JP5947979B2 - 回転ベゼルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、裏蓋及び風防で閉鎖されるケースバンドを備える時計に関し、前記時計は前記ケースバンドに固定された回転ベゼルシステムを更に備える。
本発明の技術分野は、微小機械学の分野である。
本発明は時計用の回転ベゼルに関する。
公知の回転ベゼルシステムは、上面及び底面を有する環状の回転ベゼルを有し、上面はユーザが視認できる表面である。このベゼルはその底面にノッチ又は歯部を有する。この回転ベゼルシステムは、更にばね手段を有する。このばね手段は、ベゼルを時計のケースバンド上にスナップ嵌合する際に、時計の回転ベゼルとケースバンドとの間に挿入される。また、このばね手段は、ベゼルのノッチに面する表面に葉状部を備える平坦なリングの形態を採る。これら葉状部は、平坦リングの平面に対して0°〜90°傾斜するように設けられている。葉状部は多少の可撓性を有し、これによりばね手段は回転ベゼルに作用して垂直力を印加できる。この垂直力は、時計のケースバンドから離れるようにベゼルを押圧する傾向を有する。
葉状部はまた、ベゼルのノッチと協働する役割も果たす。よって葉状部及びキャッチは、ベゼルが一方向にのみ回転できるよう構成されている。ベゼル及びばね手段は、一般に耐久性がありかつ高価でないという利点を有する鋼で作製されている。
貴金属材料製のベゼルを作製するのに同じ概念が使用される。しかしながら貴金属材料は、例えば低い機械的耐性等、不適切な機械的特性を有する。よって貴金属材料を用いたスナップ嵌合構成は、急速な摩耗にさらされるという欠点を有する。解決策は、ベゼルに追加するスナップ嵌合構成を作製することである。この構成により、貴金属材料製のベゼルを有することができるようになるが、ここでスナップ嵌合は耐用年数が長い材料を用いて達成される。この解決策の欠点は、スナップ嵌合構成を別個に作製してからベゼルの底面に固定しなければならないため、より複雑な製造方法が要求される点である。
更に回転ベゼルシステムは、ばね手段を最初に設置しなければならないため、ケースバンドに組み付けるのが困難であるという欠点を有する。ベゼルは後で組み付けられる。よって、組み付けが複雑であるだけでなく、分解が実質的に不可能であり、また分解により回転ベゼルが破壊される可能性が高い。
以上が、従来技術の回転ベゼルシステムを形成する全てである。このようなシステムは、最高級の時計には煩わしい、魅力的でない動作ノイズも有する。
本発明の目的は、製造がより単純であり、早期に摩耗することなく貴金属材料で作製でき、かつ分解可能な、時計用回転ベゼルシステムを提供することにより、従来技術の欠点を克服することである。
この目的のために、本発明は、その上に環状の回転ベゼルシステムが回転可能に設置される周縁肩部を含む時計用ケースバンドに関し、この時計用ケースバンドは、前記回転ベゼルシステムが独立したモジュールで形成されることを特徴とする。前記モジュールは環状ベゼル、環状支持要素、歯付き要素、前記歯付き要素と弾性的に協働するばね手段を有する。前記ばね手段及び前記歯付き要素はベゼル及び支持要素によって軸方向に保持される。前記回転ベゼルシステムは更に、ばね手段、支持要素、ベゼルを互いに対して固定するための固定要素を有し、歯付き要素は前記ケースバンドと角度的に一体である。その一方でばね手段はベゼル及び支持要素と角度的に一体であり、これによりばね手段、ベゼル、支持要素が共に回転することで、回転ベゼルシステムの位置をケースバンドに対して位置合わせできる。
本発明の第1の利点は、本発明による回転ベゼルシステムの作製及び組み付けがより単純である点である。実際、ばねリング及び歯部を前記支持部品とベゼルとの間に配置するために支持部品上にリングを設置することにより、独立したモジュールを有することができるようになる。回転ベゼルモジュールを別個に設置できるため、このモジュールは製造プロセスを改善する。歯部は腕時計のケースバンドに固定されるよう設けられるため、支持部品及びばねは互いに一体である。
更に、この構成では、歯部がベゼルに一体化されておらず、単に前記ベゼルに固定されているため、早期での摩耗のリスクなしに、ベゼルを貴金属材料から作製できる。実際、回転ベゼルシステムは、ばね及び歯部がベゼルと支持部品との間に挿入され、ばね及び歯部が互いに協働するように設けられる。
第1の実施形態では、歯付き要素及びばね手段は互いに対して同心である。
