JP6490074B2 - 複数の合成糸を製造する装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載された、複数の合成糸を選択的に単糸又は複合糸として製造する装置に関する。
このような装置は、DE102009038496A1に基づいて公知である。
繊維工業にとって必要な合成糸は、その使用に応じて、マルチフィラメント糸を溶融紡糸する種々様々な装置を用いて製造される。例えば、いわゆるPOY糸(半延伸糸)を製造する場合には糸群を溶融紡糸の後で2つのゴデットによって引き出し、次いでパッケージに巻き取ることが通常である。POY糸は、次いで好ましくはテクスチャリング加工機を用いて実施されるテクスチャリング加工プロセスに対する前製品である。
溶融紡糸プロセス後に直ぐに面状製品にさらに加工するのに適している、合成糸は、FDY糸(完全延伸糸)と呼ばれる。このような糸は、溶融紡糸後に、複数のゴデットを備えた少なくとも1つの延伸装置において延伸される。従って、そのために使用される装置は複数のゴデットを有しており、これらのゴデットは、糸を引き出し、延伸しかつリラクゼーション処理する。
繊維工業において必要な別の糸型式は、いわゆる飾糸である。このような飾糸は、互いに異なった物理特性を有する複数の糸を一緒に案内することによって形成される。これによって、例えば構造効果、光沢効果又は色彩効果のような特定の糸効果を、直接、溶融紡糸プロセスにおいて生ぜしめることができるので、このような複合糸も直接、繊維面状製品に加工することができる。しかしながら飾糸は流行の影響を受けるので、飾糸の需要及び使用は、極めて大きな変化にさらされている。
複数の合成糸を製造する公知の装置は、選択的にPOY糸、FDY糸又は飾糸を製造する可能性を提供している。POY糸及びFDY糸は、ここでは単糸と呼ばれる。それというのは、POY糸及びFDY糸はそれぞれ、すべて同じ物理特性を有する多数のフィラメント糸から形成されているからである。これに対して飾糸は、ここでは複合糸と呼ばれる。それというのは、飾糸は、互いに異なった物理特性をもって形成された少なくとも2つのフィラメント束から形成されているからである。
選択的に単糸又は複合糸を製造するために、公知の装置では、互いに無関係にそれぞれ1つの溶融物源に接続された複数の紡糸ノズルグループが使用される。紡糸ノズルグループには、所属のゴデットシステムと共働する2つの糸捕集装置のうちのそれぞれ1つが対応配置されている。ゴデットシステムには、2つの巻取りユニットグループを備えた2つの別個の巻取り機が対応配置されている。選択的に単糸又は複合糸を製造できるようにするために、公知の装置では構造転換処置が必要である。例えば複合糸を製造する場合には、巻取り機のうちの1つが、複合糸の糸群を1つのゴデットシステムから受け入れてパッケージに巻き取ることができるように、構造転換される。さらに、POY特性を有する単糸又はFDY特性を有する単糸を選択的に製造できるようにするために、ゴデットシステムの構造転換が必要である。
基本的に従来技術においてはまた、合成糸を製造する装置も公知であり、このような装置では、糸が複数の紡糸ノズルグループから生ぜしめられる。例えばWO2005052226A1に基づいて公知の装置では、もっぱら多数の単糸が2つの紡糸ノズルグループによって製造される。これらの紡糸ノズルグループには、1つの糸捕集装置と1つのゴデットシステムが、POY特性を有する単糸を製造するために対応配置されている。しかしながらこのような装置は、選択的に単糸又は複合糸を製造するためにはまったく適していない。
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の、複数の合成糸を選択的に単糸又は複合糸として製造する装置を改良して、装置の構造転換処置が必要のない装置を提供することである。
