JP6176351B1 - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、通常作業用の前側クラッチと手扱ぎ作業の後側クラッチと、更に刈取クラッチとを、全て独立したモータにより作動する構成のため、構造および制御が複雑となる課題がある。【解決手段】刈取装置4により刈り取った穀稈を脱穀装置3の扱室11に供給搬送する穀稈供給搬送装置15の挾扼杆17の始端部よりも前側のフィードチェン16の始端部上方に案内ガイド20を横軸回動自在に設け、案内ガイド20を上方に退避させて手刈り穀稈の投入を可能とし、手刈り穀稈供給状態を検出する手扱ぎ状態検出部22を設け、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27は1個のモータ28により入切させる構成とし、機体停止時および後進時は刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27を遮断し、機体停止時に前記手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ状態を検出すると、刈取クラッチ26およびチェン駆動入切クラッチ27を接続するように構成したコンバイン【選択図】図3

Description

本発明は、コンバインに係るものである。
従来、刈取装置により刈り取った穀稈を脱穀装置に供給搬送する穀稈供給搬送装置フィードチェンの、通常作業用の前側クラッチと手扱ぎ作業の後側クラッチと、更に刈取クラッチを設けた構成は、公知である(特許文献1参照)。
特開2016−21963号公報
前記公知例は、通常作業用の前側クラッチと手扱ぎ作業の後側クラッチと、更に刈取クラッチとを、全て独立したモータにより作動する構成のため、構造および制御が複雑となる課題がある。
本願は、フィードチェンへ手扱ぎ穀稈を供給して行う手扱ぎ作業を、容易にできるようにしたものである。
請求項1記載の発明は、刈取装置4により刈り取った穀稈を脱穀装置3の扱室11に供給搬送する穀稈供給搬送装置15の挾扼杆17の始端部よりも前側のフィードチェン16の始端部上方に案内ガイド20を横軸回動自在に設け、案内ガイド20を上方に退避させて手刈り穀稈の投入を可能とし、手刈り穀稈供給状態を検出する手扱ぎ状態検出部22を設け、刈取装置4への駆動を入切する刈取クラッチ26と、フィードチェン16への駆動を入切するチェン駆動入切クラッチ27とを設け、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27は1個のモータ28により入切させる構成とし、機体停止時および後進時は刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27遮断され、機体停止時に前記手扱ぎ状態検出部22手扱ぎ状態検出されると、刈取クラッチ26およびチェン駆動入切クラッチ27が接続されるように構成し、機体の所定位置に、エンジン25の駆動を停止させる緊急停止ボタン70を設け、この緊急停止ボタン70が操作されると、前記モータ28が作動し、エンジン25から脱穀装置3の揺動選別棚14に至る伝動経路に設けた揺動棚クラッチ71が遮断されると共に、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27が遮断され、且つ、カバーモータ84が作動して回転体86が回転駆動し、この回転体86に軸着されたロッド87の先端部によってロック装置88の係合フック89を押して扱胴カバー83のロックが解除され、フィードチェン16の上側の挾扼杆17が扱胴カバー83ごと上方に移動してフィードチェン16の上面が開放される構成としたコンバインとしたものである。
請求項2記載の発明は、前記刈取クラッチ26は、ミッションケース30に軸装した刈取出力プーリー32と刈取入力プーリー33との間に掛け回したベルト34にテンションプーリー35を接離自在な構成とし、前記チェン駆動入切クラッチ27は、伝動経路中に設けた係合爪43と係合爪45により構成し、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27は、モータ28とケーブル56により連結し、モータ28の正逆転によりケーブル56を介して入切するように構成し、エンジン25の回転を揺動選別棚14に入力する揺動軸38にギヤボックス39を設け、ギヤボックス39内における揺動軸38の端部に中間出力ギヤ40を設け、中間出力ギヤ40にチェン入力ギヤ41を噛み合わせ、チェン入力ギヤ41はフィードチェン16を駆動するチェン出力軸42に回転自在に軸装し、