JP3246604U - 綴込み付録用紙製スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】紙片に印刷された意匠を自立した状態で卓上等に飾ることができるとともに、雑誌等の書籍に綴込み付録として添付することができる、綴込み付録用紙製スタンドを提供する。【解決手段】1枚の板紙から成り、意匠が印刷された意匠印刷面110を有し、表面部材となる第1部分100、支持脚構成部210を有し、裏面部材となる第2部分200、及び綴代部分300を有し、第1部分と第2部分との境界Aを折り曲げて、第1部分と第2部分とが重なった状態で使用される。【選択図】図1

Description

本考案は、綴込み付録用紙製スタンドに関する。
雑誌等の書籍には、販売促進等の目的で顧客を誘引する綴込み付録を添付する場合がある。
綴込み付録は、書籍のページ間に綴じ込んで書籍と一体化されるため、自ずから厚みに制限がある。そのため、綴込み付録として立体物を添付することは困難であり、平面物が綴じ込まれることが多い。例えば、特許文献1には、1枚の板紙から成る綴込み用付録であって、人間の目の間隔で離間した2つの打抜部が形成され、その2つの打抜部を含む眼鏡形状領域を区画する切り取り線が設けられて成り、前記打抜部に光学マスクが設けられている綴込み付録が記載されている。
一方、書籍への綴込みを前提としない場合には、厚みの制限はなく、製品を立体物とすることも可能である。しかし、輸送コスト、販売時の陳列レイアウト等を考慮して、立体物の一部を平面化して、購入者が組み立てて使用することを前提とする製品もある。例えば、特許文献2には、1枚の背紙及び必要枚数の暦紙を有し、背紙に切込み線及び折線が形成された支持脚構成部分を有する、卓上カレンダーが記載されている。
特開平10-138662号公報 実用新案登録第3078962号公報
本考案の目的は、紙片に印刷された意匠を自立した状態で卓上等に飾ることができるとともに、雑誌等の書籍に綴込み付録として添付することができる、紙製スタンドを提供することである。
本考案は、以下のとおりである。
《態様1》1枚の板紙から成り、
意匠が印刷された意匠印刷面を有し、表面部材となる第1部分、
支持脚構成部を有し、裏面部材となる第2部分、及び
綴代部分
を有し、
前記第1部分と前記第2部分との境界を折り曲げて、前記第1部分と前記第2部分とが重なった状態で使用される、
綴込み付録用紙製スタンド。
《態様2》前記支持脚構成部は、
前記第2部分に、一部を残して形成された切込みによって形成されており、
前記第2部分の軸線に対して対称に配置された2つの支持脚片と、前記軸線を垂直に横断し、両端部分が前記支持脚片に入り込む補強片とから成り、ここで、前記軸線は、前記第2部分の一辺に平行であり、かつ前記第2部分を線対称に分割する仮想直線であり、
前記2つの支持脚片及び前記補強片をそれぞれ折り上げて、前記2つの支持脚片を折り上げ状態に維持するように構成されている、
態様1に記載の綴込み付録用紙製スタンド。
《態様3》前記支持脚構成部の前記2つの支持脚片及び前記補強片をそれぞれ折り上げるとき、
前記2つの支持脚片は、それぞれ、前記軸線側で前記軸線に対して平行な一辺を折線として折り上げ、
前記補強片は、前記軸線に垂直な一辺を折線として折り上げて、
前記補強片の前記折線とした一辺と対向する一辺のうち、前記2つの支持脚片の折線とした一辺と交差する位置にそれぞれ設けた2つの補強片係合用切欠き部と、
前記2つの支持脚片のうち、前記補強片の端部が切り抜かれてそれぞれ形成された2つの支持脚係合用凹部とを、係合させることにより、
前記2つの支持脚片を折り上げ状態に維持するように構成されている、
態様2に記載の綴込み付録用紙製スタンド。
《態様4》前記第1部分及び前記第2部分の境界に折線が形成されており、
前記第1部分と前記第2部分とが、前記折線で折り曲げられて糊付けされている、
態様1~3のいずれか一項に記載の綴込み付録用紙製スタンド。
《態様5》前記第1部分及び前記第2部分の境界に折線が形成されているが、
前記第1部分と前記第2部分とが前記折線で折り曲げられていない、
態様1~3のいずれか一項に記載の綴込み付録用紙製スタンド。
《態様6》態様1~3のいずれか一項に記載の綴込み付録用紙製スタンドが、前記綴代部分を介して綴じこまれている、書籍。
