JP3219399U - 手折り本 - Google Patents

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学 岩瀬
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【課題】全紙1枚に表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙とを構成して見開き2ページでページ総数が増加しても折り畳み形態が安定してその保形性が良く、全紙の裏面も全版1枚紙として表示可能な手折り本を提供すること。【解決手段】方形の全紙を一連一体に断裁して構成される表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とを製本状態に折り重ね自在にする一方、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とを全紙状に展開自在な手折り本において、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片と裏表紙片14とが、裏表紙片13、背表紙片14、表紙片11、本文紙片12a〜12vの順に配置され、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とを折込んだ状態で順次頁送りされる連載内容が、全紙の表面のみに表示されている手折り本10。【選択図】図1

Description

本考案は、方形の全紙を一連一体に断裁して構成される表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを製本状態に折り重ね自在にする一方、これらの表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを全紙状に展開自在な手折り本に関するものである。
従来、折り畳み式本として、方形状の紙を、縦に山折りと谷折りで交互に折り曲げ、この折り曲げた紙を横に二つ折りにしたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2000−280647号公報
特許文献1に記載されている折り畳み式本は、方形状の紙が縦の蛇腹折りと横の折りによって折り畳まれた本となるため、冊子の場合の見開き2ページと比べて、一度に最低4ページ以上を広げて見なければならず、見開きのスペースが倍増し、コンパクトな見開きに支障を来すばかりでなく、上下左右の最低4ページ以上に過度に目配りする必要があるという問題があった。
また、方形状の紙に対して縦の蛇腹折り回数を増加させることにより最低4ページとなる見開きスペースを縮小しようとした場合には、横の折りも重畳されてページ総数が過度に増加し、背表紙もないため、折り畳み形態が不安定となって型崩れし、折り畳み式本として持ち運びが困難になるというという厄介な問題があった。
そこで、本考案は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本考案の目的は、全紙1枚に表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙とを構成して見開き2ページでページ総数が増加しても折り畳み形態が安定してその保形性が良く、全紙の裏面も全版1枚紙として表示可能な手折り本を提供することである。
請求項1に係る考案は、方形の全紙を一連一体に断裁して構成される表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを製本状態に折り重ね自在にする一方、前記表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを全紙一面に展開自在な手折り本において、前記表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とが、前記裏表紙片、背表紙片、表紙片、複数の本文紙片の順に配置され、前記表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを折込んだ状態で順次頁送りされる連載内容が、前記全紙の表面のみに表示されていることにより、前述した課題を解決するものである。
請求項2に係る考案は、請求項1に記載された手折り本の構成に加えて、前記全紙が、前記裏表紙片と背表紙片と表紙片と複数の本文紙片からなるベース紙片段と前記複数の本文紙片のみからなる複数の続葉紙片段とで一連一体の多段に区切られ、前記ベース紙片段を構成する裏表紙片と背表紙片と表紙片と該表紙片に連続する先頭に配置された本文紙片とが、見開き方向に沿って相互に巻き込むように山折り状態で折り込まれ、前記ベース紙片段および続葉紙片段を構成する複数の本文紙片が、相互に見開き方向に沿って蛇腹状に折込まれ、前記ベース紙片段の末尾に配置された本文紙片が、前記続葉紙片段の先頭に配置された本文紙片に対して天地方向に折込まれ、前記続葉紙片段の末尾に配置された本文紙片が、後続する前記続葉紙片段の先頭に配置された本文紙片に対して天地方向に折込まれていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項3に係る考案は、請求項1または請求項2に記載された手折り本の構成に加えて、前記表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを全紙一面に展開した状態で一体に表現される表示内容が、前記全紙の裏面のみに配置されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本考案の手折り本は、方形の全紙を一連一体に断裁して構成される表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを製本状態に折り重ね自在にする一方、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを全紙一面に展開自在であることにより、全紙の表裏両面を利用して表示することできるとともに、以下のような本考案に特有の効果を奏することができる。
