JP6008341B2 - 卓上表示体 - Google Patents

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本発明は、机等に設置して使用される卓上カレンダー等の卓上表示体に関するものである。
例えば卓上表示体である卓上カレンダーには、6枚の表示シートが順次連結されて六角筒状に形成されると共に、内外逆になるように裏返しても六角筒状になるように構成されたカレンダー本体(表示体本体)を備え、このカレンダー本体をその筒軸方向が上下方向を向くように筒軸方向の一端部を設置するようにしたものがあり、表示シートの外面側に1月から6月までのカレンダー表示を施し、内面側に7月から12月までのカレンダー表示を施し、1月から12月までのカレンダー表示を見ることができるようにしたものがある(例えば特許文献1)。
また、他の従来の卓上カレンダーには、1枚の用紙の表裏に12ヶ月分のカレンダー表示を印刷し、各月の間に折り筋を付け、折り方によって、連続する総ての2ヶ月のカレンダー表示の組み合わせを上下に表示できるようにしたカレンダー本体を構成し、このカレンダー本体を連続する2ヶ月のカレンダー表示が上下に並ぶようにスタンド用ケースで起立状に保持するようにしたものがある(例えば特許文献2)。
実用新案登録第3175381号公報 特開2009−298131号公報
しかし、従来では、前者の場合、連続する2ヶ月分のカレンダー表示が120度の角度で互いに傾斜して左右に並んでおり、2ヶ月分が上下に連続するように並んでおらず、2ヶ月に跨ってカレンダー表示を見たい場合に、カレンダー表示が見づらかった。また、カレンダー本体は上部側と下部側とが同一の大きさであり、設置した際に、カレンダー本体の安定性が悪かった。
また、後者の場合、カレンダー本体を保持するためのスタンド用ケースが必要になり、卓上カレンダーの構成部材が多くなり、卓上カレンダー全体の製造が面倒で、製造費用が高く付くという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、表示体本体を安定に設置できると共に、連続する表示を楽に見ることができ、しかも、構成部材が少なくて、製造容易でかつ安価に製造することができる卓上カレンダー等の卓上表示体を提供することを目的としている。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、6枚の表示シート6が順次折曲自在に連結されていて筒状に形成される筒形成部3を有する表示体本体5を備え、前記表示シート6の各外面には順次表示13が施され、
前記筒形成部3は、2枚の表示シート6が底部に配置される底面部17と、他の2枚の表示シート6が底面部17の前端から起立される正面部18と、残りの2枚の表示シート6が底面部17の後端から起立される背面部19とを備えるように、三角形の筒状に保形可能とされ、
正面部18の表示シート6同士を略面一になる伸長状態に解除可能に保持する伸長保持手段14が具備されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記伸長保持手段14は、正面部18の表示シート6同士を略面一の伸長状態に引っ張るように筒形成部3内に内嵌される内嵌部材15で構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記伸長保持手段14は、隣り合う表示シート6の
境界部に設けた切起し片37又は境界部に突設した突出片47で構成され、切起し片37又は突出片47は隣り合う表示シート6を伸長状態に保持すべくその基端部で折曲自在とされている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記底面部17を2つの表示シート6同士が上方に向けて逆V字状に折曲した状態に保持する底部保持手段29が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記底部保持手段29は、底面部17の表示シート6同士が逆V字状に折曲すべく表示体本体5の下部を内嵌保持する筒状体51で構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記筒状体51は、光透過性を有するシートにより前壁部57と後壁部55と左右一対の側壁部56とを有する角筒状に形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記前壁部57の上部は、正面部18の2枚の表示シート6の境界部よりも上方突出されて、正面部18の表示シート6同士を伸長状態に保持する伸長保持手段14とされている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記後壁部55及び一対の側壁部56の上部は、前壁部57の上部に対応して正面部18の2枚の表示シート6の境界部よりも上方突出され、後壁部55の上部で背面部19の表示シート6同士を伸長状態に保持するように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記底部保持手段29は、逆V字状の挟持溝26を挟んで2股状に下方突出した一対の挟持部25を具備してなり、底面部17の表示シート6同士が挟持溝26に沿って逆V字状に折曲すべく一対の挟持部25で2つの表示シート6を挟むようにした点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記底部保持手段29は、1枚の厚紙で構成されて底面部17の下側に配置される設置シート40を具備し、この設置シート40の前後両端部に切り起こした係止片41が設けられ、前後の係止片41間に表示体本体5の正面部18と背面部19との下部を挟持させるようにした点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記表示体本体5は、筒形成部3の終端の表示シート6に折曲自在に連結された端部シート4を有し、
