JP6016919B2 - 合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置 - Google Patents

合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の形式の、合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置に関する。
溶融紡糸プロセスにより合成糸を製造する際には、溶融ポリマから成る押し出された糸の物理的特性は、紡糸ノズルからの糸の引出し、糸の延伸、糸の緩和(リラクシング)により規定されることが一般に公知である。これらの処理ステップは実質的に、回転するガイド周壁を備えた複数のゴデットから成るゴデットシステムによって行われる。ゴデットシステムのゴデットのガイド周壁は、引出し、延伸、緩和のために規定された糸処理を行うために、加熱される、又は加熱されないように形成されている。さらに先行技術では2種のゴデットシステムが公知であり、これらのゴデットシステムは主として、ゴデットのガイド周壁における糸のガイドによって異なっている。
例えばWO2002/090633号明細書により公知の、合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置では、引出し、延伸、緩和のために使用されるゴデットは対になって、いわゆるゴデットデュオとして作動し、その互いに隣接して配置されたガイド周壁には糸が多重に巻き掛けられている。このためにガイド周壁は比較的長く突出して形成されているので、ガイド周壁の駆動及び加熱のためには高いエネルギ入力が必要である。
先行技術により慣用のゴデットシステムの第2の例は、例えばDE3508955号明細書により公知である。ここに開示された合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置では、ゴデットは、それぞれ一回巻き掛けられたガイド周壁を有している。これによりゴデットのガイド周壁の周面における糸の接触長さはそれぞれ部分巻き掛けに限定されるので、糸の加熱のために必要な最低接触長さは、ゴデット数を増やすことによってのみ達せられる。しかしながらこれにより、ゴデットシステムとしてのゴデットの駆動及び加熱のための制御の手間も増える。特に複数の延伸段及び複数の緩和段においては、多数の延伸ゴデットと緩和ゴデットとが必要であり、これらは個々に調節可能な駆動装置及び加熱装置を有している。
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置を改良して、部分的に巻き掛けられるより多数のゴデットをできるだけ僅かな制御の手間で作動させることができるようにすることである。
この課題は本発明によれば、緩和ゴデットの少なくとも1つが、前置された延伸ゴデット及び/又は前置された緩和ゴデットの加熱されるガイド周壁よりも大きな直径を有する加熱される大周壁を有していることにより解決される。
本発明の有利な別の構成は、各従属請求項の特徴及び特徴の組み合わせにより規定される。
本発明は、糸の延伸及び緩和の際に、両ゴデット間の駆動回転数が同じであるにも関わらず、個別の緩和段が実現可能であることを特徴とする。従って、緩和に必要な速度差を、当該緩和ゴデットの加熱される大周壁を介して調節することができる。緩和段を形成するために前置されたゴデットは、好適には、大周壁の駆動装置と一緒に1つの共通駆動装置を形成するように組み合わせることができる。従って、延伸ゴデットと緩和ゴデットとの間の速度差にもかかわらず、複数のゴデットのために共通の駆動装置を形成することができる。
特に収縮の少ない延伸された糸を製造することができるように、本発明の好適な別の構成によれば、緩和ゴデットの大周壁は、対応する延伸ゴデット及び/又は緩和ゴデットのガイド周壁よりも1.01〜1.10の範囲のファクタだけ大きい。これにより、糸の張力を大きく減じることができる緩和段が形成される。
