JP5949739B2 - ロボットシステム、容器の開栓方法及び被加工物の製造方法 - Google Patents

ロボットシステム、容器の開栓方法及び被加工物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ロボットシステム、容器の開栓方法及び被加工物の製造方法に関する。
従来、締め付けによって所定の容器に取り付けられたスクリューキャップの開栓作業を行うロボットシステムが知られている。例えば特許文献1に記載されたロボットシステムでは、スクリューキャップの上面に垂直な方向からアーム及びアームの先端に取付けられたハンドをスクリューキャップに近づけ、ハンドの先端でスクリューキャップを把持し当該スクリューキャップを回転させることにより開栓作業を行っている。
特開2004−28783号公報
ところで、スクリューキャップの封止は、通常人手により行われるものであるところ、作業者によっては強固にスクリューキャップが閉められている場合がある。このような場合には、上述した特許文献1に記載されたロボットシステムでは、開栓作業に失敗する場合がある。
そこで本発明は、開栓作業を適切に行うことができるロボットシステム、容器の開栓方法及び被加工没の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るロボットシステムは、第1ロボットと、第1ロボットに取り付けられた第1ハンドと、第1ロボットの動作を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、締め付けによって所定の容器に取り付けられたスクリューキャップを、第1姿勢で第1ハンドに把持させた状態で、第1ハンドを回転させる初期制御部と、初期制御部により第1ハンドを動作させた後に、スクリューキャップを第1姿勢とは異なる第2姿勢で第1ハンドに把持させた状態で、第1ハンドを回転させる通常制御部と、を有する。
本発明に係る容器の開栓方法は、締め付けによって所定の容器に取り付けられたスクリューキャップを、第1ロボットに取り付けられた第1ハンドに第1姿勢で把持させた状態で、第1ハンドを回転させる初期制御工程と、初期制御工程後に、スクリューキャップを第1姿勢とは異なる第2姿勢で第1ハンドに把持させた状態で、第1ハンドを回転させる通常制御工程と、を含む。
本発明に係る被加工物の製造方法は、容器本体と該容器本体に締め付けにより取り付けられたスクリューキャップとを有する被加工物の製造方法であって、スクリューキャップを、第1ロボットに取り付けられた第1ハンドに第1姿勢で把持させた状態で、第1ハンドを回転させる初期制御工程と、初期制御工程後に、スクリューキャップを第1姿勢とは異なる第2姿勢で第1ハンドに把持させた状態で、第1ハンドを回転させる通常制御工程と、を含む。
本発明に係るロボットシステム、容器の開栓方法及び被加工物の製造方法によれば、開栓作業を適切に行うことができる。
本実施形態に係るロボットシステム及び処理用機器の斜視図である。 (a)は図1に示されたロボットシステムの正面図、(b)は図1に示されたロボットシステムの平面図である。 図1に示されたロボットシステムに含まれるハンドの正面図である。 コントローラの機能ブロックを示す図である。 把持具の平面図である。 把持具の使用状態を示した斜視図である。 初期制御時のロボットシステムを示す斜視図である。 初期制御時のロボットシステムを示す斜視図である。 通常制御時のロボットシステムを示す斜視図である。 通常制御時のロボットシステムを示す斜視図である。 開栓作業の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係るロボットシステムは、締め付けによって所定の容器に取り付けられたスクリューキャップの開栓作業を行うロボットシステムである。所定の容器としては、例えば遠沈管やコニカルチューブ等が用いられる。以下では、血液や組織の一部等が含まれる検体(以下、単に検体という)の解析や検査を行う際に、当該検体が収容されたコニカルチューブのスクリューキャップを開栓する例について説明する。
