JP6545885B1 - 卓上カレンダー - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾性を向上させた卓上カレンダーを提供すること。【解決手段】卓上カレンダー1は、カレンダー用紙3の取付面を有して自立する支持体2と、支持体2の取付面に重ねられ、上端部が支持体2の上端部近傍に取り付けられるカレンダー用紙3と備える。カレンダー用紙3が、支持体2の取付面の上端近傍から下端近傍まで延びる第1面3aと、第1面3aの下端に接続して延在する第2面3bとを有し、第1面3aと第2面3bとの間に折り曲げ線3cが形成され、折り曲げ線3cに沿って第2面3bを第1面3aに重ねて折り畳み可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、卓上カレンダー、特に、装飾性を向上させた卓上カレンダーに関する。
卓上に載置されて使用されるような小型のカレンダーに関して、卓上で起立する支持体の表面に、カレンダー用紙が取り付けられたものがある。支持体は、例えば紙を折り曲げて組み立てられた中空三角柱の形状であり、当該中空三角柱の周面のうちの一面が底面とされ、別の一面がカレンダー用紙の取付面とされている。
卓上カレンダーの一例では、取付面にカレンダー用紙を取り付けるために、リングを有している。上記中空三角柱の頂部近傍に、リングを通す複数の孔が水平方向に並べて形成されているとともに、カレンダー用紙の上端近傍に、上記支持体に形成した孔に位置対応してリングを通す複数の孔が形成されている。この支持体に形成された孔及びカレンダー用紙に形成された孔に、リングを通すことにより、カレンダー用紙は吊り下げられて取り付けられる。また、カレンダー用紙はリングに案内されて回動可能になっている。
このリングに複数枚、例えば12枚又は6枚のカレンダー用紙を通して、支持体の取付面に重ねて積層しておき、一月ごと又は二月ごとに、最表面のカレンダー用紙をリングで案内して支持体の頂部を回転中心に回動させ、支持体の背面に移動させることで最表面に位置するカレンダー用紙を更新するようにしている。
卓上カレンダーの装飾性の向上のために、カレンダー用紙の表面の上側一辺近傍に前方装飾体が設けられ、別のカレンダー用紙の裏面の上側一辺近傍に後方装飾体が設けられ、これら前方装飾体及び後方装飾体が連結され両カレンダー用紙の上側一辺よりも上方に突出している卓上カレンダーがある(特許文献1)。
特許第4612080号公報
卓上カレンダーは、一般的に小型であるため、装飾性の向上に制約があるところ、装飾性の向上に対する要請は止むところがなく、更なる装飾性の向上が求められていた。
そこで本発明は、装飾性を向上させた卓上カレンダーを提供することを目的とする。
本発明の卓上カレンダーはカレンダー用紙の取付面を有して自立する支持体と、
該支持体の取付面に重ねられ、上端部が該支持体の上端部近傍に取り付けられるカレンダー用紙と、
を備える卓上カレンダーにおいて、
上記カレンダー用紙が、上記支持体の上記取付面の上端近傍から下端近傍まで延びる第1面と、該第1面の下端に接続して延在する第2面とを有し、上記第1面と上記第2面との間に折り曲げ線が形成され、該折り曲げ線に沿って上記第2面を上記第1面に重ねて折り畳み可能であることを特徴とする。
本発明の卓上カレンダーは、上記第2面に、該第2面の一部が折り曲げられて起立する起立部を有し、該起立部の少なくとも一部を形成する切込線を該第2面に有することが好ましい。
また、本発明の卓上カレンダーは、上記第1面及び上記第2面に、該第1面及び該第2面の一部が折り曲げられて起立する起立部を有し、該起立部の少なくとも一部を形成する切込線を、上記第1面と上記第2面との間の折り曲げ線に交差して、該第1面及び該第2面にわたって有することが好ましい。
本発明の卓上カレンダーは、上記第2面に、該第2面上で起立する起立部材が折り畳み可能に取り付けられたことが好ましい。
本発明の卓上カレンダーは、上記カレンダー用紙を複数有し、各カレンダー用紙の上記起立部又は上記起立部材が、関連性のある図柄を有することが好ましい。
