JP2015070652A - 永久磁石電動機、密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】6極9スロットの集中巻固定子を有する永久磁石電動機において、巻線の接続構造を簡単化する。【解決手段】各相3個の巻線20を有する9スロットの集中巻固定子14を有する永久磁石電動機において、各相の3個の巻線20が交互に巻方向を変えて連続して巻装され、各相ごとに2個の巻線20間の渡り線21と他の巻線20の端末線22とが接続されて口出線23側端部とされている。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、永久磁石電動機、この永久磁石電動機を用いた密閉型圧縮機及びこの密閉型圧縮機を用いた冷凍サイクル装置に関する。
従来、固定子鉄心の磁極歯に巻線を巻装した永久磁石電動機としては、種々の構造のものが知られている(下記特許文献1、2参照)。
このような永久磁石電動機において各相の巻線を並列接続する場合に、その永久磁石電動機が3相6極9スロットタイプであると、各相(U相、V相、W相)ごとに6本、合計で18本の端末線が発生する。
そして、各相の口出線に対するそれぞれ3本の端末線の接続は、ハンダ付けや溶着により行われている。
また、中性点側の端末線の接続においては、1箇所に接続する場合は9本の端末線を接続する必要がある。
しかしながら、各相の口出線に端末線を3本ずつ接続する場合には、接続する端末線の本数が多くなるため、手間がかかっている。
そして、これらの接続をハンダ付けや溶着で行う場合には、端末線の被覆を剥離する必要があり、剥離した被膜片が永久磁石電動機の回転部の隙間に入り込み、永久磁石電動機の性能を損なう場合がある。さらに、ハンダ付けや溶着した接続部に絶縁体を被せ、どこかに固定するという対策をとる必要がある。また、ハンダ付けや溶着による接続作業は、作業のバラツキにより永久磁石電動機の性能を損なう場合がある。
また、中性点の接続においても、1箇所に接続する場合は9本の端末線を接続する必要があり、被膜を剥離しての溶着あるいはハンダ付けとなり、端末線の引き回し処理と合わせて多大な工数を要する。
本発明の目的は、9スロットの集中巻固定子を有する永久磁石電動機において、巻線の接続構造を簡単化することである。
実施形態の永久磁石電動機は、各相3個の巻線を有する9スロットの集中巻固定子を有する永久磁石電動機において、各相の3個の巻線が交互に巻方向を変えて連続して巻装され、各相ごとに2個の巻線間の渡り線と他の巻線の端末線とが接続されて口出線側端部とされていることを特徴とする。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について、図1ないし図6に基づいて説明する。図1は冷凍サイクル装置1を示しており、この冷凍サイクル装置1は、圧縮機本体2とアキュムレータ3とを有して作動流体であるガス冷媒を圧縮する密閉型圧縮機4と、圧縮機本体2に接続されて圧縮機本体2から吐出された高圧のガス冷媒を凝縮して液冷媒にする凝縮器5と、凝縮器5に接続されて液冷媒を減圧する膨張装置6と、膨張装置6とアキュムレータ3との間に接続されて液冷媒を蒸発させる蒸発器7とを有している。アキュムレータ3と圧縮機本体2とは、ガス冷媒が流れる吸込管8により接続されている。
第1の実施形態について、図1ないし図6に基づいて説明する。図1は冷凍サイクル装置1を示しており、この冷凍サイクル装置1は、圧縮機本体2とアキュムレータ3とを有して作動流体であるガス冷媒を圧縮する密閉型圧縮機4と、圧縮機本体2に接続されて圧縮機本体2から吐出された高圧のガス冷媒を凝縮して液冷媒にする凝縮器5と、凝縮器5に接続されて液冷媒を減圧する膨張装置6と、膨張装置6とアキュムレータ3との間に接続されて液冷媒を蒸発させる蒸発器7とを有している。アキュムレータ3と圧縮機本体2とは、ガス冷媒が流れる吸込管8により接続されている。
圧縮機本体2は、円筒状に形成された密閉ケース9を有し、密閉ケース9内には、上部側に位置する永久磁石電動機10と、下部側に位置する圧縮機構部11とが収容されている。永久磁石電動機10には上下方向向きの中心線を有する回転軸12が設けられており、この回転軸12に圧縮機構部11が連結されている。
永久磁石電動機10は、圧縮機構部11を駆動する部分であり、回転軸12に固定された回転子13と、密閉ケース9の内面に固定されて回転子13を囲む位置に配置された集中巻固定子14とを有している。
圧縮機構部11は、ガス冷媒を圧縮する部分であり、吸込管8を介して吸込まれるガス冷媒を圧縮する圧縮要素(図示せず)を有している。この圧縮要素は、ガス冷媒が流入するシリンダ室を有するシリンダ、回転軸12の偏心部に嵌合されてシリンダ室内を偏心回転するローラ、先端部をローラの外周面に当接させて摺動可能に設けられることによりシリンダ室内をガス冷媒の吸込室と圧縮室とに区画するブレード等により構成されている。圧縮機構部11において圧縮されて高圧になったガス冷媒は、密閉ケース内に吐出される。
図2は、永久磁石電動機10を示す水平断面図である。この永久磁石電動機10は、3相6極9スロットタイプのものであり、回転子13と回転子13の外周部に配置された集中巻固定子14とを有している。
