JP5930636B2 - 偏光板 - Google Patents
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Description
前記偏光フィルムの少なくとも片面に保護フィルムが積層されており、
前記保護フィルムとは反対側の最表面に粘着剤層が設けられており、
前記偏光フィルムの吸収軸と直交する方向の幅2mmあたりの収縮力が、80℃の温度で240分間保持したときに1.0N以下であり、
前記粘着剤層の23℃における貯蔵弾性率が0.20MPa以上であることを特徴とする、偏光板である。
前記プライマー層の上にポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、前記基材フィルム、前記プライマー層および前記ポリビニルアルコール系樹脂層をこの順で備えた積層フィルムを得る、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程と、
前記ポリビニルアルコール系樹脂層に偏光フィルム化処理を施して偏光フィルムとし、前記基材フィルム、前記プライマー層および前記偏光フィルム層をこの順で備えた偏光性積層フィルムを得る、偏光フィルム化処理工程と、
前記偏光性積層フィルムの前記基材フィルムとは反対側の面に保護フィルムを貼合する保護フィルム貼合工程と、
前記基材フィルムを偏光性積層フィルムから剥離する基材フィルム剥離工程と、
前記保護フィルムとは反対側の最表面に粘着剤層を積層する粘着剤層積層工程と、をこの順で含む、偏光板の製造方法であって、
前記偏光フィルムの吸収軸と直交する方向の幅2mmあたりの収縮力が、80℃の温度で240分間保持したときに1.0N以下であり、
前記粘着剤層の23℃における貯蔵弾性率が0.20MPa以上であることを特徴とする、偏光板の製造方法にも関する。
前記基材フィルムが剥離された面側に少なくとも一枚の光学フィルムを積層する光学フィルム積層工程を含むことが好ましい。
前記プライマー層の上にポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、前記基材フィルム、前記プライマー層および前記ポリビニルアルコール系樹脂層をこの順で備えた積層フィルムを得る、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程と、
前記ポリビニルアルコール系樹脂層に偏光フィルム化処理を施して偏光フィルムとし、前記基材フィルム、前記プライマー層および前記偏光フィルム層をこの順で備えた偏光性積層フィルムを得る、偏光フィルム化処理工程と、
前記偏光性積層フィルムの前記基材フィルムとは反対側の面に保護フィルムを貼合する保護フィルム貼合工程と、
前記基材フィルムを偏光性積層フィルムから剥離する基材フィルム剥離工程と、
前記保護フィルムとは反対側の最表面に、粘着剤層付き光学フィルムを粘着剤層側が最表面となるように積層する粘着剤層付き光学フィルム積層工程と、をこの順で含む、偏光板の製造方法であって、
前記偏光フィルムの吸収軸と直交する方向の幅2mmあたりの収縮力が、80℃の温度で240分間保持したときに1.0N以下であり、
前記粘着剤層の23℃における貯蔵弾性率が0.20MPa以上であることを特徴とする、偏光板の製造方法にも関する。
前記基材フィルムが剥離された面側に少なくとも一枚の他の光学フィルムを積層する光学フィルム積層工程を含むことが好ましい。
前記積層フィルムを延伸する延伸工程と、
前記ポリビニルアルコール系樹脂層を二色性物質で染色する染色工程とを含むことが好ましい。
本発明で用いられる基材フィルムの材料としては、たとえば、透明性、機械的強度、熱安定性、延伸性などに優れる熱可塑性樹脂が用いられる。このような熱可塑性樹脂の具体例としては、セルローストリアセテート等のセルロースエステル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂)、ポリアリレート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、およびこれらの混合物、共重合物などが挙げられる。基材フィルムは、上述の樹脂1種類のみを用いた単層であっても構わないし、樹脂を2種類以上をブレンドしたものであっても構わない。もちろん、単層でなく多層膜を形成していても構わない。
