、及び、前記運転座席の横側方に設けられたサイドパネルを有する運転部と、前記運転座席の下方に設けられたエンジンと、前記エンジンから前記脱穀装置への動力伝達の入り切りが可能な脱穀クラッチと、前記サイドパネルに設けられ、前記脱穀クラッチの操作が可能な脱穀クラッチレバーと、前記脱穀クラッチレバーと前記脱穀クラッチとを連係させる脱穀連係機構と、が備えられ、前記脱穀クラッチは、前記エンジンの出力軸よりも前側に設けられている。
本構成によると、脱穀クラッチがエンジンの出力軸に対して運転座席側に位置するので、脱穀クラッチレバーから脱穀クラッチまでの距離を短く済ませると共に脱穀連係機構の構造を簡素化し易い。また、脱穀連係機構に機体前方から手あるいは工具を届き易いようにし易いので、脱穀連係機構に対するメンテナンス作業を容易に行えるようにし易い。脱穀クラッチから脱穀装置への動力伝達系を機体前後方向において運転座席と同じ位置に位置させて脱穀クラッチから脱穀装置への動力伝達系の構造を簡素化し易いので、扱胴への動力伝達系に対するメンテンナス作業を容易に行えるようにし易い。
本発明においては、
前記エンジンから前記刈取部への動力伝達の入り切りが可能な刈取クラッチと、前記サイドパネルに設けられ、前記刈取クラッチの操作が可能な刈取クラッチレバーと、前記刈取クラッチレバーと前記刈取クラッチとを連係させる刈取連係機構と、が備えられ、前記刈取クラッチは、前記出力軸よりも前側に設けられていると好適である。
本構成によると、刈取クラッチが出力軸に対して運転座席側に位置するので、刈取クラッチレバーから刈取クラッチまでの距離を短く済ませると共に刈取連係機構の構造を簡素化し易い。また、刈取連係機構に機体前方から手あるいは工具を届き易いようにし易いので、刈取連係機構に対するメンテナンス作業を容易に行えるようにし易い。
本発明においては、
機体横幅方向に延びる支軸および前記支軸に外嵌する筒支軸が設けられており、前記脱穀クラッチレバーは、前記支軸および前記筒支軸の一方に支持されており、前記刈取クラッチレバーは、前記支軸および前記筒支軸の他方に支持されており、前記脱穀連係機構に第1操作ケーブルが備えられ、前記第1操作ケーブルは、前記脱穀クラッチレバーを支持する前記支軸または前記筒支軸の側から前下方へ延ばされ、前記刈取連係機構に第2操作ケーブルが備えられ、前記第2操作ケーブルは、前記刈取クラッチレバーを支持する前記支軸または前記筒支軸の側から前下方へ延ばされていると好適である。
本構成によると、脱穀連係機構の構造を第1操作ケーブルによって簡素化でき、刈取連係機構の構造を第2操作ケーブルによって簡素化でき、かつ、第1操作ケーブルおよび第2操作ケーブルに機体前方から手あるいは工具を届き易いようにし易いので、脱穀連係機構および刈取連係機構に対するメンテナンス作業を容易に行えるようにし易い。
本発明においては、
前記出力軸よりも前側に設けられ、前記エンジンから前記刈取部に伝達される動力を前記脱穀装置に対して前記エンジンが位置する側とは反対側へ伝達するカウンタ軸が備えられ、前記第1操作ケーブルおよび前記第2操作ケーブルは、前記カウンタ軸よりも前側に延ばされていると好適である。
本構成によると、第1操作ケーブルおよび第2操作ケーブルに機体前方から手あるいは工具をより届き易いようにし易いので、脱穀連係機構および刈取連係機構に対するメンテナンス作業をより容易に行えるようにし易い。
本発明においては、
前記出力軸と前記カウンタ軸とに亘って巻回された脱穀伝動ベルトが備えられ、前記脱穀クラッチは、前記脱穀伝動ベルトを張り状態と緩み状態とに切り換えるように構成されていると好適である。
本構成によると、脱穀クラッチを脱穀伝動ベルトの張り状態と緩み状態との切り換えを可能にするだけの簡素な構造で得られる。
本発明においては、
前記刈取クラッチは、前記脱穀装置に対して前記エンジンが位置する側とは反対側において、前記カウンタ軸の上方に位置していると好適である。
本構成によると、刈取クラッチは、脱穀装置の横外側に位置するが、刈取クラッチを走行地から跳ね上げられた土など掛かり難い高さの位置に位置させることができる。
本発明においては、