端部シート4の外面に、終端の表示シート6の表示13に続く表示13が施されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記表示体本体5は、1枚の厚紙により帯状に形成されており、筒形成部3が内外逆になるように裏返してもそれぞれ筒状になるように、筒形成部3の両端部が着脱自在に連結され、複数の表示シート6の表裏両面に表示13がそれぞれ施され、各表示シート6間に山折りと谷折りとの両方に折るための折れ線が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記内嵌部材15は、厚紙により表示体本体5とは別体に構成されており、筒形成部3内にその筒軸方向と直交する方向に配置される内嵌体21を備えると共に、内嵌体21の前部側又は後部側から折れ線を介してそれぞれ折曲された折曲縁部23を備え、内嵌体21は、筒形成部3の正面部18上部と背面部19上部との間に嵌合される三角形の嵌合頂部24と、正面部18又は背面部19の下部と逆V字状に折曲した底面部17との間にそれぞれ嵌合される一対の挟持部25とを有している点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、卓上表示体が卓上カレンダーであって、表示体本体5がカレンダー本体であり、表示13が1ヶ月ごとのカレンダー表示である点にある。
本発明によれば、卓上表示体を机の上等に設置した場合、正面部の2枚の表示シートに表示が上下に連続して表示されるため、2枚の表示シートの表示を略面一に上下に連続した状態で見ることが可能になり、非常に見やすくなり、便利である。また、卓上表示体を設置した際に、表示体本体は下方に向けて徐々に幅広になった状態になり、安定に設置することができる。しかも、表示体本体はそれのみで自立可能であるから、従来のように表
示体本体を保持するためのスタンド用ケースは不要になり、卓上表示体全体の構成部材が少なくなり、製造容易でかつ安価に製造することができる。
本発明の第1実施形態を示す卓上カレンダーの斜視図である。 同卓上カレンダーの1月の設置状態の正面図である。 同図2のA−A線断面図である。 同卓上カレンダーの6月の設置状態の正面図である。 同図4のB−B線断面図である。 同卓上カレンダーの7月の設置状態の正面図である。 同図6のC−C線断面図である。 同カレンダー本体の展開状態の平面図である。 同カレンダー本体の展開状態の底面図である。 同内嵌部材の展開状態の平面図である。 第2実施形態を示すカレンダー本体の展開状態の平面図である。 同端部シートを折曲した状態の要部の平面図である。 第3実施形態を示す卓上カレンダーの側面断面図である。 同カレンダー本体の展開状態の平面図である。 同カレンダー本体の展開状態の底面図である。 同設置シートの展開状態の平面図である。 第4実施形態を示す卓上カレンダーの斜視図である。 同卓上カレンダーの1月の設置状態の側面断面図である。 同卓上カレンダーの6月の設置状態の側面断面図である。 同卓上カレンダーの11月の設置状態の側面断図である。 同カレンダー本体の展開状態の平面図である。 同カレンダー本体の展開状態の底面図である。 同筒状体の展開状態の平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の第1実施形態を示している。図1〜図10において、卓上表示体である卓上カレンダー1は、筒形成部3と端部シート4とを有するカレンダー本体(表示体本体)5を備え、筒形成部3は6枚の表示シート6を有している。
カレンダー本体5は、1枚の厚紙により帯状に形成されていて、筒形成部3と端部シート4とを一体に有し、筒形成部3は6枚の表示シート6が折れ線a1を介して順次折曲自在に連結されている。
6枚の表示シート6には、筒形成部3の一端部(始端)から他端部(終端)に向けて、第1表示シート6a〜第6表示シート6fがあり、各表示シート6(6a,6b,6c,6d,6e,6f)間の折れ線a1は山折りと谷折りとの両方に折曲できるようになっている。筒形成部3の終端の第6表示シート6fに端部シート4が折れ線a2を介して折曲自在に連結され、この折れ線a2は山折りと谷折りとの両方に折曲できるようになっている。
筒形成部3の一端部(始端の第1表示シート6aの端部)に複数(図例では3個)の係合片9が突設され、他端部(終端の第6表示シート6fと端部シート4との境界部に)に左右方向に長い係止孔10が係合片9に対応して複数(図例では3個)設けられている。
各係合片9の基部に、折れ線a3と切込みb1とが左右方向に連続して設けられ、左右方向の一方側に折れ線a3が配置され、他端側に切込みb1が配置されている。各係合片9はそれぞれ対応する係止孔10に対して切込みb1の長さ分だけ左右方向の切込みb1側にずれて配置されている。
而して、筒形成部3を筒状に巻回して、各係合片9を対応する係止孔10にその基部まで挿入した後に、係合片9を係止孔10に対して左右方向の切込みb1側にずらすことにより、係合片9の切込みb1が係止孔10の縁部に差し込まれ、筒形成部3の両端部を着
脱自在に連結することができる。これによって、筒形成部3は6枚の表示シート6が順次折曲自在に連結されて筒状に形成され、筒形成部3を逆巻に筒状に巻回して、筒形成部3の両端部を連結することにより、筒形成部3が内外逆になるように裏返しても筒状に形成されるようになっている。