本発明の卓上カレンダーは、上記第2面に、メモ領域を有することが好ましい。
本発明の卓上カレンダーは、上記第2面の、上記第1面の下端と接続する第1端部と該端部と離れて対向する第2端部との間の距離が、上記第1面の、上端と下端との間の距離の同等以下であることが好ましい。
本発明の卓上カレンダーは、上記第2面の、上記第1面の下端と接続する第1端部と該端部と離れて対向する第2端部との間の距離が、上記第1面の、上端と下端との間の距離の半分以下であることが好ましい。
本発明の卓上カレンダーは、上記カレンダー用紙が、上記支持体の頂部を回転中心に回動可能に取り付けられていることが好ましい。
本発明の卓上カレンダーによれば、カレンダー用紙が第1面と第2面とを有することから、最表面に位置するカレンダー用紙は、第2面を卓上に展開することができ、立体的、空間的な広がりを拡大させ、装飾性を向上させることができる。
本発明の実施形態1の卓上カレンダーの斜視図である。 図1の卓上カレンダーの側面図である。 図1の卓上カレンダーのカレンダー用紙の一例の展開図である。 本発明の実施形態2の卓上カレンダーの斜視図である。 図4の卓上カレンダーのカレンダー用紙の一例の展開図である。 本発明の実施形態3の卓上カレンダーの斜視図である。 図6の卓上カレンダーのカレンダー用紙の一例の展開図である。 本発明の実施形態4の卓上カレンダーの斜視図である。 図8の領域IX近傍の拡大斜視図である。 本発明の実施形態5の卓上カレンダーの斜視図である。 図10の領域XI近傍の拡大斜視図である。 図10の領域XII近傍の拡大斜視図である。
(実施形態1)
以下、本発明の卓上カレンダーの実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態1の卓上カレンダー1の斜視図である。図1に示す卓上カレンダー1は、支持体2と、カレンダー用紙3と、保持リング4とを備えている。
支持体2は、図2に卓上カレンダー1の側面図を示すように、卓上で自立する略中空三角柱形状を有し、その周回りの三面のうち、一面が卓面に接する底面2aであり、底面2aの一方の端部と接続し、底面2aに対し所定の傾斜を有する一面がカレンダー用紙の取付面2bであり、底面2aの他方の端部と接続するとともに取付面2bの端部と接続する一面が背面2cである。取付面2bは、複数枚のカレンダー用紙3が重ねられて取り付けられる面である。支持体2は、例えば紙製であり、上記形状を有するように適切に折り曲げることにより作製することができる。なお、支持体2は、紙製に限られず、取付面2bを有し自立可能であれば、材料、構造を問わない。例えば自立可能な剛性を有するプラスチック製、その他の材料とすることができるし、この場合、背面2cはなくてもよい。
支持体2の取付面2bの上端近傍及び背面の上端近傍に、それぞれ保持リング4を通す複数の貫通孔2dが、当該上端に略平行に形成されている。貫通孔2dは、保持リング4を挿通可能な位置、大きさに形成されている。
各カレンダー用紙3の上端近傍に、保持リング4を通す複数の貫通孔3dが、当該上端に略平行に形成されている。貫通孔3dは、支持体2の取付面にカレンダー用紙3を重ねたときに、取付面2bの貫通孔2dとカレンダー用紙3の貫通孔3dとが、同一位置に開口されるような位置に形成されている。また、貫通孔3dは、保持リング4を挿通可能な大きさに形成されている。
カレンダー用紙3の貫通孔3dと、支持体2の貫通孔2dに保持リング4を通すことにより、カレンダー用紙3が支持体2の取付面2b上に重ねて取り付けられる。カレンダー用紙3は、紙製の他に、紙に近似したプラスチック等の薄板であってもよい。なお、本実施形態の卓上カレンダー1は、カレンダー用紙3の他に、表紙を備えることもできる。
保持リング4は、カレンダー用紙を保持し得る強度を有する材料であれば種類を問わず使用することができ、例えばプラスチックや紙等を使用することができる。また、保持リング4は、カレンダー用紙3の1個の貫通孔3dにそれぞれ1個が対応する個別のリングでもよいし、カレンダー用紙3の1個の貫通孔3dにそれぞれ1個が対応するリング部材の複数個を、所定の連結部材で連結して一体化した構造のリングでもよい。