本発明の別の目的は、高いフレキシビリティをもって単糸及び複合糸の必要に応じた製造を可能にする、複数の合成糸を製造する装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、1つの共通の糸捕集装置が、糸走路において紡糸ノズルグループとゴデットとの間に配置されており、糸捕集装置に、ゴデットの、第1の鉛直な糸走路平面を形成する第1の引出しゴデットと、糸走路において引出しゴデットに後置された、別の糸走路平面を形成するガイドゴデット又はガイドローラと、が対応配置されている。
本発明の別の好適な態様は、各従属請求項に記載の特徴及び特徴の組合せによって確定されている。
本発明の特別な利点として、次のことがある。すなわち本発明に係る装置では、選択的に単糸又は複合糸を所望の物理特性をもって形成するために、紡糸装置と巻取り装置との間には、ただ1つの糸捕集装置と1つのゴデットシステムしか配置されていない。本発明に係る装置は、構造転換処置なしに、POY特性を有する多数の単糸、FDY特性を有する複数の単糸、又は特殊飾を有する複数の複合糸を製造することができる。第1の引出しゴデット及び後置されたガイドゴデットが糸捕集装置に対応配置されていることによって、糸型式に応じて、糸走路平面のうちの1つを、糸を案内するために使用することができる。これによって糸群を、ゴデットにおける処理順序に関連して、糸捕集装置の直後にゴデットシステムに導入するか、又は最初に、後置されたガイドゴデットを通してゴデットシステムの部分領域に引き渡すことができる。複合糸を製造するためには、糸は両方の糸走路平面を介してゴデットシステムに供給される。ゴデットに前置された糸捕集装置によって、さらに、すべての糸群を一緒に捕捉できる箇所が確定されている。
紡糸装置からの糸の引出し及び引渡し時に、可能な限り大きな変向を回避するために、本発明に係る装置の好適な態様では、引出しゴデット及び後置されたガイドゴデット又はガイドローラは、糸捕集装置に対して、それぞれ形成された糸走路平面同士が間に0°〜15°の範囲における角度を成すように配置されている。
このとき糸の糸ガイドを保証するのに好適な糸捕集装置の構成では、糸捕集装置は、糸を案内する少なくとも1つのコーム式糸ガイドと、糸吸込み装置を備えた糸切断装置とを有している。コーム式糸ガイドは、多数の糸を、糸相互間に予め設定された間隔をおいて案内することを可能にする。例えば糸を、4mm〜10mmの範囲における小さな間隔をもって、互いに平行に並べて一緒にゴデットを介して案内することができる。
本発明の別の好適な態様によれば、ゴデットは、1つの糸走路に対して、1回の巻掛けで配置されており、糸走路において引出しゴデットに後続の別のガイドゴデットが、糸を延伸及び案内するために、糸走路平面のそばにおいて側方に保持されている。このように構成することによって、引出しゴデットもしくはガイドゴデットによって確定されている、糸の走入高さに応じて、糸の処理を様々異なった形態で実施することを保証することができる。
単糸又は複合糸においてフィラメントのまとまりを改善するために、本発明の別の態様では、交絡装置が、2つのガイドゴデットの間に配置されており、該交絡装置は、単糸又は複合糸を選択的に交絡する複数の処理通路を有している。このような交絡装置は、好ましくは、単糸又は複合糸における糸結合部(Fadenschluss)を巻取りの前に生ぜしめるために、ゴデットシステムの端部に保持される。
糸の押出しは、任意の形式で、複数の紡糸ノズルグループによって実施することができる。このとき本発明の態様では、紡糸ノズルグループは、それぞれ複数の溶融物入口を備えた複数の多重紡糸ノズルによって形成されており、該多重紡糸ノズルは、列型に1つの紡糸ビームに保持されている。このような多重紡糸ノズルは、糸を狭いピッチで互いに並べて形成することができる、という特別な利点を有している。
しかしながらまた択一的に、紡糸ノズルグループの紡糸ノズルが、互いに並んで保持されている複数の紡糸ビームに分配配置されているような態様も可能である。
プロセスの終了時に必要に応じて、すべての単糸又は複合糸を巻き取ることができるようにするために、別の態様では、巻取りユニットグループは、少なくとも2つの別個の巻取り機に分配されており、該巻取り機は互いに鏡像対象に向かい合って位置していて、互いに独立して無関係に制御可能である。しかしながら単糸の製造時には、好ましくは、2つの巻取り機が巻取りユニットグループを作動させるために使用される。
