JPH03213295A - カッター及び前記カッターを用いた記録装置 - Google Patents

カッター及び前記カッターを用いた記録装置

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JPH03213295A
JPH03213295A JP2008149A JP814990A JPH03213295A JP H03213295 A JPH03213295 A JP H03213295A JP 2008149 A JP2008149 A JP 2008149A JP 814990 A JP814990 A JP 814990A JP H03213295 A JPH03213295 A JP H03213295A
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blade
guide member
cutter
movable blade
movable
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Takeshi Kono
健 河野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はロール状に巻き回したシートを切断するカッタ
ー及び前記カッターを用いた記録装置に関する。
〈従来の技術〉 今日、ファクシミリやプリンタ等が広く普及しているが
、これらの記録方式は、一般に第5図に示す如く構成さ
れている。即ち、プラテンロール50で内芯51aに巻
き付けられたロール状の感熱記録シート51を搬送する
と共に、この記録シート51を記録ヘッド52で選択的
に加熱して画像を形成し、これをカッター53で画像後
端からカットして排出するようにしている。
前記構成に於いて、カッター53は固定刃53aと移動
刃53bとからなり、移動刃53bが回動すると両刃5
3a、53bが一方端から他方端に向かって順次擦合し
、これによって両刃53a、53b間に挿通された記録
シート51をカットするものである。
また前記カッター53は刃先が円筒研磨でな(、直線形
状の場合、両刃53,3.53bが確実に擦合するよう
に、第6図に示す如く、固定刃53aの取付軸53a1
は擦合開始側pと擦合終了側qとで略左右対称の同一位
置に取り付けるのに対し、移動刃53bの回動軸53b
 lは、擦合開始側pよりも擦合終了側pが下方に位置
するように刃先線を長手方向に傾けて取り付けている。
従って、両刃53a、53bの間隙は擦合開始tIII
JPに於いては狭く、擦合終了側Pに向かうに従って広
くなるように構成されている。
更に前記固定刃53aと移動刃53b間に搬送される記
録シート51の先端は略水平であるために、この記録シ
ート51をガイドする目的で前記移動刃53bの上面に
は擦合開始側pが薄く、擦合終了側qに向かうに従って
111次厚くなる合成樹脂製の移動刃ガイド部材54を
ビスや両面テープ等の固定手段によって取り付け、この
ガイド部材54によって記録シート51をガイドするよ
うに構成されている。
ここで、固定手段としてビス55を使用する場合、例え
ば第6図に示すように該ビス55によってガイド部材5
4の長手方向両端と中央部を移動刃53bに固定する。
〈発明が解決しようとする課題〉 前記カッター53では、金属製の移動刃53bに合成樹
脂製のガイド部材54を取り付けており、両者間に熱膨
張率の差がある。
このため周囲の環境や使用環境が変わって温度が変化し
た場合、移動刃53bとガイド部材54の長手方向の熱
膨張量が異なり、ビス55によって長手方向両端と中央
部を固定していると、移動刃53bが反ってしまい、固
定刃53aと移動刃53bの位置関係が狂い、カッター
53としての機能を果たさなくなる欠点があった。
またガイド部材54で移動刃53bを覆っても金属製の
ビス55が表面に露出しているため、装置外部から静電
気が該ビス55を介して移動刃53bに流れてしまう欠
点もあった。
一方、移動刃53bにガイド部材54を両面テープで固
