JP6035547B2 - 荷電制御剤及びその製造方法 - Google Patents
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Description
gは1〜3の数であり、帯電制御性を考慮すると1が好ましい。
hは1〜3の数であり、立体障害などの反応性を考慮すると、低コストである1が好ましい。
M1は、水素原子(H)、Li、Na、Kなどアルカリ金属、NH4 +や炭素数1〜12のアルキル基を有するモノ−,ジ−,トリ−若しくはテトラアルキルアンモニウムイオンで例示されるアンモニウム原子団、またはそれらの混合物から選ばれる何れかである。
また、置換基を有するまたは有しないビニルフェニルハロゲン化アルキレンと、置換基を有するまたは有しないヒドロキシサリチル酸とは、各成分を、1種類選択して反応させたり、または各成分を、2種類以上組合せて、混合して反応させたりすることができる。
2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−メチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−エチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−イソプロピル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−tert−ブチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−sec−ブチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−イソヘキシル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−イソヘプチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−イソオクチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、5−メトキシ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−ブトキシ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−クロロ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−ブロモ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−ヨード−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−カルボキシ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、5−n−プロピル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、5−エトキシ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、5−クロロ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、5−ブロモ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、6−メチル−2,4,5−トリヒドロキシ安息香酸、5,6−ジ−tert−ブチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、3−tert−ブチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、3−イソオクチル−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、3−クロロ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、3−フルオロ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸、
2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−メチル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−エチル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−イソプロピル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−tert−ブチル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−sec−ブチル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−イソヘキシル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−イソヘプチル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−イソオクチル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−カルボキシ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−tert−ブトキシ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−クロロ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−ヨード−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−フルオロ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、6−メトキシ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、6−エトキシ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3−メチル−2,5,6−トリヒドロキシ安息香酸、6−フルオロ−4−メトキシ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジイソプロピル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジ−tert−ブチル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、4−クロロ−3−tert−ブチル−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、4−フルオロ−2,5−ジヒドロキシ安息香酸、
2,6−ジヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ−2,6−ジヒドロキシ安息香酸、4−ブロモ−2,6−ジヒドロキシ安息香酸、5−ブロモ−2,6−ジヒドロキシ安息香酸、3−クロロ−2,6−ジヒドロキシ安息香酸、4−クロロ−2,6−ジヒドロキシ安息香酸、5−クロロ−2,6−ジヒドロキシ安息香酸、3−イソプロピル−2,6−ジヒドロキシ安息香酸、4−tert−ブチル−2,6−ジヒドロキシ安息香酸、5−メチル−2,6−ジヒドロキシ安息香酸などが挙げられる。これらジヒドロキシ安息香酸は、単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
A−1 芳香族オキシカルボン酸類の合成