図1は、本実施形態に係るロボットシステム及び処理用機器の斜視図である。ロボットシステム1及び処理用機器2は、例えば空気洗浄度が確保されたクリーニングルームに配置されており、検体50の解析や検査に用いられる。
処理用機器2は、コニカルチューブ21(被加工物)と、収納容器22と、把持具23とを備えている。コニカルチューブ21は、収容部21a(容器本体)、及びスクリューキャップ21bを有している。収容部21aは、その内部に空間を有する。収容部21aには、内部空間に連通する開口が形成されている。収容部21aの開口周辺の外周面には、雄ねじが形成されている。スクリューキャップ21bの内周面には、雌ねじが切られている。収容部21aの雄ねじとスクリューキャップ21bの雌ねじとが組み付けられることによって、スクリューキャップ21bが収容部21aに取り付けられている。収納容器22は、後述するスクリューキャップ21bの開栓作業後に、検体50が収納される容器である。把持具23は、ロボットシステム1のロボット(後述)がコニカルチューブ21を把持する際に用いられる。把持具23の詳細は後述する。
図2も参照しながら、ロボットシステム1の詳細について説明する。図2(a)は図1に示されたロボットシステム1の正面図、図2(b)は図1に示されたロボットシステム1の平面図である。ロボットシステム1は、ロボット10a(第1ロボット),10b(第2ロボット)と、ハンド11a(第1ハンド),11b(第2ハンド)と、コントローラ12と、胴体部13と、基台14とを備える。
基台14は、設置面に対しアンカーボルト(図示せず)等により固定されている。胴体部13は、基台14上に設けられている。胴体部13は、ロボット10a及びロボット10bが取り付けられた共通胴体である。胴体部13は、基台14の設置面に対して直交する回転軸Ax0周りに回転駆動するアクチュエータが設けられた関節部J0を有している。胴体部13は、基台14に対し関節部J0を介して旋回可能に設置されており、関節部J0に設けられたアクチュエータの駆動により基台14の設置面と略水平な方向に沿って旋回する。
ロボット10a,10bは、コントローラ12からの動作命令に基づいて動作する。動作命令とは、ロボットを動作させるプログラムであるコマンドや、ロボットを動作させるプログラムのまとまりであるジョブである。ロボット10aは、後述する開栓処理において、コニカルチューブ21のスクリューキャップ21bを把持して回転させるロボットである。また、ロボット10bは、後述する開栓処理において、コニカルチューブ21を所定の作業位置に固定するロボットである。ロボット10aはアーム15aを有している。また、ロボット10bはアーム15bを有している。アーム15a,15bは、その内部にアクチュエータが設けられたマニピュレータである。アーム15a,15bはそれぞれ胴体部13に支持されている。
アーム15a,15bは、基端側から先端側に向かって、肩部51、第1上腕部52、第2上腕部53、下腕部54、第1手首部55、第2手首部56、フランジ部57を有している。
肩部51は、アクチュエータが設けられた第1関節部J1を介して胴体部13に連結されている。肩部51は、第1関節部J1に設けられたアクチュエータの駆動により基台14の設置面に対して略水平な回転軸Ax1周りに回転する。第1上腕部52は、アクチュエータが設けられた第2関節部J2を介して肩部51に連結されている。第1上腕部52は、第2関節部J2に設けられたアクチュエータの駆動により回転軸Ax1に対して直交する回転軸Ax2周りに回転する。第2上腕部53は、アクチュエータが設けられた第3関節部J3を介して第1上腕部52に連結されている。第2上腕部53は、第3関節部J3に設けられたアクチュエータの駆動により回転軸Ax2に対して直交する回転軸Ax3周りに回転する。下腕部54は、アクチュエータが設けられた第4関節部J4を介して第2上腕部53に連結されている。下腕部54は、第4関節部J4に設けられたアクチュエータの駆動により回転軸Ax3に対して直交する回転軸Ax4周りに回転する。