チェン入力ギヤ41に設けた係合爪43とチェン出力軸42に摺動のみ自在に設けた摺動部材44に有した係合爪45とにより前記チェン駆動入切クラッチ27を構成し、摺動部材44および係合爪45をバネ46により係合爪43に常時係合するように付勢し、係合爪45には係合爪45を係合爪43から離脱させるクラッチピン47を当接させ、クラッチピン47にはクラッチピンアーム48の一端を係合させ、クラッチピンアーム48の中間部はギヤボックス39に軸49により回動自在に取付け、クラッチピンアーム48の他端には前記モータ28の駆動を伝達する伝達機構50のロッド51の先端をピン52により取付け、前記モータ28は正逆回転自在に構成し、モータ28の駆動により正逆回転する回転体53に前記ロッド51の基部をピン54により取付け、前記チェン駆動入切クラッチ27のテンションプーリー35のテンションアーム55にケーブル56の一端を接続し、ケーブル56の他端を前記ピン54に係止したコンバインとしたものである。
請求項3記載の発明は、前記手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ状態を検出すると、エンジン25の回転を低下させるように構成したコンバインとしたものである。
請求項4記載の発明は、前記脱穀装置3の唐箕13の唐箕ケーシング59の送風口60に、唐箕13の送風方向を切り替える前記送風口60の上側に配置した上面板61と該上面板61の下側に配置される風向板62とを傾斜角度切替自在に設け、フィードチェン16または排藁搬送装置18の搬送路に設けた層厚センサ63が検出した層厚により、上面板61と風向板62とを傾斜調節する構成において、前記手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、上面板61と風向板62とを前記モータ28により所定の後下がりの姿勢に切り替える構成としたコンバインとしたものである。
請求項5記載の発明は、前記フィードチェン16とチェン駆動入切クラッチ27を、揺動選別棚14を駆動する揺動軸38の伝動下手側に設け、エンジン25から揺動軸38に至る伝動経路に揺動棚クラッチ71を設けたコンバインとしたものである。
請求項1記載の発明では、手扱ぎ状態検出部22で手扱ぎ穀稈供給状態が検出されると、刈取クラッチ26およびチェン駆動入切クラッチ27が接続されるので、手扱ぎ作業を容易に行える。
そして、エンジン25の駆動を停止させる緊急停止ボタン70が操作されると、エンジン25から脱穀装置3の揺動選別棚14に至る伝動経路に設けた揺動棚クラッチ71が遮断されると共に、チェン駆動入切クラッチ27が遮断されので、フィードチェン16を早く停止させることができる。
また、緊急停止ボタン70が操作されると、フィードチェン16が停止すると共に、
フィードチェン16の上側の挾扼杆17が扱胴カバー83ごと上方に移動してフィードチェン16の上面が開放されるので、詰まり発生が抑制される。
請求項2記載の発明では、刈取クラッチ26は刈取装置4へ駆動を伝達するベルト34に接離するテンションプーリー35により構成し、チェン駆動入切クラッチ27は伝動経路中に設けた係合爪43と係合爪45により構成したので、モータ28による入切構成を簡素に構成できる。
請求項3記載の発明では、手扱ぎ作業のとき、エンジン25を低速回転にするので、穀粒の機外排出を抑制して、脱穀ロスを建言できる。
請求項4記載の発明では、モータ28により刈取クラッチ26およびチェン駆動入切クラッチ27を「クラッチ入り」と、上面板61と風向板62の傾斜切替えをするので、手扱ぎ作業を容易にできる。
請求項5記載の発明では、圃場のコーナーで機体を旋回させる等の脱穀装置3への穀稈が少ないときに、揺動選別棚14とフィードチェン16を停止させて、穀粒の機外排出ロスを減少させることができる。
コンバインの側面図。 脱穀装置の縦断側面図。 脱穀装置とクラッチ入切用のモータと伝達機構付近の側面図。 フィードチェンと手扱ぎ状態検出部の側面図。 伝動機構概略説明図。 刈取クラッチ付近の側面図。 フィードチェンのチェン駆動入切クラッチ付近の概略背面図。 同一部拡大図。 フィードチェンのチェン駆動入切クラッチを内蔵したギヤボックスの側面図。 揺動棚クラッチ付近の側面図。 扱胴カバーのロック装置付近の正面図。 扱胴カバーのロック装置を含む脱穀装置の概略側面図。
本発明の一実施形態をコンバインの例にて図面により説明すると、1はコンバインの機体フレーム、2は走行装置、3は機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置、4は脱穀装置3の前側に設けた刈取装置、5は脱穀装置3の側部に設けたグレンタンク、6はグレンタンク5の前方に設けた操縦部である(図1)。