第2の実施形態では、ベゼル及び支持要素は、ベゼルを支持要素に組み付けると、歯付き要素及びばね手段が配置される第1のハウジングが形成されるよう、共に相補的な外形を呈するように設けられる。
第3の実施形態では、歯付き要素は歯部を有する歯付きリングからなり、ばね手段は、前記歯付き要素上に配設された歯部と協働できる弾性手段を有するばねリングを含む。
第4の実施形態では、歯付きリング及びばねリングは平坦な同一平面上のリングである。
別の実施形態では、歯付きリングはその外面に歯部を有し、かつケースバンドと角度的に一体であり、ばねリングはベゼル及び支持要素と一体であり、またその内面に、前記歯付きリング上に配設された歯部と協働できる弾性手段を有する。
別の実施形態では、弾性手段は、歯部に圧力を印加するために、ばねリングの内側に向かって延伸するアームである。
別の実施形態では、ケースバンドは側壁を有し、この側壁には溝を形成する隆起部が設けられており、これによって支持要素上に設けられた突起が前記溝と協働でき、回転ベゼルシステムの垂直運動を制限できる。
別の実施形態では、歯付きリングは少なくとも1つの突出部を有し、ケースバンドの側壁は少なくとも1つの凹部を有し、この凹部は、前記少なくとも1つの突出部を凹部内に挿入することで、ケースバンドに対する歯付きリングの角度運動を制限できるように設けられる。
別の実施形態では、歯付きリングは3つの突出部を有する。
別の実施形態では、ばねリングは角度的に均等配置された3つの突出部を有する。
本発明はまた、その上に環状の回転ベゼルシステムが回転可能に設置される周縁肩部を有する時計用ケースバンドにも関し、この時計用ケースバンドは、前記回転ベゼルシステムが独立したモジュールで形成されることを特徴とする。前記モジュールは環状ベゼル、環状支持要素、歯付き要素、前記ノッチと弾性的に協働するばね手段を有する。前記ばね手段及び前記歯付き要素は、ベゼル及び/又は支持要素によって軸方向に保持される。前記回転ベゼルシステムは更に、歯付き要素、支持要素、ベゼルを互いに対して固定するための固定要素を有し、ばね手段は前記ケースバンドと角度的に一体である。その一方で歯付き要素は、ベゼル及び支持要素と角度的に一体であり、これにより、回転ベゼルシステムの位置をケースバンドに対して位置合わせできる。
第1の実施形態では、歯付き要素及びばね手段は互いに同心である。
第3の実施形態では、歯付き要素は歯部を含む歯付きリングからなり、ばね手段は、前記歯付き要素上に配設された歯部と協働できる弾性手段を有するばねリングを含む。
別の実施形態では、ばねリングは開いており、最小半径を有する少なくとも1つの領域と、最大半径を有する1つの領域とを有し、最大半径の領域は前記支持要素内に設けられた凹部と協働し、最小半径の領域はケースバンドに設けられた溝と協働する。
別の実施形態では、前記ばねリングは2つの端部を備え、端部のうちの一方は隆起部を有し、前記隆起部は軸方向に配向された湾曲部及び前記ばねリングに平行な平坦部を備え、前記平坦部はその外面に、歯付き要素と協働する歯部を有する。
別の実施形態では、ベゼル及び支持要素は、ベゼルを支持要素に組み付けることで、歯付き要素が配置される第2のハウジングが形成されるよう、共に相補的な外形を呈するように設けられ、前記支持要素はばね手段が挿入される凹部を有する。
本発明は更に、裏蓋及び風防で閉鎖されるケースバンドで形成されたケースを有する時計に関し、この時計は、前記ケースバンドが先行する請求項のいずれか1項に記載の回転ベゼルシステムであることを特徴とする。
本発明によるベゼルシステムの目的、利点及び特徴は、単なる非限定的な実施例として添付した図面に示された本発明の少なくとも1つの実施形態に関する以下の詳細な説明を読むことにより、より明らかになるであろう。
図1は、本発明による回転ベゼルシステムの分解斜視図である。 図2は、本発明による回転ベゼルシステムの底面図である。 図3は、図2の部分拡大図である。 図4は、本発明による回転ベゼルシステムの上面図である。 図5は、本発明による回転ベゼルシステムの断面図である。 図6は、本発明による回転ベゼルシステムの断面図である。 図7は、本発明による回転ベゼルシステムの第2の実施形態の断面図である。 図8は、本発明による回転ベゼルシステムの第2の実施形態の変形例の断面図である。 図9は、本発明による回転ベゼルシステムの第2の実施形態の変形例の分解斜視図である。 図10は、本発明による回転ベゼルシステムのばねリングの上面図である。
