JP4346812B2 - モータ用ステータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、(ブラシレスモータなどの)モータにおける各巻線部を所定の相の集結部(ブスバー)に接続するモータ用ステータに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用パワーステアリングシステムのモータのような低電圧・大電流のモータや、比較的大きな出力の産業用モータの各巻線部の口出線処理において、各巻線部の結線を確実にかつ簡素化するために、各巻線部の端末が、所定の相の集結部(ブスバー)を介して、外部コネクタに接続(結線)されている。そして、外部コネクタからの電流が、所定の相の集結部を通って、各巻線部に送られて、各巻線部が励磁する。
【0003】
そして、従来のモータ用ステータは、図13の簡略展開図に示すように、複数(図例では9個)のティース部42…を有するステータコア41の各ティース部42に巻設された各巻線部43の始端部43aと終端部43bとが、夫々、所定の相(U相、V相、W相)の集結部(ブスバー)44に接続されている(9スロットデルタ結線)。
【0004】
具体的に述べると、第1、4、7(♯1、♯4、♯7)の巻線部43の、始端部43aがU相の集結部44aに、かつ、終端部43bがV相の集結部44bに接続されている。また、第2、5、8(♯2、♯5、♯8)の巻線部43の、始端部43aがV相の集結部44bに、かつ、終端部43bがW相の集結部44cに接続されている。また、第3、6、9(♯3、♯6、♯9)の巻線部43の、始端部43aがW相の集結部44cに、かつ、終端部43bがU相の集結部44aに接続されている。要するに、隣り合う巻線部43,43の始端部43aと終端部43bとは、同じ相の集結部44に、別々に(2点にて)接続され、巻線部43…の集結部44…への接続箇所は、合計18箇所(=3相×3箇所×2点接続)となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のモータ用ステータは、独立した巻線部43が、個々のティース部42に夫々巻設され、集結部44に夫々接続されているため、巻線部(コイル線)43を各ティース部42毎に切断する必要があり、巻線部43の切断箇所が増えると共に、巻線部43…の集結部44…への接続箇所が増え(18箇所)、以下▲1▼〜▲3▼の問題が発生していた。
▲1▼ 巻線部43と集結部44の接続箇所は、ヒュージング、溶接、かしめ、半田等で接続しなければならないため、工数アップとなる。
▲2▼ 巻線部43と集結部44の接続箇所の接触抵抗が大きくなり、特性が低下する。
▲3▼ 巻線部43と集結部44の接続箇所が多いので、発熱、脱落、オープンによる動作不良等が生じ易く、信頼性が低下する。
【0006】
そこで、本発明の目的は、巻線部と集結部の接続箇所を低減して、作業工程を簡素化し、特性のバラツキを低減し、信頼性を向上する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係るモータ用ステータは、複数のティース部を有するステータコアと、前記複数のティース部のうち、ある連続する3つのティース部では、1本のコイル線によって前記3つのティース部に巻設された各巻線部と、複数の相の集結部と、を備え、前記1本のコイル線の両端部が、前記複数の相の集結部のうちの1つの集結部に設けられた結線部に接続され、前記3つのティース部のうち、隣り合うティース部における各巻線部の始端部と終端部とが、1本のコイル線として連続して、前記複数の相の集結部のうち、所定の相の集結部の継ぎ目無し結線部に1点にて接続されている。
【0008】
このように構成することによって、巻線部と集結部の接続箇所が低減し、ヒュージング、溶接、かしめ、半田等で接続する工数を削減することができる。また、巻線部と集結部の接続箇所の接触抵抗が小さくなり、特性が向上する。さらに、巻線部と集結部の接続箇所が低減し、発熱、脱落、オープンによる動作不良等が生じ難く、信頼性が向上する。しかも、巻線部と集結部の接続箇所が低減し、品質の安定供給ができる。