各表示シート6の外面(表面)に、第1表示シート6a〜第6表示シート6fに向けて1月〜6月までの6ヶ月のカレンダー表示13が順次印刷されている。最終の表示シート6(第6表示シート6f)を除く各表示シート6の内面(裏面)に、第5表示シート6e〜第1表示シート6aに向けて8月〜12月までの5ヶ月のカレンダー表示13が順次印刷されている。この8月〜12月までの5ヶ月のカレンダー表示13は、1月〜6月までの6ヶ月のカレンダー表示13に対して上下逆向きに表示(配置)されている。
即ち、カレンダー本体5は、第1表示シート6a〜第6表示シート6fの外面にそれぞれ1月〜6月のカレンダー表示13が順次施され、第1表示シート6a〜第5表示シート6eの内面にそれぞれ12月〜8月のカレンダー表示13が逆さに順次施されている。
端部シート4の外面(表面)に、7月のカレンダー表示13が1月〜6月のカレンダー表示13と同じ向きに印刷されている。また、図示省略しているが、端部シート4の内面(裏面)に、この卓上カレンダー1の取り扱いや広告等が表示されている。
筒形成部3は、後述する内嵌部材15によって、2枚の表示シート6が底部に配置される底面部17と、他の2枚の表示シート6が底面部17の前端から起立される正面部18と、残りの2枚の表示シート6が底面部17の後端から起立される背面部19とを備えるように、三角形の筒状に保形可能とされている。
卓上カレンダー1には、正面部18の表示シート6同士を伸長状態に保持する伸長保持手段14が具備されている。
前記伸長保持手段14は、正面部18の表示シート6同士を略面一の伸長状態に引っ張るように筒形成部3内に内嵌される内嵌部材15で構成されている。
内嵌部材15は、カレンダー本体5とは別体に一対具備されている。図10に示すように、各内嵌部材15は、厚紙により構成されており、筒形成部3内にその筒軸方向と直交する方向に配置される内嵌体21を備えると共に、内嵌体21の前部側又は後部側から折れ線a4を介してそれぞれ折曲された前後一対の折曲縁部23を備えている。
内嵌体21は、筒形成部3の正面部18上部と背面部19上部との間に嵌合される三角形の嵌合頂部24と、正面部18又は背面部19の下部と逆V字状に折曲した底面部17との間にそれぞれ嵌合される一対の挟持部25とを有している。一対の挟持部25は嵌合頂部24の下部から逆V字状の挟持溝26を挟んで2股状に下方突出されている。内嵌体21の中央部に指掛孔27が貫通形成されている。
なお、前記折れ線a1〜a4はプレスによる凹溝形成や半切り刃やミシン目、その他切込みと凹溝形成やミシン目との組み合わせ等により形成されている。
而して、筒形成部3は、1又は一対の内嵌部材15を内嵌することにより三角形の筒状に保形され、正面部18の表示シート6同士及び背面部19の表示シート6同士がそれぞれ略面一になる伸長状態に解除可能に保持されている。また、内嵌部材15を筒形成部3に対して筒軸廻りに回転させて内嵌することによって、正面部18、背面部19乃至底面部17を構成する2つの表示シート6を1つずつ順次変更できるようになっている。
卓上カレンダー1には、前記底面部17を2つの表示シート6同士が上方に向けて逆V字状に折曲した状態に保持する底部保持手段29がカレンダー本体5とは別個に設けられている。
底部保持手段29は、前記内嵌部材15の一対の挟持部25により構成されており、内嵌部材15を筒状に保持すべく筒形成部3に内嵌した際に、底面部17の表示シート6同士が挟持溝26に沿って逆V字状に折曲され、この折曲状態に保持すべく一対の挟持部25で2つの表示シート6を挟むようになっている。
第1表示シート6aの第2表示シート6b側端部の左右両側に、円弧状の切込みb2がそれぞれ設けられている。第6表示シート6fの第5表示シート6e側端部の左右両側にも、同様に円弧状の切込みb2がそれぞれ設けられている。
端部シート4は第6表示シート6fからの突出長さが表示シート6の突出長さよりもやや短く形成され、端部シート4の外端部の左右両側に切欠部31がそれぞれ設けられて、端部シート4の外端部の左右幅が短くなっており、筒形成部3を筒状に巻回して端部シート4を第1表示シート6aに重合させた際に、端部シート4の外端部の左右両端部を第1表示シート6aの切込みb2に差し込むことにより、端部シート4を第1表示シート6aに重合状態に保持できるようになっている。また、端部シート4を折れ線a2で折曲して第6表示シート6fに重合させ際に、端部シート4の外端部の左右両端部を第6表示シート6fの切込みb2に差し込むことにより、端部シート4を第6表示シート6fに重合状態に保持できるようになっている。
前記第1実施形態によれば、卓上カレンダー1を机等に設置する場合、まず、1月になると、図1及び図3に示すように、カレンダー本体5の筒形成部3を1月のカレンダー表示13がある側が外面になるように筒状に巻回し、第1表示シート6aを端部シート4の外面に配置して、筒形成部3の両端部を係合片9と係止孔10とで着脱自在に連結する。この際に、端部シート4の外端部の左右両端部を第1表示シート6aの切込みb2に差し込む。これにより、端部シート4がぶらつかないように第1表示シート6aに重合状態に保持しておく。
その後、1月のカレンダー表示13が正面部18の上側になり、2月のカレンダー表示13が正面部18の下側になるように、筒形成部3を底面部17と正面部18と背面部19とを有する三角形の筒状にする。