2,5−ジヒドロキシ安息香酸100.0gをメタノール2Lに溶解させ、炭酸カリウム88.3gを加えて67℃に加熱した。この反応液に4−(クロロメチル)スチレン102.0gを22分間で滴下し、67℃にて12時間反応させた。得られた反応液を冷却後、減圧下メタノールを留去し、ヘキサンを加えて洗浄した。濾過後、残渣をメタノールに溶解させ水に滴下し、再沈殿させ析出物を濾過した。この再沈殿操作を2回繰り返し、得られた残渣を80℃にて48時間乾燥させ、下記化学式(A1)に示す芳香族オキシカルボン酸類を48.7g得た。
HPLC測定条件:サンプル3mgをTHF(テトラヒドロフラン)10mLに溶解させ、30分間超音波し、ポア径が0.5μmの耐溶剤性メンブランフィルターで濾過してサンプル溶液とし、以下の条件で測定した。
カラム:L−Column ODS (4.6×250mm)、カラムオーブン温度:40℃、流速:1.0mL/分、試料注入量:3μL、検出波長:254nm、
溶離液A:THF:0.05M−CH3COONH4水溶液=4:6
溶離液B:THF:0.05M−CH3COONH4水溶液=6:4
グラジュエント条件 溶離液A:溶離液B=100:0→(20分)→0:100
δ(ppm)=5.06(2H、s、−CH2−)、5.27(1H、d、C−H)、5.84(1H、d、C−H)、6.74(1H、d−d、−CH=)、6.91(1H、d、Ar−H)、7.23(1H、d−d、Ar−H)、7.35(1H、d、Ar−H)、7.41(1H、d、Ar−H)、7.49(1H、d、Ar−H)
前記1H−NMRにおいて、5.06ppm(2H、s、−OCH2−)のプロトンに照射したところ、7.35(1H、d、Ar−H)の芳香族プロトンに16.9%の核オーバーハウザー効果(NOE)が観測された。
実測値 C:71.61 H:4.90 N:0.00
理論値 C:71.10 H:5.22 N:0.00
ν(cm−1)=3132、3088、2924、2877、1680、1614、1593、1516、1487、1471、1443、1408、1379、1250、1196、1011、906、860、831、808、789、775、744、715、675、559、492、472を観測した。FT−IRの測定結果を図2に示す。
イオン化源:ESIイオン化源(FI法により測定)
キャリア:電子工業用メタノール
試料の調製方法:試料各1mgを電子工業用メタノールにて溶解し、完全に溶解しなかった試料に関しては、THFを溶解するまで加えた。
第一細孔温度:120℃ 第二細孔温度:100℃ 脱溶媒温度:150℃ 補助ガス温度:150℃ フォーカス電圧:20V ドリフト電圧:20V
液体クロマトグラフ質量分析の測定結果を図4に示す。また、質量分析の理論値及び実測値を以下に示す。
実測値:LC/MS m/z=269.00 [M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量: 270.09
25.7%硫酸アルミニウム水溶液77.2gを水440mLに加え、90℃まで加熱した。これに、20.5%水酸化ナトリウム水溶液16.2gと芳香族オキシカルボン酸類(A1)10.8gとを水130mLに加え、90℃まで加熱、溶解した溶液を30分間で滴下し、95℃まで加熱した。その後、95℃で2時間反応させ、室温まで冷却後、濾過し、電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水洗した。80℃で14時間乾燥後、薄茶色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B1)を10.5g得た。
実測値 C:64.12 H:4.67 N:0.00
実測値 Al=4.13%、Na=0.1%
ν(cm−1)=3388、3088、1630、1566、1514、1489、1464、1448、1383、1281、1248、1228、1144、1117、1041、1016、991、908、829、731、685、588、553、467を観測した。
測定範囲:2θ=5°〜40°
結晶化度の求め方:得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物について、前記の条件でX線回折を測定後、得られたX線回折スペクトルをスムージング処理した。更に得られたデータを、Materials Data社製の解析ソフト「JADE XRD Pattern Processing Identification & Quantification ver.7.5.2」を用い、以下の条件にて解析し結晶化度を求めた。プロファイリングフィッティング条件:PSF;pseudo−Voigt、バックグラウンド:水平、現在のプロファイル更新:有り、Kα2ピーク:有り、初期半価幅曲線指定値=0.2、ピークサーチ:有り。
得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B1)について、前記の条件にてX線回折を測定し、結晶化度を算出した結果を示す。結晶化度=54.7%
イオン化源:ESIイオン化源(FI法により測定)
キャリア:電子工業用メタノール
試料の調製方法:試料各1mgを電子工業用メタノールにて溶解し、完全に溶解しなかった試料に関してはTHFを溶解するまで加えた。
第一細孔温度:120℃ 第二細孔温度:100℃ 脱溶媒温度:150℃ 補助ガス温度:150℃ フォーカス電圧:20V ドリフト電圧:20V
得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B1)について、前記の条件でLC/MS分析測定した。そのLC/MS分析の測定結果から、分子量が563.2と832.2とであり、芳香族オキシカルボン酸類(A1)とAlとが、それぞれ2:1、3:1である構造を推定できるデータを得た。下記に取り得ると考えられる化学式(M−1)及び(M−2)を示す。
A−2 芳香族オキシカルボン酸類の合成
2,5−ジヒドロキシ安息香酸100gと80%硫酸1441gとを50℃に加熱混合し、この分散液にtert−ブタノール144gを加えて50℃で30分間撹拌した。その後、分散液にtert−ブタノール144gを加え30分間撹拌する操作を3回行った。反応液を室温まで冷却し、氷水1kgに徐々に注ぎ、析出物を濾過、水洗し、更にヘキサン洗浄した。得られた析出物をメタノール200mLに溶解させ、水3.6Lに再沈殿させた。濾過後、80℃にて24時間乾燥させtert−ブチル化された芳香族オキシカルボン酸中間体74.9gを得た。
δ(ppm)=1.37(9H、s、−C(CH3)3)、5.00(2H、s、−OCH2−)、5.26(1H、d、−C=C−H)、5.76(1H、d、−C=C−H)、6.68−6.77(1H、m、−C=C−H)、6.73(2H、d−d、Ar−H)、7.28(2H、d−d、Ar−H)、7.42(2H、d−d、Ar−H)
前記1H−NMRにおいて、5.00(2H、s、−OCH2−)のプロトンに照射したところ、7.28(2H、d−d、Ar−H)の芳香族プロトンに8.1%の核オーバーハウザー効果が観測された。
ν(cm−1)=3419、3004、2866、1660、1608、1429、1330、1224、1120、1066、908、794、721、680、493を観測した。FT−IRの測定結果を図7に示す。
実測値 C:74.29 H:6.71 N:0.00
理論値 C:73.60 H:6.79 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=324.86[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量:326.15
