JP5953672B2 - モータ - Google Patents

モータ Download PDF

Info

Publication number
JP5953672B2
JP5953672B2 JP2011173817A JP2011173817A JP5953672B2 JP 5953672 B2 JP5953672 B2 JP 5953672B2 JP 2011173817 A JP2011173817 A JP 2011173817A JP 2011173817 A JP2011173817 A JP 2011173817A JP 5953672 B2 JP5953672 B2 JP 5953672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
motor
conductive wire
coil
connection terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011173817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013038949A (ja
Inventor
恭平 旭
恭平 旭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2011173817A priority Critical patent/JP5953672B2/ja
Priority to CN201210215893.2A priority patent/CN102957249B/zh
Priority to US13/557,244 priority patent/US8952584B2/en
Priority to DE201210214088 priority patent/DE102012214088A1/de
Publication of JP2013038949A publication Critical patent/JP2013038949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5953672B2 publication Critical patent/JP5953672B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • H02K5/225Terminal boxes or connection arrangements

Description

本発明は、モータに関し、特にコイルから引き出された導電線と端子との接続構造に関する。
本発明に関する先行技術文献の1つに、特許文献1がある。そこには、3個の端子を備えたモータが開示されている。各端子は、U字状のフックを有し、そこにコイル群から引き出された1本の導電線が順次巻き掛けられ、溶接されている。それにより、各端子と導電線とが電気的に接続されている。
米国特許第7884514号明細書
コイルを形成する巻線工程では、導電線をステータコアのティースに緩みなく巻き付けるために、導電線には、その緩みを防止できるだけの張力を加える必要がある。
特許文献1のモータの場合、巻線工程の過程で、端子のフックに導電線が巻き掛けられるため、フックにも導電線の張力が加わる。従って、フックは、導電線の張力に耐え得るだけの強度が必要とされる。
例えば、モータの出力効率を向上させる場合、導電線の線径を大きくして電気抵抗を少なくすることが考えられる。しかし、導電線の線径が大きくなれば、それだけ導電線の剛性が大きくなって、巻線工程で導電線に加える張力も大きくなる。
従って、特許文献1のモータの場合、導電線の線径を大きくするとフックの変形や破損を招くおそれがあるため、端子の強化や導電線の線径の制限が必要になるなどのデメリットがある。
また、特許文献1のモータでは、接続時にもデメリットがある。導電線と端子との溶接は、いわゆるヒュージング溶接によって行われるのが一般的である。ヒュージング溶接では、一対の電極で導電線を端子の間に挟み付け、その加圧力と、電極間に電流を加えて発生する抵抗発熱とによって溶接する。
導電線をフックに巻き掛けた場合、導電線はフックの両隅部と強く接する傾向がある。そのため、ヒュージング溶接時には、その両隅部で抵抗発熱が偏在し、両隅部において導電線が溶け過ぎてしまい、導電線が断線するおそれがある。その結果、溶接強度にばらつきが発生し、接続不良や断線を招くおそれがある。
更に、特許文献1のモータでは、接続後にもデメリットがある。例えば車載モータなど、大きな振動が絶えず加わるような環境下で使用される場合、張力を加えたままで導電線が端子と溶接されているため、特に溶接部位が外力の作用によって破損し易い。
本発明の目的は、耐久性に優れ、車載モータに好適な接続構造等を提供することにある。