本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、紙片に印刷された意匠を自立した状態で卓上等に飾ることができるにもかかわらず、実質的に厚みを有さない1枚の板紙から成る。したがって、本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、雑誌等の書籍に綴込まれた綴込み付録として使用者に提供され得る。
図1は、本考案の綴込み付録用紙製スタンドの全体像を示す平面図である。 図2(a)~(c)は、それぞれ、本考案の綴込み付録用紙製スタンドを組み立てる過程を示す斜視図である。 図3は、本考案の綴込み付録用紙製スタンドの使用状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本考案の綴込み付録用紙製スタンドを構成する要素について説明する。図1に、本考案の綴込み付録用紙製スタンドの実施態様の一例を示す。
図1の綴込み付録用紙製スタンドは、1枚の板紙から成り、第1部分(100)、第2部分(200)、及び綴代部分(300)を有する。
第1部分(100)は、意匠が印刷された意匠印刷面(110)を有し、表面部材となる部分である。
第2部分(200)は、支持脚構成部(210)を有し、裏面部材となる部分である。
綴代部分(300)は、本考案の綴込み付録用紙製スタンドを雑誌等の書籍に綴じ込んで、書籍と一体化するための部分である。
図1の綴込み付録用紙製スタンドは、第1部分(100)と第2部分(200)との境界(A)を折り曲げて、第1部分(100)と第2部分(200)とが重なった状態で使用される。
《板紙》
本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、1枚の板紙から成る。板紙の形状は、例えば、矩形であってよい。
本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、第2部分(200)が有する支持脚構成部(210)を組み立てたうえで、スタンドとして机等の台上に載置して使用されることが予定されている。そのため、本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、組み立て後に自立可能な剛性を有している必要がある。
一方で、本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、書籍に綴じ込まれた状態で流通することが予定されている。そのため、本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、書籍に綴じ込み可能な程度に薄いことが必要である。
これらの観点から、本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、板紙から構成されているのである。この板紙は、例えば、段ボール原紙、紙器用板紙、雑板紙等から選ばれる板紙であってよい、板紙の坪量は、例えば、100g/m以上、120g/m以上、150g/m以上、200g/m以上、300g/m以上、又は500g/m以上であってよく、例えば、800g/m以下、600g/m以下、400g/m以下、又は300g/m以下であってよい。
《第1部分》
第1部分(100)は、意匠が印刷された意匠印刷面(110)を有し、スタンドとして使用するときに表面部材となる部分である。すなわち、本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、第1部分(100)と第2部分(200)との境界(A)で折り曲げて、第1部分(100)と第2部分(200)とが重なった状態で使用される。このとき、第1部分(100)は、使用者の方を向き、印刷された意匠を使用者側に提示する機能を有する。
本明細書では、以下、意匠印刷面に印刷される意匠の上下方向を、本考案の綴込み付録用紙製スタンドの上下方向(又は縦方向)として参照する場合がある。
第1部分の形状は矩形(長方形又は正方形)であってよい。図1の綴込み付録用紙製スタンドにおいて、第1部分(100)は縦長の長方形である。
意匠印刷面(110)に印刷される意匠に制限はなく、例えば、以下をあらわす写真、イラスト、コンピュータグラフィクス(CG)等であってよい。漫画、物語等のキャラクタ;漫画、物語等の場面;著名人;実在又は空想上の風景;動植物;工芸品;工業製品;芸術作品;詩歌等。
