JP2008022626A - 回転機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラシレスDCモータなどの回転機の結線構造の歩留まりを向上させると共に、回転機の小型化を図る。
【解決手段】複数の巻線コイル12をバスバーで結線する回転機であって、回転機の軸方向に積層されるターミナル30、36、41を板材でリング状に形成し、これらのターミナル30、36、41の半径方向外側に巻線コイル結線部32、38、43を形成し、更に端部に電力線結線部33、39、44を形成し、折り曲げられた前記電力結線部33、39、44が、絶縁材であるベース46を介して、積層されたターミナル30、36、41のリング状部分に重なるようにしてなる。
【選択図】図8

Description

本発明は回転機の構造に関し、詳しくはモータ、発電機などのステータの結線構造に係わる。
回転機の一つであるブラシレスDCモータにおけるステータは、ステータコアに導線を巻いて複数の巻線コイルを形成し、巻線コイルを結線することにより構成される。
比較的出力の大きなモータを構成する場合、巻線コイルに大きな電流を流す必要から巻線コイルを構成する導線が太くなる。導線が太くなるとステータコアへの巻き付けが困難になることから、細い導線を複数並列巻きにすることが考えられている。
しかし、細い導線を巻いてなる巻線コイルを一つにする場合には、巻線コイルの径の並列数合計相当の径の導線が必要となり、そのような太い導線をステータの端部で他の相の巻線コイルと結線するのは容易ではない。
このようなことから、巻線コイル間の結線を別部品で接続することが考えられている。国際公開WO2004/010562 A1公報(特許文献1)には、別部品として環状のターミナルを用いて巻線コイルを結線する技術が記載されている。径が異なる複数の環状のターミナルを同心状に配し、つまりラジアル方向に配し、これらのターミナルにより複数の巻線コイルを接続するようにしている。なお、特許文献1には、従来の技術として板状でリング状をなすターミナルをモータの軸方向に積み重ねた技術があげられている。
国際公開WO2004/010562 A1公報
しかしながら、上述の環状のターミナルをラジアル方向に配した場合には、軸方向の寸法は小さくなるが、ラジアル方向には大きくなり、特に大電流対応の場合には、ターミナルの板厚を変えない場合にはアキシャル方向に、板厚を変更する場合にはラジアル方向へも大きくなる。また、環状のターミナルの軸方向(アキシャル方向)に突起状の端子が設けられているので、これらの端子に巻線コイルの導線を接続する場合には、他の端子を跨がなければならない状況が生じることがあり、その場合には軸方向にも大きくなる。なお、モータを設置する場所によっては、アキシャル方向よりもラジアル方向に小さいことが要求されることがあり、そのような場合には、環状のターミナルを同心状に配置した結線構造は不向きである。
板状でリング状のターミナルをアキシャル方向に積層した構造によれば、ラジアル方向の小型化は図れる。しかし、特許文献1に記載するようなリングになっているターミナルは、銅板を打ち抜くことにより製造されるが、リングの内側が活用されず、歩留まりが悪い。
この発明は、上述した問題を解消するため、バスバーの製造の歩留まりの向上が図れ、かつ小型化が図れる回転機を提供するものである。
本発明は、複数の巻線コイルをバスバーで結線する回転機において、ターミナルを板状でかつ略C字形状とすると共に、略C字形状の端部に電力線と接続する電力線結線部を形成したものである。ターミナルの別の形状は、板状でかつリング状なし、リング状の半径方向内側に電力線と接続する電力線結線部を形成したものである。
この発明によれば、ターミナルの形状を略C字形状で端部に電力結線部を有するもの、又はリング状で内側に電力結線部を有するものとしたので、バスバー製造の歩留まりが向上し、また、ターミナルをアキシャル方向に積層するので、回転機のラジアル方向の小型化が達成でき、小型で高出力の回転機を実現できる。
