JP4744388B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロール状に巻かれた長尺状の記録媒体に画像を形成し、該画像形成後の記録媒体を予め決められた長さに切断して所定位置へ搬送するように構成されたプリンタ本体を備えた画像形成装置に関する。
従来より、写真プリントシステム等に用いられるプリンタにおいては、プリンタ本体にロール状に巻かれた長尺状のプリント用紙をセットするセット部が設けられており、このセット部にセットされたプリント用紙がプリント部へ供給されて、該プリント部において、前記セット部より供給されたプリント用紙に対しインクジェットヘッド等によりプリントが行われ、このプリントされたプリント用紙が、予め決められた長さに切断されるとともに、排紙トレイ等が設けられた所定位置へ搬送される(例えば、特許文献1参照)。
ここで、排紙トレイ上に排紙されるプリント用紙は、プリント面が上向きの状態で載置された方が、ユーザーがプリント状態をすぐに確認することができて好ましい。これを実現する方法として、スイッチバック機構を用いることが考えられる。スイッチバック機構とは、ペーパーをローラで搬送していき、ペーパーの後端部がローラにかかった時点で、ローラを逆回転させ、ペーパーの後端部から排出トレイに向かって搬送するようにしたものである。
一方、前記プリント用紙は、ロール状に巻かれたものであるので、カールした状態にあり、そのまま排紙トレイ等へ搬送すると、排紙トレイ等においてプリント用紙同士が重ねられる際に、互いに擦れてプリント面に傷が付く可能性が高くなる。これを解消する方法として、プリント用紙をデカールする(プリント用紙のカールを修正する)デカール機構を設けて、プリント用紙をそのカールにより突出している側に曲げることでデカールするようにすることが考えられる。
特開2006−56655号公報
しかしながら、スイッチバック前のプリント用紙と、スイッチバック後のプリント用紙とでは、そのカール方向が逆向きとなっていることから、例えば、スイッチバック前のカールのみを取り除くように構成したデカール機構では、スイッチバック後の逆向きに突出したカールを修正することができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スイッチバックを行うか否かにかかわらずデカールを行うことができる画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1の発明は、ロール状に巻かれた長尺状の記録媒体に画像を形成し、該画像形成後の記録媒体を予め決められた長さに切断して所定位置へ搬送するように構成されたプリンタ本体を備えた画像形成装置であって、
前記プリンタ本体は、
上流側搬送路から搬送されてきた前記記録媒体の進行方向を逆転させて下流側搬送路へ搬送するスイッチバック手段と、
前記記録媒体をデカールするデカール手段とを有していて、
前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが所定値以下であるときには、常に前記スイッチバック手段により該記録媒体の進行方向を逆転させて前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送する一方、
前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが前記所定値よりも長いときには、常に前記スイッチバック手段で該記録媒体の進行方向を逆転させないで前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送するように構成され
前記スイッチバック手段と前記デカール手段とが1つのユニットで構成され、
前記スイッチバック手段において前記記録媒体の進行方向を変更させる方向変換ローラは、その配設位置を変化させることにより、前記デカール手段において該記録媒体をデカールするデカールローラとして用いられるように構成されていることを特徴とするものである。
従って、本発明によれば、切断後の長さが所定値以下である記録媒体は、常にスイッチバック手段により進行方向が逆転され且つデカール手段によりデカールされて、排紙トレイなどが設けられた所定位置へ搬送される。一方、切断後の長さが所定値よりも長い記録媒体は、常にスイッチバック手段で進行方向を逆転されることなく且つデカール手段によりデカールされて所定位置へ搬送される。
このため、スイッチバックを行うか否かにかかわらず、デカール手段によりデカールを行うようにしたから、排紙トレイ等において記録媒体が互いに重ねられても、プリント面に傷が付くのを防止することができる。
なお、スイッチバックを行うためには、スイッチバックの際に記録媒体を一時的に収容する収容スペースを装置内部に確保する必要があるが、切断後の長さが所定値よりも長い記録媒体の場合には、大きな収容スペースが必要となり装置全体が大型化してしまうため、スイッチバックを行わないようにしている。このため、所定値よりも長い記録媒体の場合には、記録媒体を素早く所定位置へ搬送することができるようになっている。