前記刈取装置4は、圃場の穀稈を分草する分草装置7と、穀稈を引き起こす引起装置8と、引き起こした穀稈を切断する刈刃9等を設けて構成している(図1)。
前記脱穀装置3は、上部に扱胴10を略水平に軸装した扱室11を設け、扱胴10の主として下方側は扱網12により包囲して扱室11を形成する(図2)。扱網12の下方には唐箕13を設ける。前記扱室11の下方には前記唐箕13の送風により穀粒と異物とを風選し得る風選室を形成し、風選室内には唐箕13の送風方向(前後方向)に往復揺動する揺動選別棚14を設ける。
前記扱室11の一側には前記刈取装置4により刈り取った穀稈を供給搬送する穀稈を挾持搬送する穀稈供給搬送装置15のフィードチェン16を設け、フィードチェン16の上方に挾扼杆17を設ける。穀稈供給搬送装置15の終端にはフィードチェン16から引き継いだ脱穀済みの排藁を搬送する排藁搬送装置18(図2)を設ける。
なお、理解を容易にするため、便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。
フィードチェン16は、前記挾扼杆17の始端部よりも前側のフィードチェン16の始端部上方に案内ガイド20を軸21により横軸回動自在に設け、案内ガイド20を上方に退避させて手刈り穀稈の投入を可能としている(図4)。
22は、案内ガイド20が上方退避した手刈り穀稈供給状態を検出する手扱ぎ状態検出部であり、リミットスイッチ等により構成すればよい。
機体に搭載したエンジン25から前記刈取装置4に至る伝動経路には、刈取装置4への駆動を入切する刈取クラッチ26を設ける(図5)。一方、エンジン25からフィードチェン16に至る伝動経路には、フィードチェン16への駆動を入切するチェン駆動入切クラッチ27を設け、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27は1個のモータ28により入切させる(図5)。
エンジン25の出力を無段階に変速する無段変速装置31の出力回転は、走行装置2側と刈取装置4側に分岐して伝動されるが、刈取クラッチ26は、無段変速装置31の伝動下手側に設けている。
操縦部6には、この無段変速装置31を変速操作する変速レバ一と、モータ28を作動させるクラッチレバーを設けている。
クラッチレバーを「入り」側に操作した場合、刈取クラッチ26及びチェン駆動入切クラッチ27は、共に「クラッチ入り」となるが、クラッチレバーが「入り」の状態であっても、変速レバーが中立位置または後進位置であれば、両クラッチは「クラッチ切り」となる。
そして、クラッチレバーが「入り」であって変速レバーが中立位置のときに、前記手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ状態を検出すると、刈取クラッチ26及びチェン駆動入切クラッチ27は「クラッチ入り」となる。
即ち、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27は通常の刈取脱穀作業時には、共に「クラッチ入り」とし、機体停止時、後進時には刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27共に「クラッチ切り」とし、前記手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ状態を検出すると、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27を共に「クラッチ入リ」とするように構成する。
そのため、機体停止時、後進時には「クラッチ切り」にするので、騒音低減および所要動力削減できる。
手扱ぎ作業時は、刈取装置4が停止しており、フィードチェン16のみ駆動でき、1個のモータ28で実行できるので、安価に構成できる。
即ち、通常の刈取脱穀作業が終了して、機体を停止させると、前記したように、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27とは共に一旦「クラッチ切り」にして、フィードチェン16を停止させるが、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、チェン駆動入切クラッチ27が入りになって駆動させるので、手扱ぎ状態検出部22を上方に退避させる操作のとき作業者の手はフィードチェン16から離れることになり、安全性を高められる。