以下、本発明に係る回転機の発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1〜図10は、本発明をブラシレスDCモータに適用した実施の形態1を表す図面であり、図1はモータ全体の縦断面図、図2はそのII−II矢視断面図、図3はバスバーのみを示す図1中のIII−III矢視図、図4は図3のIV−IV矢視断面図、図5(A)〜(D)は各ターミナルの正面図、図6(A)〜(D)はターミナル以外の構成部品の正面図、図7、図8は組み立て過程の説明図、図9は巻線コイルの一例を示す概略図、図10はターミナルを打ち抜き加工により製造する際のターミナルの配置の一例を示す平面図である。
先ず、図1、2に基づきこのブラシレスDCモータの構成を説明する。
ブラシレスDCモータ1は、モータケース2、ロータ3、ステータ4を主要部として構成されている。モータケース2は底付き筒状をなし、開放側には端板5が取り付けられている。ロータ3は、回転軸6上にマグネット7を設けて構成される。ロータ3は、その回転軸6がモータケース2と端板5とに軸受8、9を介して回転自在に支持される。ステータ4は、モータケース2の内側に固定された、多数の磁性薄板を積層してなる9個のステータコア10に、導線11を巻き付けて巻線コイル12とすることにより構成されている。この例では、図9に示すように、ステータ4は、U相、V相、W相の3相構造となっており、更に、並列な三つの巻線コイル12が、U、V、Wの各相を構成している。図2、3では、各相に対応する巻線コイル12に「U」、「V」、「W」を付して位置関係を表わしてある。
ステータ4の一方の端部側で、各相の巻線コイル12の結線、及び給電側との結線がなされる。これらの結線は、図3、4に示す、複数のターミナルを組み合わせてなるバスバー21によりなされる。
バスバー21は、図5及び図6に示す部品により構成される。図6(A)に示すホルダ22は、バスバー21の基部をなすもので、板状でリング状のつば部23とその内周部に一体に形成された筒状部24とからなっている。ホルダ22は、合成樹脂等の電気絶縁材料により形成される。つば部23の周囲には、巻線コイル12の端部を通すための溝25が18個形成されている。
このホルダ22の筒状部24に最初に嵌め込まれるのは、図5(B)に示す共通ターミナル(スターポイントターミナル)26である。共通ターミナル26は、板状でかつリング状の本体27と、その外周部に、放射状に張り出して設けられた巻線コイル結線部28とからなる。巻線コイル結線部28は、一定の間隔で複数(この例では40度間隔で9個)設けられている。共通ターミナル26は、銅板などの導電材料で形成されており、本体27の断面積(幅b×厚さt)は、巻線コイル12を構成する導線11の断面積の略3倍以上となっている。つまり、各相を構成している巻線コイル12の総数である3本分とほぼ同じ断面積となっており、電流がまとまる部分で、いわゆるボトルネックが生じないようにしてある。なお、図2、3では、巻線コイル結線部28の位置を「SP」を付して表わしてある。
共通ターミナル26に、図6(B)に示す板状でリング状をなす絶縁プレート29を介して、図5(B)に示す略C字状をなすU相結線用のターミナル30が積層される。このターミナル30は、板状でかつ略C字状をなす本体31と、その外周部に、半径方向外側に張り出させて設けた巻線コイル結線部32と、本体31の端部に形成した電力線結線部33とからなる。本体31は、円弧状部31aとその一端部につながる直線部31bとからなり、直線部31bの端部に前記電力線結線部33が形成されている。巻線コイル結線部32は、本体31の円弧状部31aに120度間隔で三つ設けられている。電力線結線部33には、ねじ止めするための孔34があけられている。このU相結線用のターミナル30は、銅板などの導電材料で形成され、本体31の断面積(幅b×厚さt)は、巻線コイル12を構成する導線11の断面積の略3倍となっている。つまり、各相を構成している巻線コイル12の総数である3本分とほぼ同じ断面積となっており、電流がまとまる部分で、いわゆるボトルネックができないようにしてある。