前記カウンタ軸の上方に設けられ、前記カウンタ軸の動力を扱胴及び前記刈取部に伝達する第2カウンタ軸が備えられ、前記カウンタ軸の上方かつ前記第2カウンタ軸の下方において前記第2カウンタ軸に平行な状態で設けられ、前記刈取部に動力伝達する伝達軸が備えられ、前記第2カウンタ軸と前記伝達軸とに亘って巻回された刈取伝動ベルトが備えられ、前記刈取クラッチは、前記刈取伝動ベルトを張り状態と緩み状態とに切り換えるように構成されていると好適である。
本構成によると、
刈取クラッチを刈取伝動ベルトの張り状態と緩み状態との切り換えを可能にするだけの簡素な構造で得られる。
本発明においては、
前記刈取連係機構および前記脱穀連係機構に、前記支軸の軸芯を迂回するように弧状に延びる弓形リンクが備えられていると好適である。
本構成によると、刈取クラッチレバーおよび脱穀クラッチレバーを入り操作位置および切り操作位置に切り換え操作すると、切り換え操作によって弓形リンクが作動し、刈取クラッチレバーおよび脱穀クラッチレバーが入り操作位置および切り操作位置に弓形リンクによって保持されるので、刈取クラッチレバーおよび脱穀クラッチレバーを入り操作位置および切り操作位置に保持する特別な操作を行う必要が無くて楽に脱穀クラッチおよび刈取クラッチを入り状態および切り状態に保持できる。
本発明のおいては、
前記脱穀クラッチレバーは、前記刈取クラッチレバーに対して前記運転座席が位置する側に配置され、かつ、前記支軸及び前記筒支軸のうちの支軸に支持されており、前記刈取クラッチレバーは、前記脱穀クラッチレバーに対して前記運転座席が位置する側とは反対側に配置され、かつ、前記支軸及び前記筒支軸のうちの筒支軸に支持されていると好適である。
本構成によると、運転座席から脱穀クラッチレバーを操作するのに刈取クラッチレバーが障害にならず、脱穀クラッチレバーおよび刈取クラッチレバーの支持構造を支軸と筒支軸とで成る簡素なもので済ませながら、脱穀クラッチレバーを操作し易くできる。
コンバインの全体を示す左側面図である。 コンバインの全体を示す右側面図である。 コンバインの全体を示す平面図である。 運転部を示す平面図である。 脱穀クラッチ、脱穀クラッチレバーおよび脱穀連係機構を示す左側面図である。 脱穀クラッチレバーおよび刈取クラッチレバーの支持構造、脱穀連係機構および刈取連係機構を示す正面図である。 動力伝達装置を示す平面図である。 脱穀連係機構および刈取連係機構を示す正面図である。 刈取クラッチを示す左側面図である。 脱穀クラッチおよび脱穀連係機構を示す左側面図である。 刈取クラッチおよび刈取連係機構を示す左側面図である。 脱穀装置を透視した状態でのエンジン、脱穀クラッチおよび刈取クラッチを示す左側面図である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、コンバインの走行機体に関し、図1,2,3に示される矢印Fの方向を「機体前方」、矢印Bの方向を「機体後方」、図1,2に示される矢印Uの方向を「機体上方」、矢印Dの方向を「機体下方」、図3に示される矢印Lの方向を「機体左方」、矢印Rの方向を「機体右方」とする。
〔コンバインの全体の構成〕
図1,2,3に示されるように、コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1によって支持される走行機体2を備えている。走行機体2は、角パイプ材などの複数の鋼材を連結して構成された機体フレーム3を備えている。クローラ走行装置1は、機体フレーム3の下部に備えられている。走行機体2の前部に、運転部4、原動部5および刈取搬送部6が設けられている。運転部4および原動部5は、走行機体2の前部における横一端側の箇所に設けられ、刈取搬送部6は、走行機体2の前部における運転部側とは反対側の箇所に設けられている。運転部4には、運転座席7、搭乗空間の上方を覆う日除け8が備えられている。原動部5には、エンジン9が備えられている。刈取搬送部6には、刈取搬送部6の前部に設けられた刈取部6Aと、刈取部6Aの後部から後向きに延ばされたフィーダ10と、が備えられている。刈取部6Aにおいては、圃場の稲、麦などの作物の穂先側が回転リール11によって後方に掻き込まれ、掻き込まれた作物の株元がバリカン型の刈取装置12によって切断されて作物の刈取りが行われ、刈り取られた作物が横送りオーガ13によってフィーダ10に対する供給箇所に横搬送される。