JP2020529527A - 合成糸を製造する装置 - Google Patents

合成糸を製造する装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020529527A
JP2020529527A JP2020505134A JP2020505134A JP2020529527A JP 2020529527 A JP2020529527 A JP 2020529527A JP 2020505134 A JP2020505134 A JP 2020505134A JP 2020505134 A JP2020505134 A JP 2020505134A JP 2020529527 A JP2020529527 A JP 2020529527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
godet
group
peripheral wall
godets
yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020505134A
Other languages
English (en)
Inventor
バウアー デニス
バウアー デニス
デトレフ シュルツ
シュルツ デトレフ
ズプラ イェン
ズプラ イェン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oerlikon Textile GmbH and Co KG filed Critical Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Publication of JP2020529527A publication Critical patent/JP2020529527A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D13/00Complete machines for producing artificial threads
    • D01D13/02Elements of machines in combination
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D10/00Physical treatment of artificial filaments or the like during manufacture, i.e. during a continuous production process before the filaments have been collected
    • D01D10/02Heat treatment
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D13/00Complete machines for producing artificial threads
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/12Stretch-spinning methods
    • D01D5/16Stretch-spinning methods using rollers, or like mechanical devices, e.g. snubbing pins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

本発明は、紡糸ユニットと、冷却ユニットと、ゴデットユニットと、巻取りユニットとを備えた、合成糸、特にポリアミド糸を製造する装置に関する、ゴデットユニットは、紡糸ユニットから糸を引き出すために、駆動されたゴデットの第1の群と、糸を緩和するために、駆動されたゴデットの第2の群と、糸を後処理するために、駆動されたゴデットの第3の群とを有していて、ゴデット群は、糸走路に対して相前後して配置されている。特に集中的な収縮処理を少ない装置手間で達成するために、本発明によれば、第1のゴデット群のゴデットが、1回の糸巻掛けを有するショートゴデットとして構成されていて、第2のゴデット群のゴデットが、複数回の糸巻掛けを有するロングゴデットとして構成されていて、第3のゴデット群のゴデットが、1回の糸巻掛けを有するショートゴデットとして構成されている。

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の合成糸、特にポリアミド糸を製造する装置に関する。
溶融紡糸プロセスにより合成糸を製造する場合に、ポリマ溶融物から押し出された糸の物理的な特性が、紡糸ノズルからの糸の引出しにより、糸の延伸により、かつ糸の緩和により決定されることは概して公知である。これらの処理ステップは、実質的にゴデットユニットにより実施される。このゴデットユニットは、回転するゴデット周壁を備えた複数のゴデットにより構成される。ゴデットユニットのゴデットのゴデット周壁は、加熱式または非加熱式に構成されていて、これにより引出し、延伸および緩和のために規定された糸処理を行うことができる。
