JP7203486B2 - 光学フィルム原反ロールの製造方法、および光学部材シートの製造方法 - Google Patents

光学フィルム原反ロールの製造方法、および光学部材シートの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光学フィルム原反ロールの製造方法、および光学部材シートの製造方法に関する。
偏光板などの光学フィルムは、表面にプロテクションフィルムを積層した状態で供給される(特許文献1参照)。例えば、偏光板は、偏光子フィルムの両面に偏光子保護フィルムを積層してなるフィルム本体部と、フィルム本体部の一方の面にプロテクションフィルムを積層した状態で供給される。プロテクションフィルムは偏光板の一方の面への傷付きを防ぐためのものである。他方の面は粘着層およびセパレータシートが積層されている。偏光子保護フィルムは、偏光子フィルムの保護を確実にするために、偏光子フィルムの幅よりも広い幅で形成される。これに対して、プロテクションフィルムは、偏光子保護フィルムのうち、少なくとも偏光子フィルムと対向する領域に配置される。
特開2013-29754号公報
上述の偏光板は、例えば、次の方法で製造される。まず、帯状のフィルム本体部の一方の面に帯状のプロテクションフィルムを積層し、フィルム本体部の他方の面にコロナ処理や火炎処理などの表面処理を施す。この表面処理は、フィルム本体部と粘着層との接着力を高めたり、フィルム本体部の欠陥部分(異物欠陥など)へのマーキング処理を容易にしたりするために行われる。そして、表面処理が施されたフィルム本体部をいったんプロテクションフィルムとともにロール状に巻き取り、次工程に移送する。そして、ロール状に巻き取られたフィルム本体部をプロテクションフィルムとともに巻き出し、フィルム本体部の他方の面に粘着層を形成し、粘着層上にセパレータシートを貼合する。
この方法では、表面処理が施されたフィルム本体部は、いったんプロテクションフィルムとともに巻き取られる。この際、巻き取り時にプロテクションフィルムの端部にシワが発生しないように、プロテクションフィルムの幅をフィルム本体部の幅よりも若干狭くすることが検討されている。プロテクションフィルムの幅がフィルム本体部の幅よりも広いと、プロテクションフィルムを巻き取ったときに、フィルム本体部の外側にはみ出た部分にシワが発生し、フィルム本体部の端部にシワの影響が及ぶおそれがあるからである。
しかしながら、プロテクションフィルムの幅を狭くすると、表面処理が施されたフィルム本体部の他方の面が、プロテクションフィルムの外側でフィルム本体部の一方の面に密着することがある。密着が生じると、フィルム本体部を巻き出したときに、密着部分に剥離痕が発生したり、フィルム本体部を構成する複数の層の間(例えば、偏光子フィルムと偏光子保護フィルムとの間)に剥がれが発生したりすることがある。この問題は、偏光子フィルムの両側に異なる材質の偏光子保護フィルムを積層したり、フィルム本体部の一方の面にハードコート処理、コロナ処理または火炎処理を施したりした場合に頻発する傾向にある。
本発明の目的は、光学フィルムの端部に剥離痕などが発生することを抑制することが可能な光学フィルム、原反ロール、および光学部材シートの製造方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る光学フィルム原反ロールの製造方法は、偏光子フィルムと、前記偏光子フィルムの第一面上に設けられた第一偏光子保護フィルムと、前記偏光子フィルムの前記第一面とは反対側の前記偏光子フィルムの第二面上に設けられるとともに前記第一偏光子保護フィルムとは異なる材質の第二偏光子保護フィルムと、を含むフィルム本体部と、前記フィルム本体部の前記第一面上に設けられたプロテクションフィルムと、を含む光学フィルムを備え、前記第一偏光子保護フィルムおよび前記第二偏光子保護フィルムはともに、前記偏光子フィルムの幅よりも十分な余裕をもった広い幅を有し、前記プロテクションフィルムの幅は、前記フィルム本体部の幅よりも狭く、前記フィルム本体部の前記第一面上の領域であって、前記フィルム本体部の幅方向一端側において前記プロテクションフィルムの外側に配置される第一領域と、前記フィルム本体部の前記第一面上の領域とは反対側の前記第二面上の領域であって、前記フィルム本体部を平面視したとき前記第一領域と重なる領域である第二領域と、を含み、前記第一領域および前記第二領域には、コロナ処理または火炎処理からなる表面処理が施されており、前記第一領域および前記第二領域の幅が、5mm以上25mm以下である前記光学フィルムを用意する工程と、前記フィルム本体部の前記第一面と、前記フィルム本体部の前記第二面と、が前記プロテクションフィルムの外側において接触した状態で前記光学フィルムをロール状に巻回する工程と、を含む。