フィーダ10は、横送りオーガ13から作物を受け入れ、受け入れた作物を後上方に搬送する。フィーダ10には、搬送する作物に混入している切れワラなどの塵埃を回転ファンによる送風作用によって吸引して排出する排塵装置10Aが備えられている。刈取搬送部6は、フィーダ10の下部に連結された昇降シリンダ14の伸縮作動によって下降作業状態と上昇非作業状態とにわたって揺動昇降操作される。機体フレーム3の後部に、脱穀装置15と穀粒タンク16とが横並び状態で支持されている。脱穀装置15は、フィーダ10の後方に配置されている。穀粒タンク16は、運転部4の後方に配置されている。脱穀装置15の横外側方に、脱穀カバー17が設けられている。脱穀カバー17は、複数枚の分割カバーに分割可能に構成されている。穀粒タンク16の下部の横外側方に、タンクカバー18が設けられている。脱穀装置15は、フィーダ10からの作物を受け入れて脱穀処理し、脱穀処理によって得られた穀粒を切れワラなどの塵埃と選別する選別処理を行う。脱穀装置15は、刈取穀稈の株元から穂先までの全体が扱室に投入されるように全稈投入型に構成されている。穀粒タンク16は、脱穀装置15によって選別処理された穀粒を回収して貯留する。穀粒タンク16の後部に、穀粒タンク16に貯留された穀粒を排出する穀粒排出装置19が接続されている。穀粒タンク16は、穀粒排出装置19に備えられた縦搬送部19Aの軸芯を揺動支点にして走行機体2の横外側に張り出たメンテナンス用の開き姿勢と、運転部4の後方に前後向きに位置した作業用の閉じ姿勢とに姿勢変更可能に支持されている。
〔穀粒排出装置の構成〕
図1,2,3に示されるように、穀粒排出装置19は、穀粒タンク16の後方に機体上下方向に延びる状態で設けられた縦搬送部19Aと、縦搬送部19Aの上端部から上下揺動可能に延ばされた横搬送部19Bと、を有している。縦搬送部19Aの下部と穀粒タンク16の後下部とが接続ケース20を介して接続されている。縦搬送部19Aは、穀粒タンク16から接続ケース20に排出された穀粒を受け入れ、受け入れた穀粒を揚送する。穀粒タンク16からの穀粒の排出は、穀粒タンク16の底部内に設けられた底スクリュー(図示せず)によって行われる。横搬送部19Bは、縦搬送部19Aによって揚送された穀粒を受け入れ、受け入れた穀粒を横搬送して横搬送部19Bの延伸端部に備えられている吐出筒22から吐出する。
図1,2に示されるように、縦搬送部19Aの途中箇所に、旋回駆動機構23が連結されている。旋回駆動機構23は、カバー24によって覆われている。横搬送部19Bは、縦搬送部19Aが旋回駆動機構23によって接続ケース20に対して回転操作されることにより、縦搬送部19Aの軸芯を旋回中心にして旋回操作される。図2,3に示されるように、横搬送部19Bの基部に起伏シリンダ25が連結されている。横搬送部19Bは、起伏シリンダ25の伸縮作動によって縦搬送部19Aに対して上下に揺動操作される。
〔刈取搬送部および脱穀装置に対する動力伝達〕
図1に示されるように、エンジン9は、運転座席7の下方に設けられ、エンジン9からの動力を刈取搬送部6および脱穀装置15に伝達する動力伝達装置30が図7に示されるように構成されている。
図7に示されるように、動力伝達装置30においては、エンジン9よりも前側にカウンタ軸31が設けられている。カウンタ軸31は、エンジン9が位置する側の機体横側部とエンジン9が位置する側とは反対側の機体横側部とにわたって機体横幅方向に延びる状態で設けられている。エンジン9が位置する側の機体横側部において、エンジン9から機体横内側向きに突設された出力軸9aの動力が脱穀伝動ベルト32cを介してカウンタ軸31に伝達される。脱穀伝動ベルト32cを操作してエンジン9から脱穀装置15への動力伝達の入り切りを行う脱穀クラッチ32が設けられている。
エンジン9が位置する側とは反対側の機体横側部において、カウンタ軸31の動力が第1ベルト伝動機構33を介して脱穀装置15における選別部15aの入力軸15bに伝達される。選別部15aの入力軸15bは、唐箕(図示せず)の駆動軸によって構成されている。
