JP5273532B2 - 成形衣料 - Google Patents

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本発明は、ウォーキング、その他運動時における身体の動きに関連して生ずるバストの動きを押さえると共に、着用時着用者の姿勢を正しく保てるようにすることを目的とし、然も、着用時に成形衣料各部と身体とのなじみが良く、抵抗感なく着用することが出来る、ハーフトップ,ブラジャー,スポーツブラ,タンクトップ,キャミソール,エアロビクスや陸上競技のスポーツウエア等の成形衣料に関する。
従来よりスポーツを行う際にバストの動きを押さえるためにバスト部周辺の生地に工夫を凝らしたブラジャーは知られている。例えばブラジャーのカップ体を囲って設けたアンダーベルト,サイドベルト,ストラップ等を幅広のゴム紐により作成したもの(特許文献1参照)、或いはブラジャーのカップ部にカップ部の一面を被うようにストレッチ性の帯状体を取り付けることによりバストを引き上げながら内側に寄せるようにする(特許文献2参照)などがある。
これらはいずれもバスト部周囲に、バスト部とは異なる組織の帯状体等を取り付けてなるもので、必然的に当該部の生地は厚くなり、異種の生地等は縫着などの手段で取り付けるため、他部に比して身体とのなじみが悪く着用感も劣ることになってしまう。
特開2000−220005号公報 特開平8−74106号公報
本発明は上記の点に鑑みて、スポーツ等を行い或は日常の行動中に身体を動かしている際の、バストの不必要な動きを押さえると共に着用により姿勢を正すことが出来、かつ、バスト部は、バスト部周辺の生地の緊張の程度に応じ緊締力に差を生ずるよう組織を変化してなり、縫合部,接着部等のない編地を重ねて構成することによって、着用時、身体の動きに対してフィット性良く対応し、かつ、縫目等により違和感の生じることのないハーフトップを得ることを課題とする。
また、本発明にあっては、表身頃の2枚の編地を単に重ねて使用するだけで特に固定手段を要せずに、ブラジャーカップを保持させ得るようにすることを課題とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、前身頃と後身頃とが、連続して筒状に編成された編地よりなり、衿刳と袖刳の交点を頂部として、下部に左右両バスト部を隔ててX字状に裾部緊締帯との間に延在するバスト動揺阻止用の帯状の緊締組織と、後身頃中央の背部に、上縁の衿刳から裾部緊締帯の間にダイヤ形の緊締組織を設け、更に、後身頃の背部に設けられたダイヤ形の緊締組織を有する後身頃の両袖下部分から両脇下部に添い、裾部緊締帯に至る縦長の緊締組織を設けた。
本発明は、前身頃の両バスト部を伸縮性を有する組織で編成し、その間にバスト動揺阻止用の帯状の緊締帯を設けているために、バスト部を良好に支え運動時の激しい動きに対してもバスト全体をカバーして不動の状態に押さえることが出来る。
また、上記形状の前身頃の編地を二枚重ねとしてバスト部を構成すれば、パッド収納ポケットを構成出来、かつ、編組織により緊締力の強弱の違う生地領域を形成することにより高いバストサポート効果を得られる。
本発明成形衣料は前身頃と後身頃とが連続して筒状に編成されており、かつ、バスト部を含む各部位がそれぞれの部位に応じ最適の緊締力を発揮できる組織により編成されているために、前後身頃の各部において、成形衣料を形成する生地が縫合或いは接着等がされておらず連続した編地で目的の緊締力を発揮するよう形成され、その間緊締力の差を生じさせるための編地組織の変化はあるが、使用生地の切断縫製等はなされていない。従って、生地の縫製等により該部の柔軟性を損なうという事態は生じない。
また、後身頃中央に菱形に緊張力の高い編地が配されているために、該編地が背中の前屈を阻止し姿勢を正しくするよう背筋を伸張する作用をし、姿勢矯正効果を発揮できる。
本発明成形衣料をハーフトップ1に実施した形態につき次に説明する。
図1は正面図,図2は背面図を示す。本発明ハーフトップ1は前身頃2,後身頃3を連続して編成した筒状の丸編地4よりなり、筒状の丸編地4の前面即ち前身頃2の上縁には前衿刳5を、筒状編地4の後面即ち後身頃3の上縁には後衿刳6をそれぞれ適宜形状に切裁する。また、前衿刳5と後衿刳6の間には左右に袖刳7,7を切裁する。前衿刳5、後衿刳6、袖刳7,7には適宜縁取りを設け、或は編地の素材によっては縁取りを設けず切り放しとしても良い。
前身頃2の前衿刳5と袖刳7とが交差する取付部9aと、後身頃3の後衿刳6と袖刳7とがそれぞれ交差する取付部9bとの間に適宜肩紐8,8をそれぞれ設ける。肩紐8,8は幅の広い帯状のものとしても自由である。
