JP5998966B2 - 仕分け設備および仕分け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を仕分ける仕分け設備および仕分け方法に関し、特に、搬送されてきた物品が払い出されるシュートが設けられている仕分け設備に関するものである。
物品の仕分けを行う仕分け設備においては、物品の搬送を自動で行うコンベヤなどの自動搬送路がよく使用され、この自動搬送路から仕分け先に向けての物品の払い出しを自動で行う自動仕分け装置(ソータ)も使用されることがある。
例えば特許文献1には、商品(物品)のピース仕分けを行うピースソータが記載されている。このピースソータにおいては、滑り台のような複数のシュートに対してそれぞれ折り畳み式コンテナ(集品容器)が配置されており、各シュートへ仕分け先別に物品が払い出される。そして物品を集品容器へ投入するようになっている。
このようなピースソータを用いると、仕分け先別の物品の払い出しが自動で行われるため、仕分け作業に必要な労力がいくらか低減される。
特開2003−212314号公報
しかしながら、こうしたピースソータを用いた仕分け設備においても、装置の動作不良などにより物品が搬送路の外に転落してしまうなどといったトラブルに対処するため、作業者による目視監視は必要である。ここで、例えば物品の転落が発生した場合に、どのシュートにどんな(例えばどの仕分け先向けの)物品が払い出されるのか、という払い出し情報が視覚的にわかるようになっていなければ、作業者は転落した物品をどのシュートに投入し直すべきなのかについて、仕分け設備の管理システムに問い合わせなければ知ることができない。
また、各シュート下には予め集品容器を配置しておく必要があるが、仕分け先の種類がシュート数に対して少なくて、使用されないシュートがある場合には、使用されないシュートにも集品容器を配置してしまうという、作業者にとっては無駄な作業が発生するという問題もある。
こうした問題に対処するため、仕分け作業を行う前(作業バッチ開始前など)に、各シュートに対して、今回の仕分け作業においてそのシュートに対応付けられる払い出し情報(例えば店舗名などの仕分け先の情報)が印刷されたラベルなどを予め貼り付けておくことで、そのシュートが今回の作業で使用されるものかどうか、そしてどのような物品が払い出されるシュートであるのか、が視覚的に判別できるようにしておくという対策がなされることがある。
しかしながら、このような対策では、どのシュートにどの店舗向けの物品を払い出すか、などといったシュートと払い出し情報との対応関係が変更されるたび(例えば作業バッチ開始のたび)にラベルなどを手作業で貼っていく必要があるため、大規模な仕分け設備でシュートの数が何百と用意されていたりすると、印刷に使用するラベルの物的資源、貼り付けを行う作業者の労力、そして貼り付けに要する作業時間が多大なものとなってしまい、仕分け設備運用に必要なコストが高くなってしまう。
また、手作業での貼り付けはピースソータの動作と独立した作業となるため、ピースソータに指令されている情報が古いままになっていないかどうか、すなわち、どのシュートに対してどの仕分け先向けの物品を払い出すべきであるか、といったシュートと払い出し情報の対応関係が、貼り付けたラベル通りの最新情報に正しく更新されているかどうかを確認することができない。
そこで本発明は、物品が払い出されるシュートが設けられている仕分け設備において、シュートと払い出し情報との対応関係が変更されるたびにラベルを手作業で貼っていく必要をなくして運用コストを低減し、また払い出し情報が更新されたかどうかを作業者が確認できることが可能な仕分け設備を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のうち請求項1に記載の仕分け設備は、搬送されてきた物品が払い出されるシュートが設けられている仕分け設備において、前記シュートに関するシュート情報と、前記シュートから払い出される物品に関する払い出し情報とを対応付けて管理する情報管理手段が設けられており、前記シュートには、前記情報管理手段と通信して前記シュートのシュート情報と対応付けられている払い出し情報に基づく表示を行う払い出し情報表示手段が設けられており、有効な表示がされている払い出し情報表示手段が設けられているシュートに対応した位置に、当該シュートから払い出される物品を集品する集品容器が配置され、前記集品容器には、その集品容器が配置された当該シュートのシュート情報および/または当該シュートから払い出される物品に関する払い出し情報の少なくとも一部の項目を記憶する払い出し情報記憶手段と、前記払い出し情報記憶手段に記憶された払い出し情報に基づく表示を行う集品容器表示手段と、が備えられており、前記払い出し情報表示手段は、前記払い出し情報記憶手段に記憶される項目に対応した表示項目を含む表示を行い、前記集品容器表示手段は、前記払い出し情報表示手段の表示と対応した表示を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、シュート情報と払い出し情報との対応関係(例えば、どのシュートにどの店舗向けの物品を払い出すかという対応)が変更されると、シュートに設けられた表示手段の表示も変更されることになる。また、シュートに設けられた払い出し情報表示手段の表示には、集品容器の払い出し情報記憶手段に書き込まれる項目(例えば店舗名)と対応した表示項目が含まれているために、例えば作業者が払い出し情報記憶手段へ情報の書き込み作業を行う場合には、作業者はこれから書き込もうとする情報を払い出し情報表示手段の表示により目視で確認しながら作業を行うことができる。
また上記構成によれば、集品容器の払い出し情報記憶手段にその集品容器の位置に対応するシュートの払い出し情報が正しく書き込まれたかどうかの確認を、シュートの払い出し情報表示手段と集品容器表示手段とが対応した表示となっているかどうかを作業者が目視で確かめることによって行うことができる。
また、請求項2に記載の仕分け設備は、請求項1に記載の仕分け設備であって、シュートへ物品が払い出されたことを検出する払い出し検出手段が前記シュートに設けられており、払い出し情報表示手段は、前記シュートに払い出される予定の物品の残数を表示し、前記払い出し検出手段による検出に基づいて前記残数の表示を変更可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、払い出される予定の物品の残数が払い出し情報表示手段によって表示されるため、作業者はその表示を確認することで、そのシュートからの払い出しが終了したかどうか、終了していなければあとどの程度の数量の払い出しが行われるのか、あるいは終了までにどのくらい時間がかかるのか、を把握することができる。