本発明は、組み付けがより単純である回転ベゼルシステムを提供することからなる一般的発明概念に由来するものである。
回転ベゼルシステムは中心軸(C)を有するケースバンドに固定される。回転ベゼルシステムは、またユーザに視認及び操作される部分である環状ベゼルと、これもまた環状である支持要素とを有する。回転ベゼルシステムは、またベゼルと支持要素との間に配置される歯部も有する。最後に、回転ベゼルシステムは歯付き要素と協働するばね手段を有し、これにより回転ベゼルシステムは腕時計のケースバンドに対して回転でき、ケースバンドに対するベゼルの位置を位置合わせできる。歯付き要素又はばね手段が前記ケースバンドと角度的に一体であることにより、この回転が可能である。
図1は、本発明の第1の実施形態による回転ベゼルシステム1を、各部分を別個に示すために立体分解図で示す。
この第1の実施形態では、回転ベゼルシステムは、ユーザに視認及び操作される部分であるベゼル7を有する。この環状ベゼルは、ユーザが視認できる上面7a及び底面7bを有する。回転ベゼルシステム1は、更に環状リングの形態を採る支持要素又は予備組み付け要素5を有する。この支持要素5は、上面52及び底面54を有する平坦リング50を有する。上面52は第1の周縁リム56を有する。底面54は、第2の周縁リム58と、平坦リング50の内側端部に近い第3の周縁リム60とを有する。このようにして、第2の周縁リム58及び第3の周縁リム60は環状ハウジング62を形成する。この第3の周縁リム60は、平坦リング50の中心軸に向かって延伸する少なくとも1つの突起64を有する。好ましくは、第3の周縁リム60は前記リム60の全体を覆う単一の突起を含む。
図2〜図4に見られるように、回転ベゼルシステム1は更に、ばね−キャッチ組立体又はキャッチ嵌合システムを有する。このばね−キャッチ組立体は、ばね手段9及び歯付き要素19を有する。ばね手段9は、弾性手段13を備えるリング11を有する。これら弾性手段13は例えば弾性アーム15の形態を採り、この弾性アーム15はリング11から突き出ないようにリング11内に設けられている。これら弾性アーム15は、その自由端部においてばねリング11の内側に向かって傾斜するように設けられている。各弾性アーム15は前記ばねリング11内にノッチを作製することによって形成され、これにより、各弾性アーム15とリング11の本体との間に凹部17が現れる。各弾性アーム15の厚さは、端部15aに向かって減少するように形成されている。本実施例では、ばね手段は、120°の間隔で角度的に均等配置された3つの弾性アームを含む。
実際、歯付き要素19は歯付きリング21を有し、歯付きリング21の外壁21aは歯部23を備え、内壁21bは突出部又は突起25(ここでは3個)を有する。この歯付き要素19は、前記ばね手段9に挿入されるように設けられ、即ち歯付き要素21は前記ばねリング11内に配置できるようサイズ設定される。歯付きリング21及びばねリング11は同心であり、かつ同一平面上にある。歯付きリング21がばねリング11内に挿入される際、この構成により弾性手段13の弾性アーム15が傾斜しているために歯部23と協働できる。この構成では、各弾性アーム15は歯部23と接触し、これにより、各弾性アーム15の端部15aが歯部23の窪みの中に位置する静止位置が得られる。ばねリング11の内部に向かう弾性アーム15のこの傾斜を用いて、ばねリング11の歯付きリング21に対する一方向の回転を可能とする。歯部23及び弾性手段13は、ばねリング11が歯付きリング21に対して所定の方向:時計回り又は反時計回りに回転できるように設けられている。当然、歯部23及び弾性手段13を、ばねリング11が2つの方向:時計回り若しくは反時計回りのうちの一方の方向及び/又は他方の方向に回転できるよう配置することもできる。
そしてこのばね−キャッチ組立体10を、支持要素5の上面52に配置する。この支持要素5及びベゼル7は、例えばねじ等の固定手段27を介して互いに対して固定され、その結果、ばね手段9及び歯付き要素19が配置された第1のハウジング51を形成する。固定手段27はばね−キャッチ組立体10を貫通する。これを達成するために、支持要素5、ベゼル7、前記ばね−キャッチ組立体10は、前記固定手段27が貫通できる開口12を有する。これら開口12はばねリング11上に配設される。結果として、ばねリング11は支持要素5及びベゼル7と一体となる。固定手段27は、また接着剤又はリベット又は他の手段であってもよい。