装置の極めてコンパクトな配置形態を得ることができる本発明の別の態様では、ゴデットは、糸が巻取りユニットグループに巻取り機の端面領域から供給可能であるように、巻取り機の上における保持フレームに保持されている。このように構成されていると、処理間隔から巻取り間隔に糸群を拡開させることが不要になる。糸群は、好ましくは、複数の変向ローラを介して巻取りユニットに供給することができる。
FDY特性を有する単糸の処理は、好ましくは油剤供給されていない糸において実施されるということが、分かっている。これによって、湿潤された糸を加熱するために通常必要である追加的な熱エネルギを、節約することができる。このような場合のために、本発明の特に好適な態様では、糸捕集装置に、糸に油剤を供給する第1の油剤供給ステーションが対応配置されており、ガイドゴデットの間に、糸に油剤を供給する第2の油剤供給ステーションが対応配置されており、両油剤供給ステーションは、互いに無関係に独立して制御可能に形成されている。これによって、糸を押出しの直後で延伸の前に、又は延伸の後で、又は両油剤供給ステーションにおいて、油剤供給することができる。これによって、糸を製造するための高いフレキシビリティが保証されている。
次に図面を参照しながら、本発明に係る装置の幾つかの実施形態を詳説する。
本発明に係る装置の第1実施形態を概略的に示す横断面図である。 図1に示した実施形態を概略的に示す縦断面図である。 図1に示した実施形態のゴデットシステムを、複数の運転状態において概略的に示す図である。 紡糸装置の別の実施形態を概略的に示す横断面図である。 本発明に係る装置の紡糸装置のさらに別の実施形態を異なった視線方向で概略的に示す図である。
図1及び図2には、本発明に係る複数の合成糸を製造する装置の第1実施形態が、複数の方向から見た図で示されている。図1には、装置は横断面図で示され、図2には縦断面図で示されている。両方の図のうちの1つを明瞭に参照しない限りは、以下の記載は両方の図に対するものである。
図1及び図2に示した装置は、2つの紡糸ノズルグループ2,3を有している。紡糸ノズルグループ2及び紡糸ノズルグループ3はそれぞれ、全部で4つの個別の紡糸ノズルを、列型配置形式で有している。特に図2における記載から分かるように、両方の紡糸ノズルグループ2,3及びその紡糸ノズルは、マルチ紡糸ノズルもしくは多重紡糸ノズル4.1〜4.4によって形成される。従って各多重紡糸ノズル4.1〜4.4は、紡糸ノズルグループ2の1つの紡糸ノズル2.1と紡糸ノズルグループ3の1つの紡糸ノズル3.1とをそれぞれ有している。このような多重紡糸ノズル4.1〜4.4は、1つのノズルユニットに、溶融物が別個の溶融物入口を介して供給される2つの紡糸ノズルが組み込まれていることによって傑出している。
紡糸ノズルグループ2,3を備えた多重紡糸ノズル4.1〜4.4は、紡糸ビーム1に配置されている。この紡糸ビーム1は加熱可能に形成されており、このとき紡糸ビーム1は好ましくは供給路及び排出路を介して伝熱体回路に接続されている。紡糸ビーム1の上側には、駆動される紡糸ポンプ5が配置されており、この紡糸ポンプ5は、マルチポンプとして形成されていて、複数の分配管路7を介して紡糸ノズル2.1〜2.4,3.1〜3.4に接続されている。紡糸ポンプ5は、溶融物供給路6を介して溶融物源、例えば押出し機に接続されている。
紡糸ビーム1の下には、冷却装置8が配置されている。この冷却装置8は、本実施形態では、横方向流吹付け装置として構成されている。そのために紡糸ノズルグループ2,3に対して横方向に、紡糸ビーム1の下には、押し出されたフィラメントに向けられたブロー壁10を備えたブロー室11が形成されている。このブロー室11は、冷却空気源に接続されていて、ブロー壁10を介して、冷却ダクト9内に流入する冷却空気流を生ぜしめる。冷却ダクト9は、紡糸ノズルグループ2,3の下において延びている。
冷却ダクト9の下において、紡糸ノズルグループ2,3の各紡糸ノズルには、それぞれ1つの糸ガイド12が対応配置されており、これによって押し出されたフィラメントを、糸毎に束ねることができる。