本発明の一態様に係る光学フィルムにおいて、前記第二領域に前記表面処理が施され、前記第一領域には、ハードコート処理、コロナ処理または火炎処理が施されていることができる。
本発明の一態様に係る光学フィルムにおいて、前記フィルム本体部は、偏光子フィルムと、前記偏光子フィルムの第一面上に設けられた第一偏光子保護フィルムと、前記偏光子フィルムの前記第一面とは反対側の前記偏光子フィルムの第二面上に設けられた第二偏光子保護フィルムと、を含むことができる。
本発明の一態様に係る光学フィルムにおいて、前記第一偏光子保護フィルムは、前記偏光子フィルムとの貼合面の反対側の面がセルロース樹脂で構成されていることができる。
本発明の一態様に係る光学フィルムにおいて、前記第二偏光子保護フィルムは、前記偏光子フィルムとの貼合面の反対側の面がオレフィン樹脂またはポリスチレン樹脂で構成されていることができる。
本発明の一態様に係る光学フィルムにおいて、前記第二偏光子保護フィルムは、複数のフィルムからなる多層フィルムであることができる。
本発明の一態様に係る光学フィルムにおいて、前記第二領域の幅をΔWとし、前記第一領域に臨む前記プロテクションフィルムの端部の厚みをTとすると、前記Tと前記ΔWとが、T/ΔW≧4×10-3を満足することができる。
本発明の一態様に係る光学フィルムにおいて、前記表面処理が施された前記第二領域における前記フィルム本体部の厚みは、10μm以上200μm以下であることができる。
本発明の一態様に係る原反ロールは、光学フィルムの原反ロールであって、前記光学フィルムは、前述した本発明の一態様に係る光学フィルムであり、前記光学フィルムは、前記フィルム本体部の前記第一面と、前記フィルム本体部の前記第二面と、が前記プロテクションフィルムの外側において接触した状態でロール状に巻回されている。
本発明の一態様に係る光学部材シートの製造方法は、前述した本発明の一態様に係る光学フィルムに対し、前記フィルム本体部の前記第二面に粘着層を形成し、粘着層上にセパレータシートを積層するものである。
本発明によれば、光学フィルムの端部に剥離痕などが発生することを抑制することが可能な光学フィルム、原反ロール、および光学部材シートの製造方法を提供することができる。
第一実施形態の光学フィルムの概略構成を示す断面図。 第一実施形態の原反ロールの概略構成を示す模式図および断面図。 第一実施形態の光学部材シートの概略構成を示す断面図。 第一実施形態の光学部材シートのシート片が貼合された光学表示部品の概略構成を示す断面図。 第二実施形態の光学フィルムの概略構成を示す断面図。 第二実施形態の原反ロールの概略構成を示す模式図および断面図。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態に係る光学フィルム、光学部材シートおよび原反ロールを、図1ないし4を用いて説明する。
図1は、第一実施形態に係る光学フィルム1の概略構成を示す断面図である。光学フィルム1は、フィルム本体部F1aと、フィルム本体部F1aの第一面Srf11上に設けられたプロテクションフィルムF4aと、を含む。光学フィルム1は、図3に示す光学部材シート3を製造する前の、中間生成物である。すなわち、光学フィルム1は、フィルム本体部F1aの第二面Srf12に粘着層F2aを形成し、粘着層F2a上にセパレータシートF3aを積層した後、光学部材シート3として出荷される。光学フィルム1は、粘着層F2aやセパレータシートF3aを積層する前に、いったんロール状に巻き取られて保管される(図2参照)。光学部材シートを製造する際に、光学フィルム1は、原反ロール2から巻き出されて供給される。