合成糸を製造するこのような装置は、たとえば国際公開第2016/058873号から公知である。この公知の装置では、ノズルユニットから糸を引き出すためのゴデットユニットが、ゴデットの複数の群により構成される。したがって、駆動された複数のゴデットの第1の群は、ノズルユニットから糸を引き出すために働く。糸の緩和は、駆動された複数のゴデットを備えた第2のゴデット群において実施される。引き続き行われる糸の後処理は、駆動された複数のゴデットの第3の群により実施され、これらのゴデット群は、糸走路に対して相前後して配置されている。糸は、ゴデットのゴデット周壁の周囲にそれぞれ1回の巻掛けでガイドされる。したがって、ゴデットのゴデット周壁の周囲における糸の接触長さは、それぞれ1回の部分巻掛けにより制限されているので、特に糸を加熱するために必要とされる最小接触長さは、ゴデット個数を増大させることによってしか達成することができない。
特に、ポリアミド糸の製造時には、所望の収縮解除を得るために、糸の緩和時に集中的な熱処理が必要であるので、公知の装置では比較的多数のゴデットが必要とされる。
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の合成糸、特にポリアミド糸を製造する装置を改良して、糸の引出し、延伸、緩和および後処理を、できるだけ少ない制御手間で、かつできるだけ少ない装置手間で実施することができるようにすることにある。
この課題は、本発明によれば、第1のゴデット群のゴデットが、1回の糸巻掛けを有するショートゴデットとして構成されていて、第2のゴデット群のゴデットが複数回の糸巻掛けを有するロングゴデットとして構成されていて、第3のゴデット群のゴデットが1回の糸巻掛けを有するショートゴデットとして構成されていることにより解決される。
本発明の有利な別の構成は、それぞれの従属請求項の特徴および特徴の組み合わせにより定義されている。
本発明は、特に糸の緩和が最小限の個数のゴデットで実施可能であるという特別な利点を有している。
さらに、たとえば高温蒸気のような付加的な温度調節手段が不要となる。したがって、糸は、ロングゴデットの周面において、緩和の要求に応じて、所望の回数の巻掛けでガイドされる。ロングゴデットの走入部においてショートゴデットを組み合わせ、ロングゴデットの走出部においてショートゴデットを組み合わせることはさらに、ロングゴデットにより決定される機械深さが制限されたままである、という利点を有している。
各ロングゴデットにおける糸接触を温度調節のために使用することができるように、第2のゴデット群の各ロングゴデットは、ゴデット周壁を温度調節するためのそれぞれ1つの周壁加熱装置を有している。したがって、糸をガイドするために必要となるロングゴデットの個数を、複数回の巻掛けにより最小限に制限することができる。
緩和中の糸の熱処理の要求に応じて、周壁加熱装置は、ゴデット周壁の軸方向において1つの加熱領域または代替的には制御可能な複数の加熱領域を有している。この場合、ゴデット周壁は、好適には制御可能な複数の加熱領域を備えて構成されていて、ゴデット周壁の表面温度が一定である場合でも、しばしばロングゴデットの縁部領域において比較的大きな熱損失が補償され得る。
延伸後にロングゴデットの加熱されたゴデット周壁において十分な接触長さで糸をガイドすることができるように、ロングゴデットにおける最小周壁長さおよび最小周壁直径は維持すべきである。したがって、複数のロングゴデットのうちの1つのゴデット周壁の周壁長さおよび周壁直径は、複数のショートゴデットのうちの1つのゴデット周壁の周壁長さおよび周壁直径よりも少なくとも2〜5倍長く形成されていることが規定されている。
したがって、既に二重配置における2つのロングゴデットで、延伸された合成糸の緩和のために十分な接触長さが達成させられる。ロングゴデットにおける周壁直径は、好適には、ショートゴデットのゴデット周壁の周壁直径よりも少なくとも1.8〜3倍大きい。
糸の延伸を定義するためには、さらに、第1のゴデット群のショートゴデットと、第2のゴデット群の隣接するロングゴデットとが、互いに対して軸平行に配置されていて、糸を延伸するための延伸領域を形成することが規定されている。したがって、糸を完全に延伸した状態でロングゴデットへと供給することができる。第1のゴデット群のショートゴデットと、第2のゴデット群のロングゴデットとの間の速度差は、対応して調節され得る。
特にポリアミド糸を製造する場合、ゴデット群の間の互いに対する影響は不都合である。したがって、ロングゴデットのゴデット周壁が熱絶縁されたゴデットボックス内に配置されていて、ゴデットボックスが第1のゴデット群のショートゴデットおよび第3のゴデット群のショートゴデットのために、それぞれ複数の糸開口のうちの1つを有している、本発明の別の構成が特に有利である。したがって、糸の引出しおよび糸の後処理を、ロングゴデットの熱放射により影響を与えられない周辺環境において行うことができる。