保持リング4に案内されて、カレンダー用紙3は支持体2の上端を回転中心に支持体2の取付面2bの表面上から背面2cの表面上に移動させることができる。よって、取付面2b上に積み重ねられた複数のカレンダー用紙3のうち、最表面に位置するカレンダー用紙3を捲って背面2c側に移動させることで、最表面に位置するカレンダー用紙3を更新することができる。
カレンダー用紙3は、支持体2の取付面2bの上端近傍から下端近傍まで延びる第1面3aと、第1面3aの下端に接続して延在する第2面3bとを有している。第1面3a及び第2面3bは、好ましくは一枚の紙より一体的に形成されている。第1面3aと第2面3bとの境界には、谷折りの折り曲げ線3cが形成されていて、換言すれば折り曲げ線3cにより第1面3aと第2面3bとが区分されている。
第1面3aの表面には、例えばカレンダー情報3eが、例えば印刷により記載されている。第2面3bの表面には、例えばメモ領域3fが、例えば印刷により記載されている。
そして折り曲げ線3cに沿って谷折りすることで第1面3aの表面と第2面3bの表面が対向するように折り畳むことができる。第1面には、第2面3bが折り畳まれたときに、当該第2面の端部を差し込むことができる切れ込み3gが形成されている。この切れ込み3gに第2面3bの端部を差し込むことで、第2面3bが第1面3aに対して折り畳まれた状態を確実に維持することができる。もっとも、切れ込み3gは、なくてもよい。
第2面の平面形状は長方形に限られない。第1面と接続する端部以外の端部が、曲線形状であってもよい。
図2に示したように、支持体2の取付面2b上に重ねられた複数のカレンダー用紙3のうち、最も外側に位置するカレンダー用紙3以外のカレンダー用紙3、すなわち、最も外側に位置するカレンダー用紙3と支持体2の取付面2bとの間に位置するカレンダー用紙3は、その第1面3aと第2面3bとが折り曲げ線3cに沿って谷折りに折り畳まれている。
最も外側、すなわち、取付面2bから最も遠い側に位置するカレンダー用紙3は、折り畳まれた第2面3bを第1面3aの表面から展開することができる。展開された第2面3bは、卓上カレンダー1に正対してカレンダー情報を確認するユーザーから見て第1面3aよりも手前側に張り出して卓上に置かれる。なお、卓上に置かれたときに、第2面3bは、全面が卓上に密着する必要はなく、少なくとも一部、例えば第2面3bの手前側の端部が卓上に接していれば足りる。
保持リング4に案内されて捲られ、支持体2の取付面2bから背面2cに位置するカレンダー用紙3は、その第1面3aと第2面3bとが折り曲げ線3cに沿って谷折りに折り畳まれている。
このようにカレンダー用紙3は、取付面2bの最表面に位置するときに第2面3bが展開され、取付面2bの最表面でないとき合及び背面に位置するときに第2面3bが折り畳まれた状態になっている。
本実施形態の卓上カレンダー1は、最表面に位置するカレンダー用紙3の第2面3bが展開されて卓上に置かれることから、この第2面3bにメモ領域3fやそれ以外の絵画やキャラクターやカレンダー情報等を記載することができる。したがって、本実施形態の卓上カレンダー1は、従来の1面のみのカレンダー用紙を有する卓上カレンダーに比べて、立体的、空間的な広がりを持ち、装飾性が向上した卓上カレンダーである。
図3に、カレンダー用紙3の一例の展開図を示す。第1面3aの上端から下端までの長さL1に対して、第1面の下端と接続する第2面の第1端部と、該第1端部と離れて対向する第2端部との間の長さL2は、同等以下であることが好ましい。L2は、より好ましくはL1に対して半分以下である。
(実施形態2)
図4に、本発明の実施形態2の卓上カレンダー11の斜視図を示す。図4に示した本実施形態の卓上カレンダー11は、先に説明した実施形態と同一の部材、例えば支持体2や保持リング4を備えている。図1に示されたとの同一の部材は、図4で図1と同一の符号を付していて、これらの同一の部材について、以下の説明では実施形態1と重複する記載は省略する。