請求項1に係る考案の手折り本によれば、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とが、裏表紙片、背表紙片、表紙片、複数の本文紙片の順に配置され、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを折込んだ状態で順次頁送りされる連載内容が、全紙の表面のみに表示されていることにより、折り畳んだ手折り本の使用状態において表紙片に連続する複数の本文紙片が相互に連続する2ページ単位で順次見開かれるため、従来のような一度に最低4ページ以上を広げて見なければならない折り畳み式本に比較すると、見開きのスペースが半減し、コンパクトな見開きを実現することができるばかりでなく、従来のような上下左右の最低4ページ以上に過度に目配りする必要もなく、見開いた状態の視認負担を軽減することができる。
しかも、請求項1に係る考案の手折り本が背表紙片を備えていることにより、折り畳んだ手折り本の使用状態において本文紙片のページ総数が増加しても折り畳み形態を安定して支持するため、手折り本として優れた保形性を発揮することができる。
請求項2に係る考案の手折り本によれば、請求項1に係る考案の手折り本が奏する効果に加えて、全紙が、裏表紙片と背表紙片と表紙片と複数の本文紙片からなるベース紙片段と複数の本文紙片のみからなる複数の続葉紙片段とで一連一体の多段に区切られ、ベース紙片段を構成する裏表紙片と背表紙片と表紙片とこの表紙片連に連続する先頭に配置された本文紙片とが、見開き方向に沿って相互に巻き込むように山折り状態で折り込まれ、ベース紙片段および続葉紙片段を構成する複数の本文紙片が、相互に見開き方向に沿って蛇腹状に折込まれ、ベース紙片段の末尾に配置された本文紙片が、続葉紙片段の先頭に配置された本文紙片に対して天地方向に折込まれ、続葉紙片段の末尾に配置された本文紙片が、後続する続葉紙片段の先頭に配置された本文紙片に対して天地方向に折込まれていることにより、ベース紙片段の本文紙片を相互に折込んだ蛇腹折りが続葉紙片段の本文紙片を相互に折込んだ蛇腹折りが見開き方向で不連続、すなわち、途切れ、その結果、蛇腹折りで生じる過度の歪が抑制されるため、本文紙片のページ総数が増加しても折り畳み形態が安定して手折り本としてより一段と優れた保形性を発揮することができる。
請求項3に係る考案の手折り本によれば、請求項1または請求項2に係る考案の手折り本が奏する効果に加えて、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを全紙一面に展開した状態で一体に表現される表示内容が、全紙の裏面のみに配置されていることにより、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを展開して構成される裏面が平坦な全判一枚紙となるため、全紙を折り畳んで全紙の表面が見開き2ページで表示される手折り本の使用形態とは別の用途、すなわち、絵画、書画、写真、地図、設計図、ポスター用画像などを表示する場合に使用することができる。
本考案の実施例である手折り本の全体概要を示す斜視図。 図1に示す手折り本の真上からみた平面図。 図1に示す手折り本に用いた全紙の表面側から観た展開図。 図1に示す手折り本に用いた全紙の裏面側から観た展開図。 図1に示す手折り本の折込み開始状態の説明図。 図1に示す手折り本のベース紙片段と続葉紙片段との折込み状態の説明図。 図1に示す手折り本の表紙片と複数の本文紙片とに対する背表紙片と裏表紙の巻き込み開始状態の説明図。
本考案は、方形の全紙を一連一体に断裁して構成される表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを製本状態に折り重ね自在にする一方、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを全紙一面に展開自在な手折り本において、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とが、裏表紙片、背表紙片、表紙片、複数の本文紙片の順に配置され、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを折込んだ状態で順次頁送りされる連載内容が、全紙の表面のみに表示され、全紙1枚に表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙とを構成して見開き2ページでページ総数が増加しても折り畳み形態が安定してその保形性が良く、全紙の裏面も全版1枚紙として表示可能なものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、手折り本の素材については、表裏両面に少なくとも印刷可能なものであれば、原料として木材パルプ紙、合成紙、古紙又は和紙を用いたものであっても良く、特に、アート紙、コート紙、軽量コート紙、キャスト紙、微塗工紙等の塗工印刷用紙のみならず、上級印刷用紙、中級印刷用紙、更紙等の下級印刷用紙、インディア紙、薄葉紙等の非塗工印刷用紙、色上質紙等の特殊印刷用紙、コピー用紙等の情報用紙を用いても良い。
そして、手折り本の素材となる全紙については、方形の全判サイズであれば、例えば、洋紙の規格・寸法(JIS P 0202)で規定された四六判(788×1091mm)、B列本判(765×1085mm)、A列本判(625×880mm)、ハトロン判(900×1200m)などのいずれのサイズであっても良い。