エンジン25から刈取装置4およびフィードチェン16への伝動経路構成は、任意であるが、一例を図5、6に示し、30はミッションケース、31はミッションケース30に設けた無段変速装置、32はミッションケース30に設けた刈取出力プーリー、33は刈取入力プーリー、34は刈取出力プーリー32と刈取入力プーリー33に掛け回したベルトであり、このベルト34に接離するテンションプーリー35により前記刈取クラッチ26を構成する。
エンジン25の回転を揺動選別棚14に入力する揺動軸38にギヤボックス39を設け、ギヤボックス39に前記チェン駆動入切クラッチ27を設ける(図7、図8)。
チェン駆動入切クラッチ27の具体構成は、任意であるが、ギヤボックス39内の揺動軸38に中間出力ギヤ40を設け、中間出力ギヤ40にチェン入力ギヤ41を噛み合わせ、チェン入力ギヤ41はフィードチェン16のチェン出力軸42に回転自在に軸装し、チェン入力ギヤ41に設けた係合爪43とチェン出力軸42に摺動のみ自在に設けた摺動部材44に設けた係合爪45とにより前記チェン駆動入切クラッチ27を構成する(図8)。
42Aはチェン出力ギヤである。
摺動部材44および係合爪45はバネ46により係合爪43に常時係合するように付勢され、係合爪45には係合爪45を係合爪43から離脱させるクラッチピン47を当接させる。
図9のように、クラッチピン47にはクラッチピンアーム48の一端を係合させ、クラッチピンアーム48の中間部はギヤボックス39に軸49により回動自在に取付け、クラッチピンアーム48の他端には前記モータ28の駆動を伝達する伝達機構50のロッド51の先端をピン52により取付ける。
前記モータ28は正逆回転自在に構成し、モータ28の駆動により正逆回転する回転体53に前記ロッド51の基部をピン54により取付ける。
また、前記チェン駆動入切クラッチ27のテンションプーリー35のテンションアーム55にケーブル56の一端を接続し、ケーブル56の他端を前記ピン54に係止する(図5、図9)。
このとき、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、伝達機構50により刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27とが入りになっても、刈取脱穀作業の終了による機体停止状態では、ミッションケース30の無段変速装置31は回転出力せず、テンションプーリー35がベルト34に当接して刈取クラッチ26が入り状態になっても、刈取装置4は駆動せず、フィードチェン16のみが駆動する。
そのため、1個のモータ28と手扱ぎ状態検出部22により、刈取装置4およびフィードチェン16の駆動の入切を実行すると共に、フィードチェン16のみの駆動によって手扱ぎ作業を可能にしている。
エンジン25は、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、低速回転にするように、エンジン25と手扱ぎ状態検出部22とを連動させる構成とする。
そのため、フィードチェン16が低速回転になるので、安全性が高まり、騒音も減少させられる。
唐箕13の唐箕ケーシング59の送風口60には、この送風口60の上壁となる上面板61と、上面板61の下側に配置される風向板62とを設け(図2)、前記上面板61は唐箕13の選別風の上流側端部で軸支し、風向板62は送風方向の中間部位で軸支する。
上面板61と風向板62を傾斜角度切替自在に設け、フィードチェン16または排藁搬送装置18の搬送路に設けた層厚センサ63(図2)により層厚を検出し、通常刈取脱穀作業において、層厚センサ63が層厚を「厚い」と検出すると、上面板61と風向板62とは、揺動選別棚14上の被処理物が多いので、水平に近い傾斜に調節し、層厚センサ63が層厚を「薄い」と検出すると、揺動選別棚14上の被処理物が少なく、ケーブル64が上面板61と風向板62を後下がりの傾斜に切替える。
そして、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、上面板61と風向板62を後下がりの傾斜に切り替える。
そのため、手扱ぎ作業では、穀稈が束で移動するため、層厚センサ63は層厚の「薄い」と「厚い」とを交互に検出し、上面板61と風向板62を揺動選別棚14上の被処理物が多いときの状態に切り替えて、穀粒を機外に排出してしまうことがあるが、本願では、前記のように、上面板61と風向板62を被処理物の量に応じて傾斜角度を切替える構成でありながら、手扱ぎ状態検出部22により手扱ぎモードでの制御して、機外ロスの発生を防止する。
上面板61と風向板62の傾斜角度の切替の具体的構成は、任意であるが、手扱ぎ状態検出部22の手扱ぎ穀稈供給状態の検出によって、伝達機構50による前記チェン駆動入切クラッチ27のケーブル56の牽引機構を利用して、上面板61と風向板62の傾斜角度を切り替えるケーブル64(図5)を牽引(弛緩)させればよい。