糸ガイド12には、糸走路において糸捕集装置16が対応配置されており、この糸捕集装置16によって、紡糸ノズルを通して押し出された糸が、互いに処理間隔をおいて位置させられる。従って、冷却ダクト9の下における糸ガイド12と糸捕集装置16との間において、糸は変向させられる。このような糸の変向は、必要に応じて、1つの糸グループとして又は糸の間に比較的狭い糸間隔を有する2つの別個の糸グループとして、糸を一緒に処理することを可能にする。
本実施形態では、糸捕集装置16は、各糸に対してそれぞれ別個のガイド溝を有するコーム式糸ガイド17によって形成されている。このコーム式糸ガイド17は、リニア駆動装置18に連結されているので、コーム式糸ガイド17は運転位置と変位位置との間において案内可能である。変位位置においてコーム式糸ガイド17は、糸切断装置19及び糸吸込み装置20と共働する。このようにすると、例えば、両方の糸グループの全糸群を一緒に、糸切れ時に糸切断装置19によって切り離すこと、及び糸吸込み装置20を介して1つの廃棄容器に導くことができる。
糸捕集装置16の後には、糸走路においてゴデットシステム21が配置されている。
ゴデットシステム21を説明するために、追加的に、図1に示したゴデットシステムを拡大して示す図3.1を参照する。従って以下の記載は、図1〜図3.1に対するものである。
ゴデットシステム21は、糸走行方向において第1の引出しゴデット22を有していて、この引出しゴデット22は、糸捕集装置16と共に、鉛直な第1の糸走路平面23.1を形成している。引出しゴデット22には、互いに上下に配置された複数のガイドゴデット24.1,24.2,24.3,24.4が続いている。これらのガイドゴデット24.1〜24.4は、ゴデットシステム21において延伸区間を形成しており、このときガイドゴデット24.2とガイドゴデット24.3との間には、ガイドローラ25が配置されている。ガイドゴデット24.1〜24.4及びガイドローラ25は、S字形の糸走路に配置されているので、糸群はガイドゴデット24.1〜24.4の周囲に1回巻き掛けられて案内可能である。
ゴデットシステム21の下側領域には、さらなる糸ガイドのために2つの別のガイドゴデット24.5,24.6が配置されている。引出しゴデット22に後置されたガイドゴデット24.5は、糸捕集装置16とガイドゴデット24.5との間に第2の糸走路平面23.2が生じるように配置されている。この第2の糸走路平面23.2は、図1及び図3.1に破線で示されている。ゴデットシステム21において引出しゴデット22及び後置されたガイドゴデット24.5は、糸捕集装置16に対して、糸走路平面23.1と糸走路平面23.2との間に角度が形成されるように配置されている。図3.1においてこの角度は、符号αで示されている。
糸捕集装置16と引出しゴデット22との間及び糸捕集装置16とガイドゴデット24.5との間に形成される糸走路平面は、両方の紡糸ノズルグループ2,3の糸群を分離するため及び別個に引き出すために適している。しかしながらまた択一的に、紡糸ノズルグループ2,3のすべての糸を一緒に糸走路平面23.1において引出しゴデット22を介して案内すること、又は一緒に糸走路平面23.2を通してガイドゴデット24.5を介して案内するも可能である。引出し時に糸において不都合な変位が生じないようにするために、糸捕集装置16に対する引出しゴデット22及びガイドゴデット24.5の配置形態は、糸走路平面23.1と糸走路平面23.2との間において生じる角度αが0°〜15°の範囲にあるように選択されている。このようにすると、ゴデット22,24.5によって準備された、糸を処理するすべての装置を、ゴデットシステム21における糸の案内とは無関係に利用することができる。
特に図1及び図3.1における記載から分かるように、ガイドゴデット24.4とガイドゴデット24.5との間には油剤供給ステーション13.2が配置されている。この油剤供給ステーション13.2は、湿し手段14.2と調量手段15.2とを有しており、これによって油剤供給ステーション13.2において選択的に、ガイドゴデット24.4とガイドゴデット24.5との間において案内される糸に対して、湿潤処理を実施することができる。