次に、図5、6に示すように、ベゼルシステムを時計に組み付ける。この時計はケースバンド3を有する。このケースバンド3は、側壁302及び基部304によって形成される肩部300を有する。この肩部300は、回転ベゼルシステム1のためのハウジングとして機能する。側壁302は、側壁302の全周にわたって延在する隆起部306を有する。この隆起部306は、基部304及び壁302とによって、支持溝308を形成する。この支持溝308により、回転ベゼルシステム1のケースバンド3上への組み付け中に、突起64を支持溝308に挿入できる。この挿入は、回転ベゼルシステム1をケースバンド3に対して垂直に保持するための強力な挿入である。
歯付きリング21の突出部25又は突起は、前記回転ベゼルシステムを時計に固定するために使用される。
ケースバンドは、更に少なくとも1つの凹部310を有する。前記実施例では、3つの凹部310が形成され、凹部310の数は突出部25の数と同一である。実際、これら凹部310は側壁302に設けられ、歯付きリング21の内壁21bの突出部25の形状と同一又はほぼ同一の形状を有する。回転ベゼルシステム1を時計のケースバンド3に組み付ける間に、各突出部25をケースバンド3の凹部に挿入する。これら凹部310の目的は、ケースバンド3に対する回転に関して回転ベゼルシステム1をロックすることである。
実際、前記回転ベゼルシステム1は、支持溝308に挿入される突起64によって、ケースバンド3に対して垂直な軸方向に固定される。しかしながら、回転ベゼルシステム1は回転に関してロックされず、従ってユーザがベゼルを回した場合にケースバンド3に対して回転する。壁302とケースバンド3の基部304と回転ベゼルシステム1の外壁との間の摩擦力のみが、このような回転を防止するために作用する。
一連の凹部のうちのいくつかの凹部に挿入される突出部25によって、ケースバンド3に対する歯付きリング21の回転を防止する。よってこの歯付きリング21は、ケースバンドと一体に回転する。この歯付きリング21は回転ベゼルシステム1中に挿入されてばねリング11と協働するため、回転ベゼル、ばねリング11、支持要素5からなる組立体のみがケースバンドに対して回転できる。
既に述べたように、歯部23及びばね手段13は、歯付きリング21に対する、即ちケースバンド3に対する回転ベゼル7の回転方向を画定するよう配設されている。ユーザがベゼル7を把持してこのベゼル7を回すと、2つの異なる反応が起こる。
まず第1に、ユーザがベゼル7を所望の方向とは反対の方向に回すと、ベゼルは回転しない。実際、弾性アーム15は、各アーム15の端部15aが回転を妨げるように形成されている。ベゼル7の回転、従ってばねリング11の回転が正しい方向でない場合、アーム15の傾斜により端部15aが歯部23を係入するため、アーム15は歯部23の上部を通過できない。ユーザがベゼル7、従ってばねリング11を間違った方向に回せば回す程、端部15aが歯部23に対して印加する圧力は大きくなる。これにより、ベゼルは回転できなくなる。具体的には、アーム15はその端部15aにおいて屈曲形状を有し、これによりこの端部が2つのノッチ間の窪みを圧接する。端部15aの湾曲が歯部23のノッチの形状と一致するように、各アーム15の前記端部15aを屈曲させることによって、ロックが改善される。
第2に、ベゼルを、前記ベゼルが回転するよう構成されている方向に回されると、ベゼルは回転する。実際、この場合、ベゼル7は、従ってばねリング11は、アーム15が回転を妨げない正しい方向に回転する。なぜなら、この方向において、アーム15の端部15aは歯部23を圧迫しないためである。アーム15を圧迫するのは歯部23のノッチである。これら弾性アーム15は、アーム15が前記ばねリング11と接触するまで、ばねリング11に向かって径方向に移動する。
このようにして、弾性アーム15の配向を変更することにより、ベゼルの回転方向を変更できる。アーム15が時計回りの方向に配向された場合、ベゼル7は時計回りの方向と反対の方向に単方向性となり、逆の場合も同様である。この構成は、単にばねリングを回転させて弾性アームの方向を変更するだけで達成できる。更に、ユーザがベゼル7を回した場合に歯付きリング21に圧力を印加しない弾性アームを製造することにより、回転ベゼルシステム1は双方向性となり得る。これを達成するために、アーム15がいずれの回転方向においても歯部23に圧力を印加しないように、アーム15を径方向に延伸させることも考えられる。従って、調整が容易な予備組み付けされた回転ベゼルシステムが得られる。