エンジン9が位置する側とは反対側の機体横側部において、カウンタ軸31の動力が第2ベルト伝動機構34を介して第2カウンタ軸35に伝達され、第2カウンタ軸35からベベルギヤ機構36を介して脱穀装置15における扱胴15cの回転支軸15dに伝達される。第2ベルト伝動機構34は、第1ベルト伝動機構33よりも機体横外側においてカウンタ軸31に連結されている。
エンジン9が位置する側とは反対側の機体横側部において、カウンタ軸31から第2ベルト伝動機構34を介して第2カウンタ軸35に伝達された動力が刈取搬送部6の入力軸6bに伝達され、入力軸6bから第3ベルト伝動機構38などを介して刈取部6A(回転リール11、刈取装置12、横送りオーガ13)に伝達される。刈取搬送部6の入力軸6bは、フィーダ10の駆動軸によって構成されている。第2カウンタ軸35と入力軸6bとに巻き掛けられた刈取伝動ベルト37cを操作して刈取部6Aへの動力伝達の入り切りを行う刈取クラッチ37が設けられている。
第2カウンタ軸35と入力軸6bとにわたり、フィーダ10を搬送方向とは逆の方向に駆動する逆転動力を入力軸6bに伝達することが可能な逆転伝動機構39が設けられている。逆転伝動機構39は、第2カウンタ軸35の動力を扱胴15cに伝達するベベルギヤ機構36のうちの回転支軸15dに設けられたベベルギヤ36aに噛み合い、第2カウンタ軸35の回転方向と逆の回転方向に駆動されるベベルギヤ39aと、ベベルギヤ39aが設けられた回転軸39bと、回転軸39bの動力を入力軸6bに伝達するベルトテンション式の逆転クラッチ39cと、を備えている。
〔脱穀クラッチの構成〕
図5,12に示されるように、脱穀クラッチ32は、エンジン9の出力軸9aよりも前側に設けられている。エンジン9から脱穀装置15への動力伝達の入り切りを脱穀クラッチ32によって行うように構成されている。尚、図12においては、脱穀装置15を透視した状態で左横側方から見たエンジン9および脱穀クラッチ32が示されている。
具体的には、図5,7,10に示されるように、エンジン9の出力軸9aに設けられたベルトプーリ32aと、カウンタ軸31に設けられたベルトプーリ32bとにわたって脱穀伝動ベルト32cが巻き掛けられている。3本の脱穀伝動ベルト32cが巻き掛けられている。
図5,7,10に示されるように、脱穀クラッチ32は、支持アームとしてのテンションアーム32dを備えている。テンションアーム32dは、カウンタ軸31を支持するように走行機体2に設けられたボス部から揺動可能に延ばされている。脱穀クラッチ32は、カウンタ軸31の軸芯を揺動支点にして上下揺動可能な状態でボス部に支持されている。
脱穀クラッチ32は、下降揺動されることにより、脱穀伝動ベルト32cを緊張状態に切り換える入り状態になり、エンジン9からカウンタ軸31への動力伝達を入りにすることによって脱穀装置15のうちの扱胴15cへの動力伝達を入りにする。脱穀クラッチ32は、上昇揺動操作されることにより、脱穀伝動ベルト32cを緩み状態に切り換える切り状態になり、エンジン9からカウンタ軸31への動力伝達を切りにすることによって脱穀装置15のうちの扱胴15cへの動力伝達を切りにする。脱穀クラッチ32は、テンションアーム32dに連結されたスプリング32eによって切り状態に付勢されている。
〔刈取クラッチの構成〕
図7,9,12に示されるように、刈取クラッチ37は、エンジン9の出力軸9aよりも前側に設けられている。詳述すると、刈取クラッチ37は、脱穀装置15に対してエンジン9が位置する側とは反対側においてエンジン9の出力軸9aよりも前側に設けられている。刈取クラッチ37は、カウンタ軸31よりも上方、かつ、第2カウンタ軸35よりも下方において脱穀装置15よりも前側に設けられている。エンジン9から刈取部6Aへの動力伝達の入り切りを刈取クラッチ37によって行うように構成されている。図12においては、脱穀装置15を透視した状態で左横側方から見たエンジン9および刈取クラッチ37が示されている。
具体的には、図7,9,11に示されるように、カウンタ軸31の上方かつ第2カウンタ軸35の下方において、刈取部6Aに動力伝達する伝達軸としての刈取部6Aの入力軸6bが第2カウンタ軸35に平行な状態で設けられている。第2カウンタ軸35に設けられたベルトプーリ37aと、入力軸6bに設けられたベルトプーリ37bとにわたって刈取伝動ベルト37cが巻き掛けられている。2本の刈取伝動ベルト37cが巻き掛けられている。
