JP5995114B2 - ボトム衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、ボトム衣類に関する。
従来、ショーツ等のボトム衣類には、裾のずり上がり、食い込みおよびめくれ等の、裾部分の着くずれが生じやすいという問題があった。ショーツ等の裾がずり上がったり、食い込んだりすると、着用者に不快感を与え、また、ヒップラインのシルエットが悪くなる。
ショーツの裾の食い込みを防止するための技術として、前身頃部と後身頃部と、前身頃部及び後身頃部との間に配備される略馬蹄形状の介在布部材とからなるパンティにおいて、介在布部材は、所定間隔を開いた側面襠用広幅部と、この両側側面襠用広幅部を下部で連続させる包み込み用細幅部とを有し、この介在布部材によって、パンティ全体が尻形態に合致するよう形成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
実開平6−54704号公報
しかし、前記技術では、着用して動いているうちに裾がずり上がってきてしまい、裾部分の着くずれを防止するには不十分であった。
そこで、本発明は、裾部分の着くずれを効果的に防止することができるボトム衣類を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のボトム衣類は、
前身頃、後身頃および介在布部材を含むボトム衣類であって、
前記介在布部材は、マチ部と、前記マチ部の後端部から左右に伸びた状態で形成された後裾周り形成部とを含み、
前記マチ部の前端部が、前記前身頃と連結しており、
前記前身頃の後側幅方向両側外周部と、前記マチ部の幅方向両側外周部と、前記後裾周り形成部の左右の前側の外周部とにより、着用時における裾周りが形成され、
前記後裾周り形成部において、前記着用時の裾周りの形成に寄与する前記左右の前側の外周部の形状が、凹曲線または直線であり、
前記後裾周り形成部の左右の後側の外周部が、前記後身頃と連結していることを特徴とする。
本発明によれば、裾部分の着くずれを効果的に防止することができるボトム衣類を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るショーツ100のパターンを示す図である。 図2(a)は、前記第1の実施形態に係るショーツ100の斜視図、図2(b)は、背面斜視図、図2(c)は、ショーツ100を下方から見た図である。 図3は、本発明の第2の実施形態に係るショーツ200のパターンを示す図である。 図4(a)および図4(b)は、本発明の第3の実施形態に係るショーツ300のパターンを示す図である。 図5は、本発明の第4の実施形態に係るショーツ400のパターンを示す図である。 図6は、本発明の第5の実施形態に係るショーツ500のパターンを示す図である。 図7(a)〜(c)は、本発明の第6の実施形態に係るショーツ600のパターンを示す図である。 図8(a)および図8(b)は、前記第6の実施形態の変形例であるショーツ700のパターンを示す図である。 図9(a)は、本発明の第7の実施形態に係るショーツ800のパターンを示す図である。図9(b)は、前記第7の実施形態の変形例であるショーツ900のパターンを示す図である。 図10(a)および図10(b)は、本発明の第8の実施形態に係るショーツ1000のパターンを示す図である。 図11は、本発明の第9の実施形態に係るショーツ1100のパターンを示す図である。 図12(a)は、本発明の第10の実施形態に係るショーツ1200のパターンを示す図、図12(b)は、前記ショーツ1200の正面図である。 図13は、前記第1の本実施形態に係るショーツのパターンと、従来のずり上がり防止のためのショーツのパターンとを比較する図である。図13(a)は、前記第1の実施形態に係るショーツ、図13(b)は、従来のショーツを示す。 図14は、前記第1の実施形態に係るショーツの着用状態と、従来のずり上がり防止のためのショーツの着用状態とを比較する図である。図14(a)は、前記第1の実施形態に係るショーツ、図14(b)は、従来のショーツを示す。