第1手首部55は、アクチュエータが設けられた第5関節部J5を介して下腕部54に連結されている。第1手首部55は、第5関節部J5に設けられたアクチュエータの駆動により回転軸Ax4に対して直交する回転軸Ax5周りに回転する。第2手首部56は、アクチュエータが設けられた第6関節部J6を介して第1手首部55に連結されている。第2手首部56は、第6関節部J6に設けられたアクチュエータの駆動により回転軸Ax5に対して直交する回転軸Ax6周りに回転する。フランジ部57は、アクチュエータが設けられた第7関節部J7を介して第2手首部56に連結されている。フランジ部57は、第7関節部J7に設けられたアクチュエータの駆動により回転軸Ax6に対して直交する回転軸Ax7周りに回転する。このように、アーム15a,15bは回転軸Ax1〜Ax7までの7軸を有している。よって、ロボット10a,10bは7軸ロボットである。
ハンド11aは、ロボット10aのアーム15aに取り付けられたエンドエフェクタである。ハンド11bは、ロボット10bのアーム15bに取り付けられたエンドエフェクタである。より詳細には、ハンド11a,11bは、フランジ部57の先端に対し取り付けられている。ハンド11a,11bは、上述した回転軸Ax7周りに回転するフランジ部57に従動的に回転する。
ハンド11a,11bの詳細について、図3も参照しながら説明する。図3は、図1に示されたロボットシステム1に含まれるハンド11a,11bの正面図である。ハンド11a,11bは、ハンド本体112aと、ハンド本体112aの先端に設けられた対向する一対の把持部材112とを有している。一対の把持部材112は、互いに遠近する方向に移動可能であり、互いの相対距離の拡縮が可能とされている。互いの相対距離の拡縮を可能とする機構部はハンド本体112aの内部に収納されている。把持部材112を拡縮させる機構としては、よりシンプルにはラックアンドピニオンやボールネジが適用可能であるが、その他の機構を採用することもできる。各把持部材112は、互いに対向する位置に、第1の凹部113と、第2の凹部114と、爪部115とを有している。
第1の凹部113は、第2の凹部114及び爪部115の間に形成された凹部である。第1の凹部113は、把持部材112の内側において、把持部材112の延伸方向と交差する方向に凹んだ部分である。第1の凹部113における凹形状の底部113aは、第2の凹部114における凹形状の底部114aと比較して平坦部分の長さが長い。そのため、第1の凹部113は、対向する底部113a間で比較的大きな部材を把持することができる。また、第1の凹部113は、底部113aの平坦部分の長さが長く把持する部材と接する面が大きいため、把持する部材に力を与えやすい。
第2の凹部114は、第1の凹部113よりも把持部材112の基端側に形成された凹部である。第2の凹部114は、把持部材112の内側において、把持部材112の延伸方向と交差する方向に凹んだ部分である。第2の凹部114における凹形状の底部114aは、第1の凹部113における凹形状の底部113aと比較して平坦部分の長さが短い。そのため、第2の凹部114は、対向する底部114a間で比較的小さな部材を把持することができる。
爪部115は、把持部材112の先端に設けられている。爪部115は、その先端側に切り欠き部115aを有している。爪部115は、切欠き部115aを有することで、部材を把持する際の把持力を高めている。
図2に戻り、コントローラ12は、ロボット10a,10bの動作を制御する制御装置である。具体的には、コントローラ12は、ケーブルハーネス(図示せず)を介してロボット10a,10bのアクチュエータに接続されており、動作命令によってアクチュエータを駆動させ、ロボット10a,10bの動作を制御している。コントローラ12の詳細な機能について、図4も参照しながら説明する。