《第2部分》
第2部分(200)は、支持脚構成部(210)を有し、スタンドとして使用するときに裏面部材となる部分である。本考案の綴込み付録用紙製スタンドを、第1部分(100)と第2部分(200)との境界(A)で折り曲げて使用するとき、第2部分(200)は、使用者と逆の方向を向き、折り上げられた支持脚を保持して、スタンドを自立状態に維持する機能を有する。この第2部分(200)には、意匠が印刷されていてもよいし、印刷されていなくてもよい。
第2部分の形状は矩形であってよい。図1の綴込み付録用紙製スタンドにおいて、第2部分(200)は、縦長の長方形であり、第1部分(100)と略合同である。
支持脚構成部(210)は、第2部分(200)に、一部を残して形成された切込みによって形成されており、折線から折り上げて使用されることが予定されている。図1において、切込みは太い実線で表されており、折線は太い一点鎖線で表されている。
支持脚構成部(210)は、第2部分の軸線(B)に対して対称に配置された2つの支持脚片(211、212)と、軸線(B)を垂直に横断し、両端部分が支持脚片(211、212)に入り込む補強片(213)とから成る。
ここで、軸線とは、第2部分の一辺に平行であり、かつ第2部分を線対称に分割する仮想直線である。矩形の第2部分は、互いに垂直な辺の組を2組有する。軸線は、このうちのいずれかの組に属する一辺と平行であってよい。
支持脚構成部(210)は、上記の2つの支持脚片(211、212)及び補強片(213)をそれぞれ折り上げて、2つの支持脚片(211、212)を折り上げ状態に維持するように構成されている。
図1の綴込み付録用紙製スタンドにおいて、2つの支持脚片(211、212)は、それぞれ、略四角形の形状を有する。支持脚片(211、212)の辺のうち、軸線(B)側で上下に延びる一辺は軸線(B)と略平行である。2つの支持脚片(211、212)は、軸線(B)に対して線対称の関係にある。
2つの支持脚片(211、212)は、それぞれ、軸線(B)と略平行の一辺を折線として折り上げる。これにより、2つの支持脚片(211、212)は、それぞれ、第2部分(200)を構成する面からほぼ垂直に立ち上がって、互いに対向することになる。このとき、支持脚片(211、212)のうち補強片(213)が入り込んでいた部分は、くり抜かれて孔部が形成される。この孔部が補強片(213)の折線と交差する位置に、2つの支持脚係合用凹部(211a、212a)が形成されている。
図1の綴込み付録用紙製スタンドにおいて、2つの支持脚片(211、212)は、それぞれ、上から下に向かうにしたがって幅が広がるように構成されている。また、2つの支持脚片(211、212)は、スタンドとして台上に自立させたときに、台を構成する面に線で接するように構成された接地部(211b、212b)を有している。支持脚片をこのような形状とすることにより、スタンドとして使用するときの安定性が向上する。
補強片は、軸線に対して線対称な略台形状の形状を有していてよい。図1の綴込み付録用紙製スタンドにおいて、補強片(213)は、軸線(B)に対して線対称であり、上底よりも下底が長い略等脚台形状であり、上底の両端が丸みを帯びている。また、補強片(213)の上底には、2つの支持脚片(211、212)の折線と交差する位置に、それぞれ、2つの補強片係合用切欠き部(213a、213b)が設けられている。補強片(213)は、下底を折線として折り上げる。
別の実施態様では、補強片が、軸線に対して線対称な略等脚台形状であり、下底に2つの補強片係合用切欠き部を有し、上底を折線として折り上げる態様であってよい。
図1の綴込み付録用紙製スタンドでは、支持脚片(211、212)及び補強片(213)をそれぞれ折り上げ、補強片(213)の有する補強片係合用切欠き部(213a、213b)と、支持脚片(211、212)の有する支持脚係合用凹部(211a、212a)とを係合させることにより、2つの支持脚片(211、212)を折り上げ状態に維持するように構成されている。
そして、この状態で綴込み付録用紙製スタンドを台上に載置すれば、支持脚片(211、212)の有する接地部(211b、212b)が台を構成する面に線で接するので、スタンドを安定的に自立させることができる。このとき、第1部分(100)の法線は水平よりも上方向に向くから、意匠印刷面(110)に印刷された意匠は、使用者に鑑賞され易くなる。