次に、内嵌部材15の前後の折曲縁部23を内嵌体21に対して折曲し、この状態で一対の内嵌部材15を、三角形の筒状になった筒形成部3内にその左右方向の両側からそれぞれ内嵌し、筒形成部3内にその筒軸方向と直交する方向に内嵌体21を配置すると共に、前後の折曲縁部23を正面部18又は背面部19にそれぞれ添わせ、内嵌体21の嵌合頂部24を筒形成部3の正面部18上部と背面部19上部との間に嵌合し、一対の挟持部25を正面部18又は背面部19の下部と逆V字状に折曲した底面部17との間にそれぞれ嵌合する。これにより、正面部18及び背面部19の各2つの表示シート6をそれぞれ略面一に連続させ、カレンダー本体5を三角形の筒状に保形する。その後、カレンダー本体5をその底面部17を下にして机等に設置する。
その後、2月〜5月になると、1ヶ月ごとに、内嵌部材15を筒形成部3に対して筒軸廻りに回転させて内嵌し直すことによって、正面部18、背面部19乃至底面部17を構成する2つの表示シート6を1つずつ順次変更して、カレンダー本体5をその底面部17を下にして机等に設置すればよい。
また、6月になると、図4及び図5に示すように、カレンダー本体5の筒形成部3を6月のカレンダー表示13がある側が外面になるように筒状に巻回し、端部シート4を第1表示シート6aの外面に重合配置して、筒形成部3の両端部を係合片9と係止孔10とで着脱自在に連結する。また、端部シート4の外端部の左右両側を第1表示シート6aの切込みb2に差し込み、これにより、端部シート4がぶらつかないように固定しておく。
その後は、正面部18の上側に第1表示シート6aが位置し下側に端部シート4が位置するように、カレンダー本体5(筒形成部3)を一対の内嵌部材15を使用して三角形の筒状に保形し、カレンダー本体5をその底面部17を下にして机等に設置すればよく、6月になったときでも、正面部18の外面の上下に6月のカレンダー表示13と7月のカレンダー表示13とが表れる。
また、7月になると、図6及び図7に示すように、カレンダー本体5の筒形成部3を8月のカレンダー表示13がある側が外面になるように筒状に巻回し、端部シート4を第6表示シート6fの外面(カレンダー表示13が施されていない面)に重合配置して、筒形成部3の両端部を係合片9と係止孔10とで着脱自在に連結する。また、端部シート4の外端部の左右両側を第6表示シート6fの切込みb2に差し込み、これにより、端部シート4がぶらつかないように固定しておく。
その後は、正面部18の上側に端部シート4が位置し下側に第5表示シート6eが位置するように、カレンダー本体5(筒形成部3)を一対の内嵌部材15を使用して三角形の
筒状に保形し、カレンダー本体5をその底面部17を下にして机等に設置すればよく、7月になったときでも、正面部18の外面の上下に7月のカレンダー表示13と8月のカレンダー表示13とが表れる。
その後、8月〜11月になると、1ヶ月ごとに、内嵌部材15を筒形成部3に対して筒軸廻りに回転させて内嵌し直すことによって、正面部18、背面部19乃至底面部17を構成する2つの表示シート6を1つずつ順次変更して、カレンダー本体5をその底面部17を下にして机等に設置すればよい。
また、12月になると、11月のカレンダー本体5の設置状態のままして、正面部18の外面の上下に11月のカレンダー表示13と12月のカレンダー表示13が表れるようにしておけばよい。
従って、卓上カレンダー1を机等に設置したとき、正面部18はやや後上がりに傾斜した起立状態になって、正面部18の上側の表示シート6と下側の表示シート6が略面一になって上下に連続した状態になり、正面部18の外面の上下に今月のカレンダー表示13と来月のカレンダー表示13とが表れるため、2ヶ月に跨るカレンダー表示13を略面一に上下に連続した状態で見ることが可能になり、カレンダー表示13が非常に見やすくなり、便利である。
また、設置した卓上カレンダー1のカレンダー本体5は下方に向けて徐々に前後に幅広になった状態になり、机等に安定に設置することができる。しかも、カレンダー本体5はそれのみで自立可能であるから、従来のようにカレンダー本体5を保持するためのスタンド用ケースは不要になり、卓上カレンダー1全体の構成部材が少なくなり、製造容易でかつ安価に製造することができる。
しかも、6月や7月になったときでも、正面部18の外面の上下に今月のカレンダー表示13と来月のカレンダー表示13が表れるので、1月〜12月までの年間を通じて、2ヶ月に跨るカレンダー表示13を略面一に上下に連続した状態で見ることが可能になる。
また、多数の卓上カレンダー1を保管したり運搬したりする場合には、端部シート4の内面側が上に位置するように、カレンダー本体5を折れ線a1,a2で折曲して折り畳んでおけばよく、カレンダー本体5をコンパクトに折り畳むことができるし、この際に端部シート4の内面側が上に位置するように折り畳むことによって、端部シート4によってカレンダー表示13が汚れたりしないように保護することができ、保管や運搬等に便利である。また、端部シート4の内面の表示によって、この商品が卓上カレンダー1であることを認識させたり、広告や宣伝に使用したりすることができる。
なお、前記第1実施形態の場合、第6表示シート6fの裏面には、カレンダー表示13を施していないが、これに代え、第6表示シート6fの裏面に来年の1月のカレンダー表示13を施すようにしてもよく、このようにすれば、12月になったときでも、正面部18の上側に12月(今月)のカレンダー表示13が表れ、下側に来年の1月(来月)のカレンダー表示13が表れるようにすることができる。
図11及び図12は第2実施形態を示し、筒形成部3の一端部に複数(図例では2個)の係合片9が折れ線a3を介して突設され、他端部(終端の第6表示シート6fと端部シート4との境界部に)に係止孔10が係合片9に対応して複数個設けられ、各係合片9の一端部に折れ線a6を介して抜止部35が突設されており、抜止部35はその基部から係合片9に対して折れ線a6で2つ折りに折曲自在とされている。