本発明のボトム衣類について、例をあげて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係るショーツ100のパターンの図を示す。本実施形態のショーツ100は、前身頃101、後身頃102および介在布部材103を含むショーツである。介在布部材103は、マチ部103Aと、マチ部103Aの後端部から左右に伸びた状態で形成された後裾周り形成部103Bとを含む。ここで、「前」「後」とは、前身頃側を前、後身頃側を後とした場合の前後方向をいう。また、「左」「右」とは、前側から見た左右でも、後側から見た左右でもよい。本実施形態は、着用感をよりよくするため、マチ部103Aの肌側に配置される裏マチ部104を含むが、本発明において、裏マチ部104は必須の構成要素ではない。マチ部103Aの前端部は、前身頃101と連結され、後裾周り形成部の左右の後側の外周部Sが、後身頃102の辺Tと連結される。前記外周部Sと前記辺Tとは、後中心線周辺を除くほぼ全域にわたって、互いに凸状となるようにカーブしている。このように、互いに対向する、凸状となるもの同士の縁部同士を固着することによって形成された立体形状形成部によって、肌側と反対側へ立体的な膨らみを持たせている。なお、本実施形態では、前身頃101、マチ部103Aおよび後裾周り形成部103Bは、一体で形成されているが、本発明はこれに限られず、それぞれ別部材で構成されていてもよい。
本実施形態において、後裾周り形成部103Bの左右端部に位置する前身頃101との固着部Lと、前身頃101の前側幅方向両側辺Mとが固着される。これにより、前身頃101の後側幅方向両側外周部(a)と、マチ部103Aの幅方向両側外周部(b)と、後裾周り形成部103Bの左右の前側の外周部(c)とにより、着用時における裾周りが形成される。本実施形態では、後裾周り形成部103Bにおいて、前側外周部(c)の形状が、凹曲線となっている。
図1に示すパターンを互いに固着すると、図2に示す本実施形態に係るショーツ100が形成される。図2(a)は、斜視図、図2(b)は、背面斜視図、図2(c)は、ショーツ100を下方から見た図である。
図13に、本実施形態のショーツ100のパターンと、従来のずり上がり防止のためのショーツのパターンとを比較する図を示す。図13(a)は、本実施形態のショーツ100、図13(b)は、従来のショーツを示す。
図13(b)に示すように、従来のずり上がり防止のためのショーツのパターンでは、本実施形態における後裾周り形成部103Bに該当する部分103B’の左右端部が、マチ部103A’と反対の方向に向かって配置されており、マチ部103A’と後裾周り形成部103B’とは、略馬蹄形状となっている。そして、前身頃との固着箇所L’は、マチ部の長さ方向に対して略平行に配置されている。また、前記従来のショーツのパターンでは、本実施形態における前記外周部(c)に該当する部分N’が、凸部を有している。すなわち、足の付け根付近の臀溝部のラインに該当する箇所Rが、凸部となっている。これは、ずり上がりを防止するためには、皮膚の伸長率が最も大きい、足の付け根付近の臀溝部のラインを凸形状にして、ヒップから足の付け根部分を広い範囲で包み込むのがよいとされてきたためである。しかし、この態様では、着用直後は前記臀溝部のラインをショーツが包み込んでいるが、動くうちに裾がずり上がってくるのを十分に防ぐことができない。
これに対し、図13(a)に示すように、本実施形態のショーツ100のパターンでは、後裾周り形成部103Bは、マチ部103Aの後端部から左右方向に伸びて形成されている。すなわち、後裾周り形成部103Bは、マチ部103Aの後端部に、逆T字状に形成されている。そして、後裾周り形成部103Bの左右端部は、マチ部103Aの方向に向かって配置されている。また、本実施形態のパターンでは、前記外周部(c)は、凸部のない曲線で形成されており、前記外周部(c)上には突出している箇所がない。このようなパターンにすることにより、従来のショーツより着用者の臀部の形に近い立体を構成することができるため、本実施形態に係るショーツ100を着用すると、着用者の足の付け根部分にショーツがしっかりフィットし、ずれ上がりを防止することができる。本実施形態では、後裾周り形成部103Bは、マチ部103Aの後端部から左右方向に伸びて形成され、後裾周り形成部103Bの左右端部に位置する前身頃101との固着部Lは、マチ部103Aの長さ方向(図13(a)に示す白抜き矢印の方向)に対して直交するように配置されている。ただし、本発明において、前記固着部Lは、後述のように、マチ部の長さ方向に対して斜めになっていてもよい。
図14に、本実施形態のショーツ100の着用状態と、従来のずり上がり防止のためのショーツの着用状態とを比較する写真を示す。図14(a)は、本実施形態のショーツ100、図14(b)は、従来のショーツを示し、各図において、上段は、横から見た写真、下段は、後ろから見た写真である。
前記各ショーツには、生地の伸縮状態がわかるようにするため、1マスの各辺が約1.5cmの格子を描いている。この格子は、各部材同士を固着する前の段階で(図13に示す状態)、各部材に水平な縦線および横線を引いて描いたものである。