図1の綴込み付録用紙製スタンドにおいて、支持脚構成部(210)は、第2部分(200)の中央よりも下にずれた位置に配置されており、スタンドとして使用するときに、支持脚片(211、212)の有する接地部(211b、212b)が台を構成する面に線で接するように構成されている。
折線部には、予め線状にプレス加工、ハーフカット等を施しておき、使用者が折り曲げ易くなるように加工しておいてもよい。
図1の綴込み付録用紙製スタンドでは、支持脚片(211、212)の上下方向の中央付近の両外側に、2つの略半円形状の折上げ端緒用打抜き部(221、222)が形成されている。使用者が折上げ端緒用打抜き部(221、222)を取り除くと、支持脚片(211、212)の外側の辺に指が掛かり易くなり、支持脚片(211、212)の折り上げ操作を容易に行える利点が生ずる。
図2(a)~(c)に、本考案の綴込み付録用紙製スタンドを組み立てる過程を表す斜視図を示す。
図2(a)は、支持脚構成部(210)のうちの補強片(213)を折り上げた状態を示す。また、図2(a)において、折上げ端緒用打抜き部(221、222)は取り除かれている。
図2(b)は、更に、片方の支持脚片(211)を折り上げ、この支持脚片(211)の有する支持脚係合用凹部(211a)と、既に折り上げられている補強片(213)のうちの片方の補強片係合用切欠き部(213a)とを係合させた状態を示す。
図2(c)は、更に、他方の支持脚片(212)を折り上げ、この支持脚片(212)の有する支持脚係合用凹部(212a)と、既に折り上げられている補強片(213)のうちの他方の補強片係合用切欠き部(213b)とを係合させた状態を示し、これらの操作により、支持脚は折り上げ状態を維持できるようになる。
図3に、本考案の綴込み付録用紙製スタンドの使用状態を表す斜視図を示す。図3では、支持脚片(211、212)の接地部(211b、212b)が、台を構成する面に線で接している。
《綴代部分》
綴代部分は、本考案の綴込み付録用紙製スタンドを書籍に綴じ込むための部分である。本考案の付録用紙製スタンドは、綴代部分を介して書籍に綴じ込まれる。綴じ込みの方法は公知の方法であってよく、例えば、無線綴じ、平綴じ、ミシン綴じ、中綴じ等の方法であってよい。
図1の綴込み付録用紙製スタンドでは、綴代部分(300)と、第1部分(100)及び第2部分(200)との境界には、ミシン目(C)が形成されている。これにより、使用者が第1部分及び第2部分を容易に切り取って、スタンドとして使用することができる。
図1の綴込み付録用紙製スタンドでは、綴代部分(300)は、上下方向の長さが第1部分(100)及び第2部分(200)の上下方向の長さと同じである。
別の実施態様では、綴代部分の上下方向の長さは、本考案の綴込み付録用紙製スタンドを書籍に綴込み、かつ、使用者がミシン目から第1部分及び第2部分を切り取ってスタンドとして使用することができる限り、第1部分(100)及び第2部分(200)の上下方向の長さと異なっていてよい。
《使用態様》
本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、第1部分と第2部分との境界を折り曲げて、図3に示したように、第1部分と前記第2部分とが重なった状態で使用される。
本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、第1部分及び第2部分の境界に折線が形成され、第1部分と第2部分とがこの折線で折り曲げられて糊付けされた状態(すなわち、第1部分と第2部分とを予め重ねた状態)で書籍に綴じ込まれてよい。第1部分と第2部分との糊付けは、両者の重なり部分の全面に対して行ってもよいし、一部のみに対して行ってもよい。例えば、第1部分及び第2分の上下に延びる辺の近傍に上下のライン状に糊付けする態様は、サックマシンによって容易に行うことができる点で、好適である。