本発明のモータは、回転軸を有し、回転軸周りを回転する回転部と、静止部とを有する電動式のモータにおいて、前記回転部は、軸方向に沿って延びるシャフトと、前記シャフトに固定され、マグネットを有するロータと、を備え、前記静止部は、カバー部と、前記カバー部の径方向内側に固定され、コイルを有するステータと、前記ステータよりも径方向外側に配置され、前記回転軸から離れる方向である第1方向に沿って少なくとも一部が延びる少なくとも1つの接続端子を有するコネクタと、を備え、前記接続端子は、前記第1方向に沿って延びる基部と、前記基部の周方向における側部のうち少なくとも一方側の側部を、前記基部と軸方向において重なるように周方向に折り曲げられた押さえ部と、前記基部の径方向内側の端部に、軸方向に沿って延びる延出基部と、前記延出基部の先端に、前記第1方向に沿って延びる延出中間部と、前記延出中間部の先端に、軸方向に延びる延出先端部と、を有し、前記基部と前記押さえ部との間に前記コイルから引き出した導電線を前記第1方向に沿って配置し、前記接続端子と前記導電線とが軸方向において重なる状態で接し、前記ステータ上または前記コネクタ上には、前記コイルの径方向外側に配置され、前記コイルから引き出された前記導電線を前記接続端子側へと前記第1方向に導くガイド部が形成され、前記ガイド部は、前記ガイド部から前記第1方向と略垂直な方向である第2方向に突出する突出部を含み、前記突出部は前記導電線と軸方向に重なる
本発明によれば、端子と導電線の端部との接続部位に、導電線による張力が加わることもなく、また、高品質な溶接ができるので、耐久性に優れたモータを提供することができる。
本発明を適用したモータの概略図である。 モータの概略上面図である。 ステータの部分を示す概略斜視図である。 端子台の部分の拡大図である。 溶接時の一過程を表した概略図である。 接続端子の要部を示す概略斜視図である。 接続端子の変形例1を示す概略斜視図である。 変形例1における接続端子の要部を示す概略斜視図である。 接続端子の変形例2を示す概略上面図である。 モータの変形例を示す概略図である。 モータの変形例を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。
図1及び図2に、本実施形態のモータ1を示す。このモータ1は、車載用のブラシレスモータであり、例えばオイルポンプなどに使用される。モータ1は、シャフト2、ロータ3、ステータ4、モータケース(カバー部)5、及びコネクタ部12bなどで構成されている。シャフト2、及びロータ3は回転部に相当し、ステータ4、モータケース5、及びコネクタ部12bは静止部に相当する。
モータケース5は、一端が開口する円筒状のケースボディ5a、及びケースボディ5aの開口を塞ぐケースカバー5bなどで構成されている。シャフト2、ロータ3、及びステータ4は、ケースカバー5bで塞がれたケースボディ5aの内部に組み付けられている。
シャフト2は、ベアリング6を介してモータケース5に回転自在に支持されている。図1及び図2において、Aは回転軸を表しており、シャフト2はこの回転軸Aを中心に回転する。なお、回転軸Aが延びる方向を軸方向、回転軸Aに直交する方向を径方向と呼ぶ。さらに、回転軸Aを中心に回る方向を周方向と呼ぶ。
ロータ3は、ロータコア3aや複数のマグネット3b等で構成された円柱状の部材である。マグネット3bは、ロータ3の外周部分に周方向に沿って配置されている。ロータ3は、その中心を回転軸Aに一致させた状態でシャフト2に固定されている。従って、ロータ3は、シャフト2とともに、回転軸Aを中心に回転する。ロータ3の径方向外側には、ステータ4が僅かな隙間を隔てて配置されている。
図3にも示すように、ステータ4は、略円筒状の複合部材であり、ステータコア11、インシュレータ12、及びコイル13などで構成されている。ステータ4は、ケースボディ5aの内側に固定されている。ステータコア11は、複数の鋼板を積層することによって形成されており、円筒状のコアベース11aと、コアベース11aの内周面から径方向を中心に向かって放射状に延びる複数のティース11bとを有している。ステータコア11には、絶縁性のインシュレータ12が装着されている。
インシュレータ12は、樹脂の射出成型品であり、ステータコア11を被覆する被覆部12aと、被覆部12aと一体に形成されたコネクタ部12bとを有している。各ティース11bには、被覆部12aを介して導電線が巻き付けられ、複数のコイル13が形成されている。このモータ1の場合、巻線方式として、ティース11bごとにコイル13が形成されるいわゆる集中巻きが採用されている。
複数のコイル13は、3本の導電線を所定のティース11bに順次巻き付けることによって形成されている。それにより、位相がそれぞれ異なるU相,V相,W相の3つ相からなるコイル群13,…,13が構成されている。これらコイル群13,…,13は、いわゆるデルタ結線されている。これら3つのコイル群13,…,13に、一定の周期で電流を供給することにより、ステータ4で発生する磁界が変化し、その作用でロータ3及びシャフト2が回転する。
各コイル群13,…,13を形成した導電線の両端部15,15は、2本ともコネクタ部12bの方に向かって引き出されている。例えば、端部15uは、U相のコイル群13,…,13から引き出された導電線の端部であり、端部15vは、V相のコイル群13,…,13から引き出された導電線の端部であり、端部15wは、W相のコイル群13,…,13から引き出された導電線の端部である。