図4は、コントローラ12の機能ブロックを示す図である。図4に示されるように、コントローラ12は、制御部12a、初期制御部12b及び通常制御部12cを有している。コントローラ12は、スクリューキャップ21bの開栓作業に係る処理として、開栓前処理、開栓処理及び開栓後処理を、ロボット10a,10bと連動して行う。開栓前処理及び開栓後処理については制御部12aが、開栓処理については初期制御部12b及び通常制御部12cが、それぞれ行う。なお、以下では説明の便宜上、ロボット10a,10bの処理毎に、ロボット10a,10bに対して制御部12a等が動作命令を出力する場合を説明するが、開栓作業に係る全ての処理について一括で1つのジョブ(動作命令)を出力するものであってもよい。
制御部12aは、ロボット10a,10bに対して開栓前処理及び開栓後処理に関する動作命令を出すことにより、ロボット10a,10bの動作を制御する。以下、開栓前処理及び開栓後処理における制御部12aの処理について説明する。
開栓前処理とは、ロボット10a,10bによるスクリューキャップ21bの開栓が行われる前段階の準備処理である。制御部12aは、ロボット10bに対して、コニカルチューブ21を把持する動作命令を出力する。コニカルチューブ21が複数ある場合には、制御部12aは、ロボット10bに予め設定されたコニカルチューブ21を把持させる。また、制御部12aは、ロボット10bに対して、コニカルチューブ21を把持具23に設置する動作命令を出力する。
ここで、把持具23の詳細について図5及び図6も参照しながら説明する。図5は、把持具23の平面図である。図6は、把持具23の使用状態を示した斜視図である。把持具23は、対向する側壁部23a,23bを有している。側壁部23a,23bはそれぞれ内側が凹形状なっており、対向する当該凹形状によって略円状の挿入空間23cが形成されている。当該挿入空間23cに、コニカルチューブ21が挿入される。また、把持具23は、側壁部23aの一端側から垂直な方向に突出した突出部23d、側壁部23bの一端側から垂直な方向に突出した突出部23eを有している。突出部23d,23eは、ハンド11bが把持可能な程度に突出している。コニカルチューブ21が挿入空間23cに挿入された状態で、把持具23の突出部23d,23eの外側がハンド11bによって把持される。突出部23d,23eの外側が把持されることによって、側壁部23a,23bが互いに近接する方向へ移動し、把持前と比較して挿入空間23cが狭くなる。その結果、側壁部23a,23b間でコニカルチューブ21を固定することが可能となる。
把持具23は以下のように使用される。把持具23が設置された所定位置には、挿入空間23cに挿入されたコニカルチューブ21を支持する部材が設けられている。まず、ロボット10bによって把持されたコニカルチューブ21が、所定位置に設置された把持具23の挿入空間23cに挿入され、コニカルチューブ21を支持する部材によって支持される。そして、図6に示されるように、ロボット10bがハンド11bにより突出部23d,23eを把持する。このことで、挿入空間23cが狭くなり、側壁部23a,23b間でコニカルチューブ21が固定されて、コニカルチューブ21の把持が可能となる。
制御部12aは、ロボット10bに対して、コニカルチューブ21を把持した状態で所定の作業位置に移動し、当該作業位置で停止する動作命令を出力する。所定の作業位置とは、処理用機器2の位置や他の処理を考慮して安全に作業が行える位置である。また、制御部12aは、ロボット10bに対して、コニカルチューブ21に収容された検体50の攪拌処理を行う動作命令を出力する。攪拌処理とは、検体50を混ぜる処理であって、例えばコニカルチューブ21を上下逆さにした状態で8秒〜12秒程度保持する処理等をいう。制御部12aは、攪拌処理が完了すると、攪拌処理が完了したことを示す情報を初期制御部12b及び通常制御部12cに出力する。以上が、開栓前処理における制御部12aの動作である。次に、開栓後処理における制御部12aの動作について説明する。