この回転ベゼルシステム1の利点は、この回転ベゼルシステムを貴金属材料で容易に作製できるようになる点である。実際、歯付きリング21はベゼルから独立しており、即ちベゼルに固定されていない。よって、具体的な制約が存在しない。結果として、歯付きリング21及びばねリング11は依然として鋼、即ち貴金属材料よりも低い摩耗を呈する材料で作製されているため、製造の問題を引き起こすことなく、ベゼルを貴金属材料で作製できる。
図7に見られる第2の実施形態では、回転ベゼルシステム10は、ユーザに視認及び操作される部分であるベゼル1070を有する。この環状ベゼルは、ユーザが視認できる上面及び底面を有する。回転ベゼルシステム10は、更に支持要素1050を有する。この支持要素1050は、上面及び底面を有する平坦なリング1051を有する。上面は、階段状の外形を有する周縁リム1052を有する。よって、前記リムが複数の水平面又は支持表面を有することが明らかである。最低条件として、第1の周縁リム1052は少なくとも1つの中間水平面を有し、従って支持要素1050は3つの異なる高さにおいて3つの支持表面を有する。底面は第2の周縁リム1053を有する。第2の周縁リム1053は、この第2のリム1053の内面を覆う凹部1054を有し、これにより円形の凹部を形成する。ベゼル1070もまた、階段状の外形を有するが、これは上述の階段状外形とは反転したものである。この階段状外形は、支持要素1050の外形と協働するように設けられている。
図7、9に見られる回転ベゼルシステム10は更に、ばね−キャッチ組立体を有する。このばね−キャッチ組立体は、ばね手段1090及び歯付き要素1190を有する。歯付き要素1190は歯付きリング1191を有し、歯付きリング1191の内壁は歯部1192を有し、外壁1193は突出部又は突起1194(ここでは3個)を有する。この歯付き要素1190は、支持要素1050に挿入されるように設けられる。より具体的には、歯付きリング1191は最も低い支持表面上に配置される。歯付き要素1190を角度的にロックするために、支持要素1050は窪み1055を有する。これら窪み1055の数は、歯付きリング1191の外壁1193上の突出部又は突起1194の数に等しい。窪み1055は、歯付きリング1191が支持要素1050内に配置された際に、突出部又は突起1194が前記窪み1055の中に挿入され、これによって前記歯付きリング1191を角度的にロックするように設けられている。次に、ベゼル1070は支持要素に固定される。この組み付け中、ベゼル1070の反転した階段状外形は、支持要素1050の階段状外形と協働する。これら外形の寸法は、ベゼル1070の反転した階段状外形と支持要素1050の階段状外形とが組み合わさり、歯付き要素を挿入できる第2のハウジング1156を形成するように、計算される。ベゼル1070は結果として歯付き要素1190を圧迫し、これにより歯付き要素1190を支持要素1050内にしっかりと保持する。ベゼル1070は、打ち込み又はねじ止め又は接着してもよい。
ばね手段1090は、外壁1901及び内壁1903を有する、開いていてもいなくてもよいばねリング1900を有する。ばねリング1900は、前記非閉鎖リングの湾曲の半径よりも小さい半径の湾曲1902を有する少なくとも1つの領域を備えている。よって前記ばねリング1900は、最大半径を有する少なくとも1つの領域1904及び最小半径を有する少なくとも1つの領域1902を含むことが明らかである。図9、10に示したこの場合では、ばねリング1900は、前記非閉鎖リングの湾曲の半径よりも小さい半径の湾曲1902を有する3つの規則的かつ角度的に離間した領域を有する。前記非閉鎖リングは、また、その端部1906のうちの一方に、隆起部1908も有する。これは、前記端部1906が、端部1906を持ち上げるような軸方向の又は垂直な湾曲を有する湾曲部1906aと、ばねリング1901の水平面に平行な平坦部1906bとを有することを意味している。