各コイル群13,…,13から引き出された各相の導電線の端部15は、それぞれ異なる相の導電線の端部15が1本ずつ組み合わされて一対の導電線の端部とされ(これらを端部対15,15ともいう)、コネクタ部12bに設置された3つの接続端子30にそれぞれ接続されている。
コネクタ部12bは、略L字形状の外観を有し、ステータコア11の部分よりも径方向外側に張り出すように配設されている。コネクタ部12bには車体側から引き出される接続プラグが接続され、コネクタ部12bを通じてステータ4の各コイル群13,…,13に電流が供給される。
詳しくは、コネクタ部12bは、張出部21と、端子支持部22とを有する。張出部21は、ステータコア11の軸方向の一方の端部15(ケースボディ5aの開口側に配置される)から突出した被覆部12aに連なって、回転軸Aから離れる第1方向(図2参照)に延びる。端子支持部22は、張出部21の先端に連なって、ステータ4に沿って軸方向に延びる。なお、図2に示す第1方向と軸方向とに略垂直な方向は、第2方向と呼ぶ。
端子支持部22には、3つの端子台23が並置されていて、これら端子台23にそれぞれ接続端子30が設置されている。
図4に、端子台23の部分を拡大して示す。図4は、導電線の端部15が溶接される前の状態を表している。接続端子30は、所定形状に打ち抜いた金属板を曲げ成形したプレス加工品である。3つの接続端子30はいずれも同じ形状、同じ寸法を有する。接続端子30は、基部31、押さえ部32、及び延出部33などで構成されている。
図4に示すように、基部31は、略矩形板形状に形成されている。
押さえ部32は、基部31と略同寸法の略矩形板形状に形成されている。押さえ部32は、基部31の側縁31aに連続して設けられ、塑性変形可能となっている。押さえ部32は、基部31と、軸方向において重なる位置まで折り曲げることができる。図4の押さえ部32は、基部31と軸方向において重なる位置まで折り曲げられる前の状態を示し、基部31側に折り曲げ易いように、予め基部31側に折り曲げられ、基部31側に傾斜した状態となっている。
延出部33は、基部31に連続して設けられている。延出部33は、基部31における押さえ部32が設けられた側縁31aと略直交する一方の縁(端縁31b)の部分に設けられ、端縁31bから軸方向下側へ延びている。
詳しくは、延出部33は、複数の屈曲部位を有する帯板状に形成されており、基部31に連なって基部31と略直交する方向に延びる延出基部(折れ曲がり部)33aと、延出基部33aの先端に連なって基部31と対向する延出中間部33bと、延出中間部33bの先端に連なり、延出中間部33bと略直交して基部31の反対側に向かって延びる延出先端部33cとを有している。
接続端子30は、延出基部33aが端子台23の奥方に位置するように、コネクタ部12bに組み付けられている。詳しくは、接続端子30がコネクタ部12bに支持された状態では、延出基部33aは、端子支持部22と略平行に配置されていて、押さえ部32よりも径方向(第1方向)中心側に位置している。基部31は、第1方向に沿って延びている。
延出先端部33cには、断面略角筒状の挟持部33dが設けられている。その挟持部33dが端子台23に設けられた取付部23aに嵌め込まれることにより、接続端子30はコネクタ部12bに組み付けられている。
更に、端部対15,15が、それぞれが対応する接続端子30の基部31と押さえ部32との間に位置するように、接続端子30は端子台23に配置されている。具体的には、各端部対15,15は、ステータ4の略円筒形状をした部分から径方向(第1方向)外側に向かって、互いに近接した状態で略平行に延びるように引き出されている。
被覆部12aの上部、またはコネクタ部12bの上部には、ガイド部18が形成されている。ガイド部18は、径方向においては、接続端子30よりも中心側であって、コイル13よりも外側に位置している。コイル群13,…,13から引き出された導電線の端部15は、ガイド部18によって接続端子30側へと導かれる。
そうして引き出された端部対15,15に対し、押さえ部32は、両端部15が引き出される方向(第1方向)に沿うように位置している。従って、端部対15,15は、引き出した方向に延びた状態で、基部31と押さえ部32との間に配置される。
端部対15,15が対応する各接続端子30に対してそれぞれ上記のように設置された後、ヒュージング溶接により、各接続端子30と各端部対15,15とが接合される。
図5に、その溶接時の過程を示す。図5に示すように、ヒュージング溶接では、基部31と押さえ部32とを一対の電極50で挟み付け、電極50,50間に電流を供給する。そうすることにより、圧着部位で発生する抵抗発熱により、導電線の端部15を被覆している絶縁皮膜が溶け、露出した導電線の端部15の導体部分が基部31等と溶接される。
その結果、図6に示すように、各接続端子30と各導電線の端部15とが軸方向に重なる状態で接して溶接される。それにより、各相の導電線の端部15と各接続端子30とが電気的に接続される。