別の実施態様では、本考案の綴込み付録用紙製スタンドは、第1部分及び第2部分の境界に折線が形成されているが、第1部分と前記第2部分とが折線で折り曲げられていない状態で書籍に綴じ込まれてよい。この場合、使用者が第1部分及び第2部分を綴代部分から切り離した後、使用者自身で折線を折り曲げて、第1部分と前記第2部分とが重なった状態に加工する。この実施態様では、使用者が第1部分と前記第2部分とを重なった状態に容易に維持できるように、適宜の箇所に両面テープを貼付しておいてもよい。この実施態様では、第1部分と第2部分との境界の折線となる部分に、予め線状にプレス加工、ハーフカット等を施しておき、使用者が折り曲げ易くなるように加工しておいてもよい。
図1の綴込み付録用紙製スタンドでは、綴代部分(300)から、第1部分(100)及び第2部分(200)の順に配置されている。
別の実施態様では、綴代部分から、第2部分及び第1部分の順に配置されていてもよい。更に別の実施態様では、第1部分及び第2部分が隣接しており、これら双方の上辺がともに綴代部分と接するように構成されている。
《綴込み付録用紙製スタンドのサイズ》
本考案の綴込み付録用紙製スタンドのサイズは、本考案の綴込み付録用紙製スタンドが綴じ込まれる書籍の大きさ、意匠印刷面に印刷される意匠の鑑賞性等の観点から、当業者によって適宜に定められてよい。
《書籍》
本考案の別の観点によると、本考案の綴込み付録用紙製スタンドが、綴代部分を介して綴じ込まれている書籍が提供される。
100 第1部分
110 意匠印刷面
200 第2部分
210 支持脚構成部
211、212 支持脚片
211a、212a 支持脚係合用凹部
211b、212b 接地部
213 補強片
213a、213b 補強片係合用切欠き部
221、222 折上げ端緒用打抜き部
300 綴代部分
A 第1部分と第2部分との境界
B 軸線(仮想直線)
C ミシン目

Claims (6)

  1. 1枚の板紙から成り、
    意匠が印刷された意匠印刷面を有し、表面部材となる第1部分、
    支持脚構成部を有し、裏面部材となる第2部分、及び
    綴代部分
    を有し、
    前記第1部分と前記第2部分との境界を折り曲げて、前記第1部分と前記第2部分とが重なった状態で使用される、
    綴込み付録用紙製スタンド。
  2. 前記支持脚構成部は、
    前記第2部分に、一部を残して形成された切込みによって形成されており、
    前記第2部分の軸線に対して対称に配置された2つの支持脚片と、前記軸線を垂直に横断し、両端部分が前記支持脚片に入り込む補強片とから成り、ここで、前記軸線は、前記第2部分の一辺に平行であり、かつ前記第2部分を線対称に分割する仮想直線であり、
    前記2つの支持脚片及び前記補強片をそれぞれ折り上げて、前記2つの支持脚片を折り上げ状態に維持するように構成されている、
    請求項1に記載の綴込み付録用紙製スタンド。
  3. 前記支持脚構成部の前記2つの支持脚片及び前記補強片をそれぞれ折り上げるとき、
    前記2つの支持脚片は、それぞれ、前記軸線側で前記軸線に対して平行な一辺を折線として折り上げ、
    前記補強片は、前記軸線に垂直な一辺を折線として折り上げて、
    前記補強片の前記折線とした一辺と対向する一辺のうち、前記2つの支持脚片の折線とした一辺と交差する位置にそれぞれ設けた2つの補強片係合用切欠き部と、
    前記2つの支持脚片のうち、前記補強片の端部が切り抜かれてそれぞれ形成された2つの支持脚係合用凹部とを、係合させることにより、
    前記2つの支持脚片を折り上げ状態に維持するように構成されている、
    請求項2に記載の綴込み付録用紙製スタンド。
  4. 前記第1部分及び前記第2部分の境界に折線が形成されており、
    前記第1部分と前記第2部分とが、前記折線で折り曲げられて糊付けされている、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の綴込み付録用紙製スタンド。
  5. 前記第1部分及び前記第2部分の境界に折線が形成されているが、
    前記第1部分と前記第2部分とが前記折線で折り曲げられていない、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の綴込み付録用紙製スタンド。
  6. 請求項1~3のいずれか一項に記載の綴込み付録用紙製スタンドが、前記綴代部分を介して綴じこまれている、書籍。
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