水400mLに20%水酸化ナトリウム水溶液70.4gを加え、次いで芳香族オキシカルボン酸類(A2)を40.0g加え、90℃に加熱した。この液に、水340mLに25.7%の硫酸アルミニウム水溶液60.0gを加え、90℃に加熱した溶液を30分間で加え、95℃で2時間加熱撹拌した。その後、濾過し濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて48時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B2)を40.1g得た。
実測値 C:63.77 H:6.09 N:0.00
実測値 Al=5.50%、Na=0.07%
ν(cm−1)=3431、2958、1583、1473、1435、1406、1375、1308、1228、1201、1122、1043、1016、989、908、812、744、669を観測した。
A−3 芳香族オキシカルボン酸類の合成
2,4−ジヒドロキシ安息香酸78.63gをメタノール400mLに溶解させ、炭酸カリウム152.03gを加えて60℃に加熱した。この反応液に4−(クロロメチル)スチレン87.88gをメタノール100mLに混合溶解させた溶解液を滴下し、60℃にて2.5時間反応させた。得られた反応液を冷却後、濾過し、メタノールで洗浄した。
δ(ppm)=5.09(2H、s、−CH2−)5.27(1H、d、C−H)、5.85(1H、d、C−H)、6.38−6.41(2H、m、Ar−H)、6.74(1H、dd、C−H)、7.41(2H、d、Ar−H)、7.49(2H、d、Ar−H)、7.61(2H、d、Ar−H)
前記1H−NMRにおいて、5.09(2H、s、−OCH2−)のプロトンに照射したところ、6.38−6.41(2H、m、Ar−H)の芳香族プロトンに17.2%の核オーバーハウザー効果が観測された。
ν(cm−1)=3085、3004、1639、1598、1513、1502、1450、1379、1288、1254、1182、1157、1105、1095、1014、904、827、779、729、698、649、595、532、471を観測した。
実測値 C:64.65 H:4.23 N:0.00
理論値 C:71.10 H:5.22 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=269.07 [M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量:270.09
水519mLに25.7%の硫酸アルミニウム水溶液90.6gを加え、95℃に加熱した。この液に、水500mLに20%水酸化ナトリウム水溶液73.7gを加え、次いで芳香族オキシカルボン酸類(A3)を50.0g加え、95℃に加熱した溶液を25分間で加え、95℃で3時間加熱撹拌した。その後、濾過し濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて48時間乾燥し、薄桃色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B3)を57.2g得た。
実測値 C:61.55 H:5.58 N:0.00
実測値 Al=5.61%、Na=0.03%
ν(cm−1)=3425、1616、1513、1460、1383、1265、1194、1161、1107、1014、991、908、835、773、677、480を観測した。
A−4 芳香族オキシカルボン酸類の合成
4−メチル−2,6−ジヒドロキシ安息香酸25.0gをメタノール450mLに溶解させ、炭酸カリウム40.5gを加えて65℃に加熱した。この反応液に4−(クロロメチル)スチレン23.4gをメタノール100mLに混合溶解させた溶解液を滴下し、65℃にて5時間反応させた。得られた反応液を冷却後、濾過し、濾液中のメタノールを減圧留去して析出物を得た。
δ(ppm)=2.18(3H、s、−CH3)、4.39(2H、s、−OCH2−)、5.32(1H、d、−C=C−H)、5.83(1H、d、−C=C−H)、6.68−6.79(1H、m、−C=C−H)、7.29(2H、d、Ar−H)、7.45(4H、d−d、Ar−H)
前記1H−NMRにおいて、4.39ppm(2H、s、−OCH2−)のプロトンに照射したところ、7.34(2H、d−d、Ar−H)の芳香族プロトンに15.3%の核オーバーハウザー効果が観測された。
ν(cm−1)=3417、3097、3007、2969、2863、2621、1664、1611、1516、1434、1371、1333、1295、1279、1228、1202、1114、1064、973、911、854、836、809、805、724、684、496、467を観測した。
実測値C:69.93 H:5.33 N:0.00
理論値C:71.82 H:5.67 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=283.2[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量:284.1
水200mLに25.7%の硫酸アルミニウム水溶液34.4gを加え95℃に加熱した。この液に、水200mLに20%水酸化ナトリウム水溶液28.0gを加え、次いで芳香族オキシカルボン酸類(A4)を20.0g加え、95℃に加熱した溶液を30分間で加え、95℃で3時間加熱撹拌した。その後、濾過し濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて48時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B4)を18.6g得た。
実測値 C:64.32 H:5.21 N:0.00
実測値 Al=5.10%、Na=0.01%
ν(cm−1)=3425、1616、1513、1460、1383、1265、1194、1161、1107、1014、991、908、835、773、677、480を観測した。
A−5 芳香族オキシカルボン酸類の合成
5−tert−ブチル−2,3−ジヒドロキシ安息香酸5.53gをメタノール30mLに溶解させ、炭酸カリウム8.02gを加えて65℃に加熱した。この反応液に4−(クロロメチル)スチレン4.12gを15分間で滴下し、65℃にて3時間反応させた。得られた反応液を冷却後、濾過し、濾液中のメタノールを減圧留去して析出物を得た。得られた析出物をpH=2の水に分散させ、酢酸エチルを加えて抽出した。その後、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下、酢酸エチルを留去後、析出物をトルエン洗浄し、下記化学式(A5)に示す芳香族オキシカルボン酸類を4.55g得た。
δ(ppm)=1.21(1H、s、−C(CH3)3)5.14(2H、s、−CH2−)5.25(1H、d、C−H)、5.83(1H、d、C−H)、6.73(1H、dd、C−H)、7.28(1H、d、Ar−H)、7.32(1H、d、Ar−H)、7.43(1H、d、Ar−H)、7.49(1H、d、Ar−H)
前記1H−NMRにおいて、5.14(2H、s、−CH2−)のプロトンに照射したところ、7.28(1H、d、Ar−H)の芳香族プロトンに8.5%の核オーバーハウザー効果が観測された。
ν(cm−1)=3093、3052、2964、2865、2632、1654、1616、1513、1483、1450、1406、1303、1277、1238、1198、1120、1080、1016、982、958、919、893、858、829、817、792、709、687、644、490を観測した。
実測値 C:73.92 H:6.64 N:0.00
理論値 C:73.60 H:6.79 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=324.73[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量:326.15