ホルダ22上において、U相結線用のターミナル30には、図6(C)に示すC字状の絶縁プレート35を介して、図5(C)に示す略C字状をなすV相結線用のターミナル36が積層される。このターミナル36は、板状でかつ略C字状をなす本体37と、その外周部に、半径方向外側に張り出させて設けた巻線コイル結線部38と、本体37の端部に形成した電力線結線部39とからなる。本体37は、円弧状部37aとその一端部につながる直線部37bとからなり、直線部37bの端部に前記電力結線部39が形成されている。巻線コイル結線部38は、本体37の円弧状部37aに120度間隔で三つ設けられている。電力線結線部39には、ねじ止めするための孔40があけられている。このV相結線用のターミナル36は、U相結線用のターミナル30と同様に銅板などの導電材料で形成され、本体37の断面積は、巻線コイル12を構成する導線11の断面積の略3倍となっており、電流がまとまる部分で、いわゆるボトルネックができないようにしてある。
ホルダ22上において、V相結線用のターミナル36には、図6(C)に示すC字状の絶縁プレート35を介して、図5(D)に示す略C字状をなすW相結線用のターミナル41が積層される。このターミナル41は、板状でかつ略C字状をなす本体42と、その外周部に、半径方向外側に張り出させて設けた巻線コイル結線部43と、本体42の端部に形成した電力線結線部44とからなる。本体42は、円弧状部42aとその一端部につながる直線部42bとからなり、直線部42bの端部に前記電力線部44が形成されている。巻線コイル結線部43は、円弧状部42aに120度間隔で三つ設けられている。電力線結線部44には、ねじ止めするための孔45があけられている。このW相結線用のターミナル41は、U相結線用のターミナル30、V相結線用ターミナル36と同様に銅板などの導電材料で形成され、本体42の断面積は、巻線コイル12を構成する導線11の断面積の略3倍となっており、電流がまとまる部分で、いわゆるボトルネックができないようにしてある。
これらのU相、V相、W相の各ターミナル30、36、41は同じ形状ではない。U相、V相、W相の各ターミナル30、36、41の本体31、37、42の円弧状部31a、37a、42aの形状は同じであるが、直線部31b、37b、42bの長さは異なる。V相結線用のターミナル36の本体37の直線部37bは、U相結線用のターミナル30の本体31の直線部31bより短くなっており、W相結線用のターミナル41の本体42の直線部42bは、V相結線用のターミナル36の本体37の直線部37bより短くなっている。各本体31、37、42の円弧状部31a、37a、42aと直線部31b、37b、42bとの境に位置する巻線コイル結線部28、32、38と電力線結線部33、39、44の孔34、40、45の中心までの距離(長さ)をそれぞれL1、L2、L3とすると、後述するように、U相、V相、W相の各ターミナル30、36、41を所定の状態で重ね合わせ、かつ所定の位置で折り返したときに、電力線結線部33、39、44が40度の間隔で並ぶように長さL1、L2、L3は決められている。
図6(D)に示す部品は、U相、V相、W相の各ターミナル30、36、41に設けられた電力線結線部33、39、44を位置決めし、かつ外部からの電力線と接続するためのベース(絶縁部材)である。絶縁材で作られるベース46は、略扇形(円弧状)をなす板状の本体47を有し、本体47には、U、V、Wの各電力線結線部33、39、44と外部の電力線と合わせて留めるための三つのねじ孔48、49、50が設けられている。三つのねじ孔48、49、50の回りには、電力線結線部33、39、44と外部の電力線を位置決めするための壁部51、52、53、54が立てられている。ねじ孔48と49の間、及びねじ孔49と50との間には、ターミナル30、36、41の本体27、37、42の直線部27b、37b、41bを通すための切欠き55、56が形成されている。
次に、以上の部品からなるバスバー21の組み立て手順について説明する。
先ず、ホルダ22の筒状部24に共通ターミナル20が通され、つば部23に当てられる。次に、絶縁プレート29を介してU相結線用のターミナル30が筒状部24に通され、共通ターミナル20に重ねられる。次に、絶縁プレート35を介してV相結線用のターミナル36が筒状部24に通され、U相結線用のターミナル30に重ねられる。次に、絶縁プレート35を介してW相結線用のターミナル36が筒状部24に通され、V相結線用のターミナル36に重ねられる。W相結線用のターミナル36には図6(B)に示した略C字状の絶縁プレート35が重ねられる。