図4に示した卓上カレンダー11は、支持体2及びカレンダー用紙3を備えている。カレンダー用紙3は、支持体2の取付面2bの上端近傍から下端近傍まで延びる第1面3aと、第1面3aの下端に接続して延在する第2面3bとを有している。この点は、実施形態1のカレンダー用紙3と同様である。
図5に、本実施形態の卓上カレンダー11のカレンダー用紙3の一例の展開図を示す。図5のカレンダー用紙3は、第2面3bの面内に、線状の切り込みである切込線3hが形成されている。この切込線3hは、線分の両端から折り曲げ線3c側に又はその反対側に延びる切れ込みであり、ミシン目であってもよい。切込線3hの線分は、装飾性を有する二次元デザインの輪郭に相当するように形成することができる。この切込線3hの両端は、本実施形態では、折り曲げ線3cにほぼ平行になるように配置されている。
図4の斜視図に示すように、第2面3bが展開されたカレンダー用紙3の第2面3bの切込線3hで囲われた領域は、その周囲の領域から分離して持ち上げ、切込線3hの両端の間を谷折りに折り曲げることができる。これにより、当該切込線3hで囲われた領域は、第2面3b上から部分的に起立した起立部3iとすることができる。
したがって、本実施形態の卓上カレンダー11は、第2面3bの一部が折り曲げられて起立する起立部3iの少なくとも一部を形成するための切込線3hを当該第2面3bに有するようにしている。これにより、第2面3b面上に立体的形状の起立部3iを形成することができる。この起立部3iにより、卓上カレンダー11は、立体的な造形を提供することができ、装飾性をより向上させた卓上カレンダーとすることができる。
また、起立部3iを設ける位置、大きさ、数の制約が少ないため、これらの工夫により装飾性をより向上させることができる。
また、異なるカレンダー用紙3に、それぞれ関連性のある図柄を有し、異なる位置や異なる二次元デザインの起立部3iを備えることにより、カレンダー用紙を捲る度に起立部3iのデザインに動きや物語性、季節性を与えることができる。
図4に示すカレンダー用紙3は、起立部3iが第2面3b上で起立状態を維持するのを容易にするために、起立部3iと第1面3aとを接続する支持部材を別途に用意して起立部3iを支持することができる。この支持部材は、例えば長方形の紙よりなり、一端を起立部3iの先端又は起立部3iの裏面に糊等により貼り付けて固定し、支持部材の他の一端を第1面3a又は第2面3bに糊等により貼り付けて固定する。支持部材は、起立部3iと一緒に折り畳むことができ、また、カレンダー用紙3の第2面3bが卓上に置かれたときに、起立部3iを支持して起立状態を維持することができる。なお、支持部材は、必ずしも起立部3iと別の部材とすることはなく、起立部3iの一部として、第2面3b内に切込線3hに囲われた部分として形成されていてもよい。
(実施形態3)
図6に、本発明の実施形態3の卓上カレンダー21の斜視図を示す。図6に示した本実施形態の卓上カレンダー21は、先に説明した実施形態と同一の部材、例えば支持体2や保持リング4を備えている。図1に示されたとの同一の部材は、図6で図1と同一の符号を付していて、これらの同一の部材について、以下の説明では実施形態1と重複する記載は省略する。
図6に示した卓上カレンダー21は、支持体2及びカレンダー用紙3を備えている。カレンダー用紙3は、支持体2の取付面2bの上端近傍から下端近傍まで延びる第1面3aと、第1面3aの下端に接続して延在する第2面3bとを有している。この点は、実施形態1や実施形態2のカレンダー用紙3と同様である。
図7に、本実施形態の卓上カレンダー21のカレンダー用紙3の一例の展開図を示す。
図7のカレンダー用紙3は、第1面3aと第2面3bとの間の折り曲げ線3cに交差して、第1面3a及び第2面3bわたって延びる切込線3jを複数で、図7の例では2本で有している。この切込線3jは、通常は折り曲げ線3cに対して略直交しているが、折り曲げ線3cに対して斜めの角度を有して交差していてもよい。