水440mLに25.7%の硫酸アルミニウム水溶液77.2gを加え90℃に加熱した。この液に、水130mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2gを加え、次いで芳香族オキシカルボン酸類(A5)を13.1g加え、90℃に加熱した溶液を30分間で加え、95℃で2時間加熱撹拌した。その後、濾過し濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて24時間乾燥し、芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B5)を13.3g得た。
実測値 C:68.4 H:6.12 N:0.00
実測値 Al=3.70%、Na=0.36%
ν(cm−1)=3423、2960、1630、1570、1485、1439、1404、1369、1271、1246、1117、1055、1016、989、908、852、825、812、729、648、438を観測した。
A−6 芳香族オキシカルボン酸類の合成
メタノール100mLに5−ブロモ−2,4−ジヒドロキシ安息香酸23.8gを溶解させ、これに炭酸カリウム30.4gを加え、加熱し、62℃で30分間分散した。これに4−クロロメチルスチレン17.6gを1時間で滴下し、還流下、2.5時間反応させた。反応後、室温まで冷却し、濾過後、残渣をメタノールで洗浄し、次いで水300mLに加え、塩酸にてpH=1に調整し、30分間分散後、濾過水洗した。80℃で48時間乾燥させ白色固体で下記化学式(A6)に示す芳香族オキシカルボン酸類を13.5g得た。
δ(ppm)=5.27(2H、s、−OCH2−)、5.30(1H、d、−C=C−H)、5.86(1H、d、−C=C−H)、6.70−6.76(1H、m、−C=C−H)、6.79(1H、s、Ar−H)、7.49(4H、d−d、Ar−H)、7.90(1H、s、Ar−H)、11.54(1H、broad、OH)
前記1H−NMRにおいて、5.00(2H、s、−OCH2−)のプロトンに照射したところ、6.79(1H、s、Ar−H)の芳香族プロトンに8.9%の核オーバーハウザー効果が観測された。
ν(cm−1)=3004、2557、1651、1612、1513、1454、1439、1383、1354、1257、1192、1049、1016、1005、904、895、842、821、787、715、683、606、496、455を観測した。
実測値 C:55.35 H:3.41 N:0.00
理論値 C:55.04 H:3.75 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=348.80[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量:348.0
水440mLに25.7%の硫酸アルミニウム水溶液77.2gを加え90℃に加熱した。この溶液に、水130mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2gを加え、次いで芳香族オキシカルボン酸類(A6)を14.0g加え、90℃に加熱した溶液を30分間で加え、95℃で2時間加熱撹拌した。その後、濾過し濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて24時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B6)を11.8g得た。
実測値 C:47.4 H:3.07 N:0.00
実測値 Al=3.74%、Na=0.04%
ν(cm−1)=3346、3086、1603、1514、1460、1373、1327、1294、1267、1227、1117、1051、1016、987、906、837、789、698、675、640、559、480、453、401を観測した。
A−7 芳香族オキシカルボン酸類の合成
2,3−ジヒドロキシ安息香酸53.9gをメタノール280mLに溶解させ、これにK2CO3を106g加え、65℃で、30分間撹拌した。これに4−クロロメチルスチレン61.7gを1時間で滴下した。還流下、3時間反応後、室温まで放冷し、析出物を濾過後、メタノールで洗浄した。濾液中のメタノールを減圧下除去し、茶色半固体を得た。この茶色半固体を酢酸エチル、水に分散し、塩酸でpH=1に調整した。酢酸エチル相を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒を除去し、淡黄色固体124.3gを得た。この淡黄色固体をトルエンで再結晶し、淡黄色固体で下記化学式(A7)に示す芳香族オキシカルボン酸類を54.5g得た。
δ(ppm)=5.11(2H、s、−OCH2−)、5.25(1H、d、−C=C−H)、5.86(1H、d、−C=C−H)、6.73(1H、d−d、−C=C−H)、6.80(1H、t、Ar−H)、7.22(1H、d、Ar−H)、7.34−7.49(5H、m、Ar−H)
前記1H−NMRにおいて、5.11(2H、s、−OCH2−)のプロトンに照射したところ、7.22(1H、d、Ar−H)の芳香族プロトンに9.9%の核オーバーハウザー効果が観測された。
ν(cm−1)=3236、3031、2879、2719、2593、1667、1612、1581、1463、1442、1384、1305、1245、1234、1178、1162、1087、1025、1018、908、862、836、827、781、748、696、653、607、480を観測した。
実測値 C:71.70 H:4.75 N:0.00
理論値 C:71.10 H:5.22 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=268.8[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量:270.09
水440mLに25.7%の硫酸アルミニウム水溶液77.2gを加え90℃に加熱した。この溶液に、水130mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2gを加え、次いで芳香族オキシカルボン酸類(A7)を10.8g加え、90℃に加熱した溶液を30分間で加え、95℃で2時間加熱撹拌した。その後、濾過し濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて24時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B7)を10.8g得た。
実測値 C:63.58 H:4.58 N:0.00
実測値 Al=4.37%、Na=0.03%
ν(cm−1)=3361、3086、1736、1614、1592、1556、1512、1493、1470、1406、1383、1244、1205、1167、1117、1086、1051、1016、989、906、870、825、754、737、692、673、633、559、482、463を観測した。
A−8 芳香族オキシカルボン酸類の合成
4−(4’−ビニルベンジルオキシ)−2−ヒドロキシ安息香酸と4−(3’−ビニルベンジルオキシ)−2−ヒドロキシ安息香酸との混合物の合成である。
2,4−ジヒドロキシ安息香酸78.6gをメタノール400mLに溶解させ、これに炭酸カリウム152.0gを加え、60℃で30分間撹拌した。これに、メタノール50mLに溶解したクロロメチルスチレン(AGCセイケミカル株式会社製、商品名:CMS−P)83.5gを1時間で滴下した。還流下、3時間反応後、室温まで放冷し、析出物を濾過後、メタノールで洗浄した。析出物を水1Lに加え、塩酸にてpH=1に調整して、30分間撹拌後、濾過、水洗した。80℃で48時間乾燥し、白色固体で下記化学式(A8)に示す芳香族オキシカルボン酸類を76.2g得た。