U相、V相、W相の各ターミナル30、36、41は、40度ずつ位相をずらし、かつそれらの巻線コイル結線部32、38、43が、共通ターミナル26の巻線コイル結線部28と重ならないように重ね合わせられる。このように重ね合わせた状態を図7に示す。なお、これらの重ね合わせ作業のため、ターミナル20、30、36、41などに、重ね合わせのための印などを設けておいてもよい。
U相、V相、W相の各ターミナル30、36、41における本体31、37、42の直線部31b、37b、42bは所定の箇所(図7中、u1、v1、w1で示す巻線コイル結線部32、38、43の近く)で直角に折り曲げられる(谷折り)。更に、直線部31b、37b、42bは所定の箇所(図7中、u2、v2、w2で示す電力線結線部33、39、44の近く)で直角に折り曲げられる(谷折り)。この状態を図8に示す。U相、V相、W相の各ターミナル30、36、41の電力線結線部33、39、44は、リング状の本体31等同一円周上に40度間隔で並ぶ。
次いで、ベース46が電力線結線部33、39、44に装着される。U相のターミナル30の直線部31bがベース46の端面(図9に示す状態で見てベース46の左端面)にあてがわれると共に電力線結線部33が壁部51と52との間に嵌め込まれる。V相のターミナル36の直線部37bが切欠き55に嵌め込まれると共に電力結線部39が壁部52と53との間に嵌め込まれる。W相のターミナル41の直線部42bが切欠き56に嵌め込まれると共に電力結線部44が壁部53と54との間に嵌め込まれる。電力線結線部33、39、44の孔34、40、45はベース46のねじ孔48、49、50と一致する。
以上でバスバー21は構成される。このバスバー21が、ステータ4の一端部に組み付けられ、各相の巻線コイル12の結線がなされる。
U相の巻線コイル12の一端部12aはホルダ22の溝25を通してU相結線用ターミナル30の巻線コイル結線部32に接続され、他端部12bは、ホルダ22の溝25を通して共通ターミナル20の巻線コイル結線部28に接続される。同様に、V相の巻線コイル12の一端部12aはホルダ22の溝25を通してV相結線用ターミナル36の巻線コイル結線部に接続され、他端部12bは、ホルダ22の溝25を通して共通ターミナル20の巻線コイル結線部28に接続され、W相の巻線コイル12の一端部12aはホルダ22の溝25を通してW相結線用ターミナル41の巻線コイル結線部43に接続され、他端部12bは、ホルダ22の溝25を通して共通ターミナル20の巻線コイル結線部28に接続される。端部12aと巻線コイル結線部32、38、43との接続、端部12bと巻線コイル結線部28との接続は、巻線コイル結線部32、38、43、28を端部12a、12bに巻き付け、かつかしめることによりなされる。
図1に示すように、ベース46上にのっているU相、V相、W相のターミナル30、36、41の電力線結線部33、39、44の上には、コントローラなどからのそれぞれ電力線61の端部62がのせられ、この状態で、電力線61の端部62と電力線結線部33、39、44の孔34、40、45とにビス63が通され、更にベース46の各ねじ孔48、49、50にねじ込まれる。ビス63で締め付けることにより電力線結線部33、39、44はベース46に圧着されると共に、電力線61の端部62と接続される。
以上で、ブラシレスDCモータ1の結線は終了する。
この実施の形態に係るブラシレスDCモータによれば、U相、V相、W相のターミナル30、36、41を略C字状としたので、これらのターミナル30、36、41を打ち抜き加工により製造する際、例えば図10に示すように、銅板64から三つのC字状のターミナル30、36、41を組み合わせて打ち抜くことができ、歩留まりが向上する。なお、打ち抜き加工する際のターミナルの配置は図10に示すもの限らず、種々考えることができる。
また、ターミナル30、36、41を軸方向に積層するので、ラジアル方向の大きさを小さくすることができる。更に、この実施の形態に係るブラシレスDCモータによれば、直線部31b、37b、42bを折り返して、その端部の電力線結線部33、39、44がリング状の本体31等と略同一円周上に位置するようにしたので、電力線結線部33、39、44が半径方向外側に張り出すことがなく、ラジアル方向の拡大を防ぐことができる。
実施の形態2.