図6の斜視図に示すように、第2面3bが展開されたカレンダー用紙3の第1及び第2面にわたって延び、隣り合う2本の切込線3jの間の領域は、折り曲げ線3cで山折りに折り曲げることができる。これにより、当該隣り合う2本の切込線3jの間の領域は、第1面3a及び第2面3bから部分的に起立した起立部3kとすることができる。
したがって、本実施形態の卓上カレンダー21は、第1面3a及び第2面3bの一部が折り曲げられて起立する起立部3kの少なくとも一部を形成するための切込線3jを第1面3a及び第2面3bに有するようにしている。これにより、第1面3aと第2面3bとの接続部分に、立体的形状の起立部3kを形成することができる。この起立部3kにより、卓上カレンダー21は、立体的な造形を提供することができ、装飾性をより向上させた卓上カレンダーとすることができる。
また、起立部3kは、カレンダー用紙3の第2面3bを展開する動作に伴って折り畳まれた状態から起立するため、ユーザーに予想外の動作による驚きと楽しさを与えることができる。
また、異なるカレンダー用紙3に、それぞれ関連性のある図柄を有し、異なる位置や異なるデザインの起立部3kを備えることにより、カレンダー用紙を捲る度に起立部3kのデザインに動きや物語性、季節性を与えることができる。
起立部3kは、それ自体が装飾性を与えるデザイン部材とすることができるばかりでなく、図6に示すように、別途に用意した二次元デザインの起立部材3mを、起立部3kの側面に、糊等で貼り付けて固定し、一体化することができる。この起立部材3mを、装飾性を有するデザインにすることにより、卓上カレンダーの装飾性をより向上させることができる。
(実施形態4)
図8に、本発明の実施形態4の卓上カレンダー31の斜視図を示す。図8に示した本実施形態の卓上カレンダー31は、先に説明した実施形態と同一の部材、例えば支持体2や保持リング4を備えている。図1に示されたとの同一の部材は、図8で図1と同一の符号を付していて、これらの同一の部材について、以下の説明では実施形態1と重複する記載は省略する。
図8に示した卓上カレンダー31は、支持体2及びカレンダー用紙3を備えている。カレンダー用紙3は、支持体2の取付面2bの上端近傍から下端近傍まで延びる第1面3aと、第1面3aの下端に接続して延在する第2面3bとを有している。この点は、実施形態1〜3のカレンダー用紙3と同様である。
図8のカレンダー用紙3は、第1面3aと第2面3bとの間に、別途に用意された起立部材3nが、折り畳み可能に、糊等で貼り付けられることにより、取り付けられている。起立部材3nは、例えば長方形の紙よりなり、一端を折り曲げて第1面3aに糊等により貼り付けて固定し、他の一端を折り曲げて第2面3bに糊等により貼り付けて固定する。
図9に、図8において起立部材3nが取り付けられた領域IX近傍の拡大斜視図を示す。起立部材3nにより、第2面3b上、特に第1面3aと第2面3bとの接続部分に、立体的形状を形成することができる。
したがって、この起立部材3nが取り付けられたことにより、卓上カレンダー31は、立体的な造形を提供することができ、装飾性をより向上させた卓上カレンダーとすることができる。
また、異なるカレンダー用紙3に、それぞれ関連性のある図柄を有し、異なる位置や異なるデザインの起立部材3nを備えることにより、カレンダー用紙を捲る度に起立部材3nのデザインに動きや物語性、季節性を与えることができる。
第2面3b上に取り付けられる起立部材は、上述した起立部材3nに限られない。例えば、図8において、別途に用意された起立部材3pが、折り畳み可能に、糊等で貼り付けられることにより、取り付けられている。起立部材3pは、例えば長方形の紙よりなり、一端と他の一端とをそれぞれ折り曲げて第2面3bに糊等により貼り付けて固定する。この起立部材3pにより、第2面3b上に、立体的形状を形成することができる。