この接続構造の場合、溶接の際に、導電線の端部15に張力等の外力が作用することがないので、無負荷の状態で導電線の端部15と接続端子30とを溶接することができる。従って、機械的強度に優れ、振動等に対しても優れた耐久性を発揮する電気的接続を実現できる。溶接時には、巻線処理の影響を受けないので、導電線の線径も自由に設計することができるし、端子の強度に対する制限もない。
しかも、導電線の両端部15,15は、直線状に延びた状態のまま、基部31と押さえ部32との間に挟み込まれて溶接されるので、各導電線の端部15は、基部31等と広い範囲で接する。従って、抵抗発熱は偏在せずに広範囲で発生するため、溶接強度のばらつきの少ない、高品質な溶接を安定して行うことができる。
更に、本実施形態のモータ1の場合、モータの小型化が図れる工夫も施されている。すなわち、ヒュージング溶接の際には、その機構上、基部31の主面が面する軸方向の両側(図5の上下、単に上側及び下側ともいう)に、電極50を差し込むことができるスペースを確保しなければならない。
ところが、コネクタ部12bの端子支持部22が軸方向に延びていると、下側の電極50を差し込む際に端子支持部22が邪魔になるためステータ4の外周部と端子支持部22の内周部との間に電極50を差し込むスペースを確保する必要がある。その結果、コネクタ部12bの径方向における張出寸法が大きくなり易い傾向がある。
それに対し、このモータ1では、端子の形状を工夫し、押さえ部32を基部31の側縁31aに設け、延出基部33aを基部31の端縁31bに設けたことで、延出基部33a(折れ曲がり部)を端子台23の奥方に位置させることを可能にした。その結果、コネクタ部12bをステータ4側に近接配置した状態で、基部31の下側に電極50を径方向における外側から差し込めるスペースが確保でき、電極50の差し込みが容易になるとともに、コネクタ部12bの径方向における張出寸法が小さくなっている。
基部31の回転軸Aに垂直な方向の断面の寸法について、第1方向の幅寸法は、第2方向の幅寸法よりも大きくしてもよい。さらに、押さえ部32を基部31と軸方向において重なるように折り曲げた状態では、押さえ部32の回転軸Aに垂直な方向における断面の幅寸法についても、第1方向の幅寸法は、第2方向の幅寸法よりも大きくしてもよい。その結果、溶接距離が長くなるため、溶接強度を高めることができる。
また十分な溶接強度が得られれば、基部31と押さえ部32の回転軸Aに垂直な方向の断面形状は、略矩形板形状でなくてもよく、正方形などの様々な形状が採用可能である。
また、押さえ部32と基部31とは、幅寸法の大きさが異なってもよい。十分な溶接強度が得られれば、押さえ部32の幅寸法が、基部31の幅寸法より小さくてもよく、また大きくてもよい。
(変形例1)
図7及び図8に、接続端子30の変形例を示す。これら図に示すように、2つの押さえ部32,32を設けてもよい。なお、この場合であっても、押さえ部32の第1方向の幅寸法は、基部31の第2方向における幅寸法よりも大きくてもよい。
具体的には、図7に示したように、本変形例の接続端子30Aでは、基部31の互いに対向する両側縁31aのそれぞれに、第2方向の幅寸法が基部31の約半分とされた一対の押さえ部32が対向状に設けられている。そして、図8に示したように、各コイル群13,…,13から引き出された2本の導電線の端部15は、別個に、各押さえ部32と基部31との間に挟み込まれて溶接される。
この場合、導電線の端部15は、それぞれ別々の押さえ部32によって圧着された状態で溶接されるため、溶接の際には、他方の溶接部位に作用する力の影響が一方の溶接部位に及び難くなる。その結果、より高品質な溶接が実現でき、よりいっそう耐久性を向上させることができる。
(変形例2)
図9に、接続端子30の別の変形例を示す。本変形例の接続端子30Bでは、押さえ部32は、基部31の両側縁31aに2個設けられ、第1方向において互いに位置がずれて配置されている。この接続端子30Bの場合においても、溶接距離が長くなるため、溶接強度を高めることができる。
接続端子30A及び30Bは、押さえ部32の第1方向における幅寸法を、基部31の第2方向における幅寸法よりも大きくするのが好ましい。そうすれば、溶接距離が長くなるため、溶接強度を高めることができる。
なお、本発明にかかる接続構造等は、上述した実施形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
例えば、コネクタ部12bの形態は、上述した実施形態に限らない。図10に示すように、コネクタ部12bが径方向に延びる端子支持部22を有するステータ4等にも、本発明の接続構造は適用できる。
また、図11に示すように、各接続端子30の配置は、斜め等、仕様に応じて適宜変更できる。
また、コネクタ部12bは、インシュレータ12と別体で構成し、ステータ4、あるいはモータケース5に組み付けるようにしてもよい。コイル13の巻線方式は、集中巻きに限らず、複数のティース11bに導電線を巻き付けてコイル13を形成するいわゆる分布巻きであってもよい。
1 モータ
2 シャフト
3 ロータ
3b マグネット
4 ステータ
5 モータケース
12b コネクタ部
13 コイル
15 導電線の端部
30 接続端子
31 基部
32 押さえ部
A 回転軸