図2中段は、光学フィルム1をロール状に巻き取って形成した、原反ロール2の模式図である。図2下段は、原反ロール2に巻き取られていく光学フィルム1の状態を示す断面図である。光学フィルム1は、図2下段に示すように、プロテクションフィルムF4aが原反ロール2の外側に面するように、巻き取られていく。図2上段は、原反ロール2に巻き取られた光学フィルム1の状態を示す断面図である。光学フィルム1は、フィルム本体部F1aの第一面Srf11と、フィルム本体部F1aの第二面Srf12と、がプロテクションフィルムF4aの外側において接触した状態でロール状に巻回されている。なお、光学フィルム1は、フィルム本体部F1aが外側に面し、プロテクションフィルムF4aが内側になるように巻き取られてもよい。この場合、光学フィルム1は、フィルム本体部F1aの第一面Srf11と第二面Srf12とがプロテクションフィルムF4aの内側において接触した状態でロール状に巻回されている。
フィルム本体部F1aとしては、例えば、偏光フィルム、位相差フィルム、輝度向上フィルム、もしくは、これらを二種類以上選択して積層させたフィルムなど、さまざまなフィルムを用いることができる。
フィルム本体部F1aは、本実施形態においては、例えば、偏光フィルムであり、以下の構成を有する。フィルム本体部F1aは、図1に示すように、偏光子フィルムF6と、偏光子フィルムF6の第一面Srf61上に設けられた第一偏光子保護フィルムF8と、偏光子フィルムF6の第一面Srf61とは反対側の偏光子フィルムF6の第二面Srf62上に設けられた第二偏光子保護フィルムF7と、を含む。第一偏光子保護フィルムF8および第二偏光子保護フィルムF7は、偏光子フィルムF6を保護するものである。偏光子フィルムF6を確実に保護するため、第一偏光子保護フィルムF8および第二偏光子保護フィルムF7はともに、偏光子フィルムF6の幅よりも十分な余裕をもった広い幅を有する。
偏光子フィルムF6は、入射光のうち、ある方向の振動面を有する光を透過し、この方向と直交する振動面を有する光を吸収するものであり、入射光を直線偏光に変換する機能を有する。偏光子フィルムF6は、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)系樹脂フィルムを一軸延伸する工程と、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを二色性色素で染色することにより二色性色素を吸着させる工程と、二色性色素が吸着されたポリビニルアルコール系樹脂フィルムをホウ酸水溶液で処理する工程と、ホウ酸水溶液による処理後に水洗する工程とを経て製造される。
第一偏光子保護フィルムF8は、偏光子フィルムF6を保護するためのものである。第一偏光子保護フィルムF8を形成する材料としては、例えば、トリアセチルセルロース(TAC)系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂やポリプロピレン系樹脂を包含するポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、(メタ)アクリレート系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂などを挙げることができる。
本実施形態においては、第一偏光子保護フィルムF8を形成する材料として、トリアセチルセルロース(TAC)系樹脂が用いられる。したがって、本実施形態においては、第一偏光子保護フィルムF8は、偏光子フィルムF6との貼合面の反対側の面(フィルム本体部F1aの第一面Srf11)がセルロース樹脂で構成されている。
第二偏光子保護フィルムF7は、偏光子フィルムF6を保護するためのものである。第二偏光子保護フィルムF7を形成する材料としては、上述の第一偏光子保護フィルムF8と同様のものを採用することができる。例えば、トリアセチルセルロース(TAC)系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂やポリプロピレン系樹脂を包含するポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、(メタ)アクリレート系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂などを挙げることができる。
本実施形態においては、第二偏光子保護フィルムF7を形成する材料として、シクロオレフィンポリマー(COP)またはポリスチレンが用いられる。したがって、本実施形態においては、第二偏光子保護フィルムF7は、偏光子フィルムF6との貼合面の反対側の面(フィルム本体部F1aの第二面Srf12)がオレフィン樹脂またはポリスチレン樹脂で構成されている。