また、スイッチバック手段とデカール手段とが1つのユニットで構成され、スイッチバック手段における方向変換ローラの配設位置を変化させると、デカール手段におけるデカールローラとして用いることができるように構成されている。このため、スイッチバック手段の機構を利用してデカール手段を簡単に且つ省スペースで構成することができる。
請求項の発明は、ロール状に巻かれた長尺状の記録媒体に画像を形成し、該画像形成後の記録媒体を予め決められた長さに切断して所定位置へ搬送するように構成されたプリンタ本体を備えた画像形成装置であって、
前記プリンタ本体は、
上流側搬送路から搬送されてきた前記記録媒体の進行方向を逆転させて下流側搬送路へ搬送するスイッチバック手段と、
前記記録媒体をデカールするデカール手段と、
前記スイッチバック手段により前記記録媒体のスイッチバックを行うか否かをユーザーの操作に基づいて切り替える切替手段とを有していて、
前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが所定値以下で且つ前記切替手段で該記録媒体のスイッチバックを行うように切り替えられているときには、前記スイッチバック手段により該記録媒体の進行方向を逆転させて前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送し、
前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが所定値以下で且つ前記切替手段で該記録媒体のスイッチバックを行わないように切り替えられているときには、前記スイッチバック手段により該記録媒体の進行方向を逆転させないで前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送し、
前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが前記所定値よりも長いときには、常に前記スイッチバック手段で該記録媒体の進行方向を逆転させないで前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送するように構成されていることを特徴とするものである。
従って、本発明によれば、切断後の長さが所定値以下である記録媒体を、スイッチバック手段によりスイッチバックするか否かをユーザーの操作に基づいて切り替えることができる。このため、ユーザーがプリント面を上向きで排紙するか下向きで排紙するかを任意に切り替えることができる。すなわち、例えば、プリント面が上向きのまま排紙トレイに置かれた場合、プリント状態をユーザーがすぐに確認できるというメリットがある一方、周囲の人に画像を盗み見られてしまうといったデメリットがある。このような場合に、プライバシー保護の観点から、ユーザーがプリント面を上向きで排紙するか否かを任意に切り替えることができた方が、より好ましいといえる。
請求項3の発明は、請求項2において、
前記スイッチバック手段と前記デカール手段とが1つのユニットで構成され、
前記スイッチバック手段において前記記録媒体の進行方向を変更させる方向変換ローラは、その配設位置を変化させることにより、前記デカール手段において該記録媒体をデカールするデカールローラとして用いられるように構成されていることを特徴とするものである。
従って、本発明によれば、スイッチバック手段とデカール手段とが1つのユニットで構成され、スイッチバック手段における方向変換ローラの配設位置を変化させると、デカール手段におけるデカールローラとして用いることができるように構成されている。このため、スイッチバック手段の機構を利用してデカール手段を簡単に且つ省スペースで構成することができる。
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、スイッチバックを行うか否かにかかわらず、デカール手段によりデカールを行うようにしたから、排紙トレイ等において記録媒体が互いに重ねられても、プリント面に傷が付くのを防止することができる。
また、スイッチバック手段の機構を利用してデカール手段を簡単に且つ省スペースで構成することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
[全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェット式のプリンタ100(画像形成装置)を示す。このプリンタ100は、写真プリントシステムに用いられるものであって、画像データの取得及びオーダ情報の取得を行い必要な補正処理等を行う受付ブロックAと、この受付ブロックAから通信ケーブル1を介して伝送される画像データをオーダ情報に基づきプリント用紙P(記録媒体)に対してプリントを行って、該プリントされたプリント用紙Pを予め決められた長さに切断して所定位置へ搬送するように構成されたプリンタ本体としてのプリントブロックBとを備えている。
