JP5952763B2 - ハイドロゲル - Google Patents
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Description
本発明のハイドロゲルは、高分子マトリックスと、ポリビニルアルコール系重合体と、水と、多価アルコールとを含むものである。
本発明で使用される前記単官能単量体としては、分子内に重合性を有する炭素−炭素二重結合を1つ有し、かつ、水溶性を有する単量体であれば特に制限されない。本明細書中において、水溶性とは100gの水に10g以上溶解することを意味する。
CH2=CR1COOR2・・・(1)
(式中、R1は、H又はCH3であり、R2は、−(CH2CH2O)m−CnH2n+1(mは1〜20の整数、nは0〜4の整数)である。)で表わされる水溶性(メタ)アクリルエステル系単官能単量体;ジメチルアミノエチルアンモニウム(メタ)アクリレート等のアミノ基及び/又はアンモニウム基含有カチオン性(メタ)アクリル酸エステル系単量体;ビニルピロリドン、ビニルアセトアミド、ビニルホルムアミド等のビニルアミド系単官能単量体;アリルアルコール等の非イオン性単官能単量体;(メタ)アクリル酸又はその塩;tert−ブチルアクリルアミドスルホン酸等のスルホン酸基含有アニオン性単官能単量体又はその塩等を挙げることができる。これらの単官能単量体は、それぞれ、単独で用いても、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、本明細書において、(メタ)アクリルは、アクリル又はメタクリルを意味し、(メタ)アクリレートは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
本発明で使用される前記架橋性単量体としては、分子内に重合性を有する炭素−炭素二重結合を2つ以上有する単量体であれば特に限定されないが、本発明のハイドロゲルでは、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、N,N’−エチレンビス(メタ)アクリルアミド、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリグリセリンジ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル系架橋性単量体を使用することが好ましい。これらの架橋性単量体は、それぞれ、単独で用いても、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のハイドロゲルには、粘度平均重合度が200〜1500のポリビニルアルコール系重合体が含有されている。粘度平均重合度が200未満のポリビニルアルコール系重合体を含有したハイドロゲルでは、十分な機械的強度、特に、十分な引張強度が得られないおそれがある。一方、粘度平均重合度が1500を超えるポリビニルアルコール系重合体を含有したハイドロゲルは、後述するハイドロゲルの製造において、前記単官能単量体、前記架橋性単量体、前記ポリビニルアルコール系重合体、及び多価アルコールを水に溶解させて配合液を得る際に、前記ポリビニルアルコール系重合体が溶解しきれず、均一な配合液が得られないおそれがあり、製造することが困難である。
P=([η]×1000/8.29)(1/0.62)
本発明のハイドロゲルには、水が含有されている。
本発明のハイドロゲルには、保湿性、及び可塑性を向上させるために、多価アルコールが含有されている。
本発明のハイドロゲルには、必要に応じて、他の添加剤(以下、単に「添加剤」という)が含有されていてもよい。添加剤としては、例えば、電解質、防腐剤、殺菌剤、防徴剤、防錆剤、酸化防止剤、安定剤、香料、界面活性剤、着色剤、抗炎症剤、ビタミン剤、美白剤、その他薬効成分等を挙げることができる。これら添加剤は、単独で用いても、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のハイドロゲルは、上記単官能単量体と、上記架橋性単量体と、上記ポリビニルアルコール系重合体と、上記多価アルコールとを、水に均一に混合溶解させた配合液を用い、この配合液中の単官能単量体と架橋性単量体とを重合させる製造方法によって容易に製造することができる。また、前記配合液は液状であるため、例えば、前記配合液を成形された樹脂型等に流し込み、前記配合液中の単官能単量体と架橋性単量体とを重合させると、任意の形状のハイドロゲルを製造することができる。また、2枚のフィルム(例えば、樹脂フィルム等)の間に前記配合液を流し込み、一定の厚みに保持した状態で、前記配合液中の単官能単量体と架橋性単量体とを重合させると、シート状のハイドロゲルを製造することができる。
上記配合液には、重合開始剤を含有させることが好ましい。前記重合開始剤としては、特に限定されず、熱重合開始剤、光重合開始剤等が挙げられる。
本発明のハイドロゲルは、例えば、上記配合液を重合してゲル化させたものであるため、用途に合わせて適宜成形することが可能であり、ハイドロゲルをシート状に成形することによってハイドロゲルシートを得ることができる。このようなハイドロゲルシートにおいて、ハイドロゲルの少なくとも片面には、ハイドロゲルの表面を保護する保護フィルムが設けられていることが好ましい。
単官能単量体としてN−ヒドロキシエチルアクリルアミド25重量部と、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミド0.036重量部と、多価アルコールとしてのグリセリン19.46重量部と、ポリビニルアルコール系重合体としての粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)14重量部(単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、56重量部)と、水41.50重量部とを混合し、溶解攪拌して均一な配合液を得た。この配合液100重量部に対して、光重合開始剤としての1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン(製品名:IRUGACURE(登録商標)2959、BASFジャパン株式会社製)を0.1重量部添加し、攪拌して溶解させた。得られた配合液をポリエチレンテレフタレートフィルム(保護フィルム)上に薄く展開した。次いで、このモノマー配合液にメタルハライドランプを使用してエネルギー量7000mJ/cm2の紫外線を照射することにより、重合反応を行い、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
単官能単量体として、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド25重量部に代えてアクリルアミドを25重量部使用し、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.048重量部とし、水の使用量を41.49重量部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