【0009】
また、上記継ぎ目無し結線部が、所定の相の集結部にコイル線を引掛状に接続するように構成されているものである。従って、巻線部を集結部に確実に接続することができ、信頼性・品質が一層向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0011】
図1と図2は、本発明のモータ用ステータの実施の一形態を示し、複数のティース部2…を有するステータコア1の各ティース部2に巻設された各巻線部3の始端部3aと終端部3bとが、夫々、所定の相の集結部4に接続され、少なくとも1組の隣り合う巻線部3,3の始端部3aと終端部3bとが切断されずに(継ぎ目無く)連続状として所定の相の集結部4に1点にて接続された継ぎ目無し結線部Sを備えている。
【0012】
本ステータは、例えば、図1に示すように、車両用パワーステアリングシステムのモータに用いられ、(図示省略の)外部コネクタに所定の相の集結部(ブスバー)4を介して接続(結線)されている巻線部3が、外部コネクタからの給電により、励磁するように構成されている。なお、本ステータは、低電圧・大電流の(ブラシレスモータなどの)モータや、比較的大きな出力の産業用モータの巻線部の口出線処理に好適なものとなり、巻線部の結線を確実にかつ簡素化できる。
【0013】
車両用パワーステアリングシステムは、車両の運転者がハンドルを廻したとき、圧力を高めたオイルをそのハンドルの回転量に応じた量だけ油圧ポンプからシリンダーに入れ、ピストンの動きによってハンドルの操作力を軽減するものである。このような車両用パワーステアリングシステムでは、油圧ポンプの駆動源として、一般的にモータが用いられており、ハンドルの回転量および車速などに応じてモータを駆動制御することで油圧ポンプからのオイル量を調整している。
【0014】
図1に於て、詳しく説明すると、モータ部20は、その上方に取り付けられた油圧ポンプ部19と同軸結合されており、油圧ポンプ部19に対して回転駆動力を与えて油圧ポンプ部19を駆動するように構成されている。
【0015】
このモータ部20は、モータハウジング25を備えており、モータハウジング25の内部に上下一対の軸受24,24を介して回転シャフト21が取り付けられている。そして、回転シャフト21の下方部位には、ロータ(マグネット)26が固着され、このロータ26を取り囲むように、(ステータコア1と巻線部3…とから成る)ステータ27が固定されている。また、回転シャフト21の上方部位には、リングマグネット23が取り付けられたバックヨーク22が固着されている。
【0016】
このリングマグネット23は、センサー用であり、ロータ26の磁極が変化するピッチと等しくなるように形成されて配設されている。そして、このリングマグネット23の側面と対向させて、(ホール素子、ホールIC、磁気抵抗素子等の)センサー28が基板29に取り付けられている。
【0017】
そして、センサー28により、リングマグネット23を介して、ロータ26とステータ27の位相を検出し、ステータ27(巻線部3)に集結部4を介して所定の電流を送ることで、ロータ26を所望方向に回転させることができる。即ち、回転シャフト21を回転させる場合には、センサー28にて検出されるリングマグネット23(ロータ26とステータ27)の位相に基づき、制御回路30の働きにより、ステータ27(巻線部3)に(外部コネクタからの)電流を送り励磁させる。
【0018】
このように、車両用パワーステアリングシステムは、制御回路30がモータ部20の回転動作を制御し、これによってシリンダーへのオイル供給量を制御するよう構成されている。
【0019】
次に、図3に示すように、ステータコア1は、円筒状の積層鉄心であり、径方向内方に突設するように、複数(本実施の形態では9個)のティース部2…が周方向に配設されている。そして、各ティース部2に巻線部3が巻設されている。この際、ティース部2…の周方向の所定数(3個)毎に、反時計廻りに順番に、1本のコイル線にて、連続状に巻線部3…が巻設されている。なお、説明を容易にするために、図3(A)に示すように、巻線部3…を、反時計廻りに順番に、第1(♯1)〜第9(♯9)の巻線部3に区別する。