したがって、上面板61と風向板62の傾斜角度の切替も、1個のモータ28により行える。
前記したように、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、エンジン25を低速回転にするので、唐箕13の回転数も低くなり、機外ロスの発生を防止する。
機体所定位置に、エンジン25の駆動を停止させる緊急停止ボタン70を設け(図1)、緊急停止ボタン70が操作されると、エンジン25から揺動選別棚14に至る伝動経路に設けた揺動棚クラッチ71(図5)を切断すると共に、チェン駆動入切クラッチ27と、刈取クラッチ26を切りにする。
そのため、唐箕13等が回転停止した状態で、揺動選別棚14の慣性による揺動が停止し、選別が悪化したり、穀粒が機外に飛散することを防止できる。
また、揺動棚クラッチ71を切断すると共に、チェン駆動入切クラッチ27を切りにするので、フィードチェン16の停止も早くできる。
揺動棚クラッチ71の具体的構成は、任意であるが、唐箕13の唐箕軸75に中間出力プーリー76を設け、前記揺動軸38に入力プーリー77を設け、中間出力プーリー76と入力プーリー77に掛け回したベルト78に前記揺動棚クラッチ71(テンションプーリー79)を接離するように設ける(図5)。
また、入力プーリー77に比して中間出力プーリー76は小径なので、中間出力プーリー76の外周にベルトストッパ80を設ける(図10)。
そのため、揺動棚クラッチ71を切りにしたとき、ベルト78が外れることを防止する。
しかして、扱胴10の上方を覆う扱胴カバー83は、カバーモータ84により開放自在に構成し(図11、図12)、緊急停止ボタン70の作動時、扱胴カバー83を開放する構成とする。
そのため、緊急時、フィードチェン16を停止させると共に、フィードチェン16の上方の挾扼杆17を扱胴カバー83毎上方に移動させて、フィードチェン16の上面を開放し、詰まり発生を抑制する。
扱胴カバー83の開放構成は、任意であるが、一例を示すと、脱穀装置3の前板85側に前記カバーモータ84を取付け、カバーモータ84の駆動により回転する回転体86を設け、回転体86にロッド87の基部を軸着し、ロッド87の先端は扱胴カバー83のロック装置88の係合フック89から前側に突設した係合ピン90の移動軌跡に臨ませる。
緊急時にカバーモータ84に信号が送出されて、カバーモータ84が駆動すると、回転体86が回転し、回転体86はロッド87を外側方に押出し、ロッド87の先端が係合フック89の係合ピン90を押してロック解除する。
前記カバーモータ84は、扱胴10の扱胴入力プーリー91および扱胴入力プーリー91に掛け回したベルト92の上方に位置させる。
93はロック装置88の係合フック89を手動によりロック解除させる操作レバーである。
(実施形態の作用)
機体を走行させて刈取装置4により圃場の穀稈を刈り取り、刈り取られた穀稈は、穀稈供給搬送装置15のフィードチェン16により扱室11に供給され、扱室11内で回転する扱胴10により脱穀され、脱穀された被処理物は、扱網12から漏下して揺動選別棚14上に落下し、唐箕13からの送風と揺動選別棚14の往復揺動とにより選別される。
フィードチェン16は、挾扼杆17の始端部よりも前側のフィードチェン16の始端部上方に案内ガイド20を軸軸21により横軸回動自在に設け、案内ガイド20を上方に退避させて手刈り穀稈の投入を可能とし、案内ガイド20が上方退避した手刈り穀稈供給状態を検出する検出部手扱ぎ状態検出部22を設け、機体に搭載したエンジン25から前記刈取装置4に至る伝動経路には、刈取装置4への駆動を入切する刈取クラッチ26と、エンジン25からフィードチェン16に至る伝動経路には、フィードチェン16への駆動を入切するチェン駆動入切クラッチ27とを設け、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27は1個のモータ28により入切させる構成とし、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27は通常の刈取脱穀作業時は共に「クラッチ入り」とし、機体停止時および後進時は刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27共に「クラッチ切り」とし、前記手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、刈取クラッチ26およびチェン駆動入切クラッチ27を「クラッチ入り」とするように構成しているので、通常の刈取脱穀作業が終了して、機体を停止させると、刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27とは共に一旦「クラッチ切り」にしてフィードチェン16を停止させるが、手扱ぎ状態検出部22を上方に退避させる操作して、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、チェン駆動入切クラッチ27が入りになってフィードチェン16を駆動させ、フィードチェン16の駆動操作を容易にする。