単官能単量体として、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド25重量部に代えてN,N−ジメチルアクリルアミド25重量部を使用し、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.034重量部とし、水の使用量を41.51重量部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
単官能単量体として、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド25重量部に代えてアクリルアミドを25重量部使用し、架橋性単量体として、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.036重量部に代えてポリエチレングリコール#200ジアクリレート(共栄社化学株式会社製)0.018重量部を使用し、水の使用量を41.52重量部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
架橋性単量体として、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.036重量部に代えてポリエチレングリコール#200ジアクリレート(共栄社化学株式会社製)0.9重量部を使用し、水の使用量を40.64重量部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。なお、実施例5では、配合液中におけるポリビニルアルコールの含有量は、単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、54重量部となる。
ポリビニルアルコール系重合体として、粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)14重量部に代えて、粘度平均重合度が600で、けん化度が95.5モル%であるポリビニルアルコール(PVA)14重量部(単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、56重量部)を使用した以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
単官能単量体としてのN−ヒドロキシエチルアクリルアミドの使用量を30重量部とし、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.045重量部とし、多価アルコールとしてのグリセリンの使用量を17.50重量部とし、ポリビニルアルコール系重合体として粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)14重量部に代えて、粘度平均重合度が300で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)21重量部(単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、70重量部)を使用し、水の使用量を31.46重量部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
単官能単量体としてのN−ヒドロキシエチルアクリルアミドの使用量を40重量部とし、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.060重量部とし、多価アルコールとしてのグリセリンの使用量を18.00重量部とし、水の使用量を27.94重量部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。なお、実施例8では、配合液中におけるポリビニルアルコールの含有量は、単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、35重量部となる。
単官能単量体として、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド25重量部に代えてアクリルアミド20重量部を使用し、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.040重量部とし、多価アルコールとしてのグリセリンの使用量を45.00重量部とし、ポリビニルアルコール系重合体として粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)14重量部に代えて、粘度平均重合度が1500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)8重量部(単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、40重量部)を使用し、水の使用量を21.96重量部とし、更に、配合液に、光重合開始剤を添加する前に、塩化ナトリウム5重量部を添加した以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
単官能単量体として、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド25重量部に代えてアクリルアミドを25重量部使用し、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.030重量部とし、多価アルコールとしてのグリセリンの使用量を45.00重量部とし、ポリビニルアルコール系重合体として粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)14重量部に代えて、粘度平均重合度が2400で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)3重量部(単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、12重量部)を使用し、水の使用量を26.97重量部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
単官能単量体として、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド25重量部に代えてアクリルアミドを20重量使用し、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.040重量部とし、多価アルコールとしてのグリセリンの使用量を45.00重量部とし、ポリビニルアルコール系重合体として粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)14重量部に代えて、粘度平均重合度が1800で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)8重量部(単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、40重量部)を使用し、水の使用量を21.96重量部とし、更に、配合液に、光重合開始剤を添加する前に、塩化ナトリウム5重量部を添加した以外は、実施例1と同様にしてシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)の製造を試みたが、配合液中で前記ポリビニルアルコール系重合体が溶解しきれず、均一な配合液が得られなかった。このため、シート状のハイドロゲルを得ることができなかった。