環状ポリオレフィン系樹脂は、環状オレフィンを重合単位として重合される樹脂の総称であり、たとえば、特開平1−240517号公報、特開平3−14882号公報、特開平3−122137号公報等に記載されている樹脂が挙げられる。具体例としては、環状オレフィンの開環(共)重合体、環状オレフィンの付加重合体、環状オレフィンとエチレン、プロピレン等のα−オレフィンとその共重合体(代表的にはランダム共重合体)、およびこれらを不飽和カルボン酸やその誘導体で変性したグラフト重合体、ならびにそれらの水素化物などが挙げられる。環状オレフィンの具体例としては、ノルボルネン系モノマーが挙げられる。
プライマー層としては、基材フィルムとポリビニルアルコール樹脂層との両方にある程度強い密着力を発揮する材料であれば特に限定されない。たとえば、透明性、熱安定性、延伸性などに優れる熱可塑樹脂が用いられる。具体的にはアクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂が挙げられるがこれに限定されるものではない。
ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程(S10)においては、基材フィルムの一方の表面上にポリビニルアルコール系樹脂からなる樹脂層(ポリビニルアルコール系樹脂層)を形成する。ポリビニルアルコール系樹脂としては、たとえば、ポリビニルアルコール樹脂およびその誘導体が挙げられる。ポリビニルアルコール樹脂の誘導体としては、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセタールなどの他、ポリビニルアルコール樹脂をエチレン、プロピレン等のオレフィン、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等の不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸のアルキルエステル、アクリルアミドなどで変性したものが挙げられる。上述のポリビニルアルコール系樹脂材料の中でも、ポリビニルアルコール樹脂を用いるのが好ましい。
ケン化度が高いほど、水酸基の割合が高いことを示しており、すなわち結晶化を阻害する酢酸基の割合が低いことを示している。
(延伸工程)
延伸工程(S21)では、基材フィルムおよびポリビニルアルコール系樹脂層からなる積層フィルムを延伸する。その際、一軸延伸することが好ましい。また、積層フィルムの元長に対して、5倍超の延伸倍率となるように一軸延伸することが好ましい。より好ましくは、5倍超かつ17倍以下の延伸倍率となるように一軸延伸する。さらに好ましくは5倍超かつ8倍以下の延伸倍率となるように一軸延伸する。延伸倍率が5倍以下だと、ポリビニルアルコール系樹脂層が十分に配向しないため、結果として、偏光フィルムの偏光度が十分に高くならない。一方、延伸倍率が17倍を超えると延伸時の積層フィルムの破断が生じ易くなると同時に、積層フィルムの厚みが必要以上に薄くなり、後工程での加工性・ハンドリング性が低下するおそれがある。
染色工程(S22)では、積層フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を、二色性物質で染色する。二色性物質としては、たとえば、ヨウ素や有機染料などが挙げられる。有機染料としては、たとえば、レッドBR、レッドLR、レッドR、ピンクLB、ルビンBL、ボルドーGS、スカイブルーLG、レモンイエロー、ブルーBR、ブルー2R、ネイビーRY、グリーンLG、バイオレットLB、バイオレットB、ブラックH、ブラックB、ブラックGSP、イエロー3G、イエローR、オレンジLR、オレンジ3R、スカーレットGL、スカーレットKGL、コンゴーレッド、ブリリアントバイオレットBK、スプラブルーG、スプラブルーGL、スプラオレンジGL、ダイレクトスカイブルー、ダイレクトファーストオレンジS、ファーストブラックなどが使用できる。これらの二色性物質は、一種類でも良いし、二種類以上を併用して用いても良い。
偏光フィルム化処理工程(S20)において、延伸工程(S21)および染色工程(S22)に加えて、架橋工程を行うことができる。架橋工程は、たとえば、架橋剤を含む溶液(架橋溶液)中に積層フィルムを浸漬することにより行うことができる。架橋剤としては、従来公知の物質を使用することができる。たとえば、ホウ酸、ホウ砂等のホウ素化合物や、グリオキザール、グルタルアルデヒドなどが挙げられる。これらは一種類でも良いし、二種類以上を併用しても良い。
