JP3077936B2 - 商品の選択管理方法及び選択管理装置 - Google Patents

商品の選択管理方法及び選択管理装置

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JP3077936B2
JP3077936B2 JP2400898A JP2400898A JP3077936B2 JP 3077936 B2 JP3077936 B2 JP 3077936B2 JP 2400898 A JP2400898 A JP 2400898A JP 2400898 A JP2400898 A JP 2400898A JP 3077936 B2 JP3077936 B2 JP 3077936B2
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石川昭道
大滝英治
功 安達
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大和電機工業株式会社
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,スーパー,コン
ビニエンスストア等の店舗に,商品を配送する配送セン
ターや問屋,メーカー等の保管倉庫において,店舗から
の注文商品を集めるための商品の選択管理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来,配送センターや問屋,メーカー等
の広い保管倉庫内には,商品が保管されている商品棚が
多数配列されており,この商品棚は,多数の収納部に区
分されており,この収納部には,種類毎に区分けされた
商品がそれぞれ保管されている。そして,店舗から注文
があると,作業者はその店舗の注文伝票を見ながら,目
的とする商品が保管されている収納部からそれぞれ商品
を集め,ケースに入れ,配送場所に運び込んでいた。
【0003】又,図21に示すように,上記と同様に,
倉庫内には商品棚100が多数配列されており,この商
品棚100の各収納部(図示せず)には,それぞれ商品
が種類毎に区分けされて保管されている。そして,商品
棚100は複数のブロック100a,100b,・・・
に区分けされ,各ブロック毎に,棚ランプ101と店番
表示器102とブロック完了ランプ103とが配設され
ており,各収納部毎に,それぞれ注文された商品の数量
を表示する表示器104が配設されている。
【0004】作業開始に当たって,作業者105は各ブ
ロック毎に必要な人数配置され,店番表示器102に
は,商品を注文した店舗の店番が表示され,棚ランプ1
01が点灯し,店舗からの注文商品を収納するための箱
106がコンベヤ107で移送されてくる。収納部毎に
取り付けられている表示器104には,該当する商品を
選択する数量が表示されている。
【0005】各ブロック毎に配置されている各作業者1
05は,棚ランプ101の点灯しているブロック100
a,100b,・・・内の表示器104に表示されてい
る数量だけその収納部に保管されている商品を選択し,
次々と箱106に投入する。表示器104に表示されて
いる数量だけ商品を選択すると,作業者105は,表示
器104に設けられている確認スイッチ(図示せず)を
押圧して,表示器104の表示を消す。このようにし
て,このブロック100a内のすべての表示器104の
表示が消されると,ブロック完了ランプ103が点灯す
るとともに,ブザー(図示せず)が鳴動し,作業者に作
業が終了したことを知らせる。
【0006】そこで,作業者105は,このブロック1
00a内に1箇所だけ設けられているブロック完了スイ
ッチを押圧すると,ブロック完了ランプ103が消灯
し,このブロック100a内における選択作業が終了し
たので,選択した全商品が収納されている箱106を,
次のブロック100bへと移送する。
【0007】なお,ブロック完了スイッチを押圧する
と,店番表示器102には,次の店番が表示される。次
のブロック100bの作業者105は,同様にしてこの
ブロック100b内における商品の選択作業を行う。こ
のようにして,店番表示器102に表示されている店番
の全商品の選択作業が終了すると,この箱106は倉庫
の外に設けられている検品エリヤ108までコンベヤで
移送される。検品エリヤ108には,バーコードリーダ
ー109が配置されており,箱106に収納されている
全商品がバーコードリーダー109で検品される。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】このように構成され
ているので,前者の形式の場合には,作業者105によ
る注文伝票の読み間違いによる商品の取り間違い,商品
の数量の超過不足等の問題が多い。さらに,作業者10
5は,目的とする商品が収納されている場所を覚えてい
るベテランと覚えていない新人とでは,作業能率が異な
り,処理時間のばらつきが大きい。
【0008】又,後者の形式の場合には,作業者105
による表示器104の数量の読み間違いによる商品の数
量の超過不足が発生する。さらに,この表示器104
は,商品が保管されている収納部の下部に取り付けられ
ている場合が多いので,作業者105が間違って下の収
納部の商品を選択したり,時には左右方向の収納部から
選択する商品間違いが多い等の問題がある。
【0009】又,これら選択した商品は,すべて検品エ
リヤ108で,商品を箱106からひとつずつ取り出
し,この商品に付されたバーコードをバーコードリーダ
ー109で読み取りることにより検品される。しかしな
がら,このような検品方法では,多くの商品が入ってい
る箱106の中からいちいち商品を取り出し,そのバー
コードを探してバーコードリーダー109で読み取らね
ばならず,面倒であるばかりではなく,検査時間が長く
なる。
【0010】その上,商品に間違いが発生していた場
合,検品エリヤ108で初めて間違いが判明するので,
わざわざ倉庫まで戻り,該当する正しい商品を持ってこ
なければならず,大変面倒であるとともに,検査時間が
長くなる等の問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、商品を種類毎に区分けして収納する収納部を有し、
複数のブロックに区分けした商品棚と、各店舗から注文
された商品を収納してブロックからブロックへと移送手
段により移送する納品ケースと、店舗を識別する店番と
店舗からの注文商品をバーコードで示し、ホストコンピ
ュータ側からのデータに基づいて作成される注文リスト
と、各ブロック毎に、バーコードを識別するバーコード
リーダーと、店番を表示する店番表示器と、このブロッ
ク内で収納部から選択した商品を一時的に載置する仮置
台と、各ブロック毎に、数量表示器と店番表示器とを制
御する数量表示用ブロックコントローラとバーコードリ
ーダーを制御する検品用ブロックコントローラと、配送
センター内に、数量表示用ブロックコントローラと検品
用ブロックコントローラとを制御する制御用コンピュー
タと、全店舗とオンラインで接続されており、これらの
店舗からの注文が入力されると、この注文に従って作成
される注文リストを、配送センターに備えられている制
御用コンピュータに送り出すとともに、これらを制御し
て全店舗の商品管理を行う前記ホストコンピュータと、
数量表示器は収納部毎に備えるとともに、商品選択・検
品作業の正常、数量超過、数量不足、作業終了を文字及
び数字で表示する文字表示部と、商品選択・検品作業の
正常、数量超過、数量不足を色分け点灯あるいは色分け
点滅して表示する機能及びスイッチ機能を備えた点灯表
示部とを有する数量表示器とを備え、注文リストのバー
コードをバーコードリーダーで読み取ることにより、検
品用ブロックコントローラから制御用コンピュータへ”
作業店舗指示”指令が入力され、この制御用コンピュー
タから検品用ブロックコントローラへ注文商品に関する
検品データが、数量表示用ブロックコントローラへ店番
コードの入った作業指示データがそれぞれ入力されるこ
とにより、店番表示器に店番が表示されるとともに、数
量表示器に選択する商品の数量を表示し、商品の選択作
業が終了すると、この数量表示器の点灯表示部のスイッ
チを押圧して選択作業の終了を数量表示用ブロックコン
トローラを介して制御用コンピュータへ送り出し、選択
された商品のバーコードをバーコードリーダーで読み取
って検品し、このデータを検品用ブロックコントローラ
に入力し、検品作業終了時に、注文リストの店番を再度
読み取ることにより、数量表示用ブロックコントローラ
から制御用コンピュータへ”作業終了報告”を送り出
し、この制御用コンピュータからの”検品終了許可”指
令が検品用ブロックコントローラに入力されることによ
り、入力されている商品の明細が内部処理され、検品作
業の正常終了、商品の数量超過、数量不足が認識されて
その結果を検品情報として制御用コンピュータに送り出
し、この制御用コンピュータで検品情報により商品の数
量超過、数量不足が算出され、この数値は数量表示用ブ
ロックコントローラを介して数量表示器の文字表示部に
表示するとともに、点灯表示部には超過あるいは不足状
態を表示する色分け点灯あるいは点滅表示され、検品用
ブロックコントローラがブロック内の検品作業の正常終
了を認識して検品終了が制御用コンピュータへ入力され
ると、この制御用コンピュータから数量表示用ブロック
コントローラを介して数量表示器に作業終了を表示する
ようにしたものである。
【0012】請求項2に係わる発明は、商品を種類毎に
区分けして収納する収納部を有し、複数のブロックに区
分けした商品棚と、各店舗から注文された商品を収納し
てブロックからブロックへと移送手段により移送する納
品ケースと、店舗を識別する店番と店舗からの注文商品
をバーコードで示し、ホストコンピュータ側からのデー
タに基づいて作成される注文リストと、各ブロック毎
に、バーコードを識別するバーコードリーダーと、店番
を表示する店番表示器と、このブロック内で収納部から
選択した商品を一時的に載置する仮置台と、各ブロック
毎に、数量表示器と店番表示器とを制御する数量表示用
ブロックコントローラとバーコードリーダーを制御する
検品用ブロックコントローラと、配送センター内に、数
量表示用ブロックコントローラと検品用ブロックコント
ローラとを制御する制御用コンピュータと、全店舗とオ
ンラインで接続されており、これらの店舗からの注文が
入力されると、この注文に従って作成される注文リスト
を、配送センターに備えられている制御用コンピュータ
に送り出すとともに、これらを制御して全店舗の商品管
理を行うホストコンピュータと、数量表示器は収納部毎
に備えるとともに、商品選択・検品作業の正常、数量超
過、数量不足、作業終了を文字及び数字で表示する文字
表示部と、商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量
不足を色分け点灯あるいは色分け点滅して表示する機能
及びスイッチ機能を備えた点灯表示部とを有する数量表
示器とを備え、商品棚から店舗からの注文商品を選択
し、この選択した商品を収納する納品ケースに、注文商
品をバーコードで示した注文リストを添付し、この注文
リストのバーコードをバーコードリーダーで読み取り、
制御用コンピュータからは、注文商品に関する“検品デ
ータ”が、検品用ブロックコントローラに入力するとと
もに、数量表示用ブロックコントローラへ店番コードの
入った“作業指示データ”が入力し、この数量表示用ブ
ロックコントローラの制御により店番表示器には、注文
した店舗の店番を表示するとともに、この店舗の注文し
た商品の数量をそれぞれ数量表示器の文字表示部に表示
し、この文字表示部に表示された数量に従って商品を選
択して仮置台に一時的に載置するとともに、商品の選択
が終了した数量表示器毎に点灯表示部を押圧して数量表
示部を消去し、ブロック内の全商品の選択作業終了後、
バーコードリーダーで仮置台に載置した全商品のバーコ
ードを順次読み取って検品し、この読み取られた各商品
のデータは検品用ブロックコントローラに次々と入力さ
れ、検品終了した商品は納品ケースに収納し、ブロック
内の全商品の検品作業終了後、再度バーコードリーダー
で、注文リストの店番を読み取ることにより、数量表示
用ブロックコントローラから制御用コンピュータへ“作
業終了報告”指令が入力し、この制御用コンピュータか
らの “検品終了許可”指令が検品用ブロックコントロ
ーラに入力することにより、検品した商品の明細が内部
処理された結果、全商品の選択・検品作業が正常終了で
あることを認識すると、“検品終了”指令が制御用コン
ピュータに入力され、商品の数量超過あるいは数量不足
と認識すると、“検品情報”と“検品終了”指令とが制
御用コンピュータに入力され、この制御用コンピュータ
では、“検品情報”から商品数量の超過数あるいは不足
数を算出し、この算出した数値は、数量表示用ブロック
コントローラを介して数量表示器の文字表示部に表示す
るとともに、点灯表示部には商品の数量超過あるいは数
量不足状態を色分け点灯あるいは点滅表示し、この数量
表示部の表示に基づいて、上記と同様にして再度、商品
を選択、検品し、検品用ブロックコントローラが商品の
選択・検品の正常終了を認識し、その結果がこの制御用
コンピュータを介して数量表示用ブロックコントローラ
に入力されて正常終了を確認し、全作業が完了し、商品
の選択違いの場合には、商品のバーコードをバーコード
リーダーで読み取ったとき、エラー表示灯を点灯させる
とともに、検品終了後の検品情報に基いて、制御用コン
ピュータが判断するようにしたものである。
【0013】請求項3に係わる発明は、商品を種類毎に
区分けして収納する収納部を有し、複数のブロックに区
分けした商品棚と、各店舗から注文された商品を収納し
てブロックからブロックへと移送手段により移送する納
品ケースと、店舗を識別する店番と店舗からの注文商品
をバーコードで示し、ホストコンピュータ側からのデー
タに基づいて作成される注文リストと、各ブロック毎
に、バーコードを識別するバーコードリーダーと、店番
を表示する店番表示器と、各ブロック毎に、数量表示器
と店番表示器とを制御する数量表示用ブロックコントロ
ーラとバーコードリーダーを制御する検品用ブロックコ
ントローラと、配送センター内に、数量表示用ブロック
コントローラと検品用ブロックコントローラとを制御す
る制御用コンピュータと、全店舗とオンラインで接続さ
れており、これらの店舗からの注文が入力されると、こ
の注文に従って作成される注文リストを、配送センター
に備えられている制御用コンピュータに送り出すととも
に、これらを制御して全店舗の商品管理を行う前記ホス
トコンピュータと、数量表示器は収納部毎に備えるとと
もに、商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量不
