JP5949058B2 - 携帯用印字装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラテンローラの外周面に沿ってUターン面が設けられたUターンガイドを有する携帯用印字装置に関するものである。
従来の携帯用印字装置には、下記特許文献1に記載された技術のように、印字用紙の搬送をプラテンローラの回りで方向転換するために、Uターンガイドが設けられたものがある。
特開2003−320730号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、Uターンガイドがプラテンローラに対してコイルバネで付勢されている。つまり、UターンガイドのUターン面はプラテンローラの外周面を直接に押圧している。そのため、印字用紙の搬送を高速化する観点から、駆動源でもあるプラテンローラの回転を速くすると、プラテンローラには非常に高い駆動負荷がかかってしまうことになる。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、UターンガイドのUターン面に沿った外周面を有するプラテンローラの駆動負荷を低減させることで、印字用紙の搬送が高速化された携帯用印字装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、携帯用印字装置であって、回転駆動されるピックアップローラと、前記ピックアップローラで搬送された印字用紙の搬送方向下流側に設けられ、Uターン面が形成されたUターンガイドと、前記UターンガイドのUターン面に沿いながら所定距離離隔された状態の外周面を有し、回転駆動されるプラテンローラと、ラインヘッド形の印字ヘッドと、前記プラテンローラの外周面に付勢され前記印字ヘッドを支持するヘッド支持部と、を備え、前記Uターンガイドが上下方向略中央で略二分割された形状をなす第1Uターンガイドと第2Uターンガイドとで構成され、前記第1Uターンガイドは前記ヘッド支持部に固定されて前記プラテンローラとの距離は可変に構成され、前記第2Uターンガイドは前記プラテンローラとの距離を不変に構成され、前記第1UターンガイドのUターン面及び前記第2UターンガイドのUターン面は、前記プラテンローラの外周面に沿うような凹湾曲状にそれぞれ形成され、前記第1Uターンガイドと前記第2Uターンガイドとが隣り合う箇所では、前記第1UターンガイドのUターン面と前記プラテンローラの外周面との間である第1間隔よりも、前記第2UターンガイドのUターン面と前記プラテンローラの外周面との間である第2間隔が狭いこと、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する携帯用印字装置であって、前記ピックアップローラと前記プラテンローラの間には、前記ピックアップローラの前記印字用紙送り出し方向に対して傾斜した案内係止面が形成されている分離ブロックが設けられ、前記ピックアップローラで搬送される前記印字用紙は、前記案内係止面を介して前記第2間隔に搬送されること、を特徴とする。
すなわち、本発明の携帯用印字装置では、ラインヘッド形の印字ヘッドを支持するヘッド支持部がプラテンローラの外周面に付勢されることで、印字ヘッドはプラテンローラの外周面に当接している。プラテンローラの外周面は、UターンガイドのUターン面に沿いながら離隔された状態にある。従って、プラテンローラとピックアップローラとが回転駆動することにより、印字用紙の搬送が行われると、先ず、ピックアップローラで搬送された印字用紙は、印字用紙の搬送方向下流側に設けられたUターンガイドのUターン面とプラテンローラの外周面との間に搬送される。次に、UターンガイドのUターン面とプラテンローラの外周面との間に搬送された印字用紙は、UターンガイドのUターン面に沿って方向転換され、印字ヘッドと回転駆動中のプラテンローラの外周面に挟まれることにより搬送される。
この点、Uターンガイドは、第1Uターンガイドと第2Uターンガイドとで構成され、第1Uターンガイドはヘッド支持部に固定されてプラテンローラとの距離は可変に構成され、第2Uターンガイドはプラテンローラとの距離を不変に構成されている。このため、UターンガイドのUターン面とプラテンローラの外周面との間は確保され、UターンガイドのUターン面とプラテンローラの外周面とが当接することはないので、プラテンローラを高速回転させても、プラテンローラの駆動負荷は先行技術より却って低減する。つまり、本発明の携帯用印字装置では、UターンガイドのUターン面に沿った外周面を有するプラテンローラの駆動負荷を低減させたことで、印字用紙の搬送を高速化させることができる。