保護フィルム貼合工程(S30)では、偏光フィルムの基材フィルム側の面とは反対側の面に保護フィルムを貼合する。保護フィルムを貼合する方法としては、粘着剤で偏光フィルムと保護フィルムを貼合する方法、接着剤で偏光フィルム面と保護フィルムを貼合する方法が挙げられる。
本発明に用いられる保護フィルムとしては、光学機能を有さない単なる保護フィルムであってもかまわないし、位相差フィルムや輝度向上フィルムといった光学機能を併せ持つ保護フィルムであってもかまわない。保護フィルムの材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、環状ポリオレフィン系樹脂フィルム、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロースのような樹脂からなる酢酸セルロース系樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートのような樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム、ポリカーボネート系樹脂フィルム、アクリル系樹脂フィルム、ポリプロピレン系樹脂フィルムなど、当分野において従来より広く用いられてきているフィルムを挙げることができる。
保護フィルムと偏光フィルムとの貼合に粘着剤が用いられる場合、粘着剤は、通常、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、シリコーン系樹脂などをベースポリマーとし、そこに、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、アジリジン化合物などの架橋剤を加えた組成物からなる。さらに微粒子を含有して光散乱性を示す粘着剤層とすることもできる。
保護フィルムと偏光フィルムとの貼合に接着剤が用いられる場合、接着剤としては、たとえば、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液、水系二液型ウレタン系エマルジョン接着剤などを用いた水系接着剤が挙げられる。保護フィルムとしてケン化処理などで親水化処理された酢酸セルロース系フィルムを用いる場合、偏光フィルムとの貼合用の水系接着剤として、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液が好適に用いられる。接着剤として用いるポリビニルアルコール系樹脂には、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルをケン化処理して得られるビニルアルコールホモポリマーのほか、酢酸ビニルとこれに共重合可能な他の単量体との共重合体をケン化処理して得られるビニルアルコール系共重合体、さらにはそれらの水酸基を部分的に変性した変性ポリビニルアルコール系重合体などがある。水系接着剤には、多価アルデヒド、水溶性エポキシ化合物、メラミン系化合物、ジルコニア化合物、亜鉛化合物などが添加剤として添加されてもよい。このような水系の接着剤を用いた場合、それから得られる接着剤層は、通常1μm以下となり、通常の光学顕微鏡で断面を観察しても、その接着剤層は事実上観察されない。
本発明の偏光板の製造方法では、保護フィルムを偏光フィルムに貼合する保護フィルム貼合工程(S30)の後、基材フィルム剥離工程(S40)を行う。基材フィルム剥離工程(S40)では、基材フィルムを積層フィルムから剥離する。基材フィルムの剥離方法は特に限定されるものでなく、通常の粘着剤付偏光板で行われる剥離フィルム(セパレートフィルム)の剥離工程と同様の方法で剥離できる。保護フィルム貼合工程(S30)の後、そのまますぐ剥離してもよいし、保護フィルムを貼合工程(S30)の後、一度ロール状に巻き取った後、後工程で巻き出しながら剥離してもよい。
以上のようして製造される本発明の偏光板は、光学フィルム積層工程(S50)において、実用に際して他の光学フィルムを積層してもよい。なお、上記保護フィルムがこれらの光学フィルムの機能を有していてもよい。他の光学フィルムの例としては、保護フィルム、位相差フィルム、ある種の偏光光を透過し、それと逆の性質を示す偏光光を反射する反射型偏光フィルム、表面に凹凸形状を有する防眩機能付きフィルム、表面反射防止機能付きフィルム、表面に反射機能を有する反射フィルム、反射機能と透過機能とを併せ持つ半透過反射フィルム、視野角補償フィルムが挙げられる。好ましくは、保護フィルムまたは位相差フィルムである。