足、作業終了を文字及び数字で表示する文字表示部と、
商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足を色分
け点灯あるいは色分け点滅して表示する機能及びスイッ
チ機能を備えた点灯表示部とを有する数量表示器とを備
え、商品棚から店舗からの注文商品を選択し、この選択
した商品を収納する納品ケースに、注文商品をバーコー
ドで示した注文リストを添付し、この注文リストのバー
コードをバーコードリーダーで読み取り、制御用コンピ
ュータからは、注文商品に関する“検品データ”が、検
品用ブロックコントローラに入力されるとともに、数量
表示用ブロックコントローラへ店番コードの入った“作
業指示データ”が入力され、この数量表示用ブロックコ
ントローラの制御により店番表示器には、注文した店舗
の店番を表示するとともに、この店舗の注文した商品の
数量をそれぞれ数量表示器の文字表示部に表示し、商品
を選択する毎にこの商品のバーコードをバーコードリー
ダーで読み取ってこのデータを検品用ブロックコントロ
ーラに入力するとともに、この検品用ブロックコントロ
ーラから商品毎に“検品情報”を順次制御用コンピュー
タへ送り出し、この制御用コンピュータでは、最初の
“検品情報”から減算処理した結果を、“作業指示デー
タ”として数量表示用ブロックコントローラに送り出
し、数量表示器には、数量表示用ブロックコントローラ
を介して順次減算した数量を表示し、検品した商品は直
接前記納品ケースに順次収納し、ブロック内の全商品の
選択・検品作業終了後、再度バーコードリーダーで、注
文リストの店番を読み取ることにより、数量表示用ブロ
ックコントローラから制御用コンピュータへ“作業終了
報告”指令が入力され、この制御用コンピュータからの
“検品終了許可”指令が検品用ブロックコントローラ
に入力することにより、検品した商品の明細が内部処理
された結果、全商品の選択・検品作業が正常終了である
ことを認識すると、“検品終了”指令が制御用コンピュ
ータに入力され、商品の数量超過あるいは数量不足と認
識すると、“検品情報”と“検品終了”指令とが制御用
コンピュータに入力され、この制御用コンピュータで
は、“検品情報”から商品数量の超過数あるいは不足数
を算出し、この算出した数値は、数量表示用ブロックコ
ントローラを介して数量表示器の文字表示部に表示する
とともに、点灯表示部には商品の数量超過あるいは数量
不足状態を色分け点灯あるいは点滅表示し、この数量表
示部の表示に基づいて、上記と同様にして再度、商品を
選択・検品し、検品用ブロックコントローラが商品選択
・検品の正常終了を認識し、その結果が制御用コンピュ
ータを介して数量表示用ブロックコントローラに入力さ
れて正常終了が確認され、全作業が完了し、商品の選択
違いの場合には、商品のバーコードをバーコードリーダ
ーで読み取ったとき、エラー表示灯を点灯させるととも
に、検品終了後の検品情報に基いて、制御用コンピュー
タが判断するようにしたものである。
【0014】請求項4に係わる発明は、数量表示器に、
商品の選択を間違えたことを表す指定手段を設けたもの
である。
【0015】請求項5に係わる発明は、各ブロック毎
に、色分け点灯可能なランプと警報音を変更可能な警報
器とを有するエラー表示灯を備え、バーコードリーダー
で読み取った商品のデータが検品用ブロックコントロー
ラにおいて内部処理された結果、商品の選択違いおよび
商品の数量超過の場合には、この結果をエラー表示灯の
ランプの色分け点灯と前記警報器の警報音とにより知ら
せるようにしたものである。
【0016】請求項6に係わる発明は、数量表示器の文
字表示部に、ブロック内における全商品の選択、検品作
業が正常に終了した時、検品用ブロックコントローラか
らの“検品終了”指令により、制御用コンピュータから
の指令により数量表示用ブロックコントローラを介して
文字表示部に”END”を表示し、この”END”表示
を確認した後、点灯表示部を押圧して、この数量表示器
の”END”表示を消去することにより、数量表示用ブ
ロックコントローラを介して制御用コンピュータへ”ブ
ロック完了報告”が入力され、この制御用コンピュータ
は、数量表示用ブロックコントローラを介して店番表示
器の店番を消去してブロック内の全作業の完了を知らせ
るようにしたものである。
【0017】請求項7に係わる発明は、数量表示器の文
字表示部に、ブロック内における全商品の選択・検品作
業が正常に終了した時、検品用ブロックコントローラか
らの“検品終了”指令により、制御用コンピュータから
の指令により数量表示用ブロックコントローラを介して
文字表示部に”END”を表示し、点灯表示部を押圧し
て”END”表示を消去するとともに、制御用コンピュ
ータから数量表示用ブロックコントローラを介して店番
表示器に、次に作業を行う店舗の店番を表示して、ブロ
ック内の全作業の完了を知らせるようにしたものであ
る。
【0018】請求項8に係わる発明は、各ブロック毎
に、ブロック内の全商品の選択、検品作業が正常に完了
したことを知らせるランプとブザーと、全作業が完了し
た時に押圧する作業完了スイッチとを有する作業完了表
示器を備え、作業完了スイッチを押圧することにより、
制御用コンピュータから数量表示用ブロックコントロー
ラを介して店番表示器に、次に作業をする店舗の店番を
表示したものである。
【0019】請求項9に係わる発明は、各注文リスト
に、商品の選択を開始するブロック番号を付し、各注文
リストをブロック番号順に納品ケースに添付するととも
に、各納品ケースを、それぞれ最初の開始ブロックまで
移動したものである。
【0020】請求項10に係わる発明は、商品を種類毎
に区分けして収納する収納部を有し、複数のブロックに
区分けした商品棚と、各店舗から注文された商品を収納
してブロックからブロックへと移送手段により移送する
納品ケースと、店舗を識別する店番と店舗からの注文商
品をバーコードで示し、ホストコンピュータ側からのデ
ータに基づいて作成される注文リストと、各ブロック毎
に、バーコードを識別するバーコードリーダーと、店番
を表示する店番表示器と、各ブロック毎に、数量表示器
と店番表示器とを制御する数量表示用ブロックコントロ
ーラとバーコードリーダーを制御する検品用ブロックコ
ントローラと、配送センター内に、数量表示用ブロック
コントローラと検品用ブロックコントローラとを制御す
る制御用コンピュータと、全店舗とオンラインで接続さ
れており、これらの店舗からの注文が入力されると、こ
の注文に従って作成される注文リストを、配送センター
に備えられている制御用コンピュータに送り出すととも
に、これらを制御して全店舗の商品管理を行うホストコ
ンピュータと、数量表示器は収納部毎に備えるととも
に、商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足、
作業終了を文字及び数字で表示する文字表示部と、商品
選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足を色分け点
灯あるいは色分け点滅して表示する機能及びスイッチ機
能を備えた点灯表示部とを有する数量表示器とを備え、
注文リストのバーコードをバーコードリーダーで読み取
ることにより、検品用ブロックコントローラから制御用
コンピュータへ”作業店舗指示”指令が入力され、この
制御用コンピュータから検品用ブロックコントローラへ
注文商品に関する”検品データ”が、数量表示用ブロッ
クコントローラへ店番コードの入った”作業指示デー
タ”がそれぞれ入力されることにより、店番表示器に店
番が表示されるとともに、数量表示器に選択する商品の
数量を表示し、商品を選択する毎にこの商品のバーコー
ドをバーコードリーダーで読み取ってこのデータを検品
用ブロックコントローラに入力するとともに、この検品
用ブロックコントローラから商品毎に“検品情報”を順
次制御用コンピュータへ送り出し、この制御用コンピュ
ータでは、最初の“検品情報”から減算処理した結果
を、“作業指示データ”として数量表示用ブロックコン
トローラに送り出し、数量表示器には、数量表示用ブロ
ックコントローラを介して順次減算した数量を表示し、
検品した商品は直接納品ケースに順次収納し、全商品の
選択・検品作業終了すると、バーコードリーダーにより
注文リストの店番を再度読み取ることにより、数量表示
用ブロックコントローラから制御用コンピュータへ“作
業終了報告”を送り出し、この制御用コンピュータから
の”検品終了許可”指令が検品用ブロックコントローラ
に入力することにより、入力されている商品の明細が内
部処理された結果、全商品の選択・検品作業の正常終了
であることを認識すると、“検品終了”指令が制御用コ
ンピュータに入力し、商品の数量超過、数量不足が認識
されてその結果を“検品情報”と“検品終了”指令とが
制御用コンピュータに入力され、この制御用コンピュー
タで“検品情報”により商品の数量超過、数量不足が算
出され、この算出した数値は、数量表示用ブロックコン
トローラを介して数量表示器の文字表示部に表示すると
ともに、点灯表示部には超過あるいは不足状態を表示す
る色分け点灯あるいは点滅表示し、検品用ブロックコン
トローラがブロック内の選択・検品作業の正常終了を認
識して“検品終了”が制御用コンピュータへ入力される
と、この制御用コンピュータから数量表示用ブロックコ
ントローラを介して数量表示器に作業終了を表示するよ
うにしたものである。
【0021】請求項11に係わる発明は、移送手段の進
行方向に隣接してモータ駆動される駆動移送手段を配設
し、全商品の選択・検品作業が正常に終了した納品ケー
スの上端開口部を閉鎖して次段のブロックに移送し、こ
の次段のブロックにおける作業開始において、注文リス
トを再度バーコードリーダーで読むことにより全作業の
完了を確認した後、納品ケースを前記駆動移送手段に移
送したものである。
【0022】請求項12に係わる発明は、各ブロック毎
に、文字表示画面に文字表示機能及び色分け点灯機能を
有し、数字表示画面にシーケンス番号の表示機能を有す
る作業指示表示器を設け、この作業指示表示器の文字表
示画面に、ブロック内における作業内容を指示するメッ
セージを文字で表示するとともに、このメッセージの内
容毎にこの文字表示画面を色分け点灯し、数字表示画面
に、処理する注文リストをシーケンス番号で表示したも
のである。
【0023】請求項13に係わる発明は、制御用コンピ
ュータに、各店舗から注文された全商品の数量と作業者
が単位時間に処理可能な商品の数量と全作業者の人数と
から予想作業時間を算出する演算機能を設けたものであ
る。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】
【実施例1】この発明の第1の実施例を,図1〜図13
に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施例を
示す要部構成図,図2は1ブロック分の商品棚100a
の要部平面図,図3は各機器の接続状態を示す要部構成
図,図4は作業状態を示す図,図5〜図7は数量表示器
3の正面図で,図5は商品の選択,検品作業が正常終了
した場合,図6は商品の数量超過の場合,図7は商品の
数量不足の場合を示している。図8〜図9は,エラー表
示灯6の斜視図で,図8は商品の検品作業が正常に行わ
れている時,図9は検品作業中に商品違いが生じた場合
を示している。図10〜図13はデータの流れを示すプ
ロセス図で,図10は商品の選択,検品作業が正常終了
した場合,図11は選択,検品した商品の数量不足の場
合,図12は選択,検品した商品の数量超過の場合,図
13は選択,検品した商品が商品違いの場合を示す。
【0028】図1〜図4において,配送センター内に
は,各商品を保管するための商品棚100が多数整列さ
れた状態で配置されており,これら整列された各商品棚
100の間は,作業者105が作業することが出来ると
ともに,選択した商品を入れる納品ケース1をブロック
100aからブロック100bと次々に移送するための
コンベヤ2が敷設されている。なお,納品ケース1をブ
ロックからブロックへと移送する手段としては,この実
施例1では,コンベヤ2により移送されるが,これに限
定されることなく,その他の移送手段としては,台車,
カートラック,手押し車等がある。
【0029】配送センター内の全商品棚100は,複数
のブロック100a,100b,・・・に区分けされて
おり,図1には1ブロック分の商品棚100aが示され
ている。そして,これらすべての商品棚100aには,
商品を種類別に区分けして保管するための収納部100
aa,100bb,・・・が設けられている。
【0030】3は数量表示器で,商品棚100の各収納
部100aa,100bb,・・・(以下,100aa
と記す)毎に,作業者105が見易いように,前面にそ
れぞれ取り付けられており,図5〜図7に示すように,
数字や文字等が表示される文字表示部3aとスイッチ機
能および色分け点灯あるいは色分け点滅機能を有する点
灯表示部3bとが設けられている。3cは桁部で,数量
訂正時に桁位置を指定するためのものである。3dは数
量部で,桁毎に訂正する数量を入力するためのものであ
る。
【0031】なお、文字表示部3aに表示する商品の数
量には、商品1個1個を単位とする数量、ケース単位の
数量、店舗毎に異なる発注単位の数量、店舗毎に異なる
梱包単位の数量等がある。従って、商品の数量と記載し
た場合には、これら各種の数量が含まれるものとする。
【0032】文字表示部3aには,選択する商品の数
量,選択された商品の数量の超過不足数およびブロック
100a内における全作業が終了したことを知らせる”
END”の文字が表示され,点灯表示部3bには,選択
された商品の数量が正しいか,数量の超過不足数が生じ
ているか等の状態を色分け表示するように構成されてい
る。
【0033】又,この実施例の場合には,商品の選択,
検品作業が正しく行われた場合には,図5に示すよう
に,文字表示部3a及び点灯表示部3bには,何等の表
示もない。選択,検品した商品が数量超過の場合には,
図6に示すように,文字表示部3aには超過した商品の
数量が表示されるとともに,点灯表示部3bは橙色に点
灯する。選択した商品が数量不足の場合には,図7に示
すように,文字表示部3aには不足する商品の数量が表
示されるとともに,点灯表示部3bは緑色に点灯するよ
うに構成されている。なお,点灯表示部3bの点灯色は
自由に選択することが出来る。
【0034】そして,この実施例では,文字表示部3a
に”END”表示がされた時,点灯表示部3bを押圧す
ると,ブロック内における全作業の完了を知らせるとと
もに,後述する店番表示器4の店番が消去されるように
構成されている。
【0035】なお,文字表示部3aに”END”表示さ
れた時,点灯表示部3bを押圧して,この”END”表