できるだけ延伸点の定義された形成および短い延伸領域を実現するためには、第1のゴデット群のショートゴデットのゴデット周壁が同一に形成されていて、かつ非加熱式に構成されている本発明の別の構成が好適に構成されている。したがって、糸は実質的に低温の状態において延伸される。したがって、糸を、冷却ユニットにおいて形成された熱状態において延伸することができる。これにより、糸における延伸点の極めて制限された形成が達成されるので、延伸領域内における完全な延伸が保証されている。
第3のゴデット群のショートゴデットのゴデット周壁が同一に形成されていて、非加熱式に構成されている本発明の別の構成は、同様に、特にポリアミド糸の製造時に有利である。したがって、緩和後に糸の比較的迅速な冷却が達成され、このことは、特に物理的な特性の形成に極めて有利に作用する。
プロセスおよび糸ガイドの安定性のためには、冷却ユニットと第1のゴデット群との間に糸を湿らせるための油剤供給ユニットが配置されている本発明の別の構成が規定されている。これにより、特にポリアミドのポリマ性質が、水−油エマルジョンの供給により改善され得る。
本発明に係る装置は、繊維産業用途または技術用途のためにポリマから成る複数の合成糸を製造するために特に適している。糸は、糸群として平行に相並んでショートゴデットおよびロングゴデットのゴデット周壁においてガイドされる。したがって、たとえば巻取りユニットの巻取りスピンドルにおいて、8本、10本または12本の糸が同時に巻き取られて複数のパッケージを形成する。しかし好適には、紡糸ユニットにおいてより多数の糸が形成され、これらの糸は次いで相並んで配置された2つの巻取り機へと分配される。
本発明を以下にポリアミド糸を製造する本発明に係る装置の幾つかの実施例につき添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
本発明に係る装置の第1の実施例の概略的な側面図である。 図1に示した実施例の概略的な正面図である。 図1に示した実施例のゴデットユニットを部分的に上から見た概略的な平面図である。 本発明に係る装置の別の実施例の概略的な側面図である。
図1および図2は、複数の合成糸、この場合はポリアミド糸を製造する本発明に係る装置の第1の実施例を複数の視点で概略的に図示している。図1は、この実施例を側面図で示していて、図2にはこの実施例が正面図で示されている。両図面のうちの一方に明確に関連付けが成されない限り、以下の説明は両方の図面に当てはまる。
この実施例は、紡糸ユニット1、冷却ユニット2、ゴデットユニット6および巻取りユニット11を有している。これらのユニットは、複数の合成糸の製造時に、ほぼ鉛直方向に向けられた糸走路を得るために、互いに上下に配置されている。
紡糸ユニット1は、加熱された紡糸ビーム1.1を有している。この紡糸ビーム1.1の下面は複数の紡糸ノズル1.2を支持している。この実施例では、紡糸ビーム1.1には4つの紡糸ノズル1.2が保持されている。紡糸ビーム1.1に設けられた紡糸ノズル1.2の個数は、例示的である。実際には大抵の場合、より多数の紡糸ノズルまたはデュアル紡糸ノズルが複数本の糸を押し出すための同時に使用される。紡糸ノズル1.2は、溶融物分配システム(ここでは詳細に図示せず)により、紡糸ビーム1.1の上面に保持された紡糸ポンプ1.3に接続されている。紡糸ポンプ1.3は、マルチポンプとして構成されているので、各紡糸ノズル1.2には別個の溶融物流が供給される。このためには、紡糸ポンプ1.3は、好適にはプラネタリポンプとして構成されている。紡糸ポンプ1.3は、ポンプ駆動装置を介して駆動される。ポリマ溶融物の供給は、溶融ポンプ1.3に接続されている溶融物供給部1.4により行われる。
紡糸ユニット1の下側には、冷却ユニット2が設けられている。この冷却ユニット2は、紡糸ノズル1.2毎にそれぞれ1つの冷却筒2.1を有している。これらの冷却筒2.1は、通気性を有して構成されていて、ブローチャンバ2.2の内部に配置されている。ブローチャンバ2.2は、孔付き金属薄板を介して分配チャンバ2.3に連結されている。分配チャンバ2.3は、空気供給通路2.4に接続されている。したがって、冷却媒体は分配チャンバ2.3を介してブローチャンバ2.2内に到達し、冷却筒2.1の通気性の筒壁を通過する。冷却筒2.1の内部には、紡糸ノズル1.2によりそれぞれ押し出された糸のフィラメントストランドがガイドされている。
冷却ユニット2の構成は例示的である。基本的には、紡糸ビーム1.1の下側で形成されたフィラメントは、横方向に向けられた冷却空気流によっても冷却され得る。