而して、抜止部35を係合片9に対して2つ折りに折曲して、係合片9及び抜止部35を係止孔10に挿入した後に、抜止部35を伸長させることにより、係合片9が係止孔10から抜脱不能になり、筒形成部3の両端部を着脱自在に連結することができる。これによって、筒形成部3は6枚の表示シート6が順次折曲自在に連結されて筒状に形成され、筒形成部3が内外逆になるように裏返しても筒状に形成されるようになっている。
第1表示シート6aの第2表示シート6b側端部の左右両側に、C字状の切込みb5とこの切込みb5の中央に位置する直線状の切込みb6とがそれぞれ設けられている。第6表示シート6fの第5表示シート6e側端部の左右両側にも、同様にC字状の切込みb5と直線状の切込みb6がそれぞれ設けられている。
また、端部シート4は第6表示シート6fからの突出長さが表示シート6の突出長さよりもやや短く形成され、端部シート4の外端部の左右両側の角部に、円弧状の切込みb7と、この切込みb7を両側から挟む一対の折れ線a11とが斜めに横切るようにそれぞれ設けられており、筒形成部3を筒状に巻回して端部シート4を第1表示シート6aに重合させた際に、図12に示すように、端部シート4の角部を折れ線a11で折曲しながら切込みb7によって形成される係合舌片34を第1表示シート6aの切込みb5に差し込むことにより、端部シート4を第1表示シート6aに重合状態に保持できるようになっている。また、端部シート4を折れ線a2で折曲して第6表示シート6fに重合させ際に、図12に示すように、係合舌片34を第6表示シート6fの切込みb5に差し込むことにより、端部シート4を第6表示シート6fに重合状態に保持できるようになっている。その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成である。
図13〜図16は第3実施形態を示し、端部シート4を省略し、カレンダー本体5を6つの表示シート6を有する筒形成部3で構成している。
筒形成部3の一端部に左右方向に長い係合片9が折れ線a3を介して突設され、他端部に左右方向に長い係止孔10を有する連結片33が折れ線a5を介して突設され、係合片9の両端部に折れ線a6を介して抜止部35が突設されており、抜止部35はその基部から係合片9に対して折れ線a6で2つ折りに折曲自在とされている。
而して、左右の抜止部35を係合片9に対して2つ折りに折曲して、連結片33の係止孔10に挿入した後に、抜止部35を伸長させることにより、係合片9が係止孔10から抜脱不能になり、筒形成部3の両端部を着脱自在に連結することができる。これによって、筒形成部3は6枚の表示シート6が順次折曲自在に連結されて筒状に形成され、筒形成部3が内外逆になるように裏返しても筒状に形成されるようになっている。
各表示シート6の外面(表面)に1月〜6月までの6ヶ月のカレンダー表示13が順次印刷され、各表示シート6の内面(裏面)に7月〜12月までの6ヶ月のカレンダー表示13が順次印刷されている。
隣り合う表示シート6同士を略面一になる伸長状態に保持する伸長保持手段14は、隣り合う表示シート6の境界部に設けた切起し片37で構成され、各切起し片37に表示シート6の折れ線a3に連続する折れ線a7が左右方向に形成されると共に、基部に折れ線a8が形成されており、切起し片37は隣り合う表示シート6を伸長状態に保持すべくその基部(折れ線a8)で折曲自在とされ、切起し片37を表示シート6に対して略直角状に内方に折曲することによって、隣り合う表示シート6同士を略面一になる伸長状態に保持するようになっている。また、切起し片37の折曲を解除して隣り合う表示シート6と面一になるように伸長することにより、隣り合う表示シート6が互いに山折り又は谷折りに折曲自在になり、このときに切起し片37が折れ線a7で隣り合う表示シート6と共に折曲するようになっている。
前記伸長保持手段14(切起し片37)は各隣り合う表示シート6間にそれぞれ設けられており、各伸長保持手段14(切起し片37)の伸長保持と保持解除との選択によって、前記カレンダー本体5の三角形状の保形がなされるようにしている。即ち、正面部18の2つの表示シート6間の切起し片37を表示シート6に対して折れ線a8を介して内方に直角状に折曲すると共に、背面部19の2つの表示シート6間の切起し片37を表示シート6に対して折れ線a8を介して内方に直角状に折曲し、その他の表示シート6間の切起し片37を表示シート6に沿うように伸長状態にしておくことにより、カレンダー本体5が三角形の筒状に保形される。また、複数の切起し片37のうち折曲する切起し片37を順次変更することによって、正面部18、背面部19乃至底面部17を構成する2つの表示シート6を1つずつ順次変更できるようになっている。
底面部17を2つの表示シート6同士が上方に向けて逆V字状に折曲した状態に保持する底部保持手段29は、1枚の厚紙で構成されて底面部17の下側に配置される設置シート40を具備し、この設置シート40の前後両端部に、切込みb3と折れ線a9と半円形の指掛孔44とが設けられて、折れ線a9で上方に折曲して切り起こされる係止片41が形成されている。前後の係止片41間にカレンダー本体5の正面部18と背面部19との
下部を挟持させるようにしている。
前記第3実施形態によれば、卓上カレンダー1を机等に設置する場合、カレンダー本体5を今月のカレンダー表示13がある側が外面になるように筒状に巻回してその両端部を係合片9と係止孔10とで着脱自在に連結する。その後、今月のカレンダー表示13が正面部18の上側になり、来月のカレンダー表示13が正面部18の下側になるように、カレンダー本体5を底面部17と正面部18と背面部19とを有する三角形の筒状にする。