δ(ppm)=5.14(2H、s、−CH2−)5.25−5.30(1H、dX2、C−H)、5.81−5.88(1H、dX2、C−H)、6.34−6.57(2H、m、Ar−H)、6.68−6.79(1H、ddX2、C−H)、7.32−7.54(4H、m、Ar−H)、7.67−7.70(1H、dX2、Ar−H)
前記1H−NMRにおいて、5.14(2H、s、−OCH2−)のプロトンに照射したところ、6.5〜6.6の芳香族プロトンに16.8%の核オーバーハウザー効果が観測された。
ν(cm−1)=3510、3448、3007、2864、2551、2362、1655、1622、1514、1454、1437、1383、1350、1250、1192、1151、1095、1036、1014、991、980、910、852、835、823、793、777、681、648、606、532、496、461を観測した。
実測値 C:71.71 H:5.01 N:0.15
理論値 C:71.10 H:5.22 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=269.0[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量:270.09
水440mLに25.7%の硫酸アルミニウム水溶液77.2gを加え90℃に加熱した。この溶液に、水130mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2gを加え、次いで芳香族オキシカルボン酸類(A8)を10.8g加え、90℃に加熱した溶液を30分間で加え、95℃で2時間加熱撹拌した。その後、濾過し濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて24時間乾燥し、薄桃色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B8)を11.7g得た。
実測値 C:64.16 H:4.57 N:0.00
実測値 Al=4.47%、Na=0.05%
ν(cm−1)=3386、3086、1616、1554、1460、1387、1267、1196、1165、1109、1011、989、904、835、771、706、679、627、478を観測した。
A−9 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例2のA−2と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A2)を合成した。
水500mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2g及び芳香族オキシカルボン酸類(A2)を13.1g加え、90℃に加熱した。この水溶液に26.8%塩化亜鉛水溶液59.4gを30分間で加え95℃に加熱し2時間反応した。その後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて24時間乾燥し、薄桃色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B9)を11.5g得た。
実測値 C:56.74 H:3.44 N:0.00
実測値 Zn=17.20%、Na<0.01%
ν(cm−1)=3564、3458、3259、3089、3003、2956、2906、2872、1558、1527、1514、1435、1390、1365、1325、1230、1201、1120、1045、1018、991、970、910、860、831、808、744、708、671、542、478、409を観測した。
A−10 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例1のA−1と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A1)を合成した。
水500mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2g及び芳香族オキシカルボン酸類(A1)10.8gを加え、90℃に加熱した。この水溶液に26.8%塩化亜鉛水溶液59.4gを30分間で加え95℃に加熱し2時間反応した。その後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて24時間乾燥し、薄茶色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B10)を13.1g得た。
実測値 C:56.50 H:3.21 N:0.00
実測値 Zn=14.99%、Na=0.101%
ν(cm−1)=3442、3088、3043、3005、2906、2864、2440、1626、1578、1533、1487、1437、1377、1325、1284、1227、1157、1117、1090、1012、991、960、906、868、822、796、731、704、687、654、590、569、525、505、465を観測した。
A−11 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例3のA−3と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A3)を合成した。
水500mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2g及び芳香族オキシカルボン酸類(A3)を10.8g加え、90℃に加熱した。この水溶液に26.8%塩化亜鉛水溶液59.4gを30分間で加え95℃に加熱し2時間反応した。その後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて24時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B11)を13.1g得た。
実測値 C:56.26 H:3.21 N:0.00
実測値 Zn=11.75%、Na<0.01%
ν(cm−1)=3855、3651、3629、3448、3084、3007、2980、2904、2868、1622、1572、1520、1487、1443、1383、1342、1282、1254、1213、1196、1113、1016、991、904、856、827、779、766、729、704、677、604、546、494、415を観測した。
A−12 芳香族オキシカルボン酸類の合成
80%硫酸1201gに2,5−ジヒドロキシ安息香酸154.1gとイソプロパノール210gとを加え、75℃にて8時間撹拌した。放冷し、氷水2Lとヘキサン140mLとを加え氷浴下、撹拌した。析出している結晶を濾過し、残渣をヘキサンで洗浄した。更にメタノール:水=6:4の混合液に分散し、濾過した。60℃にて48時間乾燥し、イソプロピル化された芳香族オキシカルボン酸中間体65.4gを得た。イソプロピル化された芳香族オキシカルボン酸中間体22.5gをメタノール450mLに溶解させ、炭酸カリウム60gを加えて65℃に加熱した。この反応液にPolymer Bulletin(ポリマー ブレティン),第19巻,p.111−117(1988年)に記載の方法で合成した4−(2−クロロエチル)スチレン96.8gを滴下し、65℃にて3時間反応させた。得られた反応液を冷却後、濾過し、濾液中のメタノールを減圧留去して析出物を得た。得られた析出物をpH=2の水1.5Lに分散させ、酢酸エチルを加えて抽出した。その後、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下、酢酸エチルを留去して析出物を得た。得られた析出物をヘキサン洗浄後、トルエンと酢酸エチルにて再結晶し、下記化学式(A12)に示す芳香族オキシカルボン酸類を26.3g得た。