糸の張力減衰を助成するために付加的に、緩和段内で糸に付加的な処理を行うことができる。このために本発明の別の構成が特に適しており、この別の構成では、糸の流れ方向で緩和ゴデットの大周壁の直前に、蒸気室が配置されている。これにより糸を高温の蒸気によって処理することができる。
選択的又は付加的に、緩和段には糸貯え部を組み込むことができる。糸貯え部は、緩和ゴデット間の比較的大きな速度差を橋絡するために使用することができる。従って本発明の別の構成によれば、糸の流れ方向で緩和ゴデットの大周壁の直前に、糸貯え部が配置されている。
糸材料の所望の物理的特性を実現するために、合成糸の延伸にとっても、合成糸の緩和にとっても、合成糸の熱処理は重要なパラメータを成している。このために、延伸ゴデットと緩和ゴデットとは、そのガイド周壁を加熱するためにそれぞれ個別の加熱手段を有しており、これらの加熱手段は個々に又は連結されて、複数の加熱制御装置の1つに配設されていることが提案される。従って、個々の延伸ゴデット又は緩和ゴデットのガイド周壁において個別に加熱することも一緒に加熱することもできる。熱処理のために複数のゴデットにおける所定の接触長さを必要とする、大きな糸番手の糸を製造する際には、複数のゴデットの複数の加熱手段が制御装置の1つによって一緒に制御することができると特に好適である。これにより、延伸ゴデット及び緩和ゴデットの数が多い場合でも、糸の熱処理のための良好な加熱制御装置が形成される。
糸をできるだけ大きくゴデットに部分的に巻き掛けてガイドすることができるように、引出しゴデット、延伸ゴデット及び/又は緩和ゴデットがそれぞれ電気的な反時計回りモータ又は電気的な時計回りモータによって駆動可能であり、1つの又は同時に2つの電気モータに接続されている複数のモータ制御装置が設けられていることがさらに提案されている。従ってゴデットは個々に制御可能な個別ゴデットとして、又は2つのゴデットのために一定の駆動回転数を有するゴデットデュオとして作動することができる。これにより、1つのゴデットシステムの複数のゴデットを、ガイド周壁における糸の単一の部分巻き掛け状態で、僅かなモータ制御装置によって作動させることができる。
通常、加熱されないガイド周壁を備えたゴデットは、ゴデットの加熱されるガイド周壁よりも小さい直径で形成されるので、異なる極対数の電気モータによって、異なる大きさのガイド周壁において、それにも関わらず同じ周速度を実現することができる。これにより異なるガイド周壁のためのゴデットの複数の電気モータを一緒に1つのモータ制御装置によって制御することができる別の自由度が得られる。
糸を、加熱されないガイド周壁を備えた引出しゴデットにより引き出すならば、特に好適であることがわかった。従って、次いで行われる延伸とは独立して、押出後の糸の紡糸ドラフトを直接に規定する糸の引出張力が得られる。
さらなる処理プロセスのために必要な処理ステップを糸で行うことができるように、本発明の別の構成では、緩和ゴデットの下流には、加熱されないガイド周壁を有した駆動される複数のガイドゴデットが配置されており、該ガイドゴデットによって、準備処理装置及び/又は交絡装置を有した少なくとも1つの後処理ゾーンが形成されている。これにより、糸を紡糸プロセス内で、紡糸プロセスのために必要な最低限の加湿を伴い、または乾燥状態において処理することができる。糸の巻き取り直前で初めて、後続プロセスのために必要な付加的な加湿又は集中的な糸結合部(Fadenschluss)を製造するための交絡が行われる。
1つの紡糸プロセスで同時に製造される多数の糸を糸のガイドにおいてできるだけ同じ条件に維持するためにさらに、ガイドゴデットの1つは巻取り装置に配属されており、ガイドゴデットのガイド周壁は、前記巻取り装置の巻管スピンドルに対して横方向に向けられている。これにより、ゴデットで維持される糸の間の処理間隔が、巻取り装置で通常であるより大きな巻取り間隔へと拡開することを回避することができる。この場合、糸の供給は、主として、ゴデットのガイド周壁とローラを介した変向により行われるので、各糸で同じ糸引張応力が生じる。