プロテクションフィルムF4aは、フィルム本体部F1aの第一面Srf11を保護するものであり、フィルム本体部F1aに対して剥離自在に設けられている。プロテクションフィルムF4aは、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンといった透明樹脂フィルムに、例えば、アクリル系粘着剤といった粘着・剥離性の樹脂層を形成して、弱い粘着性を付与したものである。
光学フィルム1の巻き取り時にプロテクションフィルムF4aの端部にシワが発生しないようにするため、プロテクションフィルムF4aの幅は、フィルム本体部F1aの幅よりも狭くなっている。プロテクションフィルムF4aは、光学フィルム1の巻き取り時に第一面Srf11の法線方向から見てフィルム本体部F1a内部に含まれるように積層される。したがって、第一面Srf11上には、フィルム本体部F1aの幅方向一端側においてプロテクションフィルムF4aの外側に配置される第一露出領域(第一領域)Exp1と、フィルム本体部F1aの幅方向他端側においてプロテクションフィルムF4aの外側に配置される第二露出領域(第三領域)Exp2と、が存在する。また、第二面Srf12上には、フィルム本体部F1aの前記幅方向一端側においてフィルム本体部F1aを平面視したとき第一露出領域(第一領域)Exp1と重なる領域である第一対向領域(第二領域)Cnt1と、フィルム本体部F1aの前記幅方向他端側においてフィルム本体部F1aを平面視したとき第二露出領域(第三領域)Exp2と重なる領域である第二対向領域(第四領域)Cnt2と、が存在する。第一領域の幅と第二領域の幅とは等しい。第三領域の幅と第四領域の幅とは等しい。
フィルム本体部F1aの第二面Srf12には、コロナ処理または火炎処理からなる表面処理が施される。コロナ処理とは、電極とフィルムの表面との間でコロナ放電を行うことにより、カルボキシ基や水酸基といった極性を有する基を表面に生成する処理である。火炎処理とは、フィルムの表面で火炎により酸化反応を生じさせ、極性を有する基を表面に生成する処理である。
コロナ処理または火炎処理は、フィルム本体部F1aを粘着層F2a(図3参照)との接着力を高めるために、フィルム本体部F1aの第二面Srf12に施される。前述のように、光学フィルムは、まず、フィルム本体部F1aのプロテクションフィルムF4aが積層された面とは反対側の面に、粘着層F2aを積層し、その後、粘着層F2aに、セパレータシートF3aを積層して、光学部材シート3となる(図3参照)。光学部材シート3は、ロール状に巻回され、原反ロール2(図2参照)として保存される。光学部材シート3の原反ロール2は、光学表示デバイスの製造に供給される。
光学表示デバイスの製造においては、光学部材シート3が、セパレータシートF3aごと切断され、光学表示部品P(図4(b)参照)に対応するサイズのシート片F11a(図4(a)参照)が切り出される。光学表示部品Pは、例えば液晶パネルであり、第一基板P1と、第一基板P1に対向して配置された第二基板P2と、第一基板P1と第二基板との間に封入された液晶層P3とを備える。切り出されたシート片F11aからセパレータシートF3aを剥離し、粘着層F2aの側で光学表示部品Pへと貼合される(図4(b)参照)。また、光学表示デバイスの製造において、光学表示デバイスの歩留まりを上昇させるために、フィルム本体部F1aの欠陥を検出し、検出された欠陥部分にマーキング処理を行い、マーキング処理された欠陥部分を含むシート片F11aを選別し、光学表示部品Pに貼合せずに回収してもよい。
剥離および貼合行うためには、フィルム本体部F1aと粘着層F2aとの接着力が十分高い必要がある。また、マーキング処理を行うためには、フィルム本体部F1aの表面を改質して印字されやすくし、欠陥部分へのマーキング処理を容易にすることが好ましい。そこで、フィルム本体部F1aと粘着層F2aとの接着力を高め、また、フィルム本体部F1aの欠陥部分へのマーキング処理を容易にするために、コロナ処理または火炎処理が行われる。
本実施形態では、フィルム本体部F1aの第二面Srf12に粘着層F2aを積層するため、第二面Srf12の全面にコロナ処理または火炎処理が施される。よって、コロナ処理または火炎処理は、プロテクションフィルムF4aと対向する領域だけでなく、プロテクションフィルムF4aと対向する領域の外側の領域(第一対向領域(第二領域)Cnt1および第二対向領域(第四領域)Cnt2)にも施される。