Claims (8)

  1. 回転軸を有し、回転軸周りを回転する回転部と、静止部とを有する電動式のモータにおいて、
    前記回転部は、
    軸方向に沿って延びるシャフトと、
    前記シャフトに固定され、マグネットを有するロータと、
    を備え、
    前記静止部は、
    カバー部と、
    前記カバー部の径方向内側に固定され、コイルを有するステータと、
    前記ステータよりも径方向外側に配置され、前記回転軸から離れる方向である第1方向に沿って少なくとも一部が延びる少なくとも1つの接続端子を有するコネクタと、
    を備え、
    前記接続端子は、
    前記第1方向に沿って延びる基部と、
    前記基部の周方向における側部のうち少なくとも一方側の側部を、前記基部と軸方向において重なるように周方向に折り曲げられた押さえ部と、
    前記基部の径方向内側の端部に、軸方向に沿って延びる延出基部と、
    前記延出基部の先端に、前記第1方向に沿って延びる延出中間部と、
    前記延出中間部の先端に、軸方向に延びる延出先端部と、
    を有し、
    前記基部と前記押さえ部との間に前記コイルから引き出した導電線を前記第1方向に沿って配置し、前記接続端子と前記導電線とが軸方向において重なる状態で接し
    前記ステータ上または前記コネクタ上には、前記コイルの径方向外側に配置され、前記コイルから引き出された前記導電線を前記接続端子側へと前記第1方向に導くガイド部が形成され、
    前記ガイド部は、前記ガイド部から前記第1方向と略垂直な方向である第2方向に突出する突出部を含み、
    前記突出部は前記導電線と軸方向に重なるモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記押さえ部の前記回転軸に垂直な方向における断面の前記第1方向の幅が、前記第2方向の幅よりも大きいモータ。
  3. 請求項1または2に記載のモータにおいて、
    前記コイルは3相であるモータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記コイル部の結線は、デルタ結線であるモータ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のモータにおいて、
    前記押さえ部の前記第1方向における幅は、前記基部の前記第2方向における幅よりも大きいモータ。
  6. 請求項3または4に記載のモータにおいて、
    前記押さえ部は、周方向における両側部に2個設けられ、
    前記押さえ部は周方向において互いに対向し、
    3相のコイルのうち2相のコイルから引き出される前記導電線を、前記基部と前記各押さえ部との間に1本ずつ配置し、前記接続端子と前記導電線とが接続されているモータ。
  7. 請求項1乃至4のいずれかに記載のモータにおいて、
    前記押さえ部は、前記基部の周方向における両側部に2個設けられ、前記第1方向において互いにずれて配置されているモータ。
  8. 請求項6または7に記載のモータにおいて、
    前記各押さえ部の前記第1方向における幅は、前記基部の前記第2方向における幅はよりも大きいモータ。
JP2011173817A 2011-08-09 2011-08-09 モータ Expired - Fee Related JP5953672B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011173817A JP5953672B2 (ja) 2011-08-09 2011-08-09 モータ
CN201210215893.2A CN102957249B (zh) 2011-08-09 2012-06-27 马达
US13/557,244 US8952584B2 (en) 2011-08-09 2012-07-25 Motor
DE201210214088 DE102012214088A1 (de) 2011-08-09 2012-08-08 Motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011173817A JP5953672B2 (ja) 2011-08-09 2011-08-09 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013038949A JP2013038949A (ja) 2013-02-21
JP5953672B2 true JP5953672B2 (ja) 2016-07-20