また、請求項に記載の仕分け設備は、請求項1または請求項2に記載の仕分け設備であって、シュート情報を保持するシュート情報保持手段がシュートに設けられており、前記シュート情報保持手段から取得した前記シュート情報を基に、そのシュート情報と対応付けられている払い出し情報を情報管理手段から取得することが可能となっていることを特徴とする。
上記構成によれば、払い出し情報表示手段とシュート情報保持手段とを分離することができるので、これらをそれぞれ別の位置に配置することができるようになって、例えば、払い出し情報表示手段をシュート上方など目視しやすい位置に配置し、シュート情報保持手段をシュートの払い出し端など作業者に近い位置に配置するなど、作業を行いやすく配置することができるようになる。
また、請求項に記載の仕分け方法は、搬送されてきた物品をシュートに対して払い出す仕分け方法において、前記シュートに関するシュート情報と、前記シュートから払い出される物品に関する払い出し情報とを対応付けて管理し、前記シュートに、そのシュートのシュート情報と対応付けられている払い出し情報に基づく表示を行い、前記シュートから払い出される物品を集品する集品容器を、有効な表示がされているシュートに対応した位置へ配置し、前記集品容器を配置する際に、その集品容器が配置された当該シュートからシュート情報を取得し、取得した前記シュート情報に対応付けられている前記払い出し情報に基づいて、前記シュートに表示している項目のうち少なくとも一つの項目の情報を前記集品容器に割り付け、前記集品容器に、その集品容器に割り付けられた情報に基づいて、前記シュートの表示と対応した表示を行う
ことを特徴とする。
上記方法によれば、シュート情報と払い出し情報との対応関係(例えば、どのシュートにどの店舗向けの物品を払い出すかという対応)が変更されると、シュートに設けられた表示手段の表示も変更されることになる。また、シュートに設けられた払い出し情報表示手段の表示には、集品容器の払い出し情報記憶手段に書き込まれる項目(例えば店舗名)と対応した表示項目が含まれているために、例えば作業者が払い出し情報記憶手段へ情報の書き込み作業を行う場合には、作業者はこれから書き込もうとする情報を払い出し情報表示手段の表示により目視で確認しながら作業を行うことができる。
本発明によれば、シュートに設けられた払い出し情報表示手段の表示が、シュート情報と払い出し情報との対応関係に応じて自動的に変更されることになるため、どのシュートにどの店舗向けの物品を払い出すか、などといった対応関係が変更されるたび(例えば作業バッチ開始のたび)にラベルなどを手作業で貼っていく必要がなくなり、資源・労力・時間コストを削減できる。
また、払い出し情報表示手段に、シュートと対応付けられた払い出し情報に基づく表示がなされるため、作業者はその表示を目視で確認することにより、その情報が最新の情報となっているかどうかを確認することができる。
さらに、集品容器の払い出し情報記憶手段へ書き込もうとする払い出し情報の少なくとも一部を、作業者が払い出し表示手段の表示により目視で確認できるので、その情報が有効な情報であるかどうか(例えば店舗名が空欄になっていないか、前回バッチの情報や昨日の情報のままになっていないか、など)を確認した上で書き込みを行うことができ、無効な情報の書き込みや、払い出し情報が割り付けられていないシュートに集品容器を配置してしまうような無駄な作業の発生も防止できる。
本発明の実施の形態の一例としての仕分け設備におけるシュート周辺エリアの要部構成を示す斜視図である。 同仕分け設備における各部構成間の関係を示すブロック図である。 同仕分け設備における仕分け作業にて使用されるハンディターミナルとその使用の様子を示す図であり、(a)はシュートナンバープレートからのバーコード読み取りの様子を示す図、(b)は集品容器プレートの集品容器情報記憶部への書き込みの様子を示す図である。 同仕分け設備において各部構成間でやりとりされる情報の構成と、シュート表示器および集品容器情報表示部の表示を示す概念図であり、(a)はシュート情報および注文情報を示す図、(b)は払い出し情報を示す図、(c)はシュート表示器の表示を示す図、(d)は集品容器情報表示部の表示を示す図である。 同仕分け設備における仕分け作業の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態の一例を、図面を参照しながら説明する。
[仕分け設備の要部構成]
まず、図1に示す仕分け設備10における要部構成について説明する。
この仕分け設備10において、仕分け対象となる物品12は、それぞれ仕分け先が割り付けられた上で、搬送路20に沿って走行する一連の台車22に載置されて出荷エリア(または先行の作業が行われるエリア)から搬送されてくる。この搬送路20の側方には下方へ向けて傾斜したスロープとして構成された複数のシュート30が設けられており、そのシュート30の下方(各シュート30に対応した位置)にはそれぞれ集品容器40(例えば折り畳み式コンテナ)が配置できるようになっている。
シュート30のそれぞれには、シュートを特定する情報として個別のシュートナンバー(シュート情報の一例)が割り振られており、このシュートナンバーを表すバーコードが貼り付けられるなどして保持されたシュートナンバープレート32(シュート情報保持手段の一例)が、シュート30の終端部前面に取り付けられている。このシュートナンバープレート32は、個別のシュートナンバーという、各シュート30に固有の情報を保持するものであるため、一度取り付ければその後は貼り変える必要はない。
各シュート30には、仕分け作業を行う際に仕分け先がそれぞれ割り付けられる。そして、各台車22は、プロセッサやコンピュータで構成される台車コントローラ23(図1には図示せず)による制御を受けて、自身が載置している物品12の仕分け先が割り付けられているシュート30の位置で、物品12を(台車22上面のトレイを傾転させるなどして)シュート30へと払い出すようになっている。ここで、シュート30の終端付近の集品待機場30aは傾斜のない略水平面、あるいは終端側に向けて上り方向へわずかに傾斜した面となっており、これにより、払い出された物品12はシュート30のスロープを滑った後、この集品待機場30aで一旦停止(待機)するようになっている。
また、例えばフォトインタラプタなどの光電センサで構成される払い出し検出センサ34(払い出し検出手段の一例)がシュート30の開始端(搬送路20側の端)近くに設けられており、シュート30へ物品12が払い出されたことを、この払い出し検出センサ34によって検出することができるようになっている。この払い出し検出センサ34のそれぞれは、図2に示すようにシュートコントローラ38(プロセッサやコンピュータで構成され各シュート30における作業を管理する装置)と接続されており、このシュートコントローラ38を介して、各シュート30において払い出しが行われたことを、シュート30周辺のエリアにおける作業をコンピュータシステムなどにより管理するエリアコントローラ50(情報管理手段の一例)へ送信する。