また、Uターンガイドを構成する第1Uターンガイドと第2Uターンガイドのうち、第1Uターンガイドがヘッド支持部に固定されているため、印字中にヘッド支持部が振動しても、その振動に同期して第1UターンガイドのUターン面も振動するので、UターンガイドのUターン面に沿って方向転換中の印字用紙を、ヘッド支持部に支持された印字ヘッドと回転駆動中のプラテンローラの外周面とにスムーズに挟ませることができる。
また、本発明の携帯用印字装置において、Uターンガイドを構成する第1Uターンガイドと第2Uターンガイドとが隣り合う箇所では、第1UターンガイドのUターン面とプラテンローラの外周面との間である第1間隔よりも、第2UターンガイドのUターン面とプラテンローラの外周面との間である第2間隔が狭いほど、UターンガイドのUターン面とプラテンローラの外周面との間に搬送された印字用紙は、引っ掛かることなく、UターンガイドのUターン面に沿って方向転換し易くなる。
本発明の一実施形態に係る携帯用印字装置の外観を示す斜視図である。 本体ケースの概略平面図である。 用紙パッケージの斜視図である。 本体ケースにおけるピックアップローラ部の斜視図である。 同携帯用印字装置の側断面図である。 (a)は印字機構部の拡大側面図、(b)は歯車伝動機構の側面図である。 印字機構部の拡大側面図である。 同携帯用印字装置のガイド板を表した平面図である。 同携帯用印字装置のガイド板を表した正面図である。 同携帯用印字装置のガイド板を表した底面図である。 同携帯用印字装置のガイド板を表した側面図である。
[1.携帯用印字装置の概略構造]
本発明の一実施形態に係る携帯用印字装置1の概略構造について、図1〜図6を参照しながら説明する。携帯用印字装置1は平面視A6サイズ又はA7サイズ程度の大きさで厚みが略2cm程度あるいはそれ以下の上面開放箱型の本体ケース2を有し、その上面の片側には固定カバー体3を有する。この固定カバー体3の箇所を除く本体ケース2内には感熱紙からなるカットシート状の印字用紙4を複数枚収納した用紙パッケージ5(図3参照)が収容できる用紙収容部6が形成されている。固定カバー体3の下面側の近傍には、印字機構部7としてのサーマルヘッド8、プラテンローラ9、Uターンガイド100及び用紙分離部としてのピックアップローラ11及び分離ブロック12等が配置されている。分離ブロック12には、ピックアップローラ11の用紙送り出し方向に対して傾斜した案内係止面121が形成されている。そして、用紙収容部6は、本体ケース2の側にて回動及びスライド可能な開閉支持手段(不図示)を介して開閉可能な蓋体13にて覆われる。
蓋体13の回動支点は、図5のロック位置と、不図示のロック解除位置との間で本体ケース2の上面に沿ってスライド可能に設けられている。蓋体13は回動支点がロック解除位置にあるときに上下に回動可能である。
印字ヘッドであるサーマルヘッド8はラインヘッド型であり、プラテンローラ9との間に挟まれて搬送される感熱型の印字用紙4の搬送方向に直交する方向に延びるライン毎に文字や画像等を印字することができる。1ライン印字する際の印字幅は印字用紙4の搬送方向に直交する方向の用紙幅に略等しく設定されている。サーマルヘッド8及びプラテンローラ9は、A6サイズ又はA7サイズ程度の印字用紙4の短辺方向の長さを有している。サーマルヘッド8を印字ヘッドとして用いるのは、印字用紙として感熱紙を用いることにより、インクやインクリボンの消耗品が不要であり、且つそのための機構を省略でき、携帯用印字装置1をコンパクトにできるからである。
感熱紙としては、サーマルヘッド8の加熱により発色する発色層を有する感熱発色タイプのものや、加熱により穿孔される穿孔層を基材層上に積層した感熱穿孔タイプのもの等、種々のものを使用できる。
用紙収容部6のうち、印字機構部7に近い側には、ピックアップローラ11と分離ブロック12とが配置されている(図5参照)。用紙収容部6内に収容された用紙パッケージ5は、閉止した蓋体13の本体内面側に設けた板バネ等の付勢手段15を介して用紙収容部6の底板6Aに向けて付勢される。用紙パッケージ5における積層した印字用紙4のうち、用紙パッケージ5外に露出した印字用紙4(最下層の用紙)がピックアップローラ11の上面に当接付勢される。このピックアップローラ11の回転駆動と分離ブロック12の案内係止面121との協働により、最下層の印字用紙4のみが分離ブロック12の下端とガイド板17との隙間を通過する。分離ブロック12に隣接してプラテンローラ9が回転可能に設けられ、その外周面に沿ってUターンガイド100が設けられている。ピックアップローラ11と案内係止面121により、用紙パッケージ5から1枚だけ分離搬送された印字用紙4はプラテンローラ9とUターンガイド100との間に搬送される。Uターンガイド100は、その断面がプラテンローラ9の外周面に沿うように断面横向き略U字状等の凹湾曲状のUターン面に形成されている。
従って、Uターンガイド100は、ピックアップローラ11で搬送された印字用紙4の搬送方向下流側に設けられている。また、Uターンガイド100は、第1Uターンガイド100Aと第2Uターンガイド100Bとを有する。
Uターンガイド100と、その上方に配置されて回動枢支部Pを中心にして回動可能に配置され、プラテンローラ9の上面の印字位置に接離可能なサーマルヘッド8の下面とにより、用紙収容部6から分離搬送された印字用紙4は横向きU字状に反転させて搬送され、プラテンローラ9の印字位置まで搬送される。サーマルヘッド8により印字用紙4の上面に印字され、分離ブロック12の上面と固定カバー体3の端縁との隙間20から蓋体13の外側に排紙される構成である(図5参照)。サーマルヘッド8はその背面(上面側)にコイルスプリング(付勢手段)19のばね掛け部が係止され、プラテンローラ9側に付勢され、サーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A(図6(a)参照))がプラテンローラ9の上面に当接する。
プラテンローラ9及びピックアップローラ11の駆動機構は、本体ケース2の長辺に沿う一方の内側面(実施形態では図2に示す印字用紙4の搬送方向の右側)に配置された駆動モータ22と歯車伝動機構(ギヤ列)23とからなる。プラテンローラ9の直径がピックアップローラ11の直径より大きく、プラテンローラ9の箇所の用紙搬送速度をピックアップローラ11箇所での用紙搬送速度より大きく設定してピックアップローラ11と分離ブロック12との箇所での用紙分離をゆっくり行いプラテンローラ9による用紙搬送、ひいては印字速度を高速化している。そのために、プラテンローラ9の箇所での高速搬送に対してピックアップローラ11が連れ回り可能とするワンウエイクラッチ(図示せず)をギヤ列のプラテンローラ9より下流側に設けている。
つまり、図8〜図11に表されたようにして、プラテンローラ9、ピックアップローラ11、駆動モータ22、第2Uターンガイド100B等が、ガイド板17に設けられる。特に、第2Uターンガイド100Bは、その一部Gがガイド板17に差し込まれることによって固定されている。尚、ガイド板17は、本体ケース2内に設けられる。
すなわち、(金属)フレームの一部がガイド板17を構成していて、ガイド板17に第2Uターンガイド100Bが固定されており、(金属)フレームにプラテンローラ9(やピックアップローラ11)が回動可能に支持されている。それにより、プラテンローラ9と第2Uターンガイド100Bとの(相対的な)距離は一定の長さで維持されている。
[2.Uターンガイドの構造]
図5〜図7に表されるように、Uターンガイド100は、第1Uターンガイド100Aと第2Uターンガイド100Bとで構成される。特に、図7に表されるように、第1Uターンガイド100Aは、ヘッド支持部81に固定される。ヘッド支持部81とは、プラテンローラ9の外周面9Aに付勢手段19により付勢されるとともにサーマルヘッド8を支持するものである。これに対して、第2Uターンガイド100Bは、図11にも表されたように、その一部Gがガイド板17に差し込まれることによって、本体ケース2に内設されたガイド板17に固定される。第2間隔102Bは印字用紙4の厚みよりやや大きい。
第1Uターンガイド100Aと第2Uターンガイド100Bとが隣り合う箇所Qでは、段差が形成されている。その段差の形成は、第1Uターンガイド100AのUターン面101Aとプラテンローラ9の外周面9Aとの間である第1間隔102Aよりも、第2Uターンガイド100BのUターン面101Bとプラテンローラ9の外周面9Aとの間である第2間隔102Bが狭いことによる。
尚、第1Uターンガイド100AのUターン面101Aと第2Uターンガイド100BのUターン面101Bとにより、Uターンガイド100のUターン面101が構成される。
また、第1間隔102Aは、サーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)に向かうに連れて狭くなり、ヘッド支持部81のプラテンローラ9に対向する面であるサーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)と第1Uターンガイド100AのUターン面101Aとがなす角αは、サーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)に向かうに連れて大きくなるように、第1Uターンガイド100Aがヘッド支持部81に接合されている。
[3.まとめ]
すなわち、本実施の形態に係る携帯用印字装置1では、本体ケース2内において、ラインヘッド形のサーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)を支持するヘッド支持部81がプラテンローラ9の外周面9Aに付勢手段19により付勢されることで、サーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)はプラテンローラ9の外周面9Aに当接している。プラテンローラ9の外周面9Aは、Uターンガイド100のUターン面101に沿いながら離隔された状態にある。従って、プラテンローラ9とピックアップローラ11とが回転駆動することにより、印字用紙4の搬送が行われると、先ず、ピックアップローラ11で搬送された印字用紙4は、印字用紙4の搬送方向下流側に設けられたUターンガイド100のUターン面101とプラテンローラ9の外周面9Aとの間に搬送される。次に、Uターンガイド100のUターン面101とプラテンローラ9の外周面9Aとの間に搬送された印字用紙4は、Uターンガイド100のUターン面101に沿って方向転換され、サーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)と回転駆動中のプラテンローラ9の外周面9Aに挟まれることにより搬送される。
この点、Uターンガイド100は、第1Uターンガイド100Aと第2Uターンガイド100Bとで構成され、第1Uターンガイド100Aがヘッド支持部81に固定されるとともに第2Uターンガイド100Bが本体ケース2のガイド板17に固定されている。このため、Uターンガイド100のUターン面101とプラテンローラ9の外周面9Aとの間は確保され、Uターンガイド100のUターン面101とプラテンローラ9の外周面9Aとが当接することはないので、プラテンローラ9を高速回転させても、プラテンローラ9の駆動負荷は先行技術より却って低減する。つまり、本実施の形態に係る携帯用印字装置1では、Uターンガイド100のUターン面101に沿った外周面9Aを有するプラテンローラ9の駆動負荷を低減させたことで、印字用紙4の搬送を高速化させることができる。
また、Uターンガイド100を構成する第1Uターンガイド100Aと第2Uターンガイド100Bのうち、第2Uターンガイド100Bはガイド板17を介して本体ケース2に固定されており、印字中にヘッド支持部81が振動しても、第2Uターンガイド100BのUターン面101Bは安定しているため、ピックアップローラ11で搬送された印字用紙4を、Uターンガイド100のUターン面101に沿って方向転換させながらスムーズに搬送させることができる。さらに、第1Uターンガイド100Aはヘッド支持部81に固定されているため、印字中にヘッド支持部81が振動しても、その振動に同期して第1Uターンガイド100AのUターン面101Aも振動するので、Uターンガイド100のUターン面101に沿って方向転換中の印字用紙4を、ヘッド支持部81に支持されたサーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)と回転駆動中のプラテンローラ9の外周面9Aとにスムーズに挟ませることができる。
また、本実施形態に係る携帯用印字装置1において、Uターンガイド100を構成する第1Uターンガイド100Aと第2Uターンガイド100Bとが隣り合う箇所Qでは、第1Uターンガイド100AのUターン面101Aとプラテンローラ9の外周面9Aとの間である第1間隔102Aよりも、第2Uターンガイド100BのUターン面101Bとプラテンローラ9の外周面9Aとの間である第2間隔102Bが狭いので、Uターンガイド100のUターン面101とプラテンローラ9の外周面9Aとの間に搬送された印字用紙4は、引っ掛かることなく、Uターンガイド100のUターン面101に沿って方向転換し易くなる。
また、本実施形態に係る携帯用印字装置1において、第1Uターンガイド100AのUターン面101Aとプラテンローラ9の外周面9Aとの間である第1間隔102Aが、サーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)に向かうに連れて狭くなり、ヘッド支持部81のプラテンローラ9に対向する面(略平面)であるサーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)と第1Uターンガイド100AのUターン面101Aとがなす角αが、サーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)に向かうに連れて大きくなるように、第1Uターンガイド100Aがヘッド支持部81に接合されている。よって、Uターンガイド100のUターン面101に沿って方向転換中の印字用紙4を、サーマルヘッド8の印字部(発熱体部8A)と回転駆動中のプラテンローラ9の外周面9Aとにスムーズに挟ませることができる。
[4.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲に変更が可能である。
例えば、Uターンガイド100を構成する第1Uターンガイド100Aと第2Uターンガイド100Bとが隣り合う箇所Qでは、第2Uターンガイド100BのUターン面101Bの一部が、第1Uターンガイド100AのUターン面101Aとプラテンローラ9の外周面9Aとの間である第1間隔102Aに介在することによって、第2Uターンガイド100BのUターン面101Bとプラテンローラ9の外周面9Aとの間である第2間隔102Bから第1Uターンガイド100AのUターン面101Aとプラテンローラ9の外周面9Aとの間である第1間隔102Aに印字用紙4を引っ掛かることなく搬送させてもよい。
1 携帯用印字装置
2 本体ケース
4 印字用紙
8 サーマルヘッド(印字ヘッド)
8A サーマルヘッドの発熱体部
9 プラテンローラ
9A 外周面
11 ピックアップローラ
81 ヘッド支持部
100 Uターンガイド
100A 第1Uターンガイド
100B 第2Uターンガイド
101 Uターン面
101A 第1UターンガイドのUターン面
101B 第2UターンガイドのUターン面
102A 第1間隔
102B 第2間隔
Q 第1Uターンガイドと第2Uターンガイドとが隣り合う箇所
α ヘッド支持部のプラテンローラに対向する面であって第1Uターンガイドとの接合部より用紙の搬送方向下流側部分と第1UターンガイドのUターン面とがなす角

Claims (2)

  1. 携帯用印字装置であって、
    回転駆動されるピックアップローラと、
    前記ピックアップローラで搬送された印字用紙の搬送方向下流側に設けられ、Uターン面が形成されたUターンガイドと、
    前記UターンガイドのUターン面に沿いながら所定距離離隔された状態の外周面を有し、回転駆動されるプラテンローラと、
    ラインヘッド形の印字ヘッドと、
    前記プラテンローラの外周面に付勢され前記印字ヘッドを支持するヘッド支持部と、を備え、
    前記Uターンガイドが上下方向略中央で略二分割された形状をなす第1Uターンガイドと第2Uターンガイドとで構成され、
    前記第1Uターンガイドは前記ヘッド支持部に固定されて前記プラテンローラとの距離は可変に構成され、前記第2Uターンガイドは前記プラテンローラとの距離を不変に構成され
    前記第1UターンガイドのUターン面及び前記第2UターンガイドのUターン面は、前記プラテンローラの外周面に沿うような凹湾曲状にそれぞれ形成され、
    前記第1Uターンガイドと前記第2Uターンガイドとが隣り合う箇所では、前記第1UターンガイドのUターン面と前記プラテンローラの外周面との間である第1間隔よりも、前記第2UターンガイドのUターン面と前記プラテンローラの外周面との間である第2間隔が狭いこと、を特徴とする携帯用印字装置。
  2. 請求項1に記載する携帯用印字装置であって、
    前記ピックアップローラと前記プラテンローラの間には、前記ピックアップローラの前記印字用紙送り出し方向に対して傾斜した案内係止面が形成されている分離ブロックが設けられ、
    前記ピックアップローラで搬送される前記印字用紙は、前記案内係止面を介して前記第2間隔に搬送されること、を特徴とする携帯用印字装置。
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