本発明による装置は、テキスタイル使用又は工業使用のための複数の合成糸を延伸及び緩和するために特に適しているので、ゴデットのガイド周壁では互いに平行に隣接する複数の糸を同時に案内することができる。従って、本発明は、1つの糸のみの製造に限定されるものではなく、実際には通常、複数の糸の製造のために利用される。従って例えば1つの巻取り装置の1つの巻管スピンドルにおいて、8、10、又は12の糸を同時にパッケージとなるように巻き取ることができる。
次の本発明の装置の複数の実施例に基づき、図面につき本発明を詳しく説明する。
本発明による装置の第1実施例を概略的に示した側面図である。 図1の実施例を概略的に示した正面図である。 本発明による装置の別の実施例を概略的に示した側面図である。
図1及び図2には、本発明による、複数の合成糸の溶融紡糸、引出し、延伸、緩和、巻取りのための装置の第1実施例が複数の視点で概略的に示されている。図1には実施例が側面図で、図2には実施例が正面図で示されている。特にこれらの図面のうちの一方という指定がなければ、以下の説明は両図面についてのものである。
この実施例は、単数又は複数の合成糸を製造する際にほぼ鉛直に向けられた糸の流れを維持するために、互いに上下に配置された紡糸装置1と、ゴデットシステム15と、巻取り装置28とを有している。
紡糸装置1は紡糸ビーム8を有しており、紡糸ビーム8の下面には複数の紡糸ノズル2が支持されている。この実施例では、紡糸ビーム8には、それぞれダブルノズル7.1,7.2として形成されている2つの紡糸ノズル2が保持されている。紡糸ビーム8に保持された各ダブルノズル7.1,7.2はそれぞれ2つの別個の溶融物管路を介して多重ポンプ5に連結されている。多重ポンプ5は好適には遊星歯車ポンプとして形成されており、各ダブルノズル7.1,7.2には2つの別個の遊星歯車セットが配設されている。多重ポンプ5はポンプ駆動装置6を介して駆動されている。溶融ポリマの供給はこの場合、多重ポンプ5に連結されている溶融物供給部4を介して行われる。
紡糸装置1の下方には冷却装置3が設けられており、この冷却装置3は、空調装置(図示せず)に接続されたブローチャンバ9を有している。ブローチャンバ9の内部には複数の冷却筒10.1,10.2が配置されており、これらの冷却筒10.1,10.2は紡糸ノズル2に配設されている。冷却筒10.1,10.2はそれぞれガス透過性のシリンダ壁を有しているので、ブローチャンバ9内に導入された冷却媒体は均一に冷却筒10.1,10.2の内部へと進入する。
特に図2に示されているように、各冷却筒10.1,10.2は中央領域に分離壁11を有しており、この分離壁11によって2つの別個の冷却ゾーンが冷却筒10.1,10.2内に形成されている。各冷却ゾーンには、ダブルノズル7.1,7.2の一方から押し出された2つのフィラメント束が別個に案内され、冷却される。
ブローチャンバ9の構成及び冷却筒10.1,10.2の構成は一例である。基本的には、孔付き薄板を介して互いに接続されている上方チャンバと下方チャンバとからブローチャンバ9を形成することもできる。この場合、ブローチャンバの両チャンバを1つの冷却筒が貫通しており、この冷却筒は上方チャンバにガス透過性の壁を、下方チャンバに閉じられた壁を有している。空調装置との接続は好適にはブローチャンバの下方チャンバを介して行われる。
しかしながら選択的には、冷却筒10.1,10.2を、紡糸ノズル2に対して横方向に向けられたブロー壁によって形成することも可能であり、これにより横方向に向けられた冷却空気流を発生させることができる。
図1及び図2に示されたように、冷却筒10.1,10.2は1つの冷却ダクト12に開口しており、冷却ダクト12内では糸がさらなる冷却のためにガイドされている。
押し出された合成糸はそれぞれ複数のフィラメントストランドから成っているので、冷却装置3の出口では糸ごとにフィラメントの集合が行われる。このために複数の集合糸ガイド13が設けられている。冷却ダクト12の終端部には、糸を互いにできるだけ小さい糸間隔を置くようにまとめてガイドするために、コーム型糸ガイド14が配置されている。従って、冷却ダクト12は、糸を紡糸部分から変向させて、次の処理に必要な処理間隔となるようにガイドするために使用されている。隣接する糸間の処理間隔はこの場合、4〜8mmの範囲である。