開栓後処理とは、ロボット10a,10bによるスクリューキャップ21bの開栓が完了した後の処理をいう。制御部12aは、ロボット10bに対して、コニカルチューブ21に収容された検体50を収納容器22に収納する動作命令を出力する。また、制御部12aは、ロボット10aに対して、検体50の収納後のコニカルチューブ21に対してスクリューキャップ21bを締め付ける動作命令を出力する。また、制御部12aは、ロボット10bに対して、検体50の収納後のコニカルチューブ21を開栓前処理が行われる前に設置されていた場所に戻す動作命令を出力する。
初期制御部12b及び通常制御部12cは、ロボット10a,10bに対して開栓処理に関する動作命令を出力することにより、ロボット10a,10bの動作を制御する。初期制御部12b及び通常制御部12cは、ロボット10bに対しては、開栓処理が行われている間はコニカルチューブ21を所定の作業位置に固定する動作命令を出力する。初期制御部12b及び通常制御部12cの処理について、図7〜図10も参照しながら説明する。図7及び図8は、初期制御時のロボットシステム1を示す斜視図である。図9及び図10は、通常制御時のロボットシステムを示す斜視図である。
初期制御部12bは、スクリューキャップ21bを第1姿勢でハンド11aに把持させるロボット10aの動作命令を出力する。第1姿勢とは、ハンド11aの第1の凹部113がスクリューキャップ21bと当接する姿勢である(図7参照)。ここでは、第1姿勢は、ハンド11aが水平方向からスクリューキャップ21bを把持する姿勢となる。具体的には、第1姿勢は、ハンド11aの把持部材112の軸線がコニカルチューブ21の軸線と直交する状態で、スクリューキャップ21bを把持する姿勢となる。上述したように、第1の凹部113はその底部113aの平坦部分の長さが長いため、スクリューキャップ21bと当接する面が大きくなり、スクリューキャップ21bに効果的に力を与えることができる。また、第1の凹部113の角部がスクリューキャップ21bの外面に係止するため、スクリューキャップ21bに効果的に力を与えることができる。
初期制御部12bは、ロボット10aに対して、上述した第1姿勢でハンド11aを回転させる動作命令を出力する。具体的には、初期制御部12bは、第7関節部J7、第6関節部J6、第5関節部J5、及び第4関節部J4を共に駆動させることにより、ハンド11a等をスクリューキャップ21bの中央21cを中心として回転させる(図2(b)、図7、及び図8参照)。
初期制御部12bは、スクリューキャップ21bを把持したハンド11aを、30°〜60°程度回転させる。また、初期制御部12bは、当該回転を、ハンド11aに例えば2回行わせる。すなわち、1回目の回転が完了すると、初期制御部12bは、ロボット10aに対して、スクリューキャップ21bの把持を解除させるとともにハンド11aを回転動作の初期姿勢に戻す動作命令を出力する。その後、初期制御部12bは、ロボット10aに対して、スクリューキャップ21bを把持させ、ハンド11aを回転させる動作命令を出力する。
通常制御部12cは、初期制御部12bの動作命令によってハンド11aが回転動作させられた後に、ロボット10aに対して、スクリューキャップ21bを第2姿勢でハンド11aに把持させる動作命令を出力する。第2姿勢とは、上述した第1姿勢とは異なる姿勢である。具体的には、第2姿勢とは、ハンド11aの爪部115がスクリューキャップ21bと当接する姿勢である(図9参照)。また、第2姿勢とは、ハンド11aが直交方向からスクリューキャップ21bを把持する姿勢である。具体的には、第2姿勢は、ロボット10aの最も先端側の回転軸Ax7とスクリューキャップ21bの回転軸AxSとが一致する姿勢であり(図9参照)、言い換えるとハンド11aの把持部材112の軸線がコニカルチューブ21の軸線と平行な状態で、スクリューキャップ21bを把持する姿勢となる。