図7,9,11に示されるように、刈取クラッチ37は、支持アームとしてのテンションアーム37dを備えている。テンションアーム37dは、入力軸6bから揺動可能に延ばされている。刈取クラッチ37は、入力軸6bの軸芯を揺動支点にして前後揺動可能な状態で入力軸6bに支持されている。
刈取クラッチ37は、後側に揺動されることにより、刈取伝動ベルト37cを緊張状態に切り換える入り状態になり、第2カウンタ軸35から入力軸6bへの動力伝達を入りにすることによってエンジン9から刈取部6Aへの動力伝達を入りにする。刈取クラッチ37は、前側に揺動操作されることにより、刈取伝動ベルト37cを緩み状態に切り換える切り状態になり、第2カウンタ軸35から入力軸6bへの動力伝達を切りにすることによってエンジン9から刈取部6Aへの動力伝達を切りにする。
脱穀クラッチ32が入り状態に切り換えられると、エンジン9の出力が脱穀クラッチ32を介してカウンタ軸31に伝達されてカウンタ軸31から扱胴15cおよび選別部15aに伝達され、脱穀装置15が駆動される。逆転クラッチ39cが切り状態に切り換えられ、刈取クラッチ37が入り状態に切り換えられると、エンジン9からカウンタ軸31に伝達された動力が第2ベルト伝動機構34、第2カウンタ軸35および刈取クラッチ37を介して入力軸6bに伝達されてフィーダ10および刈取部6Aが正回転方向に駆動される。
脱穀クラッチ32が入り状態であっても、刈取クラッチ37および逆転クラッチ39cが切り状態に切り換えられていると、第2カウンタ軸35から入力軸6bへの動力伝達が刈取クラッチ37および逆転クラッチ39cによって絶たれてフィーダ10および刈取部6Aが停止される。
脱穀クラッチ32が切り状態に切り換えられると、エンジン9からカウンタ軸31への動力伝達が脱穀クラッチ32によって絶たれて脱穀装置15が停止される。脱穀クラッチ32が切り状態に切り換えられると、刈取クラッチ37および逆転クラッチ39cが入り状態であっても、入力軸6bへの動力伝達が脱穀クラッチ32によって絶たれてフィーダ10および刈取部6Aが停止される。
〔脱穀クラッチおよび刈取クラッチの操作構造〕
図4,6に示されるように、運転部4において、運転座席7の横側方にサイドパネル40が設けられている。サイドパネル40は、運転部4の横側部に立設されたパネルボックス41の上部に備えられている。サイドパネル40に脱穀クラッチレバー42および刈取クラッチレバー43が設けられ、脱穀クラッチレバー42によって脱穀クラッチ32の入り切り操作を行い、刈取クラッチレバー43によって刈取クラッチ37の入り切り操作を行うように構成されている。
具体的には、図4,6に示されるように、脱穀クラッチレバー42および刈取クラッチレバー43は、脱穀クラッチレバー42が刈取クラッチレバー43に対して運転座席7が位置する側に位置する配置でサイドパネル40に設けられている。
機体横幅方向に延びる支軸44と、支軸44に外嵌する筒支軸45とを有する2重軸構造の支軸46が支持部材47を介してパネルボックス41に支持されている。脱穀クラッチレバー42は、支軸44および筒支軸45の一方に支持され、刈取クラッチレバー43は、支軸44および筒支軸45の他方に支持されている。本実施形態では、脱穀クラッチレバー42は、支軸44に支持され、刈取クラッチレバー43は、筒支軸45に支持されている。脱穀クラッチレバー42および刈取クラッチレバー43は、支軸44の軸芯Pを揺動支点にして前後方向に揺動操作可能な状態でパネルボックス41に支持されている。
〔脱穀連係機構の構成〕
図5,6,10に示されるように、脱穀クラッチレバー42と脱穀クラッチ32とを連係させる脱穀連係機構50が支軸44の脱穀クラッチレバー42側とは反対側の端部から前下方に延ばされて脱穀クラッチ32の操作アーム部32fに連係されている。本実施形態では、脱穀連係機構50は、カウンタ軸31よりも前側に延ばされて操作アーム部32fに連係されている。操作アーム部32fは、テンションアーム32dのボス部から前向きに延ばされている。