単官能単量体としてのN−ヒドロキシエチルアクリルアミドの使用量を40重量部とし、架橋性単量体としてのN,N’−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.060重量部とし、多価アルコールとしてのグリセリンの使用量を10.00重量部とし、ポリビニルアルコール系重合体として粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)14重量部に代えて、粘度平均重合度が300で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)30重量部(単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、75重量部)を使用し、水の使用量を19.94重量部とした以外は、実施例1と同様にしてシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)の製造を試みたが、配合液を得る際に、配合液中で前記ポリビニルアルコール系重合体が溶解しきれず、均一な配合液が得られなかった。このため、シート状のハイドロゲルを得ることができなかった。
多価アルコールとしてのグリセリンの使用量を44.00重量部とし、ポリビニルアルコール系重合体として粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)の使用量を7重量部(単官能単量体及び架橋性単量体の合計量100重量部に対して、28重量部)とし、水の使用量を23.96重量部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
多価アルコールとしてのグリセリンの使用量を44.00重量部とし、水の使用量を30.96重量部として、ポリビニルアルコール系重合体としての粘度平均重合度が500で、けん化度が88モル%であるポリビニルアルコール(PVA)を使用しない以外は、実施例1と同様にして、厚さ300μmのシート状のハイドロゲル(ハイドロゲルシート)を得た。
ハイドロゲルシートを温度23±2℃、湿度50±5%の環境下で16時間状態調節したものを0時間のサンプルとし、前記の通り16時間状態調節した後、アルミラミネートフィルム製の袋中に密閉包装をして85℃の恒温条件下に100時間静置したものを100時間のサンプルとする。0時間及び100時間のそれぞれのサンプルについて、温度23±2℃、湿度50±5%の環境下で試験片をJISK6251−2010に規定するダンベル状3号形で3枚打ち抜いた。なお、実施例1〜9並びに比較例1、4、及び5で得たハイドロゲルシートについては、保護フィルムを外して、試験片を作製した。
Fm:最大の力(N)
W:打ち抜き刃形の平行部分の幅(mm)
t:平行部分の厚さ(mm)
Ly:降伏点yのつかみ具間隔(mm)
L0:初期のつかみ具間隔(mm)
降伏点yは、最大点応力時とする。
上記の通り測定したハイドロゲルシートの引張破断強度(初期値)と引張破断強度(100時間経過後)とを用い、変化率を以下の算出式により求めた。そして、得られた変化率が、80%以上のものを「◎」、80%未満〜50%以上のものを「○」、50%未満のものを「△」と評価した。
C=(S1/S0)×100
C:変化率(%)
S0:引張破断強度(初期値)(kPa)
S1:引張破断強度(100時間経過後)(kPa)
−色座標b*の測定方法−
ハイドロゲルシートを温度23±2℃、湿度50±5%の環境下で16時間状態調節したものを0時間のサンプルとし、前記の通り16時間状態調節した後、アルミラミネートフィルム製の袋中に密閉包装をして85℃の恒温条件下に100時間静置したものを100時間のサンプルとする。0時間及び100時間のそれぞれのサンプルについて、温度23±2℃、湿度50±5%の環境下で4cm角にカットしたものを試験片とする。なお、実施例1〜9並びに比較例1、4、及び5で得たハイドロシートについては、保護フィルムを外して、試験片を作製した。
上記実施例1〜9、並びに比較例1、4、及び5で得られた各ハイドロゲルシートの0時間のサンプルから作製した試験片を用い、上記測定方法により、色座標b*(以下、「色座標b*(初期値)」という)を測定した。
Δb*=b*2−b*1
b*1:b*色座標(初期値)
b*2:b*色座標(100時間経過後)
ハイドロゲルシートを20mmφにカットしたものを試験片とする。なお、実施例1〜9並びに比較例1、4、及び5で得たハイドロシートについては、保護フィルムを外して、試験片を作製した。
Claims (7)
- 高分子マトリックスと、ポリビニルアルコール系重合体と、水と、多価アルコールとを含むハイドロゲルであって、
前記高分子マトリックスが、分子内に重合性の炭素−炭素二重結合を1つ有する単官能単量体と、分子内に重合性の炭素−炭素二重結合を2つ以上有する架橋性単量体との共重合体からなり、
前記高分子マトリックス内に、粘度平均重合度が200〜1500のポリビニルアルコール系重合体と、水と、少なくとも一種の多価アルコールとを含む混合液が保持されており、
前記ポリビニルアルコール系重合体の含有量が、前記高分子マトリックス100重量部に対して、35〜70重量部であることを特徴とするハイドロゲル。 - 請求項1に記載のハイドロゲルであって、
当該ハイドロゲルの全量100重量部に対して、前記単官能単量体に由来する構造単位を15〜40重量部含み、前記架橋性単量体に由来する構造単位を0.001〜1.0重量部含むことを特徴とするハイドロゲル。 - 請求項1又は2に記載のハイドロゲルであって、
前記ポリビニルアルコール系重合体のけん化度が80〜98モル%であることを特徴とするハイドロゲル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のハイドロゲルであって、
引張破断強度が500kPa以上で、引張破断伸びが100%以上であることを特徴とするハイドロゲル。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハイドロゲルであって、
前記単官能単量体が、(メタ)アクリルアミド系単官能単量体を含むことを特徴とするハイドロゲル。 - 請求項5に記載のハイドロゲルであって、
前記(メタ)アクリルアミド系単官能単量体の窒素原子に少なくとも1つの水素が結合していることを特徴とするハイドロゲル。 - 請求項5又は6に記載のハイドロゲルであって、
前記(メタ)アクリルアミド系単官能単量体がヒドロキシル基を有することを特徴とするハイドロゲル。
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