示を消去するとともに,店番表示器4に次に作業する店
舗の店番を表示するように設定することも出来る。又,
後述する作業完了表示器10に作業完了スイッチ10c
が設けられている場合には,ランプ102が点灯し,ブ
ザー10bが鳴動したことを確認した後,作業完了表示
器10の作業完了スイッチ10cを押圧し,次に作業す
る店舗の店番を店番表示器4に表示するように設定する
ことも出来る。
【0036】5は検品用のバーコードリーダーで,各ブ
ロック毎に少なくとも1個ずつ配置されている。なお,
バーコードリーダー5の代わりにRFID(Remote Frequenc
y ID) 用スキャナーを用いても良く,単にバーコードリ
ーダーと記す場合には,RFID用スキャナーも含むものと
する。さらに,バーコードリーダー5は,この実施例で
は,後述する検品用BC12とは有線で接続されている
が,これを無線で接続してもよく,又,ブロック100
a毎に複数個配置するようにしてもよい。
【0037】6はエラー表示灯で,図8〜図9に示すよ
うに,色分け点灯可能なランプ6aと警報音を変更可能
な警報器6bとを備え,ランプ6aは,バーコードリー
ダー5による選択した商品の検品作業中において,検品
結果が正しいか,商品違いあるいは数量超過があるか等
の状態を色分け表示するとともに,警報器6bからの警
報音でも知らせるように構成されている。この実施例の
場合には,検品作業が正しく行われている場合には,図
8に示すように,ランプ6aは黄色に点灯した状態を保
持し,警報器6bは所定の警報音を発している。商品違
いあるいは数量超過が発生した場合には,図9に示すよ
うに,ランプ6aは赤色に点灯するとともに,警報器6
Bは大きな警報音を発するように構成されている。な
お,ランプ6aの点灯色は,自由に選択することが出来
る。
【0038】店番表示器4は,各ブロック100a毎に
1個ずつ商品棚100に取り付けられている。全店舗を
管理している後述するホストCPU14側で各店舗に店
番が付されており,後述する制御用PC13には,デー
タベースとしてこの店番が入力されている。この店番は
注文リスト7にバーコードで表示されている。
【0039】注文リスト7には,店舗ラベル,注文明細
書,バーコードラベル,非接触IDタグ等がある。そこで
注文リスト7と記載した場合,すべてが含まれるものと
する。図19に示すように,注文リスト7がブロック1
00a内における商品の選択検品作業の開始時に,バー
コードリーダー5で読まれると店番表示器4に,このブ
ロック100a内で作業をする店番が表示され,数量表
示器3が点灯する。
【0040】なお,この注文リスト7は,全作業の終了
時に,再度読むように構成されている。この際,作業ず
みの納品ケース1の注文リストを読んだ場合,店番違い
の場合,該当する店番がデータベースに登録されていな
い場合等は,店番表示器4に,例えば,999や000
などの数字で間違いを表示したり,警報音を発したりす
るように構成されている。
【0041】又,このブロック100aの全作業が完了
して,後述する数量表示用BC11からの”ブロック完
了報告”が制御用PC13に入力すると,この制御用P
C13からの”ブロック完了取り消し指示”が数量表示
用BC11に入力し,店番表示器4の店番が消去される
ように構成されている。
【0042】なお,店番表示器4には,後述する作業完
了スイッチ10cを押圧すると,次に作業をする店舗の
店番が表示される形式のものや,数量表示器3の文字表
示部3aに”END”表示された時,点灯表示部3bを
押圧すれば,今までの店番が消去されて,次の店舗の店
番が表示されるようにした形式のものもある。
【0043】納品ケース1は,作業者105により選
択,検品された商品をいれて,コンベヤ2上を移送する
もので,各店舗毎に区別されている。この納品ケース1
には,それぞれ各店舗の注文データがすべて入力されて
いる注文リスト7が添付されている。作業者105は,
この注文リスト7をバーコードリーダー5で読み取っ
て,店番を確認し,商品の選択,検品作業の開始,終了
を行う。8はプリンタで,店舗毎に納品ケース1に添付
する注文リストやその他必要なラベルが印刷される。
【0044】9は仮置台で,各ブロック100a毎にコ
ンベヤ2と商品棚100との間に設けられており,バー
コードリーダー5が配置されており,ブロック100a
内で選択された全商品を一時的に載置するとともに,こ
こで,一括して検品作業がなされる。なお,この実施例
1では,一時選択した商品を載置するものとして仮置台
9が各ブロック毎に配置されているが,これに限定され
ることなく,例えば,その他の形式のものとしては,駕
籠,キャスター付きトレイやあるいは机等であっても良
く,仮置台と記載した場合には,これらのすべての形式
のものを含むものとする。
【0045】10は作業完了表示器で,各ブロック10
0毎に少なくとも1個配設されており,ランプ10aと
ブザー10bと作業完了スイッチ10cとが設けられて
おり,それぞれ担当するブロック100a,100b・
・・内において,全商品の選択,検品の全作業が完了し
たことをランプ10aの点灯とブザー10bのブザー音
とにより知らせるように構成されている。さらに,全作
業が完了した時に,作業完了スイッチ10cを押圧する
と,店番表示器4に次に作業をする店舗の店番が表示さ
れる。
【0046】なお,数量表示器3の文字表示部3bが”
END”表示し,この”END”表示を点灯表示部3b
を押圧して消去するとともに,店番表示器4に次の店番
を表示するように設定した場合には,作業完了スイッチ
10cを作動させる必要はない。又,作業完了表示器1
0のブザー音の代わりに,各ブロック100a毎に異な
るメロディー音が鳴るようにしても良い。
【0047】図3及び図10〜図13に示すように,数
量表示用ブロックコントローラ11(以下,数量表示用
BC11と記す)は,主として数量表示器3,店番表示
器4,棚ランプ101,作業完了表示器10等を制御し
ており,検品用ブロックコントローラ12(以下,検品
用BC12と記す)は,主としてバーコードリーダー
5,エラー表示灯6を制御している。数量表示用BC1
1と検品用BC12とは,各ブロック毎に備えられてい
る。制御用コンピュータ13(以下,制御用PC13と
記す)は,配送センター内に少なくとも1箇所備えられ
ており,数量表示用BC11と検品用BC12とを制御
しているとともに,全店舗の商品管理を行うホストコン
ピュータ14(以下,ホストCPU14と記す)にオン
ラインで接続されている。
【0048】ホストCPU14は,スーパー,コンビニ
等の全店舗とオンラインで接続されており,各店舗から
の注文がオンラインで入力されると,図19に示すよう
な注文リスト7を作成して配送センターや問屋,メーカ
ー等の商品を保管している場所(以下,配送センターと
記す)に配布するように構成されている。
【0049】次に,作用動作について説明する。注文が
配送センター等のホストCPU14にオンラインで入力
されると,配送センターでは,各店舗毎の注文リスト7
が作成され,これらの注文リスト7はデジタル信号に変
換されて配送センターにオンラインで伝送され,あるい
はフロッピーデスク15を介して制御用PC13に入力
される。
【0050】図10〜図13に示すように,作業開始に
あたって,コマンド”電源ON”が,制御用PC13か
ら数量表示用BC11および検品用BC12に入力する
と,数量表示用BC11および検品用BC12の電源が
ONとなり,バーコードリーダー5が読み取り可能とな
る。そして,図4に示すように,作業者105等は,そ
れぞれ自分の担当するブロック100aで待機する。
【0051】配送センター側では,これらの注文リスト
7がプリンタ8でプリントアウトされ,各ブロック10
0a毎に分類され,商品の選択順次に従って整理され
る。次いで,この注文リスト7の枚数だけコンベヤ2上
に納品ケース1が並べられた後,注文リスト7は納品ケ
ース1にそれぞれ順番に添付される。
【0052】まず,作業者105は,担当するブロック
100aのバーコードリーダー5で注文リスト7を読み
取ると,検品用BC12からコマンド”作業店舗指示”
が制御用PC13に入力する。すると,制御用PC13
から”検品データ”とこの検品データの末尾を表す”最
終パケット指示”とが検品用BC12に送り出される。
【0053】さらに,制御用PC13から数量表示用B
C11へ,店番コードが入った”作業指示データ”とこ
のデータの末尾を表す”最終パケット指示”とが送り出
されると,店番表示器4に商品を注文した店舗の店番が
表示され,棚ランプ101が点灯し,数量表示器3が点
灯し,文字表示部3aにはそれぞれ該当する商品の選択
すべき数量が表示され,点灯表示部3bが点灯(赤色)
する。
【0054】まず、商品の選択、検品作業が正しく行わ
れた場合について、図4、図5、図10に基づいて説明
する。ブロック100aを担当する作業者105は、ま
ず最初の数量表示器3が点灯している収納部100aa
から表示されている数量の商品を取り出し、仮置台9に
載置する。この数量表示器3の商品の選択作業が終了す
ると、作業者105は、この数量表示器3の点灯表示部
3bを押圧して、数量表示器3の文字表示部3aの表示
を消去する。この際、数量表示用BC11は、数量表示
器3の点灯表示部3aが押圧され、文字表示部3aが消
去されたのを認識している。
【0055】次いで、次に点灯している数量表示器3に
移動し、該当する収納部100aaから商品を選択し、
同様に仮置台9に載置する。このようにして、1ブロッ
ク100a内の点灯している数量表示器3の収納部10
0aaから商品の選択作業を次々と行う。このブロック
内の全商品の選択作業が終了し、数量表示器3の点灯表
示部3bがすべて押圧されたことを数量表示用BC11
が認識すると、数量表示用BC11から”作業終了報
告”が制御用PC13に送り出されるとともに、棚ラン
プ101が消灯する。
【0056】次に,検品作業に入る。まず,作業者10
5は,仮置台9上の全商品を,次々とバーコードリーダ
ー5で読み取る。この検品データは検品用BC12に入
力され,内部処理されている。なお,検品作業中,商品
違いや数量超過等の作業ミスがなく,作業が正しく行わ
れている間は,図8に示すように,エラー表示灯6のラ
ンプ6aは黄色が点灯し,警報器6bの警報音も正常で
ある。なお,検品作業は商品の選択作業と同時に平行し
て行うことも出来る。
【0057】このようにして,1ブロック内の全商品の
選択,検品作業が終了すると,作業者105は,再度,
バーコードリーダー5により納品ケース1に添付されて
いる注文リスト7の店番の読み取りを行う。すると,数
量表示用BC11から制御用PC14へ”作業終了報
告”が送り出される。制御用PC13からは,コマン
ド”検品終了許可”が検品用BC12に送り出される。
このコマンド”検品終了許可”が検品用BC12に入力
すると,検品用BC12は検品した商品の明細を読み取
る。そして,その結果,検品データが正しいことを認識
すると,コマンド”検品終了”のみを制御用PC13に
送り出す。なお,”検品終了許可”が検品用BC12に
入力して初めて検品した商品の明細を読むことが出来る
ように構成されているため,検品中に商品の明細を読み
取っても無視される。
【0058】そして,ブロック100a内の選択,検品
作業が正常に終了した場合,検品用BC12からコマン
ド”検品終了”が,制御用PC13に送り出される。こ
の時,図5に示すように,数量表示器3の文字表示部3
aにはなにも表示されず,点灯表示部3bは赤色に表示
される。なお,文字表示部3aに何も表示されない場合
には,点灯表示部3bにも何も表示されないように構成
しても良い。
【0059】そこで,制御用PC13からコマンド”ブ
ロック完了指示”が,数量表示用BC11に送り出され
る。すると,数量表示用BC11は,点灯している数量
表示器3が全部作業されたか否かをチェックし,作業終
了を認識すると数量表示器3の文字表示部に”END”
が表示される。
【0060】次いで、作業者105は、近くにある”E
ND”表示している数量表示器3の点灯表示部3bを押
圧すると、作業完了表示器10のブザー10bがオン
し、ランプ10aが消灯して、このブロック100aの
全作業が終了したことを周囲に知らせるとともに、数量
表示用BC11から”ブロック完了報告”が制御用PC
13に送り出され、このブロック100aにおける全作
業が終了し、店番表示器4の店番が消去される。このよ
うにして、選択、検品作業が正常に終了する。
【0061】上記のように,数量表示用BC11から”
ブロック完了報告”が制御用PC13に送り出される
と,制御用PC13からコマンド”ブロック完了取り消
し指示”が,数量表示用BC11と検品用BC12とに
送り出されて,次の作業に備える。
【0062】そこで,作業者105は,仮置台9に載置
されている全商品を納品ケース1に入れて,この納品ケ
ース1を次のブロック100bヘと移動させる。そし
て,このブロック100aの作業者105は,次に送ら
れてきた次の納品ケース1について,上記と同様にして
作業を開始する。又,次のブロック100bでは,送ら
れてきた納品ケース1について,他の作業者105によ
って上記と同様に作業が開始される。
【0063】次に,選択した商品の数量が不足していた
場合について,図7,図11に基づいて説明する。この
ブロック100a内の全商品の選択作業が終了し,数量
表示器3の点灯表示部3bがすべて押圧されたことを数
量表示用BC11が認識すると,数量表示用BC11か
ら”作業終了報告”が制御用PC13に送り出される。
【0064】次に,検品作業に入る。まず,作業者は,
仮置台9上の全商品を,次々とバーコードリーダー5で
読み取る。この検品情報は検品用BC12に入力され,
内部処理されている。
【0065】そして,検品作業が終了すると,作業者1
05は,納品ケース1に添付されている注文リスト7を
再度読み込む。すると,制御用PC13からは,”検品
終了許可”が検品用BC12に送り出される。この”検
品終了許可”が検品用BC12に入力すると,検品用B
C12は検品した商品の明細を読み取る。この場合に
は,作業は正常終了でないため,この読み取った”検品
情報”と”検品終了”とを制御用PC13に送り出す。
【0066】”検品情報”と”検品終了”とが制御用P
C13に入力すると、制御用BC13はこの”検品情
報”から不足している商品の数量を算出するとともに、
制御用PC13から”再表示指示データ”とこのデータ
の末尾を表す”最終パケット指示”とが、数量表示用B
C11に送り出される。すると、図7に示すように、数
量表示用BC11は、再度該当する数量表示器3の文字
表示部3aに不足している商品の数量を表示させるとと
もに、この実施例の場合には、点灯表示部3bには緑色