[受付ブロック]
受付ブロックAは、ワゴン型のフレーム5の上部に設けられた受付装置6と、表示画面がタッチパネル7によって構成されている液晶型のディスプレイ8と、フレーム5の上下方向の中間位置に設けられたフラットベッドスキャナFSとを備えている。受付装置6の前面部には、フラッシュメモリからなる記録媒体Msに保存された画像データを読み出すための半導体ドライブ9と、CD−RやDVD等のディスク型の記録媒体Mdに保存された画像データを読み出すためのディスクドライブ10とが配設されている。
フラットベッドスキャナFSは、透明ガラス製のスキャニングテーブル13とこのスキャニングテーブル13の下側に配置されたスキャニングヘッド14とを有する本体部11と、この本体部11に開閉自在に取り付けられたプラテンカバー12とを備えている。スキャニングヘッド14は主走査方向に配設された複数の光電変換素子(例えば、CCD等)と光源とを備えていて、主走査方向と直交する副走査方向に移動することによりスキャニングテーブル13に載せられたスキャニング対象物の画像をR(赤)・G(緑)・B(青)の三原色に色分解した画像データとして取り込むように構成されている。
[プリントブロック]
図2は、プリントブロックBの外観を示す。図3は、その用紙搬送系を示す。図4は、プリントユニットU2を示す。
<外観構成>
プリントブロックBは、図2に示すように、筐体15と、この筐体15の下部に配置された2つのマガジンセット部Ba,Baと、筐体15の上部に配置され且つプリント用紙Pに対して画像データの記録を行うプリント部Bbと、筐体15の側部に配置されたインク貯留部Bcとを備えている。筐体15の上部中央部であってプリント用紙Pを筐体15の外部へ排出するための排出口19近傍には、該排出口19から筐体15の外部へ排出されたプリント用紙Pを受け止める排紙トレイ18が取り付けられている。すなわち、後述の如くプリント用紙Pを1列で搬送し且つプリントした場合において、プリント用紙Pの切断後の長さが所定値以下(例えば、10インチ以下)であるときに、当該プリント用紙Pがプリント面を上側にして排出口19から排出されるようになっており、該プリント用紙Pを排紙トレイ18によって受け止める。また、排紙トレイ18の下側には、横送りベルト16が設けられており、後述の如くプリント用紙Pを2列で搬送し且つプリントした場合に、そのプリントされたプリント用紙Pが不図示の経路切換機構によって、前記排出口19とは別の排出口からプリント面を上側にして前記横送りベルト16上に排出され、この横送りベルト16によって、側方の仕分け部17に送り出されるようになっている。この横送りベルト16上に排出されるプリント用紙Pの幅は、前記排出口19から排出されるプリント用紙Pよりも小さい。
マガジンセット部Baは、前壁体15Aのスライド移動に伴いスライド移動するドロワー20を備えていて、このドロワー20にマガジン21によって収容保持されたロール状のプリント用紙Pをセットするように構成されている。このプリント用紙Pは、プリント面が外側となるように巻かれている。なお、図2においては、上側のマガジンセット部Baには、小さい幅のプリント用紙Pが2つ並列にセットされ、下側のマガジンセット部Baには、大きい幅のプリント用紙Pが1つだけセットされている(上側のマガジンセット部Baに大きい幅のプリント用紙Pを、下側のマガジンセット部Baに小さい幅のプリント用紙Pをそれぞれセットするようにしてもよい)。
プリント部Bbは、壁体15B内に設けられ且つプリント用紙Pに対してインクを吐出して画像を形成するプリントヘッドHを備えている。
インク貯留部Bcは、壁体15C内に挿抜可能に収容され且つ色相が互いに異なる7つのインクカートリッジ23,…を備えている。これらのインクカートリッジ23,…は、挿抜することにより新しいインクカートリッジ23に交換することができる。これらのインクカートリッジ23,…にはそれぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、レッド(R)、バイオレット(V)及び透明(CL)のインクが封入されている。なお、壁体15Cは、鉛直方向に延びる軸心周りに揺動開閉自在に構成されている。
<用紙搬送系>
図3に示すように、前記プリントブロックBには、前記マガジンセット部Baからプリント用紙Pを引き出して所定の搬送経路に沿って搬送する用紙搬送機構が設けられている。この用紙搬送機構は、前記搬送経路を構成すべく、マガジンセット部Baから順に、供給ユニットU1、プリントユニットU2、ループ形成ユニットU3、カッターユニットU4、反転ユニットU5及び排出ユニットU6を備えている。