図1及び図2における記載から明らかなように、油剤供給ステーション13.2は、第2の油剤供給ステーション13.1と共働する。油剤供給ステーション13.1は、冷却ダクト9の下において糸ガイド12に直に対応配置されており、これによって、押し出されたばかりのフィラメントを冷却後に湿潤させることができる。油剤供給ステーション13.1もまた同様に、湿し手段14.1及び調量手段15.1を有している。油剤供給ステーション13.1も同様に制御可能に構成されているので、選択的に糸は冷却後に湿潤可能である。
図1、図2及び図3.1における記載から分かるように、最後のガイドゴデット24.6の前には交絡装置26が配置されている。交絡装置26は、複数の処理通路27を有しており、これらの処理通路27内には、糸を交絡させるために、それぞれ圧縮空気が供給可能である。このような交絡装置26は、以前から公知であるので、ここではさらなる説明を省く。交絡装置26の処理通路27は、選択的に1つ又は複数の糸がその中を案内可能であるように構成されている。従って交絡装置26は、複数の単糸又は複数の複合糸を生ぜしめるために好適に使用することができる。
図1及び図2の記載から分かるように、ゴデットシステム21のゴデットは、保持プレート29に配置されており、この保持プレート29は保持フレーム28に支持されている。保持プレート29は、前側にゴデットのガイド周壁44を保持しかつ背側にゴデット駆動装置45を保持するのに、特に適している。加熱式又は非加熱式に構成可能なガイド周壁44の、汎用の形式で構成されたハウジング、及びゴデット駆動装置45のハウジングは、ここでは図示されていない。
ゴデットシステム21の下には、2つの巻取り機30.1,30.2が互いに鏡面対称に配置されている。両巻取り機30.1,30.2は、保持フレーム28によって取り囲まれており、このときゴデットシステム21を備えた保持プレート29は、巻取り機30.1,30.2の前側の端面領域に配置されている。
巻取り機30.1,30.2は、同一に構成されていて、それぞれ1つの巻取りユニットグループ31,32を有している。図1には、巻取り機30.1の巻取りユニットグループ31が示されている。この巻取りユニットグループ31は、全部で4つの巻取りユニット31.1〜31.4を有している。これらの巻取りユニット31.1〜31.4は、巻取りスピンドル33.1に沿って形成されている。巻取りユニット31.1〜31.4はそれぞれ綾振り装置35及び変向ローラ36を有しており、これによって変向ローラ36を介して供給される糸を巻き取ることができる。このとき糸は巻取りユニット31.1〜31.4において、圧着ローラ34によってパッケージ38の表面に巻き付けられる。
巻取りユニット31.1〜31.4には第2の巻取りスピンドル33.2が対応配置されており、両巻取りスピンドル33.1,33.2は、巻取りリボルバ37に保持されている。これによって巻取りユニット31.1〜31.4において糸を連続的に巻き取ることができる。
巻取り機30.2もまた同様に第2の巻取りユニットグループ32を備えて形成されており、そしてこの第2の巻取りユニットグループ32にも同様に、4つの巻取りユニット32.1〜32.4が設けられている。
ここで付言しておくと、グループ毎の紡糸ノズルの数及び巻取りユニットの数は、一例である。基本的には、4つよりも多くの糸を1つの糸グループとして紡糸し、延伸しかつ巻き取ることも可能である。
本発明に係る装置の、図1及び図2に示した実施形態は、FDY特性を有する複数の単糸が製造される運転状態で示されている。このような糸製造のために、両方の紡糸ノズルグループ2,3によって紡糸された糸は、一緒に1つの糸群として、引出しゴデット22によって引き出される。引出しゴデット22への途中で、糸ガイド12による束ね及び糸捕集装置16によるまとめが行われる。油剤供給ステーション13.1は不作動であるので、糸は乾燥状態で紡糸ノズルグループ2,3の紡糸ノズルから引き出される。符号46で示された糸は、S字形の糸走路でゴデットシステム21を通して導かれ、このとき少なくともガイドゴデット24.1〜24.4は、加熱されたガイド周壁を有している。特にガイドゴデット24.2,24.3は、糸を延伸させるために比較的大きな速度差をもって駆動される。