を点灯させる。なお、この点灯表示部3bのランプの色
彩は、この実施例に限定されることなく、他の色になる
ように設定してもよく、あるいは、単に、色つきで点滅
するようにしてもよい。
【0067】そこで,作業者105は,これらの表示に
従って再度商品の選択作業及び検品作業を,上記のよう
に行い,全作業が終了すると,即ち,点灯していた数量
表示器3の点灯表示部3bがすべて消され,再度,納品
ケース1に添付されている注文リスト7がバーコードリ
ーダー5で読み込まれると,数量表示用BC11から第
2回目の”作業終了報告”が制御用PC13に送り出さ
れる。
【0068】再作業により,すべて正常に作業が終了し
ている場合には,上記に述べたように,制御用PC13
からは,”検品終了許可”が検品用BC12に送り出さ
れると,検品用BC12は検品した商品の明細を読み取
る。その結果,”検品情報”が正しいことを認識する
と,”検品終了”のみを制御用PC13に送り出す。こ
の”検品終了”が制御用PC13に入力すると,正常終
了の場合と同様に,制御用PC13から”ブロック完了
指示”が,数量表示用BC11に送り出される。する
と,数量表示用BC11は,点灯している数量表示器3
が全部作業されたか否かをチェックし,作業終了を認識
すると数量表示器3の文字表示部3aに”END”が表
示される。
【0069】作業者105は、近くにある”END”表
示している数量表示器3の点灯表示部3bを押圧する
と、作業完了表示器10の警報器10bがオンし、ラン
プ10aが消灯して、このブロック100aの全作業が
終了したことを周囲に知らせるとともに、数量表示用B
C11から”ブロック完了報告”が制御用PC13に送
り出される。そして制御用PC13からは、”ブロック
完了取り消し指示”が、数量表示用BC11と検品用B
C12とに送りだされ、このブロック100aにおける
全作業が終了し、店番表示器4の店番が消える。
【0070】このようにしたので,商品の数量不足の場
合にも,すぐその場で対応することが出来,従来のよう
に,商品選択エリアまで取りに行く必要もなく,作業能
率が良い。
【0071】次に,選択した商品の数量が超過していた
場合について,図6,図12に基づいて説明する。商品
の数量超過の場合には,検品作業の段階で作業者105
には判明する。即ち,数量表示器3の文字表示部3a
に,例えば,”6”と表示されているのに7個目をバー
コードリーダー5で読み取ると,図9に示すように,エ
ラー表示灯6のランプ6aが赤色に点灯するとともに,
警報音が発して,作業者105に作業ミスを知らせる。
この場合には,作業者105はその商品を仮置台9の他
の場所に区別して一時載置する。
【0072】なお,この作業ミス情報に関しては,検品
用BC12は認識しているが制御用PC13には伝送さ
れないように構成されている。これは,エラー表示灯6
の警告が,実際に商品の数量が超過した結果であるの
か,あるいは商品をバーコードリーダー5で2度読みし
た結果であるのか不明であるため,この時点では,”検
品情報”は,制御用PC13には送り出ささないように
構成されている。従って,この間違い情報に関しては,
検品作業がすべて終了し,検品用BC12から”検品情
報”が,制御用PC13に送り出した時点で,制御用P
C13において判断される。
【0073】そこで,検品用BC12が検品した商品の
明細を読み取ると,作業が正常終了でないため,検品用
BC12からこの読み取った”検品情報”と”検品終
了”とを制御用PC13に送り出すところまでは,上記
商品数の不足の場合と同様である。
【0074】そして,”検品情報”と”検品終了”とが
制御用PC13に入力すると,制御用BC13は,こ
の”検品情報”から超過している商品の数量を算出し,
制御用PC13から”再表示指示データ”とこのデータ
の末尾を表す”最終パケット指示”とを,数量表示用B
C11に送り出す。すると,数量表示用BC11は,再
度該当する各数量表示器3の文字表示部3aにそれぞれ
超過している商品の数量を表示させるとともに,この実
施例の場合には,図6に示すように,点灯表示部3bに
は橙色を点灯させる。
【0075】そこで,作業者105は,これらの表示に
従って,各商品をそれぞれ数量表示器3が点灯している
収納部100aaに返却し,点灯していた数量表示器3
の点灯表示部3bをすべて消す。このようにして,全作
業が終了すると,再度,納品ケース1に添付されている
注文リスト7がバーコードリーダー5で読み込まれる
と,数量表示用BC11から第2回目の”作業終了報
告”が制御用PC13に送り出される。以下の動作は,
上記商品の数量不足の場合と同様である。
【0076】次に,商品を間違って選択した場合につい
て,図6,図13に基づいて説明する。間違って商品を
選択した場合には,商品の数量超過の場合と同様に,検
品作業の段階で作業者には判明する。即ち,商品をバー
コードリーダー5で読み取ると,図9に示すように,エ
ラー表示灯6のランプ6aが赤色に点灯するとともに,
警報音が発して作業者105に作業ミスを知らせる。こ
の場合には,作業者105はその商品を仮置台9の他の
場所に隔離して一時載置する。
【0077】ここで,作業ミスによるエラー表示灯6の
警告は,選択すべき商品の代わりに他の商品を間違え
て選択した場合,選択すべき商品を余分に選択した場
合,選択する必要のない商品を余分に選択した場合,
商品のバーコードを読み取る時に2度読みした場合に
鳴動するように構成されている。
【0078】そこで、この作業ミス情報に関しては、商
品の数量超過の場合と同様に、検品用BC12は認識し
ているが制御用PC13には伝送されないように構成さ
れている。これは、エラー表示灯6の警告が、上記〜
に示すいずれの場合に対して警告しているのか不明で
あるため、この時点では、検品用BC12からの”検品
情報”は、制御用PC13には送り出さないように構成
されている。
【0079】従って,この作業ミス情報に関しては,検
品作業がすべて終了し,検品用BC12から”検品情
報”を制御用PC13に送り出した時点で,制御用PC
13において判断される。このような商品違いの場合,
即ち,エラー表示灯6が警告した場合には,この商品は
他の場所に一時隔離されている。
【0080】そこで,選択すべき商品の代わりに他の
商品を間違えて選択した場合,”検品情報”では,どの
商品が間違って選択されたかは不明であるが,選択され
るべき商品には商品数量の不足状態が生じているから,
上記商品の数量不足の場合について述べたと同様な手順
で再作業が行われる。
【0081】次に,選択すべき商品を余分に選択した
場合,”検品情報”は,選択されるべき商品の商品超過
の状態が生じているから,上記商品の数量超過の場合に
ついて述べたと同様な手順で再作業が行われる。この
際,実際に余分に商品を選択したのであるかあるいは,
商品のバーコードを読み取る時に2度読みした場合で
あるのか不明であるから,再度チェックしての場合か
あるいはの場合かによりそれぞれ対応する必要があ
る。
【0082】又,選択する必要のない商品を余分に選
択した場合,”検品情報”では,商品の選択が正常終了
状態が生じているから,そのまま隔離されていた商品を
返却すればよい。
【0083】それぞれ作業ミスに応じて再作業が終了す
ると,作業者105により点灯していた数量表示器3の
点灯表示部3bがすべて消され,再度,納品ケース1に
添付されている注文リスト7がバーコードリーダー5で
読み込まれると,数量表示用BC11から”作業終了報
告”が制御用PC13に送り出される。以下の動作は,
上記正常終了,商品の数量不足,数量超過の各場合と同
様である。
【0084】なお,商品を間違って選択した場合には,
検品作業の段階でその間違った商品のバーコードは,バ
ーコードリーダー5で読み取られ,検品用BC12は,
このバーコードを認識している。そこで,制御用PC1
3から送られてきた検品データにない商品データが読み
取られた時には,この商品データは検品用BC12か
ら”検品情報”として制御用PC13へ送り出す。する
と,制御用PC13から数量表示用BC11に再表示指
示データが送り出される。
【0085】一方,選択,検品作業が終了した数量表示
器3の点灯表示部3aは,消灯されている。そこで,制
御用PC13から数量表示用BC11に”再表示指示デ
ータ”が入力した時,数量表示器3に商品違いを示す指
定手段として,例えば,エラーランプ等を設けてこれを
点灯するようにすれば,どの商品を間違えて選択したか
が判明する。従って,作業者105は,間違えた商品を
エラーランプが点灯している数量表示器3が取り付けら
れている収納部100aaに商品を返品することが出来
る。
【0086】このようにしたので,ブロック100a毎
に,商品の選択,検品作業の途中であるいは終了した時
に作業の間違いが判明するので,返品,補充作業は,す
ぐその場で行うことが出来るから,作業性が良い。又,
検品作業もブロック毎に行われるので,従来のように,
全注文商品が詰められた納品ケースからいちいち商品を
取り出してバーコードを探して読み取る必要もなく,検
品作業が簡単であり,時間も節約することが出来るとと
もに,大幅に人員を削減することが出来る。又,特に,
商品の数量不足,商品違いの場合にも,すぐその場で対
応することが出来,従来のように,商品選択エリアまで
取りに行く必要もなく,作業能率が良い。
【0087】又,ブロック100a内における全作業が
完了すると,従来は,作業者105がブロック100a
に少なくとも1個しか設けられていない作業完了表示器
10を点灯しに行かなければならず,不便であるととも
に,ブロック数が多く設定されているような大きな配送
センターでは,この行為は相当な時間的損失であった
が,この発明では,ブロック100a内における全作業
が完了すると,数量表示器3に”END”表示されるか
ら,作業者105は,これを確認した後,近くにある数
量表示器3の点灯表示部3bを押圧して,作業の完了を
知らせるこが出来るように構成されているので,作業時
間を節約することが出来る。
【0088】
【実施例2】この発明の第2の実施例は,作業時間をさ
らに短縮するためになされたもので,以下,図14〜図
15に基づいて説明する。図14はこの発明の実施例を
示す要部斜視図,図15は要部平面図である。
【0089】図14〜図15に示すように,まず,作業
の開始にあたって,ホストPC14からのデータに基づ
いてプリントアウトされた注文リスト7は,各開始ブロ
ック毎に分類され,整理される。次いで,作業者105
は注文リスト7の枚数分だけ,納品ケース1をコンベヤ
2上に並べた後,これらの納品ケース1にそれぞれ注文
リスト7を添付する。
【0090】この際,商品の選択を開始するブロック番
号の大きい順に注文リスト7を納品ケース1に添付す
る。例えば,3枚の注文リスト7があり,これらの注文
リスト7には,商品の選択作業を最初に開始するブロッ
ク番号が,1〜5まで記録されていたものがあるとする
と,注文リスト7は,5→4→3→2→1の順序で納品
ケース1に添付する。
【0091】次いで,図15に示すように,それぞれ納
品ケース1を最初の開始ブロック番号まで移動させる。
このようにしたので,各ブロックの作業者は,担当する
ブロックで商品の選択検品作業をする必要のない注文リ
スト7をバーコードリーダー5で読む手間を省略するこ
とが出来るから,作業能率,作業効率がよくなり,作業
時間を短縮することが出来る。
【0092】
【実施例3】この発明の第3の実施例は,仮置台9が設
けられていない配送センターの場合や商品がケース単位
で注文されている場合に効果のあるもので,以下,図1
6に基づいて説明する。図16はこの発明の実施例を示
す要部平面図である。
【0093】実施例1の場合には,各ブロック100a
毎に仮置台9が設けられており,このブロック100a
内で選択した全商品を仮置台9に一時載置し,次いで,
この仮置台9で検品作業を行っている。しかしながら,
この実施例3の場合には,仮置台9は設けられていな
い。
【0094】そこで,ブロック100a毎に作業者10
5は,まず最初の数量表示器3が点灯している収納部1
00aaから商品を取り出した後,直ちにバーコードリ
ーダー5でその商品に付されているバーコードを読み取
るとともに,納品ケース1に投入する。なお,検品結果
は,検品情報として検品用BC12に入力され,ここで
内部処理されている。
【0095】このようにして,各商品について1個ずつ
選択と検品とを行い,1ブロック100a内で点灯して
いる数量表示器3がすべて消去されて全作業が終了する
と,実施例1に述べたと同様に,作業者105は,再
度,バーコードリーダー5により納品ケース1に添付さ
れている注文リスト7の読み取りを行う。それ以後は,
実施例1と同様である。
【0096】そして,商品と商品の数量が正しく選択さ
れた場合,実施例1と同様に,数量表示器3の文字表示
部3aに”END”が表示される。作業者は,近くにあ
る”END”表示している数量表示器3の点灯表示部3
bを押圧すると,作業完了表示器10のブザー10bが
オンし,ランプ10aが消灯して,このブロック100
aの全作業が完了したことを周囲に知らせるとともに,
数量表示用BC11から”ブロック完了報告”が制御用
PC13に送り出される。
【0097】数量表示用BC11からの”ブロック完了
報告”が,制御用PC13に入力と,制御用PC13か
ら”ブロック完了取り消し指示”が,数量表示用BC1
1と検品用BC12に送り出されると,店番表示器4の
店番が消去され,作業者105は納品ケース1を次のブ
ロック100bに移動させる。なお,商品違い,商品の
数量超過,商品の数量不足等が発生した場合も上記実施
例1と同様である。
【0098】なお,実施例2の場合には,”検品情報”
は,1つのブロック100a内の作業が終了するまで検
品用BC12で内部処理されているが,これに限定され
ることなく,例えば,1個選択し,検品する毎に,こ
の”検品情報”を検品用BC12から制御用PC13へ
送るように設定すれば,制御用PC13では,最初の”
検品情報”から減算処理した結果を,”作業指示デー
タ”として数量表示用BC11へ送り出し,数量表示器
3には,順次減算した数量が表示されるようにしてもよ
い。そして,最後は,0表示でも又は”END”表示で
もよい。
【0099】このようにしたので、選択した商品を一時
載置する仮置台9を設ける必要もなく、配送センター内
のスペース効率がよくなる。又、注文が箱単位であった
場合には、実施例1の方法では、仮置台9もかなり広い
ものが必要となるとともに、箱を積み上げる作業も加わ
り、作業者105に負担がかかるが、この実施例3の場
合には、注文商品は1つずつ選択、検品処理して納品ケ
ース1に投入するので、このような問題が発生すること
もない。
【0100】