そして、図1に示すように、各シュート30の上方領域にはそのシュート30から払い出されてくる物品12に関する情報、すなわちどの仕分け先向けの物品12が、どの程度の数量分払い出されてくるのか、などの情報(払い出し情報の一例)に基づく表示を液晶画面などによって示すシュート表示器36(払い出し情報表示手段の一例)が配置されており、このシュート表示器36は、図2に示すように、シュートコントローラ38を介して、エリアコントローラ50と通信可能に接続されている。なお、このシュート表示器36の電源および通信については、図1に示すように、シュート30の上方領域で左右方向にわたって延びている横木に、警報表示ランプや緊急停止ボタンと並ぶようにシュート表示器36を設けて、この横木に各シュート表示器36の動作電力およびシュートコントローラ38との通信信号が有線で供給されるダクトを備えるようにしてもよいし、シュート表示器36のそれぞれが独立した電源(電池など)を備えるようにして、シュートコントローラ38と各シュート表示器36が無線通信を行うようにしてもよい。
図1においてシュート30の下方に配置される集品容器40には、それぞれ集品容器プレート42が取り付けられており、この集品容器プレート42には、例えば近距離の無線通信で情報を読み取り/書き込み可能なRFIDタグで構成される集品容器情報記憶部42a(払い出し情報記憶手段の一例)と、電子ペーパーなどにより所定の情報を表示する集品容器情報表示部42b(集品容器表示手段の一例)が設けられている。
また、集品容器40が配置される位置の奥側には、例えばフリーローラによって出荷エリア(または後続の作業が行われるエリア)に向けて集品容器40を搬送可能な出荷路80が設けられている。
以上が本実施形態における仕分け設備10の要部構成である。なお、説明のために図1においてはシュート30を6つのみ示しているが、もっと多く(あるいは少なく)設けてもよい。また図1においては、シュート30周辺エリアの構成のみを表しているが、実際にはこれ以外にも、物品の入荷が行われるエリア、検品が行われるエリア、梱包が行われるエリアなど、数多くのエリアがある。
[作業者が用いるハンディターミナル60]
なお、本実施形態における仕分け設備10にて仕分け作業を行う作業者には、図3に示すハンディターミナル60が支給され、作業者はこのハンディターミナル60を用いて仕分け作業を行う。
このハンディターミナル60には、その先端部にバーコードリーダ62が設けられていて、図3(a)に示すように、シュートナンバープレート32などに表示されているバーコードを読み取ることで、そのバーコードが表している情報(数字など)を取得することができる。
また、ハンディターミナル60は、図2に示すように、シュート30周辺エリアに設けられた無線装置68を介して無線通信によりエリアコントローラ50と情報の送受信が可能なほか、図3(b)に示すように、集品容器プレート42の集品容器情報記憶部42aなどのRFIDタグに対する読み取り/書き込み機能も有している。
なお、ハンディターミナル60に設けられているハンディターミナル表示部64には、バーコードやRFIDから読み取った情報、通信によって取得した情報、作業者に対する作業指示、ハンディターミナル60の動作モードといった各種情報を表示することができるようになっている。
[各部構成間でやり取りされる情報や各部構成間の関係]
次に、各部構成間でやり取りされる情報や、各部構成間の関係について説明する。
『シュート情報』
シュート情報とは、各シュート30に関する情報であり、具体的には、図4(a)に示すように、各シュート個別のシュートナンバー、すなわちシュートナンバープレート32のバーコードが表す情報である。
『注文情報』
注文情報とは、各仕分け先からの注文、すなわちどのような種類の物品12を、どの仕分け先に向けて、どの程度の数量仕分けるべきであるのか、ということに関する情報である。なお、本実施形態においては、この注文情報は後述する払い出し情報を作成するために使用され、注文情報が各部構成間で直接やりとりされることはない。
注文情報の具体的な形態としては、図4(a)に示すように、各店舗(仕分け先の一例)からの注文データの一覧として構成することができ、店舗毎に個別の店舗コードと、店舗名と、物品12の種類毎に個別の物品IDと、その物品12の数量といった項目によって構成され、一つの店舗コードに対して、その店舗向けに仕分けられるべき複数の物品12の物品IDおよびその数量が対応付けられた情報(データ)とすることができる。
この注文情報は、仕分け設備10を運用する者、例えば商品配送センターが、仕分け設備10において仕分け作業が開始される前に(例えば前日のうちに、あるいは作業バッチの開始前に)、コンピュータなどで構成された上位システム70(図2)に予め入力しておく。
なおここで、上位システム70とは、仕分け設備10を運用する者が、仕分け先(個人ユーザー、店舗、取引先など)から受ける注文やそれに応じた商品の仕入れなどを管理するために使用するとともに、仕分け設備10全体の動作を管理するシステムである。
『払い出し情報』
払い出し情報とは、上記シュート情報と注文情報とに基づいて作成される情報であり、どのシュート30に対して、どのような種類の物品12を、どの仕分け先に向けて、どの程度の数量払い出すべきであるのか、といった、各シュート30から払い出される物品12に関する情報である。払い出し情報の具体的な形態としては、図4(b)に示すように、各店舗に関する注文情報と、その店舗宛ての物品12が払い出されるべきシュート30に関するシュート情報とが対応付けられた状態で含まれた情報として構成することができ、店舗毎に個別の店舗コードと、店舗名と、物品12の種類毎に個別の物品IDと、その物品12の数量、といった項目、そしてその店舗コードと対応付けられたシュートナンバーによって構成された情報(データ)とすることができる。
この払い出し情報は、上位システム70が上記シュート情報と注文情報との対応付けを行うことによって作成する。すなわち、上位システム70は、どのシュート30へ、どの仕分け先宛ての物品をどの程度の数量払い出すのかの決定を行う。
具体的には、注文情報の構成が図4(a)に示すものである場合に、仕分け設備10の運用主体によってこの注文情報が上位システム70へ入力されると、上位システム70は、自身の内部メモリに予め登録されているシュート30のシュートナンバーの一つに対して一つの店舗コードを割り当てていくことで、どのシュート30にどの店舗向けの物品12が払い出されるのかを決定してゆくことができ、そうして決定した注文情報とシュート情報との対応関係の情報を払い出し情報として内部メモリに保存する。