【0020】
具体的に述べると、第1(♯1)〜第3(♯3)の巻線部3…が1本のコイル線にて連続状に形成され、第4(♯4)〜第6(♯6)の巻線部3…が1本のコイル線にて連続状に形成され、第7(♯7)〜第9(♯9)の巻線部3…が1本のコイル線にて連続状に形成されている。
【0021】
即ち、第1〜第3の巻線部3…において、第1の巻線部3の終端部3bと、第2の巻線部3の始端部3aとが、1本のコイル線にて連続状に形成されて、第1の巻線部3と第2の巻線部3を接続する架橋線13を成し、第2の巻線部3の終端部3bと、第3の巻線部3の始端部3aとが、1本のコイル線にて連続状に形成されて、第1の巻線部3と第2の巻線部3を接続する架橋線13を成す。要するに、2組の隣り合う巻線部3,3の始端部3aと終端部3bとが、夫々、1本のコイル線にて連続状に形成されている。なお、第4〜第6の巻線部3…、及び、第7〜第9の巻線部3…も同様の構成であるので説明を省略する。なお、巻線部3の始端部3aは、巻線部3の巻き始めであり、巻線部3の終端部3bは、巻線部3の巻き終りであり、ステータコア1の反時計廻り方向において、巻線部3の上流側に始端部3aが配設され、巻線部3の下流側に終端部3bが配設される。
【0022】
次に、図2に示すように、集結部4は、複数個(本実施の形態では3個)配設され、夫々、所定の相に定義される。具体的に述べると、U相の集結部4a・V相の集結部4b・W相の集結部4cの3相の集結部4…が、配設される。そして、(所定の相の)集結部4は、(図示省略の)外部コネクタからの電流を、その(所定の相の)集結部4に接続された巻線部3に送る役割を担う。故に、各相の集結部4に、順次、電流を流すことで、巻線部3…を規則的に励磁させることができ、図1に示す回転シャフト21(及びロータ26)を回転させることができる。
【0023】
U相の集結部4aは、図4に示すように、一部が切り欠けられた環状(略C字状)の(薄板)本体部5と、本体部5の両端部及び中途部に径方向外方に取り付けられた3つの接続部6…と、本体部5の中途部に径方向外方に取り付けられた取付部7と、を備え、接続部6と取付部7は、(立上り部をもって)本体部5の平面よりも高い位置に配設される。また、接続部6は、その先端部に2つの折曲げ部8,8を有し、取付部7は、その先端部に取付孔9が貫設されている。
【0024】
V相の集結部4bは、図5に示すように、一部が切り欠けられた環状(略C字状)の(薄板)本体部5と、本体部5の両端部及び中途部に径方向外方に取り付けられた3つの接続部6…と、本体部5の中途部に径方向外方に取り付けられた取付部7と、を備え、取付部7は、(立上がり部をもって)本体部5の平面よりも高い位置に配設され、接続部6は、(立下がり部をもって)本体部5の平面よりも低い位置に配設される。また、接続部6は、その先端部に1つの折曲げ部8を有し、取付部7は、その先端部に取付孔9が貫設されている。
【0025】
W相の集結部4cは、図6に示すように、一部が切り欠けられた環状(略C字状)の(薄板)本体部5と、本体部5の両端部及び中途部に径方向外方に取り付けられた3つの接続部6…と、本体部5の中途部に径方向外方に取り付けられた取付部7と、を備え、取付部7は、(立上がり部をもって)本体部5の平面よりも高い位置に配設され、接続部6は、本体部5の平面と同一位置に配設される。また、接続部6は、その先端部に1つの折曲げ部8を有し、取付部7は、その先端部に取付孔9が貫設されている。
【0026】
なお、本体部5から取付部7の取付孔9までの高さ寸法は、V相の集結部4b、W相の集結部4c、U相の集結部4aの順番で、大きくなるように構成されている。
【0027】
そして、図7に示すように、U相の集結部4a・V相の集結部4b・W相の集結部4cは、上ケース部10aと下ケース部10bとから成るケース部10に装着されている。具体的に述べると、U相・V相・W相の集結部4a,4b,4cの、取付部7…の取付孔9…が同一平面上で取付ピン11…にてケース部10に取り付けられ、かつ、本体部5…がケース部10に包囲され、かつ、接続部6…がケース部10から突出している。そして、取付ピン11…は、(図示省略の)外部コネクタに接続しているため、3相の集結部4a,4b,4cは、夫々、取付ピン11を介して、外部コネクタに接続している。