δ(ppm)=1.24(6H、d、−(CH3)2)、2.88(1H、m、−CH−(CH3)2)、4.07(2H、t、−O−CH2−)、2.77(2H、t、−O−CH2−CH 2−)、5.25(1H、d、−C=C−H)、6.73、5.83(1H、d、−CH2=CH)、6.94(1H、d、Ar−H)、7.32(2H、d、Ar−H)、7.26(1H、d、Ar−H)、7.46(2H、d、Ar−H)
前記1H−NMRにおいて、4.07(2H、t、−O−CH2−)のプロトンに照射したところ、6.94(1H、d、Ar−H)の芳香族プロトンに9.1%の核オーバーハウザー効果が観測された。
ν(cm−1)=3431、3018、2878、1679、1620、1455、1345、1236、1132、1236、1132、1078、930、810、740、700、506を観測した。
理論値 C:73.60 H:6.79 N:0.00
実測値 C:75.60 H:6.57 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=325.8[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸類の理論分子量:326.15
水400mLに20%水酸化ナトリウム水溶液48.8gを加え、次いで芳香族オキシカルボン酸類(A12)を40.0g加え、90℃に加熱した。この液に、水275mLに25.7%の硫酸アルミニウム水溶液48.0gを加え、90℃に加熱した溶液を30分間で加え、95℃で2時間加熱撹拌した。その後、濾過し濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて48時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B12)を39.7g得た。
実測値 C:71.22 H:6.54 N:0.00
実測値 Al=4.25%、Na=0.06%
ν(cm−1)=3429、2966、1591、1443、1493、1424、1410、1358、1378、1310、1233、1200、1146、1050、1013、998、920、814、745、671を観測した。
A−13 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例2のA−2と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A2)を合成した。
トルエン100mLに芳香族オキシカルボン酸類(A2)13.1gと四塩化ケイ素2.2gとを加え、50℃にて1時間反応させた。その後、95℃まで加熱し、95℃で2時間反応させ室温まで冷却した。濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて15時間乾燥し、肌色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B13)を5.2g得た。
実測値 C:61.21 H:5.71 N:0.00
実測値 Si=6.50%、Na=0.05%
ν(cm−1)=3425、3419、3126、3089、3052、3022、3003、2960、2916、2872、2713、2598、1657、1608、1512、1483、1433、1392、1362、1286、1269、1201、1107、1059、1030、1018、974、943、933、914、895、877、856、800、729、717、696、665、638、606、580、575、542、534、486、478、467、438を観測した。
A−14 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例2のA−2と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A2)を合成した。
20%水酸化ナトリウム水溶液16.2g、芳香族オキシカルボン酸類(A2)10.8g及びホウ酸1.2gを水100mLに加え50℃に加熱した。50℃にて3時間反応させた後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて15時間乾燥し、薄桃色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B14)を7.1g得た。
実測値 C:70.30 H:5.77 N:0.00
実測値 B=2.88%、Na=1.89%
ν(cm−1)=3475、3088、3005、2956、2912、2870、2740、2710、1664、1639、1610、1572、1514、1475、1450、1429、1408、1390、1358、1313、1244、1223、1203、1194、1117、1097、1041、1016、987、908、895、860、829、796、766、756、739、723、683、654、604、579、559、532、494、465、440を観測した。
A−15 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例2のA−2と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A2)を合成した。
トルエン100mLに芳香族オキシカルボン酸類(A2)10.8gとジルコニウム(IV)エトキシド3.5gとを加え、95℃まで加熱し3時間反応させた。その後、減圧下で77.0gの溶媒を留去し、残りの溶液をメタノール200mLに加えた。析出物を濾過後、トルエンで振り掛け洗浄し、残渣を減圧下、80℃にて24時間乾燥させ、黄色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B15)を9.1g得た。
実測値 C:63.24 H:5.86 N:0.00
実測値 Zr=5.69%、Na=0.05%
ν(cm−1)=3670、3656、3651、3629、3620、3608、3589、3568、3255、3088、3053、3041、3005、2958、2912、2870、2742、1628、1572、1545、1514、1468、1435、1404、1392、1371、1317、1277、1228、1201、1120、1043、1016、989、908、843、825、804、783、760、737、717、692、660、640、609、540、492、467、407を観測した。
A−16 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例3のA−3と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A3)を合成した。
水500mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2g及び芳香族オキシカルボン酸類(A3)を10.8g加え、90℃に加熱した。この水溶液に26%の硫酸アルミニウム水溶液77.2gを30分間で加え95℃に加熱し2時間反応した。その後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて24時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B16)を11.4g得た。
実測値 C:63.91 H:4.63 N:0.00
実測値 Al=4.50%、Na=0.04%
ν(cm−1)=3361、3207、3086、3053、3007、2980、2945、2873、2362、1907、1892、1616、1554、1514、1460、1387、1321、1267、1200、1163、1109、1026、1014、991、976、947、906、835、771、729、704、677、644、623、582、524、480、455、408を観測した。