押し出された各合成糸12は、複数のフィラメントストランドとして形成されているので、冷却ユニット2の出口において、フィラメントは糸毎に纏められる。このためには、冷却ユニット2の下側に油剤塗布ユニット3が設けられている。油剤塗布ユニット3は、紡糸ノズル1.2の下側でほぼ中心に、糸12毎にそれぞれ1つの油剤塗布ピン3.1を有している。この油剤塗布ピン3.1は、油剤接続部3.2を介して、流体を供給するための流体ポンプ(ここでは図示せず)に接続されている。油剤塗布ピン3.1には、この実施例では、1つの集合糸ガイド4が対応配置されていて、これにより、フィラメントを束ねて糸12を形成することができる。基本的には、束ねることは対応して構成された油剤塗布ピンによっても行うことができる。
糸を引き出し、延伸し、緩和するために、冷却ユニット2の下側には複数のゴデット群7,8,9を備えたゴデットユニット6が配置されている。しかし、糸12を収容するために、これらの糸12を、まずはゴデットユニット6のために適切な処理間隔に纏める必要がある。その限りでは、ゴデットユニット6の走入側に、コーム糸ガイド5が配置されていて、これにより、糸12を互いに対してできるだけ小さな糸間隔で纏めることができる。隣り合った糸の間の処理間隔は、この場合、4〜8mmの範囲にある。したがって、冷却ユニット2とゴデットユニット6との間の区間は、糸群を纏めるために使用される。この区間は、より外側にある糸の最大の変位を上回ることがないように、選択されている。
紡糸ユニット1の紡糸ノズル1.2から糸を引き出すために、ゴデットユニット6は第1のゴデット群7を有している。この第1のゴデット群7は、複数のショートゴデット7.1により形成されている。これらのショートゴデット7では、糸群が、ゴデット周壁7.2において1回の巻掛けでガイドされる。ショートゴデット7.1のゴデット周壁7.2は、それぞれゴデット駆動装置7.3により駆動される。第1のゴデット群7のショートゴデット7.1は、機械フレーム15により保持されている。ゴデット周壁7.2は、複数のショートゴデット7.1において同一に構成されていて、非加熱式に構成されている。この場合、糸12は、ゴデット周壁7.2の周囲において最大270°の巻掛けでガイドされる。
糸12を延伸するためには、第1のゴデット群7と、第2のゴデット群8との間に1つの延伸領域が形成されている。第2のゴデット群8は、複数のロングゴデット8.1を有している。これらのロングゴデット8.1のゴデット周壁8.2において、糸群は複数回の巻掛けでガイドされている。ゴデット周壁8.2は、それぞれ1つのゴデット駆動装置8.3により駆動され、周壁加熱装置8.4を有している。
第2のゴデット群8のロングゴデット8.1は、同様に機械フレーム15において突出するように保持されている。この場合、第2のゴデット群8の最初のロングゴデット8.1は、第1のゴデット群7の隣接するショートゴデット7.1に対して軸平行に配向されている。したがって、第1のゴデット群7の最後のショートゴデット7.1と、第2のゴデット群8の最初のロングゴデット8.1との間に規定された延伸領域が形成されている。
ロングゴデット8.1は、周辺環境に対して遮蔽されていて、そのゴデット周壁8.2と共にゴデットボックス14内に保持されている。糸ガイドのためには、ゴデットボックス14は、第1のゴデット群7に対して第1の糸開口14.1を有していて、第3のゴデット群9に対して第2の糸開口14.2を有している。
第3のゴデット群9は、第1のゴデット群7および第2のゴデット群8の下側に配置されている。第1のゴデット群7および第2のゴデット群8は、相並んで機械フレーム15に保持されている。
第3のゴデット群9は、ゴデットキャリア16に配置されている。このゴデットキャリア16は、巻取りユニット11の機械フレーム11.8に支持されている。第3のゴデット群9は、この実施例では、駆動されるそれぞれ1つのゴデット周壁9.2を備えた2つのショートゴデット9.1を有している。ショートゴデット9.1のゴデット駆動装置9.3は、ゴデットキャリア16の反対の側に配置されている。ショートゴデット9.1のゴデット周壁9.2には、糸12の糸群が1回の巻掛けでガイドされる。第3のゴデット群の両方のショートゴデット9.1の間には、交絡ユニット10が配置されている。この交絡ユニット10は、糸群の各糸12に対して、フィラメントを交絡させるための交絡通路(詳細に図示せず)を有している。ショートゴデット9.1のゴデット周壁9.2は、同一に構成されていて、同様に非加熱であるので、ロングゴデット8.1から引き出された糸群は既にゴデットボックス14の外側で冷却させられる。
特に図1の図面から判るように、第3のゴデット群9の最後のショートゴデット9.1は、巻取りユニット11の複数の巻取り箇所11.1の側方に配置されている。巻取り箇所11.1において、糸12は巻き取られてそれぞれ1つのパッケージ13を形成する。巻取り箇所11.1は、同一に形成されていて、それぞれ1つの変向ローラ11.2と、綾振りユニット11.3とを有している。変向ローラ11.2は、糸をガイドし、各巻取り箇所11.1へと糸を分けるために、第3のゴデット群9の直後に配置されている。