そして、プリント用紙Pに対して画像のプリントを行う際に、2つのマガジンセット部Ba,Baのうちいずれか一方にセットされたプリント用紙Pを供給ユニットU1によってプリント部Bbに供給し、それから、その供給されたプリント用紙PをプリントユニットU2によって搬送しつつプリントヘッドHを走査させることによって画像データに基づいて画像のプリントを行い、その後、画像がプリントされたプリント用紙Pをループ形成ユニットU3からカッターユニットU4に送って予め決められた長さに切断した後、反転ユニットU5及び排出ユニットU6によって横送りベルト16又は排紙トレイ18に対して送り出す。
具体的に説明すると、供給ユニットU1は、マガジン21に収容されたプリント用紙Pに回転力を付与する支持ローラ25と、プリント用紙Pをマガジン21からプリントユニットU2に搬送するための圧着型の供給ローラ26と、その供給ローラ26によって搬送されるプリント用紙Pを案内するガイド部材(図示せず)とを備えている。支持ローラ25と供給ローラ26とは供給搬送用の電動モータによって駆動される。
前記マガジン21には、具体的な図示は省略するが、該マガジン21により保持されたプリント用紙Pの種類を識別するための識別コード部が設けられ、各マガジンセット部Baには、該識別コード部を介してプリント用紙Pの種類を検出する種類検出センサが設けられている。本実施形態では、プリント用紙Pの種類として幅寸法及び面質(光沢、マット等)を識別するための識別コード部が設けられており、種類検出センサは、プリント用紙Pの種類として幅寸法及び面質を識別コード部を介して検出するように構成されている。
前記識別コード部は、例えば、複数の長孔と、各長孔の一方側又は他方側部分をスライド自在に覆うことが可能なスライド部材とで構成され、プリント用紙Pの種類に応じて全長孔のスライド部材の位置(一方側又は他方側)が予めそれぞれ設定されている。一方、前記種類検出センサは、例えば長孔毎に設けられた透過型の光センサで構成されて、全長孔のスライド部材の位置をそれぞれ検出することによって、プリント用紙Pの種類を検出するようになっている。なお、識別コード部の形態や種類検出センサの構成はどのようなものであってもよい。
プリントユニットU2は、図3及び図4に示すように、プリントヘッドHを主走査方向X(用紙搬送方向(副走査方向Y)に垂直な方向)に案内するガイドレール28と、プーリ29に巻かれ且つプリントヘッドHをガイドレール28に沿って往復移動させるための駆動ベルト30と、プリント用紙PをプリントヘッドHがプリントを行うことが可能な位置に吸着保持する用紙保持部Dと、この用紙保持部Dの用紙搬送方向上流側及び下流側のそれぞれに主走査方向Xに並設配置された圧着型の一対のプリント搬送ローラ31,31とを備えている。
用紙保持部Dは、厚み方向に複数の孔が形成され、また、主走査方向Xについて対称に形成されたプリント台32と、筐体33内に設けられ且つプリント用紙Pに対してプリント台32の孔を介して負圧を与えるためのファン34とを備えている。プリントユニットU2(プリント部Bb)では、図5に示すように、プリント用紙Pに対して画像のプリントを行う際には、プリント用紙Pにおける互いに間隔dだけ開いている領域G,…に画像のプリントを行うと共に、この間隔dの領域に切断マークmを形成する。
前記プリント台32上のプリント用紙Pは、前記用紙搬送機構(プリントユニットU2)により一定の単位搬送量で間欠的に(ステップ状に)搬送され、この間欠搬送時におけるプリント用紙Pの各停止時に、プリントヘッドHが主走査方向Xに一走査(一往動作又は一復動作)されて、この走査時に、主走査方向Xの各位置で、プリントヘッドHからインクが吐出される。つまり、プリントヘッドHの一走査後に、プリント用紙Pが単位搬送量だけ搬送され、その後、再びプリントヘッドHが一走査され、この動作が繰り返し行われて、所望の画像がプリントされることになる。
ループ形成ユニットU3は、用紙搬送方向下流側のプリント搬送ローラ31の下流側に配置されたガイド板36と、このガイド板36によって案内されたプリント用紙Pを搬送するための圧着型の中間ローラ37とを備えている。ガイド板36は、略水平方向に延びる水平姿勢(図3の二点鎖線)と鉛直方向に延びる開放姿勢(図3の実線)とに切換自在に構成されている。そして、ループ形成ユニットU3では、プリント用紙Pをプリントする際には、プリント用紙Pの先端部を水平姿勢のガイド板36を介して中間ローラ37に受け渡した後、中間ローラ37によるプリント用紙Pの搬送を停止し、それから、ガイド板36を水平姿勢から開放姿勢に切り換え、プリント用紙Pを垂れ下がった状態にしてループを形成する。
カッターユニットU4は、固定刃39と、可動刃40と、反射型のセンサを有するカット位置センサ41と、プリント用紙Pを送り出すための圧着型の送り出しローラ42とを備えている。そして、カッターユニットU4では、カット位置センサ41により前記切断マークmを検出して該検出結果に基づき切断を行う。縁なしプリントの場合には、図5に示すように、カット位置センサ41の検出結果に基づき切断マークmを基準にして間隔dよりも僅かに広い間隔の領域を取り除くことにより、画像の周囲に余白を残さないように切断動作を行う。このようにカッターユニットU4では、プリント用紙Pが予め決められた長さ(画像がプリントされる領域Gの長さによって決まる)に切断される。