まず、上段の写真を比較すると、従来のショーツ(図14(b))では、ショーツ側部の格子が斜めになっているのに対し、本実施形態のショーツ100(図14(a))では、水平である。このように、本実施形態に係るショーツ100と従来のショーツとでは、各部材を組み立てる際の後裾周り形成部の固着のされ方が異なることがわかる。本実施形態のショーツ100では、後裾周り形成部103Bが、後ろから前に向けて、裾周りをラップするように形成されている。また、従来のショーツでは、側面において、裾周り付近の格子(写真中に矢印で示す部分)と、その他の部分の格子とでは、大きさが異ならないのに対し、本実施形態のショーツ100では、裾周り付近の格子が、その他の部分の格子と比べて伸びている。このように、本実施形態のショーツ100では、裾周りにショーツがしっかりとフィットしている。さらに、上段の両写真において、比較のために白丸が同じ位置に付されているのであるが、従来のショーツでは、最も後側の白丸は全てショーツから出ているのに対し、本実施形態のショーツ100では、最も後側の白丸もショーツに覆われている。これにより、本実施形態のショーツ100の方が、従来のショーツよりも、裾部分によって臀溝部付近の脚の付け根部分をしっかり覆っていることがわかる。
次に、下段の写真を比較すると、従来のショーツでは、ヒップトップ周辺(図14におけるQで示す部分)の格子が伸びており、ヒップトップへの密着性が高いことがわかる。すなわち、平面的な生地が着用者の臀部の形状にあわせようとしてテンションがかかっていることがわかる。このため、従来のショーツは、引っ張られた生地が元にもどろうとする力が働く上、着用して動くことによりヒップトップ側に生地が引き寄せられ、裾のずり上がりの原因となる。これに対し、本実施形態のショーツ100では、ヒップトップ周辺とその他の部分とで、格子の大きさは変わらない。すなわち、本実施形態のショーツ100は、より着用者の臀部の形状に近い立体的な形状となっているため、ヒップトップ周辺の生地に無駄なテンションが作用していないことが分かる。このため、本実施形態のショーツ100では、動いてもヒップトップ側に生地が引き寄せられることなく、裾のずり上がりを防ぐことができる。
本実施形態において、ショーツ100の前記各部材に使用できる生地は、特に制限されないが、例えば、織物、編み物、不織布があげられる。さらに好ましくは、ポリウレタン等の弾性糸を含有する伸縮性を有する生地があげられる。
本実施形態において、後裾周り形成部103Bは、図13(a)のパターン内に記載の黒字矢印で示す方向に伸縮することが好ましい。これにより、着用した際、臀溝部付近の生地は、上下方向に、体の側面における裾周りでは前後方向に伸縮するため、着用者の動きによる皮膚の伸びに追従することができる。なお、後裾周り形成部103Bは、上記黒字矢印で示す方向と直交する方向については、伸び難くてもよいし、伸び易いものとしてもよい。
本実施形態において、前身頃101、後身頃102および介在布部材103の各部材は、左右一体で形成されているが、本発明はこれに限られず、左右が別部材で構成されていてもよい。ただし、左右一体で形成することにより、左右の部材を接ぎ合わせる場合と比較して身体へのフィット性が高くなり、肌触りもなめらかになるため、好ましい。
本実施形態において、介在布部材103は、前身頃101とともに一体で形成されているが、本発明はこれに限られず、前身頃と介在布部材とが別部材であってもよく、また、介在布部材におけるマチ部と後裾周り形成部とが、別部材で形成されていてもよい。
本実施形態では、裾周りが短いタイプのショーツについて説明したが、本発明はこれに限られず、裾周りにさらに大腿部を覆う部材を配置したロングタイプのショーツにも適用できる。
(第2の実施形態)
図3に、本発明の第2の実施形態に係るショーツ200のパターンの図を示す。本実施形態のショーツ200は、前身頃201、後身頃202および介在布部材203を含む。介在布部材203は、マチ部203Aと、後裾周り形成部203Bとを含む。また、マチ部203Aの肌側に配置される裏マチ部204を含む。
本実施形態は、前身頃201の上辺P、および、後身頃202の上辺Wが、ウエストの高い位置にくるよう設計されているショーツである。ここで、「上辺」とは、着用時におけるウエストに該当する箇所をいう。その他は、第1の実施形態と同様である。前身頃201の上辺Pおよび後身頃202の上辺Wの高さは、特に制限されず、デザインに応じて設定することができる。このように、本発明は、ウエストの高い位置にくるよう設計されているショーツにも好適に適用でき、着用感やデザインのバリエーションを広げることができる。
(第3の実施形態)