なおこのとき、シュート30の総数に対して店舗数(仕分け先の総数)が少ない場合には、使用頻度の高いシュート30の周りに不使用のシュート30を割り当てることが望ましい。例えば、図4(a)に示す構成の注文情報においては、一つの店舗コードに対して複数の物品IDおよびその数量が対応付けられているので、この数量を利用して、店舗コード毎に物品12の数量の総和を求め、その総和が大きい店舗コードに対して割り当てたシュートナンバーの前後(数字が±1)のシュートナンバーに対しては、店舗コードを割り当てないようにする(シュートナンバーの前後関係がシュート30の左右関係に対応する場合)。
このようにすると、使用頻度の高いシュート30においてはその左右スペースに余裕を持って作業が行えるようになるので、使用頻度の高いシュート30における仕分け作業の煩雑さが改善される。
以上のようにして払い出し情報が作成されると、上位システム70は、作成したこの払い出し情報をエリアコントローラ50へ送信する。
「エリアコントローラ50について」
シュート30周辺のエリアにおける作業を管理するエリアコントローラ50は、例えばコンピュータによって構成され、図2に示すように、上位システム70、一連の台車22の動作を制御する台車コントローラ23、各シュート30における作業を管理するシュートコントローラ38、ハンディターミナル60との無線通信を中継する無線装置68と接続されている。
そして、エリアコントローラ50は図2に示すように、情報管理部52、台車制御部54、通信インタフェース56、表示管理部58という各種機能部を備えている。これらの各種機能部はそれぞれ、以下の<情報管理機能>,<台車22の動作制御機能>,<通信機能>,<表示管理機能>などの各種機能を有する手段として実装されるものであり、これらの機能を備えるように予め構成された機構やプロセッサとして実装することもできるし、こうした機能を実行するように作成されたプログラムルーチンとして実装することもできる。
<情報管理機能>
エリアコントローラ50の情報管理部52が有する機能であり、この機能により、シュート30に関する情報と、シュート30から払い出される物品12に関する情報とが対応付けて管理される。
本実施形態においては、上位システム70から送信された払い出し情報が情報管理部52の内部メモリに保存されることにより、払い出し情報がシュート情報を内包するという形で、シュート30に関する情報と、シュート30から払い出される物品12に関する情報との対応関係が管理される。
<台車22の動作制御機能>
エリアコントローラ50の台車制御部54が有する機能であり、この機能および後述の通信インタフェース56を介する台車コントローラ23への動作指示の送信により、搬送路20上における台車22の走行と、各シュート30に対する物品12の払い出し動作が制御される。この機能についての具体的な図示は省略するが、制御方法の一例としては、台車22の走行方向の上流側(入荷エリア側)において、各物品12に添付されているバーコード(物品ID)を読み取るなどの方法で、どの台車22にどのような物品IDの物品12が載置されたかが検出されるようになっており、その物品12が払い出されるべきシュート30(その物品12を注文している店舗の店舗コードに対して上位システム70が割り当てたシュートナンバーを有するシュート30)の位置へ当該台車22が到達すると、台車22上面のトレイ下部を支えるロッドをモータ等の動力で傾けてトレイをシュート30側へ傾転させるなどの方法により、台車22に載置された物品12をシュート30へと払い出させることができるようになっている。なお台車22の到達に関しては、例えば各台車22の位置を検出できるようにしておくなど、台車コントローラ23を通じて各台車22の走行状況を把握できるようにしておくことで判定することができる。
<通信機能>
エリアコントローラ50の通信インタフェース56が有する機能であり、この機能により、エリアコントローラ50と接続または通信している各部構成と、エリアコントローラ50内の各種機能部との情報のやりとりが仲介される。
通信インタフェース56の具体的な働きとしては、図2に示すように、上位システム70からは払い出し情報を受信して情報管理部52へ送る。また台車コントローラ23からは各台車22の走行状況を受信する一方で、台車コントローラ23に対して台車制御部54からの動作指示を送信する。そしてシュートコントローラ38からは払い出し検出センサ34による物品12の払い出し検出信号を受信して後述の表示管理部58へ送る一方で、シュートコントローラ38に対して後述の表示管理部58からのシュート表示器36のシュート表示データを送信する。
また、ハンディターミナル60との通信においては、無線装置68を介してシュート情報(シュートナンバー)についての問合せ信号をハンディターミナル60から受信し、情報管理部52が管理している情報から、問合せがあったシュート情報に対応する払い出し情報を検索して探し出し、ハンディターミナル60へその探し出した払い出し情報を送信する。
なおここでは説明のため、どの各部構成との通信も通信インタフェース56によってまとめて仲介されることとしているが、通信対象ごとに別々のインタフェースを設けてもよい。
<表示管理機能>
エリアコントローラ50の表示管理部58が有する機能であり、この機能により、情報管理部52が管理している情報や払い出し検出センサ34による検出に基づいて、シュート表示器36に表示するためのシュート表示データが作成される。このシュート表示データは作業バッチの切り替わりの際などに情報管理部52において払い出し情報とシュート情報との対応関係が変更されるとデータ全体が更新されるほか、払い出し検出センサ34による検出があると、その払い出し検出センサ34を有するシュート30に関するデータが変更される。シュート表示データの詳細については以下のシュート表示器36に関する記載において後述する。
「シュート表示器36について」
各シュート30に設けられるシュート表示器36は、前述の通り、液晶画面などにより表示を行うものである。このシュート表示器36の表示は、シュートコントローラ38によって制御される。図2に示すようにシュートコントローラ38がエリアコントローラ50と通信して表示管理部58で作成されたシュート表示データを受信すると、シュートコントローラ38は、シュート表示データに従って、各シュート30に配置されたシュート表示器36に対して、そのシュート30に関するシュート情報と対応付けられた払い出し情報に基づく表示を行わせる。
ここで、払い出し情報に基づく表示とは、払い出し情報に含まれる項目そのものの表示のほか、払い出し情報から求めることができる情報の表示や、払い出し情報とその他の情報とを組み合わせて得られる情報の表示も含まれる。例えば図4(c)に示すように、払い出し情報に含まれる項目である店舗コード、店舗名を表示するほか、そのシュート30に対応付けられている物品12の数量の総和を仕分け予定数(そのシュート30から払い出される物品12の予定数量の総数)として表示したり、その仕分け予定数から払い出し検出センサ34による検出回数を引いた値を残数(そのシュート30から払い出される予定数量の残り)として表示したりしてもよい。