反転ユニットU5は、上流側搬送路(つまりカッターユニットU4)から搬送されてきたプリント用紙Pを、該反転ユニットU5に対して上流側搬送路とは反対側に位置する引込用搬送路に引き込んだ後に、該プリント用紙Pの進行方向を逆転させて該引込用搬送路から下流側搬送路(つまり排出ユニットU6)へ搬送するスイッチバック装置を構成している。
具体的に、反転ユニットU5は、プリント用紙Pを搬送する駆動ローラ43と、この駆動ローラ43と共にプリント用紙Pを挟持する従動ローラ44(方向変換ローラ)と、これら駆動ローラ43及び従動ローラ44からなる作動ローラ対45の向きを変更する切換機構46(図7参照)と、プリント用紙Pのプリント面側に設けられた回転自在の搬出ローラ55とを備えている。前記切換機構46は、駆動ローラ43の回転軸回りに回動可能に設けられた支持フレーム47(図7参照)を有し、前記従動ローラ44は、この支持フレーム47に支持されており、該支持フレーム47の回動に伴って従動ローラ44が後述の如く移動し、これにより作動ローラ対45の向きが変更されることになる。
そして、反転ユニットU5では、カッターユニットU4によって先端側から送り込まれたプリント用紙Pを、その後端部が作動ローラ対45の位置まで来るように作動ローラ対45によって引込用搬送路に引き込んだ後、駆動ローラ43を逆向きに回転させ、それから切換機構46によって作動ローラ対45の向きを変更することによりプリント用紙Pをその後端部から排出ユニットU6に送り出す。この反転ユニットU5の詳細な構成及び動作は後述する。
排出ユニットU6は、プリント用紙Pを搬送するための複数の圧着型の排出ローラ59,…と、これら排出ローラ59,…によって搬送されたプリント用紙Pを横送りベルト16及び排紙トレイ18のうちいずれか一方に送り出すための経路切換機構(図示せず)とを備えている。
[制御系]
図6は、制御系の構成を示す。このプリンタ100の制御系では、受付ブロックAの受付装置6は、マイクロプロセッサ60(以下、CPUという)と、このCPU60との間でデータバスを介して情報を送受信するタッチパネル7、ディスプレイ8、半導体ドライブ9、ディスクドライブ10、半導体メモリRAM/ROM、ハードディスクHD及び通信インタフェース61と、CPU60の処理を実現するためのソフトウェアからなるオペレーションシステム62、画像処理システム63及びプリンタドライバ64とを備えている。
また、受付装置6は、フラットベッドスキャナFSとの間で情報を送受信する入出力系を構成し、また、通信インタフェース61を介してプリントブロックBとの間で情報を送受信する信号系をも構成している。
また、プリントブロックBは、マイクロプロセッサ65(以下、CPUという)と、このCPU65とデータバスを介して接続された搬送制御部66、ヘッド制御部67、半導体メモリRAM/ROM、種類検出センサ22、カット位置センサ41、用紙検出センサ56(後に説明する)及び通信インタフェース68と、CPU65の処理を実現するためのソフトウェアからなるプリント制御手段69とを備えている。
搬送制御部66は、用紙搬送機構の各ユニットU1,U2,U3,U4,U5,U6それぞれの動作制御を行う。ヘッド制御部67は、プリントヘッドHの動作制御を行う。プリント制御手段69は、受付ブロックAから送られる画像データに基づきプリント用紙Pに対して画像データのプリントを実現する制御を行う。
また、搬送制御部66は、図2の上側のマガジンセット部Baから小さい幅のプリント用紙Pを引き出して搬送する場合には、当該マガジンセット部Baの種類検出センサ22の検出結果に応じて、用紙搬送機構のガイド部材等を2列で搬送可能な状態に設定する。一方、下側のマガジンセット部Baから大きい幅のプリント用紙Pを引き出して搬送する場合には、当該マガジンセット部Baの種類検出センサ22の検出結果に応じて、用紙搬送機構のガイド部材等を1列で搬送可能な状態に設定する。これにより、上側のマガジンセット部Baからは2つのプリント用紙Pが同時に引き出されて2列で搬送され、プリントユニットU2において、プリントヘッドHにより2つのプリント用紙Pに同時にプリントが行われる。一方、下側のマガジンセット部Baからは1つのプリント用紙Pが引き出されて1列で搬送され、プリントユニットU2において、プリントヘッドHによりそのプリント用紙Pにプリントが行われる。
さらに、搬送制御部66では、種類検出センサ22によりプリント用紙Pの面質も検出されるので、その面質に対応して用紙送り量(単位搬送量)を最適な量に調整するようにしている。これは、面質によって用紙搬送機構におけるローラ等との摩擦係数やプリント用紙Pの厚みが異なるからである。