図4(a)に、本発明の第3の実施形態に係るショーツ300のパターンの図を示す。本実施形態のショーツ300は、前身頃301、後身頃302および介在布部材303を含む。介在布部材303は、マチ部303Aと、後裾周り形成部303Bとを含む。
本実施形態のパターンでは、前身頃301と介在布部材303とが、別部材で構成されている。また、本実施形態のパターンでは、後裾周り形成部303Bの左右端部に位置する前身頃301との固着部Lは、マチ部303Aの長さ方向に対して、斜めに配置されている。このように、本発明において、前記固着部Lの位置は、デザインに応じて決定することができる。なお、本実施形態では、後裾周り形成部303Bの固着部Lが、マチ部303Aの長さ方向に対して斜めに配置されている態様について説明したが、本発明はこれに限られず、他の実施形態の後裾周り形成部の左右端部が同様の形態であってもよい。
図4(b)に、前身頃301と介在布部材303とを連結した状態のパターンの図を示す。図4(b)に示すように、パターン図として水平に配置した場合において、後裾周り形成部303Bの左右の前側外周部(c)の最も後側に位置する点Xを通る後中心線Hに対する垂線を第1の線Jとし、第1の線Jと後中心線Hとの交点Yと、後裾周り形成部303Bの前側端点Zとを結ぶ線を第2の線Kとする。本実施形態において、前記「最も後側に位置する点」とは、前記外周部(c)のうち最も後身頃側に位置する点をいう。そして、第1の線Jを基準(0度)として、第1の線Jから後側(図中の矢印αの方向)を正の角度、第1の線Jから前側(図中の矢印βの方向)を負の角度とした場合、第1の線Jと第2の線Kとがなす角度θは、30度以下であることが好ましい。この場合には、後裾周り形成部303Bの裾部の着崩れを抑制することができる。さらに、角度θを25度以下となるように設定することがより好ましい。この場合には、後裾周り形成部303Bの臀部に対する密着性が高まるため上記の着崩れをさらに軽減することができる。また、さらに好ましくは、上記の角度θを20度以下に設定することによって、後裾周り形成部303Bの裾部分の着崩れを防止する効果をさらに高めることができる。ここで、従来のショーツの場合、前述のとおり、マチ部と裾周り形成部とは略馬蹄形状となっており、従来のショーツのパターン図を上記の説明にあてはめると、前記角度θに該当する箇所の角度は、35度以上設けられていることが発明者らの研究により判明している。
また、上記の角度θは、−(マイナス)側には−15度以上となるように設定することが好ましい。ここで、角度θがマイナス側の値をとるように設定すると、プラス側の値をとる場合よりも後裾周り形成部303Bの臀部に対する密着性を高めることができる。一方で、後裾周り形成部303Bが臀部に食い込み易くなる場合には、角度θが−10度以上となるように設定することがより好適である。この場合には、後裾周り形成部303Bの臀部に対する密着性を高めつつ、臀部への食い込みを抑制することができる。なお、本実施形態では、角度θは−10度に設定されている。
上記のように角度θを設定することにより、後裾周り形成部がマチ部の後端部から左右方向に伸び、前述のとおり、従来のショーツより着用者の臀部の形に近い立体を構成するパターンにすることができるため、好ましい。なお、前記第1の実施形態および前記第2の実施形態においても、角度θに該当する角度はマイナスの値となっているため、30度以下である。
また、上記の「第1の線Jと第2の線Kとがなす角度θを−15度以上に設定する」とは、角度θを絶対値として表記すると、端点Zが第1の線Jのβ方向側に設けられていることを前提として、「第1の線Jと第2の線Kとがなす角度θが15度以下となるように設定される」とも表現することができる。
本実施形態において、後裾周り形成部303Bの前側端点Zと、前身頃301の後側幅方向両側外周部(a)の前側端点Eとの距離γは、標準的なサイズである場合には、約18cmである。また、標準的なサイズにおいて、前記角度θが30度の場合は、前記距離γは約32cm、前記角度θが25度の場合は、前記距離γは約29.5cm、前記角度θが20度の時は、前記距離γは、約26.5cmである。ただし、前記角度θと前記距離γとの対応は、上記に限られず、例えば、サイズによって異なる。
(第4の実施形態)
図5に、本発明の第4の実施形態に係るショーツ400のパターンの図を示す。本実施形態のショーツ400は、前身頃401、後身頃402および介在布部材403を含む。介在布部材403は、マチ部403Aと、後裾周り形成部403Bとを含む。また、マチ部403Aの肌側に配置される裏マチ部404を含む。