また、シュート表示器36の表示内容、すなわちシュート表示データには、上記のような払い出し情報に基づく表示項目を含むほか、例えば図4(c)に示すように、そのシュート30のシュート情報(シュートナンバー)や、シュート30からの払い出しが完了した物品12の数量である完了数(シュート払い出し検出センサ34による検出回数)などの表示項目を含んでもよい。
この表示を行うためのシュート表示データは、エリアコントローラ50の表示管理部58が、情報管理部52の管理している情報や払い出し検出センサ34による検出に基づいて作成しており、情報管理部52において払い出し情報とシュート情報との対応関係が変更された際(作業バッチの切り替わりの際に新しい払い出し情報が上位システム70から送信されてきた場合など)にはデータ全体が更新されるほか、払い出し検出センサ34による検出があるたびに残数、完了数が更新される(検出のたびに残数は一つずつ減少し、完了数は一つずつ増加する)。シュートコントローラ38は、こうしたシュート表示データを表示管理部58から通信インタフェース56を介して逐次受信し、シュート表示データに更新があった場合にはそのシュート表示データの内容に合わせて各シュート表示器36の表示を更新する。
「集品容器プレート42について」
集品容器40に取り付けられる集品容器プレート42は、前述の通り、RFIDタグなどの集品容器情報記憶部42aと、電子ペーパーなどの集品容器情報表示部42bを有している。この集品容器情報記憶部42aと集品容器情報表示部42bは集品容器プレート42内部で互いに接続されていて、集品容器情報表示部42bは、集品容器情報記憶部42aに記録された情報を読み取ることができるようになっている。
作業者が用いるハンディターミナル60のRFID書き込み機能により、集品容器情報記憶部42aに対して情報を書き込むことができるようになっており、具体的には、ハンディターミナル60がエリアコントローラ50との通信によって取得した払い出し情報が書き込まれる。すなわち、払い出し情報の項目である、店舗コード、店舗名、物品ID、数量といったデータが書き込まれて記憶される。
なお、払い出し情報の全ての項目を記憶させるのではなく、一部の項目、例えば店舗コードの項目のみを記憶させるようにしてもよい。また、払い出し情報に含まれている(対応している)シュート情報も記憶させるようにしてもよい。ここで、集品容器情報記憶部42aに記憶させる項目の少なくとも一つ(例えば店舗コード)を、シュート表示器36の表示に含まれる表示項目と対応したものとしておくことにより、作業者は集品容器情報記憶部42aに記憶させる予定の内容を、書き込み実行前にシュート表示器36の表示を目視して確認することができる。
そして、集品容器情報表示部42bは、集品容器情報記憶部42aに記憶された情報を読み取り、その情報に基づく表示を行う。具体的には、記憶されている払い出し情報の、店舗コード、店舗名、物品ID、数量といった項目の内容、またはその内容から求めることができる情報(先述の仕分け予定数など)を表示する。
なお、払い出し情報の全項目を表示せずに、例えば図4(d)に示すように、払い出し情報のうち店舗名のみを表示するようにしてもよい。また、集品容器情報記憶部42aにシュート情報も記憶されている場合には、図4(d)に示すように、そのシュート情報(シュートナンバー)を表示させるようにしてもよい。ここで、集品容器情報表示部42bの表示をシュート表示器36の表示と対応したものとしておく(例えばどちらにも店舗名といった共通の項目を表示する)と、作業者は、集品容器情報記憶部42aに書き込んだ情報が、確かにシュート30に対応付けられたものとなっているかどうかを、集品容器情報表示部42bの表示とシュート表示器36の表示とを比較することで確認することができる。
[仕分け作業の流れ]
次に、仕分け設備10のシュート30周辺エリアにおける仕分け作業の流れについて、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、仕分け作業の事前準備(ステップS00)として、配送事業者などの仕分け設備10の運用主体が、上位システム70に注文情報を入力し、上位システム70は、その注文情報とシュート情報との対応付けを行って払い出し情報を作成し、エリアコントローラ50へ送信しておく。エリアコントローラ50の情報管理部52の内部メモリにおいてシュート情報が払い出し情報に含まれる形で管理されている対応付けに基づき、各シュート表示器36には、今回の仕分け作業においてそのシュート30に対応付けられた払い出し情報に基づく表示が行われる。なお、注文情報とシュート情報との対応付けにおいて、今回の仕分け作業で使用しないシュート30が発生した場合には、使用しないシュート30の見分けが付くように、そこのシュート表示器36の表示を空白にするか、「未使用」と表示するようにしておくとよい。
そして、台車22が稼動される前に、作業者は、シュート表示器36の表示を確認し、どのシュート30のシュート表示器36に有効な表示がなされているか(例えば店舗名が空欄になっていないか、未更新のままになっていないか、など)を確認する(ステップS01)。
次に、作業者は、シュート30周辺のエリアの近辺に設けられた、集品容器40が用意されているエリア(図示せず)から、集品容器プレート42が取り付けられている集品容器40を持ってきて、有効な表示がされているシュート表示器36に対応するシュート30の下方に配置する(ステップ02)。
このときに、図3に示すように、作業者はハンディターミナル60のバーコードリーダ62により、今回の集品容器40を配置したシュート30のシュートナンバープレート32に表示されているバーコードを読み取る(ステップS03)。
すると、ハンディターミナル60は、そのバーコードの表すシュートナンバーを取得し、そのシュートナンバーについてエリアコントローラ50に無線通信により問合せを行う。エリアコントローラ50は、ハンディターミナル60から問合せのあったシュートナンバーについて、そのシュートナンバーと対応付けられている払い出し情報を検索して、検索の結果として探し出した払い出し情報を、ハンディターミナル60へ送信する(ステップS04)。
払い出し情報が送信されると、作業者はハンディターミナル60のRFIDタグ書き込み機能により、送信されてきた払い出し情報の各種項目を集品容器情報記憶部42aへ書き込む。これにより、シュート30のシュートナンバーと対応した払い出し情報(特に、シュート表示器36に表示されている項目の情報)が集品容器40に割り付けられた状態となる(ステップS05)。なお、ハンディターミナル60によるシュートナンバーの問合せからエリアコントローラ50による払い出し情報の送信までは、作業者が意識することのない程度の短時間で行われるため、作業者の意識としては、シュートナンバープレート32のバーコード読み取りから連続して集品容器情報記憶部42aへの書き込みを行うこととなる。