また、搬送制御部66は、切断後の長さが所定値以下であるプリント用紙Pを、反転ユニットU5によりスイッチバックするか否かをユーザーの操作に基づいて切り替えることができる切替手段としても機能する。具体的には、ディスプレイ8に表示されたスイッチバック切替ボタン等をユーザーがタッチパネル7で操作することで、スイッチバック動作を行うか否かが切り替えられる。これにより、ユーザーがプリント面を上向きで排紙するか下向きで排紙するかを任意に切り替えることができる。すなわち、例えば、プリント面が上向きのまま排紙トレイに置かれた場合、プリント状態をユーザーがすぐに確認できるというメリットがある一方、周囲の人に画像を盗み見られてしまうといったデメリットがある。このような場合に、プライバシー保護の観点から、ユーザーがプリント面を上向きで排紙するか否かを任意に切り替えることができた方が、より好ましい。
[反転ユニットの詳細構成]
図7に示すように、前記切換機構46は、前記支持フレーム47に加えて、この支持フレーム47に固定されたカム溝48を有する従動部材49と、このカム溝48に係合するカムフォロア50を有するカム51と、このカム51をモータにより回転させる不図示の回転機構とを有している。
図8は、カム51と従動部材49との関係を示す平面図である。従動部材49は断面コ字状で内側がカム溝48になっている。カム51は、回転軸52により回転可能に支持されている。そして、回転機構の作動によりカム51が回転すると、カムフォロア50がカム溝48内を案内されながら支持フレーム47を駆動ローラ43の回転軸回りに図7で反時計回り方向に回動させる(図9及び図11参照)。この支持フレーム47の回動に伴って従動ローラ44が駆動ローラ43を中心に公転し、この従動ローラ44の公転により作動ローラ対45の向きが変更される。
また、前記切換機構46には、作動ローラ対45と引込用搬送路との間でプリント用紙Pを案内するガイドローラ53が設けられている。このガイドローラ53は、支持フレーム47が回動して図9の状態になったときには、作動ローラ対45と引込用搬送路との間でプリント用紙Pを案内する役目を有し、作動ローラ対45の向きの変更に合わせてプリント用紙Pの案内方向を変更する。
前記作動ローラ対45と上流側搬送路との間には、プリント用紙Pを下流側搬送路に搬送する搬出ローラ55と、プリント用紙Pを検出する用紙検出センサ56とが設けられている。
以下、前記構成の反転ユニットU5の動作について説明する。まず、スイッチバックを行う場合、すなわち、カッターユニットU4で切断後のプリント用紙Pの長さが所定値以下の場合について説明する。
カッターユニットU4の送り出しローラ42によって送り込まれたプリント用紙Pは、搬出ローラ55により案内され、用紙検出センサ56によりプリント用紙Pの先端部が検出されると、駆動ローラ43が回転するとともに、カム51の回転機構が作動してカム51を回転させて駆動ローラ43及び従動ローラ44からなる作動ローラ対45の向きが図9の状態となる。すなわち、この支持フレーム47の回動により、従動ローラ44が駆動ローラ43の周りを公転して作動ローラ対45の向きが変わる。そして、プリント用紙Pは作動ローラ対45に挟持されて、下流側搬送路とは反対側の引込用搬送路に引き込まれる。
図9は、支持フレーム47の回動途中の状態を示す図である。図9に示すように、プリント用紙Pが進行して後端部が搬出ローラ55を通過すると、駆動ローラ43が停止する。この状態で、駆動ローラ43が逆回転して、プリント用紙Pの後端部が今度は先端部となって排出ユニットU6(下流側搬送路)に送り出される(図10参照)。こうしてスイッチバック動作が完了する。
そして、プリント用紙Pの先端部が搬出ローラ55よりも上方位置まで送り出されたときに、駆動ローラ43を一旦停止し、カム51の回転機構が作動してカム51を回転させる。これにより、支持フレーム47が回動する。
図11は、支持フレーム47の回動が完了した状態を示す。図11に示すように、支持フレーム47の回動に伴って、従動ローラ44がプリント用紙Pを介して搬出ローラ55に押し当たり、プリント用紙Pを従動ローラ44と搬出ローラ55との間に挟み込む。これにより、プリント用紙Pは、従動ローラ44と搬出ローラ55とで反対方向に曲げられる。つまり、従動ローラ44では、プリント用紙Pのカールにより突出している側とは反対側(プリント裏面側)に曲げられるが、搬出ローラ55では、プリント用紙Pのカールにより突出している側(プリント面側)に曲げられ、このことで、カールしたプリント用紙Pがデカールされる。
このように、反転ユニットU5によりプリント用紙Pが引込用搬送路から下流側搬送路へ搬送される際に、該プリント用紙Pをデカールするように構成されているから、排紙トレイ等においてプリント用紙Pが互いに重ねられても、プリント面に傷が付くのを防止することができる。