起立部材3n及び起立部材3pは、それ自体が装飾性を与えるデザイン部材とすることができるばかりでなく、図8に示すように、別途に用意した二次元デザインの起立部材3mを、起立部材3n又は起立部材3pの側面に、糊等で貼り付けて固定し、一体化することができる。起立部材3mを、装飾性を有するデザインにすることにより、卓上カレンダーの装飾性をより向上させることができる。
(実施形態5)
図10に、本発明の実施形態5の卓上カレンダー41の斜視図を示す。図10に示した本実施形態の卓上カレンダー41は、先に説明した実施形態と同一の部材、例えば支持体2や保持リング4を備えている。図1に示されたとの同一の部材は、図10で図1と同一の符号を付していて、これらの同一の部材について、以下の説明では実施形態1と重複する記載は省略する。
図10に示した卓上カレンダー41は、支持体2及びカレンダー用紙3を備えている。カレンダー用紙3は、支持体2の取付面2bの上端近傍から下端近傍まで延びる第1面3aと、第1面3aの下端に接続して延在する第2面3bとを有している。この点は、実施形態1〜4のカレンダー用紙3と同様である。
図10のカレンダー用紙3は、第1面3aと第2面3bとの間に、別途に用意された起立部材3nが、折り畳み可能に、取り付けられている。本実施形態の起立部材3nの取り付けと、先に図8を用いて説明した実施形態4の起立部材3nの取り付けとの相違は、本実施形態の起立部材3nは、カレンダー用紙3の第1面に、起立部材3nの一端を挿入可能なスリット3qをあらかじめ形成しておき、このスリット3qに、起立部材3nの一端部をそれぞれ挿入して折り曲げ、第1面3aの裏面にて糊付けした点である。
図11に、図10において起立部材3nが取り付けられた領域XI近傍の拡大斜視図を示す。起立部材3nにより、第2面3b上、特に第1面3aと第2面3bとの接続部分に、立体的形状を形成することができる。
したがって、この起立部材3nが取り付けられたことにより、卓上カレンダー41は、立体的な造形を提供することができ、装飾性をより向上させた卓上カレンダーとすることができる。
また、異なるカレンダー用紙3に、それぞれ関連性のある図柄を有し、異なる位置や異なるデザインの起立部材3nを備えることにより、カレンダー用紙を捲る度に起立部材3nのデザインに動きや物語性、季節性を与えることができる。
更に、本実施形態の卓上カレンダー41は、図8に示した実施形態4の卓上カレンダー31と比較して、起立部材3nの一端を第1面3aの裏面で糊付けしたことにより、第1面3aの表面には糊付け部が現れず、より美麗な外観を得ることができる。
起立部材3nは、それ自体が装飾性を与えるデザイン部材とすることができるばかりでなく、図10に示すように、別途に用意した二次元デザインの起立部材3mを、起立部材3nの側面に、糊等で貼り付けて固定し、一体化することができる。起立部材3mを、装飾性を有するデザインにすることにより、卓上カレンダーの装飾性をより向上させることができる。
第2面3b上に取り付けられる起立部材は、上述した起立部材3nに限られない。例えば、図10において、先に図8を用いて説明したのと同様の起立部材3pが第2面3b上に取り付けることができる。また、別途に用意した二次元デザインの起立部材3mを、起立部材3n又は起立部材3pの側面に、糊等で貼り付けて固定し、一体化することができる。
図12に、図10において起立部材3p起立部材及び3mが取り付けられた領域XII近傍の拡大斜視図を示す。本実施形態の卓上カレンダーにおいては、起立部材3mの側面及び起立部材3pに、共通するスリット3rが形成されている。このスリット3rに、例えば長方形の紙よりなる連結部材3sの一端を挿入して折り曲げ、起立部材3pの裏面で糊付けされて連結部材3sが固定されている。連結部材3sの他の一端は、折り曲げられて第2面3bに糊付けされている。この連結部材3sの側面に、別途に用意した二次元デザインの起立部材3tが糊付けされている。