図11は実施の形態2に係るブラシレスDCモータのステータの縦断面図、図12はその右側面図、図13はバスバーのみを示す断面図、図14は図13中のXIV部の拡大図、図15は各ターミナルの正面図である。
この実施の形態のモータの基本的構成は図1に示したものと同じである。バスバー71につき説明する。
バスバー71の基部をなすホルダ72は図6(A)に示したホルダ22とほぼ同じ構造をなしている。つまり、板状でリング状のつば部73とその内周部に一体に形成された筒状部74とからなっている。ホルダ72は、合成樹脂等の電気絶縁材料により形成される。つば部73の周囲には、巻線コイル12の端部を通すための溝75が18個設けられている。ホルダ22と異なり、ホルダ72の筒状部74の外周面にはその全長に亘って、後述するU、V、W各相の電力線結線部を通すための収納溝76が設けられている。収納溝76は筒状部74の周方向に一定の間隔で三つ設けられている。
このホルダ72の筒状部74に最初に嵌め込まれるのは、図5(B)に示す共通ターミナル(スターポイントターミナル)77である。共通ターミナル77は、板状でかつリング状の本体78と、その外周部に、半径方向外側に張り出して設けられた巻線コイル結線部79とからなる。巻線コイル結線部79は、一定の間隔(この例では40度間隔)で複数(この例では9個)設けられている。巻線コイル結線部79は、半径方向に延びる根元部79aと接線方向に延びる接続部79bとからなる。共通ターミナル77は、銅板などの導電材料で形成されており、本体78の断面積は、巻線コイル12を構成する導線11の断面積の略3倍となっている。つまり、各相を構成している巻線コイル12の総数である3本の断面積以上となっており、電流がまとまる部分で、いわゆるボトルネックが生じないようにしてある。本体78の断面積は、本体78の幅b及び厚さtを適宜選択することにより決められる。なお、図12では、巻線コイル結線部79の位置を「SP」を付して表わしてある。
ホルダ72の筒状部74上において、共通ターミナル77には、図6(B)に示した絶縁プレート29と同じ形状リング状の絶縁プレート80を介して、図15(B)に示すリング状をなすU相結線用のターミナル81が積層される。このターミナル81は、板状でかつリング状をなす本体82と、その外周部に120度間隔で三つ設けられた巻線コイル結線部83と、本体82の内周部に、中心に向けて張り出して設けられた直線部84と、直線部84の端部に形成されたU字状の電力線結線部85とからなる。巻線コイル結線部83は、半径方向に延びる根元部83aと接線方向に延びる接続部83bとからなる。このU相結線用のターミナル81は、銅板などの導電材料で形成され、本体81の断面積(幅b×暑さt)は、巻線コイル12を構成する導線11の断面積の略3倍となっており、電流がまとまる部分で、いわゆるボトルネックができないようにしてある。
ホルダ72の筒状部74上において、U相結線用のターミナル81には、リング状の絶縁プレート80を介して、図15(C)に示すリング状のV相結線用のターミナル86が積層される。このターミナル86は、板状でかつリング状をなす本体87と、その外周部に120度間隔で三つ設けられた巻線コイル結線部88と、本体87の内周部に、中心に向けて張り出して設けられた直線部89と、直線部89の端部に形成されたU字状の電力線結線部90とからなる。巻線コイル結線部88は、半径方向に延びる根元部88aと接線方向に延びる接続部88bとからなる。このV相結線用のターミナル86は、U相結線用のターミナル81と同様に銅板などの導電材料で形成され、本体87の断面積は、巻線コイル12を構成する導線11の断面積の略3倍となっており、電流がまとまる部分で、いわゆるボトルネックができないようにしてある。