A−17 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例3のA−3と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A3)を合成した。
メタノール200mLに20%水酸化ナトリウム水溶液16.2g及び芳香族オキシカルボン酸類(A3)を10.8g加え、60℃に加熱した。この水溶液に26%の硫酸アルミニウム水溶液77.2gを30分間で加え67℃に加熱し2時間反応した。その後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて15時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B17)を13.3g得た。
実測値 C:52.93 H:4.18 N:0.00
実測値 Al=6.72%、Na=0.48%
ν(cm−1)=3458、1907、1616、1554、1514、1460、1385、1267、1196、1161、1107、1028、1014、991、906、835、771、704、677、625、480、455を観測した。
A−18 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例2のA−2と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A2)を合成した。
水100mLに20%水酸化ナトリウム水溶液12.2g及び芳香族オキシカルボン酸類(A2)10.0gを加え、90℃に加熱した。この水溶液に、25.7%硫酸アルミニウム水溶液30.4gを水87mL加えた90℃の溶液に10分間で加え95℃に加熱し2時間反応した。その後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて76時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B18)を10.8g得た。
実測値 C:67.08 H:5.82 N:0.00
実測値 Al=3.61%、Na=0.13%
ν(cm−1)=3431、3261、3088、3055、3005、2958、2912、2872、2561、1628、1581、1514、1473、1435、1406、1394、1373、1308、1228、1201、1122、1043、1016、989、908、825、810、783、744、679、669、575、482、438を観測した。
A−19 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例2のA−2と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A2)を合成した。
水200mLに20%水酸化ナトリウム水溶液12.2g及び芳香族オキシカルボン酸類(A2)10.0gを加え、90℃に加熱した。この水溶液に、25.7%硫酸アルミニウム水溶液15.2gに水179mL加えた90℃の溶液に21分間で加え95℃に加熱し2時間反応した。その後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて76時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B19)を11.1g得た。
実測値 C:63.62 H:5.65 N:0.00
実測値 Al=5.50%、Na=0.02%
ν(cm−1)=3423、3255、3088、3005、2958、2912、2872、1630、1581、1514、1475、1454、1435、1406、1394、1373、1308、1228、1201、1122、1043、1016、989、908、858、825、810、783、744、681、609、573、515、488、480、464、428、411を観測した。
A−20 芳香族オキシカルボン酸類の合成
実施例2のA−2と同様に、芳香族オキシカルボン酸類(A2)を合成した。
水50mLに20%水酸化ナトリウム水溶液12.2g及び芳香族オキシカルボン酸類(A2)10.0gを加え、90℃に加熱した。この水溶液に、25.7%硫酸アルミニウム水溶液15.2gに水45mL加えた90℃の溶液に6分間で加え95℃に加熱し2時間反応した。その後、室温まで冷却し、濾過し、濾液の電気伝導度が300μS/cm以下になるまで水道水で水洗し、80℃にて76時間乾燥し、白色の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B20)を11.1g得た。
実測値 C:63.12 H:5.63 N:0.00
ν(cm−1)=3427、3255、3088、3005、2958、2912、2872、1630、1581、1514、1475、1435、1406、1394、1373、1309、1228、1201、1122、1043、1016、989、908、858、825、810、783、744、679、667、611、573を観測した。
3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸に代えて、3−フェノキシサリチル酸を用い、特開2004−205894号公報に記載の含金属有機化合物例に従い、下記の構造に推定できる金属化合物(X1)を合成した。
4−(クロロメチル)スチレンを臭化ベンジルに代えたこと以外は実施例1のA−1と同様の方法により、特開2001−343787号公報に記載の芳香族オキシカルボン酸(Y1)を合成した。
実測値 C:68.79 H:4.87 N:0.00
理論値 C:68.85 H:4.95 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=243.67[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸の理論分子量:244.07
実測値 C:62.51 H:5.87 N:0.00
実測値 Al=5.31%、Na=0.04%
比較例2で合成した芳香族オキシカルボン酸(Y1)を用いて、特開2001−249500号公報に記載の芳香族オキシカルボン酸金属化合物(X3)を合成した。
実測値 C:63.6 H:5.42 N:0.00
実測値 Zr=12.3%、Na=0.04%
ν(cm−1)=3260、3053、3030、3029、3000、2978、2913、2869、1625、1571、1543、1510、1468、1433、1399、1389、1370、1315、1269、1230、1199、1118、1042、1015、990、904、839、820、805、759、732、625、610、537、469、410を観測した。
4−(クロロメチル)スチレンを4−フェニルブチルブロミドに代えたこと以外は実施例1のA−1と同様の方法により、芳香族オキシカルボン酸(Y4)を合成した。
実測値 C:70.74 H:6.25 N:0.00
理論値 C:71.31 H:6.34 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=285.64[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸の理論分子量:286.12
実測値 C:65.95 H:5.70 N:0.00
実測値 Fe=6.22%、Na=0.02%
4−(クロロメチル)スチレンを1−ブロモプロパンに、2,5−ジヒドロキシ安息香酸を2,3−ジヒドロキシ安息香酸に代えたこと以外は実施例1のA−1と同様の方法により、芳香族オキシカルボン酸(Y5)を合成した。
実測値 C:62.00 H:5.99 N:0.00