回転子13は、薄板状の鉄板を積層して円筒状に形成された回転子鉄心15を有し、この回転子鉄心15が回転軸12に固定されている。回転子鉄心15の内部には、6個の板状の永久磁石16が回転子鉄心15の周方向に沿って等間隔に設置されている。
集中巻固定子14は、薄板状の鉄板を積層して円筒状に形成された固定子鉄心17を有し、固定子鉄心17には、固定子鉄心17の周方向にそって9個のスロット18が等間隔で形成されており、隣合って位置するスロット18の間の部分に内周方向に向けて突出する磁極歯19が形成されている。各磁極歯19には、それぞれ巻線20が巻装されている。巻線20は、3個の相(U相、V相、W相)ごとに3個の巻線20が交互に巻方向を変えて連続して巻装されている。すなわち、U相は、20U1、20U2、20U3の3個の巻線20が連続して巻装され、巻線20U1の巻方向(例えば右巻き)に対し、巻線20U2の巻方向は逆(左巻き)にされ、さらに、巻線20U2の巻方向(左巻き)に対して、巻線20U3の巻方向は逆(右巻き)にされている。V相は、20V1、20V2、20V3の3個の巻線20が連続して巻装され、巻線20V1の巻方向(例えば右巻き)に対し、巻線20V2の巻方向は逆(左巻き)にされ、さらに、巻線20V2の巻方向(左巻き)に対して、巻線20V3の巻方向は逆(右巻き)にされている。W相は、20W1、20W2、20W3の3個の巻線20が連続して巻装され、巻線20W1の巻方向(例えば右巻き)に対し、巻線20W2の巻方向は逆(左巻き)にされ、さらに、巻線20W2の巻方向(左巻き)に対して、巻線20W3の巻方向は逆(右巻き)にされている。
ここで、巻線20、後述する渡り線、端末線、リード線、口出線については、各相との関係を説明する場合には各相を意味するU、V、Wの符号を付けて説明するが、各相との関連を説明する必要がない場合には、必要に応じてU、V、Wの符号は省略する。
図3は、3相の巻線20の接続状態を示す結線図である。電源側においては、U相の2個の巻線20U1、20U2の間の渡り線21Uと巻線20U3の端末線22Uとが接続されて口出線23U側の端部とされている。
同様に、V相においても、V相の2個の巻線20V1、20V2の間の渡り線21Vと巻線20V3の端末線22Vとが接続されて口出線23V側の端部とされている。同様に、W相においても、W相の2個の巻線W1、W2の間の渡り線21Wと巻線20W3の端末線22Wとが接続されて口出線23W側の端部とされている。
中性点側においては、U相の2個の巻線20U2、20U3の間の渡り線24Uに接続されたリード線25Uと、U相の巻線20U1の端末線26Uと、V相の2個の巻線20V2、20V3の間の渡り線24Vに接続されたリード線25Vと、V相の巻線20V1の端末線26Vと、W相の2個の巻線20W2、20W3との間の渡り線24Wに接続されたリード線25Wと、W相の巻線20W1の端末線26Wとが、接続されている。
図4は、渡り線21と端末線22とを接続する場合に使用する圧接端子27である。圧接端子27には、3個の圧接用突部28と、隣り合う圧接用突部28の間に位置してU字状に切り込まれた2個の圧接スロット29と、口出線23を接続するためのタブ30とが形成されている。
図5は、圧接端子27を用いて接続される渡り線21と端末線22との配線状態を示す平面図である。固定子鉄心17の端面側には巻線受け32が固定され、この巻線受け32には渡り線21と端末線22とを保持する保持部33と、圧接端子27の圧接用突部28が挿入される挿入部34とが形成されている。
図6は、圧接端子27による渡り線21と端末線22との接続状態を示している。圧接端子27の圧接用突部28が巻線受け32の挿入部34に挿入されるとともに、保持部33に保持された渡り線21と端末線22とが圧接スロット29に圧入されている。さらに、タブ30に口出線23が接続されている。圧接スロット29の周縁には刃部が形成されており、渡り線21と端末線22とが圧接スロット29に圧入されることにより渡り線21と端末線22との被膜が刃部により破られ、渡り線21と端末線22とが圧接端子27を介して電気的に接続される。
このような構成において、この密閉型圧縮機4においては、永久磁石電動機10に通電されることにより回転軸12が中心線回りに回転し、回転軸12の回転により圧縮機構部11が駆動され、圧縮機構部11においてガス冷媒が圧縮される。
圧縮されたガス冷媒は圧縮機構部11から密閉ケース9内に吐出され、密閉ケース9内に吐出された高圧のガス冷媒は、凝縮器5、膨張装置6、蒸発器7を順に経由して再び圧縮機構部11へ循環することにより、冷凍サイクルが実行される。