ホルダ72の筒状部74上において、V相結線用のターミナル86には、リング状の絶縁プレート80を介して、図15(D)に示すリング状のW相結線用のターミナル91が積層される。このターミナル91は、板状でかつリング状をなす本体92と、その外周部に120度間隔で三つ設けられた巻線コイル結線部93と、本体92の内周部に、中心に向けて張り出して設けられた直線部94と、直線部94の端部に形成されたU字状の電力線結線部95とからなる。巻線コイル結線部93は、半径方向に延びる根元部93aと接線方向に延びる接続部93bとからなる。このW相結線用のターミナル91は、U相結線用のターミナル81、V相結線用のターミナル86と同様に銅板などの導電材料で形成され、本体92の断面積は、巻線コイル12を構成する導線11の断面積の略3倍となっており、電流がまとまる部分で、いわゆるボトルネックができないようにしてある。
これらのU相、V相、W相の各ターミナル81、86、91は同じ形状ではない。リング状の本体82、87、92の形状は同じであるが、直線部84、89、94は長さが異なる。U相、V相、W相の各ターミナル81、86、91の直線部84、89、94と電力線結線部85、90、95までの長さをそれぞれL4、L5、L6とすると、L5はL4より短く、L6はL5より短くなっている。
これらのU相、V相、W相の各ターミナル81、86、91に設けられた電力線結線部85、90、95を位置決めし、かつ外部からの電力線と接続するためのベース(絶縁部材)96が図11、12に示されている。絶縁材で作られるベース96は、略扇形(円弧状)をなす板状の本体97を有し、本体97には、U相、V相、W相の各電力線結線部85、90、95と外部の電力線と合わせて留めるための三つのねじ孔98、99、100が設けられている。三つのねじ孔98、99、100の回りには、台形を連ねた形状をなす壁部101が立てられている。ベース96における壁部101の内側には、電力線結線部85、90、95を通すための案内孔102、103、104があけられている。
次に、以上の部品からなるバスバー71の組み立て手順について説明する。
先ず、ホルダ72の筒状部74に共通ターミナル77が通され、つば部73に当てられる。筒状部74には、絶縁プレート80が挿入され、共通ターミナル77に重ねられる。
U相結線用のターミナル81は、その直線部84が根元近く(図15(B)中、u3で示す箇所)で本体82の面に対し直角となるように折り曲げられる。この状態のU相結線用ターミナル81が、折り曲げられた直線部84を収納溝76に収納させて筒状部74に挿入され、絶縁プレート80に重ねられる。U相結線用ターミナル81には、絶縁プレート80が重ねられる。
V相結線用のターミナル86は、その直線部89が根元近く(図15(C)中、v3で示す箇所)で本体87の面に対し直角となるように折り曲げられる。この状態のV相結線用ターミナル86が、折り曲げられた直線部89を、U相結線用のターミナル81の直線部84を収納した収納溝76の隣の収納溝76に収納させて筒状部74に挿入され、絶縁プレート80に重ねられる。V相結線用ターミナル86には、絶縁プレート80が重ねられる。
W相結線用のターミナル91も同様に、その直線部94が根元近く(図15(D)中、w3で示す箇所)で本体92の面に対し直角となるように折り曲げられる。この状態のV相結線用ターミナル86が、折り曲げられた直線部94を、V相結線用のターミナル86の直線部89を収納した収納溝76の隣の収納溝76に収納させて筒状部74に挿入され、絶縁プレート80に重ねられる。W相結線用ターミナル86には、絶縁プレート80が重ねられる。
U相、V相、W相の各ターミナル81、86、91は、40度ずつ位相をずらし、かつそれらの巻線コイル結線部83、88、93が、共通ターミナル77の巻線コイル結線部79と重ならないように重ね合わせられる。なお、これらの重ね合わせ作業のため、ターミナル77、81、86、91などに、重ね合わせのための印などを付けておいてもよい。