パッケージ13は、同時に1つの巻取りスピンドル11.5において巻き取られ、そして巻取りリボルバ11.7に保持された別の第2の巻取りスピンドル11.6においても巻き取られる。巻取りスピンドル11.5,11.6は、巻取りリボルバ11.7の回転により交互に運転領域と交換領域とにもたらされる。パッケージ13の表面に糸12を敷設するために、押圧ローラ11.4が設けられている。この押圧ローラ11.4は、パッケージ13の周囲に当て付けられる。このためには、押圧ローラ11.4は、機械フレーム11.8に可動に保持されている。
巻取りユニット11の駆動装置はここでは図示されていない。なぜならば、このように自動化された巻取りユニットは先行技術において既に十分に公知であるからである。
図1および図2に図示された実施例では、ゴデットユニット6が、ショートゴデット7.1および9.1ならびにロングゴデット8.1を備えた複数のゴデット群7,8,9により形成されている。図3では、両方のゴデット群7,8を部分的に上から見た概略的な平面図が図示されている。ここではショートゴデット7.1およびロングゴデット8.1が機械フレーム15に突出するように保持されている。ショートゴデット7.1は、ゴデット周壁7.2を有している。ゴデット周壁7.2の直径は、記号Dで示されている。ショートゴデット7.1のゴデット周壁7.2の周面長さは、糸群としてガイドされる糸の本数に依存して設計されていて、図面において記号Lで示されている。
第2のゴデット群8のロングゴデット8.1は、ゴデット周壁8.2を有している。このゴデット周壁8.2は、直径が数倍大きく、周壁長さが数倍長く形成されている。ポリアミド糸を製造するために、ロングゴデット8.1のゴデット周壁8.2は、周壁長さが2〜5倍長く、かつ周壁直径が1.8〜3倍大きく構成されている。その限りでは、糸とゴデット周壁8.2との間の接触長さの著しい拡大が達成される。
ロングゴデット8.1における周壁長さLにより、糸巻掛けの回数を規定することができる。したがって、ポリアミド糸を製造するために糸群をロングゴデット8.1において3〜6回の巻掛けでガイドすることが通常である。
ゴデット周壁8.2の内部には周壁加熱装置8.4が形成されている。周壁加熱装置8.4は、この実施例において複数の加熱領域8.5を有している。加熱制御装置8.6を用いて、周壁加熱装置8.4の各加熱領域8.5が個別に制御される。ロングゴデット8.1のゴデット周壁8.2は、好適には所定の表面温度にまで加熱される。この表面温度は、ゴデット周壁8.2の終端部から始端部までできるだけ一定でなければならない。その限りでは加熱領域8.5を、ゴデット周壁8.2の終端部における熱損失を補償するために、使用することができる。しかし、代替的には、ゴデット周壁8.2の長さにわたって種々異なる表面温度を形成する可能もある。
同様に、ロングゴデット8.1のゴデット周壁8.2を1つのゴデット加熱装置および唯1つの加熱領域8.5により温度調節することも可能である。
したがって、ショートゴデット7.1およびロングゴデット8.1の図3に図示された実施例のためには、以下の関係が当てはまる。:
周壁長さL≧2〜5*L
周壁直径D≧1.8〜3*D
合成糸を製造する本発明に係る装置の図1および図2に図示された実施例では、まず、ポリマ溶融物、この場合はポリアミド溶融物から、紡糸ノズル1.2毎に複数の繊細なフィラメントストランドが押し出される。これらのフィラメントストランドは、冷却後に、湿潤し、纏めることによって、合計で4つの多繊維の糸12を形成する。糸12は、糸群として、非加熱式のショートゴデット7.1を備えた第1のゴデット群7により引き出される。この実施例では、第1のゴデット群7の合計で3つのショートゴデット7.1が引き出しのために設けられている。ショートゴデット7.1は、糸張力を形成するために小さな速度差で駆動され得る。糸12の延伸は、次いで第1のゴデット群7と第2のゴデット群8との間の延伸領域において行われる。第1のゴデット群7では、糸が1回の巻掛けでガイドされ、これにより次いでロングゴデット8.1のゴデット周壁8.2において複数回の巻掛けで収容され得る。ロングゴデット8.1のゴデット周壁8.2は、ポリアミド糸の緩和のために、130℃〜190℃の範囲の温度に調節される。数倍の周壁長さおよび数倍に拡大された周壁直径により、既に2つのロングゴデット8.1の配置時に十分な収縮処理が実現される。ロングゴデット8.1のゴデット周壁8.2は、好適には一定の周速度で駆動される。しかし基本的には、ゴデット周壁8.2における直径段差により、糸における張力を解消するための小さな速度差を形成する可能性も生じる。
緩和後に、糸12は第3のゴデット群9により収容され、冷却される。このためには、第3のゴデット群9は、非加熱式の2つのショートゴデット9.1を有している。これらのショートゴデット9.1は、好適には第1のゴデット群7のショートゴデット7.1と同様に構成されている。糸結合部を改善するために、糸は巻取り前に交絡ユニット10内で交絡される。