次に、正面部18の2つの表示シート6間の切起し片37を表示シート6に対して折れ線a8を介して内方に直角状に折曲すると共に、背面部19の2つの表示シート6間の切起し片37を表示シート6に対して折れ線a8を介して内方に直角状に折曲し、これにより、正面部18及び背面部19の各2つの表示シート6をそれぞれ略面一に連続させ、カレンダー本体5を三角形の筒状に保形する。
その後、設置シート40の前後の係止片41を折り線a9を介して上方に折曲して机等に設置する。次に、底面部17の2つの表示シート6同士が上方に向けて逆V字状に折曲した状態にし、前後の係止片41間にカレンダー本体5の正面部18と背面部19との下部を挟持させる。すると、底面部17を2つの表示シート6同士が上方に向けて逆V字状に折曲した状態に保持され、カレンダー本体5が設置シート40を介して設置される。
従って、第1実施形態の場合と同様に、2ヶ月に跨るカレンダー表示13を略面一に上下に連続した状態で見ることが可能になり、カレンダー表示13が非常に見やすくなるし、机等に安定に設置することができる。しかも、卓上カレンダー1全体の構成部材が少なくなり、製造容易でかつ安価に製造することができる。
図17〜図23は、第4実施形態を示している。図21及び図22において、筒形成部3の一端部に1つの係合片9が折れ線a3を介して突設され、他端部(終端の第6表示シート6fと端部シート4との境界部に)に係止孔10が係合片9に対応して1個設けられ、係合片9の両端縁は、くの字状に屈曲されており、係合片9が係止孔10に挿入し易くて、挿入後には、係合片9の両端部が係止孔10の開口縁部に係合して抜け止めするように構成されている。
最終の表示シート6(第6表示シート6f)を除く各表示シート6の外面(表面)に、第1表示シート6a〜第5表示シート6eに向けて1月〜5月までの5ヶ月のカレンダー表示13が順次印刷されている。各表示シート6の内面(裏面)に、第6表示シート6f〜第1表示シート6aに向けて7月〜12月までの6ヶ月のカレンダー表示13が順次印刷されている。この7月〜12月までの6ヶ月のカレンダー表示13は、1月〜5月までの5ヶ月のカレンダー表示13に対して上下逆向きに表示(配置)されている。
即ち、カレンダー本体5は、第1表示シート6a〜第5表示シート6eの外面にそれぞれ1月〜5月のカレンダー表示13が順次施され、第1表示シート6a〜第6表示シート6fの内面にそれぞれ12月〜7月のカレンダー表示13が逆さに順次施されている。
図示省略しているが、第6表示シート6fと端部シート4の外面(表面)に、この卓上カレンダー1の取り扱いや広告等が表示されている。また、端部シート4の内面(裏面)に、6月のカレンダー表示13が12月〜7月のカレンダー表示13と同じ向きに印刷されている。
図17〜図20において、前記底部保持手段29は、底面部17の表示シート6同士が逆V字状に折曲すべく表示体本体5の下部を内嵌保持する筒状体51で構成されている。
前記筒状体51は、図23に示すように、ペット(PET)等の透明な合成樹脂により構成した1枚の樹脂シート53により形成されていて、後壁部55と一方の側壁部56と前壁部57と他方の側壁部56とを順次一列状に有し、一端部(後壁部55の外端部)に係止片59が突設され、他端部(他方の側壁部56の外端部)に係合片60が突設されている。前壁部57に折れ線c1を介して一方の側壁部56が連結され、前壁部57に折れ線c2を介して他方の側壁部56が連結され、後壁部55に折れ線c3を介して一方の側壁部56が連結され、後壁部55に折れ線c4を介して係止片59が連結され、他方の側壁部56に折れ線c5を介して係合片60が連結されている。
前壁部57及び後壁部55は、表示シート6の左右幅よりも僅かに長い長方形状に形成
され、側壁部56は上側が徐々に小幅となる台形状に形成されている。係合片60は側壁部56の縦幅よりも短く形成され、後壁部55と係止片59との境界部分のやや係止片59寄りに縦方向の切込みdが係合片60に対応する長さに形成され、切込みdの両端部は後壁部55側に屈曲されて折れ線c4に連結されている。前壁部57、後壁部55及び一対の側壁部56の高さは、表示シート6の縦方向の幅よりも大に形成されている。
而して、樹脂シート53を折れ線c1〜c5で折って、係合片60を切込みdに差し込んで係止片59と係合片60とを着脱自在に連結することにより、図17〜図20に示すように、前壁部57と後壁部55と左右一対の側壁部56とを有する筒状体51が角筒状に組み立てられ、前壁部57は、正面部18に対応して前下がりに傾斜され、前記後壁部55は、背面部19に対応して後下がりに傾斜されている。
筒状体51に、正面部18が前壁部57に対向し背面部19が後壁部55に対向するように表示体本体5の下部が内嵌可能であり、このように表示体本体5の下部を筒状体51に内嵌することにより、底面部17の表示シート6同士が逆V字状に折曲すべく内嵌保持され、筒状体51が底部保持手段29を構成するようになっている。また、前記前壁部57の上部は、正面部18の2枚の表示シート6の境界部よりも上方突出されて、正面部18の表示シート6同士を伸長状態に保持する伸長保持手段14とされている。
表示体本体5の下部を筒状体51に内嵌すると、前記後壁部55及び一対の側壁部56の上部は、前壁部57の上部に対応して正面部18の2枚の表示シート6の境界部よりも上方突出され、後壁部55の上部で背面部19の表示シート6同士を伸長状態に保持するように構成されている。
前記第4実施形態によれば、卓上カレンダー1を机等に設置する場合、まず、1月になると、図17及び図18に示すように、カレンダー本体5の筒形成部3を1月のカレンダー表示13がある側が外面になるように筒状に巻回し、端部シート4を第6表示シート6fの外面に配置して、筒形成部3の両端部を係合片609と係止孔10とで着脱自在に連結する。
その後、1月のカレンダー表示13が正面部18の上側になり、2月のカレンダー表示13が正面部18の下側になるように、筒形成部3を底面部17と正面部18と背面部19とを有する三角形の筒状にする。
次に、底面部17を逆V字状に折曲してカレンダー本体5の下部を筒状体51に内嵌し、カレンダー本体5をその底面部17を下にして机等に設置する。
その後、2月〜5月になると、1ヶ月ごとに、カレンダー本体5を筒軸廻りに回転させて、正面部18、背面部19乃至底面部17を構成する2つの表示シート6を1つずつ順次変更して、カレンダー本体5の下部を筒状体51に内嵌しその底面部17を下にして机等に設置すればよい。
また、6月になると、図19に示すように、カレンダー本体5の筒形成部3を7月のカレンダー表示13がある側が外面になるように筒状に巻回し、端部シート4を第1表示シート6aの外面に重合配置して、筒形成部3の両端部を係合片9と係止孔10とで着脱自在に連結する。
その後は、正面部18の上側に端部シート4(6月のカレンダー表示13)が位置し下側に第6表示シート6f(7月のカレンダー表示13)が位置するように、カレンダー本体5(筒形成部3)を三角形の筒状に保形し、底面部17を逆V字状に折曲してカレンダー本体5の下部を筒状体51に内嵌し、その底面部17を下にして机等に設置すればよく、6月になったときでも、正面部18の外面の上下に6月のカレンダー表示13と7月のカレンダー表示13とが表れる。
その後、7月〜10月になると、1ヶ月ごとに、カレンダー本体5を筒軸廻りに回転させて、正面部18、背面部19乃至底面部17を構成する2つの表示シート6を1つずつ順次変更して、カレンダー本体5の下部を筒状体51に内嵌し直し、その底面部17を下にして机等に設置すればよい。
また、11月になると、図20に示すように、カレンダー本体5の筒形成部3を11月のカレンダー表示13がある側が外面になるように筒状に巻回し、端部シート4を第1表
示シート6aの内面に重合配置して、筒形成部3の両端部を係合片9と係止孔10とで着脱自在に連結する。
その後は、正面部18の上側に第2表示シート6bが位置し下側に第1表示シート6aが位置するように、カレンダー本体5を三角形の筒状に保形し、カレンダー本体5の底部を筒状体51に内嵌しその底面部17を下にして机等に設置すればよく、正面部18の外面の上下に11月のカレンダー表示13と12月のカレンダー表示13とが表れる。
また、12月になると、11月のカレンダー本体5の設置状態のままして、正面部18の外面の上下に11月のカレンダー表示13と12月のカレンダー表示13が表れるようにしておけばよい。
従って、卓上カレンダー1を机等に設置したとき、正面部18はやや後上がりに傾斜した起立状態になって、正面部18の上側の表示シート6と下側の表示シート6が略面一になって上下に連続した状態になり、正面部18の外面の上下に今月のカレンダー表示13と来月のカレンダー表示13とが表れるため、2ヶ月に跨るカレンダー表示13を略面一に上下に連続した状態で見ることが可能になり、カレンダー表示13が非常に見やすくなり、便利である。
また、第1実施形態の場合と同様に、机等に安定に設置することができるし、スタンド用ケースは不要になって、卓上カレンダー1全体の構成部材が少なくなり、製造容易でかつ安価に製造することができる。
また、第1実施形態の場合と同様に、カレンダー本体5をコンパクトに折り畳むことができ、保管や運搬等に便利であるし、端部シート4の表示によって、この商品が卓上カレンダー1であることを認識させたり、広告や宣伝に使用したりすることができる。
なお、第3実施形態の場合、底部保持手段29を省略し、底面部17を伸長保持手段14(切起し片37)で2つの隣り合う表示シート6同士を略面一になる伸長状態に保持し、この底面部17を机等に直接設置するようにしてもよい。
また、第4実施形態の場合、筒状体51を透明な樹脂シート53で角筒状に形成しているが、これに代え、筒状体51を半透明や着色透明の光透過性を有する樹脂シートで構成するようにしてもよいし、光透過性を有するガラスその他で構成するようにしてもよい。筒状体51を不透明な合成樹脂等で高さの低い筒状に形成し、これにカレンダー本体の下部のカレンダー表示のない部分を内嵌保持するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、カレンダー本体5、内嵌部材15及び設置シート40を厚紙で構成しているが、これらは、厚紙に限らず、合成樹脂や金属板その他で構成するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、本発明の卓上表示体を卓上カレンダーに適用実施しているが、これに代え、卓上表示体として、卓上の漫画や紙芝居、連続写真その他の卓上表示体に適用実施するようにしてもよい。
また、前記第3実施形態では、伸長保持手段14を、隣り合う表示シート6の境界部に設けた切起し片37で構成されているが、これに代え、図14に2点鎖線で示すように、伸長保持手段14を隣り合う表示シート6の境界部に突設した突出片47で構成し、突出片47を隣り合う表示シート6を伸長状態に保持すべくその基端部で折曲自在としてもよい。
1 卓上カレンダー
3 筒形成部
4 端部シート
5 カレンダー本体
13 カレンダー表示
14 伸長保持手段
15 内嵌部材
17 底面部
18 正面部
19 背面部
21 内嵌体
23 折曲縁部
24 嵌合頂部
25 挟持部
26 挟持溝
29 底部保持手段
37 切起し片
40 設置シート
41 係止片59
47 突出片
51 筒状体
53 樹脂シート
55 後壁部
56 側壁部
57 前壁部

Claims (14)