定した場合にも、熱膨張率の差によってガイド部材54
が剥がれる等の不良が発生して品質的に不安定であり、
また移動刃53bとガイド部材54との間に両面テープ
の厚さに相当する隙間が開いてしまい、該隙間に記録シ
ート51が入ってしまう不都合があった。
また、近年、コストダウンを図るために、板金に薄板状
の刃材を溶着して構成した刃が多く用いられるようにな
っており、ガイド部材54を固定するためにネジ孔を板
金に開けるが、該ネジ孔を形成するために板金の厚さや
形状が決められてしまい、刃の設計の自由度が少ない不
都合があった。
さらに、近年、装置全体をコンパクトに構成するために
、カッターを装置外部より直接手で触れることが出来る
装置も提案されており、この装置では、操作者がカッタ
ーに触れて怪我しないようにする目的と、装置外部より
カッターに静電気が流れないようにする目的で、カッタ
ーの固定刃と移動刃の両方に合成樹脂成形品であるガイ
ド部材が取り付けられているが、この場合にも上記従来
技術と同様に固定刃、移動刃とガイド部材との間に熱膨
張率の差があるため、温度変化によって刃に反りが生じ
てしまう欠点があった。
本発明の目的は従来の前記課題を解決し、温度変化によ
って反りが生じるおそれがなく、また記録シートの詰ま
りゃ静電気の問題等も生じないカッター及び前記カッタ
ーを用いた記録装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明の手段は、長手状の固
定刃と、回動により前記固定刃の一方端から他方端に向
かって順次擦合する移動刃とからなる刃と、少なくとも
前記移動刃に、膨張・収縮が阻止されないように自己の
弾性力で部分的に固定されるガイド部材とからカッター
を構成してなることを特徴としている。
また前記構成のカッターを取り付けて記録装置を構成し
たことを特徴としている。
〈作用〉 前記手段にあっては、ガイド部材が部分的に刃に固定さ
れているため、ガイド部材と刃は温度変化によって何ら
妨げられることなく熱膨張、収縮する。
またガイド部材自身の弾性力で刃に固定するようにして
いるため、金属製のビス等を使用せずに済み、刃にネジ
孔を形成する必要もない。
〈実施例〉 次に前記手段をファクシミリ装置に通用した一実施例を
例示して説明する。
〔第一実施例〕
第1図はカッターの外観を示す斜視図であり、第2図は
移動刃側の分解斜視図であり、第3回は第1図に示すカ
ッターを装備したファクシミリ装置の中央断面説明図で
ある。
先ず第3図を参照して装置の全体構成を説明すると、1
は熱印加により発色する感熱記録シートであって、直径
的16mmの内芯1hに長尺状感熱記録シートをロール
状に巻き付け、そのシートロール1bが落とし込み式の
ロールホルダー2に収納されている。
前記記録シートlは後述する記録部3において画像が記
録され、記録済みのシートlはカッターガイド4でカッ
ター5に導かれて画像後端からカットされて排出ローラ
ー6で反転トレー7にスタックされる如く構成されてい
る。
また8は原稿読み取り部であって、上面カバーに積層し
た原稿9を、分離押圧片8aと圧接した予備搬送ローラ
ー8b及び分離押圧片8cと圧接した分離ローラー8d
で一枚ずつ分離し、更に押圧コロ8eと圧接した搬送ロ
ーラー8fで搬送する如く構成している。更に前記搬送
される原稿9の面に、光源8gによって光照射し、その
反射光をミラー8h及びレンズ81を介してCCD等の
光電変換素子8jに至らセ、その画像をコピーモードの
場合は自己の記録部に、ファクシミリモード(送信モー
ド)の場合は他機の記録部に送信する如く構成している
次に各部の構成について詳細に説明する。
前記記録部3の構成は、図示しないモーターにより駆動
する搬送手段を兼ねるプラテンローラー3aの表面に、
画信号に応じて個々通電発熱する発熱素子を一列に配列
した記録ヘッド3bを押圧スプリング3cによって押圧
してなる。従って、プラテンローラー38を第3図に示
す矢印A方向に回転して記録シート1を搬送すると共に
、これに同期して画信号に応じて前記発熱′素子を発熱