図6,8,10に示されるように、脱穀連係機構50に、第1操作ケーブル54が備えられ、第1操作ケーブル54は、脱穀クラッチレバー42を支持する支軸44の側から前下方へ延ばされている。本実施形態では、第1操作ケーブル54は、カウンタ軸31よりも前側に延ばされている。本実施形態では、第1操作ケーブル54は、金属製の線材によって構成されている。
図10に示されるように、脱穀連係機構50に、支軸44の軸芯Pを迂回するように弧状に延びる弓形リンク52が備えられている。
具体的には、脱穀連係機構50に、パネルボックス41の外部において支軸44に設けられた揺動リンク51と、揺動リンク51の遊端部から前向きに延びる弓形リンク52と、弓形リンク52から前下向きに延びるロッド53と、ロッド53から前下向きにカウンタ軸31よりも前側に延びる第1操作ケーブル54と、が備えられている。第1操作ケーブル54の途中にコイルスプリング部53aが備えられている。
脱穀クラッチレバー42が前後方向に揺動操作されて切り操作位置に操作されると、脱穀連係機構50によって操作アーム部32fの引っ張り操作が解除されてテンションアーム32dがスプリング32eによって揺動操作され、脱穀クラッチ32がスプリング32eによって切り状態になる。この場合、脱穀クラッチレバー42が切り操作位置に操作されることによって揺動操作された揺動リンク51による弓形リンク52の操作により、弓形リンク52がデッドポイントを切り側に超えた切り保持状態に切り換え操作され、脱穀クラッチレバー42が弓形リンク52によって切り操作位置に保持されて脱穀クラッチ32が切り状態に保持される。
脱穀クラッチレバー42が前後方向に揺動操作されて入り操作位置に操作されると、操作アーム部32fが脱穀連係機構50によって引っ張り操作され、テンションアーム32dがスプリング32eに抗して引っ張り操作されて脱穀クラッチ32が入り状態になる。この場合、脱穀クラッチレバー42が入り操作位置に操作されることによって揺動操作された揺動リンク51による弓形リンク52の操作により、弓形リンク52がデッドポイントを入り側に超えた入り保持状態に切り換え操作され、脱穀クラッチレバー42が弓形リンク52によって入り操作位置に保持されて脱穀クラッチ32が入り状態に保持される。
〔刈取連係機構の構成〕
図6,8,11に示されるように、刈取クラッチレバー43と刈取クラッチ37とを連係させる刈取連係機構55が筒支軸45の刈取クラッチレバー43側とは反対側の端部から前下方に延ばされて刈取クラッチ37の操作アーム37f部に連係されている。本実施形態では、刈取連係機構55は、カウンタ軸31よりも前側に延ばされて操作アーム部37fに連係されている。操作アーム部32fは、テンションアーム37dのボス部から後向きに延ばされている。
図6,8,11に示されるように、刈取連係機構55に、第2操作ケーブル58が備えられ、第2操作ケーブル58は、刈取クラッチレバー43を支持する筒支軸45の側から前下方へ延ばされている。本実施形態では、第2操作ケーブル58は、カウンタ軸31よりも前側に延ばされている。
図11に示されるように、刈取連係機構55に、支軸44の軸芯Pを迂回するように弧状に延びる弓形リンク57が備えられている。
具体的には、刈取連係機構55に、パネルボックス41の外部において筒支軸45に設けられた揺動リンク56と、揺動リンク56の遊端部から前向きに延びる弓形リンク57と、弓形リンク57から前下向きにカウンタ軸31よりも前側に延びる第2操作ケーブル58と、第2操作ケーブル58を操作アーム部37fに連結するコイルスプリング部58aが備えられている。
第2操作ケーブル58は、図8,11に示されるように、弓形リンク57から前下方に延び、カウンタ軸31よりも前側の箇所から後向きに延び、カウンタ軸31における脱穀クラッチ側の端部の下方箇所からカウンタ軸31の下方を機体横幅方向に機体横外側に向けて延び、カウンタ軸31の脱穀クラッチ側とは反対側の端部の下方箇所から後向きに延び、カウンタ軸31よりも後側の箇所から上向きに延びてコイルスプリング部58aに至る状態で配設されている。