図12に示したように、本実施形態の卓上カレンダーは、二次元デザインの起立部材3m及び3tを、連結部材3sにより連結した、複数組み立て部材の組み合わせ構造を有しているから、起立部材3m及び3tを連動して折り畳み及び展開させることができ、装飾性をより向上させることができる。この複数組み立て部材の組み合わせ構造は、第1面3aと第2面3bとの接続部分に取り付けられた起立部材3nに貼り付けて固定された起立部材3mと、他の二次元デザインの起立部材とを、連結部材3sにより連結した組み合わせ構造でもよい。
以上、本発明の卓上カレンダーの各実施形態を説明したが、本発明の卓上カレンダーは、上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で幾多の変形が可能である。例えば、一つのカレンダー用紙に、実施形態2〜5の立体的形状を組み合わせて用いることができる。また、カレンダー用紙3を支持体2の取付面2bに取り付ける手段は保持リングに限られない。例えば上端が綴じられて冊子状になっている複数枚のカレンダー用紙3の上端を直接、支持体の取付面2bに固定してもよい。この場合、例えば各カレンダー用紙の上端近傍にあらかじめ形成しておいたミシン目によって分離することによりカレンダー用紙を捲ることができる。
1、11、21、31、41 卓上カレンダー
2 支持体
2b 取付面
3 カレンダー用紙
3a 第1面
3b 第2面
3c 折り曲げ線
3f メモ領域
3h 切込線
3i 起立部
3j 切込線
3k 起立部
3m、3n、3p、3t 起立部材
4 保持リング

Claims (9)

  1. カレンダー用紙の取付面を有して自立する支持体と、
    該支持体の取付面に重ねられ、上端部が該支持体の上端部近傍に取り付けられるカレンダー用紙と、
    を備える卓上カレンダーにおいて、
    前記カレンダー用紙が、前記支持体の前記取付面の上端近傍から下端近傍まで延びる第1面と、該第1面の下端に接続して延在する第2面とを有し、前記第1面と前記第2面との間に折り曲げ線が形成され、該折り曲げ線に沿って前記第2面を前記第1面に重ねて折り畳み可能であることを特徴とする卓上カレンダー。
  2. 前記第2面に、該第2面の一部が折り曲げられて起立する起立部を有し、該起立部の少なくとも一部を形成する切込線を該第2面に有する請求項1記載の卓上カレンダー。
  3. 前記第1面及び前記第2面に、該第1面及び該第2面の一部が折り曲げられて起立する起立部を有し、該起立部の少なくとも一部を形成する切込線を、前記第1面と前記第2面との間の折り曲げ線に交差して、該第1面及び該第2面にわたって有する請求項1又は2記載の卓上カレンダー。
  4. 前記第2面に、該第2面上で起立する起立部材が折り畳み可能に取り付けられた請求項1〜3のいずれか1項に記載の卓上カレンダー。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の卓上カレンダーが前記カレンダー用紙を複数有し、各カレンダー用紙について、請求項2若しくは請求項3記載の卓上カレンダーの前記起立部又は請求項4記載の卓上カレンダーの前記起立部材が、関連性のある図柄を有する卓上カレンダー。
  6. 前記第2面に、メモ領域を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の卓上カレンダー。
  7. 前記第2面の、前記第1面の下端と接続する第1端部と該端部と離れて対向する第2端部との間の長さが、前記第1面の、上端と下端との間の長さの同等以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の卓上カレンダー。
  8. 前記第2面の、前記第1面の下端と接続する第1端部と該端部と離れて対向する第2端部との間の長さが、前記第1面の、上端と下端との間の長さの半分以下である請求項7記載の卓上カレンダー。
  9. 前記カレンダー用紙が、前記支持体の頂部を回転中心に回動可能に取り付けられている請求項1〜8のいずれか1項に記載の卓上カレンダー。
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