図5に示すように、本実施形態では、前身頃401とマチ部403Aとが一体となっており、組み立て前においては、介在布部材403は、マチ部403Aと後裾周り形成部403Bとに分離している。その他は、前記第1の実施形態と同様である。
このように、本発明において、各部材の態様は、設計上または固着工程上の作業効率等を考慮し、実現したい態様に応じて自由に設定することができる。
(第5の実施形態)
図6に、本発明の第5の実施形態に係るショーツ500のパターンの図を示す。図6は、マチ部403Aの後端部に後裾周り形成部403Bが固着された状態の図であり、本実施形態では、前身頃401の後側幅方向両側外周部(a)、マチ部403Aの幅方向両側外周部(b)および後裾周り形成部403Bの左右の前側の外周部(c)にかけて、レース部材505が配置されている。その他は、前記第4の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、着用時における裾周りの部分に、レースやテープ等を施すことができる。また、本実施形態は、さらに、前身頃401の上辺および後身頃402の上辺にも、レース部材が配置されていてもよい。このように、本発明は、デザインに応じて、装飾を施すことができる。なお、本実施形態では、前記第4の実施形態の裾周りにレース部材が配置されている態様を説明したが、本発明はこれに限られず、他の実施形態がレース部材を有していてもよい。
(第6の実施形態)
図7(a)に、本発明の第6の実施形態に係るショーツ600のパターンの図を示す。また、図7(b)に、本実施形態の前記各部材を分解した図を示す。本実施形態のショーツ600は、前身頃601、後身頃602および介在布部材603を含む。介在布部材603は、マチ部603Aと、後裾周り形成部603Bとを含む。さらに、本実施形態のショーツ600は、後裾周り形成部603Bと後身頃602との間に配置される、側部形成部606を有する。図7(a)における斜線部は、各部材の重なり部を示す。
本実施形態において、後裾周り形成部603Bの左右の前側の外周部(c)は、直線状に形成されている。このように、本実施形態では、後裾周り形成部603Bの外縁を曲線状にしなくてもよいため、例えば、所定の幅を有するレーステープ、ストレッチレース等をそのまま使用できるなど、後裾周り形成部603Bに使用できる素材のバリエーションが広がる。本実施形態において、後裾周り形成部603Bは、レース素材で形成することが好ましい。これにより、ショーツ600のデザインを、より繊細で美しくすることができる。
図7(c)に、マチ部603Aと後裾周り形成部603Bとが連結した状態のパターンの図を示す。図7(c)に示すように、パターン図として水平に配置した場合において、後中心線Hに対する垂線を第1の線Jとし、後裾周り形成部603Bの外周部(c)の直線の延長線を第2の線Kとする。そして、第1の線Jを基準(0度)として、第1の線Jから後側(図中の矢印αの方向)を正の角度、第1の線Jから前側(図中の矢印βの方向)を負の角度とした場合、第1の線Jと第2の線Kとがなす角度θは、30度以下であることが好ましく、より好ましくは25度以下、さらに好ましくは20度以下である。本実施形態においては、前記角度θは、10度である。このような角度にすることにより、後裾周り形成部がマチ部の後端部から左右方向に伸び、前述のとおり、従来のショーツより着用者の臀部の形に近い立体を構成するパターンにすることができるため、好ましい。また、本実施形態において、後裾周り形成部603Bの前側端点Zと、前身頃601の後側幅方向両側外周部(a)の前側端点Eとの距離γは、標準的なサイズである場合には、約23cmである。ただし、前記角度θと前記距離γとの対応は、上記に限られず、例えば、サイズによって異なる。
また、本実施形態は、側部形成部606を有し、さらに後身頃602が二つの部材で形成されていることから、構成部材が前記他の実施形態よりも多い。このため、本実施形態では、各部材を組み立てることにより、裾部分の着くずれを防止するとともに、ショーツをより立体的なシルエットに形成することができる。図7(b)に示すように、本実施形態において、後身頃602が互いに固着される辺同士は、互いに凸状となっている。また、後身頃602と側部形成部606とが互いに固着される辺同士も、互いに凸状となっている。このように、互いに対向する、凸状となるもの同士の縁部同士を固着することによって形成された立体形状形成部によって、肌側と反対側へ立体的な膨らみを持たせている。また、後裾周り形成部603Bの左右の後側外周部(側部形成部606と固着される辺)は直線状であるのに対し、側部形成部606の後裾周り形成部603Bと固着される辺のうち、マチ部603A側端部は、凸状にカーブしている。