【実施例4】この発明の第4の実施例は,選択,検品作
業の終了した商品を収納した納品ケース1を移送するコ
ンベヤ2等の移送手段に関するもので,仮置台9が設け
られている配送センターにも,又,設けられていない配
送センターのいずれにも適用して効果のあるものであ
る。以下,図17に示す要部平面図に基づいて説明す
る。
【0101】実施例1の場合には,納品ケース1は,コ
ンベヤ2上に注文リスト7の番号順に並べられており,
この順序のままでコンベヤ2上をブロック100aから
次のブロック100bへと移送される。従って,納品ケ
ース7の中には,あるブロックでは商品の選択,検品作
業をする必要のないものもあるが,このような場合であ
っても,作業者105は,移送されてきた納品ケース1
の注文リスト7のバーコードを,バーコードリーダー5
で必ず読まねばならず,その上,自己のブロック100
a内で選択,検品作業をする必要のない納品ケース1
は,次のブロックまで押し出さねばならず,無駄な作業
をしなければならない。
【0102】そこで,この実施例4では,上記のような
無駄な作業を無くすためになされたもので,全作業が終
了した納品ケース1を追越し処理するようにしたもので
ある。そのために,納品ケース1を移送する通常のフリ
ー状態の移送手段として第1のコンベヤ2に隣接して,
モータ駆動されている第2の駆動移送手段として駆動コ
ンベヤ16が配設されている。第1のコンベヤ2上に
は,注文リスト7の数だけ店番毎に納品ケース1が開始
ブロックから順番に並べられて移送されている。
【0103】そこで,ブロック毎の作業者105は,そ
れぞれ作業を担当するブロック100a,100b,・
・・毎に点灯している数量表示器3に表示されている数
量の商品を選択し,検品して納品ケース1に投入する。
担当しているブロック100a内の作業が終了すると,
納品ケース1は次のブロック100bへと送り出され
る。
【0104】ここで,例えば,店番1の納品ケース1
は,第1ブロック100aと第2ブロック100bの商
品で作業が終了すると仮定すると,第2ブロック100
bの作業者105は,担当する第2ブロック100bの
作業が完了すると,納品ケース1の上端開口部を蓋等で
閉鎖し,第3ブロック100cヘ移送する。
【0105】第3ブロック100cの担当作業者が,こ
の店番1の納品ケース1のバーコードを読み取ると,検
品用BC12からは”作業店舗指示”が,制御用PC1
3へ送り出される。すると,制御用PC13からは,検
品用BC12へ”検品情報”が送られるとともに,数量
表示用BC11には”作業指示データ”が送られ,数量
表示器3に商品の数量が表示されるはずであるが,この
場合には後述する作業指示表示器17に終了表示され
る。そこで,第3ブロック100cの作業者は,作業指
示表示器17に終了表示されていることを確認した後,
店番1の納品ケース1をコンベヤ2に隣接して配設され
ている駆動コンベヤ16に押し出す。従って,店番1の
納品ケース1は,駆動コンベヤ16により直接出荷口へ
と移送される。
【0106】このように構成したので,各ブロック10
0a,100b・・・の各作業者105は,自己のブロ
ックにおいて作業計画のない納品ケース1に対して,余
計な作業をする必要もなく,作業効率がさらに向上す
る。その上,移送手段としての第1のコンベヤ2上を移
送される納品ケース1の数が少なくなるので,各ブロッ
クにおける作業が混乱することもない。
【0107】
【実施例5】この発明の第5の実施例は,各ブロック1
00a,100b・・・毎の作業者105に作業内容を
指示するための作業指示表示器17に関するもので,上
記実施例4に述べたように納品ケース1の追越し処理に
適用すればさらに効果がある。以下,図18〜図19及
び表1に基づいて説明する。図18は作業指示表示器1
7の要部正面図,図19は注文リスト7の平面図であ
る。
【0108】図18〜図19において,作業指示表示器
17は,各ブロック毎に作業者105が見易い場所に設
置されており,表示画面には,文字を表示する文字表示
画面17aと数字を表示する数字表示画面17bとが設
けられており,さらに,文字表示画面17aは表示され
ている作業状態にそれぞれ対応して表示画面の色彩が変
化するように構成されている。
【0109】文字表示画面17aには,それぞれ該当す
るブロック100a内における作業者105が行う作業
内容を指示するメッセージが,文字で表示されるととも
に,このメッセージの内容に従って文字表示画面の色彩
が変わる。例えば,この実施例の場合には,文字表示画
面17aに表示される作業指示のメッセージとしては,
表1,表2に示すような指示内容があり,各作業者10
5は,文字表示画面17aに表示された指示に従って作
業を行うことが出来る。
【0110】
【表1】
【0111】
【表2】
【0112】例えば,文字表示画面17aに,”PUS
H”と表示された場合には,該当するブロック以後の作
業がすべて終了した納品ケース1であるから,作業者1
05は,この納品ケース1を駆動コンベヤ16に移送す
る。従って,以後この納品ケース1は,駆動コンベヤ1
6により,直接出荷口へと移送される。
【0113】図19に示すように,1日に処理する全注
文リスト7には,シーケンス番号7aがバーコードで付
されている。このシーケンス番号7aは,1日に処理す
る全注文リスト7に一連番号で表示されている。作業開
始にあたってバーコードリーダー5により注文リスト7
のシーケンス番号7aを読み取ると,作業指示表示器1
7の数字表示画面17bにこの番号が表示される。な
お,1日分の注文リスト7の中で同一のシーケンス番号
7aが付されることはない。
【0114】
【実施例6】この発明の第6の実施例は,注文商品の数
量及び作業者の人数とから全作業時間を予測することの
出来るもので,以下,図1及び図20に基づいて説明す
る。図20は人員配置表を示す制御用コンピュータ13
の表示画面である。
【0115】制御用コンピュータ13には,各店舗から
注文された全商品の数量と各作業者105が単位時間に
処理可能な商品の数量と就業可能な全作業者の人数とか
ら予想作業時間を算出する演算機能が備えられている。
そこで,作業開始に当たって,この実施例の場合には,
例えば,本部のホストCPU14からオンラインで注文
リスト7が制御用コンピュータ13に伝送されると,図
20に示すように,本日の受注した全商品の数量が表示
画面に表示される。そこで,作業者1人当り1時間で処
理可能な商品の数量,就業可能な作業者の人数とを制御
用コンピュータ13に入力する。
【0116】これらの各データが制御用コンピュータ1
3に入力されると,全作業の終了に要する予想作業時間
が算出され,制御用コンピュータ13の表示画面に表示
される。従って,現在の作業人数において受注した商品
の選択,検品作業に要する時間を予測することが出来,
ひいては各店舗に納入するまでの時間を予測することが
出来る。又,作業時間を短縮するのに必要な作業者の人
数等も算出することが出来,人事管理に適用することが
出来る。
【0117】さらに、制御用コンピュータ13には、ブ
ロック毎に注文した全商品を判別する機能と、各ブロッ
ク毎に処理すべき商品の数量と配置する作業者の人数と
この配置する作業者の人数から実際に配置可能な人数と
各ブロック毎の予想作業時間とをそれぞれ算出する演算
機能とが設けられている。
【0118】そこで,制御用コンピュータ13では,注
文リスト7に基づいて,各ブロック毎に作業すべき商品
の数量を判別するとともに,各ブロック毎に配置する作
業者の人数を算出して計算上人数を表示し,さらに,実
際に就業することの出来る作業者の実投入人数,各ブロ
ック毎の予想作業時間がそれぞれ求められ,表示画面に
表示される。従って,各ブロック毎に配置可能な人員,
予想作業時間を把握することが出来る。
【0119】
【実施例7】実施例6では注文商品の数量及び作業者の
人数とから予測作業時間,配置する作業人数を算出する
が,この実施例7の場合には,さらに,個々の作業者に
ついての作業能力をも考慮して,予測作業時間及び作業
者の人員配置を行おうとするものである。以下,表3〜
表5及び図1,図20に基づいて説明する。表3は商品
の選択作業実績表,表4は検品作業実績表,表5は検品
ミス明細表である。
【0120】各作業者の作業処理能力を判定するため
に,制御用コンピュータ13に商品の選択回数とその作
業時間および準備時間とを測定して入力し,表3に示す
ように,受注件数,全商品の数量とから商品の選択回数
を算出する。次いで,全商品を選択するのに要した作業
時間と商品の選択作業を開始するのに要した準備時間と
を測定して各作業者の作業実績を求め,選択回数と作業
実績とから1つの商品を選択するに要した作業時間を算
出する。このようにして作業者毎に作業分析を行い,商
品の選択作業実績を示すデータベースを各作業者毎に作
成する。
【0121】
【表3】
【0122】次いで,表4に示すように,検品ミスの発
生件数を測定して入力し,各作業者毎のミス率を算出す
る。さらに,検品ミスの内容を分析してミスの内容毎の
件数を算出し,検品作業実績を示すデータベースを各作
業者毎に作成する。検品ミスの内容を分析する場合に
は,表5に示すように,さらに詳細にミスの発生場所,
位置,商品のバーコード,そして,このバーコードの時
のミスは数量不足であるか数量超過であるか欠品である
な等のミスの内容とをそれぞれ分析して,検品ミスの明
細を示すデータベースを作成する。この作成した各デー
タベースは,制御用コンピュータ13において分析さ
れ,作業者毎の作業処理能力をも加味した作業者毎の作
業能率が算出されデータベースが作成される。なお,表
4に示す作業者の選択回数は,表3に示す場合とは異な
るデータについて求められている。
【0123】
【表4】
【0124】
【表5】
【0125】そこで,作業者毎の作業能率をも加味し
て,実施例6で示すように,各ブロック毎の配置人数,
作業の処理時間が算出される。従って,各ブロック毎の
配置人数を効率良く行うことが出来るとともに,予想作
業時間をさらに正確に予測することが出来る。
【0126】
【発明の効果】請求項1に係わる発明は、商品を種類毎
に区分けして収納する収納部を有し、複数のブロックに
区分けした商品棚と、各店舗から注文された商品を収納
してブロックからブロックへと移送手段により移送する
納品ケースと、店舗を識別する店番と店舗からの注文商
品をバーコードで示し、ホストコンピュータ側からのデ
ータに基づいて作成される注文リストと、各ブロック毎
に、バーコードを識別するバーコードリーダーと、店番
を表示する店番表示器と、このブロック内で収納部から
選択した商品を一時的に載置する仮置台と、各ブロック
毎に、数量表示器と店番表示器とを制御する数量表示用
ブロックコントローラとバーコードリーダーを制御する
検品用ブロックコントローラと、配送センター内に、数
量表示用ブロックコントローラと検品用ブロックコント
ローラとを制御する制御用コンピュータと、全店舗とオ
ンラインで接続されており、これらの店舗からの注文が
入力されると、この注文に従って作成される注文リスト
を、配送センターに備えられている制御用コンピュータ
に送り出すとともに、これらを制御して全店舗の商品管
理を行う前記ホストコンピュータと、数量表示器は収納
部毎に備えるとともに、商品選択・検品作業の正常、数
量超過、数量不足、作業終了を文字及び数字で表示する
文字表示部と、商品選択・検品作業の正常、数量超過、
数量不足を色分け点灯あるいは色分け点滅して表示する
機能及びスイッチ機能を備えた点灯表示部とを有する数
量表示器とを備え、注文リストのバーコードをバーコー
ドリーダーで読み取ることにより、検品用ブロックコン
トローラから制御用コンピュータへ”作業店舗指示”指
令が入力され、この制御用コンピュータから検品用ブロ
ックコントローラへ注文商品に関する検品データが、数
量表示用ブロックコントローラへ店番コードの入った作
業指示データがそれぞれ入力されることにより、店番表
示器に店番が表示されるとともに、数量表示器に選択す
る商品の数量を表示し、商品の選択作業が終了すると、
この数量表示器の点灯表示部のスイッチを押圧して選択
作業の終了を数量表示用ブロックコントローラを介して
制御用コンピュータへ送り出し、選択された商品のバー
コードをバーコードリーダーで読み取って検品し、この
データを検品用ブロックコントローラに入力し、検品作
業終了時に、注文リストの店番を再度読み取ることによ
り、数量表示用ブロックコントローラから制御用コンピ
ュータへ”作業終了報告”を送り出し、この制御用コン
ピュータからの”検品終了許可”指令が検品用ブロック
コントローラに入力されることにより、入力されている
商品の明細が内部処理され、検品作業の正常終了、商品
の数量超過、数量不足が認識されてその結果を検品情報
として制御用コンピュータに送り出し、この制御用コン
ピュータで検品情報により商品の数量超過、数量不足が
算出され、この数値は数量表示用ブロックコントローラ
を介して数量表示器の文字表示部に表示するとともに、
点灯表示部には超過あるいは不足状態を表示する色分け
点灯あるいは点滅表示し、検品用ブロックコントローラ
がブロック内の検品作業の正常終了を認識して検品終了
が制御用コンピュータへ入力されると、この制御用コン
ピュータから数量表示用ブロックコントローラを介して
数量表示器に作業終了を表示するようにしたので、従来
のように、全注文商品が詰められた納品ケースからいち
いち商品を取り出してバーコードを探して読み取る必要
もなく、検品作業が簡単であり、時間も節約することが
出来るとともに、大幅に人員を削減することが出来る。
【0127】又,特に,商品の数量不足,商品違いの場
合にも,すぐその場で対応することが出来,従来のよう
に,商品選択ヱリアまで取りに行く必要もなく,作業能
率が良い。さらに、作業ミスを明確に把握することが出
来る。
【0128】請求項2に係わる発明は、商品を種類毎に
区分けして収納する収納部を有し、複数のブロックに区
分けした商品棚と、各店舗から注文された商品を収納し
てブロックからブロックへと移送手段により移送する納
品ケースと、店舗を識別する店番と店舗からの注文商品
をバーコードで示し、ホストコンピュータ側からのデー
タに基づいて作成される注文リストと、各ブロック毎
に、バーコードを識別するバーコードリーダーと、店番
を表示する店番表示器と、このブロック内で収納部から
選択した商品を一時的に載置する仮置台と、各ブロック
毎に、数量表示器と店番表示器とを制御する数量表示用
ブロックコントローラとバーコードリーダーを制御する
検品用ブロックコントローラと、配送センター内に、数
量表示用ブロックコントローラと検品用ブロックコント
ローラとを制御する制御用コンピュータと、全店舗とオ
ンラインで接続されており、これらの店舗からの注文が