なお、デカール手段は、排出ユニットU6側に別途設けることも可能であるが、本実施形態のように、反転ユニットU5(スイッチバック手段)とデカール手段とを1つのユニットで構成し、反転ユニットU5の従動ローラ44をデカール手段のデカールローラとして利用する方が、デカール手段を簡単に且つ省スペースで構成することができる。
このスイッチバック動作及びデカール動作の完了後は、カム51の回転機構が逆方向に作動して支持フレーム47を元の状態(図7に示す状態)に戻す。
次に、スイッチバックを行わない場合、すなわち、カッターユニットU4で切断後のプリント用紙Pの長さが所定値よりも長い場合について説明する。
図12はスイッチバックを行わないときの反転ユニットの動作前の状態を示す側面図である。図12に示すように、カッターユニットU4の送り出しローラ42によって送り込まれたプリント用紙Pは、搬出ローラ55により案内され、用紙検出センサ56によりプリント用紙Pの先端部が検出されると、駆動ローラ43が回転する。そして、プリント用紙Pの先端部が従動ローラ44を通過すると、送り出しローラ42及び駆動ローラ43が停止する。この状態で、カム51の回転機構が作動してカム51を回転させて駆動ローラ43及び従動ローラ44からなる作動ローラ対45の向きが図13の状態を経て図14の状態となる。すなわち、この支持フレーム47の回動により、従動ローラ44が駆動ローラ43の周りを公転して作動ローラ対45の向きが変わる。
図13は、支持フレーム47の回動途中の状態を示す図である。図13に示すように、プリント用紙Pの先端部は支持フレーム47の回動に伴って従動ローラ44により折り曲げられる。
図14は、支持フレーム47の回動が完了した状態を示す。図14に示すように、支持フレーム47の回動に伴って、従動ローラ44がプリント用紙Pを介して搬出ローラ55に押し当たり、プリント用紙Pを従動ローラ44と搬出ローラ55との間に挟み込む。これにより、プリント用紙Pは、従動ローラ44と搬出ローラ55とで反対方向に曲げられる。つまり、搬出ローラ55では、プリント用紙Pのカールにより突出している側とは反対側(プリント裏面側)に曲げられるが、従動ローラ44では、プリント用紙Pのカールにより突出している側(プリント面側)に曲げられ、このことで、カールしたプリント用紙Pがデカールされる。
この状態で、駆動ローラ43を回転させ、プリント用紙Pを排出ユニットU6(下流側搬送路)に送り出す。これにより、デカール動作が完了する。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置によれば、プリントされたプリント用紙Pの切断後の長さが所定値以下であるときには、反転ユニットU5において、該プリント用紙Pをスイッチバックしながらデカールするので、プリント面を上向きとした状態で仕分け部17や排紙トレイ18に排出するとともに、仕分け部17や排紙トレイ18でプリント用紙Pが互いに重ねられても、プリント面に傷が付くのを防止することができる。
一方、プリントされたプリント用紙Pの切断後の長さが前記所定値よりも長いときには、反転ユニットU5において、プリント用紙Pのスイッチバックは行わないでデカールするので、プリント用紙Pを一時的に収容する収容スペースを装置内部に確保しなくてもよく、さらにスイッチバックを行わないので、プリント用紙Pを素早く排紙トレイ18へ搬送することができる。
また、スイッチバックを行うか否かにかかわらず、反転ユニットU5によりデカールを行うようにしたから、排紙トレイ18等においてプリント用紙Pが互いに重ねられても、プリント面に傷が付くのを防止することができる。
さらに、反転ユニットU5の従動ローラ44をデカールローラとして利用するように構成したから、デカール手段を簡単に且つ省スペースで構成することができる。
なお、本実施形態では、反転ユニットU5においてスイッチバックを行うためにローラを用いた構成について説明したが、ローラに限定するものではなく、例えば、ガイドプレートを組み合わせてスイッチバックを行うようにした構成としてもよい。
さらに、本実施形態では、写真プリントシステムに用いられるインクジェット式プリンタに本発明を適用したが、所定値よりも長いプリント用紙と、所定値以下の長さのプリント用紙とを、排紙トレイ等が設けられた所定位置へ搬送するプリンタであれば、どのようなプリンタにも本発明を適用することができる。
以上説明したように、本発明は、スイッチバックを行うか否かにかかわらずデカールを行うことができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態に係るプリンタの全体構成を示す斜視図である。 プリントブロックを示す斜視図である。 プリントブロックにおけるプリント用紙の搬送経路を示す概略模式図である。 プリントヘッドの駆動機構及びプリントユニットを示す斜視図である。 プリント用紙にプリントされる画像と切断マークとを示す図である。 制御系の構成を示す図である。 反転ユニットの動作前の状態を示す側面図である。 カムと従動部材との関係を示す平面図である。 反転ユニットにおいて支持フレームの回動途中の状態を示す図7相当図である。 図9において駆動ローラを逆転させた状態を示す図である。 反転ユニットにおいて支持フレームの回動が完了した状態を示す図7相当図である。 スイッチバックを行わないときの反転ユニットの動作前の状態を示す側面図である。 反転ユニットにおいて支持フレームの回動途中の状態を示す図12相当図である。 反転ユニットにおいて支持フレームの回動が完了した状態を示す図12相当図である。