フィルム本体部F1aの第一面Srf11には、ハードコート処理、コロナ処理または火炎処理を行ってもよい。
ハードコート処理とは、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を表面に塗布して塗膜を形成し、塗膜に活性エネルギー線を照射して重合・硬化させて、硬化性樹脂の層(ハードコート層)を形成する処理である。活性エネルギー線硬化性樹脂組成物とは、活性エネルギー線の照射により重合・硬化する活性エネルギー線硬化性樹脂と、活性エネルギー線の照射によりラジカルを発生する重合開始剤と、を含有する樹脂組成物である。活性エネルギー線硬化性樹脂は、例えば、多官能(メタ)アクリレート系化合物を含有するものである。重合開始剤は、活性エネルギー線の照射によりラジカルを発生する光重合開始剤である。
ハードコート処理は、表面の傷付きを抑制するために行われる。また、ハードコート処理においては、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物に、光を屈折させ好ましくはハードコート層の表面に凹凸形状を付与する微粒子を混合するといった方法を用いて、ハードコート層が、外光を乱反射し映り込みやぎらつきを抑制する防眩機能を持つようにすることもある。
本実施形態では、フィルム本体部F1aの第一面Srf11が、光学表示部品Pとの貼合面Srf12とは反対側の面(外部に露出する面)となるので、第一面Srf11の全面にハードコート処理が施される。よって、ハードコート処理は、プロテクションフィルムF4aが積層される領域だけでなく、プロテクションフィルムF4aの外側の領域(第一露出領域(第一領域)Exp1および第二露出領域(第三領域)Exp2)にも施される。
また、フィルム本体部F1aの第一面Srf11上に、例えば位相差フィルムや輝度向上フィルムなどの他の機能性フィルムを貼着して、光学部材シートを形成することもある。この場合、フィルム本体部F1aに積層されたプロテクションフィルムF4aを剥離した後、第一面Srf11に粘着層を積層し、粘着層に位相差フィルムを積層する。ここで、第一面Srf11に粘着層を積層するために、第一面Srf11の全面にコロナ処理または火炎処理が施される。あるいは、フィルム本体部F1aにマーキング処理が容易に行えるようにするために、第一面Srf11の全面にコロナ処理または火炎処理が施される場合もある。以上の各場合においては、コロナ処理または火炎処理は、プロテクションフィルムF4aが積層される領域だけでなく、プロテクションフィルムF4aの外側の領域(第一露出領域Exp1および第二露出領域Exp2)にも施される。
光学フィルム1は、前述のように、粘着層F2aやセパレータシートF3aを積層する前にいったんロール状に巻き取られて保管される。このとき、プロテクションフィルムF4aの幅が大きすぎると、光学フィルム1を巻き取ったときに光学フィルム1の端部にシワが発生し、プロテクションフィルムF4aの幅が小さすぎると、光学フィルム1を巻き取ったときにフィルム本体部F1aの第一面と第二面とが密着し、次工程で光学フィルムを巻き出す際に、密着部分に剥離痕が発生したり、フィルム本体部F1aを構成する複数の層の間(例えば、偏光子フィルムF6と第二偏光子保護フィルムF7または第一偏光子保護フィルムF8との間)に剥がれが発生したりするなどの問題が生じることが、本発明者の検討により明らかになっている。この問題は、偏光子フィルムF6の両側に異なる材質の第二偏光子保護フィルムF7および第一偏光子保護フィルムF8を積層したり、フィルム本体部F1aの一方の面にハードコート処理、コロナ処理または火炎処理を施したりした場合に特に顕著である。
そのため、本実施形態の光学フィルム1では、コロナ処理または火炎処理からなる表面処理が施された第一対向領域Cnt1および第二対向領域Cnt2の幅ΔWは、5mm以上25mm以下とされている。ΔWが5mm未満であると、光学フィルムを巻き取ったときに光学フィルムの端部にシワが発生しやすくなる。ΔWが25mmよりも大きいと、光学フィルムを巻き取ったときにフィルム本体部F1aの第一面と第二面とが密着し、次工程で光学フィルムを巻き出す際に、密着部分に剥離痕が発生したり、フィルム本体部F1aを構成する複数の層の間(例えば、偏光子フィルムと偏光子保護フィルムとの間)に剥がれが発生したりする。