延伸の後で、糸は第2の油剤供給ステーション13.2において湿潤され、次いでガイドゴデット24.5,24.6を介して巻取りユニットグループ31,32に案内される。まず糸は個々に交絡装置26によって処理され、これによって紡糸ノズルグループ2,3を通して押し出された各糸から、FDY特性を有するそれぞれ1つの単糸が製造可能である。
複合糸又は単糸の製造は、主としてゴデットシステムにおける糸の処理によって確定されるので、以下においては、図3.2及び図3.3を参照しながら、図1及び図2に示した本発明に係る装置の択一的な運転形式について記載する。
図3.2には、複合糸の製造時のゴデットシステム21における糸走路状態が示されている。本実施形態では、第1の糸グループ47.1は、第1の糸走路平面23.1において引出しゴデット22を介してゴデットシステム21に導入される。糸グループ47.1は、後続のガイドゴデットにおいて延伸される。これに対して第2の糸グループ47.2は、第2の糸走路平面23.2において直接、糸捕集装置16から、ガイドゴデット24.5を介してゴデットシステム21に導入される。糸グループ47.2の糸は、これによってPOY特性を得る。ガイドゴデット24.5においては、第2の糸グループ47.2は、FDY特性を有する各1つの糸とPOY特性を有する糸とが一緒に、交絡装置26の処理通路27を通して導かれるように案内される。両方の単糸は、好ましくは複合糸にまとめることができる。これによって糸グループ47.1,47.2の糸を、複数の複合糸の1つのグループにまとめることができる。次いで複合糸は、巻取りユニットグループ31,32のうちの1つの巻取りユニットグループ31又は32の巻取りユニットにおいてパッケージに巻き取られる。このようにして図1及び図2に示した装置は、択一的に、複数の複合糸を製造するために使用することができる。この場合糸グループ47.1の糸は、好ましくは油剤供給ステーション13.2によって湿潤され、糸グループ47.2の糸は、好ましくは油剤供給ステーション13.1によって湿潤される。
図1及び図2に示した装置は、しかしながらまた択一的に、構造転換もしくは改造することなしに、POY特性を有する単糸を製造するためにも使用することができる。ゴデットシステム21においてこのときに生じる糸走路は、図3.3の記載に示されている。ここでは、紡糸ノズルグループ2,3の紡糸ノズルを通して押し出された糸46は、一緒に、第2の糸走路平面23.2において案内され、ガイドゴデット24.5によって引き出される。交絡装置26における糸の交絡後に糸46は、最後のガイドゴデット24.6を介して、巻取りユニットグループ31,32の巻取りユニットに案内される。最後のガイドゴデット24.6は、ゴデットシステム21の下側領域において、好ましくは、巻取りユニットグループ31,32の巻取りユニットに対して側部に保持されており、このようになっていると、糸をほぼ水平な分配平面から巻取りユニットに分配することができる。図1及び図2に示した本発明に係る装置は、特にコンパクトにかつ操作しやすく構成されている。
図1及び図2に示した、糸を溶融紡糸し、引き出しかつ延伸し、さらに巻き取る装置は、一例である。このときに重要なのは、溶融紡糸する装置に、1つの共通の糸捕集装置と、ゴデットシステムが対応配置されていて、このゴデットシステムのゴデット配置形態が、糸捕集装置と共に2つの糸走路平面を形成していて、糸を処理するために異なったゴデット配置形態に糸を選択的に走入するようになっていることである。ゆえにゴデットシステム21のゴデットは、好ましくは個別駆動装置を備えており、これによって使用及びプロセスに応じて特定の周速度を調節することができるようになっている。ガイドゴデットの代わりに、駆動されるガイドローラを使用することも可能であり、このようにすると、第2の糸走路平面を糸捕集装置と駆動されるガイドローラとの間に形成するという可能性も得られる。