通常制御部12cは、ロボット10aに対して、上述した第2姿勢でハンド11aを回転させる動作命令を出力する。具体的には、通常制御部12cは、フランジ部57を回転軸Ax7周りに回転させる。この場合、水平方向におけるスクリューキャップ21bの中心からハンド11aのハンド本体112aの外周面までの距離が回転動作する回転半径となる。これにより、フランジ部57及びフランジ部57に従動するハンド11aが一体的に回転する(図9参照)。当該回転半径は、第1姿勢で回転させられる際の回転半径よりも短い(すなわち、動作する際に外部へ干渉する領域が小さい)。また、第1姿勢での回転では複数の関節部が同時に駆動した合力でスクリューキャップ21bを回転させていたのに対し、第2姿勢での回転では一の関節部(第7関節部J7)のみで高速に駆動している。
通常制御部12cは、スクリューキャップ21bを把持したハンド11aを、160°〜200°程度回転させる。第2姿勢での回転動作が完了すると、収容部21aに対するスクリューキャップ21bの締め付けは完全に解除される。そのため、通常制御部12cは、第2姿勢での回転動作完了後、スクリューキャップ21bを把持したハンド11aを上方に移動させ(図10参照)、開栓処理を完了する。
次に、開栓作業の手順について、図11を参照して説明する。図11は、開栓作業の手順を示すフローチャートである。まず、制御部12aの動作命令に基づいて、ロボット10bによりコニカルチューブ21が把持される(ステップS1)。つづいて、制御部12aの動作命令に基づいて、ロボット10bによりコニカルチューブ21が把持具23にセットされる(ステップS2)。以下、ロボット10bによるコニカルチューブ21の把持は把持具23を介して行われる。
つづいて、制御部12aの動作命令に基づいて、ロボット10bによりコニカルチューブ21が所定の作業位置に固定される(ステップS3)。つづいて、制御部12aの動作命令に基づいて、ロボット10bによりコニカルチューブ21に収容された検体50の攪拌処理が行われる(ステップS4)。
つづいて、初期制御部12bの動作命令に基づいて、ハンド11aによりスクリューキャップ21bが第1姿勢で把持される(ステップS5、初期制御工程)。そして、初期制御部12bの動作命令に基づいて、第1姿勢でスクリューキャップ21bを把持するハンド11aにより第1姿勢での回転が行われる(ステップS5、初期制御工程)。
つづいて、通常制御部12cの動作命令に基づいて、ハンド11aによりスクリューキャップ21bが第2姿勢で把持される(ステップS6、通常制御工程)。そして、通常制御部12cの動作命令に基づいて、第2姿勢でスクリューキャップ21bを把持するハンド11aにより第2姿勢での回転が行われる(ステップS6、通常制御工程)。
そして、第2姿勢での回転動作完了後、通常制御部12cの動作命令に基づいて、スクリューキャップ21bを把持したハンド11aが上方に移動し、開栓処理が完了する。開栓処理の完了後、制御部12aの動作命令に基づいて、ロボット10bによりコニカルチューブ21に収容された検体50が収納容器22に収納される(ステップS7)。その後、検体収納後のコニカルチューブ21に再度スクリューキャップ21bが締め付けられるとともに、当該検体50の収納後のコニカルチューブ21が、開栓処理前に設置されていた場所に戻され、一連の開栓作業が完了する。また、上記動作により、収容部21a及びスクリューキャップ21bを有するコニカルチューブ21の製造方法が終了する。
次に、本実施形態に係るロボットシステム1の作用効果について説明する。
通常、所定の容器に取り付けられたスクリューキャップを開栓する開栓作業においては、初期回転時に、その後の通常回転時と比べてより大きな回転力が求められる。一方、通常回転時には、初期回転時のような大きな回転力は必要とされず、より迅速に開栓作業を行うことが求められる。本実施形態に係るロボットシステム1及び開栓方法では、初期回転時と通常回転時とで、ハンド11aの回転姿勢が異なる。具体的には、初期回転時には、比較的大きな回転力を付与できる第1姿勢とし、通常回転時には高速にスクリューキャップ21bを回転させることができる第2姿勢としている。このように、開栓作業の段階毎に異なる姿勢でハンド11aを回転させることで、各段階に応じた適切な作業が可能となり、初期回転時に開栓に失敗することを抑制しながらその後の通常回転時の開栓作業を迅速化できる。