ΔWの好適な範囲は、光学フィルムの幅によって大きく変化しない。数インチから数十インチクラスの直視型の光学表示デバイス(スマートフォン、タブレット端末、据え置き型の家庭用大型テレビなど)に用いられる光学フィルムにおいては、ΔWが、5mm以上25mm以下であれば、上記の問題は十分に抑制される。
なお、プロテクションフィルムF4aとフィルム本体部F1aは、第一露出領域Exp1と第二露出領域Exp2の幅が等しくなるように位置決めして貼合される。しかし、実際には、プロテクションフィルムF4aとフィルム本体部F1aとの貼合位置には若干のずれが生じる。そのため、本実施形態の説明では、便宜上、フィルム本体部F1aの第一面Srf11においてプロテクションフィルムF4aの外側に露出する露出領域の幅(フィルム本体部F1aの幅からプロテクションフィルムF4aの幅を減算したもの)をΔLとし、露出領域の半分の幅を第一対向領域Cnt1および第二対向領域Cnt2の幅ΔWとして定義している(ΔW=ΔL/2)。
例えば、本発明者は、第一偏光子保護フィルムF8および第二偏光子保護フィルムF7はともに幅が1330mmであるようなフィルム本体部F1aに対し、プロテクションフィルムF4aの幅が異なる複数の光学フィルムを作成した。そして、原反ロール状態に巻回した後、再び巻き出したとき、フィルム本体部F1aの端部に密着痕が発生するか、および、プロテクションフィルムF4aの端部にシワが発生するか、について検討した。その結果、表1に示す結果を得た。
Figure 0007203486000001
表1に示すように、ΔWが、5mm以上25mm以下であれば、原反ロール状態に巻回した後、再び巻き出したとき、フィルム本体部F1aの端部に密着痕が発生せず、かつ、プロテクションフィルムF4aの端部にシワも発生しない。
光学フィルムを巻き出す際の剥離痕や層間剥離の問題は、プロテクションフィルムF4aの厚みが薄くなると生じやすい。例えば、第一露出領域Exp1または第二露出領域Exp2に臨むプロテクションフィルムF4aの端部の厚みをTとすると(図では、Exp1側を示す)、T/ΔW<4×10-3を満足するときに、上述の問題が生じやすい。プロテクションフィルムF4aの端部の厚みTpは通常30μm~100μmである。また、前記表面処理が施された対向領域におけるフィルム本体部の厚みをΔDとすると(図では、Exp1側を示す)、ΔDが、10μm≦ΔD≦200μmを満足するときに、上述の問題が生じやすい。しかしながら、このような場合でも、ΔWの範囲を5mm以上25mm以下の範囲とすることで、上述の問題を十分に抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の光学フィルム1では、ΔWの範囲を5mm以上25mm以下の範囲としている。そのため、光学フィルム1を巻き取って保管する際に、光学フィルム1の端部にシワが発生したり、フィルム本体部F1aの第一面と第二面とがプロテクションフィルムF4aの外側で強固に密着したりすることなどが抑制される。光学フィルム1の端部でのフィルム同士の密着が抑制されるため、光学フィルム1を原反ロール2から巻き出したときに、密着部分に剥離痕が発生したり、フィルム本体部F1aを構成する複数の層の間に剥がれが発生したりすることを、抑制することができる。
また、本実施形態の光学フィルム1では、表面の傷付きを防止するといった目的のため、第一面Srf11にハードコート処理がされている場合や、さらに別の光学部材シートのシート片を積層するといった目的のため、第一面Srf11にコロナ処理または火炎処理がされている場合であっても、光学フィルム1を原反ロール2から巻き出したときの前記剥離痕や前記剥がれの発生を抑制することができるため、光学フィルム1は品質が低下せず、前記各目的を達成することができる。
また、本実施形態の光学フィルム1では、フィルム本体部F1aが偏光フィルムであっても、光学フィルム1を原反ロール2から巻き出したときの前記剥離痕や前記剥がれの発生を抑制することができるため、光学フィルム1は品質が低下せず、偏光フィルムの機能を発揮することができる。さらに、第一偏光子保護フィルムF8をTACで形成し、また、第二偏光子保護フィルムF7をCOPやポリスチレンで形成した場合でも、光学フィルム1は品質が低下せず、前記目的を達成することができる。