刈取クラッチレバー43が前後方向に揺動操作されて入り操作位置に操作されると、操作アーム部37fが刈取連係機構55によって引っ張り操作にされ、テンションアーム37dが入り操作位置に操作されて刈取クラッチ37が入り状態になる。この場合、刈取クラッチレバー43が入り操作位置に操作されることによって揺動操作された揺動リンク56による弓形リンク57の操作により、弓形リンク57がデッドポイントを入り側に超えた入り保持状態に切り換え操作され、刈取クラッチレバー43が弓形リンク57によって入り操作位置に保持されて刈取クラッチ37が入り状態に保持される。
刈取クラッチレバー43が前後方向に揺動操作されて切り操作位置に操作されると、刈取連係機構55による操作アーム部37fの引っ張り操作が解除され、テンションアーム37dが重力によって下降揺動して切り操作位置になって刈取クラッチ37が切り状態になる。この場合、刈取クラッチレバー43が切り操作位置に操作されることによって揺動操作された揺動リンク56による弓形リンク57の操作により、弓形リンク57がデッドポイントを切り側に超えた切り保持状態に切り換え操作され、刈取クラッチレバー43が弓形リンク57によって切り操作位置に保持されて刈取クラッチ37が切り状態に保持される。
〔別実施形態〕
(1)上記した実施形態では、脱穀連係機構50および刈取連係機構55を機械式の機構に構成した例を示したが、これに限らない。たとえば、脱穀クラッチレバー42、刈取クラッチレバー43によって操作されるスイッチ、脱穀クラッチ32、刈取クラッチ37を操作する電動アクチュエータ、スイッチと電動アクチュエータとを連係させる電気ケーブルによって電気式に構成された脱穀連係機構、刈取連係機構の採用が可能である。
(2)上記した実施形態では、脱穀クラッチレバー42が支軸44に支持され、刈取クラッチレバー43が筒支軸45に支持される構成を採用したが、脱穀クラッチレバー42が筒支軸45に支持され、刈取クラッチレバー43が支軸44に支持される構成の採用が可能である。また、軸芯が異なる状態で位置する2つの支軸の採用が可能である。
(3)上記した実施形態では、脱穀クラッチレバー42が刈取クラッチレバー43に対して運転座席7が位置する側に位置する例を示したが、これ限らず、脱穀クラッチレバー42が刈取クラッチレバー43に対して運転座席7が位置する側とは反対側に位置するものであってもよい。
(4)上記した実施形態では、カウンタ軸31を設けた例を示したが、これに限らない。刈取クラッチ37を脱穀クラッチ32が位置する側の機体横側部に設け、カウンタ軸31を設けないものであってもよい。
(5)上記した実施形態では、脱穀伝動ベルト32cを張り状態と緩み状態とに切り換える脱穀クラッチ32、刈取伝動ベルト37cを張り状態と緩み状態とに切り換える刈取クラッチ37を採用した例を示したが、これに限らず、噛み合い式の脱穀クラッチ、刈取クラッチの採用が可能である。
(6)刈取クラッチ37をカウンタ軸31の上方に設けた例を示したが、これ限らない。たとえば、刈取クラッチ37をカウンタ軸31の下方、あるいは、機体上下方向においてカウンタ軸31が位置する位置に設けたものであってもよい。
(7)上記した実施形態では、第2カウンタ軸35から入力軸6bに動力伝達する構成を採用した例をしたが、カウンタ軸31から入力軸6bに第2カウンタ軸35を経ないで動力伝達するものであってもよい。
(8)上記した実施形態では、脱穀連係機構50および刈取連係機構55に弓形リンク52,57を備えた例を示したが、弓形リンク52,57を備えないものであってもよい。
本発明は、走行機体の前部に設けられた刈取部と、刈取部によって刈り取られた作物を脱穀処理する脱穀装置と、運転座席の下方に設けられたエンジンとが備えられたコンバインに適用できる。
2 走行機体
4 運転部
6A 刈取部
6b 伝達軸(入力軸)
7 運転座席
9 エンジン
9a 出力軸
15 脱穀装置
15c 扱胴
31 カウンタ軸
32 脱穀クラッチ
32c 脱穀伝動ベルト
35 第2カウンタ軸
37 刈取クラッチ
37c 刈取伝動ベルト
40 サイドパネル
42 脱穀クラッチレバー
43 刈取クラッチレバー
44 支軸
45 筒支軸
50 脱穀連係機構
52 弓形リンク
54 第1操作ケーブル
55 刈取連係機構
57 弓形リンク
58 第2操作ケーブル