ここで、3相の永久磁石電動機10の巻線20を通電側の口出線23に接続する場合において、2個の巻線20の渡り線21と1個の巻線20の端末線22とを口出線23に接続しているため、口出線23に接続する配線の本数が少なくなり、接続作業が容易になる。しかも、渡り線21と端末線22との接続を、2個の圧接スロット29を有する圧接端子27を用いて行っているため、渡り線21と端末線22の皮膜を剥離する必要がなく、接続作業を手間をかけず行うことができる。しかも、被膜を剥離することによる被膜片の発生がなく、発生した被膜片が永久磁石電動機10の回転部の隙間に入り込み、永久磁石電動機10の性能を損なうということが発生しない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について、図7及び図8に基づいて説明する。なお、第2の実施形態以降の各実施形態において、第1の実施形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2の実施形態について、図7及び図8に基づいて説明する。なお、第2の実施形態以降の各実施形態において、第1の実施形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2の実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同じであり、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、渡り線21と端末線22とを接続するために、圧接端子27に代えてヒュージング端子41を用いた点である。
図7及び図8に示すように、ヒュージング端子41には、接続する渡り線21と端末線22とを挟み込むヒュージング部42と、口出線23を接続するためのタブ30とが形成されている。
ヒュージング端子41を用いた渡り線21と端末線22との接続は、渡り線21と端末線22とを平行に重ねて配列してヒュージング部42で挟み込み、ヒュージング部42を加圧するとともに電流を流し、渡り線21と端末線22とヒュージング端子41とを溶着することにより行われている。
ヒュージング端子41は渡り線21の引き回し経路に設ければよく、例えば、集中巻固定子14に設けられている絶縁体の外側鍔部に取付けることができる。
このような構成において、ヒュージング端子41を用いて配線を接続する場合において、接続する配線の本数が3本以上になると、加圧や電流のバラツキにより接続不良が発生しやすくなる。しかし本発明では、3相の永久磁石電動機10の巻線20を通電側の口出線23に接続する場合において、2個の巻線20の渡り線21と1個の巻線20の端末線22とをヒュージング端子41を用いて接続しているため、ヒュージング端子41を用いて接続する配線の本数が2本となり、溶着不良を生じることなく信頼性の高い接続状態を得ることができる。
また、ヒュージング端子41を用いた接続では、渡り線21や端末線22の皮膜を剥がすことなく接続することができ、被膜を剥がす手間が軽減される。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について、図9に基づいて説明する。第3の実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同じであり、第3の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、渡り線21と端末線22との接続構造である。
第3の実施形態について、図9に基づいて説明する。第3の実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同じであり、第3の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、渡り線21と端末線22との接続構造である。
第3の実施形態では、渡り線21と端末線22と口出線23の芯線とが平行に並べて配置され、これらの渡り線21と端末線22と口出線23の芯線とが圧着端子51により圧着接続されている。渡り線21と端末線22とは、例えば、集中巻固定子14に設けられている絶縁体52の外側鍔部に這わせておく。
圧着端子51は、図9に示すように一端側が拡開された略V字形に形成されており、その内側には溝53が形成されている。圧着端子51の内側に渡り線21と端末線22と口出線23の芯線とを位置させて拡開側をかしめることにより、溝53により渡り線21と端末線22との被膜が破られ、渡り線21と端末線22と口出線23の芯線とが電気的に接続されている。
このような構成において、3相の永久磁石電動機10の巻線20を通電側の口出線23に接続する場合において、2個の巻線20の渡り線21と1個の巻線20の端末線22と口出線23の芯線とを圧着端子51で圧着すればよく、圧着する配線の数が少なくなるため信頼性の高い接続状態を得ることができる。また、圧着端子51による接続では、渡り線21と端末線22と口出線23の芯線とを同時に接続することができ、先に接続した渡り線21と端末線22とに対して口出線23を後から接続するという必要がなくなり、接続作業の工程数を少なくすることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態を図10乃至図12に基づいて説明する。第4の実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同じであり、第4の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、中性点側の結線構造である。