糸12の図1および図2に図示された後処理は、例示的である。特に収縮処理後に糸の冷却を促進するために、図4において本発明に係る装置の代替的な実施形態が概略的に側面図で図示されている。図4に示した実施例は、図1および図2に示した実施例と実質的に同一であるので、ここでは差異についてのみ説明し、その他の点は上述の説明が参照される。
複数の合成糸を製造する図4に図示した装置では、第3のゴデット群9が合計3つのショートゴデット9.1により形成されている。したがって、特に付加的な冷却区間がショートゴデット9.1間で糸を冷却するために実現される。代替的な後油剤塗布部を糸12の後処理部に一緒に収容する可能性も生じる。このためには、図4には任意の後油剤塗布装置が符号17で示され、破線で図示されている。
本発明に係る装置は、ポリアミド糸を製造する実施例において説明されている。しかし基本的には、本発明に係る装置をポリエステルまたは別のポリマから成る糸を製造するために使用する可能性も生じる。この場合、第2のゴデット群8は代替的に加熱式のロングゴデット8.1と、非加熱式のロングゴデットまたは駆動されていない付随ローラとから構成されていてもよい。

Claims (10)

  1. 紡糸ユニット(1)と、冷却ユニット(2)と、ゴデットユニット(6)と、巻取りユニット(11)とを備えた、合成糸、特にポリアミド糸を製造する装置であって、前記ゴデットユニット(6)が、前記紡糸ユニットから糸を引き出すために、駆動されるゴデットの第1のゴデット群(7)を有していて、糸を緩和するために、駆動されるゴデットの第2のゴデット群(8)を有していて、かつ糸を後処理するために、駆動されるゴデットの第3のゴデット群(9)を有していて、前記ゴデット群(7,8,9)が、糸走路に対して相前後して配置されている、合成糸を製造する装置において、
    前記第1のゴデット群(7)の前記ゴデットが、1回の糸巻掛けを有するショートゴデット(7.1)として構成されていて、前記第2のゴデット群(8)の前記ゴデットが、複数回の糸巻掛けを有するロングゴデット(8.1)として構成されていて、前記第3のゴデット群(9)の前記ゴデットが、1回の糸巻掛けを有するショートゴデット(9.1)として構成されていることを特徴とする、合成糸を製造する装置。
  2. 前記第2のゴデット群(8)の前記ロングゴデット(8.1)が、ゴデット周壁(8.2)を温度調節するためのそれぞれ1つの周壁加熱装置(8.4)を有している、請求項1記載の装置。
  3. 前記周壁加熱装置(8.4)が、前記ゴデット周壁(8.2)の軸方向に沿って、制御可能な1つまたは複数の加熱領域(8.5)を有している、請求項2記載の装置。
  4. 複数の前記ロングゴデット(8.1)のうちの1つの前記ゴデット周壁(8.2)が、少なくとも、前記ショートゴデットのうちの1つのゴデット周壁(7.2)の周壁長さ(L)よりも2〜5倍長く形成されている周壁長さ(L)を有している、請求項2または3記載の装置。
  5. 前記ロングゴデット(8.1)のうちの1つの前記ゴデット周壁(8.2)が、少なくとも、前記ショートゴデット(7.1)のうちの1つのゴデット周壁(7.2)の周壁直径(D)よりも1.8〜3倍大きく形成されている周壁直径(D)を有している、請求項2から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 前記第1のゴデット群(7)の前記ショートゴデット(7.1)と、前記第2のゴデット群(8)の隣接するロングゴデット(8.1)とが、互いに対して軸平行に配置されていて、前記糸を延伸するための延伸領域を形成している、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 前記ロングゴデット(8.1)の前記ゴデット周壁(8.2)が、熱絶縁されたゴデットボックス(14)内に配置されていて、該ゴデットボックス(14)が、前記第1のゴデット群(7)の前記ショートゴデット(7.1)および前記第3のゴデット群(9)の前記ショートゴデット(9.1)のために、それぞれ複数の糸開口(14.1,14.2)のうちの1つを有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 前記第1のゴデット群(7)の前記ショートゴデット(7.1)の前記ゴデット周壁(7.2)が、同一に形成されていて、非加熱式に構成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 前記第3のゴデット群(9)の前記ショートゴデット(9.1)の前記ゴデット周壁(9.2)が、同一に形成されていて、非加熱式に構成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 前記冷却ユニット(2)と前記第1のゴデット群(7)との間に、糸を湿らせるための油剤塗布ユニット(3)が配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
