JP6031733B2 - GaN結晶の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、GaN結晶の非極性面((0001)面に垂直な面)または半極性面((0001)面から0°より大きく90°より小さく傾斜している面)を主面として有するGaN結晶の製造方法に関する。
発光デバイス、電子デバイス、半導体センサなどに好適に用いられるGaN結晶およびGaN結晶基板は、通常、HVPE(ハイドライド気相成長)法、MOCVD(有機金属化学気相堆積)法などの気相法、フラックス法などの液相法により、(0001)面の主面を有するサファイア基板または(111)A面の主面を有するGaAs基板などの主面上に結晶成長させることにより製造される。このため、通常得られるGaN結晶およびGaN結晶基板は、(0001)面の主面を有する。
主面が(0001)面のGaN結晶基板のその主面上にMQW(多重量子井戸)構造の発光層を形成させた発光デバイスは、GaN結晶が有する<0001>方向の極性により、発光層内において自発分極が発生するため、発光波長のシフトや発光効率の低下などの問題が発生する。
かかる問題を解消するために、分極が発生しない非極性面または分極が低減される半極性面などを主面とするGaN結晶およびGaN結晶基板ならびにそれらの製造方法が提案されている。
たとえば、特開2002−373864号公報(特許文献1)は、GaN結晶中に酸素ドーピングを行うために、C面以外の一定方位の表面(たとえば、{11−20}面(A面)、{1−100}面(M面)など)を保ちつつGaN結晶を成長させることを開示する。
また、特開2006−315947号公報(特許文献2)は、転位密度が低くウエハ面積が広い窒化物半導体ウエハ(たとえばGaNウエハ)を得るためにM面を主面とする窒化物半導体バーを配列して、配列された窒化物半導体バーの主面(M面)上に、窒化物半導体層を成長させることを開示する。
また、特開2008−143772号公報(特許文献3)は、{0001}以外の任意に特定される面方位の主面を有し結晶性の高い大型のIII族窒化物結晶を得るために、上記の特定される面方位の主面を有する複数のIII族窒化物結晶基板を横方向に互いに隣接させて配置し、配置された複数のIII族窒化物結晶基板の主面上にIII族窒化物結晶を成長させることを開示する。
特開2002−373864号公報 特開2006−315947号公報 特開2008−143772号公報
上記の特開2002−373864号公報(特許文献1)、特開2006−315947号公報(特許文献2)および特開2008−143772号公報(特許文献3)は、いずれも主面がC面((0001)面)以外の面方位を有する面であるGaN種結晶基板上にGaN結晶を成長させるホモエピタキシャル成長を開示しており、従来ホモエピタキシャル成長において積層欠陥は発生しないものと考えられていた。
しかしながら、ホモエピタキシャル成長においても、C面以外の面方位を有する面で結晶成長をさせると、1×103cm-1以下程度の低密度ながら積層欠陥が発生することを見出した。かかる積層欠陥は、転位の評価に用いられる通常のCL(カソードルミネッセンス)法やエッチング法などによっては評価することができず、また低密度の場合はTEM(透過型電子顕微鏡)によっても評価することが困難であるため、低温CL法により評価した。
そこで、本発明は、主面が(0001)面から38°以上90°以下で傾斜しているGaN種結晶基板上にGaN結晶を成長させても、積層欠陥の発生が抑制されるGaN結晶の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、主面が(0001)面から38°以上90°以下で傾斜しているGaN種結晶基板を準備する工程と、GaN種結晶基板上にGaN結晶を成長させる工程と、を備え、GaN種結晶基板の酸素原子濃度とGaN結晶の酸素原子濃度との差が3×1018cm-3以下であるGaN結晶の製造方法である。本発明にかかるGaN結晶の製造方法について、GaN種結晶基板の主面は(0001)面から43°以上90°以下で傾斜していることができる。また、GaN種結晶基板の酸素原子濃度とGaN結晶の酸素原子濃度との差を1×1018cm-3以下とすることができる。また、GaN種結晶基板の主面における積層欠陥密度を100cm-1以下、かつ、その(0001)面の曲率半径を5m以上とすることができる。