また、手折り本のサイズについては、一例として、上述した全紙を折り畳んで、B6変型(188×128mm)、総頁数64からなるサイズであっても良く、これ以外のサイズであっても何ら構わない。
さらに、本考案の手折り本は、児童書、単行本、書籍などの出版市場、映画パンフレット、舞台パンフレットなどの美術芸能市場、販売促進ツール、ダイレクトメールなどのビジネス市場において使用することができるものである。
また、手折り本の表面に表示される具体的な連載内容については、頁単位で連続的に表示される手書きのお手本、手引き、説明書き、小説、経文などが挙げられ、他方の裏面に全版1枚紙として、すなわち、表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを一面に展開した状態で一体に表現される表示内容については、絵画、書画、写真、地図、設計図、ポスター用画像などが挙げられる。
以下、図1乃至図7に基づいて、本考案の一実施例である手折り本を説明する。
<1.手折り本の構造>
まず、図1乃至図4に基づいて、本考案の実施例である手折り本10を説明する。
図1は、本考案の実施例である手折り本の全体概要を示す斜視図であり、図2は、図1に示す手折り本の真上からみた平面図であり、図3は、図1に示す手折り本に用いた全紙の表面側から観た展開図であり、図4は、図1に示す手折り本に用いた全紙の裏面側から観た展開図である。
本考案の一実施例である手折り本10は、手書きのお手本として使用されるものであって、図1および図2に示すように、表紙片11と本文紙片12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12h、12i、12j、12k、12l、12m、12n、12o、12p、12q、12r、12s、12t、12u、12vと背表紙片13と裏表紙片14とで構成され、これらの表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14は、図3および図4に示す方形の全紙(四六判788×1091mmの特殊印刷用紙)が一連一体に断裁されるとともに、裏表紙片14と背表紙片13と表紙片11と本文紙片12a〜12fからなるベース紙片段10Aと本文紙片12g〜12nのみからなる続葉紙片段10Bと本文紙片12o〜12vのみからなる続葉紙片段10Cとで一連一体の3段に区切られ、さらに、裏表紙片14、背表紙片13、表紙片11、本文紙片12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12h、12i、12j、12k、12l、12m、12n、12o、12p、12q、12r、12s、12t、12u、12vの順に配置されている。
ここで、表紙片11と本文紙片12a〜12vとは、同一のサイズであり、これらに対して、裏表紙片14は、背表紙片13の幅分だけ小幅のサイズになっている。
そして、裏表紙片14と背表紙片13とを合わせたサイズが、表紙片11のサイズと等しくなっている。
また、ベース紙片段10Aと続葉紙片段10Bとの連結部は、続葉紙片段10Bと続葉紙片段10Cとの連結部に対して左右逆に配置されている。
なお、図3および図4に示す符号Lは、裁断箇所であり、図5に示す符号X1は、見開き方向であり、符号X3は、巻き込み反転させる方向であり、符号14aは、裏表紙片に付した書籍バーコードである。
これにより、本実施例の手折り本10は、従来の冊子のように閉じ合わせたり、従来の製本のように糊付けしたりすることなく、折り重ねて製本状態に形成したり、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とを全紙一面に展開したりして、2通りの使用形態を実現することができる。
また、本実施例の手折り本10は、背表紙片13を備え、本文紙片12a〜12vのページ総数が増加しても折り畳み形態を安定して支持している。
そして、本実施例の手折り本10は、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とが、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とを折込んだ状態で順次頁送りされる連載内容、すなわち、お手本となる縦書きの手書き文章が、全紙の表面のみに表示されている。
そして、ベース紙片段10Aの連載内容と続葉紙片段10Bの連載内容とは、天地方向で上下逆転して表示され、続葉紙片段10Bの連載内容と続葉紙片段10Cの連載内容も、天地方向で上下逆転して表示されている。
これにより、折り畳んだ使用状態において表紙片11に連続する複数の本文紙片12a〜12vは、相互に連続する2ページ単位で順次見開かれるようになっている。
表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とを一面に展開した状態で一体に表現される表示内容、すなわち、写真画が、全紙の裏面のみに配置されている。
これにより、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とで構成される裏面は、平坦な全判一枚紙に展開されて一目で視認可能となる。
<2.手折り本の組み立て>
次に、図5乃至図7に基づいて、本実施例である手折り本10の組み立て手順を説明する。
ここで、図5は、図1に示す図1に示す手折り本の折込み開始状態の説明図であり、図6は、図1に示す手折り本のベース紙片段と続葉紙片段との折込み状態の説明図であり、図7は、図1に示す手折り本の表紙片と複数の本文紙片とに対する背表紙片と裏表紙の巻き込み開始状態の説明図である。
まず、例えば、上述したような手折り本10の全紙を一連一体に構成するベース紙片段10Aの裏表紙片14と背表紙片13と表紙片11と本文紙片12a〜12fと、本文紙片12g〜12nのみからなる続葉紙片段10Bと、本文紙片12o〜12vのみからなる続葉紙片段10Cとを、それぞれ見開き方向X1に蛇腹状態で折込む。