JP2020505134A 2017-08-01 2018-07-25 合成糸を製造する装置 Pending JP2020529527A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102017007284.1 2017-08-01
DE102017007284 2017-08-01
PCT/EP2018/070194 WO2019025263A1 (de) 2017-08-01 2018-07-25 Vorrichtung zur herstellung von synthetischen fäden

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020529527A true JP2020529527A (ja) 2020-10-08

Family

ID=63014567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020505134A Pending JP2020529527A (ja) 2017-08-01 2018-07-25 合成糸を製造する装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2020529527A (ja)
CN (1) CN110997991A (ja)
DE (1) DE112018003953A5 (ja)
WO (1) WO2019025263A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3137926A1 (fr) * 2022-07-18 2024-01-19 Decathlon Procédé de fabrication d’un fil élastique par extrusion filage à voie fondue

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040816A (ja) * 1973-08-10 1975-04-14
JPH0827617A (ja) * 1993-04-29 1996-01-30 Neumuenstersche Mas & Anlagenbau Gmbh ゴデットを誘導加熱する方法及び誘導加熱式ゴデット
JPH08176963A (ja) * 1994-10-25 1996-07-09 Asahi Chem Ind Co Ltd 高タフネスポリヘキサメチレンアジパミド繊維およびその製造方法
JP2004526885A (ja) * 2001-05-25 2004-09-02 バルマーク アクチエンゲゼルシヤフト ゴデット
JP2014029049A (ja) * 2012-06-27 2014-02-13 Tmt Machinery Inc 紡糸延伸装置
JP2015055012A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 Tmtマシナリー株式会社 糸加熱ローラの保温箱及びその製造方法
WO2016058873A1 (de) * 2014-10-18 2016-04-21 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines multifilen fadens aus einer polyamidschmelze
WO2016062625A1 (de) * 2014-10-25 2016-04-28 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines multifilen fadens

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2007935B1 (de) * 2006-04-05 2013-08-21 Oerlikon Textile GmbH & Co. KG Verfahren und vorrichtung zum abziehen und verstrecken eines multifilen fadens
ATE489495T1 (de) * 2007-02-16 2010-12-15 Oerlikon Textile Gmbh & Co Kg Galette
EP2456913B1 (de) * 2009-07-24 2015-09-23 Oerlikon Textile GmbH & Co. KG Verfahren zum schmelzspinnen, verstrecken und aufwickeln eines multifilen fadens sowie eine vorrichtung zur durchführung des verfahrens
CN103866414B (zh) * 2012-12-11 2017-06-23 日本Tmt机械株式会社 纺丝牵引装置