  1. 6枚の表示シート(6)が順次折曲自在に連結されていて筒状に形成される筒形成部(3)を有する表示体本体(5)を備え、前記表示シート(6)の各外面には順次表示(13)が施され、
    前記筒形成部(3)は、2枚の表示シート(6)が底部に配置される底面部(17)と、他の2枚の表示シート(6)が底面部(17)の前端から起立される正面部(18)と、残りの2枚の表示シート(6)が底面部(17)の後端から起立される背面部(19)とを備えるように、三角形の筒状に保形可能とされ、
    正面部(18)の表示シート(6)同士を略面一になる伸長状態に解除可能に保持する伸長保持手段(14)が具備されていることを特徴とする卓上表示体。
  2. 前記伸長保持手段(14)は、正面部(18)の表示シート(6)同士を略面一の伸長状態に引っ張るように筒形成部(3)内に内嵌される内嵌部材(15)で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の卓上表示体。
  3. 前記伸長保持手段(14)は、隣り合う表示シート(6)の境界部に設けた切起し片(37)又は境界部に突設した突出片(47)で構成され、切起し片(37)又は突出片(47)は隣り合う表示シート(6)を伸長状態に保持すべくその基端部で折曲自在とされていることを特徴とする請求項1に記載の卓上表示体。
  4. 前記底面部(17)を2つの表示シート(6)同士が上方に向けて逆V字状に折曲した状態に保持する底部保持手段(29)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の卓上表示体。
  5. 前記底部保持手段(29)は、底面部(17)の表示シート(6)同士が逆V字状に折曲すべく表示体本体(5)の下部を内嵌保持する筒状体(51)で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の卓上表示体。
  6. 前記筒状体(51)は、光透過性を有するシートにより前壁部(57)と後壁部(55)と左右一対の側壁部(56)とを有する角筒状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の卓上表示体。
  7. 前記前壁部(57)の上部は、正面部(18)の2枚の表示シート(6)の境界部よりも上方突出されて、正面部(18)の表示シート(6)同士を伸長状態に保持する伸長保持手段(14)とされていることを特徴とする請求項6に記載の卓上表示体。
  8. 前記後壁部(55)及び一対の側壁部(56)の上部は、前壁部(57)の上部に対応して正面部(18)の2枚の表示シート(6)の境界部よりも上方突出され、後壁部(55)の上部で背面部(19)の表示シート(6)同士を伸長状態に保持するように構成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の卓上表示体。
  9. 前記底部保持手段(29)は、逆V字状の挟持溝(26)を挟んで2股状に下方突出した一対の挟持部(25)を具備してなり、底面部(17)の表示シート(6)同士が挟持溝(26)に沿って逆V字状に折曲すべく一対の挟持部(25)で2つの表示シート(6)を挟むようにしたことを特徴とする請求項4に記載の卓上表示体。
  10. 前記底部保持手段(29)は、1枚の厚紙で構成されて底面部(17)の下側に配置される設置シート(40)を具備し、この設置シート(40)の前後両端部に切り起こした係止片59(41)が設けられ、前後の係止片59(41)間に表示体本体(5)の正面
    部(18)と背面部(19)との下部を挟持させるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の卓上表示体。
  11. 前記表示体本体(5)は、筒形成部(3)の終端の表示シート(6)に折曲自在に連結された端部シート(4)を有し、
    端部シート(4)の外面に、終端の表示シート(6)の表示(13)に続く表示(13)が施されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の卓上表示体。
  12. 前記表示体本体(5)は、1枚の厚紙により帯状に形成されており、筒形成部(3)が内外逆になるように裏返してもそれぞれ筒状になるように、筒形成部(3)の両端部が着脱自在に連結され、複数の表示シート(6)の表裏両面に表示(13)がそれぞれ施され、各表示シート(6)間に山折りと谷折りとの両方に折るための折れ線が形成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の卓上表示体。
  13. 前記内嵌部材(15)は、厚紙により表示体本体(5)とは別体に構成されており、筒形成部(3)内にその筒軸方向と直交する方向に配置される内嵌体(21)を備えると共に、内嵌体(21)の前部側又は後部側から折れ線(c1)を介してそれぞれ折曲された折曲縁部(23)を備え、内嵌体(21)は、筒形成部(3)の正面部(18)上部と背面部(19)上部との間に嵌合される三角形の嵌合頂部(24)と、正面部(18)又は背面部(19)の下部と逆V字状に折曲した底面部(17)との間にそれぞれ嵌合される一対の挟持部(25)とを有していることを特徴とする請求項2に記載の卓上表示体。
  14. 卓上表示体が卓上カレンダーであって、表示体本体(5)がカレンダー本体であり、表示(13)が1ヶ月ごとのカレンダー表示であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の卓上表示体。
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