Family

ID=47595799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011173817A Expired - Fee Related JP5953672B2 (ja) 2011-08-09 2011-08-09 モータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8952584B2 (ja)
JP (1) JP5953672B2 (ja)
CN (1) CN102957249B (ja)
DE (1) DE102012214088A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6317579B2 (ja) * 2013-03-28 2018-04-25 日本電産サンキョー株式会社 モータにおけるカバー構造
JP5829240B2 (ja) * 2013-07-31 2015-12-09 ファナック株式会社 端子台を備えたモータ
DE102013215859A1 (de) * 2013-08-12 2015-02-12 Zf Friedrichshafen Ag Elektromechanischer Stellantrieb
DE102015208209A1 (de) * 2015-05-04 2016-11-10 Bühler Motor GmbH Elektronisch kommutierter Gleichstrommotor
CN204761200U (zh) * 2015-06-23 2015-11-11 中山大洋电机股份有限公司 一种接线端子及其应用的电机
JP6358220B2 (ja) 2015-10-07 2018-07-18 トヨタ自動車株式会社 回転電機の端子台接続構造
GB2543751B (en) * 2015-10-21 2019-04-24 Dyson Technology Ltd Motor mount
JP6726631B2 (ja) * 2017-02-08 2020-07-22 株式会社ケーヒン 空調用ブロアモータユニット
JP6863167B2 (ja) * 2017-08-10 2021-04-21 トヨタ自動車株式会社 回転電機ステータ
JP6994873B2 (ja) 2017-08-29 2022-01-14 株式会社ミツバ ブラシレスモータ
JP7027770B2 (ja) * 2017-09-29 2022-03-02 日本電産株式会社 モータ、及び、ステータ
DE102017220705A1 (de) * 2017-11-20 2019-05-23 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung für eine elektrische Maschine
JP2019180195A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 日本電産サーボ株式会社 モータ、遠心ファン
JP6948986B2 (ja) * 2018-06-07 2021-10-13 愛知電機株式会社 固定子、電動機および圧縮機
DE102020110651B4 (de) * 2020-04-20 2021-11-04 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Elektrische Kontaktierung eines Stators einer elektrischen Maschine
CN115943543A (zh) * 2020-11-10 2023-04-07 株式会社美姿把 无刷马达及无刷马达的制造方法
DE102021125351A1 (de) 2021-09-30 2023-03-30 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Leistungsanschlussvorrichtung für eine elektrische Maschine eines Kraftfahrzeugs sowie elektrische Maschine für ein Kraftfahrzeug