また、手扱ぎ状態検出部22の上方退避操作では作業者の手がフィードチェン16から離れることになり、安全性を高められる。
刈取クラッチ26は、ミッションケース30に軸装した刈取出力プーリー32と刈取入力プーリー33との間に掛け回したベルト34にテンションプーリー35を接離自在にして構成しているので、モータ28がケーブル56によりテンションプーリー35のテンションアーム55を牽引すると、刈取クラッチ26は切りになり、モータ28がケーブル56を弛めてテンションプーリー35のテンションアーム55の回動を許容すると、テンションプーリー35がバネ弾力によりベルト34を緊張させ、その結果、刈取クラッチ26は入りなる。
また、チェン駆動入切クラッチ27は、ギヤボックス39内のチェン出力軸42に摺動のみ自在に設けた係合爪45およびチェン出力軸42に回転自在に軸装したチェン入力ギヤ41に設けた係合爪43と、係合爪45を摺動させるクラッチピン47とによりチェン駆動入切クラッチ27を構成しているので、
モータ28がケーブル56を牽引すると、クラッチピン47は摺動部材44に当接して摺動部材44を係合爪45の切り方向に摺動させ、これにより、係合爪43から係合爪45を離脱させチェン駆動入切クラッチ27が切りになる。
また、反対に、モータ28がケーブル56を弛めると、クラッチピン47は摺動部材44の外周から離間し、これにより、摺動部材44の摺動を許容して係合爪45が係合爪43に係合してチェン駆動入切クラッチ27を入りにする。
しかして、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、伝達機構50により刈取クラッチ26とチェン駆動入切クラッチ27とを入りにするが、刈取脱穀作業の終了による機体走行停止状態では、ミッションケース30の無段変速装置31は回転出力しないので、テンションプーリー35がベルト34に当接して刈取クラッチ26が入り状態になっても、刈取出力プーリー32は回転せず、刈取装置4には駆動力が伝達されず、フィードチェン16のみが駆動し、その結果、1個のモータ28と手扱ぎ状態検出部22により、刈取装置4およびフィードチェン16の駆動の入切を実行すると共に、フィードチェン16のみの駆動によって手扱ぎ作業を可能にする。
エンジン25は、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、低速回転にするように、エンジン25と手扱ぎ状態検出部22とを連動させる構成としているので、フィードチェン16が低速回転になるので、安全性が高まり、騒音も減少させられる。
唐箕13の唐箕ケーシング59の送風口60には、この送風口60の上壁となる上面板61と、上面板61の下側に配置される風向板62とを設け、前記上面板61は唐箕13の選別風の上流側端部で軸支し、風向板62は送風方向の中間部位で軸支し、上面板61と風向板62は傾斜角度切替自在に構成し、フィードチェン16または排藁搬送装置18の搬送路に設けた層厚センサ63が検出した層厚により上面板61と風向板62とを傾斜調節する構成において、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、上面板61と風向板62を後下がりの傾斜に切り替える構成としているので、手扱ぎ作業では、穀稈が束で移動するため、層厚センサ63は層厚の「薄い」と「厚い」とを交互に検出し、上面板61と風向板62を揺動選別棚14上の被処理物が多いときの状態に切り替えて、穀粒を機外に排出してしまうことがあるが、本願では、前記のように、上面板61と風向板62を被処理物の量に応じて傾斜角度を切替える構成でありながら、手扱ぎ状態検出部22により手扱ぎモードでの制御して、機外ロスの発生を防止する。
この場合、上面板61と風向板62の傾斜角度の切替は、手扱ぎ状態検出部22の手扱ぎ穀稈供給状態の検出によって、伝達機構50による前記チェン駆動入切クラッチ27のケーブル56の牽引を利用して、上面板61と風向板62の傾斜角度を切り替えるケーブル64を牽引(弛緩)させればよいので、上面板61と風向板62の傾斜角度の切替も、1個のモータ28により行え、合理的な構成にすることができる。
