JP3210975U - 自立型表示具 - Google Patents

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【課題】紙製打抜きシートの簡単な折りだけで安定的に自立でき、披露宴の席札等、フォーマルな場でも積極的な活用が期待できる、自立型表示具を提供する。【解決手段】折りにより角筒形に成形された胴部27と、胴部27の側端に連設され胴部27の内面側に入り込む重ね合せ部と、胴部27の上下端側に連設され胴部27の内側に重ね合せ部を巻き込んで折り込まれる折込み片11を備える。胴部27が断面三角形状の場合には、折込み片11の両側縁が胴部27の鋭角状の角隅部に挟まれて外れない方向に付勢されるので、形状が安定的に保持される。胴部は表示部7A〜7Cとして使用でき、更に重ね合せ部も表示部7Dとして使用できる。容易に分解して元のシート状に戻せるので、裏面側も表示部として使用できる。【選択図】図3

Description

本考案はテーブルや机におく自立型表示具に関するものである。
結婚式の披露宴では、出席者が自分の席を確認し易いように、テーブルの上に出席者の名前を表示した名前表示具を置いている場合があり、この種の名前表示具の例としては、例えば特許文献1に示されたものがある。この名前表示具は、細長い紙シートを筒体に成形したものとなっており、当該筒体の外面に複数の名前がまとめて表示されている。
而して、このような名前表示具は、名前表示機能しか想定されておらず、披露宴が終了すれば当該紙シートは廃棄される。しかも、一枚の紙シートに、複数の名前が記載されており、出席者にとっては自分の名前を見つけ難いという欠点もある。
一方、従来から、紙シートを断面三角形の角筒状に折り、切れ目に差込み片を差し込んで筒体に組み立て、これを簡易な表示具として使用するものも提案されており、簡単に組立て及び分解ができる一方で、切れ目を細くすれば差込み片を差込み難く、切れ目を太くすれば差込み片が抜け易い欠点がある。
更に、特許文献2には、最初から角筒体に成形した表示体が提案されている。この表示体は折り畳んだ状態で提供され、使用時に起立させて自立させるようになっており、組立てや分解に係る上記したような不都合は無いが、その分だけ表示体の製造コストが嵩む。
このように、各人に専用に割り当てることができ、披露宴の席札等、フォーマルな場でも積極的な活用が期待できるような自立型表示具は未だ無いのが現状である。
実開平6−21068号公報 特開2015−166842号公報
本考案は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、紙シートの構成に工夫を凝らすことで、紙シートの簡単な折りだけで安定的に自立でき、披露宴の席札等、フォーマルな場でも積極的な活用が期待できる、新規且つ有用な自立型表示具を提供することを、その目的とする。
また、本考案は、組立て及び分解が容易であることから、筒体になったときに内側に隠れる側の面も含めて表示面として利用でき、更に、持ち帰りも容易な、新規且つ有用な自立型表示具を提供することを、その目的とする。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の考案は、紙製打抜きシートの折りにより組み立てられる自立型表示具であって、折りにより角筒形に成形された胴部と、前記胴部の側端に連設され前記胴部の内側に入り込んで重ね合される重ね合せ部と、前記胴部の上下端側に連設され前記胴部の内側に前記重ね合せ部を巻き込んで折り込まれる折込み片と、前記折込み片を前記胴部に重ね合される方向に付勢させる付勢機構を備えることを特徴とする自立型表示具である。
請求項2の考案は、請求項1に記載した自立型表示具において、胴部が断面三角形状になっており、折込み片の両側縁が前記胴部の鋭角状の角隅部に挟まれて付勢されていることを特徴とする自立型表示具である。
請求項3の考案は、請求項1に記載した自立型表示具において、折込み片は、胴部の折り部に沿って谷折りされる2つ以上の折り部を有しており、この谷折り状態により付勢されていることを特徴とする自立型表示具である。
請求項4の考案は、請求項1から3のいずれかに記載した自立型表示具において、折り部には易折り処理が施されていることを特徴とする自立型表示具である。
請求項5の考案は、請求項1から4のいずれかに記載した自立型表示部において、胴部及び重ね合せ部の表裏両面が印刷面として利用されていることを特徴とする自立型表示具である。
本考案の自立型表示具は、紙製打抜きシートの折りだけで安定的に自立する角筒体に組み立て、且つ容易に展開状態に戻せる。
従って、本考案の自立型表示具は、その特徴を生かして、上記したような披露宴における席札だけでなく、社員教育用のメッセージや対外的な広告・宣伝用に利用できる。