入力されると、この注文に従って作成される注文リスト
を、配送センターに備えられている制御用コンピュータ
に送り出すとともに、これらを制御して全店舗の商品管
理を行うホストコンピュータと、数量表示器は収納部毎
に備えるとともに、商品選択・検品作業の正常、数量超
過、数量不足、作業終了を文字及び数字で表示する文字
表示部と、商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量
不足を色分け点灯あるいは色分け点滅して表示する機能
及びスイッチ機能を備えた点灯表示部とを有する数量表
示器とを備え、商品棚から店舗からの注文商品を選択
し、この選択した商品を収納する納品ケースに、注文商
品をバーコードで示した注文リストを添付し、この注文
リストのバーコードをバーコードリーダーで読み取り、
制御用コンピュータからは、注文商品に関する“検品デ
ータ”が、検品用ブロックコントローラに入力するとと
もに、数量表示用ブロックコントローラへ店番コードの
入った“作業指示データ”が入力され、この数量表示用
ブロックコントローラの制御により店番表示器には、注
文した店舗の店番を表示するとともに、この店舗の注文
した商品の数量をそれぞれ数量表示器の文字表示部に表
示し、この文字表示部に表示された数量に従って商品を
選択して仮置台に一時的に載置するとともに、商品の選
択が終了した数量表示器毎に点灯表示部を押圧して数量
表示部を消去し、ブロック内の全商品の選択作業終了
後、バーコードリーダーで仮置台に載置した全商品のバ
ーコードを順次読み取って検品し、この読み取られた各
商品のデータは検品用ブロックコントローラに次々と入
力され、検品終了した商品は納品ケースに収納し、ブロ
ック内の全商品の検品作業終了後、再度バーコードリー
ダーで、注文リストの店番を読み取ることにより、数量
表示用ブロックコントローラから制御用コンピュータへ
“作業終了報告”指令が入力され、この制御用コンピュ
ータからの “検品終了許可”指令が検品用ブロックコ
ントローラに入力されることにより、検品した商品の明
細が内部処理された結果、全商品の選択・検品作業が正
常終了であることを認識すると、“検品終了”指令が制
御用コンピュータに入力され、商品の数量超過あるいは
数量不足と認識すると、“検品情報”と“検品終了”指
令とが制御用コンピュータに入力され、この制御用コン
ピュータでは、“検品情報”から商品数量の超過数ある
いは不足数を算出し、この算出した数値は、数量表示用
ブロックコントローラを介して数量表示器の文字表示部
に表示されるとともに、点灯表示部には商品の数量超過
あるいは数量不足状態を色分け点灯あるいは点滅表示
し、この数量表示部の表示に基づいて、上記と同様にし
て再度、商品を選択、検品し、検品用ブロックコントロ
ーラが商品の選択・検品の正常終了を認識し、その結果
がこの制御用コンピュータを介して数量表示用ブロック
コントローラに入力して正常終了を確認し、全作業が完
了し、商品の選択違いの場合には、商品のバーコードを
バーコードリーダーで読み取ったとき、エラー表示灯を
点灯させるとともに、検品終了後の検品情報に基いて、
制御用コンピュータが判断するようにしたもので、商品
の選択、検品作業を確実に行うことが出来る。さらに商
品の選択を間違った場合でも、数量表示器に表示される
から、再度選択、検品作業をすることが出来、作業ミス
のない確実な選択、検品作業をすることが出来る。
【0129】請求項3に係わる発明は、商品を種類毎に
区分けして収納する収納部を有し、複数のブロックに区
分けした商品棚と、各店舗から注文された商品を収納し
てブロックからブロックへと移送手段により移送する納
品ケースと、店舗を識別する店番と店舗からの注文商品
をバーコードで示し、ホストコンピュータ側からのデー
タに基づいて作成される注文リストと、各ブロック毎
に、バーコードを識別するバーコードリーダーと、店番
を表示する店番表示器と、各ブロック毎に、数量表示器
と店番表示器とを制御する数量表示用ブロックコントロ
ーラとバーコードリーダーを制御する検品用ブロックコ
ントローラと、配送センター内に、数量表示用ブロック
コントローラと検品用ブロックコントローラとを制御す
る制御用コンピュータと、全店舗とオンラインで接続さ
れており、これらの店舗からの注文が入力されると、こ
の注文に従って作成される注文リストを、配送センター
に備えられている制御用コンピュータに送り出すととも
に、これらを制御して全店舗の商品管理を行う前記ホス
トコンピュータと、数量表示器は収納部毎に備えるとと
もに、商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量不
足、作業終了を文字及び数字で表示する文字表示部と、
商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足を色分
け点灯あるいは色分け点滅して表示する機能及びスイッ
チ機能を備えた点灯表示部とを有する数量表示器とを備
え、商品棚から店舗からの注文商品を選択し、この選択
した商品を収納する納品ケースに、注文商品をバーコー
ドで示した注文リストを添付し、この注文リストのバー
コードをバーコードリーダーで読み取り、制御用コンピ
ュータからは、注文商品に関する“検品データ”が、検
品用ブロックコントローラに入力されるとともに、数量
表示用ブロックコントローラへ店番コードの入った“作
業指示データ”が入力され、この数量表示用ブロックコ
ントローラの制御により店番表示器には、注文した店舗
の店番を表示するとともに、この店舗の注文した商品の
数量をそれぞれ数量表示器の文字表示部に表示し、商品
を選択する毎にこの商品のバーコードをバーコードリー
ダーで読み取ってこのデータを検品用ブロックコントロ
ーラに入力するとともに、この検品用ブロックコントロ
ーラから商品毎に“検品情報”を順次制御用コンピュー
タへ送り出し、この制御用コンピュータでは、最初の
“検品情報”から減算処理した結果を、“作業指示デー
タ”として数量表示用ブロックコントローラに送り出
し、数量表示器には、数量表示用ブロックコントローラ
を介して順次減算した数量を表示し、検品した商品は直
接前記納品ケースに順次収納され、ブロック内の全商品
の選択・検品作業終了後、再度バーコードリーダーで、
注文リストの店番を読み取ることにより、数量表示用ブ
ロックコントローラから制御用コンピュータへ“作業終
了報告”指令が入力され、この制御用コンピュータから
の “検品終了許可”指令が検品用ブロックコントロー
ラに入力されることにより、検品した商品の明細が内部
処理された結果、全商品の選択・検品作業が正常終了で
あることを認識すると、“検品終了”指令が制御用コン
ピュータに入力され、商品の数量超過あるいは数量不足
と認識すると、“検品情報”と“検品終了”指令とが制
御用コンピュータに入力され、この制御用コンピュータ
では、“検品情報”から商品数量の超過数あるいは不足
数を算出し、この算出した数値は、数量表示用ブロック
コントローラを介して数量表示器の文字表示部に表示さ
れるとともに、点灯表示部には商品の数量超過あるいは
数量不足状態を色分け点灯あるいは点滅表示し、この数
量表示部の表示に基づいて、上記と同様にして再度、商
品を選択・検品し、検品用ブロックコントローラが商品
選択・検品の正常終了を認識し、その結果が制御用コン
ピュータを介して数量表示用ブロックコントローラに入
力して正常終了を確認し、全作業が完了し、商品の選択
違いの場合には、商品のバーコードをバーコードリーダ
ーで読み取ったとき、エラー表示灯を点灯させるととも
に、検品終了後の検品情報に基いて、制御用コンピュー
タが判断するようにしたので、上記効果が生じると共
に、配送センター内のスペース効率が良い。特に、商品
がケース単位の場合には、さらにスペース効率が良い。
又、作業者は常にあといくつ選択すればよいかを把握す
ることが出来る。
【0130】請求項4に係わる発明は、数量表示器に、
商品の選択を間違えたことを表す指定手段を設けたの
で、上記のような効果があるとともに、さらに、間違え
た商品を返却する場所が明瞭になり、作業性がよい。
【0131】請求項5に係わる発明は、各ブロック毎
に、色分け点灯可能なランプと警報音を変更可能な警報
器とを有するエラー表示灯を備え、バーコードリーダー
で読み取った商品のデータが検品用ブロックコントロー
ラにおいて内部処理された結果、商品の選択違いおよび
商品の数量超過の場合には、この結果をエラー表示灯の
ランプの色分け点灯と前記警報器の警報音とにより知ら
せるようにしたので、上記の効果が生じるとともに、検
品中に間違い商品を区別することが出来る。
【0132】請求項6に係わる発明は、数量表示器の文
字表示部に、ブロック内における全商品の選択、検品作
業が正常に終了した時、検品用ブロックコントローラか
らの“検品終了”指令により、制御用コンピュータから
の指令により数量表示用ブロックコントローラを介して
文字表示部に”END”を表示し、この”END”表示
を確認した後、点灯表示部を押圧して、この数量表示器
の”END”表示を消去することにより、数量表示用ブ
ロックコントローラを介して制御用コンピュータへ”ブ
ロック完了報告”が入力され、この制御用コンピュータ
は、数量表示用ブロックコントローラを介して店番表示
器の店番を消去してブロック内の全作業の完了を知らせ
るようにし、又、請求項7に係わる発明は、数量表示器
の文字表示部に、”END”表示し、点灯表示部を押圧
して”END”表示を消去するとともに、制御用コンピ
ュータから数量表示用ブロックコントローラを介して店
番表示器に、次に作業を行う店舗の店番を表示して、ブ
ロック内の全作業の完了を知らせるようにしたので、ブ
ロック内における全作業が完了すると、数量表示器に”
END”表示されるから、作業者は、これを確認した
後、近くにある数量表示器の点灯表示部を押圧して、作
業の完了を知らせるこが出来るように構成されているの
で、上記の効果が生じるとともに、作業時間を大幅に節
約することが出来る。
【0133】請求項7に係わる発明は、数量表示器の文
字表示部に、ブロック内における全商品の選択・検品作
業が正常に終了した時、検品用ブロックコントローラか
らの“検品終了”指令により、制御用コンピュータから
の指令により数量表示用ブロックコントローラを介して
文字表示部に”END”を表示し、点灯表示部を押圧し
て”END”表示を消去するとともに、制御用コンピュ
ータから数量表示用ブロックコントローラを介して店番
表示器に、次に作業を行う店舗の店番を表示して、ブロ
ック内の全作業の完了を知らせるようにしたり、又、請
求項8に係わる発明は、各ブロック毎に、ブロック内の
全商品の選択、検品作業が正常に完了したことを知らせ
るランプとブザーと、全作業が完了した時に押圧する作
業完了スイッチとを有する作業完了表示器を備え、作業
完了スイッチを押圧することにより、制御用コンピュー
タから数量表示用ブロックコントローラを介して店番表
示器に、次に作業をする店舗の店番を表示したので、上
記の請求項1、請求項4〜請求項5の効果が生じるとと
もに、周囲に各ブロックの作業終了を明確に知らせるこ
とが出来る。
【0134】請求項9に係わる発明は、各注文リスト
に、商品の選択を開始するブロック番号を付し、各注文
リストをブロック番号順に納品ケースに添付するととも
に、各納品ケースを、それぞれ最初の開始ブロックまで
移動したので、上記の各効果が生じるとともに、作業時
間をさらに短縮することが出来る。
【0135】さらに、請求項10に係わる発明は、商品
を種類毎に区分けして収納する収納部を有し、複数のブ
ロックに区分けした商品棚と、各店舗から注文された商
品を収納してブロックからブロックへと移送手段により
移送する納品ケースと、店舗を識別する店番と店舗から
の注文商品をバーコードで示し、ホストコンピュータ側
からのデータに基づいて作成される注文リストと、各ブ
ロック毎に、バーコードを識別するバーコードリーダー
と、店番を表示する店番表示器と、各ブロック毎に、数
量表示器と店番表示器とを制御する数量表示用ブロック
コントローラとバーコードリーダーを制御する検品用ブ
ロックコントローラと、配送センター内に、数量表示用
ブロックコントローラと検品用ブロックコントローラと
を制御する制御用コンピュータと、全店舗とオンライン
で接続されており、これらの店舗からの注文が入力され
ると、この注文に従って作成される注文リストを、配送
センターに備えられている制御用コンピュータに送り出
すとともに、これらを制御して全店舗の商品管理を行う
ホストコンピュータと、数量表示器は収納部毎に備える
とともに、商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量
不足、作業終了を文字及び数字で表示する文字表示部
と、商品選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足を
色分け点灯あるいは色分け点滅して表示する機能及びス
イッチ機能を備えた点灯表示部とを有する数量表示器と
を備え、注文リストのバーコードをバーコードリーダー
で読み取ることにより、検品用ブロックコントローラか
ら制御用コンピュータへ”作業店舗指示”指令が入力さ
れ、この制御用コンピュータから検品用ブロックコント
ローラへ注文商品に関する”検品データ”が、数量表示
用ブロックコントローラへ店番コードの入った”作業指
示データ”がそれぞれ入力されることにより、店番表示
器に店番が表示されるとともに、数量表示器に選択する
商品の数量を表示し、商品を選択する毎にこの商品のバ
ーコードをバーコードリーダーで読み取ってこのデータ
を検品用ブロックコントローラに入力するとともに、こ
の検品用ブロックコントローラから商品毎に“検品情
報”を順次制御用コンピュータへ送り出し、この制御用
コンピュータでは、最初の“検品情報”から減算処理し
た結果を、“作業指示データ”として数量表示用ブロッ
クコントローラに送り出し、数量表示器には、数量表示
用ブロックコントローラを介して順次減算した数量を表
示し、検品した商品は直接納品ケースに順次収納し、全
商品の選択・検品作業終了すると、バーコードリーダー
により注文リストの店番を再度読み取ることにより、数
量表示用ブロックコントローラから制御用コンピュータ
へ“作業終了報告”を送り出し、この制御用コンピュー
タからの”検品終了許可”指令が検品用ブロックコント
ローラに入力されることにより、入力されている商品の
明細が内部処理された結果、全商品の選択・検品作業の
正常終了であることを認識すると、“検品終了”指令が
制御用コンピュータに入力され、商品の数量超過、数量
不足が認識されてその結果を“検品情報”と“検品終
了”指令とが制御用コンピュータに入力され、この制御
用コンピュータで“検品情報”により商品の数量超過、