また、本実施形態の光学フィルム1では、プロテクションフィルムF4aが、前記Tと前記ΔWとが、T/ΔW≧4×10-3を満足するような厚いものである場合には、光学フィルム1を原反ロール2から巻き出したときの前記剥離痕や前記剥がれの発生を抑制することができるため、光学フィルム1は品質が低下せず、前記目的を達成することができる。
また、本実施形態の光学フィルム1では、光学表示デバイスをより薄型化する目的のために、前記表面処理が施された第一対向領域Cnt1または第二対向領域Cnt2におけるフィルム本体部F1aの厚みが、10μm以上200μm以下であるような場合でも、光学フィルム1を原反ロール2から巻き出したときの前記剥離痕や前記剥がれの発生を抑制することができるため、光学フィルム1は品質が低下せず、前記目的を達成することができる。
[第二実施形態]
本発明の第二実施形態に係る光学フィルムを、図5および6を用いて説明する。以下、第一実施形態と共通する構成要素については同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5は、第二実施形態に係る光学フィルム5の概略構成を示す断面図である。光学フィルム5においては、第二偏光子保護フィルムF7は複数のフィルムからなる多層フィルムである。この点において、第一実施形態と大いに異なる。
第二偏光子保護フィルムF7は、例えば、第二偏光子保護層F71および層F72の二層からなる。層F72としては、例えば、位相差層、輝度向上層といった、さまざまな光学機能を有する層が挙げられる。本実施形態においては、層F72は位相差層である。
第二偏光子保護層F71は、偏光子フィルムF6を保護するためのものである。第二偏光子保護層F71を形成する材料としては、第一実施形態における第一偏光子保護層または第二偏光子保護層と同じく、例えば、TAC系樹脂、COP、ポリスチレンといった材料が用いられる。
位相差層F72は、入射する直線偏光を2種の偏光状態の光として射出する機能を有する。位相差層F72を形成する材料としては、例えばTAC系樹脂、COP、ポリスチレンのような、透明性に優れ、かつ延伸によって適当な位相差値を発現できる樹脂が用いられる。また、位相差層F72は、1/4波長板や1/2波長板のような波長板であってもよいし、視野角補償フィルムなどであってもよい。本実施形態においては、位相差層F72を形成する材料として、COPまたはポリスチレンが用いられる。したがって、本実施形態においては、第二偏光子保護フィルムF7は、偏光子フィルムF6との貼合面の反対側の面(フィルム本体部F1aの第二面Srf12)がオレフィン樹脂またはポリスチレン樹脂で構成されている。
図6は、光学フィルム5を巻回して形成される原反ロール6の概略構成を示す模式図および断面図である。原反ロール6においても、フィルム本体部の第一面Srf11と、第二面Srf12と、の各面で、プロテクションフィルムF4aの外側に配置される領域が、互いに密着するため、光学フィルム5を巻き出したときに剥離痕が発生するといった問題が発生する。この問題は、第一偏光子保護フィルムF8と位相差層F72の材質を異なるものとした場合や、フィルム本体部F1aの一方の面にハードコート処理、コロナ処理または火炎処理を施した場合に特に顕著である。
本実施形態の光学フィルム5でも、対向領域の幅ΔWを5mm以上25mm以下とすることで、上述の問題を十分に抑制することができる。
以上のように、本実施形態の原反ロール6においても、第一偏光子保護フィルムF8と第二偏光子保護フィルムF7(位相差層F72)との密着が抑制される。これにより、原反ロール6からフィルム本体部F1aを巻き出したときに、密着部分に剥離痕が発生したり、フィルム本体部F1aを構成する複数の層の間に剥がれが発生したりすることを、抑制することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、フィルム本体部とプロテクションフィルムの幅方向他端が一致していてもよい。この場合、フィルム本体部の幅方向他端側においてプロテクションフィルムの外側に配置される第二露出領域(第三領域)Exp2および第二対向領域(第四領域)Cnt2は存在しない。この場合においては、表面処理が施された領域の幅ΔWは、フィルム本体部の幅からプロテクションフィルムの幅を減算したものΔLに等しい(ΔW=ΔL)。