Claims (9)

  1. 走行機体の前部に設けられ、圃場の作物を刈り取る刈取部と、
    前記刈取部によって刈り取られた作物を脱穀処理する脱穀装置と、
    運転座席、及び、前記運転座席の横側方に設けられたサイドパネルを有する運転部と、
    前記運転座席の下方に設けられたエンジンと、
    前記エンジンから前記脱穀装置への動力伝達の入り切りが可能な脱穀クラッチと、
    前記サイドパネルに設けられ、前記脱穀クラッチの操作が可能な脱穀クラッチレバーと、
    前記脱穀クラッチレバーと前記脱穀クラッチとを連係させる脱穀連係機構と、が備えられ、
    前記脱穀クラッチは、前記エンジンの出力軸よりも前側に設けられているコンバイン。
  2. 前記エンジンから前記刈取部への動力伝達の入り切りが可能な刈取クラッチと、
    前記サイドパネルに設けられ、前記刈取クラッチの操作が可能な刈取クラッチレバーと、
    前記刈取クラッチレバーと前記刈取クラッチとを連係させる刈取連係機構と、が備えられ、
    前記刈取クラッチは、前記出力軸よりも前側に設けられている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 機体横幅方向に延びる支軸および前記支軸に外嵌する筒支軸が設けられており、
    前記脱穀クラッチレバーは、前記支軸および前記筒支軸の一方に支持されており、
    前記刈取クラッチレバーは、前記支軸および前記筒支軸の他方に支持されており、
    前記脱穀連係機構に第1操作ケーブルが備えられ、
    前記第1操作ケーブルは、前記脱穀クラッチレバーを支持する前記支軸または前記筒支軸の側から前下方へ延ばされ、
    前記刈取連係機構に第2操作ケーブルが備えられ、
    前記第2操作ケーブルは、前記刈取クラッチレバーを支持する前記支軸または前記筒支軸の側から前下方へ延ばされている請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記出力軸よりも前側に設けられ、前記エンジンから前記刈取部に伝達される動力を前記脱穀装置に対して前記エンジンが位置する側とは反対側へ伝達するカウンタ軸が備えられ、
    前記第1操作ケーブルおよび前記第2操作ケーブルは、前記カウンタ軸よりも前側に延ばされている請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記出力軸と前記カウンタ軸とに亘って巻回された脱穀伝動ベルトが備えられ、
    前記脱穀クラッチは、前記脱穀伝動ベルトを張り状態と緩み状態とに切り換えるように構成されている請求項4に記載のコンバイン。
  6. 前記刈取クラッチは、前記脱穀装置に対して前記エンジンが位置する側とは反対側において、前記カウンタ軸の上方に位置している請求項4または5に記載のコンバイン。
  7. 前記カウンタ軸の上方に設けられ、前記カウンタ軸の動力を扱胴及び前記刈取部に伝達する第2カウンタ軸が備えられ、
    前記カウンタ軸の上方かつ前記第2カウンタ軸の下方において前記第2カウンタ軸に平行な状態で設けられ、前記刈取部に動力伝達する伝達軸が備えられ、
    前記第2カウンタ軸と前記伝達軸とに亘って巻回された刈取伝動ベルトが備えられ、
    前記刈取クラッチは、前記刈取伝動ベルトを張り状態と緩み状態とに切り換えるように構成されている請求項4または6に記載のコンバイン。
  8. 前記刈取連係機構および前記脱穀連係機構に、前記支軸の軸芯を迂回するように弧状に延びる弓形リンクが備えられている請求項3から7のいずれか一項に記載のコンバイン。
  9. 前記脱穀クラッチレバーは、前記刈取クラッチレバーに対して前記運転座席が位置する側に配置され、かつ、前記支軸及び前記筒支軸のうちの支軸に支持されており、
    前記刈取クラッチレバーは、前記脱穀クラッチレバーに対して前記運転座席が位置する側とは反対側に配置され、かつ、前記支軸及び前記筒支軸のうちの筒支軸に支持されている請求項3から8のいずれか一項に記載のコンバイン。
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