数量不足が算出され、この算出した数値は、数量表示用
ブロックコントローラを介して数量表示器の文字表示部
に表示するとともに、点灯表示部には超過あるいは不足
状態を表示する色分け点灯あるいは点滅表示し、検品用
ブロックコントローラがブロック内の選択・検品作業の
正常終了を認識して“検品終了”が制御用コンピュータ
へ入力されると、この制御用コンピュータから数量表示
用ブロックコントローラを介して数量表示器に作業終了
を表示するようにしたので、上記の各効果が生じるとと
もに、配送センター内のスペース効率がよくなる。さら
に、作業者は常にあと幾つ商品を選択する必要があるか
を把握することが出来る。
【0136】さらに、請求項11に係わる発明は、移送
手段の進行方向に隣接してモータ駆動される駆動移送手
段を配設し、全商品の選択・検品作業が正常に終了した
納品ケースの上端開口部を閉鎖して次段のブロックに移
送し、この次段のブロックにおける作業開始において、
注文リストを再度バーコードリーダーで読むことにより
全作業の完了を確認した後、納品ケースを前記駆動移送
手段に移送したので、上記の各効果が生じるとともに、
さらに、無駄な作業を無くすことが出来る。
【0137】さらに、請求項12に係わる発明は、各ブ
ロック毎に、文字表示画面に文字表示機能及び色分け点
灯機能を有し、数字表示画面にシーケンス番号の表示機
能を有する作業指示表示器を設け、この作業指示表示器
の文字表示画面に、ブロック内における作業内容を指示
するメッセージを文字で表示するとともに、このメッセ
ージの内容毎にこの文字表示画面を色分け点灯し、数字
表示画面に、処理する注文リストをシーケンス番号で表
示したので、上記の各効果が生じると共に、当業者は、
このメッセージに従って作業をすればよく作業効率がよ
い。又、周囲も作業の進展状態を容易に把握するこが出
来る。
【0138】さらに、請求項13に係わる発明は、制御
用コンピュータに、各店舗から注文された全商品の数量
と作業者が単位時間に処理可能な商品の数量と全作業者
の人数とから予想作業時間を算出する演算機能を設けた
ので、実際に就業することの_出来る作業者を、どのブ
ロックにどれだけ配置可能であるか等把握することが出
来る。さらに、全商品の選択作業、検品作業に要する予
想作業時間を把握することが出来、受注から納品までの
時間を予測することが出来る。
【0139】
【0140】
【0141】請求項16に係わる発明は,各作業者毎の
商品の選択回数とその作業時間および準備時間とから作
成した商品の選択作業実績データベースとこの選択作業
実績データベースから検品ミスの件数及びミス率とミス
の内訳毎の件数を求めた検品作業実績データベースとを
作成し,選択作業実績データベースと検品作業実績デー
タベースとから各作業者毎の作業能率を分析する機能を
制御用コンピュータに設けたので,さらに効率良く各作
業者を配置することが出来るとともに,より正確な作業
時間を予測することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す要部構成図であ
る。
【図2】この発明の第1の実施例を示す要部平面図であ
る。
【図3】この発明の第1の実施例を示す各機器の接続状
態を示す要部構成図である。
【図4】この発明の第1の実施例を示す要部平面図であ
る。
【図5】この発明の第1の実施例を示すもので,選択,
検品作業が正常終了した場合の数量表示器3の平面図で
ある。
【図6】この発明の第1の実施例を示すもので,選択,
検品作業が商品の数量超過となった場合の数量表示器3
の平面図である。
【図7】この発明の第1の実施例を示すもので,選択,
検品作業が商品の数量不足となった場合の数量表示器3
の平面図である。
【図8】この発明の第1の実施例を示すもので,検品作
業が正常に行われている場合のエラー表示灯6の斜視図
である。
【図9】この発明の第1の実施例を示すもので,検品作
業中に商品違いが生じた場合のエラー表示灯6の斜視図
である。
【図10】この発明の第1の実施例を示すもので,選
択,検品作業が正常終了した場合の各機器のデータの流
れを示すプロセス図である。
【図11】この発明の第1の実施例を示すもので,選
択,検品作業が商品の数量不足となった場合の各機器の
データの流れを示すプロセス図である。
【図12】この発明の第1の実施例を示すもので,選
択,検品作業が商品の数量超過となった場合の各機器の
データの流れを示すプロセス図である。
【図13】この発明の第1の実施例を示すもので,選
択,検品作業において,商品違いとなった場合の各機器
のデータの流れを示すプロセス図である。
【図14】この発明の第2の実施例を示すもので,納品
ケース1と注文リストとの関係を示す要部斜視図であ
る。
【図15】この発明の第2の実施例を示すもので,納品
ケース1と注文リストとの関係を示す要部平面図であ
る。
【図16】この発明の第3の実施例を示す要部平面図で
ある。
【図17】この発明の第4の実施例を示す要部平面図で
ある。
【図18】この発明の第5の実施例を示すもので,作業
指示表示器17の要部正面図である。
【図19】この発明の第1〜第5の実施例を示すもの
で,注文リスト7の表面図である。
【図20】この発明の第6の実施例を示すもので,人員
配置表の表示画面である。
【図21】従来例を示す要部平面図である。
【符号の説明】
1 納品ケース 2 コンベヤ(移送手段) 3 数量表示器 3a 数量表示器3の文字表示部 3b 数量表示器3の点灯表示部 4 店番表示器 5 バーコードリーダー 6 エラー表示灯 7 注文リスト 9 仮置台 10 作業完了表示器 11 数量表示用ブロックコントローラ 12 検品用ブロックコントローラ 13 制御用コンピュータ 14 ホストコンピュータ 16 駆動コンベヤ(駆動移送手段) 17 作業指示表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−25429(JP,A) 特開 平8−138105(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を種類毎に区分けして収納する収納
    部を有し、複数のブロックに区分けした商品棚と、 各店舗から注文された商品を収納してブロックからブロ
    ックへと移送手段により移送する納品ケースと、 店舗を識別する店番と前記店舗からの注文商品をバーコ
    ードで示し、ホストコンピュータ側からのデータに基づ
    いて作成される注文リストと、 各ブロック毎に、前記バーコードを識別するバーコード
    リーダーと、前記店番を表示する店番表示器と、このブ
    ロック内で前記収納部から選択した商品を一時的に載置
    する仮置台と、 各ブロック毎に、数量表示器と店番表示器とを制御する
    数量表示用ブロックコントローラと前記バーコードリー
    ダーを制御する検品用ブロックコントローラと、 配送センター内に、前記数量表示用ブロックコントロー
    ラと前記検品用ブロックコントローラとを制御する前記
    制御用コンピュータと、 全店舗とオンラインで接続されており、これらの店舗か
    らの注文が入力されると、この注文に従って作成される
    前記注文リストを、前記配送センターに備えられている
    前記制御用コンピュータに送り出すとともに、これらを
    制御して全店舗の商品管理を行う前記ホストコンピュー
    タと、 前記数量表示器は前記収納部毎に備えるとともに、商品
    選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足、作業終了
    を文字及び数字で表示する文字表示部と、前記商品選択
    ・検品作業の正常、数量超過、数量不足を色分け点灯あ
    るいは色分け点滅して表示する機能及びスイッチ機能を
    備えた点灯表示部とを有する前記数量表示器とを備え、
    前記注文リストの前記バーコードを前記バーコードリー
    ダーで読み取ることにより、前記検品用ブロックコント
    ローラから前記制御用コンピュータへ”作業店舗指示”
    指令が入力され、 この制御用コンピュータから前記検品用ブロックコント
    ローラへ前記注文商品に関する検品データと、前記数量
    表示用ブロックコントローラへ店番コードの入った作業
    指示データがそれぞれ入力されることにより、前記店番
    表示器に店番が表示されるとともに、前記数量表示器に
    選択する商品の数量が表示され、 商品の選択作業が終了すると、この数量表示器の点灯表
    示部のスイッチを押圧して選択作業の終了を前記数量表
    示用ブロックコントローラを介して前記制御用コンピュ
    ータへ送り出し、 選択された商品のバーコードを前記バーコードリーダー
    で読み取って検品し、このデータを前記検品用ブロック
    コントローラに入力し、 検品作業終了時に、前記注文リストの店番を再度読み取
    ることにより、前記数量表示用ブロックコントローラか
    ら前記制御用コンピュータへ”作業終了報告”を送り出
    し、 この制御用コンピュータからの”検品終了許可”指令が
    前記検品用ブロックコントローラに入力されることによ
    り、前記入力されている商品の明細が内部処理され、検
    品作業の正常終了、商品の数量超過、数量不足が認識さ
    れてその結果を検品情報として前記制御用コンピュータ
    に送り出し、 この制御用コンピュータで前記検品情報により商品の数
    量超過、数量不足が算出され、 この数値は前記数量表示用ブロックコントローラを介し
    て前記数量表示器の前記文字表示部に表示するととも
    に、前記点灯表示部には超過あるいは不足状態を表示す
    る色分け点灯あるいは点滅表示し、 前記検品用ブロックコントローラがブロック内の検品作
    業の正常終了を認識して検品終了が前記制御用コンピュ
    ータへ入力されると、この制御用コンピュータから前記
    数量表示用ブロックコントローラを介して前記数量表示
    器に作業終了が表示されることを特徴とする商品の選択
    管理装置。
  2. 【請求項2】 商品を種類毎に区分けして収納する収納
    部を有し、複数のブロックに区分けした商品棚と、 各店舗から注文された商品を収納してブロックからブロ
    ックへと移送手段により移送する納品ケースと、 店舗を識別する店番と前記店舗からの注文商品をバーコ
    ードで示し、ホストコンピュータ側からのデータに基づ
    いて作成される注文リストと、 各ブロック毎に、前記バーコードを識別するバーコード
    リーダーと、前記店番を表示する店番表示器と、このブ
    ロック内で前記収納部から選択した商品を一時的に載置
    する仮置台と、 各ブロック毎に、数量表示器と店番表示器とを制御する
    数量表示用ブロックコントローラと前記バーコードリー
    ダーを制御する検品用ブロックコントローラと、 配送センター内に、前記数量表示用ブロックコントロー
    ラと前記検品用ブロックコントローラとを制御する制御
    用コンピュータと、 全店舗とオンラインで接続されており、これらの店舗か
    らの注文が入力されると、この注文に従って作成される
    前記注文リストを、前記配送センターに備えられている
    前記制御用コンピュータに送り出すとともに、これらを
    制御して全店舗の商品管理を行う前記ホストコンピュー
    タと、 前記数量表示器は前記収納部毎に備えるとともに、商品
    選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足、作業終了
    を文字及び数字で表示する文字表示部と、前記商品選択
    ・検品作業の正常、数量超過、数量不足を色分け点灯あ
    るいは色分け点滅して表示する機能及びスイッチ機能を
    備えた点灯表示部とを有する前記数量表示器とを備え、 前記商品棚から店舗からの注文商品を選択し、 この選択した商品を収納する前記納品ケースに、前記注
    文商品をバーコードで示した注文リストを添付し、 この注文リストのバーコードをバーコードリーダーで読
    み取り、 前記制御用コンピュータからは、注文商品に関する“検
    品データ”が、前記検品用ブロックコントローラに入力
    されるとともに、数量表示用ブロックコントローラへ店
    番コードの入った“作業指示データ”が入力され、 この数量表示用ブロックコントローラの制御により前記
    店番表示器には、注文した店舗の店番を表示するととも
    に、この店舗の注文した商品の数量をそれぞれ前記数量
    表示器の文字表示部に表示し、 この文字表示部に表示された数量に従って商品を選択し
    て仮置台に一時的に載置するとともに、商品の選択が終
    了した数量表示器毎に点灯表示部を押圧して数量表示部
    を消去し、 ブロック内の全商品の選択作業終了後、前記バーコード
    リーダーで前記仮置台に載置した全商品のバーコードを
    順次読み取って検品し、 この読み取られた各商品のデータは検品用ブロックコン
    トローラに次々と入力され、 検品終了した商品は前記納品ケースに収納し、 前記ブロック内の全商品の検品作業終了後、再度前記バ
    ーコードリーダーで、前記注文リストの店番を読み取る
    ことにより、前記数量表示用ブロックコントローラから
    前記制御用コンピュータへ“作業終了報告”指令が入力
    し、 この制御用コンピュータからの “検品終了許可”指令
    が前記検品用ブロックコントローラに入力されることに
    より、検品した商品の明細が内部処理された結果、全商
    品の選択・検品作業が正常終了であることを認識する
    と、“検品終了”指令が前記制御用コンピュータに入力
    され、 商品の数量超過あるいは数量不足と認識すると、“検品
    情報”と“検品終了”指令とが前記制御用コンピュータ
    に入力し、 この制御用コンピュータでは、“検品情報”から商品数
    量の超過数あるいは不足数を算出し、 この算出した数値は、前記数量表示用ブロックコントロ
    ーラを介して前記数量表示器の文字表示部に表示すると
    ともに、点灯表示部には商品の数量超過あるいは数量不
    足状態を色分け点灯あるいは点滅表示し、 この数量表示部の表示に基づいて、上記と同様にして再
    度、商品を選択、検品し、 前記検品用ブロックコントローラが商品の選択・検品の
    正常終了を認識し、その結果が前記この制御用コンピュ
    ータを介して前記数量表示用ブロックコントローラに入
    力して正常終了を確認し、全作業が完了し、 商品の選択違いの場合には、前記商品のバーコードを前