歯付きリング1191の歯部1192と協働するよう設計された歯部1910を、隆起部1908の外壁1901に設ける。実際、ばねリング1900を回転ベゼルシステム10に設置する際、前記ばねリング1900は第2のリム1053の円形の窪み1054の中に挿入される。続いて、隆起部1908の隆起高さを、隆起部1908が歯付きリング1191に対向するよう計算する。従って、隆起部1908の外面1901の歯部1910は、歯付きリング1191の内面の歯部1192と接触する。この協働により、回転ベゼルシステム10の回転方向を決定できる。これを達成するために、隆起部1908の歯部1910及び歯付きリング1191の内面の歯部1192は、各歯が、傾斜した表面と、歯付きリング1191の半径又はばねリング1901の半径と重なる表面とを含むよう、構成される。ばねリング1901を回転ベゼルシステム10に設置する際、ばねリングの歯部の各歯の傾斜した表面は、歯付きリング1191の歯部1192の各歯の傾斜した表面上に支持される。システム10の回転は単方向性であり、即ち時計回りの方向又は反時計回りの方向に回転できる。しかしながら、回転を双方向性とすることができる。
ばねリング1900は、ひとたび支持要素1050内に設置されると、湾曲の半径がばねリングの湾曲の半径よりも小さい領域1902のみが、第2のリム1053の円形の窪み1054内に配置されるように形成されている。これは、これらの領域が、ばねリング1900の残りの部分からに比べて、前記リングの中心からの方が遠いためである。
この構成の利点は、これが予備組み付けできる回転ベゼルシステム10を提供し、これにより腕時計の最終組み付けが容易になる点である。
回転ベゼルシステム10を腕時計のケースバンド1300上に組み付ける際、前記回転ベゼルシステム10の打ち込みにより、ばね手段1090に印加される応力が発生する。この応力は結果としてばねリング1901の直径を増大させ、ばねリング1901はその全体が第2のリム1053の円形の窪み1054に入ろうとするため、これにより打ち込み作業が容易になる。
ばねリング1901がケースバンド1300上に位置する溝1308に面している場合、前記ばねリング1901に印加される応力は減少する。ばねリングはその初期位置に戻るよう弛緩する。前記ばねリングの中心1904から最も離れたばねリングの領域が弛緩するにつれて、それらはケースバンド1300の溝1308内に挿入され、垂直方向の保持を保証する。
更に、ばねリングは、その内面1903に少なくとも1つの突起1912を有する。この突起1912は、ケースバンド1300上に位置する凹部1309と協働するように配設されている。この凹部1309は、回転ベゼルシステム10をケースバンド上に設置する際に突起1912が凹部1309に挿入されるように、位置決めされる。この協働により、ケースバンド1300に対するばねリング1901の角度的ロックがもたらされる。
このようにして、ケースバンド1300と角度的に一体であるばねリング1901と、ベゼル1070、支持要素1050、少なくとも1つの所定の方向においてケースバンド1300の周りを回転できる歯付き要素1191で形成された組立体とが得られる。実際、ユーザが回転ベゼルシステム10を回転させる際、ユーザは2つの可能性を有している:ユーザは回転ベゼルシステム10を、この回転ベゼルシステム10が回転するように構成されている方向に回転させるか、又は反対の方向に回転させる。ユーザがベゼルを回転させる方向に応じて、ばねリングの歯及び歯付きリング1191の歯は互いに摺動し合って噛み合うか又は互いを圧迫し、これによって回転を妨げる。
本発明のこの第2の実施形態による回転ベゼルシステムの1つの利点は、印加される応力が低いため、ケースバンド上に組み付けるのがより容易である点である。実際、公知のシステム10では、垂直方向の保持は剛性要素の打ち込みによって達成され、これは回転ベゼルシステム10を打ち込むのに有意な力を印加することを必要とする。これはまた、前記システムの破壊の有意なリスクがあるため、回転ベゼルシステム10をケースバンド1300から取り外す作業が極めて複雑であることを意味している。本発明による回転ベゼルシステムは、弾性要素を使用して垂直方向の保持を保証する。垂直方向又は軸方向の保持のために使用され、打ち込み作業中に変形するのは、ばねリング1901である。よって、本発明の回転ベゼルシステム10をケースバンド上に組み付けるために印加しなければならない応力は低い。結果として、これにより回転ベゼルシステムをケースバンドから取り外す作業の複雑さを低減し、前記回転ベゼルシステムの破壊のリスクを低下させることができる。