本発明の第4の実施形態を図10乃至図12に基づいて説明する。第4の実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同じであり、第4の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、中性点側の結線構造である。
図10に示すように、中性点側の3本の渡り線24U、24V、24Wを少なくとも2箇所で接続することにより第1の中性点61とされ、残りの端末線26U、26V、26Wを接続することにより第2の中性点62とされている。
渡り線24U、24V、24Wの接続は、図9に示したような圧着端子51を用いて行われている。
図11は、端末線26U、26V、26Wを接続する連結圧接端子63を示している。この連結圧接端子63は、2個の圧接端子64を連結部65で連結ことにより形成されている。各圧接端子64には、図4に示した圧接端子27と同様に、2個の圧接スロット29と3個の圧接用突部28とが形成されている。
図12は、連結圧接端子63を用いて接続される3本の端末線26U、26V、26Wの配線状態を示す平面図である。固定子鉄心17の端面側には巻線受け66が固定され、この巻線受け66には3本の端末線26U、26V、26Wを保持する保持部67と、圧接用突部28が挿入される挿入部68とが形成されている。1本の端末線26Wは、2箇所で保持されるように引き回して配線され、圧接用突部28が巻線受け66の挿入部68に挿入された場合、端末線26Wは2個の圧接スロット29に圧入される。
このような構成において、第1の中性点61においては、2本の渡り線24を圧着端子51を用いて接続する構成であるので、圧着する配線の数が少なくなり信頼性の高い接続状態を得ることができる。
第2の中性点62においては、1本の端末線26Wを各圧接端子64の圧接スロット29に圧入されるように引き回して配線されているため、4個の圧接スロット29を有する連結圧接端子63を用いて3本の端末線26U、26V、26Wを接続しても、バランスのよい接続状態とすることができる。しかも、端末線26Wが2個の圧接端子64の圧接スロット29に跨って圧入されることにより、この端末線26Wが2個の圧接端子64の連結線として機能することになり、連結部65の導体断面積を補うことができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷凍サイクル装置、4…密閉型圧縮機、5…凝縮器、6…膨張装置、7…蒸発器、9…密閉ケース、10…永久磁石電動機、11…圧縮機構部、14…集中巻固定子、20…巻線、21…渡り線、22…端末線、23…口出線、24…渡り線、26…端末線、27…圧接端子、29…圧接スロット、51…圧着端子、61…第1の中性点、62…第2の中性点、63…連結圧接端子、64…圧接端子
Claims (7)
- 各相3個の巻線を有する9スロットの集中巻固定子を有する永久磁石電動機において、
各相の3個の前記巻線が連続して巻装され、
各相ごとに2個の前記巻線間の渡り線と他の前記巻線の端末線とが接続されて口出線側端部とされていることを特徴とする永久磁石電動機。 - 前記渡り線と前記端末線とは、これらの渡り線と端末線とが圧入される2個の圧接スロットを有する圧接端子により接続されていることを特徴とする請求項1記載の永久磁石電動機。
- 前記渡り線と前記端末線と口出線の芯線とが並べて配置され、これらの各線が圧着端子により接続されていることを特徴とする請求項1記載の永久磁石電動機。
- 各相3個の巻線を有する9スロットの集中巻固定子を有する永久磁石電動機において、
各相の3個の前記巻線が連続して巻装され、
各相の2個の前記巻線間の渡り線と他の前記巻線の端末線とが接続されて口出線側端部とされ、
各相の残りの渡り線同士が少なくとも2箇所で接続されて第1の中性点とされ、
各相の残りの端末線の3本が接続されて第2の中性点とされていることを特徴とする永久磁石電動機。 - 各相の残りの前記端末線の3本は、2個の圧接スロットを有する圧接端子を2つ連結した構造の連結圧接端子により接続され、1本の前記端末線は2個の前記圧接端子の前記圧接スロットにまたがって引き回されていることを特徴とする請求項4記載の永久磁石電動機。
- 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の永久磁石電動機と、
前記永久磁石電動機の回転軸に連結されて駆動されることにより作動流体を圧縮する圧縮機構部と、
前記永久磁石電動機と前記圧縮機構部とを収容する密閉ケースと、
を備えることを特徴とする密閉型圧縮機。 - 請求項6記載の密閉型圧縮機と、前記密閉型圧縮機に接続される凝縮器と、前記凝縮器に接続される膨張装置と、前記膨張装置と前記密閉型圧縮機との間に接続される蒸発器とを備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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