本考案の第1の実施の形態に係る披露宴用席札の展開状態の表面図である。 図1の席札の裏面図である。 図1の席札の組立て完了状態の斜視図である。 図3のA−A断面図である。 本考案の第2の実施の形態に係る披露宴用席札の展開状態の表面図である。 図5の席札の裏面図である。 図1の席札の組立て完了状態の斜視図である。 図7の席札の別方向から見た拡大斜視図である。 図7のB−B断面図である。
本考案の第1の実施の形態として、自立型表示具を結婚披露宴における席札1として具体化したものを示す。
席札1は、一枚の厚紙製の打抜きシートを断面三角形の角筒体に組み立てたものになっており、図1は打抜きシート3の展開状態を示す。この打抜きシート3は中央の縦長の長方形部分が主部5となっており、この主部5の左右両側の側端に側部が連設されている。
主部5は同じ面積の横長の長方形の表示部7A、7B、7C、7Dに配分されており、表示部7A、7B、7C、7Dは下から上に向かって4つ並んだ状態になっている。表示部7Aと表示部7B、表示部7Bと表示部7C、表示部7Cと表示部7Dとの境界にはそれぞれ折り部9、9、9が形成されている。これらの折り部9、9、9は互いに平行に延びている。各折り部9には切込みが細かく入って破線になっており、折り曲げし易いようになっている。
表示部7Aの左右両側端には、側部としてそれぞれ折込み片11、11が連設されている。この折込み片11は、連設側を長辺とする縦長の小長方形になっており、その境界には折り部13が形成されている。この折り部13にも折り部9と同様に細かい切込みが入っている。
打抜きシート3の端縁は、主部5の輪郭の大部分を為す上縁15、側縁17、17、下縁19と、折込み片11の輪郭の大部分を為す上辺縁21、側辺縁23、下辺縁25とで構成されており、折込み片11の上辺縁21は表示部7Aと表示部7Bとの境界をなす折り部9の延長上にあり、下辺縁25は主部5の下縁19の延長上にある。
表示部7A〜7Dのそれぞれの表面は全て印刷面として使用されており、図1の上下左右方向に従って見られることが想定されている。
表示部7Aの表面は席札面になっており、出席者一名の名前が表示されている。また、表示部7Bの表面は披露宴で提供される食事のメニューが表示されている。表示部7C、7Dの表面はそれぞれ新郎新婦を祝福するメッセージがイラストや文字で表現されている。
図2は、図1の打抜きシート3を裏返した状態を示しており、表示部7A〜7Dの裏面側も同様に全て印刷面になっており、写真等も入れて表現されたメッセージカードが連なったものとなっている。
組み立てる前と分解後は図1、図2に示すようにシートの展開状態となるので、使用前には重ね合せて積み上げておくことができ、保管のスペースを取らない。
テーブルには、図3に示すように組み立てた上で置く。
先ず、主部5の折り部9、9、9を、表示部7A、7B、7C、7Dの図1に示す表面側が外面をなすように順次折り曲げ、また、折り部13、13は裏面側に重ね合せる方向に一旦折り曲げて、折癖を付けておく。
その後に、表示部7Aの内側に表示部7Dを一部入り込ませて重ね合せ、緩く角筒状にする。その後、折り部13を折癖に従って折り曲げ、折込み片11を表示部7Dを巻き込みながら内側に折込む。両側の折込み片11を折込んだ後に、表示部7Dの先端縁をなす上縁15を、表示部7Aと表示部7Bの境界にできた折り部9を頂角とする角隅部の内面に突き当てるように進ませて表示部7Aと表示部7Dを全面的に重ね合せると、図3に示すように、断面がほぼ正三角形の角筒状の胴部27が完成する。胴部27を基準として見ると、その側端に表示部7Dが連設され、上下端に折込み片11、11が連設された状態となっている。
この胴部27には、折り部9を頂部とする3つの角隅部が作られる。この断面は、図4に示すように、表示部7Aと表示部7Dが全面的に重なり合っており、表示部7A、7B、7Cは湾曲せず平らな状態になっている。
折込み片11の両側縁をなす上辺縁21と下辺縁25がそれぞれ角隅部に寄っており、一方は表示部7Bと表示部7Dとの間に、他方は表示部7Cと表示部7Dとの間に挟まれている。角隅部の内面側は鋭角になっているので、折込み片11は中間が少し浮き上がることが有っても簡単には外れない。従って、胴部27の断面三角形の形状は安定的に保持される。この胴部27は表示部7A、7B、7Cのいずれを設置側にして寝かせることも、また、側縁17、17のいずれを設置側にして立たせることもできるが、この実施の形態では、図3に示すように、寝かせた状態で設置することが想定されている。
表示部7Aの表面が席札面になっているので、テーブルに最初に置く際には、この面を座席側に向けることになる。
この席札1は、軽いので手で容易に持ち上げられ、表示部7B、7Cの表面の印刷内容を読んだり見たりすることができる。
また、分解も容易なので、出席者が図1、図2に示すようにその場で展開させて、裏面の印刷内容を読んだり見たりすることもできる。
更に、展開状態にすればシート状になるので、記念に持ち帰ることも容易である。
次に、本考案の第2の実施の形態として、自立型表示具を結婚披露宴における席札31として具体化したものを示す。