させることにより、記録シート1に画像が記録されるも
のである。
次にカッターガイド4は前記記録シート1をプラテンロ
ーラー3aからカッター5にガイドするためのものであ
り、ガイド部4aと脚部4bとにより断面略rTJ字状
に形成され、前記脚部4bがカッターシャーシ5Cに段
ビス4bによって取り付けられている。尚前記ビス止め
するに際し、前記カッターシャーシ5cと脚部4bとの
間に板バネ4dが介在されており、この板バネ4dによ
ってカッターガイド4をプラテンローラー3a側に付勢
している。
次に第1図を参照して前記カッター5について説明する
前記カッター5は、長手状の固定刃5aと、図示しない
モーターにより回動して該固定刃5aと擦合可能な移動
刃5bとからなる回転式に構成されており、カッターシ
ャーシ5cの両端に設けた起立側板5c+間に回動可能
に取り付けられている。
即ち固定刃5aの長手方向両端には取付軸5a+が設け
られていて、該取付軸5a、により固定刃5aが起立側
板5c+に回動可能に軸着され、また移動刃5bの長手
方向両端にも取付軸5b、が設けられていて、該取付軸
5b+により移動刃5bが起立側板5c+に回動可能に
軸着されている。そして固定刃5aの一方の取付軸5a
、には捩じりバネ5dが取り付けられ、該涙じりバネ5
dの一端は起立側板5c、に、他端は固定刃5aに係止
されて固定刃aを移動刃5b側に常時付勢している。
ここで固定刃5aと移動刃5bとの擦合を確実なものと
するために、固定刃5aの取付軸5a+は起立側板5c
+に対して擦合開始端pと擦合終了端qとで略左右対称
となるように同一位置に取り付けるのに対して、移動刃
5bの取付軸5bIは擦合開始側pよりも擦合終了側q
が下方に位置するように刃先線を傾けて取り付けている
。従って、固定刃5aと移動刃5bの間隙は擦合開始側
Pに於いては狭く、擦合終了側9に向かうに従って広く
なっている。
前記移動刃5bは、図示しないがその刃先寄りニヒンが
設けられていて、このビンにリンクが枢着され、該リン
クが偏心カムと連結したカッターモーターの駆動によっ
て取付軸5b+を中心に回動し、これによって移動刃5
bが前記固定刃5aと擦合開始端側pから擦合終了端側
qに向かって順次擦合して前記記録シートlを切断する
如く構成されている。そして移動刃5bは、記録シート
1の切断後にリンク機構によって逆転して待機位置に戻
るように構成されている。
前述の如く構成されるファクシミリ装置では、記録シー
ト1が前記固定刃5aと前記移動刃5bとの間を略水平
状態で搬送されるため、該記録シート1をガイドする目
的で前記移動刃5bの上面には擦合開始側pで薄く、擦
合終了側9に向かうに従って順次厚くなる移動刃ガイド
部材5eを取り付け、このガイド部材5eによって前記
記録シートlをガイドするようになっている。
次に前記移動刃5bとガイド部材5eについて第2図を
参照して詳細に説明する。なお第2図では移動刃5b、
ガイド部材5eの裏面側を上にして示している。
前記移動刃5bは、長手方向に沿ってエンボス加工によ
り円形状の突起5bzを複数(図面では3個)設けてな
る板金5b、に薄板状の刃材5b、を重ね合わせてスポ
ット溶着等の手段で固着して構成されている。
ここで刃材5baは板金5bzに固着されζおり、刃材
5b4自体に突起5b、等の加工を施さなくても済むよ
うになっている。従って、刃材5b4自体は断面方形状
の単純な形状のものでよく、リボン状の長尺材を所定長
さに切断するだけで製造することが出来、製造コストが
非常に安価である。
記録シー1−1を切断する刃先5b、は長尺材の長手方
向の一例縁で構成され、この刃先5bsの一例縁と反対
側の他側縁5b、も刃先を構成しないが鋭利になってい
る。
またガイド部材5eは刃材5haに静電気が流れないよ
うに電気絶縁材である合成樹脂により形成されており、
移動刃5bと路間し長さに設定された長手状の本体5e
、の裏面側(第3図の上側の面)に、その長手方向両端
位置と中央位置に移動刃5bを挟持固定する押さえ片5
e2を一体に設けて構成されている。
ここで本体5e+の表面側(第2閲の下側)は記録シー