また、本実施形態に係るロボットシステム1及び開栓方法では、初期制御部12bが、複数の関節部、具体的には第7関節部J7、第6関節部J6、第5関節部J5、及び第4関節部J4を同時に駆動させてハンド11aを回転させ、通常制御部12cが、一の関節部、具体的には第7関節部J7のみを駆動させてハンド11aを回転させる。このように、初期回転時においては複数の関節部を同時に駆動させて回転力を大きくするとともに、通常回転時においては一の関節部のみを駆動させることによって迅速に開栓作業を行うことができる。
また、本実施形態に係るロボットシステム1及び開栓方法では、ハンド11a,11bが、相対距離の拡縮が可能な一対の把持部材112を有していることで、回転力をスクリューキャップ21bに適切に付与することができる。
また、本実施形態に係るロボットシステム1及び開栓方法では、第1姿勢と第2姿勢とで、スクリューキャップ21bとハンド11aとが当接する位置及び角度が異なっている。具体的には、初期制御部12bにより制御される初期回転時の第1姿勢においては、ハンド11aの第1の凹部113がスクリューキャップ21bと当接し、且つ、ハンド11aが水平方向からスクリューキャップ21bを把持している。平坦部分の長さが長い第1の凹部113の底部113aでスクリューキャップ21bと接することにより、ハンド11aがスクリューキャップ21bと接する面を大きくすることができ、スクリューキャップ21bに効果的に回転力を与えることができる。また、第1の凹部113の角部がスクリューキャップ21bの外周面と係止して、スクリューキャップ21bに効果的に回転力を与えることができる。そして、ハンド11aが水平方向からスクリューキャップ21bを把持することで、上述した第1の凹部113でのスクリューキャップ21bの把持を円滑に行うことができる。一方、通常制御部12cにより制御される通常回転時の第2姿勢においては、ハンド11aの爪部115がスクリューキャップ21bと当接し、且つ、ハンド11aが直交方向からスクリューキャップ21bを把持している。ハンド11aが直交方向からスクリューキャップ21bを把持することで、上述した第7関節部J7のみを駆動させた迅速な開栓作業が可能になる。
また、本実施形態に係るロボットシステム1及び開栓方法では、制御部12aは、ロボット10bの動作を制御して、コニカルチューブ21をハンド11bで把持させ、コニカルチューブ21を所定の作業位置に固定させることで、所望の場所で上述した開栓作業を行うことができる。
また、本実施形態に係るロボットシステム1及び開栓方法では、ハンド11bが、把持具23を用いて把持することによって、コニカルチューブ21に傷がつくことを抑制できる。
また、本実施形態に係るロボットシステム1及び開栓方法では、ロボット10a及びロボット10bが取り付けられた胴体部13をさらに備え、胴体部13がロボット10a及びロボット10bを支持する構造とすることで、別体として構成された2つのロボットによる作業の連動性を向上させることができる。
また、本実施形態に係るロボットシステム1及び開栓方法では、ロボット10aが人体と同じ7自由度を持つ7軸ロボットを用ているため、より人の動きに近い動きをロボットで実現することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態に係るロボットシステム1では、初期制御部12bにより制御される初期回転時の第1姿勢と、通常制御部12cにより制御される通常回転時の第2姿勢とで、スクリューキャップ21bとハンド11aとが当接する位置及び角度が異なっているとして説明したが、必ずしもこれに限定されず、第1姿勢と第2姿勢でスクリューキャップとハンドとが当接する位置又は角度のいずれかが異なっていればよい。また、第1姿勢と第2姿勢でスクリューキャップとハンドとが当接する位置及び角度の双方が同じであってもよい。
また、ロボット10aとロボット10bを備えるとして説明したが、スクリューキャップを把持するハンドが設けられたロボットがあればよく、コニカルチューブを固定するロボット(本実施形態におけるロボット10b)は必ずしも必要ではない。スクリューキャップを把持するハンドが設けられたロボットのみで開栓作業を行う場合には、コニカルチューブは所定の固定位置に固定されていればよい。