したがって、モータ28は、刈取クラッチ26およびチェン駆動入切クラッチ27の入切と、上面板61と風向板62の傾斜角度の切替とを行う。
しかして、手扱ぎ状態検出部22が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、エンジン25を低速回転にするので、唐箕13の回転数も低くなり、機外ロスの発生を防止する。
機体所定位置に、エンジン25の駆動を停止させる緊急停止ボタン70を設け、緊急停止ボタン70が操作されると、エンジン25から揺動選別棚14に至る伝動経路に設けた揺動棚クラッチ71を切断すると共に、フィードチェン16の刈取クラッチ26を切りにするので、唐箕13等が回転停止した状態で、揺動選別棚14の慣性による揺動が停止し、選別が悪化したり、穀粒が機外に飛散することを防止できる。
また、揺動棚クラッチ71を切断すると共に、チェン駆動入切クラッチ27を切りにするので、フィードチェン16の停止も早くできる。
揺動棚クラッチ71は、唐箕13の唐箕軸75に設けた中間出力プーリー76と、揺動軸38に設けた入力プーリー77とに掛け回したベルト78に、テンションプーリー79を接離するように設けて構成し、入力プーリー77に比して中間出力プーリー76は小径とし、中間出力プーリー76の外周にベルトストッパ80を設けているので、揺動棚クラッチ71を切りにしても、ベルト78の外れを防止する。
しかして、扱胴10の上方を覆う扱胴カバー83は、カバーモータ84により開放自在に構成し、緊急停止ボタン70の作動時、扱胴カバー83を開放する構成としているので、緊急時、フィードチェン16を停止させると共に、フィードチェン16の上方の挾扼杆17を扱胴カバー83ごど上方に移動させて、フィードチェン16の上面を開放し、詰まり発生を抑制する。
扱胴カバー83は、脱穀装置3の前板85側にカバーモータ84を取付け、カバーモータ84の駆動により回転する回転体86にロッド87の基部を軸着し、ロッド87の先端は扱胴カバー83のロック装置88の係合フック89に設けた係合ピン90の移動軌跡に臨ませているので、緊急時にカバーモータ84に信号が送出されて、カバーモータ84が駆動すると、回転体86が回転し、回転体86はロッド87を外側方に押出し、ロッド87の先端が係合フック89の係合ピン90を押してロック解除する。
なお、前記した各実施形態は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示および説明しているが、これらの各実施形態は夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取装置、5…グレンタンク、6…操縦部、10…扱胴、11…扱室、12…扱網、13…唐箕、14…揺動選別棚、15…穀稈供給搬送装置、16…フィードチェン、17…挾扼杆、18…排藁搬送装置、20…案内ガイド、21…軸、22…手扱ぎ状態検出部、25…エンジン、26…刈取クラッチ、27…チェン駆動入切クラッチ、28…モータ、30…ミッションケース、31…無段変速装置、32…刈取出力プーリー、33…刈取入力プーリー、34…ベルト、35…テンションプーリー、38…揺動軸、39…ギヤボックス、40…中間出力ギヤ、41…チェン入力ギヤ、42…チェン出力軸、43…係合爪、44…摺動部材、45…係合爪、46…バネ、47…クラッチピン、48…クラッチピンアーム、49…軸、50…伝達機構、51…ロッド、52…ピン、53…回転体、55…テンションアーム、56…ケーブル、59…唐箕ケーシング、60…送風口、61…上面板、62…風向板、63…層厚センサ、64…ケーブル、70…緊急停止ボタン、71…揺動棚クラッチ、75…唐箕軸、76…中間出力プーリー、77…入力プーリー、78…ベルト、79…テンションプーリー、80…ベルトストッパ、83…扱胴カバー、84…カバーモータ、85…前板、86…回転体、87…ロッド、88…ロック装置、89…係合フック、90…係合ピン、91…扱胴入力プーリー、92…ベルト。

Claims (5)