ト1をガイドするもので、擦合開始側pで薄く、擦合終
了側qに向かうに従って順次厚くなるように設定されて
いる。また本体5e、の裏面側(第2図の上側)は移動
刃5bにセットする際に該移動刃5bをガイドするもの
である。さらに本体部5e+の背面側には前記刃材5b
、の鋭利な他側縁5haを保護する壁部5ezが設けら
れている。
また押さえ片5ezは本体5e+背面側の壁部5eiか
ら前端側に延びて前記移動刃5bを本体5e、に押圧す
るもので、押さえ片5elと本体5e+との間隔は移動
刃5bの板厚よりも若干小さく設定されている。従って
移動刃5bを挟み込んだ時に押さえ片5ezが若干撓み
、これにより押さえ片5e!から弾性力が移動刃5bに
作用し、該弾性力で移動刃5bが本体5e+の裏面に押
圧される。
また本体5e、の中央に位置する押さえ片5ezには前
記突起5bzに密に嵌合する孔5egが設けられ、また
本体je+の長手方向両端に位置する押さえ片Setに
は前記突起5b、に長手方向にスライド可能に嵌合する
長孔5esが設けられている。
なお各押さえ片5ezの前端側には面取り部5ebが設
けられていて、移動刃5bが引っ掛からずスムーズに挟
み込まれるようにしている。
ガイド部材5eを移動刃5bに取り付ける際には、ガイ
ド部材5eの本体5e+と押さえ片5ezとの隙間内に
移動刃5bを押し込むが、このとき押さえ片5ezの面
取り部5eaが移動刃5bの突起5b2に当たって押さ
え片5ezが該突起5bzによって一旦持ち上げられる
。そして更に押し込むと、突起5bzが押さえ片5ez
の下にもぐり込み、そして該突起5b、が押さえ片5e
zの孔5en、5e5に嵌合する。
これにより、ガイド部材5eが、押さえ片58zの弾性
力と、突起5bzと孔5ea、5esとの嵌合で移動刃
5bに固定されるが、ここでは孔5enと突起5bzと
の嵌合によってガイド部材5eの中央部一箇所が移動刃
5bに対して移動しないように拘束されるだけで、ガイ
ド部材5eの長手方向両端部は移動刃5bに対してスラ
イド可能になっている。
従って温度変化によってガイド部材5e、移動刃5bが
膨張、収縮しても、ガイド部材5eと移動刃5bは相互
に長手方向に伸縮可能であり、移動刃5bが反ってカッ
ター5として用をなさなくなるような事態は生じない。
またガイド部材5eを移動刃5bに取り付ける際、ガイ
ド部材5eの本体5e、と押さえ片5ezとの間に移動
刃5bを押し込むものであり、ビス等で固定する場合の
ように移動刃5bの板厚方向に力が作用せず、移動刃5
bが変形するおそれもなく、組み立て作業が容易である
さらにビス等を使用しないことから、ガイド部材5eに
より移動刃5bが装置外部の静電気から絶縁される。
〔第二実施例〕
第4図(a)、(b)は移動刃5fとガイド部材5gの
固定構造の他の実施例を示している。
この第二実施例では、移動刃5fは厚手の刃材5ftに
よって形成されており、そしてこの刃材5「1の長手方
向両端位置と中央位置には係止孔5rzがそれぞれ設け
られ、また中央位置の係止孔5f2の近傍に別の係止孔
5rsが設けられている。なお、移動刃5fは前記実施
例と同様に薄板状の刃材に板金をあてがって形成したも
のでもよい。
またガイド部材5gは前記ガイド部材5eと同様に合成
樹脂により形成されており、移動刃5fと略同じ長さに
設定された長手状の本体5g+の裏面側(移動刃5bの
取付面で、第4図(a)の上側の面)に、その長手方向
両側位置と中央位置に移動刃5bを挟持固定する鉤状の
係止片5gzを一体に設けると共に、中央位置の係止片
5gzの近傍にくさび形状の係止突起5giを一体に設
けて構成されている。
前記本体5g+の表面側(第4図(a)の下側)は記録
シート1をガイドするもので、擦合開始側pで薄く、擦
合終了側qに向かうに従って順次厚くなるように設定さ
れている。また本体5’g+は前記刃材5f1を刃先5
r、部分を残して覆うもので、本体5g+の背面側には
前記刃材5f、の板厚とほぼ同じ高さの壁部5ggが設
けられていて、刃先5rnと反対側の鋭利な側縁5rs