引出し、延伸、緩和のために、紡糸装置1の下方には複数のゴデットを備えたゴデットシステム15が配置されている。この実施例では、ゴデットシステム15は、加熱されないガイド周壁16.1を有した第1の引出しゴデット16から成っている。引出しゴデット16のガイド周壁16.1は電気的な反時計回りモータ16.2によって駆動される。引出しゴデット16には、S字型の糸経過を形成するために複数の延伸ゴデットが続いている。この実施例では、ゴデットシステム15は、3つの延伸ゴデット17,18,19を有している。延伸ゴデット17は、ガイド周壁17.1と、時計回りモータ17.2と、加熱手段17.3とを有している。相応に、延伸ゴデット18には、ガイド周壁18.1と、反時計回りモータ18.2と、加熱手段18.3とが配設されている。延伸ゴデット19は、ガイド周壁19.1と、時計回りモータ19.2と、加熱手段19.3とを有している。この場合、加熱されるガイド周壁17.1,18.1,19.1は同じ直径で形成されている。
最後の延伸ゴデット19の下流には複数の緩和ゴデット20,21が配置されている。緩和ゴデット20は、ガイド周壁20.1と、反時計回りモータ20.2と、加熱手段20.3とを有している。これに対して後続の緩和ゴデット21は、大周壁21.1と、時計回りモータ21.2と、加熱手段21.3とから成っている。
ゴデットシステム15を制御するために複数の加熱制御装置と、モータ制御装置とが設けられていて、延伸ゴデット及び緩和ゴデットにおける各表面温度と、延伸段及び緩和段における各速度差とが発生させられる。
速度制御のために、ゴデットシステム15の幾つかのゴデットは、同じ駆動回転数を有するゴデットデュオ(組)として作動され、幾つかのゴデットは個々の調節可能性を備えた個別ゴデットとして作動される。図2から判るように、引出しゴデット16と第1の延伸ゴデット17とは1つの共通のモータ制御装置23.1に配設されている。このモータ制御装置23.1は、引出しゴデット16の反時計回りモータ16.2(図示せず)と、延伸ゴデット17の時計回りモータ17.2とに接続されている。引出しゴデット16のガイド周壁16.1は、延伸ゴデット17の加熱されるガイド周壁17.1よりも小さい直径で形成されているので、直径差を補償するために、反時計回りモータ16.2と時計回りモータ17.2とは異なる極対数を有している。従って、ガイド周壁16.1とガイド周壁17.1との間の直径比は、電気モータ16.2と17.2との極対比に相当するように選択されている。このようなゴデットデュオは例えば、WO2004/001106A1号明細書により公知であるので、この明細書のこの個所を参照されたく、ここではさらに説明はしない。
延伸ゴデット17,18,19間の速度差を発生させるために、延伸ゴデット18,19には別個のモータ制御装置23.2,23.3が配設されている。従って、延伸ゴデット18の反時計回りモータ18.2と延伸ゴデット19の時計回りモータ19.2とはモータ制御装置23.2,23.3に接続されている。
後続の緩和ゴデット20,21はゴデットデュオとして、1つの別のモータ制御装置23.4によって制御される。このために反時計回りモータ20.2と時計回りモータ21.2とはモータ制御装置23.4に接続されている。第1の緩和ゴデット20のガイド周壁20.1と後続の緩和ゴデット21の大周壁21.1とは同じ駆動回転数で作動されるので、収縮処理のために必要な両緩和ゴデット20,21間の速度差は、大周壁21.1のより大きな直径によってのみ形成される。緩和ゴデット21の大周壁21.1は緩和ゴデット20のガイド周壁20.1よりも大きな直径を有していて、1.01〜1.10倍(ファクタ)だけ大きい。これにより、張力を減じるために、糸タイプに応じて必要な速度比を発生させることができる。