WO2016005063A1 (de) * 2014-07-08 2016-01-14 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren und vorrichtung zur herstellung synthetischer vollverstreckter fäden

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040816A (ja) * 1973-08-10 1975-04-14
JPH0827617A (ja) * 1993-04-29 1996-01-30 Neumuenstersche Mas & Anlagenbau Gmbh ゴデットを誘導加熱する方法及び誘導加熱式ゴデット
JPH08176963A (ja) * 1994-10-25 1996-07-09 Asahi Chem Ind Co Ltd 高タフネスポリヘキサメチレンアジパミド繊維およびその製造方法
JP2004526885A (ja) * 2001-05-25 2004-09-02 バルマーク アクチエンゲゼルシヤフト ゴデット
JP2014029049A (ja) * 2012-06-27 2014-02-13 Tmt Machinery Inc 紡糸延伸装置
JP2015055012A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 Tmtマシナリー株式会社 糸加熱ローラの保温箱及びその製造方法
WO2016058873A1 (de) * 2014-10-18 2016-04-21 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines multifilen fadens aus einer polyamidschmelze
WO2016062625A1 (de) * 2014-10-25 2016-04-28 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines multifilen fadens

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019025263A1 (de) 2019-02-07
DE112018003953A5 (de) 2020-05-07
CN110997991A (zh) 2020-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5431460B2 (ja) マルチフィラメント糸を溶融紡糸し、延伸しかつ巻き上げる方法並びにこの方法を実施する装置
JP5575238B2 (ja) マルチフィラメントヤーンを溶融紡糸し延伸し巻き取る方法ならびにマルチフィラメントヤーンを溶融紡糸し延伸し巻き取る方法を実施する装置
JP6016919B2 (ja) 合成糸を溶融紡糸し、引出し、延伸し、緩和し、巻取る装置
JP5562417B2 (ja) 合成糸を引出しかつ延伸するための方法並びに該方法を実施する装置
KR101004979B1 (ko) 방사 및 권취 장치
JP6490074B2 (ja) 複数の合成糸を製造する装置
JP5937945B2 (ja) 紡糸延伸装置
JP6580120B2 (ja) 完全延伸された合成糸を製造する方法および装置
JP2012500909A (ja) マルチフィラメント糸を溶融紡糸し、延伸しかつ巻き上げる方法並びにこの方法を実施する装置
CN105593416B (zh) 制造全牵伸合成纱线的方法和装置
EP3095900B1 (en) Combined yarn producing device
JP6016914B2 (ja) 溶融紡糸装置
CN107109704B (zh) 用于生产复丝纱的方法和设备
JP2020529527A (ja) 合成糸を製造する装置
JP4819824B2 (ja) 溶融紡糸に際してマルチフィラメント糸を案内しかつ交絡する装置
EP3012355B1 (en) Method of drawing a spun yarn
US10407800B2 (en) Method and device for producing a multifilament thread from a polyamide melt
JP5738321B2 (ja) 多数の合成糸を引き出しかつ巻き取るための装置
JP2020529533A (ja) 糸群を引き出しかつ巻き取る装置
JP3951871B2 (ja) 合成繊維の製造装置および方法
JP2024030477A (ja) 紡糸引取装置
JP2024505293A (ja) 合成糸を溶融紡糸し、延伸し、緩和する方法、およびその方法を実施するための装置
JP6507043B2 (ja) 紡糸引取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230322

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231011