を保護している。
また前記係止片5gzの開口部(係止片5gzの水平部
5g2′と本体5 g1M面との間の隙間)は全て同一
方向に向いており、そして係止片5gzは係止孔5f、
に長手方向にのみスライド可能に嵌合するように形成さ
れている。
また前記係止片5gzと前記係止孔5rtは略同じ間隔
で配置されており、本体5g+と刃材5r、を重ね合わ
せると、各係止孔5rzに各係止片5gzが同時に差し
込まれるようになっている。
前記係止片5gtを前記係止孔5f2に差し込んだ状態
で前記本体5g+又は前記刃材5f、を長手方向にスラ
イドさせると、係止片5ggの水平部5gzと本体5g
+の裏面との間に刃材5fIの係止孔5r2周辺部が入
り込む。ここで係止片5gzの水平部58z’ と本体
5g+の裏面との間の隙間は刃材5r、の板厚よりも若
干小さく設定されており、該水平部5g2′の弾性力で
刃材5r、を本体51の裏面に押圧するようになってい
る。
また前記クサビ形状の係止突起5gzは、水平部58z
’と本体5g+裏面との間に刃材5f、を入り込ませる
際に、刃材5Lに押されて一旦本体5g+全体の撓みを
利用して逃げ、刃材5ftと本体5g+の相対的な位置
が決まった時点で刃材5「1の係止孔5rzに係止する
ようになっている。
ここで前記くさび形状の係止突起5g3と鉤状の係止片
5gtとの間の間隔11は、刃材5f、の中央位置に設
けた係止孔5hとその近傍の係止孔5hとの間の間隔I
!、2 と略等しく設定されている。従って係止突起5
gsが係止孔5r3に係止すると、中央位置の係止片5
ggは係止孔5fzに対して長手方向のスライドが拘束
され、ガイド部材5gの中央位置は移動刃5gに対して
長手方向にスライドしないように固定される。
また前記本体5g+の長手方向一端側(第4図(a)の
左側)の鉤状の係止片5gzと中央位置の係止片5gg
間の間隔l、は、刃材5「1の長手方向一端側の係止孔
5riと中央位置の係止孔5ftとの間の間隔24より
も長さ2.たけ大きく設定され、また本体5g+の長手
方向他端側(第4図(a)の右側)の鉤状の係止片58
zと中央位置の係止片5gz間の間隔lbは、刃材5r
、の長手方向他端側の係止孔5f、と中央位置の係止孔
5rt々の間の間隔!、よりも長さLだけ大きく設定さ
れている。
従ってガイド部材5gの長手方向両端位置は長さls、
ls分だけスライド可能になっている。
このため第一実施例の場合と同様に、温度変化によって
ガイ、ド部材5g、移動刃5fが膨張、収縮しても、ガ
イド部材5gと移動刃5rは相互に長手方向に伸縮可能
であり、移動刃5fが反ってカンクー5として用をなさ
なくなるような事態は生しない。
またガイド部材5gを移動刃5fに取り付ける際、ガイ
ド部材5gの係止片5gz、係止突起5gxを移動刃5
fの係止孔5rz、5fsに係止させるだけで済み、ビ
ス等で固定する場合のように移動刃5fの板厚方向に力
が作用せず、移動刃5fが変形するおそれもなく、組み
立て作業が容易である。
さらにビス等を使用しないことから、ガイド部、材5g
により移動刃5fが装置外部の静電気から絶縁される。
〔他の実施例〕
前記第一、第二実施例では、ガイド部材5e、5gを押
さえる点を3点としてそのうちの1点を固定するように
した場合を示したが、押さえる点は2点、又は3点以上
でもよい。
また固定点をガイド部材5e、5gの中央位置に設定し
たした場合を示したが、端部に設定してもよく、また接
近した2点を固定点にするようにしてもよい。
また移動刃5b、5fにガイド部材5e、5fを取り付
けた場合を示したが、これに限定されるものではない。
例えばカッター5が装置外部より直接子で触れることが
出来る小型のファクシミリ装置等に適用する場合には、
固定刃と移動刃の両方にガイド部材を取り付ける。
また記録シート1として感熱記録シートを使用した場合
を示したが、インク等が転写される普通紙であってもよ
い。
またファクシミリ装置に通用した場合を示したが、これ
に限定されず、ロール状の記録シートを使用する記録装
置に広く適用することが出来る。