両実施形態に共通の利点は、回転ベゼルシステム内のばねリング11、1901及び歯付きリング21、1191を交換することにより、回転ベゼルシステムの回転方向の選択を容易に変更できる点である。
図8に見られる第2の実施形態の変形例では、支持要素1050は密封要素1200を更に有する。実際、ベゼルをダイバーズウオッチにおいて使用する場合、又は単に前記ベゼルを水の侵入から保護するために、密封用ガスケット1201を回転ベゼルシステム10内に配置して、システムを密封する。この目的のために、支持要素1050の外形は追加の中間水平面、即ち追加の支持表面を有する。この追加の支持表面は密封用ガスケットを挿入するために使用される。次に、この密封用ガスケット1201を、ベゼル1070と支持要素1050との間で圧縮する。好ましくは前記追加の中間水平面を、密封用ガスケット1201を挿入する際に、ガスケットを有する支持要素の外形が、第2の実施形態の、即ち密封用ガスケットを有さない支持要素1050の外形と同一となるように、サイズ設定する。これは、修正されるのがベゼルではなく、支持要素1050のみであることを意味している。
当業者には明らかな様々な変形及び/又は改良及び/又は組み合わせを、添付の請求項で定義される本発明の範囲を逸脱することなく、上述した本発明の様々な実施形態に対して行ってよいことは、明らかである。

Claims (18)

  1. 時計用ケースバンド(3)の周縁肩部(300)上に回転可能に設置される環状回転ベゼルシステム(1)であって、
    前記回転ベゼルシステム(1)は、予備組み立て済みモジュールとして形成されており
    前記回転ベゼルシステム(1)は、環状ベゼル(7)、環状支持要素(5)、歯付き要素(19)、前記歯付き要素と弾性的に協働するばね手段(9)を有し、
    前記ばね手段及び前記歯付き要素は、前記ベゼル及び前記支持要素によって軸方向に保持され、
    前記回転ベゼルシステムは、更に前記ばね手段、前記支持要素(5)、前記ベゼル(7)を互いに対して固定するための固定要素(27)を有し、
    前記歯付き要素(19)は前記ケースバンドと角度的に一体であり、その一方で前記ばね手段(9)は前記ベゼル(7)及び前記支持要素(5)と角度的に一体であり、これにより前記ばね手段(9)、前記ベゼル(7)、前記支持要素(5)が共に回転することで、前記回転ベゼルシステムの位置を前記ケースバンドに対して位置合わせできる
    ことを特徴とする、回転ベゼルシステム(1)。
  2. 前記歯付き要素(19)及び前記ばね手段(9)は、互いに対して同心であることを特徴とする、請求項1に記載の回転ベゼルシステム。
  3. 前記ベゼル(7)及び前記支持要素(5)は、前記ベゼルを前記支持要素に組み付けると、前記歯付き要素(19)及び前記ばね手段(9)が配置される第1のハウジング(51)が形成されるよう、共に相補的な外形を呈するように設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転ベゼルシステム。
  4. 前記歯付き要素(19)は、歯部(23)を備える歯付きリング(21)からなり、
    前記ばね手段(9)は、前記歯付きリング(21)の前記歯部(23)と協働できる弾性手段(13)を有するばねリング(11)からなる
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転ベゼルシステム。
  5. 前記歯付きリング(21)及び前記ばねリング(11)は、平坦な同一平面上のリングであることを特徴とする、請求項4に記載の回転ベゼルシステム。
  6. 前記歯付きリング(21)はその外面に前記歯部(23)を有し、かつ前記ケースバンド(3)と角度的に一体であり、
    前記ばねリング(11)は前記ベゼル(7)及び前記支持要素(5)と一体であり、またその内面に、前記歯付き要素上に配設された前記歯部(23)と協働できる前記弾性手段(13)を有する
    ことを特徴とする、請求項4又は5に記載の回転ベゼルシステム。
  7. 前記弾性手段(13)は、前記歯部(23)に圧力を印加するために、前記ばねリング(11)の内側に向かって延伸するアーム(15)であることを特徴とする、請求項6に記載の回転ベゼルシステム。
  8. 前記肩部(300)は、前記ケースバンドの中心軸に平行な側壁(302)を有し、
    前記側壁には、溝(308)を形成する隆起部(306)が設けられており、これによって前記支持要素(5)上に設けた突起(64)が前記溝と協働でき、前記回転ベゼルシステムの軸方向運動を制限できる