このように、ここでは、直線状と凸状の縁部同士を固着することによって形成された立体形状形成部によって、肌側と反対側へ立体的な膨らみを持たせている。本実施形態では、後裾周り形成部603Bよりも後側に、前記立体形状形成部を複数箇所有するため、着用時における臀部を包む部分が立体的で美しいシルエットとなるショーツを作製することが可能である。なお、本実施形態においては、前記立体形状形成部は、複数の部材の縁部同士を固着する態様となっているが、本発明はこれに限られず、一枚布の複数箇所にダーツをとって立体形状を形成する態様であってもよい。また、一枚布に切り込みを複数入れ、切り込みの縁部同士を固着する態様であってもよい。
図8(a)および図8(b)に、前記第6の実施形態の変形例であるショーツ700を示す。図8(a)は、パターンの図、図8(b)は、各部材を分解した図である。本例では、後裾周り形成部603Bに該当する部分と、側部形成部606に該当する部分とが、一つの部材で形成されている。また、後裾周り形成部603Bと後身頃602とが重なる部分がない。その他は、前記第6の実施形態と同様である。このように、後裾周り形成部603Bと側部形成部606とを一つの部材とすることにより、固着工程を減らすことができるため、作業効率上便宜である。
(第7の実施形態)
図9(a)に、本発明の第7の実施形態に係るショーツ800のパターンの図を示す。本実施形態のショーツ800は、前身頃801、後身頃802および介在布部材803を含む。介在布部材803は、マチ部803Aと、後裾周り形成部803Bとを含む。
本実施形態において、後裾周り形成部803Bは、ヘム素材で形成されている。ヘム素材を使用する場合、端始末が不要となる一方、端部分が直線状になるため、後裾周り形成部803Bの左右の前側の外周部(c)は、直線状に形成されている。また、本実施形態においても、前記第6の実施形態と同様に、前記角度θに該当する箇所の角度は、後側方向30度以下となっている。なお、本実施形態において、後裾周り形成部803B以外の部材に使用される素材は、特に制限されない。
また、図9(b)に、前記第7の実施形態の変形例であるショーツ900のパターンの図を示す。本例では、後裾周り形成部903Bと後身頃902とが、左右それぞれにおいて、一つの部材で形成されている。その他は、前記第7の実施形態と同様である。
このように、本発明において、後裾周り形成部にはヘム素材を使用することができ、端始末を不要とすることができる。端始末が不要となると、縫製工程が減るため作業効率上便宜であるとともに、端始末の縫着線が肌にあたらず、さらに着心地が良くなるため、好ましい。また、端始末の縫着線がアウターにひびかないため、きれいなシルエットをつくることができる。
(第8の実施形態)
図10(a)に、本発明の第8の実施形態に係るショーツ1000のパターンの図を示す。本実施形態のショーツ1000は、前身頃1001、後身頃1002および介在布部材1003を含む。介在布部材1003は、マチ部1003Aと、後裾周り形成部1003Bとを含む。また、マチ部1003Aの肌側に配置される裏マチ部1004を含む。
本実施形態において、ショーツ1000は、フリーカット素材で形成されている。そして、前身頃1001の後側幅方向両側外周部(a)と、マチ部1003Aの幅方向両側外周部(b)と、後裾周り形成部1003Bの左右の前側の外周部(c)とにより形成される着用時における裾周りは、波線状に形成されている。その他は、前記第1の実施形態と同様である。
また、図10(b)に示すように、パターン図として水平に配置した場合において、後裾周り形成部1003Bの左右の前側外周部(c)の最も後側に位置する点Xを通る後中心線Hに対する垂線を第1の線Jとし、第1の線Jと後中心線Hとの交点Yと、後裾周り形成部1003Bの前側端点Zとを結ぶ線を第2の線Kとする。本実施形態において、前記「最も後側に位置する点」とは、前記外周部(c)の波線上の輪郭線のうち最も後身頃側に位置する点をいう。そして、第1の線Jを基準(0度)として、第1の線Jから後側(図中の矢印αの方向)を正の角度、第1の線Jから前側(図中の矢印βの方向)を負の角度とした場合、第1の線Jと第2の線Kとがなす角度θは、一例として−(マイナス)15度に設定されている。
このように、本発明において、後裾周り形成部の左右の前側の外周部(c)の形状は、凹曲線状に形成されていれば、前記外周部(c)の輪郭線自体は波線状であってもよい。また、例えば、上記輪郭線の一部が、波線状や凸状に形成されていてもよい。フリーカット素材を用いて着用時の裾周りを波線状にすることにより、ショーツのシルエットがアウターにひびくのを防ぐことができるため、好ましい。また、裾周り部分の臀部への食い込みを軽減することも考えられる。
(第9の実施形態)
図11に、本発明の第9の実施形態に係るショーツ1100のパターンの図を示す。本実施形態のショーツ1100は、前身頃1101、後身頃1102および介在布部材1103を含む。介在布部材1103は、マチ部1103Aと、後裾周り形成部1103Bとを含む。
本実施形態において、後裾周り形成部1103Bの左右の前側の外周部(c)は、直線状に形成されている。また、本実施形態においても、前記第6の実施形態と同様に、前記角度θに該当する箇所の角度は、後側方向30度以下となっている。そして、本実施形態において、前身頃1101の後側幅方向両側外周部(a)の前側端点E周辺部と、後裾周り形成部1103Bの前側端点Z周辺部とには、それぞれ、ダーツ部D(図中に二点鎖線で囲んで示す部分)が設けられている。ここで、「周辺部」とは、前側端点E、前側端点Zそれぞれを含む近傍部分をいう。また、本実施形態において、後裾周り形成部1103Bの左右の後側の外周部Sは、凹状に形成されており、後身頃1102は、左右が別部材で形成されている。
本実施形態のようにダーツ部Dを設けることによって、図11に示すパターンを互いに固着すると、ショーツ1100の前側の裾周りに膨らみを持たせることができる。これにより、身体の前側の足の付け根部分にショーツ1100の裾周りが密着せず、足を動かしやすくなる。なお、本発明では、前記第1〜第8の実施形態においても、本実施形態のように、前身頃の後側幅方向両側外周部の前側端点周辺部と、後裾周り形成部の前側端点周辺部とに、それぞれダーツ部を設けてもよい。
(第10の実施形態)
図12(a)に、本発明の第10の実施形態に係るショーツ1200のパターンの図を示す。本実施形態のショーツ1200は、前身頃1201、後身頃1202および介在布部材1203を含む。介在布部材1203は、マチ部1203Aと、後裾周り形成部1203Bとを含む。
本実施形態において、後裾周り形成部1203Bの左右の前側の外周部(c)は直線状に形成されている。また、本実施形態においても、前記第6の実施形態と同様に、前記角度θに該当する箇所の角度は、後側方向30度以下となっている。そして、本実施形態では、前身頃1201の後側幅方向両側外周部(a)の前側端点Eと、後裾周り形成部1203Bの前側端点Zとが、なだらかな角部となっている。なお、上記の角度θに該当する箇所とは、上記の外周部(c)のうち、前側端点Z近傍の角部を除いた直線状を成す後裾周り形成部1203Bの延長線を第6の実施形態における第2の線Kとして見た場合の角度を意味している。
図12(a)に示すパターンを互いに固着すると、図12(b)に示す本実施形態に係るショーツ1200が形成される。図12(b)は、ショーツ1200の正面図である。図12(b)に示すように、本実施形態のパターンとすることにより、ショーツ1200の前側の裾周りに割れ部F(図中に二点鎖線で囲んで示す部分)を形成することができ、足を動かしやすくなる。なお、本発明では、前記第1〜第8の実施形態においても、本実施形態のように、前身頃の後側幅方向両側外周部の前側端点と、後裾周り形成部の前側端点とをなだらかな角部となるように形成し、前側の裾周りに足を動かしやすくするための割れ部を形成してもよい。
以上、実施の形態の具体例として、ショーツをあげて本発明を説明したが、本発明のボトム衣類は、これらの具体例で記載されたもののみに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のような衣類以外にも、ガードル、ボディスーツ等のファンデーション衣類や、水着、レオタード、スポーツ衣類、アウターなど、その他各種の衣類に適用できる。また、本発明は、デイリー用のショーツのみではなく、例えば、生理用ショーツ、軽失禁防止用ショーツにも適用できる。
100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、1100、1200 ボトム衣類(ショーツ)
101、201、301、401、601、801、1001、1101、1201 前身頃
102、202、302、402、602、802、902、1002、1102、1202 後身頃
103、203、303、403、603、803、903、1003、1103、1203 介在布部材
103A、203A、303A、403A、603A、803A、1003A、1103A、1203A、103A’ マチ部
103B、203B、303B、403B、603B、803B、903B、1003B、1103B、1203B、103B’ 後裾周り形成部