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、カッターの刃に膨張・収縮によ
る伸縮が阻止されないように自己の弾性力で部分的に固
定されるガイド部材を取り付けたので、熱膨張率の異な
る刃とガイド部材を組み合わせても、温度変化により刃
とガイド部材はそれぞれ長手方向に熱膨張、収縮し、刃
に反り等の変形が住じるおそれがない。
またガイド部材をビス等で固定する場合のようにビス等
を介して静電気が刃に流れるおそれがなく、ガイド部材
によって刃を静電気から保護することが出来る。
さらにガイド部材をビス等で固定する場合のように、ガ
イド部材を刃に取り付ける際に刃を変形してしまうおそ
れがなく、またビス等を使用しないことから組立作業が
容易となる。
また本発明に係るカッターを取り付けた記録装置にあっ
ては、温度変化によって刃に反り等の変形が生じるおそ
れがないため、記録シートを確実に切断することが出来
、またガイド部材の浮きも生じないため、記録シートの
先端が刃とガイド部材との入り込むことがなく、記録シ
ートが詰まるおそれもなく、装置の信軌性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の第一実施例を示し、第1図
はカッターの外観を示す斜視図、第2図は移動刃側の分
解斜視図、第3図は第1図に示すカッターを装備したフ
ァクシミリ装置の中央断面説明図であり、また第4図(
a)、(b)はカッターの第二実施例を示しており、同
図fa)は分解斜視図、同図(blは組み立てた状態の
斜視図、第5図は従来技術を示す概略説明図、第6図は
従来技術のカッターを示す斜視図である。 lは記録シート、1aは内芯、1bはシートロ−ル、2
はロールホルダー、3は記録部、3aばプラテンローラ
ー、3bは記録ヘッド、3Cは押圧スプリング、4はカ
ッターガイド、5はカッタ、5aは固定刃、5a+は軸
、5b、は移動刃、5b、は軸、5b、は突起、5bs
は板金、5b、は刃材、5bsは刃先、5b、は他側縁
、5cはカッターシャーシ、5c、は起立側板、5dは
バネ、5eはガイド部材、5e+は本体、5e2は押さ
え片、5e、は壁部、5ea、5esは係止孔、5eb
は面取付り部、5rは移動刃、5r、は刃材、5r、、
5r、lは係止孔、5f、は刃先、5「、は他側縁、5
gはガイド部、5g1は本体、5gzは係止片、5gz
は係止突起、5gaは壁部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手状の固定刃と、 回動により前記固定刃の一方端から他方端に向かって順
    次擦合する移動刃とからなる刃と、少なくとも前記移動
    刃に、膨張・収縮が阻止されないように自己の弾性力で
    部分的に固定されるガイド部材と、 を有するカッター。
  2. (2)記録シートを搬送するための搬送手段と、前記搬
    送手段で搬送される記録シートに画像を記録する記録手
    段と、 前記請求項(1)記載のカッターと、 を有する記録装置。
JP2008149A 1990-01-19 1990-01-19 カッター及び前記カッターを用いた記録装置 Pending JPH03213295A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0600220A1 (de) * 1992-11-30 1994-06-08 BHS Corrugated Maschinen- und Anlagenbau GmbH Querschneider für Warenbahnen, insbesondere für eine Wellpappenbahn
EP1182046A1 (en) * 2000-08-24 2002-02-27 Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation Component attachments

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