U相、V相、W相の各ターミナル81、86、91における直線部84、89、94の端部の電力線結線部85、90、95は、直線部84、89、94の長さを適宜設定してあることから、軸方向において同じ位置にくる。図13には、U相結線用のターミナル81の直線部84及び電力線結線部85のみが現れている。すべての電力線結線部85、90、95は、ホルダ72の筒状部74から軸方向に突出する。
以上で図13に示すバスバー71が構成される。このバスバー71により、ステータ4の巻線コイル12の結線がなされる。
U相の巻線コイル12の一端部12aはホルダ72の溝75を通してU相結線用ターミナル81の巻線コイル結線部83に接続され、他端部12bは、ホルダ72の溝75を通して共通ターミナル77の巻線コイル結線部79に接続される。同様に、V相の巻線コイル12の一端部12aはホルダ72の溝75を通してV相結線用ターミナル86の巻線コイル結線部88に接続され、他端部12bは、ホルダ72の溝25を通して共通ターミナル77の巻線コイル結線部79に接続され、W相の巻線コイル12の一端部12aはホルダ72の溝75を通してW相結線用ターミナル91の巻線コイル結線部93に接続され、他端部12bは、ホルダ72の溝75を通して共通ターミナル77の巻線コイル結線部79に接続される。端部12aと巻線コイル結線部83、88、93との接続、端部12bと巻線コイル結線部79との接続は、図12に示すように、巻線コイル結線部83、88、93、79の接続部83b、88b、93b、79bを巻線コイル12の端部12a、12bに巻きつけ、かつかしめることによりなされる。接続部83b、88b、93b、79bが接線方向を向いているので、接線部83b、88b、93b、79bの内側に端部12a、12bを通すことにより端部12a、12bの位置決めができ、その状態で接線部83b、88b、93b、79bを丸めることにより端部12a、12bをかしめることができ、作業が容易となる。
U相、V相、W相の各ターミナル81、86、91の電力線結線部85、90、95を案内孔102、103、104にそれぞれ通して絶縁プレート80上にベース96が重ねられる。電力線結線部85、90、95は、図11、12に示すように外側に向けて直角に折り曲げられる。各電力線結線部85、90、95のU字状の凹部は、ねじ孔98、99、100と一致する。この後、コントローラ側の電力線の端部が電力線結線部85、90、95に重ねられ、その状態でねじにより、ベース96に固定される。ねじで締め付けることにより電力線結線部85、90、95はベース96に圧着される。
以上で、ブラシレスDCモータ1の結線は終了する。
この実施の形態に係るブラシレスDCモータによれば、U相、V相、W相のターミナル81、86、91を板状でリング状とし、更に、リング状の本体82、87、92の内側に、電力線結線部を形成したので、これらのターミナル81、86、91を打ち抜き加工により製造する際の歩留まりが向上する。
また、ターミナル77、81、86、91を軸方向に積層するので、ラジアル方向の大きさを小さくすることができる。また、この実施の形態に係るブラシレスDCモータによれば、リング状の本体82、87、92の内側に設けられた直線部84、89、94を折り返して、その端部の電力線結線部85、90、95が本体82等と略同一円周上に位置するようにしたので、電力線結線部85、90、95が半径方向外側に張り出すことがなく、ラジアル方向の拡大を防ぐことができる。更に、各ターミナル77、81、86、91の巻線コイル結線部79、83、88、93が接線方向を向いているので、外形が小さくなり、バスバー状態での扱いが容易となるだけでなく、巻線コイル結線部79、83、88、93と端部12a、12bとを結線する際の作業も容易となる。
その他の実施の形態
上述の実施の形態1、2において、各相を構成する巻線コイルの数は一例であり、3本に限られない。