また、GaN結晶の成長に用いられるハイドライド気相成長装置は、反応管と、反応管の内部に配置される熱分解窒化ホウ素製の第1ライナー管と、反応管と第1ライナー管との間に第1パージガスとして窒素ガスを流すための第1パージガス導入管と、第1ライナー管内に配置されるGaN種結晶基板を支持するための表面が熱分解窒化ホウ素でコーティングされているサセプタと、第1ライナー管内に配置される熱分解窒化ホウ素製の第2ライナー管と、第2ライナー管に第2パージガスとして窒素ガスを流すための第2パージガス導入管と、第2ライナー管内に配置される加熱温度が700℃以上750℃以下に設定されているGa原料ボートと、Ga原料ボートに塩素含有ガスおよびキャリアーガスとして窒素ガスを流すための塩素含有ガス導入管と、第1ライナー管内に窒素原料ガスとしてアンモニアガスおよびキャリアーガスとして水素ガスおよび窒素カスを流すための窒素原料ガス導入管と、を備えることができる。
本発明によれば、主面が(0001)面から38°以上90°以下で傾斜しているGaN種結晶基板上にGaN結晶を成長させても、積層欠陥の発生が抑制されるGaN結晶の製造方法を提供できる。
本発明にかかるGaN結晶の成長方法の一例を示す概略断面図である。ここで、(A)はGaN種結晶基板を準備する工程を示し、(B)はGaN結晶を成長させる工程を示し、(C)はGaN結晶を切り出してGaN結晶基板を得る工程を示す。 本発明にかかるGaN結晶の成長方法において用いられる結晶成長装置の一例を示す概略断面図である。
[実施形態1]
図1を参照して、本発明の一実施形態であるGaN結晶の成長方法は、主面10mが(0001)面10cから20°以上90°以下で傾斜しているGaN種結晶基板10を準備する工程(図1(A))と、GaN種結晶基板10上にGaN結晶20を成長させる工程(図1(B))と、を備え、GaN種結晶基板10の不純物濃度とGaN結晶20の不純物濃度との差が3×1018cm-3以下である。
本実施形態のGaN結晶の成長方法によれば、主面10mが(0001)面10cから20°以上90°以下で傾斜しているGaN種結晶基板10の主面10m上にGaN結晶を成長させても、GaN種結晶基板10の不純物濃度とGaN結晶20の不純物濃度との差を3×1018cm-3以下とすることにより、GaN結晶における積層欠陥の発生を抑制することができる。以下、各工程について、詳細に説明する。
(GaN種結晶基板を準備する工程)
図1(A)を参照して、本実施形態のGaN結晶の成長方法は、主面10mが(0001)面10cから20°以上90°以下で傾斜しているGaN種結晶基板10を準備する工程を備える。かかるGaN種結晶基板10の主面10m上には、この主面10mと同じ面方位を有する主面を結晶成長面とするGaN結晶20を成長させることができる。
ここで、GaN種結晶基板10の主面10mの(0001)面からの傾斜角αを20°以上90°以下とするのは、半導体デバイスの発光波長のシフトや発光効率の低下などを低減するのに十分に極性が低い主面を有するGaN結晶およびGaN結晶基板を得るためである。かかる観点から、GaN種結晶基板10の主面10mは(0001)面10cから43°以上90°以下の傾斜角αで傾斜していることが好ましい。
積層欠陥密度が低いまたは0であるGaN結晶20を成長させる観点から、GaN種結晶基板10の主面10mにおける積層欠陥密度は、100cm-1以下が好ましく、10cm-1以下がより好ましく、1cm-1以下がさらに好ましく、0cm-1が最も好ましい。ここで、GaN種結晶基板10の主面10mにおける積層欠陥密度は、その主面10mにおける低温CL法によって測定される。
また、積層欠陥密度が低いまたは0であるGaN結晶20を成長させる観点から、GaN種結晶基板10の(0001)面10cの曲率半径は、5m以上が好ましく、10m以上がより好ましく、20m以上がさらに好ましい。ここで、(0001)面の曲率半径は、X線回折法により測定される。
ここで、主面10mが(0001)面10cから20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜しているGaN種結晶基板10を準備する方法は、特に制限はないが、積層欠陥密度が低いかまたは0であるGaN種結晶基板を得る観点からは、(0001)面を結晶成長面として成長させたGaN母結晶を、(0001)面から20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜した面に平行に切り出すことによりGaN種結晶基板10を得ることが好ましい。また、同様の観点から、後述するように、本発明により得られたGaN結晶基板を、GaN種結晶基板として用いることも好ましい。
(GaN結晶を成長させる工程)
図1(B)を参照して、本実施形態のGaN結晶の成長方法は、GaN種結晶基板10上、詳細には、GaN種結晶基板10の上記主面10m上にGaN結晶20を成長させる工程を備える。かかるGaN種結晶基板10の主面10m上には、この主面10mと同じ面方位を有する主面20mを結晶成長面とするGaN結晶20が成長する。
GaN結晶20を成長させる方法は、GaN種結晶基板10の上記主面10mにGaN結晶をホモエピタキシャル成長させる方法であれば特に制限はなく、HVPE(ハイドライド気相成長)法、MOCVD(有機金属化学気相堆積)法、MBE(分子線成長)法、昇華法などの気相法、フラックス法などの液相法などが挙げられる。結晶成長速度が高く厚い結晶が効率的に得られる観点から、HVPE法が好ましい。
GaN結晶20を成長させる工程において、GaN種結晶基板10の不純物濃度とGaN結晶20の不純物濃度との差は、3×1018cm-3以下である。GaN種結晶基板10とその主面10m上に結晶成長させるGaN結晶20との間の不純物濃度の差を3×1018cm-3以下とすることにより、GaN結晶における積層欠陥の発生を抑制することができる。かかる観点から、GaN種結晶基板10の不純物濃度とGaN結晶20の不純物濃度との差は、1×1018cm-3以下が好ましい。ここで、GaN種結晶基板10およびGaN結晶20の不純物濃度は、いずれもSIMS(2次イオン質量分析)法により測定される。
なお、GaN種結晶基板10の不純物濃度とGaN結晶20の不純物濃度との差が積層欠陥の発生に影響を与えるメカニズムの詳細は明らかではないが、GaN種結晶基板とGaN結晶との間の不純物濃度の差が大きくなりすぎると、成長するGaN結晶の格子定数が変化しC軸方向(<0001>方向)の格子定数差に起因する応力を緩和するために積層欠陥が発生するものと考えている。
ここで、上記のGaN種結晶基板10およびGaN結晶20の不純物濃度は、酸素原子濃度であることが好ましい。すなわち、GaN種結晶基板10の酸素原子濃度とGaN結晶20の酸素原子濃度との差は、3×1018cm-3以下が好ましく、1×1018cm-3以下がより好ましい。
GaN種結晶基板10の(0001)面から20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜している主面10m上に、GaN結晶20を成長させると、そのGaN結晶は、主面10mと同じ面方位を有する主面20mを結晶成長面として成長する。上記主面20mを結晶成長面として成長するGaN結晶20には、不純物として酸素原子が極めて混入しやすく、特別の注意を払うことなく結晶成長させたGaN結晶の酸素原子濃度は5×1018cm-3程度以上になる。これに対して、(0001)面を結晶成長面として成長するGaN結晶20では、不純物として酸素原子は混入し難く、特別の注意を払うことなく結晶成長させたGaN結晶の酸素濃度は1×1017cm-3以下程度になる。
したがって、成長させるGaN結晶20における積層欠陥の発生を抑制するため、酸素原子濃度などの不純物濃度が低く積層欠陥密度が低い上記(0001)面を結晶成長面として成長させたGaN母結晶から切り出した主面が(0001)面から20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜しているGaN種結晶基板10を用いて、その主面10m上にGaN結晶を成長させる場合は、GaN結晶20の成長において、GaN結晶20への酸素原子の混入を如何に防止して、GaN種結晶基板10の不純物濃度(特に酸素原子濃度)とGaN結晶20の不純物濃度(特に酸素原子濃度)との差を3×1018cm-3以下、好ましくは1×1018cm-3以下とするかが重要である。
上記のように、GaN種結晶基板10の(0001)面から20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜している主面10m上に、GaN結晶20を成長させると、そのGaN結晶20には、不純物として酸素原子が極めて混入しやすいことが知られている。
図2を参照して、HVPE法によるGaN結晶の成長に用いられるHVPE装置100においては、反応室101を形成するのに一般的に石英ガラス製の反応管102が用いられているため、かかる反応管102から発生する不純物ガスがGaN結晶に混入する不純物である酸素原子の源となっている。このため、本実施形態のGaN結晶の成長方法に用いられるHVPE装置100およびこれを用いたGaN結晶の成長方法は、GaN結晶に混入する不純物(特に酸素原子)の濃度を低減するため、以下の特徴を有する。
(1)反応管102の内部に高純度(たとえば99.999質量%以上)のpBN(熱分解窒化ホウ素)製の第1ライナー管110が配置されている。かかる第1ライナー管110を配置しその中にGaN種結晶基板10を配置することにより、反応管102から発生する不純物ガスがGaN種結晶基板10上に成長するGaN結晶20に接触するのを防止できる。
(2)石英ガラス製の反応管102に設けられた第1パージガス導入管103から反応管102とpBN製の第1ライナー管110との間に第1パージガスとして高純度(たとえば99.9999質量%以上)の窒素ガスを流す。第1パージガスにより反応管102から発生する不純物ガスをガス排出管109から反応室101外に排出できる。
(3)pBN製に第1ライナー管110内に配置されるGaN種結晶基板10を支持するサセプタ140は、局所加熱機構を備える。この局所加熱機構によれば、反応室101内のGaN種結晶基板10およびその近傍を局所的に所望の温度に保ちながら、反応室101を形成する石英ガラス製の反応管102を加熱するヒータ151,152,153の加熱温度を低下することができるため、反応管102から発生する不純物ガスを低減できる。また、この局所加熱機構は、GaN種結晶基板10およびその近傍を局所的に所望の温度に加熱できるものであれば特に制限はなく、ヒータなどの抵抗加熱機構、高周波加熱機構、ランプ加熱機構などが挙げられる。
(4)上記の局所加熱機構を備えるサセプタ140の表面をpNBでコーティングする。サセプタ140からの不純物ガスの発生およびその不純物ガスのGaN結晶への混入を防止できる。
(5)石英ガラス製のGa原料ボート130の加熱温度を低くする。Ga原料ボート130からの不純物ガスの発生を抑制できる。
(6)塩素含有ガス導入管106からGa原料ボート130に導入する塩素含有ガスのキャリアーガスとして水素(H2)ガスではなく窒素(N2)ガスを用いる。Ga原料ボート130からの不純物ガスの発生を抑制できる。
(7)第1ライナー管110内に配置された第2ライナー管120内にGa原料ボート130を配置し、第2パージガス導入管105から第2のライナー管120に導入する第2パージガスとして窒素(N2)ガスを用いる。これにより、石英ガラスの表面の分解を抑制できる。。なお、この窒素ガスに添加するH2Oガスの濃度により、成長させるGaN結晶に混入させる不純物濃度(特に、酸素原子濃度)を調整できる。
(8)窒素原料ガス導入管104から第1ライナー管110と第2ライナー管120の間を経由して第1ライナー管110内に、窒素原料ガスとしてアンモニア(NH3)ガス、キャリアーガスとして水素(H2)ガスおよび窒素(N2)ガスを導入する。第1ライナー管110およびと第2ライナー管120により、石英ガラスとの反応性の高いアンモニア(NH3)ガスおよび水素(H2)ガスが石英ガラスで形成されている反応管102およびGa原料ボート130に接触するのを防止できる。
上記のような特徴を有するHPVE法により、GaN結晶20への不純物(特に酸素原子)の混入を調整して、GaN種結晶基板10の不純物濃度(特に酸素原子濃度)とGaN結晶20の不純物濃度(特に酸素原子濃度)との差を3×1018cm-3以下、好ましくは1×1018cm-3以下にすることができる。
上記に記載のように、主面10mが(0001)面10cから20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜しており、その主面10mにおける積層欠陥密度が100cm-1以下であり、その(0001)面10cの曲率半径が5m以上であるGaN種結晶基板10の主面10m上に、GaN結晶20を成長させる際、GaN種結晶基板10の不純物濃度とGaN結晶20の不純物濃度との差が3×1018cm-3以下とすることにより、(0001)面20cから20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜している主面20mを結晶成長面とし、その主面20mにおける積層欠陥密度が100cm-1以下であるGaN結晶20を成長させることができる。
本実施形態のGaN結晶の成長方法においては、1枚のGaN種結晶基板10の主面10m上にGaN結晶を成長させたが、大型のGaN結晶を成長させるために、複数のGaN種結晶基板10をタイル状に配列してそれらの主面10m上にGaN結晶を成長させてもよい。
(GaN結晶を切り出してGaN結晶基板を得る工程)
さらに、図1(C)を参照して、本実施形態のGaN結晶の成長方法により得られたGaN結晶20を切り出してGaN結晶基板を得る工程について説明する。
GaN結晶20を、その(0001)面20cから20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜した面に平行な面で切り出すことにより、主面20pmがその(0001)面20cから20°以上90°以下の傾斜角αで傾斜しているGaN結晶基板20pが得られる。ここで、上記に記載のように、結晶成長面である主面20mにおける積層欠陥密度が100cm-1以下のGaN結晶から得られる上記GaN結晶基板20pは、その主面20pmにおける積層欠陥に密度が100cm-1以下となる。
[実施形態2]
図1(C)を参照して、本発明の一実施形態であるGaN結晶基板20pは、上記の実施形態1のGaN結晶の成長方法により得られたGaN結晶20を切り出して得られるGaN結晶基板20pであって、その主面20pmが(0001)面20cから20°以上90°以下で傾斜しており、その主面20pmにおける積層欠陥密度が100cm-1以下である。
本実施形態のGaN結晶基板20pを得る方法は、上記の実施形態1で説明したとおりであり、ここでは繰り返さない。
本実施形態のGaN結晶基板20pは、半導体デバイスの製造に好適に用いられる。また、本実施形態のGaN結晶基板20pを下地基板として用いて、実施形態1と同様にしてGaN結晶をさらに成長させて、得られたGaN結晶からさらに本実施形態のGaN結晶基板を製造することもできる。
このGaN結晶基板20pは、その主面20pmの極性が低くまたは無く、その主面20pmにおける積層欠陥密度が100cm-1以下であるため、かかるGaN結晶基板20pを用いることにより、発光波長のシフトや発光効率の低下が小さいまたは無い半導体デバイスが効率よく得られる。
また、GaN結晶基板20pは、その主面20pmの極性をより低減または無くす観点から、その主面20pmが(0001)面20cから43°以上90°以下の傾斜角αで傾斜していることが好ましい。
また、GaN結晶基板20pは、高品質の半導体デバイスをより効率よく製造する観点から、その主面20pmにおける積層欠陥密度は、10cm-1以下が好ましく、1cm-1以下がより好ましく、0cm-1が最も好ましい。
(実施例)
1.GaN種結晶基板の準備
主面が(0001)面のGaN結晶下地基板上に、HVPE法により直径2インチ(50.8mm)で厚さ30mmのGaN種結晶を成長させた。このGaN種結晶において、その最下地基板側および最結晶成長面側において(0001)面を主面とする厚さ300μmのC主面GaN種結晶基板を切り出し、上記最下地基板側と最結晶成長面側との間の部分から主面10mが(0001)面10cから所定の傾斜角αで傾斜しており表1および表2に示す面方位を有する25mm×25mm×厚さ300μmのGaN種結晶基板10を複数切り出した。これらのGaN種結晶基板10は、それぞれの両主面をミラー研磨し、両主面および4側面のダメージをエッチングにより除去した。
最下地基板側のC主面GaN種結晶基板の主面における転位密度は、CLで測定したところ1×106cm-2であった。最結晶成長面側のC主面GaN種結晶基板の主面における転位密度は、CLで測定したところ7×105cm-2であった。したがって、上記の主面10mが(0001)面10cからその傾斜角αで傾斜しているGaN種結晶基板の転位密度は7〜10×105cm-2と考えられた。
また、最下地基板側のC主面GaN種結晶基板および最結晶成長面側のC主面GaN種結晶基板の(0001)面の曲率半径は、X線回折により測定したところ、いずれも30m〜50mであった。したがって、上記の主面10mが(0001)面10cからその傾斜角αで傾斜しているGaN種結晶基板(0001)面の曲率半径も30m〜50mと考えられた。
また、主面10mが(0001)面10cからその傾斜角αで傾斜している複数のGaN種結晶基板について、それぞれの基板の主面における積層欠陥は、雰囲気温度20Kで3.42eVの発光を用いた低温CL法で測定したところ、いずれも観測されなかった(すなわち積層欠陥密度は0cm-1であった)。
また、主面10mが(0001)面10cからその傾斜角αで傾斜している複数のGaN種結晶基板の不純物濃度は、SIMS法により測定したところ、酸素原子濃度が3×1016cm-3以下、ケイ素原子濃度が3×1016cm-3以下、炭素原子濃度が検出限界(1×1016cm-3)未満であった。
2.GaN結晶の成長
上記のようにして準備した主面10mが(0001)面10cから所定の傾斜角αで傾斜しており表1および表2に示す面方位を有する複数のGaN種結晶基板10の主面10m上に、HVPE法により厚さ10mmのGaN結晶20を成長させた。ここで、結晶成長温度(GaN種結晶基板の温度)は1050℃、結晶成長速度は100μm/hrになるように調整した。また、HVPE法によるGaN結晶20の成長前に、GaN種結晶基板10の主面10mをHClガスにより約0.5μmエッチングして、主面10mに残存していたダメージおよび汚れを除去した。
また、HVPE法によりGaN種結晶基板10の(0001)面10cから所定の傾斜角αで傾斜している主面10m上にGaN結晶20を成長させる際に、GaN結晶20に混入する不純物(特に酸素原子)の濃度を低減および調整するために、以下の特別な装置および方法を実施した。
石英ガラス製の反応管102の内部に、高純度(99.999質量%)のpBN製の第1ライナー管110を配置した。第1パージガス導入管103から反応管102と第1ライナー管110との間に、第1パージガスとして高純度(99.9999質量%)の窒素ガスを流した。また、第1ライナー管110内に配置されるGaN種結晶基板10を支持するサセプタ140には、GaN種結晶を裏面から局所的に加熱する局所加熱機構としてpBNでコーティングしたカーボンヒータを設け、サセプタ140の表面をpBNでコーティングした。反応管102を加熱するヒータ151,152,153の加熱温度は700℃程度として、上記局所加熱機構によってGaN種結晶基板の温度を所定の温度1050℃まで上昇させた。また、石英ガラス製のGa原料ボート130内には高純度(99.9999質量%)のGa(Ga原料30)を配置し、塩素含有ガス導入管106からGa原料ボート130内のGa(Ga原料30)にHClガス(塩素含有ガス)を導入して、GaClガス(Ga原料ガス)を生成させた。このとき、Ga原料ボート130の温度を700℃〜750℃と従来よりも低く設定した。また、Ga原料ボート130中に流すHClガス(塩素含有ガス)のキャリアーガスは、水素(H2)ガスではなく窒素(N2)ガスを使用した。また、第1ライナー管110内に配置された高純度(99.999質量%)のpBN製の第2ライナー管120内にGa原料ボート130を配置し、第2パージガス導入管105から第2のライナー管120に導入する第2パージガスとして窒素(N2)ガスを導入した。ここで、この窒素(N2)ガス中のH2Oガスの濃度によって成長させるGaN結晶20に混入する不純物(特に酸素原子)濃度を調整した。また、Ga原料ボート130に流すHClガス(塩素含有ガス)のキャリアーガスは、水素(H2)ガスではなく窒素(N2)ガスを使用した。また、窒素原料ガス導入管104から第1ライナー管110と第2ライナー管120との間を経由して第1ライナー管110内に、窒素原料ガスとしてアンモニア(NH3)ガス、そのキャリアーガスとして水素ガス(H2)ガスおよび窒素(N2)ガスを流した。
上記のようにして、(0001)面10cから所定の傾斜角αで傾斜しており表1および表2の各行に示す面方位を有する複数のGaN種結晶基板10の主面10m上に、それぞれ表1および表2の各列に示す酸素原子濃度(cm-3)を有する厚さ10mmのGaN結晶20を成長させた。こうして得られた複数のGaN結晶20の結晶成長面となった主面における積層欠陥密度(cm-1)をそれぞれ表1および表2の行列表の各要素に示した。なお、いずれのGaN結晶においても、ケイ素原子濃度は3×1016cm-3以下、炭素原子濃度は検出限界(1×1016cm-3)未満であった。
Figure 0006031733
Figure 0006031733
表1および表2を参照して、主面が(0001)面から20°以上90°以下で傾斜しているGaN種結晶基板の主面上にGaN結晶を成長させる際に、GaN種結晶基板の不純物濃度とGaN結晶の不純物濃度との差が3×1018cm-3以下とすることによりGaN結晶に発生する積層欠陥密度を大幅に低減させ、GaN種結晶基板の不純物濃度とGaN結晶の不純物濃度との差が1×1018cm-3以下とすることによりGaN結晶に発生する積層欠陥密度をさらに大幅に低減させることができた。
上記実施例においては、1枚のGaN種結晶基板の主面上にGaN結晶を成長させたが、大型のGaN結晶を成長させるために、複数のGaN種結晶基板をタイル状に配列してそれらの主面上にGaN結晶を成長させても、上記実施例と同様の結果が得られた。
今回開示された実施形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明でなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内のすべての変更が含まれることが意図される。
10 GaN種結晶基板、10c,20c (0001)面、10m,20m,20pm 主面、20 GaN結晶、20p GaN結晶基板、30 Ga原料、100 HVPE装置、101 反応室、102 反応管、103 第1パージガス導入管、104 窒素原料ガス導入管、105 第2パージガス導入管、106 塩素含有ガス導入管、107 Ga原料ガス導入管、109 ガス排出管、110 第1ライナー管、120 第2ライナー管、130 Ga原料ボート、140 サセプタ、151,152,153 ヒータ。

Claims (5)

  1. (0001)面を結晶成長面として成長させたGaN母結晶を切り出すことにより、主面が(0001)面から38°以上90°以下で傾斜しているGaN種結晶基板を準備する工程と、
    前記GaN種結晶基板上にハイドライド気相成長によりGaN結晶を成長させる工程と、を備え、
    前記GaN種結晶基板の酸素原子濃度と前記GaN結晶の酸素原子濃度との差が3×1018cm-3以下であるGaN結晶の製造方法。
  2. 前記GaN種結晶基板の主面が(0001)面から43°以上90°以下で傾斜している請求項1に記載のGaN結晶の製造方法。
  3. 前記GaN種結晶基板の酸素原子濃度と前記GaN結晶の酸素原子濃度との差が1×1018cm-3以下である請求項1または請求項2に記載のGaN結晶の製造方法。
  4. 前記GaN種結晶基板の主面における積層欠陥密度が100cm-1以下、かつ、その(0001)面の曲率半径が5m以上である請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のGaN結晶の製造方法。
  5. 前記GaN結晶の成長に用いられるハイドライド気相成長装置は、反応管と、前記反応管の内部に配置される熱分解窒化ホウ素製の第1ライナー管と、前記反応管と前記第1ライナー管との間に第1パージガスとして窒素ガスを流すための第1パージガス導入管と、前記第1ライナー管内に配置される前記GaN種結晶基板を支持するための表面が熱分解窒化ホウ素でコーティングされているサセプタと、前記第1ライナー管内に配置される熱分解窒化ホウ素製の第2ライナー管と、前記第2ライナー管に第2パージガスとして窒素ガスを流すための第2パージガス導入管と、前記第2ライナー管内に配置される加熱温度が700℃以上750℃以下に設定されているGa原料ボートと、前記Ga原料ボートに塩素含有ガスおよびキャリアーガスとして窒素ガスを流すための塩素含有ガス導入管と、前記第1ライナー管内に窒素原料ガスとしてアンモニアガスおよびキャリアーガスとして水素ガスおよび窒素カスを流すための窒素原料ガス導入管と、を備える請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のGaN結晶の製造方法。
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