B プリントブロック(プリンタ本体)
P プリント用紙
U4 カッターユニット
U5 反転ユニット(スイッチバック手段)(デカール手段)
U6 排出ユニット
18 排紙トレイ
43 駆動ローラ
44 従動ローラ(方向変換ローラ)
66 搬送制御部(切替手段)
100 プリンタ(画像形成装置)

Claims (3)

  1. ロール状に巻かれた長尺状の記録媒体に画像を形成し、該画像形成後の記録媒体を予め決められた長さに切断して所定位置へ搬送するように構成されたプリンタ本体を備えた画像形成装置であって、
    前記プリンタ本体は、
    上流側搬送路から搬送されてきた前記記録媒体の進行方向を逆転させて下流側搬送路へ搬送するスイッチバック手段と、
    前記記録媒体をデカールするデカール手段とを有していて、
    前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが所定値以下であるときには、常に前記スイッチバック手段により該記録媒体の進行方向を逆転させて前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送する一方、
    前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが前記所定値よりも長いときには、常に前記スイッチバック手段で該記録媒体の進行方向を逆転させないで前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送するように構成され
    前記スイッチバック手段と前記デカール手段とが1つのユニットで構成され、
    前記スイッチバック手段において前記記録媒体の進行方向を変更させる方向変換ローラは、その配設位置を変化させることにより、前記デカール手段において該記録媒体をデカールするデカールローラとして用いられるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. ロール状に巻かれた長尺状の記録媒体に画像を形成し、該画像形成後の記録媒体を予め決められた長さに切断して所定位置へ搬送するように構成されたプリンタ本体を備えた画像形成装置であって、
    前記プリンタ本体は、
    上流側搬送路から搬送されてきた前記記録媒体の進行方向を逆転させて下流側搬送路へ搬送するスイッチバック手段と、
    前記記録媒体をデカールするデカール手段と、
    前記スイッチバック手段により前記記録媒体のスイッチバックを行うか否かをユーザーの操作に基づいて切り替える切替手段とを有していて、
    前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが所定値以下で且つ前記切替手段で該記録媒体のスイッチバックを行うように切り替えられているときには、前記スイッチバック手段により該記録媒体の進行方向を逆転させて前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送し、
    前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが所定値以下で且つ前記切替手段で該記録媒体のスイッチバックを行わないように切り替えられているときには、前記スイッチバック手段により該記録媒体の進行方向を逆転させないで前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送し、
    前記画像形成後の記録媒体の切断後の長さが前記所定値よりも長いときには、常に前記スイッチバック手段で該記録媒体の進行方向を逆転させないで前記下流側搬送路へ搬送し且つ前記デカール手段により該記録媒体をデカールして前記所定位置へ搬送するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2において、
    前記スイッチバック手段と前記デカール手段とが1つのユニットで構成され、
    前記スイッチバック手段において前記記録媒体の進行方向を変更させる方向変換ローラは、その配設位置を変化させることにより、前記デカール手段において該記録媒体をデカールするデカールローラとして用いられるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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