図1に示される粘着剤層積層工程(S60)では、上記保護フィルムとは反対側(基材フィルムが剥離された面側)の最表面に粘着剤が積層される。前記基材フィルムが剥離された面側に少なくとも一枚の光学フィルムを積層する場合、本工程において、偏光フィルムから最も遠い光学フィルムの偏光フィルムとは反対側の面に粘着剤層を積層することが好ましい。
図2に示される粘着剤層付き光学フィルム積層工程(S60’)では、上記保護フィルムとは反対側(基材フィルムが剥離された面側)の最表面に、あらかじめ片面に粘着剤層が形成された粘着剤層付き光学フィルムが粘着剤層側が最表面となるように積層される。ここで、粘着剤層は上記粘着剤層積層工程と同様のものであり、光学フィルムは上記光学フィルム積層工程と同様のものである。
以下の例において、粘着剤(感圧接着剤)の貯蔵弾性率は、直径8mm、厚さ1mmの円柱を試験片とし、REOMETRIC社製の測定器“DYNAMIC ANARYZER RDA II”を用いて、周波数1Hzの捻り剪断法で23℃および80℃における貯蔵弾性率(G’)を測定した。
以下の例においては、粘着剤として次のものを用いた。
アクリル酸ブチルとアクリル酸の共重合体にウレタンアクリレートオリゴマーを配合し、さらにイソシアネート系架橋剤を添加した有機溶剤溶液を、離型処理が施された厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(セパレートフィルム)の離型処理面に、ダイコーターにて乾燥後の厚みが25μmとなるように塗工したシート状粘着剤。なお、この粘着剤Aの貯蔵弾性率を前述の方法により測定したところ、粘着剤Aの貯蔵弾性率は、23℃において0.41MPa、80℃において0.19MPaであった。
アクリル酸ブチルとアクリル酸メチルと2-フェノキシエチルアクリレートと2-ヒドロキシエチルアクリレートとの共重合体にイソシアネート系架橋剤を添加してなるアクリル系粘着剤(C)の有機溶剤溶液を、離型処理が施された厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(セパレートフィルム)の離型処理面に、ダイコーターにて乾燥後の厚みが20μmとなるように塗工してなるセパレートフィルム付きシート状粘着剤。なお、この粘着剤Bの貯蔵弾性率を前述の方法により測定したところ、粘着剤Bの貯蔵弾性率は、23℃において0.08MPa、80℃において0.04MPaであった。
アクリル酸ブチルとアクリル酸との共重合体にイソシアネート系架橋剤を添加してなる有機溶剤溶液を離型処理が施された厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(セパレートフィルム)の離型処理面に、ダイコーターにて乾燥後の厚みが15μmとなるように塗工してなるセパレートフィルム付きシート状粘着剤。なお、この粘着剤Cの貯蔵弾性率を前述の方法により測定したところ、粘着剤Cの貯蔵弾性率は、23℃において0.05MPa、80℃において0.04MPaであった。
アクリル酸ブチルとアクリル酸との共重合体にウレタンアクリレートオリゴマーおよびイソシアネート系架橋剤が添加された粘着剤層が、離型処理が施されたポリエチレンテレフタレートフィルム(セパレータ)の離型処理面に、5μmの厚みで形成されたシート状粘着剤を用いた。なお、この粘着剤Dの貯蔵弾性率を前述の方法により測定したところ、粘着剤Dの貯蔵弾性率は、23℃において0.50MPa、80℃において0.21MPaであった。
以下の例においては、粘着剤付位相差フィルムとして次のものを用いた。
厚みが20μmのノルボルネン系樹脂からなる位相差フィルムの片面にコロナ処理を施した後、粘着剤Aを貼着したもの(位相差フィルム/粘着剤A/セパレートフィルム)。
厚みが20μmのノルボルネン系樹脂からなる位相差フィルムの片面にコロナ処理を施した後、粘着剤Bを貼着したもの(位相差フィルム/粘着剤B/セパレートフィルム)。
(1)基材フィルムの作製
エチレンユニットを約5重量%含むプロピレン/エチレンのランダム共重合体(住友化学(株)製「住友ノーブレン W151」、融点Tm=138℃)からなる樹脂層の両側にプロピレンの単独重合体であるホモポリプロピレン(住友化学(株)製「住友ノーブレンFLX80E4」、融点Tm=163℃)からなる樹脂層を配置した3層構造の基材フィルムを、多層押出成形機を用いた共押出成形により作製した。得られた基材フィルムの合計厚みは90μmであり、各層の厚み比(FLX80E4/W151/FLX80E4)は3/4/3であった。