糸の溶融紡糸のために、択一的に、例えば図4に示すような紡糸装置の配置形態を選択することもできる。この例では、紡糸ノズルグループ2,3は、互いに並んで1つの紡糸ビーム1に保持されているそれぞれ別個の紡糸ノズル2.1,3.1によって形成されている。紡糸ビーム1の下側において列型に互いに並んで又は互いにずらされて紡糸ノズルグループ2,3を形成する紡糸ノズル3.1,2.1の下には、冷却ダクト9が形成されており、この冷却ダクト9は、両側に、各1つのブロー室11.1,11.2を備えた各1つのブロー壁10.1,10.2を有している。
冷却ダクト9の下において紡糸ノズル2.1,3.1には、糸ガイド12と、第1の油剤供給ステーション13.1の湿し手段14.1,14.2とが対応配置されている。湿し手段14.1は紡糸ノズルグループ2に対応配置され、かつ湿し手段14.2は紡糸ノズルグループ3に対応配置されている。湿し手段14.1,14.2は、別個の調量手段15.1,15.2に接続されているので、第1の油剤供給ステーション13.1を選択的に、1つの糸群を湿潤するため又は両方の糸群を湿潤するために使用することができる。
しかしながらまた、例えば図5.1及び図5.2に示したような紡糸装置も可能である。例えば図1及び図2に示した装置において択一的に使用することができる紡糸装置が、図5.1には横断面図で示され、図5.2には縦断面図で示されている。本実施形態では、2つの紡糸ビーム1.1,1.2が互いに平行に並んで配置されており、このとき各紡糸ビーム1.1,1.2はそれぞれ紡糸ノズルグループ2,3の複数の紡糸ノズルを保持している。本実施形態では紡糸ノズルグループ2も同様に、4つの紡糸ノズル2.1,2.2,2.3,2.4によって示されている。紡糸ビーム1.1,1.2の下に配置された冷却装置8は、本実施形態では各紡糸ノズル2.1〜2.4,3.1〜3.4に対して、上側の圧力室40に配置されたそれぞれ1つのスクリーンシリンダ39を有している。これらのスクリーンシリンダ39は、圧力室40を下側まで貫通しており、この下側においては、管片43がそれぞれスクリーンシリンダ39に接続している。これらの管片43は分配室41内に挿入されており、この分配室41は、一方では冷却空気接続部42を介して冷却空気源に連結されており、かつ他方では、圧力室40への接続部を有している。このようにして、押し出されたフィラメントを冷却するために、半径方向で外側から内側に向かって流れる冷却空気流が生ぜしめられる。
図5.1及び図5.2に示した冷却装置8は、所望の糸型式に応じて選択されるので、実施形態において示した冷却装置は相互に交換可能である。
図5.1及び図5.2に示した実施形態では、糸を束ねるために、糸ガイド18と油剤供給ステーション13.1の湿し手段14.1とが組み合わせられている。しかしながら基本的には、図示の実施形態において、束ねるための図示したすべての態様を択一的に使用することができる。
1,1.1,1.2 紡糸ビーム
2 紡糸ノズルグループ
2.1,2.2,2.3,2.4 紡糸ノズル
3 紡糸ノズルグループ
3.1,3.2,3.3,3.4 紡糸ノズル
4.1,4.2,4.3,4.4 多重紡糸ノズル
5,5.1,5.2 紡糸ポンプ
6,6.1,6.2 溶融物供給路
7 分配管路
8 冷却装置
9 冷却ダクト
10,10.1,10.2 ブロー壁
11,11.1,11.2 ブロー室
12 糸ガイド
13.1,13.2 油剤供給ステーション
14.1,14.2 湿し手段
15.1,15.2 調量手段
16 糸捕集装置
17 コーム式糸ガイド
18 リニア駆動装置
19 糸切断装置
20 糸吸込み装置
21 ゴデットシステム
22 引出しゴデット
23.1,23.2 糸走路平面
24.1〜24.6 ガイドゴデット
25 ガイドローラ
26 交絡装置
27 処理通路
28 保持体フレーム
29 保持体プレート
30.1,30.2 巻取り機
31 巻取りユニットグループ
31.1〜31.4 巻取りユニット
32 巻取りユニットグループ
32.1〜32.4 巻取りユニット
33.1,33.2 巻取りスピンドル
34 圧着ローラ
35 綾振り装置
36 変向ローラ
37 巻取りリボルバ
38 パッケージ
39 スクリーンシリンダ
40 圧力室
41 分配室
42 冷却空気接続部
43 管片
44 ガイド周壁
45 ゴデット駆動装置
46 糸
47.1,47.2 糸グループ

Claims (9)

  1. 複数の合成糸を選択的に単糸又は複合糸として製造する装置であって、少なくとも2つの糸グループ(47.1,47.2)を紡糸する複数の紡糸ノズルグループ(2,3)と、該紡糸ノズルグループ(2,3)に対応配置された、糸を引き出しかつ/又は延伸するゴデット(21)と、単糸又は複合糸として糸を巻き取る複数の巻取りユニットグループ(31,32)と、を備えた装置において、
    1つの共通の糸捕集装置(16)が、糸走路において前記紡糸ノズルグループ(2,3)と前記ゴデット(21)との間に配置されており、前記糸捕集装置(16)に、前記ゴデット(21)の、第1の鉛直な糸走路平面(23.1)を形成する第1の引出しゴデット(22)と、前記糸走路において前記引出しゴデット(22)に後置された、別の糸走路平面(23.2)を形成するガイドゴデット(24.5)又はガイドローラと、が対応配置されており、
    前記引出しゴデット(22)及び前記後置されたガイドゴデット(24.5)又はガイドローラは、前記糸捕集装置(16)に対して、それぞれ形成された前記糸走路平面(23.1,23.2)同士が間に0°〜15°の範囲の角度(α)を成すように配置されている、
    ことを特徴とする、複数の合成糸を製造する装置。
  2. 前記糸捕集装置(16)は、糸を案内する少なくとも1つのコーム式糸ガイド(17)と、糸吸込み装置(20)を備えた糸切断装置(19)とを有している、請求項1載の装置。
  3. 前記ゴデット(21)は、1つの糸走路に対して、1回の巻掛けで配置されており、糸走路において前記引出しゴデット(22)に後続の、糸を延伸及び案内する別のガイドゴデット(24.1〜24.6)が、前記糸走路平面(23.1,23.2)のそばにおいて側方に保持されている、請求項1又は2記載の装置。
  4. 交絡装置(26)が、2つのガイドゴデット(24.5,24.6)の間に配置されており、該交絡装置(26)は、単糸又は複合糸を選択的に交絡する複数の処理通路を有している、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  5. 前記紡糸ノズルグループ(2,3)は、それぞれ複数の溶融物入口(7)を備えた複数の多重紡糸ノズル(4.1〜4.4)によって形成されており、該多重紡糸ノズル(4.1〜4.4)は、列型に1つの紡糸ビーム(1)に保持されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  6. 前記紡糸ノズルグループ(2,3)の紡糸ノズル(2.1,3.1)は、複数の紡糸ビーム(1.1,1.2)に分配配置されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  7. 前記巻取りユニットグループ(31,32)は、少なくとも2つの別個の巻取り機(30.1,30.2)に分配されており、該巻取り機(30.1,30.2)は互いに鏡像対象に向かい合って位置していて、かつ互いに独立して無関係に制御可能である、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  8. 前記ゴデット(21)は、糸が前記巻取りユニットグループ(31,32)に前記巻取り機(30.1,30.2)の端面領域から供給可能であるように、前記巻取り機(30.1,30.2)の上における保持フレーム(28,29)に保持されている、請求項記載の装置。
  9. 前記糸捕集装置(16)に、糸に油剤を供給する第1の油剤供給ステーション(13.1)が対応配置されており、前記ガイドゴデット(24.4,24.5)の間に、糸に油剤を供給する第2の油剤供給ステーション(13.2)が対応配置されており、前記両油剤供給ステーション(13.1,13.2)は、互いに無関係に独立して制御可能に形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
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