104、204、404、1004 裏マチ部
505 レース部材
606 側部形成部

(a) 前身頃の後側幅方向両側外周部
(b) マチ部の幅方向両側外周部
(c) 後裾周り形成部の左右の前側の外周部

S 後裾周り形成部の左右の後側の外周部
T 後身頃の辺
L 後裾周り形成部の左右端部に位置する前身頃との固着部
L’従来のショーツの前身頃との固着箇所
M 前身頃の前側幅方向両側辺
Q ヒップトップ周辺
R 凸部
P 前身頃の上辺
W 後身頃の上辺

J 第1の線
K 第2の線
H 後中心線
X 後裾周り形成部の外周部(c)の最も後側に位置する点
Y 第1の線と後中心線との交点
Z 後裾周り形成部の前側端点
E 前身頃の外周部(a)の前側端点

Claims (8)

  1. 前身頃、後身頃および介在布部材を含むボトム衣類であって、
    前記介在布部材は、マチ部と、前記マチ部の後端部から左右に伸びた状態で形成された後裾周り形成部とを含み、
    前記マチ部の前端部が、前記前身頃と連結しており、
    前記前身頃の後側幅方向両側外周部と、前記マチ部の幅方向両側外周部と、前記後裾周り形成部の左右の前側の外周部とにより、着用時における裾周りが形成され、
    前記後裾周り形成部において、前記着用時の裾周りの形成に寄与する前記左右の前側の外周部の形状が、凹曲線または直線であり、
    前記後裾周り形成部の左右の後側の外周部が、前記後身頃と連結しており、
    前記後裾周り形成部の左右の後側外周部と前記後身頃の辺とが、後中心線周辺を除くほぼ全域にわたって、互いに凸状となるようにカーブしている、または、前記後裾周り形成部の左右の後側外周部は直線状であるのに対し、前記後身頃の辺は凸状にカーブしていることを特徴とする、ボトム衣類。
  2. 前記前身頃と前記介在布部材とが、一体で形成されていることを特徴とする、請求項1記載のボトム衣類。
  3. 前記マチ部と前記後裾周り形成部とが連結した状態のパターンの図とした場合に、下記(A)および(B)のいずれか一方の条件を満たすことを特徴とする、請求項1または2記載のボトム衣類。

    (A)前記後裾周り形成部の左右の前側の外周部の形状が凹曲線である場合、
    下記第1の線を基準(0度)とした場合に、
    下記第1の線よりも後側を正の角度、下記第1の線よりも前側を負の角度とし、
    下記第1の線と下記第2の線とがなす角度が30度以下である。
    第1の線:前記後裾周り形成部の前記外周部の最も後側に位置する点を通る後中心線に対する垂線
    第2の線:前記第1の線と後中心線との交点と、前記後裾周り形成部の前側端点とを結ぶ線

    (B)前記後裾周り形成部の左右の前側の外周部の形状が直線である場合、
    下記第1の線を基準(0度)とした場合に、
    下記第1の線よりも後側を正の角度、下記第1の線よりも前側を負の角度とし、
    下記第1の線と下記第2の線とがなす角度が30度以下である。
    第1の線:後中心線に対する垂線
    第2の線:前記後裾周り形成部の左右の前側の外周部の直線の延長線
  4. さらに、側部形成部を有し、
    前記側部形成部は、前記後裾周り形成部と前記後身頃との間に配置されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のボトム衣類。
  5. パターンの図において、
    前記後裾周り形成部よりも後側に、対向する縁部同士を固着することで肌側と反対側に膨らんだ立体形状を形成するための立体形状形成部を複数有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のボトム衣類。
  6. 着用時における裾周りに該当する箇所に、レース部材を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のボトム衣類。
  7. パターンの図において、
    前記前身頃の後側幅方向両側外周部の前側端点周辺部と、前記後裾周り形成部の前側端点周辺部とに、それぞれ、ダーツ部が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のボトム衣類。
  8. パターンの図において、
    前記前身頃の後側幅方向両側外周部の前側端点と、前記後裾周り形成部の前側端点とが、なだらかな角部となっていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のボトム衣類。
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