ポリビニルアルコール粉末(日本合成化学工業(株)製「Z−200」、平均重合度1100、平均ケン化度99.5モル%)を95℃の熱水に溶解し、濃度3重量%のポリビニルアルコール水溶液を調製した。得られたポリビニルアルコール水溶液を、25cm×35cmにカットした上記基材フィルムの片側にコロナ処理を施し、その処理面上に、卓上バーコーターを用いて塗工し、80℃で10分間乾燥させることにより、厚み0.2μmのプライマー層を形成した。
ポリビニルアルコール粉末(クラレ(株)製「PVA124」、平均重合度2400、平均ケン化度98.0〜99.0モル%)を95℃の熱水に溶解し、濃度8重量%のポリビニルアルコール水溶液を調製した。得られた水溶液を、上記プライマー層上に卓上バーコーターを用いて塗工し、80℃で5分間乾燥させることにより、「基材フィルム/プライマー層/ポリビニルアルコール系樹脂層」からなる3層構造の積層フィルムを作製した。このときのポリビニルアルコール系樹脂層の厚みは11μmであった。
(延伸工程)
上記の積層フィルムから、端部を切り落とし、幅18cm×長さ30cmの積層フィルムを得た。この積層フィルムをテンター延伸装置にて160℃の延伸温度で、幅方向に5.8倍に自由端一軸延伸した。このときのポリビニルアルコール系樹脂層の厚みは5.1μmであった。
次に、延伸された上記積層フィルムの中央部から、10cm×15cmのフィルムを切り出して、次の手順でポリビニルアルコール系樹脂層の染色および架橋を行った。まず、切り出された積層フィルムを、30℃のヨウ素とヨウ化カリウムとを含む水溶液である30℃の染色溶液に150秒間程度浸漬して、ポリビニルアルコール系樹脂層の染色を行ない、ついで10℃の純水で余分なヨウ素液を洗い流した。次に、ホウ酸とヨウ化カリウムとを含む水溶液である76℃の架橋溶液に600秒間浸漬させた。その後、10℃の純水で4秒間洗浄し、最後に80℃で300秒間乾燥させることにより、ポリビニルアルコール系樹脂層を偏光フィルム化し、10cm×15cmの「基材フィルム/プライマー層/偏光フィルム」からなる3層構造の偏光性積層フィルムを得た。このときの偏光フィルム(ポリビニルアルコール系樹脂層)の厚みは5.1μmであった。
偏光性積層フィルムの、収縮力を測定したい方向が長軸となるように幅2mm、長さ50mmにスーパーカッター(株式会社荻野精機製作所製)でカットした。得られた短冊状のチップ(偏光性積層フィルム)から基材フィルムを剥離して偏光フィルムのみとし、試験片とした。
まず、ポリビニルアルコール粉末((株)クラレ製「KL−318」、平均重合度1800)を95℃の熱水に溶解し、濃度3重量%のポリビニルアルコール水溶液を調製した。得られたポリビニルアルコール水溶液に、ポリビニルアルコール粉末2重量部に対して1重量部の架橋剤(住化ケムテックス(株)製「スミレーズレジン650」)を混合し、接着剤溶液を調製した。
得られた10cm×15cmの基材フィルム付偏光板から基材フィルムを剥離し、「プライマー層/偏光フィルム/接着剤層/保護フィルム」の4層からなる偏光板αを作製した。
得られた偏光板αのプライマー層側の表面にコロナ処理を施し、その表面に粘着剤Aを貼着して、「セパレートフィルム/粘着剤A/プライマー層/偏光フィルム/接着剤層/保護フィルム」からなる粘着剤付偏光板を作成した。
得られた粘着剤付偏光板を表1に示すとおりの寸法、軸角度でカットし評価用サンプルを作製した。なお、表1中の「偏光フィルムの軸角度」とは、保護フィルム10側からみたときの、偏光板1の長辺方向Cに対する偏光フィルム11の吸収軸11Aの反時計回りの角度αである(図3参照)。また、「位相差フィルムの軸角度」とは、保護フィルム10側からみたときの、偏光板1の長辺方向Cに対する位相差フィルム12の遅相軸12Bの反時計回りの角度βである(図3参照)。
粘着剤Aに代えて粘着剤Cを用いた以外は、実施例1と同様にして、「セパレートフィルム/粘着剤C/プライマー層/偏光フィルム/接着剤層/保護フィルム」からなる粘着剤付偏光板を作成した。また、実施例1と同様にして評価用サンプルを作製した。