理論値 C:61.22 H:6.16 N:0.00
実測値:LC/MS m/z=195.6[M−H]−
芳香族オキシカルボン酸の理論分子量:196.07
実測値 C:56.92 H:5.02 N:0.00
実測値 Al=4.81%、Na=0.02%
(1−a)荷電制御剤の帯電性試験Aにおける荷電制御特性の評価
前記実施例で得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B1)1重量部、スチレン−アクリル共重合樹脂(三井化学株式会社製、商品名:CPR−100)100重量部を予備混合したのち、加熱ロール(株式会社栗本鐵工所製、商品名:S−1、KRCニーダ)で溶融混練した。冷却後、超遠心粉砕機(Retsch社製、商品名:ULTRA CENTRIFUGAL MILL、スクリーン目開き1.5mm)で粗粉砕し、分級機付きエアージェットミル(株式会社セイシン企業製、商品名:CO−JET)により、平均粒径をレーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置(株式会社堀場製作所製、商品名:Partica LA−950)にて測定し、9.5〜10.5μmになるよう微粉砕を行った。この樹脂粒子2.5重量部と、鉄粉キャリア(パウダーテック株式会社製、商品名:TEFV200/300)50.0重量部とを100mLの軟膏瓶にいれ、ボールミル回転架台(株式会社アサヒ理化製作所製、商品名:小型ボールミル回転架台 AV−1)で100rpmにて回転させながら、設定した時間毎に得られる混合物を採取し、ブローオフ帯電量測定機(東芝ケミカル株式会社製、商品名:TB−200)を使用して、以下の条件にて帯電量を測定した。得られた負帯電性確認データの結果を表13と図22に示した。
各実施例で得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B12と比較化合物例X1、X2、X3、X4、X5とを、実施例C1と同様にして樹脂粒子を得て、荷電制御特性の評価を行った。得られた負帯電性確認データの結果を表15及び表16と、図23とに示した。
(2)芳香族オキシカルボン酸金属化合物の負帯電性確認データの環境安定性評価
各実施例で得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9、B10、B11、B12、B13、B14、B15、B20と比較化合物例X1、X2、X3、X4、X5とで得られた樹脂粒子を用い、下記の環境安定性評価を行った。表17に結果を示した。
(3−a)荷電制御剤の帯電性試験Bにおける荷電制御特性の評価
前記実施例で得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物(B1)1重量部、ポリエステル樹脂(三菱レーヨン株式会社製、商品名:ER−508)100重量部を予備混合したのち、加熱ロール(株式会社栗本鐵工所製、商品名:S−1、KRCニーダ)で溶融混練した。冷却後、超遠心粉砕機(Retsch社製、商品名:ULTRA CENTRIFUGAL MILL、スクリーン目開き1.5mm)で粗粉砕し、分級機付きエアージェットミル(株式会社セイシン企業製、商品名:CO−JET)により、平均粒径をレーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置(株式会社堀場製作所製、商品名:Partica LA−950)にて測定し、9.5〜10.5μmになるよう微粉砕を行った。この樹脂粒子2.5重量部と、鉄粉キャリア(パウダーテック株式会社製、商品名:TEFV200/300)50.0重量部とを100mLの軟膏瓶にいれ、ボールミル回転架台(株式会社アサヒ理化製作所製、商品名:小型ボールミル回転架台 AV−1)で100rpmにて回転させながら、設定した時間毎に得られる混合物を採取し、ブローオフ帯電量測定機(東芝ケミカル株式会社製、商品名:TB−200)を使用して、以下の条件にて帯電量を測定した。得られた負帯電性確認データの結果を表18及び図24に示した。
各実施例で得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B12と比較化合物例X1、X2、X3、X4、X5を、実施例C3と同様にして樹脂粒子を得て、荷電制御特性の評価を行った。得られた負帯電性確認データの結果を表20及び表21と、図25とに示した。
(4)芳香族オキシカルボン酸金属化合物の負帯電性確認データの環境安定性評価
各実施例で得られた芳香族オキシカルボン酸金属化合物B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9、B10、B11、B12、B13、B14、B15、B20と比較化合物例X1、X2、X3、X4、X5とで得られた樹脂粒子を用い、下記の環境安定性評価を行った。表22に結果を示した。
Claims (10)
- 下記化学式(1)
- 前記芳香族オキシカルボン酸金属化合物が、前記化学式(1)で示される芳香族オキシカルボン酸類と、前記金属を含有する金属化剤とのモル比が2:1である前記金属錯体及び/または金属塩であることを特徴とする請求項1に記載の荷電制御剤。
- 前記芳香族オキシカルボン酸金属化合物が、前記化学式(1)で示される芳香族オキシカルボン酸類と、前記金属を含有する金属化剤とのモル比が3:2である前記金属錯体及び/または金属塩であることを特徴とする請求項1に記載の荷電制御剤。
- 前記芳香族オキシカルボン酸金属化合物が、前記化学式(1)で示される芳香族オキシカルボン酸類と、前記金属を含有する金属化剤とのモル比が3:1である前記金属錯体及び/または金属塩であることを特徴とする請求項1に記載の荷電制御剤。
- 前記芳香族オキシカルボン酸金属化合物が、下記化学式(2)
または、下記化学式(3)
で示されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の荷電制御剤。 - 前記化学式(1)、(2)または(3)中、R1がそれぞれ独立して同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜18で直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基であり、且つ、R2が水素原子であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の荷電制御剤。
- 前記芳香族オキシカルボン酸金属化合物が、X線回折スペクトルにおいて、アモルファス状であり、多重ピーク分離法による結晶化度が、2θ=5°〜40°の範囲(θはブラッグ角)にあって、0〜50%であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の荷電制御剤。
- 前記芳香族オキシカルボン酸金属化合物が、前記金属がAlまたはZrであり、X線回折スペクトルにおいて、多重ピーク分離法による結晶化度が、2θ=5°〜40°の範囲(θはブラッグ角)にあって、0〜30%であることを特徴とする請求項7に記載の荷電制御剤。
- 下記化学式(1)
で示される少なくとも1種類の芳香族オキシカルボン酸類と、Zn、Al、Si、B、Fe、Cr、及びZrから選ばれる少なくとも1種の金属を含有する金属化剤とを反応させ、金属錯体化及び/または金属塩化することで芳香族オキシカルボン酸金属化合物を合成する工程を包含することを特徴とする荷電制御剤の製造方法。 - 前記化学式(1)中、R1が、それぞれ独立して同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜18で直鎖または分岐鎖のアルキル基であり、且つ、R2が水素原子であることを特徴とする請求項9に記載の荷電制御剤の製造方法。
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