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6379058U (ja) * 1986-11-11 1988-05-25
JPH05328647A (ja) * 1992-05-25 1993-12-10 Toshiba Corp 三相電機子巻線
JP4346812B2 (ja) * 2000-11-13 2009-10-21 日本電産株式会社 モータ用ステータ
JP2003079079A (ja) * 2001-09-03 2003-03-14 Honda Motor Co Ltd 回転電機の集配電リング
JP4292050B2 (ja) * 2003-10-27 2009-07-08 本田技研工業株式会社 回転電機のステータ
JP4662200B2 (ja) * 2004-09-29 2011-03-30 日本電産株式会社 モータおよびブスバー
EP1810388B1 (de) * 2004-11-10 2014-04-23 ebm-papst St. Georgen GmbH & Co. KG Elektromotor
EP3312977A3 (de) * 2005-05-11 2018-05-02 Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg Verfahren zum bewickeln des stators eines elektromotors und stator für einen elektromotor
JP4654103B2 (ja) * 2005-10-05 2011-03-16 矢崎総業株式会社 配電部材
JP2007129847A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Denso Corp 電動機およびそれを用いた燃料ポンプ
JP2008125170A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Toyota Motor Corp 回転電機およびそのリード線端末の処理方法
EP2197004B8 (en) * 2007-09-10 2016-08-17 Sumida Corporation Magnetic component
JP5353366B2 (ja) * 2009-03-27 2013-11-27 アイシン精機株式会社 回転電機のステータ
JP5233822B2 (ja) * 2009-04-24 2013-07-10 住友電装株式会社 端子金具
JP4637959B2 (ja) * 2009-06-24 2011-02-23 パナソニック株式会社 電動機のステータおよび電動機および電動自転車
JP5614875B2 (ja) * 2010-01-20 2014-10-29 株式会社パイオラックス バスバー

Also Published As

Publication number Publication date
CN102957249B (zh) 2016-12-21
US20130038153A1 (en) 2013-02-14
CN102957249A (zh) 2013-03-06
US8952584B2 (en) 2015-02-10
DE102012214088A1 (de) 2013-02-14
JP2013038949A (ja) 2013-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5953672B2 (ja) モータ
US9712010B2 (en) Motor having a cage wave stator winding
CN108028556B (zh) 旋转电机
US20100001609A1 (en) Rotating electric machine
JP2012110188A (ja) 中間接続部材、ステータ及びモータ
US20100060100A1 (en) Crossover module
JP5734794B2 (ja) ステータおよびこのステータを備える回転電機
JP6124493B1 (ja) 内燃機関用回転電機およびそのステータ
JP4502041B2 (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
JP2014096925A (ja) 集配電リング及び電動機
WO2017110987A1 (ja) ステータおよび回転電機
CN111245164B (zh) 旋转电机及其制造方法
JP2008125143A (ja) 回転機
WO2012169059A1 (ja) 回転電機の固定子、回転電機の固定子の製造方法、及び回転電機
JP6288002B2 (ja) 回転電機ステータの製造方法及び回転電機用カセットコイル
JPWO2019123977A1 (ja) 固定子の製造方法
JP2017028831A (ja) 回転電機ステータ
JP4137864B2 (ja) 回転電機のステータ
JP5530843B2 (ja) 回転電機
JP2006187164A (ja) 回転電機
JP2014207840A (ja) 回転電機およびそれに用いられる固定子
JP6652308B2 (ja) 電機子、回転電機および電機子の製造方法
JP6080964B2 (ja) 回転電機の固定子
JP2019205244A (ja) 回転電機の固定子
JP2015154497A (ja) 回転電機ステータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160530

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5953672

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees