JP2732136B2 - ラインサーマルプリンタ - Google Patents
ラインサーマルプリンタInfo
- Publication number
- JP2732136B2 JP2732136B2 JP1321862A JP32186289A JP2732136B2 JP 2732136 B2 JP2732136 B2 JP 2732136B2 JP 1321862 A JP1321862 A JP 1321862A JP 32186289 A JP32186289 A JP 32186289A JP 2732136 B2 JP2732136 B2 JP 2732136B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- guide
- frame
- thermal printer
- paper feed
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録紙の幅寸法規格が60mm,80mm,112mm等に
対応した小型のラインサーマルプリンタに関し、特にプ
リンタのフレーム構造に関する。
対応した小型のラインサーマルプリンタに関し、特にプ
リンタのフレーム構造に関する。
従来から小型のラインサーマルプリンタは計測分析機
器や、POS通信データ端末機器等の出力端末として用い
られてきた。かかる小型のラインサーマルプリンタは記
録紙の幅方向に所定の間隔を介して対向配置された一対
のサイドフレームと、両サイドフレーム間に平行的に配
置された紙送りガイドフレーム、プラテンローラ及びサ
ーマルヘッド等から構成されていた。そして一対のサイ
ドフレームに挟持される紙送りガイドフレームは長尺材
を記録紙の幅寸法規格に合わせて裁断し作成していた。
器や、POS通信データ端末機器等の出力端末として用い
られてきた。かかる小型のラインサーマルプリンタは記
録紙の幅方向に所定の間隔を介して対向配置された一対
のサイドフレームと、両サイドフレーム間に平行的に配
置された紙送りガイドフレーム、プラテンローラ及びサ
ーマルヘッド等から構成されていた。そして一対のサイ
ドフレームに挟持される紙送りガイドフレームは長尺材
を記録紙の幅寸法規格に合わせて裁断し作成していた。
しかしながら従来のラインサーマルプリンタのフレー
ム構造においては、紙送りガイドフレームと一対のサイ
ドフレームの相対的位置決め固定が容易でなく位置合わ
せ精度が悪いという問題点があった。又プリンタフレー
ム構造は記録紙の幅寸法規格に応じて独立的に設定され
ており、フレーム構成部品の共通化が難しいという問題
点があった。
ム構造においては、紙送りガイドフレームと一対のサイ
ドフレームの相対的位置決め固定が容易でなく位置合わ
せ精度が悪いという問題点があった。又プリンタフレー
ム構造は記録紙の幅寸法規格に応じて独立的に設定され
ており、フレーム構成部品の共通化が難しいという問題
点があった。
本発明は上述した従来の技術の問題点に鑑み、サイド
フレームと紙送りガイドフレームの組立精度を向上し且
つフレーム部品の汎用化を計る事を目的とする。
フレームと紙送りガイドフレームの組立精度を向上し且
つフレーム部品の汎用化を計る事を目的とする。
上述した目的を達成する為に、本発明によれば、紙送
りガイドフレームは記録紙の幅寸法規格にかかわらず一
定の断面形状を有する押し出し成形品からなり記録紙の
幅寸法規格に従って切断された長さを有するとともに、
その切断面部には各サイドフレームに対して位置決めを
する為の案内部が形成されている。この紙送りガイドフ
レームの案内部は好ましくは記録紙の幅方向に沿って形
成された位置決め案内溝からなり、各サイドフレームは
該位置決め案内溝に係合する位置合わせ用案内ピンを具
備している。
りガイドフレームは記録紙の幅寸法規格にかかわらず一
定の断面形状を有する押し出し成形品からなり記録紙の
幅寸法規格に従って切断された長さを有するとともに、
その切断面部には各サイドフレームに対して位置決めを
する為の案内部が形成されている。この紙送りガイドフ
レームの案内部は好ましくは記録紙の幅方向に沿って形
成された位置決め案内溝からなり、各サイドフレームは
該位置決め案内溝に係合する位置合わせ用案内ピンを具
備している。
又好ましくは紙送りガイドフレームはプラテンローラ
に関して後方側に記録紙のカールパスを規定する第一の
案内面部を有し、プラテンローラに関して前方側に記録
紙のストレートパスを規定する第二の案内面部を有して
いる。ロール状の記録紙はカールパスを通って供給され
プラテンローラの周囲に巻かれる形で紙送りされ排出パ
スから排出される。又カード状の記録紙はストレートパ
スを通じて供給されプラテンローラに接する状態で紙送
りされ共通の排出パスから排出される。即ち紙送りガイ
ドフレームは記録紙の寸法や厚みに応じて紙送り通路を
選択できる構造を与える様になっている。
に関して後方側に記録紙のカールパスを規定する第一の
案内面部を有し、プラテンローラに関して前方側に記録
紙のストレートパスを規定する第二の案内面部を有して
いる。ロール状の記録紙はカールパスを通って供給され
プラテンローラの周囲に巻かれる形で紙送りされ排出パ
スから排出される。又カード状の記録紙はストレートパ
スを通じて供給されプラテンローラに接する状態で紙送
りされ共通の排出パスから排出される。即ち紙送りガイ
ドフレームは記録紙の寸法や厚みに応じて紙送り通路を
選択できる構造を与える様になっている。
本発明によれば、紙送りガイドフレームには位置決め
案内溝が押し出し成形により形成されており、各サイド
フレームには該位置決め案内溝に係合する位置合わせ用
案内ピンが固着されているのでガイドフレームと一対の
サイドフレームは精度よく互いに位置決め固定される。
加えてサイドフレームの外形及び紙送りガイドフレーム
の断面形状は記録紙の幅寸法規格にかかわらず一定に設
計されている一方、紙送りガイドフレームの切断寸法を
記録紙の幅寸法規格に合わせて設定する様にしている。
案内溝が押し出し成形により形成されており、各サイド
フレームには該位置決め案内溝に係合する位置合わせ用
案内ピンが固着されているのでガイドフレームと一対の
サイドフレームは精度よく互いに位置決め固定される。
加えてサイドフレームの外形及び紙送りガイドフレーム
の断面形状は記録紙の幅寸法規格にかかわらず一定に設
計されている一方、紙送りガイドフレームの切断寸法を
記録紙の幅寸法規格に合わせて設定する様にしている。
以下図面に従って本発明の好適な実施例を詳細に説明
する。第1図は本発明にかかるラインサーマルプリンタ
の正面図である。図示する様に、ラインサーマルプリン
タは記録紙の幅方向に所定の間隔を介して対向配置され
た一対のサイドフレーム1及び2と、両サイドフレーム
間に位置決め固定された紙送りガイドフレーム3とから
構成されている。さらにプラテンローラ4が一対のサイ
ドフレーム1及び2の間に着脱可能に軸支されている。
又サーマルヘッド5がプラテンローラ4に対して対向的
に配置されている。サーマルヘッド5は一対のサイドフ
レーム1及び2の間に固定されたサイドフレームシャフ
ト6に着脱自在且つ揺動自在に係止されている。カバー
7がサーマルヘッド5を覆う様に配置されている。カバ
ー7はサイドフレームシャフト6に対して回転可能に軸
支されている。カバー7は開閉動作を行ない通常状態に
おいては閉じられており一対のネジ8及び9によりサイ
ドフレーム1及び2に係止されている。一方のサイドフ
レーム2の外側面には駆動ユニット10が分離可能に搭載
されておりプラテンローラ4を回転駆動し記録紙の紙送
りを行なう。又他方のサイドフレーム1の外側面にはヘ
ッドレバー11が取付けられており、このレバーを操作す
る事によりサーマルヘッド5をプラテンローラ4に対し
て圧接状態又は非圧接状態に選択的に制御する。
する。第1図は本発明にかかるラインサーマルプリンタ
の正面図である。図示する様に、ラインサーマルプリン
タは記録紙の幅方向に所定の間隔を介して対向配置され
た一対のサイドフレーム1及び2と、両サイドフレーム
間に位置決め固定された紙送りガイドフレーム3とから
構成されている。さらにプラテンローラ4が一対のサイ
ドフレーム1及び2の間に着脱可能に軸支されている。
又サーマルヘッド5がプラテンローラ4に対して対向的
に配置されている。サーマルヘッド5は一対のサイドフ
レーム1及び2の間に固定されたサイドフレームシャフ
ト6に着脱自在且つ揺動自在に係止されている。カバー
7がサーマルヘッド5を覆う様に配置されている。カバ
ー7はサイドフレームシャフト6に対して回転可能に軸
支されている。カバー7は開閉動作を行ない通常状態に
おいては閉じられており一対のネジ8及び9によりサイ
ドフレーム1及び2に係止されている。一方のサイドフ
レーム2の外側面には駆動ユニット10が分離可能に搭載
されておりプラテンローラ4を回転駆動し記録紙の紙送
りを行なう。又他方のサイドフレーム1の外側面にはヘ
ッドレバー11が取付けられており、このレバーを操作す
る事によりサーマルヘッド5をプラテンローラ4に対し
て圧接状態又は非圧接状態に選択的に制御する。
第2図は第1図に示すラインサーマルプリンタの右側
面図である。図示する様に通常の使用状態においてはカ
バー7は閉じられておりネジ8によりサイドフレーム1
に固定されている。そして一点鎖線で示す様にプリンタ
の保守点検時においてはカバー7は開かれた状態にあ
る。この時サーマルヘッド5はカバー7の回転に伴って
連動しサイドフレームシャフト6を中心にしてカバー7
と同方向に回転する。その結果サーマルヘッド5の圧接
面は露出されその保守点検が可能となる。
面図である。図示する様に通常の使用状態においてはカ
バー7は閉じられておりネジ8によりサイドフレーム1
に固定されている。そして一点鎖線で示す様にプリンタ
の保守点検時においてはカバー7は開かれた状態にあ
る。この時サーマルヘッド5はカバー7の回転に伴って
連動しサイドフレームシャフト6を中心にしてカバー7
と同方向に回転する。その結果サーマルヘッド5の圧接
面は露出されその保守点検が可能となる。
第3図は本発明の要部をなす紙送りガイドフレームの
端面図である。紙送りガイドフレーム3は押し出し成形
品からなる。押し出し成形は可塑状態にある金属材料を
金型を介して圧力を加え押し出してやる事により成形さ
れる。押し出し成形品はその押し出し方向に一定の断面
形状を有する。本発明にかかる紙送りガイドフレーム3
は長尺状の押し出し成形品を記録紙の幅寸法規格に合わ
せて適当に切断する事により作成される。その断面形状
は記録紙の幅寸法規格にかかわらず一定である。記録紙
の幅寸法規格としては60mm,80mm,112mm等がある。
端面図である。紙送りガイドフレーム3は押し出し成形
品からなる。押し出し成形は可塑状態にある金属材料を
金型を介して圧力を加え押し出してやる事により成形さ
れる。押し出し成形品はその押し出し方向に一定の断面
形状を有する。本発明にかかる紙送りガイドフレーム3
は長尺状の押し出し成形品を記録紙の幅寸法規格に合わ
せて適当に切断する事により作成される。その断面形状
は記録紙の幅寸法規格にかかわらず一定である。記録紙
の幅寸法規格としては60mm,80mm,112mm等がある。
第3図に示す様に、紙送りガイドフレーム3には一対
の位置決め案内溝12及び13が形成されている。本実施例
においては案内溝が用いられているが溝形状以外の形状
を有する案内部を設けてもよい。又紙送りガイドフレー
ム3は記録紙のカールパスを規定する為の第一の記録紙
案内面部14と、記録紙のストレートパスを規定する第二
の案内面部15とを有している。第一の記録紙案内面部14
には部品取付穴溝16が形成されており、第二の記録紙案
内面部17にも同一の形状を有する取付穴溝17が形成され
ている。さらに第二の記録紙案内面部15には記録紙の幅
方向に沿って段差18が形成されている。
の位置決め案内溝12及び13が形成されている。本実施例
においては案内溝が用いられているが溝形状以外の形状
を有する案内部を設けてもよい。又紙送りガイドフレー
ム3は記録紙のカールパスを規定する為の第一の記録紙
案内面部14と、記録紙のストレートパスを規定する第二
の案内面部15とを有している。第一の記録紙案内面部14
には部品取付穴溝16が形成されており、第二の記録紙案
内面部17にも同一の形状を有する取付穴溝17が形成され
ている。さらに第二の記録紙案内面部15には記録紙の幅
方向に沿って段差18が形成されている。
第4図は第1図に示すA−A線に沿って切断されたラ
インサーマルプリンタの断面図である。第4図を参照し
て本発明の要部をなすフレーム構造を説明する。図示す
る様にサイドフレーム1は記録紙の幅寸法規格にかかわ
らず一定の外形形状を有する。そのほぼ中央部にはU字
型の切欠部を有する。図示しないが他方のサイドフレー
ム2にも同様なU字型の切欠部がありプラテンローラ4
はこれら切欠部に対して着脱自在に軸支されている。一
対のサイドフレーム1及び2の間にはサイドフレームシ
ャフト6が装着されており、このサイドフレームシャフ
ト6に対してサーマルヘッド5及びカバー7が回動自在
に軸支されている。又サイドフレーム1の内側面には一
対の案内ピン19及び20が植立されている。案内ピン19及
び20はガイドフレーム3に形成された位置決め案内溝12
及び13に対応して配置されており、紙送りガイドフレー
ム3を一対のサイドフレーム1及び2の間に組込む時、
互いに係合し紙送りガイドフレーム3の位置決め固定を
行なう。
インサーマルプリンタの断面図である。第4図を参照し
て本発明の要部をなすフレーム構造を説明する。図示す
る様にサイドフレーム1は記録紙の幅寸法規格にかかわ
らず一定の外形形状を有する。そのほぼ中央部にはU字
型の切欠部を有する。図示しないが他方のサイドフレー
ム2にも同様なU字型の切欠部がありプラテンローラ4
はこれら切欠部に対して着脱自在に軸支されている。一
対のサイドフレーム1及び2の間にはサイドフレームシ
ャフト6が装着されており、このサイドフレームシャフ
ト6に対してサーマルヘッド5及びカバー7が回動自在
に軸支されている。又サイドフレーム1の内側面には一
対の案内ピン19及び20が植立されている。案内ピン19及
び20はガイドフレーム3に形成された位置決め案内溝12
及び13に対応して配置されており、紙送りガイドフレー
ム3を一対のサイドフレーム1及び2の間に組込む時、
互いに係合し紙送りガイドフレーム3の位置決め固定を
行なう。
プラテンローラ4の後方側に配置される紙送りガイド
フレーム3の第一の案内面部14はカールパス(矢印Cで
示される)を規定し、プラテンローラ4の前方側に配置
された第二の案内面部15は記録紙のストレートパス(矢
印Sで示す)を規定している。これら案内面部14及び15
に沿って供給された記録紙はプラテンローラ4により紙
送りされ共通の排出パス(矢印Dで示す)を通って外部
に排出される。第一の案内面部14に形成された部品取付
穴溝16と第二の記録紙案内面部15に形成された取付穴溝
17は同一の形状を有している。これら取付穴溝16及び17
には共通の記録紙検出素子21が選択的に装着されてい
る。即ち本発明にかかるラインサーマルプリンタを使用
する場合において、カールパスを専ら用いる場合には取
付穴溝16に記録紙検出素子21が選択的に取付けられ、逆
にストレートパスを専ら用いる場合には取付穴溝17に記
録紙検出素子21が取付けられる。何れにしても一対の取
付穴溝16及び17は同一の形状を有しているので記録紙検
出素子21は単にその取付個所を選択するだけでカールパ
ス及びストレートパスに兼用する事ができる。この記録
紙検出素子21は例えば反射型のフォトインタラプタから
なり記録紙の不存在を検出する事によりラインサーマル
プリンタの誤動作を防止している。又記録紙検出素子21
は受光部と受光部を搭載する基板から構成されている。
記録紙検出素子21を取付穴溝16あるいは17に取付ける場
合には基板の一端部をサイドフレーム1の内側面に当接
させる事により検出素子の記録紙幅方向における位置決
めを容易に行なう事ができる。即ち取付穴溝16及び17は
サイドフレーム1の内側面から所定の距離だけ離れて形
成されている。
フレーム3の第一の案内面部14はカールパス(矢印Cで
示される)を規定し、プラテンローラ4の前方側に配置
された第二の案内面部15は記録紙のストレートパス(矢
印Sで示す)を規定している。これら案内面部14及び15
に沿って供給された記録紙はプラテンローラ4により紙
送りされ共通の排出パス(矢印Dで示す)を通って外部
に排出される。第一の案内面部14に形成された部品取付
穴溝16と第二の記録紙案内面部15に形成された取付穴溝
17は同一の形状を有している。これら取付穴溝16及び17
には共通の記録紙検出素子21が選択的に装着されてい
る。即ち本発明にかかるラインサーマルプリンタを使用
する場合において、カールパスを専ら用いる場合には取
付穴溝16に記録紙検出素子21が選択的に取付けられ、逆
にストレートパスを専ら用いる場合には取付穴溝17に記
録紙検出素子21が取付けられる。何れにしても一対の取
付穴溝16及び17は同一の形状を有しているので記録紙検
出素子21は単にその取付個所を選択するだけでカールパ
ス及びストレートパスに兼用する事ができる。この記録
紙検出素子21は例えば反射型のフォトインタラプタから
なり記録紙の不存在を検出する事によりラインサーマル
プリンタの誤動作を防止している。又記録紙検出素子21
は受光部と受光部を搭載する基板から構成されている。
記録紙検出素子21を取付穴溝16あるいは17に取付ける場
合には基板の一端部をサイドフレーム1の内側面に当接
させる事により検出素子の記録紙幅方向における位置決
めを容易に行なう事ができる。即ち取付穴溝16及び17は
サイドフレーム1の内側面から所定の距離だけ離れて形
成されている。
次に第二の案内面部15の上端部に形成された段差18に
は長尺状不燃性のフィルム22の一方の長辺部が固着され
ている。又フィルム22の他方の長辺部はプラテンローラ
の外周面に密接されている。フィルム22は例えば耐熱性
のポリイミドフィルムからなり粘着又は接着により段差
18に固着されている。このフィルム22はサーマルヘッド
5の発熱体と紙送りガイドフレーム3の案内面部14を分
離する機能を有する。これにより記録紙として感熱紙を
用いた場合に加熱により発生する水蒸気がプラテンロー
ラ4の直下において案内面部14の表面に結露し感熱紙を
汚染する事を防止している。又フィルム22は段差18に固
着されており第二の記録紙案内面部15の表面から突起し
ていないのでストレートパスを通して挿入された記録紙
の紙送りを妨害する事がない。
は長尺状不燃性のフィルム22の一方の長辺部が固着され
ている。又フィルム22の他方の長辺部はプラテンローラ
の外周面に密接されている。フィルム22は例えば耐熱性
のポリイミドフィルムからなり粘着又は接着により段差
18に固着されている。このフィルム22はサーマルヘッド
5の発熱体と紙送りガイドフレーム3の案内面部14を分
離する機能を有する。これにより記録紙として感熱紙を
用いた場合に加熱により発生する水蒸気がプラテンロー
ラ4の直下において案内面部14の表面に結露し感熱紙を
汚染する事を防止している。又フィルム22は段差18に固
着されており第二の記録紙案内面部15の表面から突起し
ていないのでストレートパスを通して挿入された記録紙
の紙送りを妨害する事がない。
以上説明した様に、本発明によれば紙送りガイドフレ
ームは一定の断面形状を有する押し出し成形品からなり
記録紙の幅寸法規格に従って切断された長さを有すると
ともに位置決め案内溝が形成されており、一方一対のサ
イドフレームには該位置決め案内溝に係合する位置合わ
せ用案内ピンが植立されているので、紙送りガイドフレ
ームと一対のサイドフレームは精度よく互いに位置決め
固定する事ができるという効果がある。又紙送りガイド
フレームの断面形状及びサイドフレームの外周形状は記
録紙の幅寸法規格にかかわらず一定形状とする事ができ
るので、部品の共用化が計れるという効果もある。
ームは一定の断面形状を有する押し出し成形品からなり
記録紙の幅寸法規格に従って切断された長さを有すると
ともに位置決め案内溝が形成されており、一方一対のサ
イドフレームには該位置決め案内溝に係合する位置合わ
せ用案内ピンが植立されているので、紙送りガイドフレ
ームと一対のサイドフレームは精度よく互いに位置決め
固定する事ができるという効果がある。又紙送りガイド
フレームの断面形状及びサイドフレームの外周形状は記
録紙の幅寸法規格にかかわらず一定形状とする事ができ
るので、部品の共用化が計れるという効果もある。
第1図は本発明にかかるラインサーマルプリンタの一実
施例を示す正面図、第2図は第1図に示す実施例の右側
面図、第3図は第1図に示す実施例に用いられる紙送り
ガイドフレームの端面図、及び第4図は第1図に示すA
−A線に沿ったラインサーマルプリンタの断面図であ
る。 1……サイドフレーム、2……サイドフレーム 3……紙送りガイドフレーム 4……プラテンローラ、5……サーマルヘッド 12……位置決め案内溝、13……位置決め案内溝 14……第一の記録紙案内面部 15……第二の記録紙案内面部 16……部品取付穴溝、17……部品取付穴溝 18……段差、19……案内ピン 20……案内ピン、21……記録紙検出素子 22……フィルム
施例を示す正面図、第2図は第1図に示す実施例の右側
面図、第3図は第1図に示す実施例に用いられる紙送り
ガイドフレームの端面図、及び第4図は第1図に示すA
−A線に沿ったラインサーマルプリンタの断面図であ
る。 1……サイドフレーム、2……サイドフレーム 3……紙送りガイドフレーム 4……プラテンローラ、5……サーマルヘッド 12……位置決め案内溝、13……位置決め案内溝 14……第一の記録紙案内面部 15……第二の記録紙案内面部 16……部品取付穴溝、17……部品取付穴溝 18……段差、19……案内ピン 20……案内ピン、21……記録紙検出素子 22……フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−193862(JP,A) 実開 昭63−178154(JP,U) 実開 昭62−85436(JP,U) 実開 昭61−87954(JP,U) 実開 昭63−125547(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】記録紙の幅方向に所定の間隔を介して対向
配置された一対のサイドフレームと、 前記サイドフレーム間に平行的に配置されるとともに、
前記サイドフレームに対して位置決めするための案内部
が形成された紙送りガイドフレームと、 プラテンローラと、 サーマルヘッドと、を含むラインプリンタにおいて、 前記紙送りガイドフレームが記録紙のカールパスを規定
する第一の案内面部と記録紙のストレートパスを規定す
る第二の案内面部とを有するとともに、記録紙の案内面
と直交する方向の前記紙送りガイドフレームの断面形状
が記録紙の幅方向のいずれの位置においても同一形状で
あることを特徴とするラインサーマルプリンタ。 - 【請求項2】前記第二の案内面部に記録紙の幅方向に沿
って形成された段差に長尺状の不燃性フィルムの一方の
長辺部を固着するとともに、他方の長辺部をプラテンロ
ーラに密接させたことを特徴とする請求項1に記載のラ
インサーマルプリンタ。 - 【請求項3】前記第一及び第二の案内面部に同一形状の