【0028】
この際、図7(B)に示すように、本体部5は、下方から上方へ、U相の集結部4a、W相の集結部4c、V相の集結部4bの順番に、空隙部をもって、積層している。また、図7(A)に示すように、接続部6…及び取付部7は、反時計廻り方向に、U相の集結部4a、V相の集結部4b、W相の集結部4cの順番に、配設されている。
【0029】
そして、図2に示すように、3相の集結部4…を装着したケース部10は、ケース部10の周方向に配設された取付片12…を介して、ステータコア1の上部に載置状に取り付けられる。また、巻線部3の始端部3aと終端部3bとが、夫々、所定の相の集結部4に接続され、6組の隣り合う巻線部3,3の始端部3aと終端部3bとが、1本のコイル線にて連続状に形成されて(6本の架橋線13…を成し)所定の相の集結部4に1点にて接続されている。
【0030】
具体的に述べると、図2と図3と図8に示すように、第1〜第3の巻線部3…において、第1の巻線部3の始端部3aが、U相の集結部4aの接続部6に接続され、第1の巻線部3と第2の巻線部3を接続する架橋線13が、V相の集結部4bの接続部6に接続され、第2の巻線部3と第3の巻線部3を接続する架橋線13が、W相の集結部4cの接続部6に接続され、第3の巻線部3の終端部3bが、U相の集結部4aの接続部6に接続され、第1〜第3の巻線部3…が、合計4点にて、集結部4…に接続している。また、第4〜第6の巻線部3…、及び、第7〜第9の巻線部3…も同様の構成であり、故に、9個の巻線部3…の3相の集結部4…への接続(9スロットデルタ結線)箇所は、合計12箇所となる。
【0031】
要するに、本ステータは、少なくとも1組の隣り合う巻線部3,3の始端部3aと終端部3bとを、1本のコイル線にて連続状に形成した架橋線13として、所定の相の集結部4に1点にて接続しているため、(図13の)従来例───隣り合う巻線部43,43の始端部43aと終端部43bとは、同じ相の集結部44に、別々に(2点にて)接続されている───に比べ、2点にて接続するところを、1点にて接続することができ、接続箇所を低減することができる。さらに言い換えると、本ステータは、コイル線(巻線部3)を出来るだけ切断しないで、集結部4へ接続するように構成されているといえる。
【0032】
次に、U相の集結部4aの接続部6への巻線部3の接続を説明すると、図9に示すように、巻線部3の始端部3a及び終端部3bは、夫々、接続部6の折曲げ部8に挟まれて、(抵抗溶接やヒュージングなどにより)接続部6に結線されている。また、V相の集結部4b及びW相の集結部4cの接続部6への巻線部3の接続を説明すると、図10に示すように、巻線部3の架橋線13は、接続部6の折曲げ部8に挟まれて、(抵抗溶接やヒュージングなどにより)接続部6に引掛状に結線されており、要するに、継ぎ目無し結線部Sが、所定の相の集結部4にコイル線を引掛状に接続するように構成されている。
【0033】
次に、図11に、本ステータの他の実施の形態を示し、図8と比較すると明らかに次の構成が相違する。即ち、図11に示すように、第1〜第9(♯1〜♯9)の巻線部3…が、1本のコイル線にて連続状に形成され、第1〜第9(♯1〜♯9)の巻線部3…の間の8箇所の架橋線13…が、夫々、所定の相の集結部4に、1点にて接続している。故に、第1(♯1)の巻線部3の始端部3aと、第9(♯9)の巻線部3の終端部3b以外は、架橋線13にて、集結部4…に接続しており、9個の巻線部3…の3相の集結部4…への接続(9スロットデルタ結線)箇所は、合計10箇所となり、一層接続箇所を低減することができる。
【0034】
なお、図11に示すように、第1(♯1)の巻線部3の始端部3aと、第9(♯9)の巻線部3の終端部3bは、U相の集結部4aの接続部6の折曲げ部8,8に、夫々別々に、接続されているが、図12に示すように、接続部6の折曲げ部8を1つとして、その折曲げ部8にて始端部3aと終端部3bを一緒に接続してもよく、接続工数を削減できる。
【0035】