実施の形態1における放射状の電力結線部を実施の形態2の接線方向の電力線結線部と代えてもよい。絶縁部材であるベースの形状も実施の形態におけるものに限らず、電力結線部を保持する形状として種々変更が可能である。その他の構成部材についても、形状等は種々変更可能である。
実施の形態1に係るブラシレスDCモータ全体の縦断面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 バスバーのみを示す図1中のIII−III矢視断面である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 実施の形態1のバスバーを構成する各ターミナルを示し、(A)は共通ターミナル、(B)はU相結線用ターミナル、(C)はV相結線用ターミナル、(D)はW相結線用ターミナルの正面図である。 ターミナル以外の構成部品を示し、(A)はホルダ、(B)は絶縁プレート、(C)は絶縁プレート、(D)はベースの正面図である。 バスバーの組み立て過程の正面図である。 バスバーの組み立て過程の正面図である。 巻線コイルの一例を示す概略図である。 ターミナルを打ち抜き加工により製造する際のターミナルの配置である。 実施の形態2に係るブラシレスDCモータのステータの縦断面図である。 ステータの正面図である。 図12のXIII−XIII矢視断面図である。 図13中のXIV部の拡大図である。 実施の形態2のバスバーを構成する各ターミナルを示し、(A)は共通ターミナル、(B)はU相結線用ターミナル、(C)はV相結線用ターミナル、(D)はW相結線用ターミナルの正面図である。
符号の説明
1 ブラシレスDCモータ、3 ロータ、4 ステータ、10 ステータコア、11 導線、12 巻線コイル、21 バスバー、22 ホルダ、26 共通ターミナル、27 共通ターミナルの本体、28 巻線コイル結線部、29 絶縁プレート、30 U相結線用ターミナル、31 U相結線用ターミナルの本体、32 U相結線用ターミナルの巻線コイル結線部、33 U相結線用ターミナルの電力線結線部、35 絶縁プレート、36 V相結線用ターミナル、37 V相結線用ターミナルの本体、38 V相結線用ターミナルの巻線コイル結線部、39 V相結線用ターミナルの電力線結線部、41 W相結線用ターミナル、42 W相結線用ターミナルの本体、43 U相結線用ターミナルの巻線コイル結線部、44 U相結線用ターミナルの電力線結線部、46 ベース、61 電力線、71 バスバー、72 ホルダ、77 共通ターミナル、78 共通ターミナルの本体、79 共通ターミナルの巻線コイル結線部、81 U相結線用ターミナル、82 U相結線用ターミナルの本体、83 U相結線用ターミナルの巻線コイル結線部、85 U相結線用ターミナルの電力線結線部、86 V相結線用ターミナル、87 V相結線用ターミナルの本体、88 V相結線用ターミナルの巻線コイル結線部、90 V相結線用ターミナルの電力線結線部、91 W相結線用ターミナル、92 W相結線用ターミナルの本体、93 W相結線用ターミナルの巻線コイル結線部、95 W相結線用ターミナルの電力線結線部、96 ベース。

Claims (3)

  1. 複数の巻線コイルをバスバーで結線する回転機において、
    前記バスバーにおけるターミナルを板状でかつ略C字形状に形成すると共に、端部に電力線と接続する電力線結線部を形成したことを特徴とする回転機。
  2. 複数の巻線コイルをバスバーで結線する回転機において、
    前記バスバーにおけるターミナルを板状でかつリング状に形成すると共に、半径方向内側に電力線と接続する電力線結線部を形成したことを特徴とする回転機。
  3. 前記電力線結線部を折り曲げ、絶縁部材と共に圧着して固定したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転機。
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