このようにして集品容器情報記憶部42aへ払い出し情報が書き込まれると、集品容器情報表示部42bはその書き込まれた払い出し情報のうち仕分け先の情報(ここでは店舗名)を読み取り、その仕分け先の情報を表示する(ステップS06)。
集品容器情報表示部42bに仕分け先の情報が表示されると、作業者はこの表示と、シュート30のシュート表示器36の表示とが一致しているかどうか、すなわち、そのシュート30に対応する仕分け先の情報が正しく集品容器情報記憶部42aに書き込まれたかどうかを確認する(ステップS07)。
このようにして各シュート30への集品容器40の配置が終了すると、台車22とシュート30による物品12の仕分け作業が開始される(ステップS08)。
台車22からシュート30へ物品12が払い出されると、その払い出しが払い出し検出センサ34によって検出され、その検出があるたびにシュート表示器36に表示される残数がカウントダウンされ、完了数がカウントアップされていく。
台車22からシュート30へ払い出された物品12は、集品待機場30aで待機状態となるので、作業者は、この待機状態となっている物品12を、そのシュート30の下方に配置されている集品容器40へと収納していく。この作業を、集品容器40が満量となるか、そのシュート30からの払い出しが終了する(シュート表示器36に表示される残数がゼロとなり、仕分け予定数と完了数が同数となる)まで繰り返す(ステップS09−NO)。
集品容器40が満量となったとき、あるいはそのシュート30からの払い出しが終了したときには(ステップS09−YES)、作業者はその集品容器40を奥へと押し込んで、出荷エリア(または後続の作業が行われるエリア)に向けて集品容器40を搬送する出荷路80に集品容器40を載置することで、出荷エリアや後続の作業エリアに集品容器40を送り出す(ステップS10)。
集品容器40を出荷路80で送り出した後、そのシュート30からの払い出しがまだ終了していない場合(ステップS11−NO)には、作業者は新たな集品容器40を、集品容器40を保管しているエリアから持ってきて、シュート30の下方に配置する(ステップS02に戻る)。なおこのとき、新たな集品容器40を持ってくるまでの間にはシュート30の下方に集品容器40が配置されていない状態となるが、シュート30から払い出された物品12は集品待機場30aで一旦待機するようになっているため、払い出された物品12が集品容器40に収納されることなくシュート30から転落してしまうおそれは少ない。
そして、作業者は、新しく持ってきた集品容器40に取り付けられている集品容器プレートの集品容器情報記憶部42aに対する情報の書き込み、すなわちシュートナンバープレート32のバーコード読み取りおよびRFIDタグ書き込みを行った後、シュート30から払い出された物品12の集品容器40への収納を再開する(ステップS03〜ステップS08)。
一方、集品容器40を出荷路80で送り出した際に、そのシュート30からの払い出しが終了している場合(ステップS11−YES)には、今回の仕分け作業(作業バッチ)におけるそのシュート30での仕分けは終了となる。
以上のように本実施の形態によれば、シュート30に設けられたシュート表示器36は、エリアコントローラ50と通信して表示を行うため、エリアコントローラ50の情報管理部52においてシュート情報と払い出し情報との対応関係が変更されると、シュート表示器36の表示が自動的に変更されることになる。したがって、どのシュート30にどの店舗向けの物品を払い出すか、などといった対応関係が変更されるたび(例えば作業バッチ開始のたび)に各シュート30に対して払い出し情報を印刷したラベルなどを手作業で貼り付けていく必要がないため、印刷に使用するラベルの物的資源、貼り付けを行う作業者の労力、そして貼り付けに要する作業時間が必要なくなり、仕分け設備10の運用コストを削減できる。
また、本実施の形態によれば、シュート表示器36に、シュート30と対応付けられた払い出し情報に基づく表示がなされるため、作業者はその表示を目視で確認することにより、最新の情報となっているかどうかを確認することができる。
さらに、本実施の形態によれば、シュート30下方に配置した集品容器40に取り付けられている集品容器プレート42の集品容器情報記憶部42aへ書き込もうとする払い出し情報の一部(ここでは店舗名)を作業者がシュート表示器36を目視することで確認できるので、その情報が有効な情報であるかどうか(例えば店舗名が空欄になっていないか、前回バッチの情報や昨日の情報のままになっていないか、など)を確認した上で書き込みを行うことができる。したがって、無効な情報を書き込んでしまうという作業ミスが防止される。また、表示が行われていないシュート表示器36に対応するシュート30に対しては集品容器40を運んでこなくてよいので、仕分け先店舗が設定されていないシュート30の位置まで集品容器40を運んできてしまうという無駄な作業の発生も防止される。
また、本実施の形態によれば、シュート表示器36に、シュート30から払い出される予定の物品12の残数が表示されるため、作業者はそのシュート30からの払い出しが後どの程度かかるのかを把握することができ、また残数がゼロとなったときにはそのシュート30からの払い出しが終了したと判断することができる。
また、本実施の形態によれば、集品容器40に取り付けられている集品容器プレート42の集品容器情報表示部42bに、集品容器情報記憶部42aに記録された情報に基づき、シュート表示器36の表示と対応した表示(ここでは店舗名)が行われるため、集品容器情報記憶部42aにシュート30と対応する正しい情報が書き込まれたかどうかを、シュート表示器36の表示と集品容器情報表示部42bの表示とを比較することで、作業者が目視で確認することができる。
また、本実施の形態によれば、シュート表示器36はシュート30の上方、シュートナンバープレート32はシュート30の終端部に配置されるので、作業者にとって、シュート表示器36は目視しやすい位置となり、シュートナンバープレート32はハンディターミナル60によるバーコード読み取りがしやすい位置となる。
なお、本実施の形態においては、払い出し情報に含まれる項目の構成を、店舗コード、
店舗名、物品ID、数量、シュートナンバーとしているが、これに限るものではなく、他にも、今回の作業バッチを特定するバッチナンバー、注文毎に割り振られるオーダーナンバー、仕分け先店舗の属性(直営店か否かなど)、出荷日(あるいは仕分け作業が行われる日時)、仕分け先に至るまでに経由する予定の出荷ルート、などの項目を含んでもよい。そして同様に、シュート表示器36に表示される項目、集品容器情報記憶部42aに記憶される項目、集品容器情報表示部42bに表示される項目についても、以上のような内容を含めるようにしてもよい。ここで例えば、集品容器情報記憶部42aにバッチナンバーとシュートナンバーなどから生成される出荷IDを記憶させておき、その集品容器40に収納される(配置したシュート30から払い出される)物品12の物品IDおよび数量と、出荷IDとが対応付けられるようにしておくと、シュート30周辺エリアより後続の作業エリアにおいて、集品容器40内に収納された物品12の検品を、その出荷IDを参照することで効率よく行うことができる。なおこれとは逆に、項目数を限定することで、いくつかの項目を表示しないようにしてシュート表示器36や集品容器情報表示部42bを小型化したり、いくつかの項目を記憶しないようにして集品容器情報記憶部42aを小容量化したりしてもよい。
また、本実施の形態においては、上位システム70が注文情報とシュート情報との対応付けを行って払い出し情報を作成し、この払い出し情報を情報管理部52へ送信しているが、情報管理部52が払い出し情報の作成を行ってもよい。すなわち、上位システム70が情報管理部52へ(通信インタフェース56を介して)注文情報を送信し、情報管理部52が、その送信されてきた注文情報と、自身の内部メモリに予め登録されたシュート情報とに基づいて、先述したような注文情報とシュート情報との対応付けを行って、払い出し情報を作成して内部メモリに保存することにより、注文情報とシュート情報とを対応付けて管理するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、払い出し情報がシュート情報を内包する形で払い出し情報とシュート情報との対応付けが行われているが、払い出し情報とシュート情報との対応関係は払い出し情報とは独立した情報として管理してもよい。例えば、払い出し情報の構成は注文情報と同等の構成としておく一方で、店舗コードとシュートナンバーを項目とする対応関係データを作成して情報管理部52に保存することで払い出し情報とシュート情報との対応関係の管理を行い、ハンディターミナル60からの問合せの際など、対応関係を調べる際には、この対応関係データを介して調べるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、集品容器40の集品容器プレートに集品容器情報記憶部42aと集品容器情報表示部42bとが備えられているが、集品容器情報表示部42bについては必ずしも設ける必要はなく、集品容器情報記憶部42aのみが備えられるようにしてもよい。この場合においても、シュート表示器36の表示には集品容器情報記憶部42aに記憶される項目(例えば店舗名)に対応した表示項目が含まれる。そのため、この場合においても、作業者は書き込み予定の情報を目視で確認することができる。
また、本実施の形態においては、シュート情報をシュート30個別のシュートナンバーとしているが、これはシュート30を特定できる情報であればよく、例えばシュート30の位置情報でもよい。
また、本実施の形態においては、シュート表示器36に表示される項目に、集品容器情報記憶部42aに記憶させる項目と共通の表示項目(例えば店舗名)が含まれるようにしているが、シュート表示器36に表示される項目には集品容器情報記憶部42aに記憶させる項目と対応した表示項目があればよく、例えば集品容器情報記憶部42aには店舗コードを記憶させる一方で、シュート表示器36には店舗コードを表示せず、その店舗コードと対応した店舗名を表示するようにしてもよい。また同様に、集品容器情報表示部42bの表示も、シュート表示器36の表示と対応したものとなっていればよく、例えば作業者が店舗コードと店舗名の対応関係を把握しているのであれば、シュート表示器36に店舗名を表示し、集品容器情報表示部42bに店舗コードを表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、トレイを備えた台車22を用いて、シュート30の位置でトレイを傾転させることで払い出しを行っているが、必ずしもトレイを使用する必要はなく、例えば台車22を、物品12を載置可能な駆動コンベヤを備えたものとして構成し、シュート30の位置でその駆動コンベヤをシュート30に向けて駆動(回動)させることで払い出しを行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、物品12を載置した台車22を搬送路20に沿って走行させるようにしているが、搬送路20は物品12を搬送できる手段であればよくて、必ずしも台車22を用いる必要はない。例えば搬送路20を駆動コンベヤ(ベルトコンベヤ、ローラコンベヤ、スライドシュー式コンベヤ、スラットコンベヤ等)として構成し、その駆動コンベヤ上に物品12を直接載置して搬送するようにしてもよい。この場合は、払い出し方法も台車22を使用した場合と異なってくるが、シュート30の位置にて押し出しアームで物品12をシュート30側に押し出すようにしたり、搬送路20を複数の区域に分けてその各区域が傾転するようにしたりするなど、分岐を有する搬送装置などにおいて使用されている様々な方法をとることができる。
また、本実施の形態においては、シュート30に集品待機場30aを設けて、ここで待機状態になっている物品12を作業者が集品容器40へ収納していくようにしているが、集品待機場30aを設けず、シュート30から直接集品容器40へ物品12が投入されるようにしてもよい。この場合、作業者が物品12を一つ一つ手作業で投入していく必要がないため、労力が低減される。なおこの場合、作業者をシュート30の近くに常に配置する必要がなくなるが、シュート30内で物品12が詰まってしまうなどの不具合への対処が迅速に行えるように、そうした不具合発生時に警報表示(警戒色のランプ点灯、アラーム音発生など)を行う警報器を例えばシュート表示器36の近くに設けておくとよい。
なお、シュート30から直接集品容器40へ物品12が投入されるようにする場合には、満量になった集品容器40を出荷路80で送り出してから新しい集品容器40を配置するまでの間に物品12が転落することのないように、一時的に当該シュート30からの払い出しを停止するための払い出し停止ボタンを例えばシュート表示器36の近くに設けておくとよい。払い出しを停止させるための具体例としては、台車22全体の走行を停止させるという方法のほか、台車22の走行は継続させてシュート30を素通りさせるという方法がある。シュート30を素通りさせた場合には、シュート30に払い出される予定だった物品12については、シュート30周辺エリアの末端に設けられたリジェクトシュートに投入して、リジェクトシュートに投入された物品12を作業者が手作業で集品容器40に納めていくようにしたり、台車22を循環形状の搬送路20上で循環走行させて、台車22が再びシュート30の位置へやってきた際に改めて払い出しを行うようにしたりするとよい。
また、本実施の形態においては、シュート30を傾斜したスロープとして構成しているが、これに限るものではなく、傾斜をつけたフリーローラーコンベヤ等の非駆動コンベヤとして構成したり、傾斜をつけない代わりに集品容器40側へ向けて駆動するベルトコンベヤとして構成したりしてもよい。
また、本実施の形態においては、シュート30を搬送路20の片側にのみ設けているが、シュート30を搬送路20の両側に設けてもよい。この場合は、シュート30をさらに多数設けることができるので仕分け効率が向上する。
また、本実施の形態においては、払い出し検出センサ34を光電センサとしているが、物品12が払い出されてきたことを検出できる手段であればよく、例えば物品12の通過により接点が接続または遮断されるマイクロスイッチでもよい。
また、本実施の形態においては、集品容器40をシュート30の下方に配置しているが、どの集品容器40がどのシュート30に対応しているかを作業者が認識できるように配置すればよく、例えばシュート30の手前にシュート30と同程度の高さの台座を設け、この台座に集品容器40を各シュート30と向かい合うように配置してもよい。またさらに、大型の集品容器40を用いて、複数のシュート30に対して一つの集品容器40を配置するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、作業者に支給されているハンディターミナル60を介してシュート情報の読み取りや集品容器情報記憶部42aへの書き込みが行われるようにしているが、必ずしもハンディターミナル60を用いる必要はなく、例えば集品容器プレート42にバーコードリーダと、エリアコントローラ50との無線通信を行う無線通信ユニットとを設けておくことで、ハンディターミナル60を用いずに作業を行えるようにしてもよい。この場合、集品容器プレート42がシュートナンバープレート32にかざされると、集品容器プレート42のバーコードリーダがシュート情報を読み取り、集品容器プレート42の無線通信ユニットが、そのシュート情報に対応する払い出し情報をエリアコントローラ50から取得して、集品容器プレート42が自身の集品容器情報記憶部40aへ自動的に書き込みを行うこととなる。
また、本実施の形態においては、シュート30下方への集品容器40の配置(供給)や、作業完了時の集品容器40の出荷を作業者が手作業で行うようにしているが、これらが自動的に行われるようにしてもよく、例えば集品容器40が配置される領域より手前に、集品容器40を待機させておく供給路を設けておき、シュート30下から集品容器40が取り除かれるとこの供給路から自動的に集品容器40が供給されるようにする一方で、シュート30下方において集品容器40を配置する領域を出荷路80に向けて駆動可能なベルトコンベヤとして構成しておき、作業完了時にはこのベルトコンベヤで集品容器40が自動的に出荷路80へ送られるようにしてもよい。このようにすると作業者の作業量が低減される。また、こうした集品容器40の自動供給を行う形態と、先述のハンディターミナル60を用いない形態とを組み合わせた場合には、作業者の作業量をさらに低減することができる。
また、本実施の形態においては、シュート30のバーコードを保持するシュートナンバープレート32とシュート表示器36とを分けているが、シュートナンバープレート32を設けずに、シュート表示器36にシュート30のバーコードを表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、情報管理部52、台車制御部54、通信インタフェース56、表示管理部58をエリアコントローラ50の内部機構としているが、これらはそれぞれ情報を管理できる手段、台車の走行を制御できる手段、通信を仲介できる手段、表示を管理できる手段であればよく、例えばそれぞれ別個の装置として構成してもよい。
10 仕分け設備
12 物品
30 シュート
32 シュートナンバープレート
36 シュート表示器
40 集品容器
42 集品容器プレート
50 エリアコントローラ
60 ハンディターミナル

Claims (4)

  1. 搬送されてきた物品が払い出されるシュートが設けられている仕分け設備において、
    前記シュートに関するシュート情報と、前記シュートから払い出される物品に関する払い出し情報とを対応付けて管理する情報管理手段が設けられており
    前記シュートには、前記情報管理手段と通信して前記シュートのシュート情報と対応付けられている払い出し情報に基づく表示を行う払い出し情報表示手段が設けられており、
    有効な表示がされている払い出し情報表示手段が設けられているシュートに対応した位置に、当該シュートから払い出される物品を集品する集品容器が配置され、
    前記集品容器には、その集品容器が配置された当該シュートのシュート情報および/または当該シュートから払い出される物品に関する払い出し情報の少なくとも一部の項目を記憶する払い出し情報記憶手段と、前記払い出し情報記憶手段に記憶された払い出し情報に基づく表示を行う集品容器表示手段と、が備えられており、
    前記払い出し情報表示手段は、前記払い出し情報記憶手段に記憶される項目に対応した表示項目を含む表示を行い、
    前記集品容器表示手段は、前記払い出し情報表示手段の表示と対応した表示を行うこと
    を特徴とする仕分け設備。
  2. シュートへ物品が払い出されたことを検出する払い出し検出手段が前記シュートに設けられており、
    払い出し情報表示手段は、前記シュートに払い出される予定の物品の残数を表示し、前記払い出し検出手段による検出に基づいて前記残数の表示を変更可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の仕分け設備。
  3. シュート情報を保持するシュート情報保持手段がシュートに設けられており、
    前記シュート情報保持手段から取得した前記シュート情報を基に、そのシュート情報と対応付けられている払い出し情報を情報管理手段から取得することが可能となっていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の仕分け設備。
  4. 搬送されてきた物品をシュートに対して払い出す仕分け方法において、
    前記シュートに関するシュート情報と、前記シュートから払い出される物品に関する払い出し情報とを対応付けて管理し、
    前記シュートに、そのシュートのシュート情報と対応付けられている払い出し情報に基づく表示を行い、
    前記シュートから払い出される物品を集品する集品容器を、有効な表示がされているシュートに対応した位置へ配置し、
    前記集品容器を配置する際に、
    その集品容器が配置された当該シュートからシュート情報を取得し、取得した前記シュート情報に対応付けられている前記払い出し情報に基づいて、前記シュートに表示している項目のうち少なくとも一つの項目の情報を前記集品容器に割り付け
    前記集品容器に、その集品容器に割り付けられた情報に基づいて、前記シュートの表示と対応した表示を行う
    ことを特徴とする仕分け方法。
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