上記前後身頃2,3の生地を筒状編地4に編成する際に、前後身頃2,3の各部位ごとに編地が所要の緊締力を有するように部位に応じて、緊締力が大なる編地,緊締力が小なる編地,中間緊締力の編地の如く、その組織を変化させる。
次に前身頃2の筒状編地4における編組織の緊締力を変化させた配置について説明する。図1に示す例は、前身頃2の前衿刳5と袖刳7とが交差する肩紐8の取付部9aからハーフトップ裾部10にまで両バスト部14,14間をX字状に交差して延びる緊締帯11を配する。
緊締帯11は本願ハーフトップ1の実施例の中では、最も緊締力を有する伸張しにくい組織で編成されX字状に交差した交差部分12には最もハードとなるような組織(一例をあげると鹿の子編組織)としている。
X字状に交差した緊締帯11の両側にはバスト部14,14を設けている。バスト部14,14の編地は、最も緊締力が少ない延び易い組織として天竺が用いられている。そして、バスト部14,14の外側の袖刳7に接するバスト外側縁部15,同縁部15が後身頃3に続いた脇下部分20,裾部10,アンダーバスト部16及び交差部分12の上下に位置する三角形部分18,19を、中間の緊締力を有する組織例えばリブ組織としている。上記の例は緊締帯11をX字状に交差させているが、バスト部14,14の動きを押さえる手法としては図3に示す如く、多数考えられる。図3Aに示す例は左右バスト部14,14の上位に両バスト部14,14に乗る形で緊締帯11を配し、緊締帯11でバスト14,14を上位から押さえ、図3Bの例ではバスト14,14を上下から押さえ、図3Cに示す例はバスト14,14を囲むように環状に緊締帯11を配し、バスト14の上下左右方向の動きを制している。図3D,Eに示す例はバスト部14,14間にエ字形,Y字形の緊締帯11を置き、比較的ゆるやかに支えている。
次に後身頃3の筒状編地4の編組織について説明する。
後身頃3の後衿刳6から裾部10までの間に緊締力大なる組織よりなるダイヤ形編地21を配し、その周囲の後身頃衿刳6、左右の後身頃袖刳7,7、裾部10で囲われた部分は脇下部20まで最も伸び易い組織、例えば天竺としている。そして、緊締力大なる編地22を介して中間の緊締力を有する脇下部分20が前身頃のバスト外側縁部15に連続し、筒状体を構成している。前記ダイヤ形編地21は緊締力大なるが為に、着用時背部の屈曲を正し姿勢を正す方向に作用する。
本発明ハーフトップ1にあっては、バスト部14,14間にX字状に配した緊締帯11及びその周囲に配した中間の緊締力を有する編地、即ちバスト外側縁部15,アンダーバスト部16,三角形状部分18,19よりなる前身頃を2枚重ねとして構成することにより、その間にパッド(図示せず)を挿入することを可能にしている。このようにした場合、中間の緊締力を有する前記の編地がバスト周囲を柔らかく包み、その上でX字状の緊締帯11の締め付けによりバストを固定することになり、運動時にバストの揺れを一層確実にサポートすることになる。
本発明ハーフトップにあっては、後身頃中央に略菱形の強緊締力の生地領域を設けているために、着用時後身頃が伸び難く、背中が前こごみになるのを防ぐよう背筋を延ばす方向に作用するために姿勢矯正効果を生ずる。
本発明は、ハーフトップを丸編機で編成し、編成の途次ハーフトップを構成する各部位の編地の緊締力が、所定目的のそれとなるように編地組織を変化させているが、特にハーフトップに限らず、編成された製品の部位に応じて緊締力を変化させるもの、例えばショーツの如き衣料であれば本発明技術を利用することが出来る。
本発明ハーフトップの正面図。 本発明ハーフトップの背面図。 緊締帯配置の他の例を示す概略図。
符号の説明
1 ハーフトップ
2 前身頃
3 後身頃
4 筒状の編地
5 前衿刳
6 後衿刳
7 袖刳
8 肩紐
9a,9b 取付部
10 裾部
11 緊締帯
12 交差部分
14 バスト部
15 バスト外側縁部
16 アンダーバスト部
18,19 三角形部分
20 脇下部分
21 ダイヤ形編地

Claims (1)

  1. 前身頃と後身頃とが、連続して筒状に編成された編地よりなり、衿刳と袖刳の交点を頂部として、下部に左右両バスト部を隔ててX字状に裾部緊締部との間に延在するバスト動揺阻止用の帯状の緊締組織と、後身頃中央の背部に、上縁の衿刳から裾部緊締帯の間にダイヤ形の緊締組織を設け、更に、後身頃の背部に設けられたダイヤ形の緊締組織を有する後身頃の両袖下部分から両脇下部に添い、裾部緊締帯に至る縦長の緊締組織を設けたことを特徴とする成形衣料。
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