    記バーコードリーダーで読み取ったとき、エラー表示灯
    を点灯させるとともに、検品終了後の検品情報に基い
    て、前記制御用コンピュータが判断することを特徴とす
    る商品の選択管理方法。
  3. 【請求項3】 商品を種類毎に区分けして収納する収納
    部を有し、複数のブロックに区分けした商品棚と、 各店舗から注文された商品を収納してブロックからブロ
    ックへと移送手段により移送する納品ケースと、 店舗を識別する店番と前記店舗からの注文商品をバーコ
    ードで示し、ホストコンピュータ側からのデータに基づ
    いて作成される注文リストと、 各ブロック毎に、前記バーコードを識別するバーコード
    リーダーと、前記店番を表示する店番表示器と、 各ブロック毎に、数量表示器と店番表示器とを制御する
    数量表示用ブロックコントローラと前記バーコードリー
    ダーを制御する検品用ブロックコントローラと、 配送センター内に、前記数量表示用ブロックコントロー
    ラと前記検品用ブロックコントローラとを制御する制御
    用コンピュータと、 全店舗とオンラインで接続されており、これらの店舗か
    らの注文が入力されると、この注文に従って作成される
    前記注文リストを、前記配送センターに備えられている
    前記制御用コンピュータに送り出すとともに、これらを
    制御して全店舗の商品管理を行う前記ホストコンピュー
    タと、 前記数量表示器は前記収納部毎に備えるとともに、商品
    選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足、作業終了
    を文字及び数字で表示する文字表示部と、前記商品選択
    ・検品作業の正常、数量超過、数量不足を色分け点灯あ
    るいは色分け点滅して表示する機能及びスイッチ機能を
    備えた点灯表示部とを有する前記数量表示器とを備え、 前記商品棚から店舗からの注文商品を選択し、 この選択した商品を収納する前記納品ケースに、前記注
    文商品をバーコードで示した注文リストを添付し、 この注文リストのバーコードをバーコードリーダーで読
    み取り、 前記制御用コンピュータからは、注文商品に関する“検
    品データ”が、前記検品用ブロックコントローラに入力
    されるとともに、数量表示用ブロックコントローラへ店
    番コードの入った“作業指示データ”が入力され、 この数量表示用ブロックコントローラの制御により前記
    店番表示器には、注文した店舗の店番を表示するととも
    に、この店舗の注文した商品の数量をそれぞれ前記数量
    表示器の文字表示部に表示し、 商品を選択する毎にこの商品のバーコードを前記バーコ
    ードリーダーで読み取ってこのデータを前記検品用ブロ
    ックコントローラに入力するとともに、この検品用ブロ
    ックコントローラから商品毎に“検品情報”を順次前記
    制御用コンピュータへ送り出し、 この制御用コンピュータでは、最初の“検品情報”から
    減算処理した結果を、“作業指示データ”として前記数
    量表示用ブロックコントローラに送り出し、 前記数量表示器には、前記数量表示用ブロックコントロ
    ーラを介して順次減算した数量を表示し、 検品した商品は直接前記納品ケースに順次収納し、 前記ブロック内の全商品の選択・検品作業終了後、再度
    前記バーコードリーダーで、前記注文リストの店番を読
    み取ることにより、前記数量表示用ブロックコントロー
    ラから前記制御用コンピュータへ“作業終了報告”指令
    が入力され、 この制御用コンピュータからの “検品終了許可”指令
    が前記検品用ブロックコントローラに入力されることに
    より、検品した商品の明細が内部処理された結果、全商
    品の選択・検品作業が正常終了であることを認識する
    と、“検品終了”指令が前記制御用コンピュータに入力
    され、 商品の数量超過あるいは数量不足と認識すると、“検品
    情報”と“検品終了”指令とが前記制御用コンピュータ
    に入力し、 この制御用コンピュータでは、“検品情報”から商品数
    量の超過数あるいは不足数を算出し、 この算出した数値は、前記数量表示用ブロックコントロ
    ーラを介して前記数量表示器の文字表示部に表示すると
    ともに、点灯表示部には商品の数量超過あるいは数量不
    足状態を色分け点灯あるいは点滅表示し、 この数量表示部の表示に基づいて、上記と同様にして再
    度、商品を選択・検品し、 前記検品用ブロックコントローラが商品選択・検品の正
    常終了を認識し、その結果が前記制御用コンピュータを
    介して前記数量表示用ブロックコントローラに入力され
    て正常終了を確認し、全作業が完了し、 商品の選択違いの場合には、前記商品のバーコードを前
    記バーコードリーダーで読み取ったとき、エラー表示灯
    を点灯させるとともに、検品終了後の検品情報に基い
    て、前記制御用コンピュータが判断することを特徴とす
    る商品の選択管理方法。
  4. 【請求項4】 前記数量表示器に、商品の選択を間違え
    たことを表す指定手段を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の商品の選択管理装置。
  5. 【請求項5】 各ブロック毎に、色分け点灯可能なラン
    プと警報音を変更可能な警報器とを有するエラー表示灯
    を備え、前記バーコードリーダーで読み取った商品のデ
    ータが前記検品用ブロックコントローラにおいて内部処
    理された結果、商品の選択違いおよび商品の数量超過の
    場合には、この結果を前記エラー表示灯のランプの色分
    け点灯と前記警報器の警報音とにより知らせることを特
    徴とする請求項1、請求項4にそれぞれ記載の商品の選
    択管理装置。
  6. 【請求項6】 前記数量表示器の文字表示部に、ブロッ
    ク内における全商品の選択、検品作業が正常に終了した
    時、前記検品用ブロックコントローラからの“検品終
    了”指令により、前記制御用コンピュータからの指令に
    より前記数量表示用ブロックコントローラを介して前記
    文字表示部に”END”を表示し、 この”END”表示を確認した後、前記点灯表示部を押
    圧して、この数量表示器の”END”表示を消去するこ
    とにより、前記数量表示用ブロックコントローラを介し
    て前記制御用コンピュータへ”ブロック完了報告”が入
    力され、 この制御用コンピュータは、前記数量表示用ブロックコ
    ントローラを介して前記店番表示器の店番を消去してブ
    ロック内の全作業の完了を知らせるようにしたことを特
    徴とする請求項1、請求項4〜請求項5にそれぞれ記載
    の商品の選択管理装置。
  7. 【請求項7】 前記数量表示器の文字表示部に、ブロッ
    ク内における全商品の選択・検品作業が正常に終了した
    時、前記検品用ブロックコントローラからの“検品終
    了”指令により、前記制御用コンピュータからの指令に
    より前記数量表示用ブロックコントローラを介して前記
    文字表示部に”END”を表示し、 前記点灯表示部を押圧して前記”END”表示を消去す
    るとともに、前記制御用コンピュータから前記数量表示
    用ブロックコントローラを介して前記店番表示器に、次
    に作業を行う店舗の店番を表示して、ブロック内の全作
    業の完了を知らせるようにしたことを特徴とする請求項
    1、請求項4〜請求項5にそれぞれ記載の商品の選択管
    理装置。
  8. 【請求項8】 各ブロック毎に、ブロック内の全商品の
    選択、検品作業が正常に完了したことを知らせるランプ
    とブザーと、全作業が完了した時に押圧する作業完了ス
    イッチとを有する作業完了表示器を備え、 前記作業完了スイッチを押圧することにより、前記制御
    用コンピュータから前記数量表示用ブロックコントロー
    ラを介して前記店番表示器に、次に作業をする店舗の店
    番を表示したことを特徴とする請求項1、請求項4〜請
    求項5にそれぞれ記載の商品の選択管理装置。
  9. 【請求項9】 前記各注文リストに、商品の選択を開始
    するブロック番号を付し、 各注文リストをブロック番号順に前記納品ケースに添付
    するとともに、各納品ケースを、それぞれ最初の開始ブ
    ロックまで移動したことを特徴とする請求項1、請求項
    4〜請求項8にそれぞれ記載の商品の選択管理装置。
  10. 【請求項10】 商品を種類毎に区分けして収納する収
    納部を有し、複数のブロックに区分けした商品棚と、 各店舗から注文された商品を収納してブロックからブロ
    ックへと移送手段により移送する納品ケースと、 店舗を識別する店番と前記店舗からの注文商品をバーコ
    ードで示し、ホストコンピュータ側からのデータに基づ
    いて作成される注文リストと、 各ブロック毎に、前記バーコードを識別するバーコード
    リーダーと、前記店番を表示する店番表示器と、 各ブロック毎に、数量表示器と店番表示器とを制御する
    数量表示用ブロックコントローラと前記バーコードリー
    ダーを制御する検品用ブロックコントローラと、 配送センター内に、前記数量表示用ブロックコントロー
    ラと前記検品用ブロックコントローラとを制御する制御
    用コンピュータと、 全店舗とオンラインで接続されており、これらの店舗か
    らの注文が入力されると、この注文に従って作成される
    前記注文リストを、前記配送センターに備えられている
    前記制御用コンピュータに送り出すとともに、これらを
    制御して全店舗の商品管理を行う前記ホストコンピュー
    タと、 前記数量表示器は前記収納部毎に備えるとともに、商品
    選択・検品作業の正常、数量超過、数量不足、作業終了
    を文字及び数字で表示する文字表示部と、前記商品選択
    ・検品作業の正常、数量超過、数量不足を色分け点灯あ
    るいは色分け点滅して表示する機能及びスイッチ機能を
    備えた点灯表示部とを有する前記数量表示器とを備え、 前記注文リストの前記バーコードを前記バーコードリー
    ダーで読み取ることにより、前記検品用ブロックコント
    ローラから前記制御用コンピュータへ”作業店舗指示”
    指令が入力され、 この制御用コンピュータから前記検品用ブロックコント
    ローラへ前記注文商品に関する”検品データ”が、前記
    数量表示用ブロックコントローラへ店番コードの入っ
    た”作業指示データ”がそれぞれ入力されることによ
    り、前記店番表示器に店番が表示されるとともに、前記
    数量表示器に選択する商品の数量を表示し、 商品を選択する毎にこの商品のバーコードを前記バーコ
    ードリーダーで読み取ってこのデータを前記検品用ブロ
    ックコントローラに入力するとともに、この検品用ブロ
    ックコントローラから商品毎に“検品情報”を順次前記
    制御用コンピュータへ送り出し、 この制御用コンピュータでは、最初の“検品情報”から
    減算処理した結果を、“作業指示データ”として前記数
    量表示用ブロックコントローラに送り出し、 前記数量表示器には、前記数量表示用ブロックコントロ
    ーラを介して順次減算した数量を表示し、 検品した商品は直接前記納品ケースに順次収納し、 全商品の選択・検品作業終了すると、前記バーコードリ
    ーダーにより前記注文リストの店番を再度読み取ること
    により、前記数量表示用ブロックコントローラから前記
    制御用コンピュータへ“作業終了報告”を送り出し、 この制御用コンピュータからの”検品終了許可”指令が
    前記検品用ブロックコントローラに入力されることによ
    り、前記入力されている商品の明細が内部処理された結
    果、全商品の選択・検品作業の正常終了であることを認
    識すると、“検品終了”指令が前記制御用コンピュータ
    に入力され、 商品の数量超過、数量不足が認識されてその結果を“検
    品情報”と“検品終了”指令とが前記制御用コンピュー
    タに入力され、 この制御用コンピュータで前記“検品情報”により商品
    の数量超過、数量不足が算出され、 この算出した数値は、前記数量表示用ブロックコントロ
    ーラを介して前記数量表示器の前記文字表示部に表示す
    るとともに、前記点灯表示部には超過あるいは不足状態
    を表示する色分け点灯あるいは点滅表示し、 前記検品用ブロックコントローラがブロック内の選択・
    検品作業の正常終了を認識して“検品終了”が前記制御
    用コンピュータへ入力されると、この制御用コンピュー
    タから前記数量表示用ブロックコントローラを介して前
    記数量表示器に作業終了を表示することを特徴とする商
    品の選択管理装置。
  11. 【請求項11】 前記移送手段の進行方向に隣接してモ
    ータ駆動される駆動移送手段を配設し、 全商品選択・検品作業が正常に終了した納品ケースの上
    端開口部を閉鎖して次段のブロックに移送し、 この次段のブロックにおける作業開始において、前記注
    文リストを再度前記バーコードリーダーで読むことによ
    り全作業の完了を確認した後、前記納品ケースを前記駆
    動移送手段に移送したことを特徴とする請求項1、請求
    項4〜請求項10にそれぞれ記載の商品の選択管理装
    置。
  12. 【請求項12】 各ブロック毎に、文字表示画面に文字
    表示機能及び色分け点灯機能を有し、数字表示画面にシ
    ーケンス番号の表示機能を有する作業指示表示器を設
    け、 この作業指示表示器の前記文字表示画面に、ブロック内
    における作業内容を指示するメッセージを文字で表示す
    るとともに、このメッセージの内容毎にこの文字表示画
    面を色分け点灯し、 前記数字表示画面に、処理する注文リストをシーケンス
    番号で表示したことを特徴とする請求項1、請求項4〜
    請求項11にそれぞれ記載の商品の選択管理装置。
  13. 【請求項13】 前記制御用コンピュータに、各店舗か
    ら注文された全商品の数量と作業者が単位時間に処理可
    能な商品の数量と全作業者の人数とから予想作業時間を
    算出する演算機能を設けたことを特徴とする請求項1、
    請求項4〜請求項12にそれぞれ記載の商品の選択管理
    装置。
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