従って、上述した本ステータを、この車両用パワーステアリングシステムに用いることで、巻線部3…と集結部4…の接続箇所が低減するため、信頼性・特性を向上させることができ、ハンドルの操作力を確実に軽減することができる。
【0036】
なお、巻線部3(始端部3a・終端部3b・架橋線13)と集結部4(接続部6)の(継ぎ目無し結線部Sなどの)結線部分は、(ポリウレタン,ポリエステル,ポリエステルイミド,ポリアミドイミド,ポリイミドなどの)皮膜絶縁体が剥離されて、電気的に接続している。
【0037】
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、3相以外の相に適用してもよく、また、インナーロータ型モータのみならずアウターロータ型モータに適用してもよく、ステータの巻線方法として実施例のインナーロータ型モータのようにステータコアの内周側から巻線を施すインナー巻線のみならず、外周側から巻線するアウター巻線(インナーロータ型モータ及びアウターロータ型モータ)でも本発明を同様に適用でき、さらに、集結部4の接続部6の形状は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、巻線部と集結部の接続箇所を低減できるため、接続作業工程を簡素化でき、コストダウンが図れ、(故障・欠陥の少ない)品質がよいモータを安定供給でき、信頼性が向上し、接触抵抗が小さくなり、モータの特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示す構成説明図である。
【図3】ステータコアと巻線部を示す構成説明図である。
【図4】U相の集結部を示す構成説明図である。
【図5】V相の集結部を示す構成説明図である。
【図6】W相の集結部を示す構成説明図である。
【図7】U相・V相・W相の集結部を組み立てた状態を示す構成説明図である。
【図8】本発明の簡略展開図である。
【図9】要部拡大構成説明図である。
【図10】要部拡大構成説明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す簡略展開図である。
【図12】他の実施の形態を示す要部拡大図である。
【図13】従来例を示す簡略展開図である。
【符号の説明】
1 ステータコア
2 ティース部
3 巻線部
3a 始端部
3b 終端部
4 集結部
S 継ぎ目無し結線部

Claims (3)

  1. 複数のティース部を有するステータコアと、
    前記複数のティース部のうち、ある連続する3つのティース部では、1本のコイル線によって前記3つのティース部に巻設された各巻線部と、
    複数の相の集結部と、
    を備え、
    前記1本のコイル線の両端部が、前記複数の相の集結部のうちの1つの集結部に設けられた結線部に接続され、
    前記3つのティース部のうち、隣り合うティース部における各巻線部の始端部と終端部とが、1本のコイル線として連続して、前記複数の相の集結部のうち、所定の相の集結部の継ぎ目無し結線部に1点にて接続されていることを特徴とするモータ用ステータ。
  2. 複数のティース部を有するステータコアと、
    前記複数のティース部のうち、ある所定のティース部から順に隣のティース部へと、1本のコイル線によって各ティース部に巻設された各巻線部と、
    複数の相の集結部と、
    を備え、
    前記複数の相の集結部のうちの1つの集結部には、前記1本のコイル線の両端が接続される1つの結線部が設けられるとともに、隣り合うティース部における各巻線部の始端部と終端部とが連続して1点にて接続される、複数の継ぎ目無し結線部が設けられ、
    前記複数の相の集結部のうちの他の集結部には、隣り合うティース部における各巻線部の始端部と終端部とが連続して1点にて接続される、複数の継ぎ目無し結線部が設けられていることを特徴とするモータ用ステータ。
  3. 上記継ぎ目無し結線部が、所定の相の集結部にコイル線を引掛状に接続するように構成されている請求項1または2記載のモータ用ステータ。
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