ゴデットのガイド周壁の温度調節は複数の加熱制御装置22.1〜22.4によって行われる。この実施例では延伸ゴデット17,18,19の加熱手段17.3,18.3,19.3にはそれぞれ別個の加熱制御装置22.1〜22.3が配設されている。これに対して緩和ゴデット20,21の加熱手段20.3と21.3は、別の1つの加熱制御装置22.4によって一緒に行われている。従って、ゴデットシステム15においては、ゴデットにおける延伸及び緩和のために異なる温度をゴデットで調節することができる。
緩和ゴデット20,21の間の緩和段で合成糸において付加的な熱処理を行うことができるように、選択的に、糸を蒸気処理することができる蒸気室を、緩和ゴデット20,21の間の緩和ゾーンに配置することができる。図1にはこの蒸気室41が概略的に鎖線で示されている。
ゴデットシステム15と巻取り装置28との間に複数のガイドゴデット24,25が配置されている。これらのガイドゴデット24,25によって後処理ゾーンが形成されていて、これらのガイドゴデット24,25によって巻取り装置28の巻取り個所へ糸の分配が行われる。このためにガイドゴデット24,25は1つのゴデット支持体40に配置されていて、このゴデット支持体40は巻取り装置28の機械フレーム37に支持されている。各ガイドゴデット24,25はそれぞれ1つの加熱されないガイド周壁24.1,25.1を有しており、これらのガイド周壁24.1,25.1は、反時計回りモータ24.2と時計回りモータ25.2とによって互いに逆方向に駆動されている。
緩和ゴデット21とガイドゴデット24との間に形成された後処理ゾーンには、糸の加湿を行うために準備処理装置26が配置されている。ガイドゴデット24と25との間に形成された第2の後処理ゾーンには、交絡装置27が設けられており、この交絡装置27によっては、糸のフィラメントストランド間に集中的な糸結合部が形成されるように糸それぞれが個々に交絡される。ガイドゴデット24,25のガイド周壁24.1,25.1は、巻取り装置28の巻管スピンドル30.1に対して横方向に配置されている。この巻管スピンドル30.1には複数の平行な巻取り個所29.1〜29.4が形成されている。
特に図1から明らかであるように、ガイドゴデット25はゴデット支持体40に、巻取り装置28の巻取り個所29.1〜29.4の側方で配置されている。巻取り個所29.1〜29.4ではこの個所で符号33で示された糸が、それぞれ1つのパッケージ32となるように巻き取られる。巻取り個所29.1〜29.4は同様に形成されていて、それぞれ1つの変向ローラ34と綾振りユニット35とを有している。この場合、パッケージ32は同時に巻管スピンドル30.1、又はパッケージリボルバ31に保持された別の巻管スピンドル30.2で巻き取られる。巻管スピンドル30.1,30.2は、パッケージリボルバ31の回転により交互に運転領域と交換領域とに案内される。パッケージ32の表面に糸33を当てつけるために、パッケージ32の周面に当接する圧着ローラ36が設けられている。圧着ローラ36はこのために、機械フレーム37に可動に保持されている。
このような形式の自動巻取り装置は先行技術により広く公知であるので、巻取り装置28の駆動装置は図示されていない。ガイドゴデット24,25の電気モータ24.2,25.2は好適には1つの制御ユニットを形成していて、この制御ユニットは、モータ制御装置(図示せず)によって一緒に給電され制御される。
図1及び図2に示された、本発明による、複数の糸の溶融紡糸、引出し、延伸、緩和、巻取りのための装置の実施例では、同時に4つの糸が互いに平行に形成される。糸の数は一例である。基本的に装置は、単数又は複数の糸を同時に製造するのに適している。本発明による装置の機能を説明するために図1及び図2には、糸の経過が概略的に示されている。まず、溶融ポリマから、複数の微細なフィラメントストランドがダブルノズル7.1,7.2により押し出され、これらのフィラメントストランドは冷却後に集合されて、4つのマルチフィラメント糸33を形成する。この実施例では、糸を湿らせることなく集合させているので、これらの糸はほぼ乾いた状態で紡糸装置1から引き出される。
糸33は、引出しゴデット16から1つの糸群として引き出され、後続の延伸ゴデット17,18,19へと案内される。延伸ゴデット17,18,19では、各ガイド周壁17.1,18.1,19.1が異なる速度で作動されているので、糸33を延伸するために少なくとも2つの延伸段が形成されている。ガイド周壁17.1,18.1,19.1の表面温度はこの場合、配設されている加熱手段17.3,18.3,19.3によって与えられる。
次いで糸33は延伸後に、糸33における収縮を起こさせるために、後続の緩和ゴデット20,21によって緩和(リラクシング)される。第1の緩和ゴデット20のガイド周壁20.1と、第2の緩和ゴデット21の大周壁21.1との間の直径比により、同じ駆動回転数の場合には速度差が生じ、これにより糸33における緊張を減衰させることができる。収縮処理後に、糸33は、準備処理装置26によって準備処理され、交絡装置27において交絡される。次いで、それぞれ1つのパッケージ32を形成するように糸33の巻取りが行われる。
図1及び図2の実施例は特に、収縮の少ないテキスタイル糸を製造するのに適している。この場合、ゴデットシステム15で使用されるゴデットの数は一例である。基本的に例えば、延伸ゴデット17,18,19の下流には1つだけの緩和ゴデットが配置されても良い。この場合、下流の緩和ゴデットを大周壁を有するように構成することができ、これにより、最後の延伸ゴデット19と、緩和ゴデット20との間で、ガイド周壁19.1と20.1の直径差により速度差が得られる。このような形式の選択的な装置は、最後の延伸ゴデット19と緩和ゴデット20とを1つのゴデットデュオとして、1つのモータ制御装置によって制御することができるという利点を有している。
しかしながら選択的には、図1及び図2に示したゴデットシステムを、例えばより大きな糸番手を有した工業糸を製造するために、さらなる延伸ゴデットと緩和ゴデットとによって補うこともできる。このような実施例は図3に概略的に示されている。
図3に示した実施例は、図1及び図2の実施例と実質的に同じであるので、ここでは相違点のみを説明し、その他の点は上記説明を参照されたい。
図3に示した実施例では、複数の紡糸ノズル2を備えた紡糸装置が形成されていて、紡糸ノズル2は紡糸ビーム8の下面に保持されている。紡糸ノズル2はこの実施例では単一に形成されていて、1つのノズルプレートで複数のフィラメントストランドを発生させ、これらのフィラメントストランドは冷却後に、紡糸ノズル2ごとに1つの糸となるようにまとめられる。
紡糸装置1の冷却装置3はこの実施例では、横方向流ブロワとして形成されており、この冷却装置3では、側方で冷却ダクト12の横にブロー壁43が保持されていて、このブロー壁43はブローチャンバ9に接続されている。
糸のフィラメントストランドの集合はそれぞれ集合糸ガイド13とコーム型糸ガイド14とを介して行われる。この場合、糸は引き出される前に、準備処理装置26の第1の準備処理段26.1によって湿潤される。
紡糸装置1と巻取り装置28との間に配置されたゴデットシステム15は、上述したゴデットシステムとほぼ同じであり、この場合、全体として5つの延伸ゴデットと3つの緩和ゴデットとが設けられている。従ってゴデットシステム15は、付加的な延伸ゴデット38,44と付加的な緩和ゴデット39とを有している。延伸ゴデット38,44は延伸ゴデット17,18,19と同一に形成されているので、ここではこれについてさらに説明はしない。緩和ゴデット39は、緩和ゴデット20と同一であるので、その構造は図1及び図2についての上記説明により明らかである。
ゴデット16,17と緩和ゴデット21,20とはそれぞれ一緒に1つのゴデットデュオとして、複数のモータ制御装置のうちの1つによって制御されるので、ここではモータ制御装置の図示も省かれている。ここまでは上記図1、図2についての説明が参照される。その他の延伸ゴデット18,19,38,44は、好適には個別ゴデットとして個々のモータ制御装置によって作動される。同様に緩和ゴデット39も個別のモータ制御装置によって制御される。ゴデット16〜21に配設された電気モータは、S字型又はZ字型の糸経過を保証するために、同様に交互に反時計回りモータと時計回りモータとして構成されている。
加熱手段を制御するために全体として4つの加熱制御装置が設けられていて、これらはそれぞれ2つの隣接する加熱手段に配設されている。従って、ゴデット17,18、ゴデット19,38、ゴデット44,39、ゴデット20,21の加熱手段はそれぞれ一緒に、加熱制御装置22.1〜22.4の1つによって制御される。
緩和ゴデット20と21との間に形成された緩和段には、図3に示した実施例では糸貯え部42が配置されている。このような糸貯え部は例えば、WO2002/090633A1号明細書により公知であるので、ここではさらに説明はせず、この明細書を参照されたい。糸の収縮処理の際に比較的大きな滞留時間を維持するために、緩和段で糸は、緩和ゴデット20通過後、まず1つのチャンバへとガイドされ、ここでループ及び湾曲を形成される。この場合、加熱された流体がチャンバへと供給され、これにより糸の弛緩のために熱処理を行うことができる。次いで、糸は緩和ゴデット21を介してチャンバから引き出され、巻取り装置28へと供給される。
図3から明らかであるように、後処理は、別の準備処理ステーション26.2及び交絡装置27によって行われる。第2の準備処理ステーション26.2では、さらなる処理のために必要な量の流体が糸に供給される。
後続の巻取り装置28とこれに配設されたガイドゴデット24,25は、図1及び図2の実施例と同様であるのでさらなる説明は不要である。
本発明による装置の図3に示した実施例は、特に、工業糸を製造するのに適している。この場合、ゴデットシステムで使用される延伸ゴデットと緩和ゴデットの数は一例である。大周壁21.1を有した緩和ゴデット21を緩和ゾーンの終端部に配置するのも一例である。従って例えば、前置された延伸ゴデット44よりも大きな直径を有した大周壁を備えた緩和ゴデット39を形成することもできる。加熱手段と、制御装置による給電と制御を行うための駆動装置との組み合わせも任意である。この場合、所定の糸種を製造するために必要な物理的特性を得るために、延伸段と緩和段の構成が実質的に重要である。
1 紡糸装置
2 紡糸ノズル
3 冷却装置
4 溶融物供給部
5 多重ポンプ
6 ポンプ駆動装置
7.1,7.2 ダブルノズル
8 紡糸ビーム
9 ブローチャンバ
10.1,10.2 冷却筒
11 分離壁
12 冷却ダクト
13 集合糸ガイド
14 コーム型糸ガイド
15 ゴデットシステム
16 引出しゴデット
16.1 ガイド周壁
16.2 反時計回りモータ
17 延伸ゴデット
17.1 ガイド周壁
17.2 時計回りモータ
17.3 加熱手段
18 延伸ゴデット
18.1 ガイド周壁
18.2 反時計回りモータ
18.3 加熱手段
19 延伸ゴデット
19.1 ガイド周壁
19.2 時計回りモータ
19.3 加熱手段
20 緩和ゴデット
20.1 ガイド周壁
20.2 反時計回りモータ
20.3 加熱手段
21 緩和ゴデット
21.1 大周壁
21.2 時計回りモータ
21.3 加熱手段
22.1,22.2,22.3,22.4 加熱制御装置
23.1,23.2,23.3,23.4 モータ制御装置
24 ガイドゴデット
24.1 ガイド周壁
24.2 反時計回りモータ
25 ガイドゴデット
25.1 ガイド周壁
25.2 時計回りモータ
26 準備処理装置
26.1,26.2 準備処理ステーション
27 交絡装置
28 巻取り装置
29.1,29.2,29.3,29.4 巻取り個所
30.1,30.2 巻管スピンドル
31 パッケージリボルバ
32 パッケージ
33 糸
34 変向ローラ
35 綾振りユニット
36 圧着ローラ
37 機械フレーム
38 延伸ゴデット
39 緩和ゴデット
40 ゴデット支持体
41 蒸気チャンバ
42 糸貯え部
43 ブロー壁
44 延伸ゴデット

Claims (10)

  1. 合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置であって、