  1. 刈取装置(4)により刈り取った穀稈を脱穀装置(3)の扱室(11)に供給搬送する穀稈供給搬送装置(15)の挾扼杆(17)の始端部よりも前側のフィードチェン(16)の始端部上方に案内ガイド(20)を横軸回動自在に設け、案内ガイド(20)を上方に退避させて手刈り穀稈の投入を可能とし、手刈り穀稈供給状態を検出する手扱ぎ状態検出部(22)を設け、刈取装置(4)への駆動を入切する刈取クラッチ(26)と、フィードチェン(16)への駆動を入切するチェン駆動入切クラッチ(27)とを設け、刈取クラッチ(26)とチェン駆動入切クラッチ(27)は1個のモータ(28)により入切させる構成とし、機体停止時および後進時は刈取クラッチ(26)とチェン駆動入切クラッチ(27)遮断され、機体停止時に前記手扱ぎ状態検出部(22)手扱ぎ状態検出されると、刈取クラッチ(26)およびチェン駆動入切クラッチ(27)が接続されるように構成し、機体の所定位置に、エンジン(25)の駆動を停止させる緊急停止ボタン(70)を設け、この緊急停止ボタン(70)が操作されると、前記モータ(28)が作動し、エンジン(25)から脱穀装置(3)の揺動選別棚(14)に至る伝動経路に設けた揺動棚クラッチ(71)が遮断されると共に、刈取クラッチ(26)とチェン駆動入切クラッチ(27)が遮断され、且つ、カバーモータ(84)が作動して回転体(86)が回転駆動し、この回転体(86)に軸着されたロッド(87)の先端部によってロック装置(88)の係合フック(89)を押して扱胴カバー(83)のロックが解除され、フィードチェン(16)の上側の挾扼杆(17)が扱胴カバー(83)ごと上方に移動してフィードチェン(16)の上面が開放される構成としたコンバイン。
  2. 請求項1記載の発明において、前記刈取クラッチ(26)は、ミッションケース(30)に軸装した刈取出力プーリー(32)と刈取入力プーリー(33)との間に掛け回したベルト(34)にテンションプーリー(35)を接離自在な構成とし、前記チェン駆動入切クラッチ(27)は、伝動経路中に設けた係合爪(43)と係合爪(45)により構成し、刈取クラッチ(26)とチェン駆動入切クラッチ(27)は、モータ(28)とケーブル(56)により連結し、モータ(28)の正逆転によりケーブル(56)を介して入切するように構成し、エンジン(25)の回転を揺動選別棚(14)に入力する揺動軸(38)にギヤボックス(39)を設け、ギヤボックス(39)内における揺動軸(38)の端部に中間出力ギヤ(40)を設け、中間出力ギヤ(40)にチェン入力ギヤ(41)を噛み合わせ、チェン入力ギヤ(41)はフィードチェン(16)を駆動するチェン出力軸(42)に回転自在に軸装し、チェン入力ギヤ(41)に設けた係合爪(43)とチェン出力軸(42)に摺動のみ自在に設けた摺動部材(44)に有した係合爪(45)とにより前記チェン駆動入切クラッチ(27)を構成し、摺動部材(44)および係合爪(45)をバネ(46)により係合爪(43)に常時係合するように付勢し、係合爪(45)には係合爪(45)を係合爪(43)から離脱させるクラッチピン(47)を当接させ、クラッチピン(47)にはクラッチピンアーム(48)の一端を係合させ、クラッチピンアーム(48)の中間部はギヤボックス(39)に軸(49)により回動自在に取付け、クラッチピンアーム(48)の他端には前記モータ(28)の駆動を伝達する伝達機構(50)のロッド(51)の先端をピン(52)により取付け、前記モータ(28)は正逆回転自在に構成し、モータ(28)の駆動により正逆回転する回転体(53)に前記ロッド(51)の基部をピン(54)により取付け、前記チェン駆動入切クラッチ(27)のテンションプーリー(35)のテンションアーム(55)にケーブル(56)の一端を接続し、ケーブル(56)の他端を前記ピン(54)に係止したコンバイン。
  3. 請求項1または請求項2記載の発明において、前記手扱ぎ状態検出部(22)が手扱ぎ状態を検出すると、エンジン(25)の回転を低下させるように構成したコンバイン。
  4. 請求項3記載の発明において、前記脱穀装置(3)の唐箕(13)の唐箕ケーシング(59)の送風口(60)に、唐箕(13)の送風方向を切り替える前記送風口(60)の上側に配置した上面板(61)と該上面板(61)の下側に配置される風向板(62)とを傾斜角度切替自在に設け、フィードチェン(16)または排藁搬送装置(18)の搬送路に設けた層厚センサ(63)が検出した層厚により、上面板(61)と風向板(62)とを傾斜調節する構成において、前記手扱ぎ状態検出部(22)が手扱ぎ穀稈供給状態を検出すると、上面板(61)と風向板(62)とを前記モータ(28)により所定の後下がりの姿勢に切り替える構成としたコンバイン。
  5. 請求項4記載の発明において、前記フィードチェン(16)とチェン駆動入切クラッチ(27)を、揺動選別棚(14)を駆動する揺動軸(38)の伝動下手側に設け、エンジン(25)から揺動軸(38)に至る伝動経路に揺動棚クラッチ(71)を設けたコンバイン。
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