実施例1の偏光板αのプライマー層側の表面にコロナ処理を施した後、その表面に粘着剤Dを貼着した。また、粘着剤付位相差フィルムXの位相差フィルム側を、粘着剤Dを介して、偏光板の吸収軸と位相差フィルムの遅相軸が45°傾くように貼合した。なお、あらかじめ粘着剤付位相差フィルムXの粘着剤とは逆の面にはコロナ処理が施されている。このようにして、「セパレートフィルム/粘着剤A/位相差フィルム/粘着剤D/プライマー層/偏光フィルム/接着剤層/保護フィルム」からなる、位相差フィルムを備えた粘着剤付偏光板を作製した。また、実施例1と同様にして評価用サンプルを作製した。
粘着剤付位相差フィルムYに代えて粘着剤付位相差フィルムYを用いたこと以外は、実施例2と同様にして、「セパレートフィルム/粘着剤B/位相差フィルム/粘着剤D/プライマー層/偏光フィルム/接着剤層/保護フィルム」からなる位相差フィルムを備える粘着剤付偏光板を作成した。また、実施例1と同様にして評価用サンプルを作製した。
(1)偏光フィルムの作製
本比較例では、基材フィルムを使用せずに偏光フィルムを作製した。まず、平均重合度約2400、ケン化度99.9モル%以上で厚さ75μmのポリビニルアルコール樹脂フィルムを、乾式で約5倍に一軸延伸し、さらに緊張状態を保ったまま、60℃の純水に1分間浸漬した後、30℃のヨウ素とヨウ化カリウムとを含む水溶液である染色溶液に60秒間浸漬した。その後、ホウ酸とヨウ化カリウムとを含む水溶液である72℃の架橋溶液に300秒間浸漬した。引き続き10℃の純水で5秒間洗浄した後、80℃で3分間乾燥して、ポリビニルアルコール樹脂フィルムにヨウ素が吸着配向された偏光フィルムを得た。
得られた偏光フィルムに、実施例1の保護フィルム貼合工程で調製したものと同様の接着剤溶液を塗布した後、トリアセチルセルロース(TAC)からなる保護フィルム(コニカミノルタオプト(株)製「KC4UY」)を貼合し、「偏光フィルム/接着剤層/保護フィルム」の3層からなる偏光板βを得た。
偏光板βの偏光フィルム側に、厚み33μmのノルボルネン系位相差フィルムを、偏光フィルムの吸収軸に対して位相差フィルムの遅相軸が45°傾くように、保護フィルムの貼合に用いたものと同様の接着剤で貼合し、「位相差フィルム/接着剤層/偏光フィルム/接着剤層/保護フィルム」からなる5層の偏光板を作製した。なお、貼合の前に、位相差フィルムの貼合面にはあらかじめコロナ処理を施しておいた。
得られた偏光板の位相差フィルム面にコロナ処理を施し粘着剤Bを貼着し、「セパレートフィルム/粘着剤B/位相差フィルム/接着剤層/偏光フィルム/接着剤層/保護フィルム」からなる、位相差フィルムを備えた粘着剤付偏光板を作成した。
得られた粘着剤付偏光板を実施例1と同様に、表1に示す軸角度、寸法の通りにカットし評価用サンプルを作製した。
実施例1、2および比較例1〜4で作製した評価用サンプルのセパレートフィルムを剥離し、各評価用サンプルの粘着剤層を厚さ0.7mmのガラス板に貼り付け、温度50℃、圧力0.5MPaの条件で20分間オートクレーブ処理を行った。自然冷却後、それぞれのサンプルを、温度が85℃に保たれたオーブンに投入し、500時間保持する加熱試験を行った。この加熱試験後のサンプルについて、初期の寸法からの寸法変化量([試験後の値]−[初期値])をNEXIV VMR−12072(ニコン(株)製)にて測定した。結果を表2に示す。
Claims (5)
- 厚み10μm以下の偏光フィルムと、
前記偏光フィルムの片面に積層される第1保護フィルムと、
前記第1保護フィルムとは反対側の最表面に積層される粘着剤層と、
を含み、
前記偏光フィルムの吸収軸と直交する方向の幅2mmあたりの収縮力が、80℃の温度で240分間保持したときに0.28N以下であり、
前記偏光フィルムの吸収軸方向の幅2mmあたりの収縮力が、80℃の温度で240分間保持したときに2.5N以下であり、
前記粘着剤層の23℃における貯蔵弾性率が0.20MPa以上であることを特徴とする、偏光板。 - 前記偏光フィルムの前記第1保護フィルムとは反対側に少なくとも1枚の光学フィルムをさらに備え、最も前記偏光フィルムから遠い前記光学フィルムの前記偏光フィルムとは反対側の面に前記粘着剤層が設けられている、請求項1に記載の偏光板。
- 前記粘着剤層の80℃における貯蔵弾性率が0.15MPa以上である、請求項1または2に記載の偏光板。
- 前記光学フィルムが第2保護フィルムまたは位相差フィルムである、請求項2に記載の偏光板。
- 液晶セルの少なくとも片側に、前記粘着剤層を介して請求項1〜4のいずれかに記載の偏光板が貼合された液晶表示装置。
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