1…ロボットシステム、10a,10b…ロボット、11a,11b…ハンド、12…コントローラ、12a…制御部、12b…初期制御部、12c…通常制御部、13…胴体部、14…基台、21b…スクリューキャップ、23…把持具、112…把持部材。

Claims (10)

  1. 第1ロボットと、
    前記第1ロボットに取り付けられた第1ハンドと、
    前記第1ロボットの動作を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    締め付けによって所定の容器に取り付けられたスクリューキャップを、第1姿勢で前記第1ハンドに把持させた状態で、前記第1ハンドを回転させる初期制御部と、
    前記初期制御部により前記第1ハンドを動作させた後に、前記スクリューキャップを前記第1姿勢とは異なる第2姿勢で前記第1ハンドに把持させた状態で、前記第1ハンドを回転させる通常制御部と、
    を有し、
    前記初期制御部及び前記通常制御部は、
    前記スクリューキャップが開栓する方向に、前記第1ハンドを回転させる、ロボットシステム。
  2. 前記第1ロボットは、回転駆動可能な関節部を複数有しており、
    前記初期制御部は、複数の前記関節部を同時に駆動させて前記第1ハンドを回転させ、
    前記通常制御部は、一の前記関節部を駆動させて前記第1ハンドを回転させる、請求項1記載のロボットシステム。
  3. 前記第1ハンドは、相対距離の拡縮が可能な一対の把持部材を有している、請求項1又は2記載のロボットシステム。
  4. 前記第1姿勢と前記第2姿勢とで、前記スクリューキャップと前記第1ハンドとが当接する位置又は角度の少なくともいずれか一方が異なる、請求項1〜3のいずれか一項記載のロボットシステム。
  5. 第2ロボットと、
    前記第2ロボットに取り付けられた第2ハンドと、
    を備え、
    前記制御装置は、前記第2ロボットの動作を制御して、前記所定の容器を前記第2ハンドで把持させ、前記所定の容器を所定の作業位置に固定させる請求項1〜4のいずれか一項記載のロボットシステム。
  6. 前記第2ハンドは、前記所定の容器を所定の把持具を用いて把持する請求項5に記載のロボットシステム。
  7. 前記第1ロボット及び前記第2ロボットが取り付けられた共通胴体をさらに備える、請求項5又は6記載のロボットシステム。
  8. 前記第1ロボットは7軸ロボットである、請求項1〜7のいずれか一項記載のロボットシステム。
  9. 締め付けによって所定の容器に取り付けられたスクリューキャップを、第1ロボットに取り付けられた第1ハンドに第1姿勢で把持させた状態で、前記第1ハンドを回転させる初期制御工程と、
    前記初期制御工程後に、前記スクリューキャップを前記第1姿勢とは異なる第2姿勢で前記第1ハンドに把持させた状態で、前記第1ハンドを回転させる通常制御工程と、を含み、
    前記初期制御工程及び前記通常制御工程では、
    前記スクリューキャップが開栓する方向に、前記第1ハンドを回転させる、容器の開栓方法。
  10. 容器本体と該容器本体に締め付けにより取り付けられたスクリューキャップとを有する被加工物の製造方法であって、
    前記スクリューキャップを、第1ロボットに取り付けられた第1ハンドに第1姿勢で把持させた状態で、前記第1ハンドを回転させる初期制御工程と、
    前記初期制御工程後に、前記スクリューキャップを前記第1姿勢とは異なる第2姿勢で前記第1ハンドに把持させた状態で、前記第1ハンドを回転させる通常制御工程と、を含み、
    前記初期制御工程及び前記通常制御工程では、
    前記スクリューキャップが開栓する方向に、前記第1ハンドを回転させる、被加工物の製造方法。
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