この席札31も席札1と同様に一枚の厚紙製の打抜きシート33を角筒体に組み立てたものになっているが、断面六角形の角筒体を成形するものであり、それに伴って折込み片の形状が異なっている。
従って、折込み片以外の構成部分は、席札1の説明用に付した符号を共用して付すことでその説明を省略する。
図5、図6が、この打抜きシート33の展開状態の表裏面を示したものとなっている。断面六角形の角筒体を成形することから、その分だけ折り部9が増えて表示部35A〜35Gに配分されている。また、立たせて設置するタイプになっており、印刷内容の向きは縦書きになっている。
この打抜きシート33では、ほぼ長方形の折込み片37、37が表示部35A、35B、35Cの両側に跨ってそれぞれ連設されている。
すなわち、折込み片37は左右方向の長さが表示部35A、35B、35Cの3つ分を合わせた左右方向の長さに一致している。
そして、表示部35Aと表示部35Bとの間の折り部9の延長上と、表示部35Bと表示部35Cとの間の折り部9の延長上には、それぞれ同様な折り部39、39が形成されている。
折込み片37はこの折り部39、39を境界して3つの部分に分かれており、このうち、表示部35Aの両側に配された折込み片37Aは、折込み片11と同様に折り部13を介して表示部35Aに連設されており、表示部35Bの両側に配された折込み片37Bも同様に表示部35Bに連設されている。また、折込み片37Aと折込み片37Bは折り部39を介して相互に連設されている。折込み片37A、37Bは折込み片11と同様に長方形になっている。
表示部35Cの両側に配された折込み片37Cは、折り部39を介して折込み片37Bに連設されているが、表示部35C側とは連設されていない。また、表示部35C側の縁が斜めになっており、表示部35Cとの間に三角状の切欠きが形成されている。
折込み片37の輪郭は、右辺縁41、上辺縁43、左辺縁45、傾斜縁47と、折り部13とで構成されており、切欠きの分だけ左辺縁45は右辺縁41より狭くなっている。
この席札31も席札1と同様に筒状に組み立て、折り部13を介して折込み片37を内側に折込む。折込み片37を区切る折り部39は折り部9に合わせて折り曲げられるので、図7、図8に示すように、折込み片37Aは表示部35Gに重ね合され、折込み片37Bは表示部35Bに重ね合され、折込み片37Cは表示部35Cに重ね合され、断面がほぼ正六角形の角筒状の胴部49が完成する。折込み片37Cは表示部35C側には連設されていないので、重ね合せ易くなっている。
角隅部の内側は鈍角となっているが、折込み片37A、37B、37Cがその折り部39、39の谷折りにより表示部35G、35B、35C側に押し付けられているので、図9に示すような断面形状に安定的に保持され、簡単には外れない。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても考案に含まれる。
例えば、上記した席札だけでなく、新入社員の教育用に会社の経営理念やビジネスマナーなどを表示しておき、それを新入社員各人の机におくことも考えられる。目に付き易いことから、冊子を配布するよりも効果的であろうと期待される。
1…席札(第1の実施の形態)
3…打抜きシート 5…主部 7…表示部 9…折り部
11…折込み片 13…折り部
15、17、19、21、23、25…縁 27…胴部
31…席札(第2の実施の形態)
33…打抜きシート 35…表示部 37…折込み片 39…折り部
41、43、45、47…縁 49…胴部

Claims (5)

  1. 紙製打抜きシートの折りにより組み立てられる自立型表示具であって、
    折りにより角筒形に成形された胴部と、前記胴部の側端に連設され前記胴部の内側に入り込んで重ね合される重ね合せ部と、前記胴部の上下端側に連設され前記胴部の内側に前記重ね合せ部を巻き込んで折り込まれる折込み片と、前記折込み片を前記胴部に重ね合される方向に付勢させる付勢機構を備えることを特徴とする自立型表示具。
  2. 請求項1に記載した自立型表示具において、
    胴部が断面三角形状になっており、折込み片の両側縁が前記胴部の鋭角状の角隅部に挟まれて付勢されていることを特徴とする自立型表示具。
  3. 請求項1に記載した自立型表示具において、
    折込み片は、胴部の折り部に沿って谷折りされる2つ以上の折り部を有しており、この谷折り状態により付勢されていることを特徴とする自立型表示具。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載した自立型表示具において、
    折り部には易折り処理が施されていることを特徴とする自立型表示具。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載した自立型表示部において、
    胴部及び重ね合せ部の表裏両面が印刷面として利用されていることを特徴とする自立型表示具。
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