1,5…光学フィルム、2,6…原反ロール、F1a…フィルム本体部、F4a…プロテクションフィルム、F6…偏光子フィルム、F7…第二偏光子保護フィルム、F8…第一偏光子保護フィルム、Srf11…フィルム本体部の第一面、Srf12…フィルム本体部の第二面、Exp1…第一露出領域(第一領域)、Exp2…第二露出領域(第三領域)、Cnt1…第一対向領域(第二領域)、Cnt2…第二対向領域(第四領域)

Claims (8)

  1. 光学フィルムがロール状に巻き取られた光学フィルム原反ロールの製造方法であって、
    前記光学フィルムは、偏光子フィルムと、
    前記偏光子フィルムの第一面上に設けられた第一偏光子保護フィルムと、
    前記偏光子フィルムの前記第一面とは反対側第二面上に設けられるとともに前記第一偏光子保護フィルムとは異なる材質の第二偏光子保護フィルムと、を含むフィルム本体部と、
    前記フィルム本体部の前記第一偏光子保護フィルム上に設けられたプロテクションフィルムと、を含
    前記第一偏光子保護フィルムおよび前記第二偏光子保護フィルムはともに、前記偏光子フィルムの幅よりも十分な余裕をもった広い幅を有し、
    前記プロテクションフィルムの幅は、前記フィルム本体部の幅よりも狭く、
    前記第一偏光子保護フィルムにおける前記偏光子フィルムとの貼合面とは反対側の面である第一表面上の領域であって、前記フィルム本体部の幅方向一端側において前記プロテクションフィルムの外側に配置される第一領域と、
    前記第二偏光子保護フィルムにおける前記偏光子フィルムとの貼合面とは反対側の面である第二表面上の領域であって、前記フィルム本体部を平面視したとき前記第一領域と重なる領域である第二領域と、を含み、
    前記第一領域には、ハードコート処理、コロナ処理または火炎処理からなる表面処理が施されており、
    前記第二領域には、コロナ処理または火炎処理からなる表面処理が施されており
    前記第一領域および前記第二領域の幅が、25mm以下(5mm以下を除く)である前記光学フィルムを用意する工程と、
    前記第一表面と前記第二表面と、が前記プロテクションフィルムの外側において接触した状態で前記光学フィルムをロール状に巻回する工程と、を含む
    光学フィルム原反ロールの製造方法。
  2. 前記第一領域を含む前記第一表面の全面がハードコート処理されている請求項1に記載の光学フィルム原反ロールの製造方法。
  3. 前記第一偏光子保護フィルムは、前記第一表面がセルロース樹脂で構成されている
    請求項1又は2に記載の光学フィルム原反ロールの製造方法。
  4. 前記第二偏光子保護フィルムは、前記第二表面がオレフィン樹脂またはポリスチレン樹脂で構成されている請求項1から3のいずれか1項に記載の光学フィルム原反ロールの製造方法。
  5. 前記第二偏光子保護フィルムは、複数のフィルムからなる多層フィルムである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光学フィルム原反ロールの製造方法。
  6. 前記第一領域および前記第二領域の幅をΔWとし、
    前記第一領域に臨む前記プロテクションフィルムの端部の厚みをTpとすると、前記ΔWと前記Tpとが、Tp/ΔW≧4×10-3を満足する
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光学フィルム原反ロールの製造方法。
  7. 前記第二領域における前記フィルム本体部の厚みは、10μm以上200μm以下である
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光学フィルム原反ロールの製造方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の光学フィルム原反ロールの製造方法を含み、前記光学フィルム原反ロールから前記光学フィルムを巻き出し、前記フィルム本体部の前記第二面に粘着層を形成し、前記粘着層上にセパレータシートを積層する、光学部材シートの製造方法。
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