次いで、これらのベース紙片段10Aと続葉紙片段10Bと続葉紙片段10Cとを、図6に示すように、天地方向X2で蛇腹状に折込む。すなわち、ベース紙片段10Aの末尾に配置された本文紙片12fが、続葉紙片段10Bの先頭に配置された本文紙片12gに対して天地方向に折込まれ、続葉紙片段10Bの末尾に配置された本文紙片12nが、後続する続葉紙片段10Cの先頭に配置された本文紙片12oに対して天地方向に折込まれる。
最後に、図7に示すように、ベース紙片段10Aを構成する背表紙片13と裏表紙片14と表紙片11とこの表紙片11に連続する先頭に配置された本文紙片12aとを、見開き方向X1に沿って相互に巻き込むように山折り状態で折り込むことにより、図1に示すような手折り本10を完成することができる。
<3.本実施例の効果>
上述した本実施例の手折り本10によれば、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とが、裏表紙片14、背表紙片13、表紙片11、本文紙片12a〜12vの順に配置され、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とを折込んだ状態で順次頁送りされる連載内容が、全紙の表面のみに表示されているため、従来のような一度に最低4ページ以上を広げて見なければならない折り畳み式本に比較すると、見開きのスペースが半減し、コンパクトな見開き状態を実現するとともに、従来のような上下左右の最低4ページ以上に過度に目配りする必要もなく、見開いた状態の視認負担を軽減するばかりでなく、背表紙片13を備えているため、手折り本として優れた保形性を発揮することができる。
そして、手折り本10の全紙が、裏表紙片14と背表紙片13と表紙片11と本文紙片12a〜12fからなるベース紙片段10Aと本文紙片12g〜12nのみからなる続葉紙片段10Bと本文紙片12o〜12vのみからなる続葉紙片段10Cとで一連一体の3段に区切られ、ベース紙片段10Aを構成する裏表紙片14と背表紙片13と表紙片11とこの表紙片11に連続する先頭に配置された本文紙片12aとが、見開き方向X1に沿って相互に巻き込むように山折り状態で折り込まれ、ベース紙片段10Aを構成する本文紙片12a〜12f、続葉紙片段10Bを構成する本文紙片12g〜12n、続葉紙片段10Cを構成する本文紙片12o〜12vが、相互に見開き方向X1に沿ってそれぞれ蛇腹状に折込まれ、ベース紙片段10Aの末尾に配置された本文紙片12fが続葉紙片段10Bの先頭に配置された本文紙片12gに対して天地方向X2に折込まれ、さらに、この続葉紙片段10Bの末尾に配置された本文紙片12nが続葉紙片段10Cの先頭に配置された本文紙片12oに対して天地方向X2に折込まれているため、本文紙片12a〜12vのページ総数が増加しても折り畳み形態が安定して手折り本10としてより一段と優れた保形性を発揮することができる。
さらに、表紙片11と本文紙片12a〜12vと背表紙片13と裏表紙片14とを全紙一面に展開した状態で一体に表現した表示内容の写真画が、全紙の裏面のみに配置されているため、全紙を折り畳んで全紙の表面が見開き2ページで表示される手折り本の使用形態とは別の用途として使用することができるなど、その効果は甚大である。
10 ・・・手折り本
10A ・・・ベース紙片段
10B ・・・続葉紙片段
10C ・・・続葉紙片段
11 ・・・表紙片
12a〜12v・・・本文紙片
13 ・・・背表紙片
14 ・・・裏表紙片
14a ・・・裏表紙片に付した書籍バーコード
L ・・・裁断箇所
X1 ・・・見開き方向
X2 ・・・天地方向
X3 ・・・巻き込み反転させる方向

Claims (3)

  1. 方形の全紙を一連一体に断裁して構成される表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを製本状態に折り重ね自在にする一方、前記表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを全紙一面に展開自在な手折り本において、
    前記表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とが、前記裏表紙片、背表紙片、表紙片、複数の本文紙片の順に配置され、
    前記表紙片と複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを折込んだ状態で順次頁送りされる連載内容が、前記全紙の表面のみに表示されていることを特徴とする手折り本。
  2. 前記全紙が、前記裏表紙片と背表紙片と表紙片と複数の本文紙片からなるベース紙片段と前記複数の本文紙片のみからなる複数の続葉紙片段とで一連一体の多段に区切られ、
    前記ベース紙片段を構成する裏表紙片と背表紙片と表紙片と該表紙片に連続する先頭に配置された本文紙片とが、見開き方向に沿って相互に巻き込むように山折り状態で折り込まれ、
    前記ベース紙片段および続葉紙片段を構成する複数の本文紙片が、相互に見開き方向に沿って蛇腹状に折込まれ、
    前記ベース紙片段の末尾に配置された本文紙片が、前記続葉紙片段の先頭に配置された本文紙片に対して天地方向に折込まれ、
    前記続葉紙片段の末尾に配置された本文紙片が、後続する前記続葉紙片段の先頭に配置された本文紙片に対して天地方向に折込まれていることを特徴とする請求項1記載の手折り本。
  3. 前記表紙片、複数の本文紙片と背表紙片と裏表紙片とを全紙一面に展開した状態で一体に表現される表示内容が、前記全紙の裏面のみに配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の手折り本。

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