    紡糸装置(1)と、
    駆動される少なくとも1つの引出しゴデット(16)と、駆動される複数の延伸ゴデット(17,18)と、駆動される少なくとも3つの緩和ゴデット(20,21,39)とから成るゴデットシステム(15)と、
    巻取り装置(28)とを備え、
    前記ゴデット(16…21)は1つの糸の流れに沿って相前後して配置されており、糸を最大270°の糸巻き掛け角度でそのガイド周壁(16.1…21.1)においてガイドしており、前記ゴデット(16…21)の前記ガイド周壁(16.1…21.1)は加熱されるように又は加熱されないように形成されている装置において、
    前記緩和ゴデット(1)のつが、置された緩和ゴデット(20,39)の加熱されるガイド周壁りも大きな直径を有する加熱される大周壁(21.1)を有しており、前記前置された緩和ゴデット(20,39)は同一に形成されており、前記加熱される大周壁(21.1)を有する前記緩和ゴデット(21)は緩和ゾーンの終端部に配置されていることを特徴とする、合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置。
  2. 前記緩和ゴデット(21)の前記大周壁(21.1)は、前記前置された緩和ゴデット(20,39)の前記ガイド周壁りも1.01〜1.10の範囲の倍数だけ大きい、請求項1記載の装置。
  3. 糸の流れ方向で前記緩和ゴデット(21)の前記大周壁(21.1)の直前に、蒸気室(41)が配置されている、請求項1又は2記載の装置。
  4. 糸の流れ方向で前記緩和ゴデット(21)の前記大周壁(21.1)の直前に、糸貯え部(42)が配置されている、請求項1又は2記載の装置。
  5. 前記延伸ゴデット(17〜19)と前記緩和ゴデット(20,21,39)とは、そのガイド周壁を加熱するためにそれぞれ別個の加熱手段(17.3…21.3)を有しており、これらの加熱手段は個々に又は連結されて、複数の加熱制御装置(22.1…22.4)の1つに配設されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 前記引出しゴデット(16)、前記延伸ゴデット(17〜19)及び/又は前記緩和ゴデット(20,21,39)はそれぞれ電気的な反時計回りモータ(16.2,18.2,20.2)又は電気的な時計回りモータ(17.2,19.2,21.2)によって駆動可能であり、1つの又は同時に2つの電気モータに接続されている複数のモータ制御装置(23.1…23.4)が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 前記ゴデットのうちの1つのゴデット(16)の反時計回りモータ(16.2)のうちの1つと、糸走行方向で該ゴデット(16)に隣接しているゴデットのうちの1つのゴデット(17)の時計回りモータ(17.2)のうちの1つとは異なる極対数を有している、請求項6記載の装置。
  8. 前記引出しゴデット(16)のガイド周壁(16.1)は加熱されず、糸走行方向で後続の前記延伸ゴデット(17)のガイド周壁(17.1)よりも小さい直径で形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 前記緩和ゴデット(20,21,39)の下流には、加熱されないガイド周壁(24.1,25.1)を有した駆動される複数のガイドゴデット(24,25)が配置されており、該ガイドゴデットによって、準備処理装置(26)及び/又は交絡装置(27)を有した少なくとも1つの後処理ゾーンが形成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 前記ガイドゴデット(25)の1つは巻取り装置(28)に配属されており、前記ガイドゴデット(25)のガイド周壁(25.1)は、前記巻取り装置(28)の巻管スピンドル(30.1)に対して横方向に向けられている、請求項9記載の装置。
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