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の回転ベゼルシステム。
  9. 前記歯付きリング(21)は少なくとも1つの突出部(25)を有すること、及び
    前記ケースバンドの側壁(302)は少なくとも1つの凹部(310)を有し、前記凹部(310)は、前記少なくとも1つの突出部(25)を前記凹部内に挿入することで、前記ケースバンドに対する前記歯付きリングの角度運動を制限できるように設けられていること
    を特徴とする、請求項4に記載の回転ベゼルシステム。
  10. 前記歯付きリングは、3つの前記突出部(25)を有することを特徴とする、請求項9に記載の回転ベゼルシステム。
  11. 前記ばねリングは、角度的に均等配置された3つの弾性アームを有することを特徴とする、請求項7に記載の回転ベゼルシステム。
  12. 時計用ケースバンド(1300)の周縁肩部(300)上に回転可能に設置される環状回転ベゼルシステム(10)であって、
    前記回転ベゼルシステム(1)は予備組み立て済みモジュールとして形成されており
    前記回転ベゼルシステム(1)は環状ベゼル(1070)、環状支持要素(1050)、歯付き要素(1190)、スナップ嵌合手段と弾性的に協働するばね手段(1090)を有し、
    前記ばね手段及び前記歯付き要素(1190)は、前記ベゼル及び/又は前記支持要素によって軸方向に保持され、
    前記回転ベゼルシステム(10)は、前記歯付き要素、前記支持要素、前記ベゼルを互いに対して固定するための固定要素(27)を有し、
    前記ばね手段(1090)は前記ケースバンド(1300)と角度的に一体であり、その一方で前記歯付き要素は前記ベゼル及び前記支持要素と角度的に一体であり、これにより、前記回転ベゼルシステムの位置を前記ケースバンドに対して位置合わせできる
    ことを特徴とする、回転ベゼルシステム(10)。
  13. 前記歯付き要素(1190)及び前記ばね手段(1090)は互いに対して同心であることを特徴とする、請求項12に記載の回転ベゼルシステム。
  14. 前記歯付き要素(1190)は、歯部(1192)を含む歯付きリング(1191)からなり、
    前記ばね手段(1090)は、前記歯付きリング上の前記歯部と協働できる弾性手段(13)を有するばねリング(1901)からなる
    ことを特徴とする、請求項12又は13に記載の回転ベゼルシステム。
  15. 前記ばねリング(1901)は開いており、少なくとも二つの相違する半径を有する湾曲の領域を有し、そして、最小半径を有する少なくとも1つの領域(1902)と、最大半径を有する少なくとも1つの領域(1904)とを有し、
    前記最大半径の領域(1904)は前記支持要素(1050)内に配設された窪み(1054)と協働し、前記最小半径の領域(1902)は前記ケースバンドに設けた溝(1308)と協働する
    ことを特徴とする、請求項14に記載の回転ベゼルシステム。
  16. 前記ばねリング(1901)は2つの端部(1906)を備え、
    前記端部のうちの一方は隆起部(1908)を有し、
    前記隆起部は、垂直方向に配向された湾曲部(1906a)及び前記ばねリングに平行な平坦部(1906b)を備えている
    こと、並びに
    前記平坦部はその外面(1904)に、前記歯付き要素(1190)と協働する前記歯部(1192)を有すること
    を特徴とする、請求項15に記載の回転ベゼルシステム。
  17. 前記ベゼル(1070)及び前記支持要素(1050)は、前記ベゼルを前記支持要素に組み付けることで、前記歯付き要素(1190)が配置されるハウジング(1156)が形成されるよう、共に相補的な外形を呈するように設けられ、
    前記支持要素(1050)は、前記ばね手段が挿入される前記窪み(1054)を有すること
    を特徴とする、請求項12〜16のいずれか1項に記載の回転ベゼルシステム。
  18. 裏蓋及び風防で閉鎖されるケースバンド(3、1300)で形成されたケースを含む時計であって、
    前記ケースバンドは、請求項1〜17のいずれか1項に記載の回転ベゼルシステムであることを特徴とする、時計。
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