取付穴溝を形成するとともに、いずれか一方の取付穴溝
に記録紙検出素子を装着可能としたことを特徴とする請
求項1に記載のラインサーマルプリンタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321862A JP2732136B2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ラインサーマルプリンタ |
US07/625,851 US5198836A (en) | 1989-12-11 | 1990-12-11 | Compact line thermal printer |
DE4039513A DE4039513A1 (de) | 1989-12-11 | 1990-12-11 | Kompakt-zeilen-thermodrucker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321862A JP2732136B2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ラインサーマルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182379A JPH03182379A (ja) | 1991-08-08 |
JP2732136B2 true JP2732136B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=18137242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1321862A Expired - Fee Related JP2732136B2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ラインサーマルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732136B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4227807C2 (de) * | 1992-08-21 | 1997-01-30 | Siemens Nixdorf Inf Syst | Druckgerät |
JP5949058B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-07-06 | ブラザー工業株式会社 | 携帯用印字装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3248430A1 (de) * | 1982-12-23 | 1984-06-28 | Winfried 3063 Obernkirchen Rosenstock | Verfahren zum einrammen von stahlprofilen in einen gesteinuntergrund |
JPS59137055U (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-12 | 東芝テック株式会社 | プリンタの用紙送り装置 |
JPH0739181B2 (ja) * | 1984-02-24 | 1995-05-01 | キヤノン株式会社 | インクジェットプリンタ |
JPS6217349A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-26 | Sanden Corp | スタ−リングエンジン |
JPS6229702A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-07 | Toshiba Corp | タ−ビンロ−タ冷却装置 |
JPS62193862A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-26 | Tokyo Electric Co Ltd | 用紙送り装置 |
-
1989
- 1989-12-11 JP JP1321862A patent/JP2732136B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03182379A (ja) | 1991-08-08 |
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Legal Events
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